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ICT利活用により地域産業の発展を目指す 「北九州e-PORT2.0」のご紹介 公益財団法人北九州産業学術推進機構 (北九州e-PORT推進機構事務局)

ICT利活用により地域産業の発展を目指す 「北九州e-PORT2 · 2018-11-30 · 北九州e-port2.0とは •市場ニーズに対応しながら『①新ビジネスの創出』、『②地

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ICT利活用により地域産業の発展を目指す「北九州e-PORT2.0」のご紹介

公益財団法人北九州産業学術推進機構

(北九州e-PORT推進機構事務局)

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• 背景

– 北九州市について

– 北九州e-PORT構想について

– 北九州e-PORT2.0へ

• 北九州e-PORT2.0について

– 概要

– 体制

• 北九州e-PORT2.0取組事例– 新ビジネス創出支援

• 事業相談/マッチング支援• 新ビジネス創出支援補助金• 対話会/ビジネスプランコンテスト• 事業創出プロジェクト推進

– 地域産業の高度化• 製造業IoT

– 情報産業の発展• 実践的ICT人材育成• アイデアソン/ハッカソンの実施

• パートナー制度のご紹介– 加入条件– パートナー支援メニュー

アジェンダ

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北九州市について

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北九州市概要

• 福岡県下第2位の人口を有する政令指定都市– 人口:945,595人430,399世帯(H30/10/1時点)

– 平均所得:308万573円(H29、県内10位)

• 『2018年版住みたい田舎ベストランキング』総合部門およびシニア世代部門で1位(出典:宝島社「田舎暮らしの本」2018年2月号)

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ものづくりの街 北九州

機械・金属加工産業(1945年~)

近代産業の発生(1901年)

大企業の展開(~1935年)

プラントエンジニアリング

(~1945年)

素材

鉄鋼・新日鐵

鉄鋼・住友金属・日立金属

窯業・黒崎播磨・TOTO

化学・旭硝子・三菱化学

電気機械・安川電機・東芝

鉄鋼関係から・三島光産・岡野バルブ・濱田重工

窯化学関係から・高田工業所・山九

・三井ハイテック・日本磁力選鉱

多様な展開

・ゼンリン(地図)・セントラルユニ(医療・福祉機器)・シャボン玉石けん(無添加石けん)

環境産業(1990~)

高度経済成長

自動車・トヨタ自動車・日産自動車ロボット・安川電機情報・安川情報システム

加工・組立、先端産業(1970~)基盤産業技術の高度化 先端技術へ

国際協力(産業技術、環境)1980~)

公害対策技術

1960年代 → 現在

官営八幡製鐵所

地域資源石炭・鉄鉱石

港湾

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• 1963年(昭和38年)、門司市・小倉市・戸畑区・八幡市・若松市による新設合併により誕生

– 三大都市圏や県庁所在地以外では初の政令指定都市(参考:福岡市1972年)

• BPMの推進

• システム再編の実施– 41業務アプリのリホスト/リビルド

• プライベートクラウドシステムの導入

– 「クラウド」という言葉がなかった時代に構想立案(2005年)

0⇒1の街 北九州

「平成の大合併」に先駆けた5市対等合併 日本初の市役所「総合窓口受付システム」

門司市(156,195人)

八幡市(344,893人)

戸畑市(108,155人)

若松市(66,976人)

小倉市(305,423人)

政令指定都市北九州市の誕生

時代の先端を創る

風土

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未来を創る街 北九州

• 2018年4月、OECDが「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」として北九州市を選定– アジア地域では初– 世界10~12都市(ドイツ・ボン等)

• 2018年6月、国が「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定される– 29都市選定– モデル事業は10都市のみ

歴史があり、未来に向かって0⇒1を創り続ける街

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北九州e-PORT構想について

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北九州e-PORT構想の成り立ち

• 「北九州e-PORT構想」は、 2002年北九州市及び地元企業が中心に策定した「ICTサービスを電気や水のように、いつでも簡単・便利に使える社会づくり」を目指した構想

• 海の港(sea port)、空の港(air port)に続く 第3の港「情報の港(e-PORT)」• インターネット初期、これからのICT産業発展には「情報産業の集積拠点が必要」として

戦略的に策定された構想

ストレージ・マネジメントセンター(情報倉庫)

データセンター

コンタクトセンターITラーニングセンター

アジア各国

地域企業、IT関連企業など

企業

北九州市及び周辺の自治体など

行政

教育・研究

大学・専門学校・研究機関など

ABX(アジア・ブロードバンド・エクスチェンジ)

