IBM Client Application Access 2.0.1 利用ガイド...•IBM Notes/Domino 用「Notes を軽量化したクライアント」 – アプリケーションとしてDominoを使うことを目的

© 2018 IBM Corporation

IBM Client Application Access 2.0.1 利用ガイド

2019/6/5

© 2019 IBM Corporation 2

当資料について • ICAA 2.0 とは当資料作成時の最新版である ICAA 2.0.1.0 です。

• 当資料の記載内容は、正式な IBM のテストやレビューを受けておりません。内容について、できる限り正確を期すよう努めてはおりますが、いかなる明示または暗黙の保証も責任も負いかねます。本資料の情報は、使用先の責任において使用されるべきものであることを、あらかじめご了承ください。

• 当資料は、資料作成時点で公開されている情報を元に作成しています。掲載情報は不定期に変更されることもあります。他のメディア等に無断で転載する事はご遠慮ください。


もくじ • IBM Client Application Access (ICAA) とは

– Notes クライアントと ICAA との違い

• ICAA 2.0 の導入 – ICAA のインストール – ICAA の設定 – Auto Update Tool について

• ICAA 2.0 を利用する際の考慮点 – アプリケーションの互換性について

• FAQ

• 参考文献


IBM Client Application Access (ICAA) とは


IBM Client Application Access (ICAA) とは • IBM Notes/Domino 用「Notes を軽量化したクライアント」

– アプリケーションとしてDominoを使うことを目的 – Domino Utility Server 組み合わせ時にクライアント・ライセンス取得不要 (サーバー課金

のみ)

• IBM iNotes、IBM SmartCloud Notes Web、IBM Verse、IBM mail support for Microsoft Outlook (IMSMO) などの (Web) メール・クライアントと Domino アプリケーションをシームレスに利用可能


ICAA 2.0 の利用イメージ

Notes Basic クライアントと基本的に同じ画面メールDBは開けない (ブラウザで開く)

Notes ステータスバー

Notes クライアントのメニュー

ツールバー

メールを開くとiNotes/SC Notes Web/IBM Verse （ブラウザ）へ

レプリケーター、ワークスペース、Notesブックマークetc

ログインダイアログ

メイン画面


ICAA 2.0 の機能 • Notesクライアントが持つ機能右クリックメニューやショートカットプロパティボックス、ダイアログボックスなど Notes URLを使ったアクセス、DBリンク、文書リンクローカルアプリケーション/複製ワークスペース、レプリケータページ Notesメニュー、ツールバー、ステータスバーなどスペルチェック × 添付ファイルビューアー

• Notesアプリケーションフォーム、ビュー、エージェントなどの基本設計要素未既読機能などのNotes DB標準機能 △ Javaエージェント（OSのJVMを使用して利用可） × コンポジット・アプリケーション、Xpages × Domino Designer 機能


Notesクライアントと ICAA の違い • ICAA の母体は Notes Client Basic

• Notesクライアント Basic 版との主な違いは下図の通り。 – アプリからのメールは送信は可だがメールDBは開けない

(メールDBからのメール新規作成ができない)。

ICAA Notes Basic版 Notes Standard版

• メール送信 • Notesクライアントデスクトップ

(ワークスペース、ブックマークなど) • NSF/DB/複製 • LotusScript エンジン • Notesコア機能

(DB、ビュー、エディター、ツールバーなど)

• メールDBへのアクセス • JVM/Javaエージェント • 添付ファイルビューワー • ローカルヘルプ • Sametime クライアント

• Expeditorフレームワーク – Java プラグイン – コンポジットアプリケーション – ウィジェット

• サイドバー • アクティビティ統合 • フィードリーダー • Live Text







• メールDBへのアクセス • JVM/Javaエージェント • 添付ファイルビューワー • ローカルヘルプ • Sametime クライアント

• インストーラーに含まれないもの - JVM (OS上のJVMを認識) - 添付ファイルビューアー - ローカルヘルプ - Sametime クライアント

•無効化されるもの - メールDBへのアクセス (iNotes では可)


ICAA 2.0 の導入


ICAA 2.0 のシステム要件 • OS

– Windows 10 Professional / Enterprise (32bit, 64bit) – Windows 7 Professional / Enterprise (32bit, 64bit) – macOS High Sierra 10.13 / macOS Mojave 10.14 – Citrix XenApp 7.12 / 7.14 / 7.16 / 7.18

