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© 2011 IBM Corporation
IBM Power Systems
IBM i サイジング情報
日本アイ・ビー・エム株式会社
システム製品 テクニカル・セールス
Power Systems テクニカル・セールス
Revision 1.1
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2
特記事項および商標本文書の内容は、特に記載の無い限り、2011年4月現在に公開されている文書に基づいています。
本文書において、IBM 製品、プログラム、およびサービスについて言及する場合がありますが、このことはこのような
IBM 製品、プログラ
ム、およびサービスが
IBM が
企業活動を行っているすべての国で使用できることを意味するものではありません。本文書で、IBM 製品、プログラム又はサービスに言及する部分があっても、このこと
は当該製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらのIBM製品、プログラム、またはサービスに代えて、IBM の
知的所有権を侵害することのない機能的に同等のプログラムを使用することができます。
本文書に記載されている情報の使用または手法の実施は、お客様の評価および使用している動作環境への統合能力にしたがって、お客様の責任で行っていただきま
す。記載されている情報はいずれもIBMにより、特定の状況における正確さは確認されているはずですが、いかなる環境においてもそれと同じ、あるいは同様な結果が
得られるとは限りません。お客様独自の環境において、これらの手法を適用する場合は、お客様の責任で行っていただきます。
商標
►
AIX は International Business Machines Corporation の登録商標
►
AIX 5L はInternational Business Machines Corporation の商標
►
AIX 6 はInternational Business Machines Corporation の商標
►
AIX 7 はInternational Business Machines Corporation の商標
►
IBM はInternational Business Machines Corporation の登録商標
►
UNIX は、
The Open Group の米国ならびに他の国における登録商標
►
PowerPC は International Business Machines Corporation の登録商標
►
POWER4 は International Business Machines Corporation の商標
►
POWER5 は International Business Machines Corporation の商標
►
POWER6 は International Business Machines Corporation の商標
►
POWER7 は International Business Machines Corporation の商標
►
IBM System は International Business Machines Corporation の商標
►
IBM eServer は International Business Machines Corporation の商標
►
Power Systems は International Business Machines Corporation の商標
►
pSeries は International Business Machines Corporation の商標
►
BladeCenter は International Business Machines Corporation の商標
►
IBM i5/OS は International Business Machines Corporation の商標
►
Intel, Pentium は Intel Corporation の米国およびその他の国における登録商標
►
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標
►
その他、本文書で使用するシステム名、製品名、会社・団体の名称はそれぞれ各社の商標または登録商標です
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3
アジェンダ
1. サイジング概説1-1. サイジングの必要性
1-2. 提案活動全体の流れと利用ツールの紹介
1-3. サイジングを実施する上での前提知識
2. IBM i でのサイジング方法2-1. Workload Estimator (WLE) の紹介
2-2. WLEの基本操作
2-3. 既存システムからのサイジング例
2-4. 現行パフォーマンスに元にしたWLEサイジングの実施ガイド
3. IBM i サイジング Hint & Tips3-1. ディスク
3-2. 仮想化
3-3. その他
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サイジング概説
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5
サイジングの必要性
大
ベンチマーク・テスト
サイジングツールを用いた
サイジング
難易度
コスト
リスク
現行システムを基にした
経験知に基づく推定
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システム提案の流れと利用ツールの位置付け
パフォーマンス分析ツール
・パフォーマンスデー
タの収集
・データー分析による
現状把握
成長率の予測
・新規アプリも含めた
必要な資源の見積り
(サイジング)
負荷シミュレーション
e-configPM for iPerf. Tool 等
HMCSPT(旧LVT)
WLE(Workload Estimator)
・構成作成
・組み立て
Power Systems
L P A R 2
L P A R 1
L P A R 4
L P A R 3
L P A R 5
発注ツールの情報を利用して工場で組み立て
・必要な物理的/論理
的構成を作成
構成上の考慮点をチェック
フェーズ
実施内容
使用ツール
収集・分析 計画 LPAR構成 構成・発注 導入・運用
サイジング
ツール
LPAR構成
ツール構成支援ツール
定義・管理ツール
出荷
定義・管理
・LPARシステム
の運用管理
Bridge BridgeBridge
Bridge
Bridge
使用ツール
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サイジング
– CPU– メモリー容量
– ディスク・アーム数
など
キャパシティー
– ディスク総容量
– LAN ポート数
– 通信回線数
など
ハイ・アベイラビリティー対策
– ディスク保護レベル
⇒
ディスク
/ コントローラーなどの総数
サイジング・ツール
コンフィグレータ
LPAR 構成 SPT
1サーバー(区画)の構成・・・・
IBM i 構成決定要因
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IBM Systems Workload Estimator (WLE)
新規システムの導入および既存システムの拡張のためのサイジング・ツール
特定のタイプのワークロード指定に基づきモデルを見積もり
多様なワークロードを指定可能
以下のリンクから使用可能
►
http://www-912.ibm.com/wle/EstimatorServlet
操作ガイド►
http://ibm.co/iZsrzo
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Performance Tools for i (57xx-PT1)► IBM i で一般的に利用されるパフォーマンス分析ツール
