29
0 (防振タイプ) (防振タイプ) (防振タイプ) (防振タイプ) 標準施工要領書 標準施工要領書 標準施工要領書 標準施工要領書 株式会社桐井製作所 2012.5 現在 ver.120 er.120 er.120 er.1205

(防振タイプ) · 2018. 1. 31. · 材 質 jis g 3302、sphc及び天然ゴム 処 理 z12及び電気メッキ三価クロメート処理 付属部品 . 7 部材名称 水平補強材

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

  • 0

    (防振タイプ)(防振タイプ)(防振タイプ)(防振タイプ)

    標準施工要領書標準施工要領書標準施工要領書標準施工要領書

    株式会社桐井製作所

    2012.5 現在

    vvvver.120er.120er.120er.1205555

  • 1

    設計・施工上の重要品質基準 !!!!

    設計上の留意事項

    施工上の留意事項

    ケガや事故防止のため、以下のことを必ずお守り下さい。

    1.搬入時、資材の落下やずり落ちによるケガを防ぎ、腰を痛めないようにして下さい。(現場での小運搬は無理のな

    いようにご注意下さい。)

    2.鋼材の切り口は鋭利であり、また、切断時にはバリも生じ易いので、手を傷つけないようにして下さい。(軍手等

    の保護手袋を着用して下さい。)

    3.素手による取扱い、または素肌の露出部はケガをする恐れがありますのでご注意下さい。(素肌をなるべく避ける

    ような服装にして下さい。)

    4.梱包用スチールバンドおよび針金等の切断時のはねあがり等によるケガが生じますのでご注意下さい。(梱包を

    とく場合は状況判断して作業をして下さい。)

    5.搬入時や保管時について次のような事項に注意して下さい。

    ①原則として、屋内の湿気の少ない場所に保管して下さい。(やむを得ず屋外に置く場合には防水シートをかけて

    下さい。)

    ②製品は地面に直接置かず、平らなところにかい木をして水平に置き、積み重ねる場合は間木を施して荷崩れを

    起こさないように置いて下さい。

    ③クレーン荷揚げ等の運搬に関しては、布製平型吊りバンドを使用するなど、製品の角や表面の損傷に注意して

    下さい。また、製品の上に重いものを乗せないで下さい。

    6.天井に重量物を固定すると落下、脱落により、思わぬケガをしたり天井面を破損したりすることがあります。(必要

    に応じ所定の補強をして下さい。)

    7.壁に資材を立てかけたりすると倒壊により思わぬケガをすることがあるので、壁には資材を立てかけないで下さ

    い。

    8.天井に乗ったり、ぶら下がったりすると落下、脱落によりケガをすることがあります。(危険な行為はしないで下さ

    い。)

    9.天井から物を吊るしたり、物を載せたりすると落下や脱落によりケガをしたり、天井周辺を破損することがあります。

    (所定の強度を有する構造にして下さい。)

    1.強風地域やピロティの天井等で強風の影響を受ける場合などについては、耐風圧性を考慮した設計にして下さ

    い。

    2.鋼製天井下地材の構造は、照明器具や各種設備機器類の荷重を考慮されておりませんので、これらの機器類

    は、個々に所定の強度・剛性を有する構造および取付け方法にして下さい。

    3.特殊な場所や環境性能を要求される場所は、耐食性などを配慮した設計にして下さい。

    1.鋼製下地材のく(躯)体への取付けやインサートとの接合は確実に堅牢に行って下さい。

    2.配管、空調ダクト、空調機器、照明器具等と鋼製下地材とはそれぞれ独立して取付けて下さい。

    3.建築物の屋外で特に強度が必要な場所に使用される天井下地は、強度、安全性を更に増した所定の構造にて

    施工して下さい。

    安全に関するご注意(取扱注意事項) !!!!