• IBM Domino – 過去バージョンのDominoサーバーのアプリケーションをサポート

（最新の拡張機能利用のため IBM Domino 9.0 以降を推奨）

• IBM Notes (ICAA と Notes を共存する場合) – IBM Notes 9.0 以降 – 組み合わせは下記 Knowledge Center を参照

– Dual client installation scenarios https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SS5SMW_2.0.1/topics/appacc_coexist.html

サポートされるオペレーティングシステム IBM Client Application Access (ICAA) 2.0.1 System Requirements https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=ibm10738567


ICAA のユーザータイプとインストール方法 • クラウドユーザー

– 初回インストール時には、管理者がIBM Software Download Center（IBM Connections Cloud内）からモジュールをダウンロードしてユーザーへ配布、もしくは、インストールを実施

– 更新およびアップグレードはクラウドの自動更新サービス（Auto Update Tool）によって行われる

• オンプレミスユーザー – Notesクライアントと同様、モジュールを配布しインストール – サイレント・インストール可能


ICAA のインストール（1/2） • インストーラーの実行

– ICAA 2.0.1 日本語版を実行 (インストーラー・サイズ: 118MB) – 指定箇所はライセンスの同意のみ – 英語版のインストールに続いて、日本語言語パックのインストールが自動で開始。

– 開始までに10-15秒程度の空白の時間があるので、ICAA を起動せずに待機すること。 – 「IBM Client Application Access MUI Pack for G1 のセットアップが正常終了しました。」で完了。


ICAA のインストール（2/2） • インストールに関する補足

– デフォルトのプログラムディレクトリ、データディレクトリ（インストーラーで指定不可）プログラムディレクトリ： C:¥Program Files(x86)¥IBM¥ICAA

データディレクトリ (シングルユーザー)：C:¥Program Files(x86)¥IBM¥ICAA¥Data データディレクトリ (マルチユーザー)： C:¥Users¥¥AppData¥Local¥IBM¥Notes¥Data • Notesクライアントがインストール済の場合、ICAAはNotesクライアントのデータディレクトリ

を参照する

– マルチユーザーインストール/シングルユーザーインストール ICAAのみインストールの場合は、マルチユーザーインストールとなる Notesクライアントがインストール済みの場合はNotesクライアントに従う

（通常シングルユーザー）

– インストーラーにJVMは含まれないため、OS の JVMを認識して使用する（Windows）Oracle JVM 1.6以降は自動認識。1.6 未満は手動構成が必要。

• https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SS5SMW_2.0.1/topics/appacc_install_java_t.html


ICAA のサイレントインストール • [Windows] コマンドラインから、以下のコマンドを実行

– -s, -a, /s は必須パラメータ – デフォルトのプログラムディレクトリを変更可能（データディレクトリは不可）

• [Mac OS] ターミナルから、以下のコマンドを実行

＞setup.exe -s -a /s /v"SETMULTIUSER=1 PROGDIR=¥¥"%s¥¥" /qn“

$ sudo installer -pkg IBM¥ Client¥ Application¥ Access¥ Installer.pkg -target /


Notes 8.5 から ICAA への移行 • Notes 8.5 のアンインストールが必要 (共存不可)

• アンインストール後、残ったDBやIDなどを引き継いでICAAをセットアップ可能 – setup -s -a /v"REUSE_INI=C:¥¥notes.ini“ Notes 8.5 をマルチユーザーセットアップしていた場合のみ、Data フォルダーを以下に移動した上

でインストールする。 • C:¥ユーザー¥¥AppData¥Local¥IBM¥Notes¥Data

• notes.ini を引き継ぐため、ユーザー操作によるセットアップ不要で、すぐに利用可能。

Windows 上での Notes データの IBM Client Application Access へのマイグレーション (英語) https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SS5SMW_2.0.1/topics/appacc_migrate_data.html


ICAA の設定（1/2） • ICAA のみインストールされている（Notesクライアントがセットアップされてい

ない）環境では、初回起動時にセットアップを行う。

• オンプレミスユーザーの場合 – 「IBM SmartCloud ユーザーです。」にチェックをしない（下図参照） – ユーザー名などを入力して設定を続ける

構成 (英語) https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SS5SMW_2.0.1/topics/appacc_config_top_r.html


ICAA の設定（2/2） • クラウドユーザーの場合

– 「IBM SmartCloud ユーザーです。」にチェックを入れる（下図左参照）ハイブリッドクラウドユーザーの場合には、「IBM Notes ID ファイルを持っています。」にチェッ