Performance Management for Power Systems(PM for Power Systems)►パフォーマンスデータをIBMに定期的に送信し、お客様に定期的にパフォーマンスレポートを送信(有償/無償)
►収集したデータを元にした、WLEと連携が可能
http://www.ibm.com/systems/jp/i/solu/pm/
SPT(System Planning Tool)►LPAR情報を作成し、妥当性検証に利用するWebベースのツール
►SPT ファイルをアウトプットとして出力し、SPTファイルを参考にconfigファイルを作成
►SPT操作ガイド
BP様 : http://partners.boulder.ibm.com/src/cmib_tc0.nsf/doc/003956E4
IBM :
http://w3-06.ibm.com/jp/domino60/mkt/cmi3_tc0.nsf/doc/003956E4
e-config►システム構成の妥当性検証に利用するツール
►e-config 操作ガイド
BP様
http://partners.boulder.ibm.com/src/cmib_tc0.nsf/doc/000CC527http://partners.boulder.ibm.com/src/cmib_tc0.nsf/doc/001B1132
IBM http://w3.ibm.com/jp/domino60/mkt/cmi3_tc0.nsf/doc/001B1132http://w3.ibm.com/jp/domino60/mkt/cmi3_tc0.nsf/doc/000CC527
参考)利用ツールの紹介
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CPU
Memory Disk
IBM iパフォーマンス
サイジングを実施する上での前提知識
システム全体の分析►
ボトルネックとなる要素が存在するか
プロセッサー/対話型能力
メモリー
ディスク
►
CPW値はボトルネックがない状態での算出値
ツールを利用した分析►
Performance Tools for i
►
Director Navigator for i
►
PM for Power Systems など
サイジングにはパフォーマンスの知識が必要►
パフォーマンス分析の基礎知識の習得には、下記資料を参照ください。
パフォーマンス分析実践ガイド‒
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages3.nsf/page/default-003A29EC
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IBM i でのサイジング方法
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IBM i での主要なサイジング手法
既存ワークロードのサイジング
►
現行システムのパフォーマンスデータ と
Workload Estimator との組み合わせ
パフォーマンス分析ツールを利用してワークロードを測定する‒
Performance Tools for i‒
Director Navigator‒
PM for Power Systems‒
WRKSYSACT
分析したパフォーマンス結果を
Workload Estimator への入力情報とする
CPU、
メモリー容量、ディスク・アーム数などを決定する
新規ワークロードのサイジング
►
Workload Estimator を用いた新規ワークロードのサイジング
ワークロードをタイプ別に詳しく定義できる場合に有効
ワークロード別
入力ガイド‒
http://ibm.co/iZsrzo• 5250アプリケーション
/ Domino / HATSアプリケーション
WebSphereアプリケーション
/ WebFacingアプリケーション
/ WebServing
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Workload Estimator (WLE) の紹介
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Workload Estimator 概要
IBM Power System, System x のサイジングを行うツール►
Power System
IBM i , AIX, Linuxをサポート
►
System x
Windows Server, Linuxをサポート
1つまたは複数のワークロード設定から、推奨モデルを提示►
ワークロードからの推奨モデル
►
設定された成長率による将来モデル
►
推奨モデルを複数設定して、比較することが可能
WLE実行環境►
Web版
http://www-912.ibm.com/wle/EstimatorServlet►
ダウンロード版
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IBM i のサイジング
WLEでサポートされるモデル►
POWER6, POWER7 (Bladeを含む)
OSバージョン►
IBM i 5.4, 6.1, 7.1
LPAR構成のサポート►
LPAR区画ごとにOSとワークロードのタイプを設定
►
VIOSホスト区画による仮想化のサポート
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サイジング可能なワークロードのタイプ
IBM i でサイジング可能なワークロード
►
Generic (CPW、メモリー、ディスク数、ディスク・アクセス数を指定)
►
Existing (既存システムのワークロードを指定)
►
HATS
►
WebFacing
►
Traditional (5250ワークロード)
►
Web Serving
►
WebSphere Application Server
►
WebSphere Commerce Server
►
WebSphere Process Server / Enterprise Service Bus
►
DB2 Web Query
►
Lotus Domino Mail for IBM i
►
Lotus Quickr Domino for IBM i
►
Zend Core for i / PHP Server NEW!!NEW!!
NEW!!NEW!!
NEW!!NEW!!
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WLEの実行環境
Web版とダウンロード版が存在►
更新が頻繁に行われるため、Web版の使用を推奨
WLE Web版を実行するための要件►
Windows XP / Vista / 7
►
FireFox 3.6.6 / Internet Explorer 8以降 (最新版を推奨)
►
Java 1.6, JavaScript, Cookieが可能であること
ダウンロード版を実行する場合は上記に加えて以下の要件も必要►
100MB ディスク・スペース
►
Apache Tomcat Server V5.5.29 以降を実行
►
JDK 1.6以降
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WLEの基本操作
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WLEの基本操作
ワークロードの設定とサイジングの実行►
サーバーの選択
►
ワークロード・タイプの選択と、ワークロード情報の入力
サイジング結果の出力、保管と復元►
サイジング結果の出力
ファイルに保管
System Planning Tool (SPT) 用のファイル
(.wleplan ファイル)‒
SPTの情報は、プロセッサーとメモリーのみ
►
保管したファイルを読み込んで、再度サイジングを実行可能
ユーザー・オプションの設定►
サイジングに使用する設定や表示のデフォルト値を設定
►
サイジングの基準値(CPU使用率の上限など)を設定
NEW!!NEW!!