  • 2

    目目目目 次次次次

    第1章 一般事項

    1-1 適用範囲

    1-2 部材の名称

    1-3 材料仕様

    第2章 標準施工要領

    2-1 墨出し

    2-2 吊りボルトの取付け

    2-3 野縁受けの取付け

    2-4 補強材(水平補強等)の取付け

    2-5 野縁の取付け

    2-6 ブレースの取付け

    2-7 補強クリップの確認

    2-8 開口部の補強

    2-9 点検・検査

    2-10 養生

    第3章 納まり施工例

    3-1 端部クリアランス

    3-2 段差部クリアランス

    3-3 開口部補強例

    第4章 ブレース(斜め補強)配置例

    4-1 ブレース配置の一般事項

    4-2 ブレース配置例

    4-3 ブレース設置に関する留意事項

    第5章 ブレース(斜め補強)適応部材の算定

    5-1 ブレース材算定の一般事項

  • 3

    第1章 一般事項

    1-1 適用範囲

    この施工要領書は、耐震性能と防振性能を兼ね備えた耐震 Power 天井(防振タイプ)の

    下地の標準施工方法について規定する。

    1-2 部材の名称

    各部材および附属金物の名称は、次による。(図 1-1 参照)

    また、ブレース(斜め補強)取付けおよび、性能上必要となる附属金物については、

    材料仕様および2章以降に詳細を規定する。

    図 1-1 耐震 Power 天井(防振タイプ)の例図

    野縁受けジョイント

    ハンガー

    野縁受け

    野縁ジョイント

    追加野縁受けブレース(斜め補強)

    吊りボルト

    吊り型防振ハンガー

    ナット

    防振ブレース金具

    野縁

    クリップ(補強部)

    クリップ(一般部)

  • 4

    1-3 材料仕様

    各部材の性能は以下に示す物と同等以上とする。

    部材名称 吊りボルト[円筒部径 8.1mm 以上]・ナット[7.7mm 以上]

    品 名 3/8”吊りボルト・3/8”ナット

    材 質 JIS G 3505

    処 理 JIS H 8610 1 級以上、JIS H 8625 1 級 CM1A 以上

    付属部品

    部材名称 野縁受け

    品 名 CC-19[C-38×12×1.2]、CC-25[C-38×12×1.6]

    材 質 JIS G 3302 SGCC または SGHC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 ハンガー

    品 名 CC-19 ハンガー[t2.0mm]、CC-25 ハンガー[t2.0mm]

    材 質 JIS G 3302 SGHC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 ダブル野縁

    品 名 CW-19[19×50×0.5]、CW-25[25×50×0.5]

    25 形Wバー(0.8)[25×50×0.8]

    材 質 JIS G 3302 SGCC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 シングル野縁

    品 名 CS-19[19×25×0.5]、CS-25[25×25×0.5]

    25 形Sバー(0.8) [25×25×0.8]

    材 質 JIS G 3302 SGCC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 ダブルクリップ(一般部)

    品 名 CW-19 クリップ[t0.6mm]、CW-25 クリップ[t0.8mm]

    材 質 JIS G 3302 SGCC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 シングルクリップ(一般部)

    品 名 CS-19 クリップ[t0.6mm]、CS-25 クリップ[t0.8mm]

    材 質 JIS G 3302 SGCC

    処 理 Z12

    付属部品

  • 5

    部材名称 ダブルクリップ(補強部) -補強クリップ-

    品 名 RP-Wクリップ(C38 用)[t2.3mm]

    材 質 JIS G 3302 SGHC

    処 理 Z12

    付属部品 根角ボルト(M6)、ナット(M6)

    部材名称 シングルクリップ(補強部) -補強クリップ-

    品 名 RP-Sクリップ(C38 用)[上板 t3.2mm、下板 t2.3mm]

    材 質 JIS G 3302 SGHC

    処 理 Z12

    付属部品 根角ボルト(M6)、ナット(M6)

    部材名称 ダブルクリップ補強ピース

    品 名 RP-Wカバー[t1.6mm]

    材 質 JIS G 3302 SGHC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 シングルクリップ補強ピース

    品 名 RP-Sカバー[t1.6mm]

    材 質 JIS G 3302 SGHC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 ブレース(斜め補強)材 -リップ付チャンネル-