クを入れる。（ハイブリッドクラウドユーザー：オンプレミスのDominoサーバーにアクセス可能なNotes IDファイルを持つユーザー）

– Config.nsfのダウンロードを求めるダイアログが表示される。（下図右参照） – Notes ID ファイルがある場合には、IDファイルを指定するダイアログが表示される。 – Config.nsfをダウンロード、設定する。（設定方法は下記リンクに記載）


（参考）ICAA関連のnotes.iniパラメータ

設定設定内容設定値 BrowserUseHttpForiNotes iNotesへアクセスする際にセキュアなプロト

コルを使用するかどうか 0: https（デフォルト） 1: http

BrowserAllowiNotesMail IBM iNotes アイコン/メニューの表示/非表示を設定

0: 非表示（デフォルト） 1: 表示

NBP_UseIBMVerse IBM Verse をデフォルトのメールクライアントとして使用するかどうか（[転送] や [ブックマークとして転送]等のアクション）

0: Verseを使用しない（デフォルト） 1: Verseを使用する

CopyAsTableHTMLSetting [編集] > [コピー] > [表] オプションを使用して、Notes ビュー内で文書のリストをコピーした場合のデータ形式

0: DocURI (文書リンクアイコン) を持つ HTML として表をコピー（デフォルト） 1: 「Notes リンク」というテキストを含む HTML 表としてコピー 2: HTML 表としてではなく Notes の表としてコピー

クライアント設定 https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SS5SMW_2.0.1/topics/appacc_ini_settings_r.html


Auto Update Tool によるアップグレード（クラウドのみ） • インストール済みの ICAA の新規リリース（メジャーリリース、Hotfix, Fix

Pack）が使用可能になった場合に、管理者が介入することなく自動的にアップグレード、更新を行うことが可能

• デフォルトはサイレントインストールとなり、ユーザーは特に操作の必要なし – サイレントインストールを行わない場合は、ユーザーへのプロンプトが表示される

例）Mac OS、Windows

• アップグレードの対象バージョンやサイレントインストールを行うかどうかなど、いくつかの項目はカスタマイズ可能

IBM Client Application Access への更新のカスタマイズhttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSPS94/hybrid/topics/cfg_controlling_auto_updates_icca.html


ICAA 2.0 を利用する場合の注意点


アプリケーションの互換性について • ほとんどの Domino アプリケーション（関数）は Notesクライアントと同様に動

作するが、一部の関数に動作の差異あり

• @関数、＠コマンドの制約 – メール/カレンダーを直接操作するフロントエンド関数は動作しないが、バックエンド関数

（メール転送など）は動作する – Notes Client を操作する関数は動作する – Domino Designer, Domino Administrator の機能を呼び出す関数は動作しない – Sametime統合機能を呼び出す関数は動作しない


@関数、＠コマンドの制約：メール/カレンダー（1/2） ×メールDBのユーザーインターフェースを直接操作するフロントエンド関数は動作しない

– メール/カレンダーを開く（MailOpen/OpenCalender/MailComposeMemo） – 開いたメールを操作する(MailScanUnread) – メールを設定する(ToolsSetupMail)

下記のようなエラーメッセージが表示される

○メールDBを直接操作しないバックエンド関数は動作する – MailSend, MailForwordAsAttachmentなど


@関数、＠コマンドの制約：メール/カレンダー（2/2） ○メール転送関数は動作する

– MailForword 転送メールはICAA以外（iNotes, Verse等）で開く

○アドレス帳を参照する関数する – MailAddress ICAAで宛先選択ダイアログボックスが開く


@関数、＠コマンドの制約：Notesクライアント ○Notesクライアントを操作する関数は動作する

– Notesを終了する関数（ExitNotes, FileExit）

– Workspaceを操作する関数（WindowWorkspace, WorkspacePropertise,

WorkspaceStackReplicaIcon, ViewRefreshUnRead, ViewShowServerNames, ViewShowUnread）

– ウィンドウの表示レイアウトを変更する関数（WindowCascade, WindowNext, WindowTile）表示イメージはBasic版と同様となる

– ウィンドウを開く関数（OpenInNewWindow）

– ブックマークを追加する関数（AddBookMark）ブックマークはNotes Client用ブックマーク（bookmark.nsf）に追加される


@関数、＠コマンドの制約：Designer ×Designerの機能を呼び出す関数は動作しない

– Create*, Design*, AgentRun, AgentTestRun, AgentEdit, AgentLog – FormTestDocument, FormActions, InsertSubForm – Layout*, Navigatof*, PasteBitmap*, FolderProperties