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WLEのメイン画面
システム、パーティショ
ン、ワークロードの追加、
移動、削除
オプションの設定
サイジングを行うシステム
の定義
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サイジングのための操作手順
システムの設定►
サイジングを行うシステムのグループをTierとして作成
サイジングを行うシステムが1台の場合でもTierは必要
デフォルトで1つのTierとシステムが構成されている
►
Tier単位でサーバーを選択
Power System, System x►
複数システムのサイジングを行う場合には、Tier、システムを追加
LPAR区画の追加►
LPARシステムをサイジングする場合は、区画を追加する
►
区画のOS、バージョンの設定
Non-LPARシステムの場合でも、OSとバージョンを設定する
ワークロード・タイプの指定►
区画ごとに1つまたは複数のワークロード・タイプを指定する
ワークロードの設定►
各ワークロード・タイプについて、サイジングに必要な項目を設定する
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新規システムの構成
サイジングを実行するシステムを指定する►
Power System, System x を選択
►
デフォルトで1つのシステムが定義済み
サイジングを行う
システムを選択
定義済みの
システム
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Tier
サイジングを行うシステムのグループ►
複数のシステムをまとめてTierとして構成
►
Tierを複数構成することが可能
►
Tier単位でサーバーのタイプを指定(Power System, System x)
Tier追加
Tierから
Addを選択
サーバーの選択
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システム
複数システムのサイジングをまとめて実行する場合►
Tierにサイジングを行うシステムを追加
Systemから
Addを選択
新しいシステムを追加
してGoボタンをクリック
システムを追加したら
Returnボタンで戻る
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区画の構成とOSの選択
区画の構成►
LPARシステムをサイジングする場合に区画を追加する
Non-LPARシステムの場合は Whole System とする
►
区画のOSを選択
Partitionから
Addを選択
LPARのタイプ
を選択
OSを選択
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ワークロードの選択
サイジングを行うワークロードを選択►
ワークロードは各区画で複数選択可能
Workloadから
Addを選択
Workloadを選択
►
ワークロード別
入力ガイド
►http://ibm.co/iZsrzo►5250アプリケーション
►Domino►HATSアプリケーション
►WebSphereアプリケーション
►WebFacingアプリケーション
►WebServing
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ワークロードサイジング結果
サイジング結果►
プロセッサー・モデル
►
コア数
►
CPU使用率
►
メモリー
►
ディスク容量
►
ディスク・アーム数
入力したワークロードを満たすモデルと
将来のモデルを表示►
複数のモデルを出力して比較可能
►
将来モデルの伸び率
デフォルトは50%
ユーザー・オプションで設定可能
注)WLEでのサイジング結果はあくまで目安であり、
パフォーマンスを保証するものではありません。
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サイジング結果の出力
サイジング結果の出力先►
PDF►
ファイル
(WLEで読み込み用)►
System Planning Tool (wleplanファイル)
ファイルに保管
PDFに出力
SPT用に出力
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既存システムからのサイジング例
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既存システムのパフォーマンス・データからのサイジング
いずれかの値を使用
サイジングに必要な既存システムの情報
►
モデル
►
OSバージョン
►
プロセッサー
コア数
CPU使用率
5250アプリケーションの場合、対話型CPU使用率
►
メモリー
►
ディスク
コントローラーのタイプ
ディスク・ドライブの回転数
ディスク保護
ディスク容量
1秒あたり読み込み回数
1回の読み込み時の平均データ量(バイト)
1秒あたり書き込み回数
1回の書き込み時の平均データ量(バイト)
ディスク・ドライブ数
ディスク・アームの使用率
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既存システムからのサイジング設定
WLEのワークロード・タイプ►
Existing を指定
1. 既存システム : From system既存システムの指定
・Power System
・System i
2. OS:From Operating System既存システムのOSバージョン
・IBM i 7.1
・IBM i 6.1
・IBM i 5.4
・V5R3 or Previous
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Existingワークロードの入力(1) 1. モデル : Prosessor Model既存システムのモデルを選択
2. CPU使用率:Total CPU Utilization
3. 対話側CPU使用率:Interactive Utilization5250対話型CPU使用率を指定
4. アクティブ・コア数:Processor Cores Activated
CoDモデルの場合、アクティブなコア数を指定
5. LPAR構成:Represent LPARLPARの場合はYes
6. LPARにアサインしたコア数:Cores Assigned to LPAR
このLPAR区画にアサインしたコア数
7. メモリー:Memory
8. ディスク構成 : Disk Configuration
ディスク・グループ名
: Disk Group Nameディスク・グループ名
コントローラー:Disk Attachment Typeディスク・コントローラーのタイプを選択
ドライブ回転数:Disk Drive Speed
ディスク保護:Storage Protection
ディスク容量:Storageディスクの総容量
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Existingワークロードの入力(2)
ディスク容量: Storage(GB) 既存システムのディスク総容量
1秒あたり読み込み数: Read Ops Per Second
1回の読み込み時の平均データ量: Bytes Per Read Op
1秒あたり書き込み回数:Write Ops Per Second
1回の書き込み時の平均データ量:Bytes Per Write Op
ディスク・ドライブ数:Number of Disk Drives
ディスク・アームの使用率:Disk Busy Percentage
ディスク・グループの追加:Add new Group
異なるタイプのディスク・コントローラーやディスク
が構成される場合は、それぞれのタイプ毎にグ
ループを追加して指定する
どちらかの値
を指定する
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Existingワークロードの入力(3)
9. ターゲット・システムのディスク保護 : Target Storage Protection
10. ジャーナル・コミットメントの使用