市民(消費者)

国内・地域のユーザー

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e-PORT関連拠点集積状況

e-PORT小倉センター(2007年10月)

e-PORT第二センター(2007年7月)

北九州e-PORTセンター(2007年7月)

◆DC 3社4箇所9棟

◆情報倉庫 1社

◆コールセンター 17社

[e-PORT関連企業の年間売上額調査結果(平成2017年度末)]

※注 売上げ額は、非開示のため北九州市の推計によります。

情報倉庫新九州センター1号棟

(2015年10月)

アジアン・フロンティア1号棟(2008年10月)

2号棟(2009年4月)

3号棟(2011年10月)4号棟(2012年4月)

5号棟(2013年5月)

6号棟(2017年1月)

北九州e-PORT構想の成果

• 2016年5月の新日鐵住金ソリューションズによるITアウトソーシング拠点「NSFITOSセンター」開設、2017年1月のアジアン・フロンティア6号棟が稼働などe-PORT関連拠点の集積が進み、売上が増加している

・ データセンター 4か所・ 情報倉庫 1か所・ 年間売上 10,305百万円

NSFITOSセンター開設、アジアン・フロンティア6号棟稼働により売上増見込

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北九州e-PORT2.0へ

2015年2月策定、4月発表

・5市合併に伴う施設維持コスト・高齢化率No1(政令指定都市内)

・消滅可能性自治体(北九州市八幡東区)

課題先進都市

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e-PORT2.0について

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北九州e-PORT2.0とは

• 市場ニーズに対応しながら『①新ビジネスの創出』、『②地域産業の高度化』、『③情報産業の発展』の3つの取り組みを通じて地域産業の振興を行っていく産業施策

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北九州e-PORT2.0の体制

(事務局:北九州産業学術推進機構)

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e-PORTパートナー一覧産業界

• ㈱安川情報九州• 新日鉄住金ソリューションズ㈱• 安川情報システム㈱• ミシマOAシステム㈱• ㈱インフォメックス• ソフトバンク㈱• 西日本電信電話㈱• (有)BOND• ㈱高田工業所• ソフトバンク・テクノロジー㈱• ㈱安川電機• システムエース㈱• ㈱タイズ• ㈱ワイズ・コンピュータ・クリエイツ• ひまわり社会保険労務士事務所• ㈱ドーワテクノス• ㈱芝川商店• リンクソフトウエア㈱• ㈱IDCフロンティア• エアドライブ㈱• ㈱ソルネット• ㈱アドックインターナショナル• (同)顧客の声 活用社

学術機関

官公庁

• 九州総合通信局• 北九州市

– 産業経済局産業政策課– 産業経済局新産業振興課– 産業経済局中小企業振興課– 保健福祉局健康推進課– 保健福祉局認知症支援・介護予防センター– 建築都市局区画整理課– 総務局情報政策課– 企画調整局地方創生推進室

• 福岡県ベンチャービジネス支援協議会• 九州経済産業局地域経済部情報政策課• 公益財団法人福岡県中小企業振興センター• 公益財団法人北九州市観光コンベンション協会• 独立行政法人中小企業基盤整備機構 九州本部• 公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所

民間団体• 黒崎Yakata• 特定非営利活動法人AIP• Code for Kitakyushu• 特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター• 一般社団法人無人機研究開発機構• 北九州女性創業支援 ひなの会

金融機関

・ 山口キャピタル㈱・ ㈱福岡銀行・ 福岡ひびき信用金庫

• ㈱佳音• ㈱コア• 田中工業㈱• ㈱ビー・エス・エス• ㈱ランテックソフトウェア• ㈱日本統計センター• ビープラッツ㈱• システージ㈱• 富士ゼロックス福岡㈱• N.GROWTH㈱• JBSテクノロジー㈱• ㈱プロフェッショナルパートナーズ• ㈱グローバルマーケット• イーコムジャパン㈱• エスオーエス㈱• ㈱クラウドコンサルティング• 至誠法律事務所• YK STORES㈱• ㈱ウフル• 富士通九州ネットワークテクノロジーズ㈱• ㈱日立製作所• Houyou㈱• ㈱IIJ

・ 北九州工業高等専門学校・ 公立大学法人九州歯科大学

パートナー数:115団体(産:79,学:6,官:18,民:6,金:6)