○Designerがなくても動作する設計関連関数は動作する – CreateAgent, CreateView, CreateFolder, CreateSecsion, FolderCustomize – DesignRefresh, DesignReplace, DesignDocumentInfo – DebugLotusScript, AgentEnableDisable, AgentSetServerName, RunAgent,

RunScheduledAgents, ToolsRunMacro, ToolsRunBackgroundMacros ※×DesignSynopsis（設計の一覧表示）は、ICAAに該当の機能がないため動作しない


@関数、＠コマンドの制約：Administrator ×Administratorの機能を呼び出す関数は動作しない

– Admin*


○Administratorがなくても動作する管理系関数はICAAでも動作する – 認証系コマンド（AdminRegister*等）


@関数、＠コマンドの制約：Sametime統合機能 ×Sametimeを呼び出す関数

– @GetIMContactListGroupNames – AddToIMContactList – SendInstantMessage – ShowHideIMContactList


FAQ


FAQ (1/3) • Q. ICAAはどのように入手できますか？

– オンプレミスユーザーは Passport Advantage より入手可能です。クラウドユーザーはクラウドサービスのダウンロードページから入手可能です。修正は Fix Central で入手できます。クラウドユーザーの場合、ユーザーが直接 Auto Update Tool を通じて更新を入手可能です。

• Q. Notesクライアント Basic 版との違いは何ですか？ – Basic版に含まれる JVM、スペルチェッカー、添付ファイルビューアー、ローカルヘルプ

は含まれません。また、Sametime 統合機能は含まれません。メールは IBM iNotes, IBM SmartCloud Notes web, もしくは IBM Verseです。

• Q. メールのローカルアーカイブは使用できますか？ – ICAA で新規にメールのローカルアーカイブを作成したり、アーカイブを実施することは

できません。既存のローカルアーカイブを開くことは可能です。

• Q. アプリケーションからのメール送信は可能ですか? – 可能です。但し、メールDBのメール・フォームを使ってメールを新規作成する仕組みに

なっている場合には利用できません。メールDBへのアクセスが制限されているためです。


FAQ (2/3) • Q. ICAAをインストール後に起動すると、メニューが英語になります。

日本語に切り替えるにはどうしたらよいですか？ – ユーザープリファレンス(※1)から手動で言語を日本語に切り替えるか、ポリシー（※2）

を適用して変更してください。 ※1 [File]–[Preference]–[User Preference]を開き[International]タブの Interface Language を “Japanese”に設定

– ※2 notes.iniパラメータ”UserInterface=ja”を追加するデスクトップポリシー設定を作成


FAQ (3/3) • Q. Verse や iNotesとどのように連携することができますか？

– ICAA でメールデータベースを開くとVerse/iNotesを開きます。文書の転送も可能です。また、Verse/iNotes文書リンクを開くと、ICAAで文書を開くことができます。

• Q. ICAAでカレンダーを利用することはできますか？ – ICAA ではメール/カレンダーのデータベースは開くことができません。

カレンダーは、IBM iNotes, IBM SmartCloud Notes webで利用可能です。

• Q. ICAAの十分なセキュリティを備えていますか？ – Notes ID ファイルやローカルデータベースの暗号化など、Notesクライアントと同等のセ

キュリティは確保されています。

– Q. ICAA 2.0.1 は令和に対応していますか？ – はい、対応しています。詳細は以下のURLを参照してください。

– https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=ibm10731047


参考文献 • IBM Client Application Access V2.0.1 ヘルプ

– https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SS5SMW_2.0.1/topics/appacc_welcome.html


参考: Notes Browser Plugin (NBP)


NBP から ICAA へ • 2013年 IBM Notes Browser Plug-in 9.0 が IBM Notes/Domino 9.0 の新機能と

してリリース 2013年 IBM Notes Browser Plug-in 9.0.1 リリース

• 2015年6月 NBPをベースに、IBM Client Application Access 1.0 をリリース – IBM Notes/Dominoとは独立したコンポーネントとしてリリース – メールは IBM iNotes 以外にもIBM SmartCloud Notes, IBM Verseが利用可能に – Mac 64bit インストールモジュールの提供 – JVMを含まないパッケージへ変更 – Auto Update 機能の提供（クラウドユーザーのみ） 2015年10月 IBM Client Application Access 1.0.0.1 リリース

