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九州大学芸術工学部 工業設計学科 1DS11047Y 加藤健太
インダストリアルデザイン基礎演習 Aポートフォリオ
かるいかたちちゅうくらいのかたち
おもいかたちはやいかたち
にぎるかたちひかるかたち
九州大学芸術工学部 工業設計学科 1DS11047Y 加藤健太
テーマ:ケント紙を用いたかるいかたち・ちゅうくらいのかたち・おもいかたち
作品タイトル吹き抜け○○○と切れたピラミッド。
作品コンセプト
風の吹き抜けと石
かるさの表現として思い浮かぶのは風だ。大気は現実には相対質量を持たない。その大気の軽やかな流れに軽さを覚えた。この視点からかるいかたちとちゅうくらいのかたちを考えた。また、おもいかたちは身近な重い物の1つに石があることから、それをコンセプトとした。
作品説明
かるいかたちとちゅうくらいのかたち風の流れを用いた装置として扇風機がある。私はその中でも dyson のエアマルチプライアーに着想を得た薄い形を造形しようと考えた。しかしながら、そのエアマルチプライアーは円形や楕円形である。ケント紙の弾力を利用すればそれらの形は若干の重みを持たせてしまうと考えた。従って四角形にした。ちゅうくらいのかたちはその考えに基づいて、楕円形にし、更に重みを持たせるために上部に突起をつけた。
おもいかたち石を用いた造形物にエジプトのピラミッドが思いつく。しかしそれは先端が尖っているため、上方部は相対的な軽さを感じさせる。このため、上方をカットしたかたちにした。
九州大学芸術工学部 工業設計学科 1DS11047Y 加藤健太
テーマ:スチレンボードを用いたはやいかたち
作品タイトル重力への反抗
作品コンセプト
尖鋭形
「はやいもの」を思い浮かべると、戦闘機や F1 マシン、高速鉄道、また動物に目を向ければバショウカジキやハヤブサが思いつく。これらの形体を考えると尖鋭形と流線形の 2 種類に分けられる。使用する材料がスチレンボードであることから 3 次元的な曲線である流線形は造形が難しい。したがって、尖鋭形のものをコンセプトとした。
作品説明
戦闘機をモチーフとして、それを抽象化した三角錐を作った。また、速さの表現として地上の乗り物より飛行する乗り物のほうが概ね速いことから、飛行する様子を表現した。土台から全体を浮かせることは材料のスチレンボードを考えると難しいので、土台との接地点を設けるために離陸の瞬間のような配置にした。また、土台を2段にすることによって立体感を出し、離陸の印象を強調した。
九州大学芸術工学部 工業設計学科 1DS11047Y 加藤健太
テーマ:アーチスタフォルモを用いたにぎるかたち
作品タイトルバー型ドアハンドル
作品コンセプト
手指の挿入が容易
近年、福祉人間工学の観点から、プッシュプルタイプのドアハンドルが注目されている。これは、ドアハンドルを握ることなくドアの開閉が可能な点が片麻痺者にとって有効な他、健常者にとっても使いやすいためだ。これに着想を得て、にぎるとういう観点でアレンジした。
アイデアスケッチにぎるかたちは、造形を先に行ったため、アイデアスケッチはない。
作品説明
プッシュプルタイプのドアハンドルは、バーを支持する装置がバネになっている。この作品ではこれを固定した。これにより、バーと壁面部分の空間を広げ、手指を挿入しやすくした。例えばリウマチ患者の使用ケースを考えると、リウマチ罹患者は手指の細かな筋肉や関節を動作させることは非常に困難である。このため、腕や肩といった大きな筋肉や関節を動かして操作が可能なようにした。また、バーは握りやすいようにアーチ状だが、下部が若干大きく曲がっている。これにより、バーを握る場合にもしっかりとしたホールドができる。