※ H30/10末時点。上記数は非公開希望を含む

・ ㈱北九州銀行・ ㈱西日本シティ銀行・ ひびしんキャピタル㈱

• ㈱Windy• エアーテック㈱• ㈱システムトランジスタ• Tanosy Japan Inc.• ㈱ブラケアジェネティクス• ㈱コンピュータサイエンス研究所• ㈱コミクリ• (同)Next Technology• ㈱Skeed• 北九州高速鉄道㈱• ㈱テイクオーバル• ㈱クアンド• ㈱レッドマルスADベンチャー• (一社)IT&診断支援センター• ㈱CROSS FM• 東京エレクトロンデバイス㈱• ㈱フロイデール• ㈱ロココ• 京セラコミュニケーションシステム㈱• 双日九州㈱• ㈱テクノネットワーク• ㈱ブラックハンド• (一社)資源循環ネットワーク

・ 社会起業大学・九州校・ 国立大学法人九州工業大学

• ㈱ハピクロ• ㈱iD• リーフ㈱• ㈱ビズリーチ• 計測検査㈱• ㈱ロジコモン• 税理士法人TAパートナーズ

・ 社会起業大学・九州校・ 国立大学法人九州工業大学

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北九州産業学術推進機構について

キャンパス運営センター

学術研究都市の一体的運営(協働関係の構築)

中小企業支援センター

中小企業の経営及び技術開発を支援

自動車技術センター

情報産業振興センター

ロボット開発拠点化に向けた人材育成・研究開発

ロボット技術センター

産学連携統括センター

ものづくり革新センター

介護ロボットの開発支援

国家戦略特区ライン

産学連携統括センター

連携

北九州e-PORT推進機構事務局

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北九州e-PORT2.0における取組事例

①新ビジネスの創出

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事業相談の持ち込み受付

• 相談の持ち込みに対し、e-PORTパートナーや地域事業者とのビジネスマッチングを通じ、コンソーシアム(プロジェクト)形成、ビジネス創出を支援

累計120件以上の相談持ち込み

分野 マッチング対象

認知症徘徊対策 東京ベンチャー、地域内市民団体、公民館、タクシー会社等

農業(営農支援) 地域IT企業、営農者、飲食店等

にぎわい対策 地域IT企業、地域大学、センサーメーカー、サッカーチーム、商店街等

空間改善ビジネス 地域IT企業、地域大学、Fab施設、人材育成企業

多重薬剤削減 大手IT企業、地域IT企業、保健指導会社、大学等

プログラミング教育 地域IT企業、地域大学、教材開発会社、コワーキングスペース運営会社等

インバウンド 地域ベンチャー、地域ホテル、交通会社、広告会社、行政等

<主なコンソーシアム形成事例>

※上記の他にもコンソーシアムの種として個別支援事業多数

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販路拡大支援/ビジネスマッチング

• e-PORTパートナーによる展示会出展支援や、ビジネスマッチングイベントを開催

登壇企業 代表技術/製品

㈱クアンド AI/コンサルテーション

㈱ブラックハンド 工事原価管理システム

リンクソフトウエア㈱ 農業支援システム/コンサルテーション

(有)BOND 自動番組作成システム

<ビジネスマッチングイベントの様子><展示会出展の様子>

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新ビジネス創出支援補助金

• コンソーシアム形成に向けたビジネスモデルの調査研究・実証やコンソーシアムによる事業化を支援する補助制度を設立

補助額:調査研究・実証支援補助⇒100万円、事業化支援⇒500万円※いずれも最大1年間、事業総額の2/3まで

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補助金採択一覧

年度 申請者名 補助事業名

H29年度(第1回) ㈱コンピュータサイエンス研究所 Pepper向けアプリ「ロボナビMAP」ビジネス化のための北九州地域におけるコンテンツ調査

H29年度(第1回) リンクソフトウェア㈱ えいのうのいえ実用化事業

H29年度(第1回) ㈱ギラヴァンツ北九州 にぎわい創出実証事業

H29年度(第2回) ミシマ・オーエー・システム㈱ バッテリ監視システム『らくでんち』 開発ステップ1

H29年度(第2回) ㈱インターネットイニシアティブ 薬剤適正化プロジェクト「くすりのリスク」

H29年度(第2回) ㈱コア 北九州市立小学校向けプログラミング教育事業

H29年度(第3回) 産業医科大学 北九州へのJ-SPEEDサーバ誘致によるデータ利活用事業

H30年度 計測検査㈱ クラウドAIでのコンクリート構造物の変状自動抽出サービス

H30年度 ㈱ハピクロ 保育園業務改善システム実証事業

H30年度 ㈱ハチたま 自社製品(猫IoTトイレ)を活用した新たなビジネスモデルの構築

H30年度 ㈱ソルネット スマートデバイスによる対人サービス業の生産性向上

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➢ J-SPEEDとは ・・・ 災害医療チームの活動日報(診療概況情報)を記載・収集・管理現場での活動をもとに災害医療の現場で必要最低限の報告項目を規定 → WHO国際標準に認定