ターゲット・システムでジャーナル・コミットメントを追加で使
用する場合にYesを指定
ジャーナル・コミットメントを使用しない場合、既存システ
ムですでにジャーナル・コミットメントを使用している場合
はNoを指定
11. 1秒あたりネットワーク・オペレーション
VIOSホスト区画でのネットワーク仮想化の場合に指定
12. 1秒あたりネットワーク・スループット
VIOSホスト区画でのネットワーク仮想化の場合に指定
13. WebFacing または HATSの使用
5250アプリケーションをWebFacingまたはHATSによる
Web化を行う場合に指定
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サイジング結果
結果の表示
入力したデータに基づき推奨構成が出力
Option を選択すると詳細結果の表示、
システム構成の変更が可能
指定した負荷の
推奨モデル
指定した負荷+
伸び率を考慮した
推奨モデル
CPUモデルを変
更してシュミレー
ション可能
CPU使用率の
シュミレーション
結果
結果をSPT用
ファイルに出力
シュミレーション
結果をPDF化し
てダウンロード・
印刷
複数のモデルで
結果を比較
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複数モデルの比較
サイジング結果
モデルの追加と
削除
CPUモデルを変
更してシュミレー
ション
メモリーは
目安値
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サイジング結果の説明項目 説明
モデル/CPU型式 Model/Feature 推奨モデル、プロセッサー機構
システム数 Number of Systems 指定したシステム数
CPW値 Processor CPW 推奨モデルのCPW値
コア数 Cores 必要なコア数
CPU使用率 CPU Utilization 計算されたCPU使用率%
5250 CPWと
CPU使用率5250 OLTP CPW 5250対話型の必要CPW値と
CPU使用率
OS Operating System システムのOSバージョン
機械グループ Sofware Pricing Tire システムの機械グループ
メモリーサイズ
(MB)Memory (MB) 計算されたメモリサイズ
(MB)
内蔵ディスク装置
数/最大数Int. Disk Drives (arms) 必要な内蔵ディスク装置数とシ
ステム上で搭載可能な最大
ディスク装置数
必要ディスク容量
/最大ディスク容
量
Storage Capacity (GB)
必要な総ディスク容量
システム Offering Family システム名
プロセッサー Processor プロセッサー名
クロック・スピード Clock Speed このプロセッサーのクロック・ス
ピード
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パフォーマンス・データを元にしたWLEサイジング実施ガイド
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既存システムのパフォーマンス・データからのサイジング
いずれかの値を使用
WLEでのサイジングに必要な既存システムの情報
►
モデル
►
OSバージョン
►
プロセッサー
コア数
CPU使用率
5250アプリケーションの場合、対話型CPU使用率
►
メモリー
►
ディスク
コントローラーのタイプ
ディスク・ドライブの回転数
ディスク保護
ディスク容量
1秒あたり読み込み回数
1回の読み込み時の平均データ量(バイト)
1秒あたり書き込み回数
1回の書き込み時の平均データ量(バイト)
ディスク・ドライブ数
ディスク・アームの使用率
パフォーマンスデータの結果から
入手する情報
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パフォーマンスデータを元にしたWLEでのサイジング実施ガイド
パフォーマンスデータを収集する方法
1. パフォーマンスデータの収集
ビジネスピークの時期・時間帯のデータを収集
測定対象に併せて収集間隔を設定(下記の時間間隔は目安、データ容量の増加に注意)‒
対話型ジョブ:15秒間隔
← データ容量が膨大になるため特定の時間帯のみ収集することを推奨‒
バッチ型ジョブ:5分間隔
← 1日で数百MB程度、ジョブ数等のお客様環境によって異なる
2. 既存システムのパフォーマンス・データの入手方法①Performance Tools for i (57xx-PT1)の利用
‒
ピーク時のCPU使用率とディスクアームの使用率を把握
‒
パフォーマンス分析実践ガイド(前述)に従い実施
②Director Navigator for i の利用‒
ピーク時を分析 → WLEへのインポートが可能
パフォーマンスデータを収集しない方法
③IBM i コマンドの利用
ビジネスピーク時にシステムの使用状況を手動で入手
WRKxxxSTSコマンドを利用
④PM for Power Systems の利用
PM for Power Systemsをお客様が契約していることが前提
パフォーマンスデータをWLEにインポート可能
時間帯による抽出できないため、パフォーマンスデータ収集時間に注意が必要
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①Performance Tools for i を利用したデータの入手
パターン1:サイジングのためにパフォーマンス分析を実施する場合►
GO PERFORMコマンド
「7. パフォーマンス・データの表示」を利用
►
ピーク時間帯を見つけ出し、下記情報を入手
CPU使用率
ディスクアーム使用率
パターン2:お客様にパフォーマンス分析報告書などを作成する場合
►
『パフォーマンス分析実践ガイド』に従いグラフを作成
パフォーマンス分析実践ガイド‒
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages3.nsf/page/default-003A29EC
►
作成したグラフからピーク時の下記の情報を入手
CPU使用率
ディスクアーム使用率
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①Performance Tools for i を利用したデータの入手
CPU使用率 ディスクアーム使用率
複数の時間帯で「1」を選択すると
平均値を算出可能
GO PERFORM コマンド
→
7. パフォーマンス・データの表示
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43
②Director Navigator からWLEへのインポート
1. Director Navigator にログイン
2. パフォーマンス
→ 「データの調査」を選択
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44
②Director Navigator からWLEへのインポート
3. パースペクティブから「収集サービス」→「リソース使用率の概要」を選択し、収
集ライブラリーと収集名を指定し、「表示」をクリック
4. 時間帯を絞り込みたい場合は、「表として表示」を選択後、時間帯を選択し、
「次期アップグレードの見積もり」を選択
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45
②Director Navigator からWLEへのインポート
5. 一覧からピーク時間帯を選択し、「次期アップグレードの見積もり」を選択
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46
②Director Navigator からWLEへのインポート
6. 画面の流れに従って、WLEにデータをインポート
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②Director Navigator からWLEへのインポート
7. 移行先のシステムを指定(アップグレードパスを利用するか否か)
サイジング結果