    品 名 AS-40[C-40×20×7×1.0]、AS-65[C-65×30×7×1.0]

    ※AS-25[C-25×19×5×1.0]は使用不可

    材 質 JIS G 3302 SGCC

    処 理 Z08 以上

    付属部品

    部材名称 野縁受けジョイント

    品 名 CC-19 用ジョイント[t1.0mm]、CC-25 用ジョイント[1.0mm]

    材 質 JIS G 3302 SGCC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 ダブル野縁ジョイント

    品 名 CW-19 ジョイント[t0.5mm]、CW-25 ジョイント[t0.5mm]

    25 形Wバー(0.8)用ジョイント[t0.5mm]

    材 質 JIS G 3302 SGCC

    処 理 Z12

    付属部品

  • 6

    部材名称 シングル野縁ジョイント

    品 名 CS-19 ジョイント[t0.5mm]、CS-25 ジョイント[t0.5mm]

    25 形Sバー(0.8)用ジョイント[t0.5mm]

    材 質 JIS G 3302 SGCC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 吊り型防振ハンガー

    品 名

    材 質 SGCC または SGHC、天然ゴム

    処 理

    付属部品

    部材名称 ブレース上部取付金具

    品 名 ブレース金具UEⅡ[t2.3mm]

    材 質 JIS G 3302 SGHC

    処 理 Z12

    付属部品 羽子板ボルト(3/8”)

    適応設置角 40°~55°程度

    許容荷重 2500(N)

    部材名称 ブレース下部取付金具

    品 名 ブレース金具JI[t1.2mm]

    材 質 JIS G 3302 SGCC

    処 理 Z12

    付属部品

    部材名称 防振用ブレース下部取付金具

    品 名 防振ブレース金具(右)

    材 質 JIS G 3302、SPHC 及び天然ゴム

    処 理 Z12 及び電気メッキ三価クロメート処理

    付属部品

    部材名称 防振用ブレース下部取付金具

    品 名 防振ブレース金具(左)

    材 質 JIS G 3302、SPHC 及び天然ゴム

    処 理 Z12 及び電気メッキ三価クロメート処理

    付属部品

  • 7

    部材名称 水平補強材

    品 名 CC-19[C-38×12×1.2]、CC-25[C-38×12×1.6]

    材 質 JIS G 3302 SGCC または SGHC

    処 理 Z12

    特 記

    部材名称 水平補強取付金具

    品 名 チャンネルホルダー[t2.3mm]

    材 質 JIS G 3302 SGHC

    処 理 Z12

    付属部品 アップセットボルト(M6)

    部材名称 ビス

    品 名 セルフドリリングビス-4φ(ドリルねじ)

    材 質

    処 理

    特 記 日本パワーファスニング株式会社(JPF)製

    MB テクス(4×16)・エコテクス(4×16)

  • 8

    第2章 標準施工要領

    2-1 墨出し

    建物の基準墨や地墨などにより、所定の位置に墨出しを行う。

    2-2 吊りボルトの取付け

    標準施工要領書の通りとする。ただし、周辺部は壁等から 150mm+設定クリアランス寸

    法*1(以下クリアランス寸法)以内とする。また、吊りボルト上部は適切な工法でく(躯)

    体に堅牢に取付け、地面に対して鉛直に取り付ける。吊り型防振ハンガーはブレース材と

    干渉しない位置に設置する。

    ブレース材と吊りボルトが交差する場合は、吊り型防振ハンガーをブレース材と吊りボル

    トの交差部よりも下側に設置する。防振ハンガーは天井質量に合った適切な使用荷重のも

    のを使用する。

    *1 設定クリアランス寸法:設計または現場指示による天井面と壁等との隙間の寸法

    2-3 野縁受けの取付け

    野縁受けの間隔は、900mm 程度とし、周辺部の壁等から 150mm 以内とする。野縁受けは、

    一方向に配して、ハンガーに確実に取付け、連結には野縁受けジョイントを使用しビスに

    より止め付ける。また、野縁受けの端部は壁等からクリアランス寸法をあけて配列するか、

    く(躯)体まで届くように配列した後、切断等によりクリアランスを確保する。

    図 2-1 予めクリアランス

    を設ける場合(例図)