• 2016年５月 IBM Client Application Access 1.0.1 リリース – ブラウザ上で動作するプラグインから、スタンドアロンアプリケーションへ変更ブラウザのプラグインサポートの廃止、ブラウザに依存したアプリケーション非互換に対応

– 同じマシン上にNotesクライアントもインストール可能

ICAA 2.0.1 はブラウザから独立したスタンドアロンアプリケーション = ブラウザメールと併用するための軽量なNotesクライアント


（参考）IBM Notes Browser Plug-in (NBP) とは • ブラウザ内で動作するIBM Notes クライアント

– Webブラウザ用のプラグインをインストールする

• 実体はNotesクライアントのため、現行のアプリケーションアーキテクチャーを変更せずに継続利用することが可能

Webブラウザ

Browser Plugin IBM Notes

IBM Dominoサーバー

NRPCアクセス

サーバー設定、アプリケーション設計は、変更不要

Browser Plugin IBM Notes IBM Notes

Browser Plugin

Notesクライアントなので、notes.ini や IDファイル、names.nsf を使う

ブラウザの中で、IBM Notesクライアントが動作

これまで同様、Lotus Notesのプロトコルでアクセス(HTTPではない)

既存のアプリケーションが、そのまま動作する

※ICAA 2.0.0.1 まではアーキテクチャは同様


NBP と ICAA – クライアントの特徴 NBP(ICAA 2.0)

– クライアントはブラウザに集約

– アプリケーションの Web化対応は不要

ICAA 2.0.1 – Webメールと

Dominoアプリのシームレスな連携

– アプリケーションは Notesクライアントにより近い使用感

ブラウザ

ワークスペース

ブラウザ ICAA（スタンドアロン）

ワークスペース

Domino アプリケーション

Domino アプリケーション


NBP と ICAA の違い NBP ICAA

プラットフォーム Windows only Windows, Mac

アプリケーションタイプ

ブラウザベースアプリケーション

スタンドアロンアプリケーション

既存Notes クライアントとの共存

既存Notesクライアントと共存不可※

既存Notesクライアントと同一マシン上に共存可

（異なるバージョンで共存可）

メール IBM iNotes IBM iNotes

IBM SmartCloud Notes IBM Verse

Auto Update 機能 N/A Auto Update 機能有（クラウドユーザーのみ）

インストールパッケージ

2種類のパッケージ（JVMを含む/含まない）

1種類のみ（JVMはシステムにインストー

ル済みのものを使用）

1.0.1以降

1.0.1以降

※ 既存Notesクライアントを引き続き使用する場合はNotesクライアントを再インストールが必要。 NBPのバージョンはNotesクライアントと同じことが前提。

IBM Client Application Access 2.0.1 利用ガイド当資料についてもくじスライド番号 4IBM Client Application Access (ICAA) とはICAA 2.0 の利用イメージICAA 2.0 の機能Notesクライアントと ICAA の違いスライド番号 9ICAA 2.0 のシステム要件ICAA のユーザータイプとインストール方法ICAA のインストール（1/2）ICAA のインストール（2/2）ICAA のサイレントインストールNotes 8.5 から ICAA への移行ICAA の設定（1/2）ICAA の設定（2/2）（参考）ICAA関連のnotes.iniパラメータAuto Update Tool によるアップグレード（クラウドのみ）スライド番号 20アプリケーションの互換性について@関数、＠コマンドの制約：メール/カレンダー（1/2）�@関数、＠コマンドの制約：メール/カレンダー（2/2）�@関数、＠コマンドの制約：Notesクライアント@関数、＠コマンドの制約：Designer@関数、＠コマンドの制約：Administrator@関数、＠コマンドの制約：Sametime統合機能スライド番号 28FAQ (1/3)FAQ (2/3)FAQ (3/3)参考文献スライド番号 33NBP から ICAA へ（参考）IBM Notes Browser Plug-in (NBP) とはNBP と ICAA – クライアントの特徴NBP と ICAA の違い

Documents

IBM Client Application Access 2.0.1 利用ガイド...•IBM Notes/Domino 用「Notes を軽量化したクライアント」 – アプリケーションとしてDominoを使うことを目的