アップグレードパスの利用を
想定したサイジング
アップグレードパスを
意識しないサイジング
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③IBM i コマンドの利用
下記の2つのコマンドを利用して情報を入手►
CPU使用率の把握
WRKSYSSTS コマンド
WRKSYSACTコマンド‒
IBM i 6.1 以降 でOS標準機能(IBM i 5.4以前は57xx-PT1の機能)
►
ディスクアーム使用率の把握
WRKDSKSTS コマンド
考慮点►
一時点のパフォーマンスデータとなるため、ピーク時の値を入手できる保証がない
►
あくまで補足的な手段であるため、前述の①②の手法を推奨
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50
WRKSYSSTSコマンド:CPU使用率の把握
CPU使用率
(参考)ディスク使用率
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51
WRKDSKSTSコマンド:ディスクアーム使用率の把握
ディスクアーム
使用率
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52
参考)WRKSYSACTコマンド:CPU使用率の把握
CPU使用率
IBM i 6.1以降では
WRKSYSACTコマンドが
OS標準に
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53
④PM for Power Systems の利用
前提►お客様がPM for Power Systemsを利用していること
PM for Power Systemsが提供するサービス►お客様への定期的なパフォーマンスレポートの提供(無償版 / 有償版)
►現行ワークロードに基づく次期
IBM i サーバーのサイジングが可能
推奨構成の表示►モデル, プロセッサー機構, 対話型カード,ディスク容量, メモリーなど
►調整可能な成長率
►追加ワークロードの定義
参考資料►PM for Power Systems のご紹介
http://www.ibm.com/systems/jp/i/solu/pm/ ►PM for Power Systems 操作ガイド(登録方法)
http://www.ibm.com/systems/jp/i/solu/pm/pdf/pmi.pdf
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④PM for Power Systems と
WLE 連携機能
1. Performance Management for Power Systemsからお客様データにアクセス►
https://pmeserver.rochester.ibm.com/PMServerInfo/loginPage.jsp
2. 「Size Next Upgrade」をクリック
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④PM for Power Systems と
WLE 連携機能
3. サイジングを実施したいマシンを選択し、「Submit Server for Sizing」を選択
4. WLEにデータが引き継がれるため、通常の手順を実行
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④PM for Power Systems と
WLE 連携機能
5. インポートした情報の確認
PM for Power Systemsで指定した
マシン情報が引き継がれる
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④PM for Power Systems と
WLE 連携機能
6. サイジング結果の確認
【注意】
インポートするデータを絞り込めず
平均化されているため、
小さくサイジングされる恐れがあります
サイジング結果
アップグレードパスが
存在しないマシンは
下記のみ選択可能
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58
IBM i サイジング
Hint & Tips
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IBM i サイジング
Hint & Tips
ディスク►
内蔵ディスク
HDD
SSD►
外部ディスク
DSxxxx シリーズ
仮想化►
LPARシステム構成時のメモリー
オーバーヘッドの考慮点
►
仮想 IBM i パーティション
その他►
新規 Workload Load :
DB2 Web Query
►
iSCSI
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60
ディスク
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61
IBM i で構成可能なディスク
IBM i で利用可能なディスク
►
内蔵ディスク
HDD
SSD►
外部ディスク
IBM i 直接接続
VIOS接続
WLEを利用すれば、上記の多様なディスク構成のサイジングが可能に
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62
ディスク構成時の考慮点
基本ルール►
ディスクアーム数(ディスク本数)を確保する
►
同一ASP内のディスクは、容量、回転数を揃える
ディスク容量や回転数の異なるディスクで構成した場合、特に考慮が必要►
容量が増えてくると特定のディスクにアクセスが集中する可能性が高い
小容量ディスクが営業活動終了のためディスク追加MESの際は要注意►
17GB / 35GB / 70GBディスク
新規システム提案時は、データ容量の伸びを考慮
70GB Disk35GB Disk
70% 49GB25GB
アクセス集中
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Workload Estimatorによるディスク数の見積もり(HDD)
ワークロードの定義画面で
“User Options"を選択
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Workload Estimatorによるディスク数の見積もり(HDD)
提案に応じて目標値の変更が可能
►
Disk Storage Percent Full :
ディスク使用率
►
RAID Support :
ディスク保護レベル
►
HDD Attachment Type :
ディスク制御機構
►
Disk Busy Percentage : ディスクBusy率
►
HDD Speed :
ディスク回転速度
これらの指定に基づき
ディスク数が見積もられる
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Workload Estimatorによるディスク数の見積もり
アップグレードまたはサーバー統合時の見積もり
PM for iSeriesからの取り込み
ディスク制御機構(IOA)
ディスク装置の回転数
データ保護レベル
ディスク・アーム数
GB単位でのディスクの容量
既存ワークロードの入力
ディスク制御機構(IOA)
ディスク装置のタイプ
(ディスク回転数)
データ保護レベル
ディスクの数
GB単位でのディスクの容量
アーム・ビジー率
または
Read/Write操作数および操作あたりのサイズ
オプションの指定
RAID Support
Disk Busy Percentage
Disk Storage Percent Full
ディスク制御機構
ドライブの回転速度
WLE
または
見積もりディスク・アーム数
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Workload Estimatorによるディスク数の見積もり
新規ワークロードに対するディスクの見積もり
オプションの指定
RAID Support
Disk Busy Percentage
Disk Storage Percent Full