採択事例

災害医療を支える診療概況情報管理システム J-SPEED の構築

<事業体>学校法人産業医科大学、東京エレクトロニツクシステムズ株式会社

以下、取り組み中・災害に強い北九州DC、クラウド環境を整備→提供中:災害派遣精神医療チーム(DPAT)

・J-SPEED全国展開を見据えたアライアンス検討

災害医療情報の拠点化推進

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北九州みらいのビジネス創り対話会

地域の課題をもとにビジネスの種を見つけ、育てるワークショップ「北九州みらいのビジネス創り対話会」を実施(H28/H29) ※富士ゼロックスとの協働

フェーズ 開催日 参加者数

人脈形成

人脈形成 5月26日 62名

人脈拡散 6月23日 64名

テーマ特定

テーマ特定 7月28日 54名

ビジネスモデル・キャンバス講習会 8月9日 8名(テーマオーナー)

活動報告会(e-PORTパートナーマッチング) 9月8日 46名

テーマ具体化

ビジネスモデル・キャンバス完成 10月13日 48名

ビジネスプラン策定 11月17日 48名

【H29年度開催実績】

北九州みらいのビジネスプランコンテスト

への連動

総参加者数:322名9件のテーマについてビジネスモデルを検討

昨年度のテーマオーナーで起業した2名から事例紹介

H28年度テーマから㈱ハピクロが起業し、H29/9北九州市認可、

H30/4保育園開園

H30年宮城県富谷市

にて「富谷塾」として他地域

展開

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北九州みらいのビジネスプランコンテスト2018

結果 応募者 プレゼンター プランタイトル

株式会社 ハチたま 堀 宏治【北九州から世界へ】世界初!おうちでできる、ねこヘルスケア「TOLETTA(トレッタ

歯っぴー株式会社 小山 昭則人生100年時代をハッピーに過ごせる社会にする歯の健康づくりで全てをサポートする

Itohen.M 綿瀬 麻意子日本の伝統文化や故人を想う気持ちを伝える布をアクセサリーに加工し、未来に伝えていきたい

一般社団法人 IT&診断支援センター・北九州

大西 忠治猫好き独居高齢者の生活を支援する先進的見守りシステムー猫の性格をもった会話型ロボットによる穏やかな見守りー

グランプリ

賞金・特典:グランプリ30万円/準グランプリ10万円受賞者には希望に応じてビジネス化支援

準グランプリ

オーディエンス賞

企業賞

北九州が抱える様々な地域課題に解決をもたらし、未来を創造するためのビジネスの種(タネ)を発見・発掘し、それらを地域とともに成長させ、北九州の新たな「みらい」に繋げていくためのコンテストを開催

※応募総数26件

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進行中のプロジェクト

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プロジェクト①

ICT活用による中小農家応援ツール「えいのうのいえ」実用化事業

<開発・サービス提供>リンクソフトウェア株式会社

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プロジェクト②

薬剤適正化プロジェクト「くすりのリスク」

<実証実験事業体>株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)、株式会社日本医事保険教育協会、株式会社Windy

多剤・重複投与を原因とする薬害の低減、飲み忘れ防止・残薬管理の推進でムダをなくし医療費適正化

レセプト分析

投薬指導

コミュニケーション促進

残薬管理・飲み忘れ防止

各社がそれぞれの領域で自社のノウハウ・ツールを活用しながら、一気通貫のソリューション提供を目指す

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プロジェクト③

猫のIoTトイレ『toletta』

●8月8日(世界ネコの日) 一般販売開始発売から約1ヶ月で、 1000台突破

※ビジネスプランコンテスト発表時(H30/3)の状況です

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北九州e-PORT2.0による新事業創出フレームワーク

• 地域内のビジネスシーズやニーズを掘り起こし、醸成しながら事業コーディネートを進め、補助制度を活用しながら新事業を創出していく

ビジネスプランコンテスト/ビジネス創出支援補助金

事業コーディネートの実施

対話会/ビジネスマッチング・地域課題(ビジネステーマ)の発掘・自律的に動く主体者、協働者の育成・ビジネステーマの多角的な検討の場

新事業創出へ

e-PORTチャレンジ

北九州e-PORT構想2.0

・公募制による新たな地域資産の発見・産学官民金の視点による事業可能性の検討

・e-PORT2.0自体の認知度向上

・持ち込みシーズのマッチング・地域連携によるPoC(概念実証)