ディスク制御機構
ドライブの回転速度
WLE 見積もりディスク・アーム数
TRADITIONAL
Domino
Web Serving
WebSphere
...各ワークロードの特性
指定されたユーザー数、処理の複雑度
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SSD サイジング
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WLEを利用したSSDサイジング方法
1. 「User Options」を選択
2. 「SSD Adaptor」を「Do not use SSD」以外を選択►
デフォルトは「Do not use SSD(SSDを使用しない」
►
「POWER6 Large Cache DAS」が推奨
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参考)選択可能なディスク・コントローラー一覧
ディスクコントローラー種類 CCIN 機構番号
POWER6 DAS (SAS) 572C n/a
POWER6 Cached DAS(SAS) 57B7, 57B8, 572B, 574E 5902, 5903
POWER6 Large Cached DAS (SAS) 572F 5904, 5906, 5908, 9534
Dual POWER6 Cached DAS (SAS) 57B7, 57B8, 572B, 574E 5902, 5903
Dual POWER6 Large Cached DAS (SAS) 572F 5904, 5906, 5908, 9534
PCIe SSD Adapter 57CD 2053, 2054, 2055
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WLEを利用したSSDサイジング方法
3. パラメーターの選択►
Percentage of Disk ops directed to SSD→ SSDへのディスクオペレーション数の割合
:50% (5-75%)
►
Percentage of Total storage capacity directed to SSD→ SSDとHDDとのディスク容量割合
:10% (5-75%)
►
SSD Busy Percentage→ SSDのディスクBusy率のターゲット
:80% (5-90%)
►
SSD RAID Support→ SSDのディスク保護レベル
:RAID-5 (No Protection,
Mirrored,RAID-6, RAID-10)
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WLEを利用したSSDサイジング方法
4. サイジング結果例
設定パラメーター
HDDドライブ数
SSDドライブ数
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SSD 必要ディスク容量のサイジング方法
SSDディスク本数の算出方法の一つに、ランダムアクセス対象となるデータ容量を把握することが
挙げられます。
データベース関連オブジェクトの配置の計画に役立つ2つの新しい情報を追加
►
RANDAM_READS►
SEQUENTIAL_READS
►
QSYS2/SYSPARTITIONSTAT►
Health Center でも分析可能
前提:IBM i 7.1以降
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SSD 構成時の考慮点
SSD搭載によるパフォーマンス向上度合いについて►
SSDはRPGのCHAIN命令などのランダム読み込み処理においてHDDよりも高いパ
フォーマンスを期待できるディスク・ドライブとなります。
►
順次読み込み処理はOSが既に次に読まれるであろうデータをディスク・ドライブから
メモリー上に展開する機能を持っているため、パフォーマンスの向上が見込めない
場合があります。
►
また、書き込み処理に関しては、RAIDアダプターの書き込みキャッシュの効果が高
く、SSDによる効果は明確にはなりません。
►
WLEを利用しても、どの程度ディスクI/Oスピードが向上するかを測定することはでき
ません。数値的な裏づけが必要な場合には、ベンチマークが必要となります。
SSDについての詳細は、下記リンク先をご参照ください。►
IBM i 7.1 テクニカル・ワークショップ
2010春: ストレージ管理
http://www.ibm.com/systems/jp/i/library/pdf/storage.pdf
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参考)SSD効果予測ツール
SSD効果予測ツールは、現行のパフォーマンス・データからSSD導入による効果予測を
行えるツールであり、以下URLリンク先に情報がございますので参考にしてください。
IBM i 5.4, 6.1 で利用可能
以下のサイトからダウンロードして利用可能:►
www.ibm.com/support/techdocs/atsmastr.nsf/WebIndex/PRS3780
<参考情報>►
IBM i 7.1 テクニカル・ワークショップ
2010春: ストレージ管理(SSD効果予測ツール)
http://www.ibm.com/systems/jp/i/library/pdf/storage.pdf
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参考)SSD効果予測ツール
出力:サマリーの例
Read操作のDisk応答時間が8.8msであることを示す
SSD に変更することでディスク・パフォーマンスの
観点では効果があるという判断結果
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参考)ディスクコントローラーあたりのディスク接続数
#5805のペア #5904/6/8 1枚
書き込みキャッシュ 380MB書込みキャッシュ
(物理的に
2x380MB, ミラー構成)実効* 1500MB書込み
キャッシュ
読み込みキャッシュ 0 実効* 1600MB 読込み
キャッシュ
PCI スロット PCIe (2スロット) PCI-X (連続する2スロット)最大ドライブ接続数 ** 48 HDD
9*** SSD60 HDD8 SSD
「標準的な」使用状況におけるHDD最大
ドライブ数の目安
12 – 18 (最大は24) 24 – 30 (最大は36)
「標準的な」使用状況におけるSSD最大
ドライブ数の目安
アクセスが多く、標準的な
リード/ライトの割合のSSDで
は 3 – 4 が上限
アクセスの多いSSDでは
5 – 6 が上限
* 圧縮を使用、物理的なキャッシュのサイズはより小さい** ドライブへのアクセスが多い場合には、アダプターがパフォーマンスのボトルネックになる*** #5802の構成により9台までサポートされるが、実質的には #5904/6/8 の方が#5903より多くのSSDを制御できる
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WLEを利用した外部ディスク サイジング
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注- POWER7サーバーは IBM i 6.1 以降が必要# DS3200はSAS接続のみ可能。Rack/Towerサーバーへの接続サポート無し。BladeへのSAS接続のみサポート。## DS3500は SAS またはファイバーチャネルで接続。
Ractk/Tower はファイバーチャネル接続のみ。
BladeはSASまたはファイバーチャネル接続をサポート
( BCS または
BCH)### IBM i 7.1のサポート無し。
例外サポートのためには、SCORE System RPQ 846-15284 を参照* IOPレス
ファイバーチャネル・アダプターをサポート
– IOP-ベースのファイバーチャネル・アダプターのサポート無し** NPIV はマシンコードレベル 6.1.1 以降、NPIV をサポートする
HBA (FC アダプター) とスイッチが必要@ BCH は DS3400, DS3500, DS3950 をサポート
BCS は DS3200, DS3500 をサポート@@ N Series はファイル・サーバーとしてのみ使用可能。ロードソース/ブートのサポート無し。IFSからのサポートのみ。IBM i データベースのサポート無し。% NPIVは IBM i 7.1 TR2 (テクノロジー・リフレッシュ2) と、2011年5月以降リリースの最新ファームウェアが必要
Table as of 12 April 2011
N Series@@
DS3200DS3400DS3500DS3950
DS4700DS4800DS5020
StorwizeV7000
DS5100 DS5300 DS6800 SVC XIV DS8100
DS8300DS8700DS8800
Rack / Tower
Systems
IBM i Version
Hardware
5.4 / 6.1 / 7.1POWER5/6/7
6.1 / 7.1POWER6/7
Not DS3200#,Yes DS3500##
6.1 / 7.1POWER6/7
6.1 / 7.1POWER6/7
6.1 / 7.1POWER6/7
5.4 / 6.1POWER5/6/7
Not 7.1 ###POWER5/6/7
6.1 / 7.1POWER6/7
6.1 / 7.1POWER6/7
5.4 / 6.1 / 7.1POWER5/6/7
5.4 / 6.1 / 7.1POWER5/6/7
IBM i Attach
IFS / NFS(NAS) VIOS VIOS VIOS
Direct* or VIOS –VSCSI and NPIV%
Direct VIOS VIOSDirect or VIOS – VSCSI and
NPIV**
Direct or VIOS – VSCSI and
NPIV**
Power Blades
IBM i Version
Hardware
6.1 / 7.1POWER6/7IFS / NFS
(NAS)
6.1 / 7.1POWER6/7
@, #, ##
6.1 / 7.1POWER6/7
(BCH)
6.1 / 7.1POWER6/7
(BCH)
6.1 / 7.1POWER6/7
(BCH)
Not supported
6.1 / 7.1POWER6/7
(BCH)
6.1 / 7.1POWER6/7
(BCH)
6.1 / 7.1POWER6/7
(BCH)
6.1 / 7.1POWER6/7
(BCH)
IBM i Attach
IFS(NAS) VIOS VIOS VIOS VIOS n/a VIOS VIOS VIOS
NPIV**VIOS
NPIV**
詳細は System Storage Interoperability Center (SSIC)を参照: www.ibm.com/systems/support/storage/config/ssic/注:上記の表とSSCIには、異なる点があります。
SSICは上記の情報を反映して更新されていきます。
参考)IBM i での外部ストレージサポート状況
DS3xxx シリーズはDisk Magicサポート対象外
→ WLEでのサイジングが推奨
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WLEを利用した外部ディスク
サイジング方法
1. 「User Options」を選択
2. 「Storage Recommendations」を「External Storage」を選択
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WLEを利用した外部ディスク
サイジング方法
3. 外部ディスクの関連パラメーターの設定►
Disk Storage System
→ ストレージ製品の選択:3つのカテゴリーが存在
Any(デフォルト):エスティメーターが自動的に選択
ビジネスカテゴリー: "ENTRY", "MIDRANGE", "ENTERPRISE“‒
指定したクラス内に製品をエスティメーターが自動的に選択
製品名:DS3000 – DS8800, XIV►
DSS Disk Capacity→ ディスク容量の選択
Any(デフォルト):エスティメーターが自動的に選択
73GB – 2000GB までの9段階
►
DSS Cache Efficiency→ キャッシュ効果
:50% (0-100%)
►
DSS Randomness→ ランダムアクセス
:70% (0-100%)
►
DSS Busy Percentage→ ディスクBusy率のターゲット
:40% (5-90%)
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WLEを利用した外部ディスク
サイジング方法
4. サイジング結果例
設定パラメーター
外部ストレージ FCアダプター ディスク数
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Disk Magic インポートファイルの生成
.dmcファイルの
ダウンロード
出力結果画面
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参考)外部ディスク
関連情報
基本的なIinteroperabilityについてはSSICを参照してください。►
System Storage Interoperation Center (SSIC)
http://www-03.ibm.com/systems/support/storage/config/ssic/displayesssearchwithoutjs.wss?start_over=yes
DS3000/4000/5000全般的な観点から下記Redbook、マニュアルもご参照ください。►
Installation and Host Support Guide - IBM System Storage DS Storage Manager v10.70
https://www-304.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR- 5075652&brandind=5000028
►
IBM Midrange System Storage Implementation and Best Practices Guide
http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg246363.html►
IBM Midrange System Storage Hardware Guide
http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg247676.html
►
IBM i and Midrange External Storage
http://www.redbooks.ibm.com/redbooks/pdfs/sg247668.pdf
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仮想化
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LPARシステム構成時のメモリー
オーバーヘッドの考慮点
Power Systems では LPAR の構成有無にかかわらず、メモリーのシステム使用域
(Hypervisorで使用)が必要となりますので、その分を見積もりの際に考慮してください。
メモリーのシステム使用域が変動する要因は以下になります。►
LPAR の数:LPAR数が増えると、メモリーのシステム使用域も増加します。
►
プロファイルのメモリーmax値:max値を大きくすることで、システム使用域も増加しますので、
無用に大きくせず、現実的な値をご検討ください。
►
接続するCEC、I/Oドロワー:接続するCECの台数、およびI/Oドロワーが増えると、システム使
用域も増加します。
►
Firmwareのレベル更新:Firmwareのレベルを更新することで、システム使用域が増える場合
があります。
メモリーのシステム使用域の容量見積もりには、System Planning Tool (SPT) を使用し