・サービスマーケティング

相談の持ち込み

地域内外からの応募

地域への展開

更なる協働者の募集事業可能性への挑戦

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北九州e-PORT2.0における取組事例

②地域産業の高度化

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IoT生産性向上プロジェクト~取組の方向性

• ものづくり分野と情報分野との融合により、強力に地域産業を支援– 代表例「地域産業の生産性向上プロジェクト」

⚫ 企業内の課題を、さらに深堀

⚫ 課題別の検討会の開催

製造工程

⚫ 専門家派遣

⚫ 導入内容検討

⚫ プロトタイプの導入

STEP-1IoT関連セミナーの実施等

・効率化のヒント・適用方法

STEP-2アンケート、ヒアリング実施

・実態調査・今後の計画

STEP-3支援内容紹介

・企業訪問・キーマン選定

スクール・

実態調査・フォロー

ープ

これまでのとりくみ

A

B

C

D

E

実施済み

ある程度方策が見えている

何から手を付けたらよいかわかっていない

様子を見て将来は導入したい

予定なし

リーディングプロジェクト

課題深堀のワーキング

設備保全

調達出荷

労務管理

進め方の全体像

製造業の競争力・売上アップ・雇用創出 市情報産業の活性化

市内製造業現場との連携

e

-

P

O

R

T

ート

ーに

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1.指導者養成スクールの開催中小企業の生産性向上を支援するため、ロボット、

IoT、AIといった新技術の導入をコーディネートする人材育成を目的とするスクールを開講。

実施時期 平成30年8月~開講(全14回程度)

内 容 生産性向上のための基礎編、IoT編、ロボット編など

2.中小企業への専門家派遣中小企業がロボットやIoT導入により生産性向

上を目指す際に、知見を有する専門家を派遣。年50回程度の派遣を予定。

~スマートものづくり応援隊事業~

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スクールのカリキュラム(H29年度)No. 科目 講師

国の施策とロボット・IoT導入動向 ミツイワ㈱ 部長 泉 貴史

ロボットシステム導入基礎講座 ミツイワ㈱ マネージャー 深瀬 哲也

2 職場改善の基本(5SとIE) ㈱実践マネジメント研究所・代表取締役 植條英典

3 生産管理と従業員の意欲向上講座 ㈱実践マネジメント研究所・代表取締役 植條英典

4 AI・IoTを活用した生産性向上とビジネスモデル 国際大学GLOCOM客員研究員 林 雅之

自社の生産性を向上しよう!講座(前半)

自社の生産性を向上しよう!講座(後半)

6 働き易い職場づくり(労働環境の改善) 産業医大准教授 泉博之

7 3Dものづくり入門講座 (株)ストーンスープ 代表取締役 浦元淳也

1 ものづくりIoT現場革新セミナー 日本能率協会コンサルティング 本部長 石田 秀夫

2 IoTビジネスモデル構築ワークショップ(製品編) PTCジャパン(株) ディレクター・フェロー 後藤 智

3 IoTビジネスモデル構築ワークショップ(工場編) PTCジャパン(株) ディレクター・フェロー 後藤 智

4 ワークショップ実施手法のスキルトランスファー研修 PTCジャパン(株) ディレクター・フェロー 後藤 智

5 1万円以下でできるIoT(Raspberry Piで始めるIoT) FAIS 藤山道男

1 産業用ロボット基礎講座 FAIS 田中雅人、田崎武俊

2 パラレルリンクロボット基礎講座 オムロン(株)八谷 健、岡崎技研 代表 岡崎義孝

3 ビジョン応用講座 オムロンフィールドエンジニアリング九州(株) 佐藤 隆大

4 協働ロボット体験講座 三明機工(株)部長 西村祐二

5 ロボットシミュレータ活用講座 FAIS 田中 雅人、モートマンエンジニアリング(株) 杉原 康治

6 ロボット・IoT連携体験講座 FAIS 柳 紳一郎

ロボットシステム導入ワークショップ ミツイワ㈱ 部長 泉 貴史ほか

㈱実践マネジメント研究所・代表取締役 植條英典

基礎編

IoT編

ロボ

ット編

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事例:戸畑ターレット工作所

RaspberryPi

ものづくり現場を「IoT構築ツールキット」で見える化(低予算で始める機器貸し出し、社内の人材を育成)

標準時間

Aさん Bさん ライン責任者Cさん

データの集計SW

SW

SW

カウンター

出来高グラフ

異常発生

呼び出し

異常連絡

E-mail一斉送信問題の共有

問題解決

IoT技術の活用生産現場の人とデータ・情報を結ぶ

IoT構築ツールキット1. デジタルカウンター認識システム2. アナログメーター認識システム3. センサーデータ取得4. iBeaconを利用した所在管理システム

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北九州e-PORT2.0における取組事例

③情報産業の発展

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ICTへの知見を持ったうえで、ビジネスのなかで発生する様々な課題に対応できる技術や経験を備えた人材の創出を目的とした、

実践的ICT人材育成事業を実施

インプットセミナーIoT新時代!ビッグデータ活用セミナー 平成29年8月31日開催

ハンズオンセミナーわずか6時間でわかる!初心者向け売上&データ分析ワークショップ

平成29年10月5,12日、11月9日の3日間開催

インプットセミナー

•時代が要求するテーマ

•幅広い層に訴求

ハンズオンセミナー

•ワークショップを実施

•1テーマ当たり2~3回

コミュニティ形成•コアメンバーによる受講者への継続的フォロー

ビジネスモデルの創出

• 新たなサービス検討

• 既存業務の高度・効率化

ハンズオンセミナー参加者へのフォロー• 受講者のニーズの把握• コアメンバーを中心としたコミュニティの形成• 自律的な人材育成プログラム運営

実践的ICT人材の育成

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アイデアソン/ハッカソンの実施

• 自ら主体的に考え行動する人材を育てるとともに、地域が抱える課題への解決策を考えるアイデアソン/ハッカソンを共催/後援により地域内で展開

– 単に「プログラムが書ける」だけではなく「課題解決」出来るICT人材を育成

<主な開催事例>

開催日 タイトル

2014/10/18 シビックハック in 北九州

2015/02/21 お店×お客×オープンデータアイデアソン~オープンデータデイ2015in北九州

2017/02/11 RESAS/tableauアイデアソン~オープンデータデイ2017in北九州

2017/10/21 NICT共催アイデアソン「IoT新時代スマートシティの創り方」

2017/11/25 ミクニワールドスタジアム北九州アイデアソン

2018/01/12 福岡ロボットアイデアソン~episode00~(福岡開催)

2018/03/03 ミクスタハッカソン~オープンデータデイ2018in北九州

2018/10/14 九州工業大学×NICTアイデアソン「IoTが拓く北九州のまちとくらしの未来」

2018/12/03 九州工業大学×NICTハッカソン「IoTが拓く北九州のまちとくらしの未来」

2019/03/02 福岡ロボットアイデアソン~episode01~(北九州開催)

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事例:福岡ロボットアイデアソン

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北九州市IoT推進ラボ

これらの活動を評価され、平成28年7月31日、地方版IoT推進ラボとして第1弾選定を受けました

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パートナー制度のご紹介

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e-PORTパートナー加入について

【加入条件】

• 北九州で事業展開しようとする企業・団体(法人形態を問わず)

–拠点が北九州にあることは条件ではありませんが、北九州の事業者等との連携により展開するパートナーを望みます

【年会費】

• 1万円(年度毎)

【加入方法】

• e-PORT入会申込書を記入のうえ、事務局へ送付

https://www.e-port.gr.jp/recruitment.php

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e-PORTパートナー向け支援メニュー

• e-PORTパートナー向けには通常の支援メニュー(事業相談受付)に加え、優先的な支援/協働を実施

販路拡大支援 展示会共同出展/事業紹介セミナーの開催など

事業パートナー発見 ビジネスマッチング/コンソーシアム形成支援

技術シーズのビジネス化 実証フィールドの紹介/マネジメント支援

資金支援各種補助金申請の支援/新ビジネス創出補助金の募集

皆様のご参画をお待ちしています