ます。SPTは見積もりツールのため、概算値としてご使用いただき、正確な値は実機でご
確認をお願いします。►
SPT ツール
http://www.ibm.com/systems/support/tools/systemplanningtool/
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仮想IBM i パーティション
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IBM i ホスト区画利用時のディスク容量の考慮点
IBM i ホスト区画でストレージ・スペースを切り出し►ネットワーク・サーバー記憶スペース
(*NWSSTG) オブジェクトとして認識される
*NWSSTGの実体はIFS上のSTMF*NWSSTGを仮想SCSIアダプターを利用してIBM i クライアント区画に提供
►ネットワーク・サーバー記述
(*NWSD) オブジェクトに*NWSSTGを紐付けてクライアント区画に
仮想ディスク資源を提供1NWSDあたり最大16個の
NWSSTGを取り付け可能
IBM iクライアント
IBM iホスト
Hypervisor
Power Systems Platform
ネットワーク・サーバー記述*NWSD
仮想SCSIサーバー・アダプター
仮想SCSIクライアント・アダプター
仮想ストレージ・スペース
*NWSSTG
物理ディスク装置
ディスク容量設計時の注意点
►NWSSTGオブジェクト: 1K=1024で計算
►物理ディスクの容量: 1K=1000で計算
例: #3677 139.5GB SAS HDD: 139,500,000,000Byte = 129.9GB
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IBM i ホスト区画利用時のディスク容量の考慮点
ホスト区画で切り出した容量よりも、クライアント区画でのディスク容量はGBで考えると
7.4%程度多く切り出されます。►
NWSSTGオブジェクト: 1KB = 1024 byte
1GB = 1024 * 1024 * 1024 = 1,073,741,824 byte►
物理ディスクの容量: 1KB = 1000 byte
1GB = 1000 * 1000 * 1000 = 1,000,000,000 byte例)100GBをホスト区画から切り取った場合
ホスト区画:107.4GB程度切り取られたように見える
クライアント区画:100GB
更にセクターサイズの違いにより、クライアント区画で実際に利用できる容量は、12%程
度少なくなります。►
仮想ディスク:
9 x 512 byte セクター
►
IBM i 内蔵ディスク:
8 x 520 byte セクター
例)100GBをホスト区画から切り取った場合
クライアント区画で実際に使用できる容量:88.8GB程度(100GB * 8 / 9 )
ただし、画面表記上は、7.4%多めに表示されます。
→ 95.3 GB (
= 88.8 * 1.074)
【参考】
How to Calculate the Size of Virtual Disks
https://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=nas1328d91fa3f5dd927862577150058d4f2
上記の仕様を考慮した上で、ホスト区画への搭載ディスク容量を決定してください。
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IBM i ホスト区画利用時の考慮点
ホスト区画のサイジング(目安)►
下記の数値は仮想ディスク資源の提供のための一般的な目安値です。クライアント
区画数やI/O数等のお客様環境の違いにより、異なる場合があることをご了承くださ
い。
参考資料►
セッション3
- ゼロから始める Power Systems 仮想化入門
http://www.ibm.com/systems/jp/i/library/pdf/virtual.pdf
CPU 0.5程度をUncappedモードを利用
メモリー 4GB程度
I/O PCI-X 1.5GB書き込みキャッシュ付きRAIDアダプター
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その他 Hint & Tips
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DB2 Web Query サイジング
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DB2 Web Query のサイジング方法
ワークロード・エスティメーターで、DB2 Web Query のサイジングが可能►“Workload”に「DB2 Web Query」を選択し、下記のパラメーターを入力
IBM Systems Workload Estimatorhttp://www-912.ibm.com/wle/EstimatorServlet/
【パラメーター】
1. 一般ユーザー数
(レポート実行のみのユーザー数)
2. 一般ユーザーの使用頻度別の割合► Light 1時間に5レポート実行► Medium 1時間に10レポート実行► Heavy 1時間に20レポート実行
3. 開発ユーザー数
(レポートを作成するユーザー数)
4. DBのサイズ
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DB2 Web Queryを稼動させる推奨の最小のH/Wスペックはどの程度ですか?
► CPUは2300CPW以上、メモリーは3GB以上が推奨です。
► SQLパフォーマンスの観点から1CPUあたりメモリー3GB以上で構成ください。
【参考:LPARマシンのライセンス】
DB2 Web Queryを、2区画(本番区画、検証区画)に導入する場合、区画数は
ラインセンス数に関係ありますか?►ライセンスはシリアルナンバー単位で購入します。
►複数区画ある際には、区画ごとの総合計の登録ユーザー数をカウントします。
►例えば、3区画に「ABCDE」というユーザーを登録する場合、合計で3ライセンス必要になります。
http://www-912.ibm.com/s_dir/slkbase.NSF/8f924fc5d7eb7fd9862573610070873f/aab6f868ca2b0ed48625746a004fa16e?
DB2 Web Queryの最小稼動構成
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iSCSIのサイジングガイド
iSCSI 接続環境は、以下のサイジングガイドが提供されています。►
プロセッサー
Bladeサーバー側のI/Oオペレーションが
1000 ops/sec あたり
‒
ハードウェア・ターゲット使用時
230CPW‒
ソフトウェア・ターゲット
(IBM i 7.1-) 使用時
275CPW
Bladeサーバー側のI/Oオペレーション数が不明の場合は1 Bladeサーバーあたり
‒
ハードウェア・ターゲット使用時
85CPW‒
ソフトウェア・ターゲット
(IBM i 7.1-) 使用時
105CPW►
メモリー
iSCSI用の共用メモリー・プールに512MB以上
‒
1 iSCSIターゲットあたり
• マシン・プールに21MB• 基本プールに1MB
‒
1 NWSDあたり
• マシン・プールに1MB• 基本プールに0.5MB
稼働時に各プールでページフォルトが頻発する場合には容量追加が必要となるため、数GB余裕を
持った構成が推奨です。
パフォーマンスに関する情報は以下URLリンク先を参照ください。►
IBM i 7.1 Performance Capabilities Reference - April 2011
http://www.ibm.com/systems/resources/pcrm.pdf►
IBM i 7.1 テクニカル・ワークショップ
2010春:Power Systems & IBM i 仮想化機能最前線 (2.2MB)
http://www.ibm.com/systems/jp/i/library/pdf/power_systems.pdf