    図 2-2 切断によりクリアランス

    を設ける場合(例図)

    吊りボルト

    ハンガー

    野縁受け

    クリアランス寸法

    +150mm以内

    クリアランス

    寸法

    切断部分

    クリアランス

    寸法

    ハンガー

    野縁受け

    吊りボルト

    クリアランス寸法

    +150mm以内

  • 9

    野縁受けの継手には、野縁受けジョイントを用いビス止めとする。隣り合う野縁受け

    のジョイント位置は、互いに1m以上離して千鳥に配置する。

    2-4 補強材(水平補強等)の取付け

    天井のふところが 1,500mm 以上の場合は、野縁受けと同等以上の部材により縦横間隔

    1,800mm 程度以内に水平補強を行うか、管理者指示による工法とする。また、ブレースが

    2段に取付く場合には、必ず水平補強を設けることとする。水平補強の設置は、スラブ面

    から 1,500mm 以内の位置とする。

    ブレースを2段に配置する場合は、上段のブレースの設置に関しても検討を行う。(図

    2-4 参照)

    天井ふところが 1,500mm 以上で水平補強を設置する場合であっても、ブレースを 1 段

    に配置する場合は、ブレースの設置は後工程(2-6 ブレースの取付)で行う。

    後工程で設置するブレースは、水平補強にビス(2 本)で止め付ける方法を標準とする。

    ※点線部は後工程で設置

    図 2-3 野縁受けの継手

    ビス

    チャンネルジョイント

    野縁受け

    図 2-4 補強材施工例

    (注意)ブレースが設置される水平補強の向き(注意)ブレースが設置される水平補強の向き(注意)ブレースが設置される水平補強の向き(注意)ブレースが設置される水平補強の向き

    防振ブレース金具

    追加野縁受け(吊りボルト3本つなぎ)

    野縁

    ハンガー

    ブレース

    吊り型防振ハンガー

    水平補強

    ブレース(上段)

    吊りボル取付金具ブレース上部

    1500以

    吊りボルト

    ブレース(上段)

    ブレース上部取付金具

    1500以

    天井

    フト

    コロ

    吊り型防振ハンガー

    ブレース

    野縁受けハンガー

    野縁下端 野縁クリップ防振ブレース金具

  • 10

    2-5 野縁の取付け

    「耐震 Power 天井(防振タイプ)ブレース強度検討書」により設定、又は設計者の指

    示による野縁のピッチを野縁受けに墨を出し、野縁を配置する。「一般部」の野縁と野縁

    受けの止付けには、従来型(JIS)クリップ止めとし、野縁受けに対し交互の向きに掛け

    る。また、野縁のジョイントには野縁ジョイントを使用する。

    ※下記の工程は、従来型(JIS)クリップから補強クリップへ取り替える方法を持って、

    ブレース取付け後に行う事も可能。

    「補強部(ブレース取付けた近傍)」(図 2-5 参照)と「壁面と接する周辺部」(図 2-6

    参照)の野縁と野縁受けの止付けには、ネジなどにより外れ防止措置を施したクリップ(補

    強クリップ)を使用すること。

    2-6 ブレースの取付け

    天井面の水平方向への移動を抑制することを目的とするブレースは、建物との共振の検

    討や周辺の構造体や壁とのクリアランス寸法など総合的に検討した上で、必要数量を適切

    に設置する必要がある。ブレース材の必要数量は、「耐震 Power 天井(防振タイプ)ブレ

    ース強度検討書」によるか、設計者の指示による施工図に従って決定することとする。

    野縁受けと直交するブレース設置箇所のハンガーにブレース下部取付金具(ブレース金

    具JI)を設置する。(図 2-7 参照)

    ・ハンガーのナット(上側)を緩め、ハンガーに添ってブレース金具JIを設置する。

    ・ナット(上側)を締め付け、ビス(2 本)により野縁受けに止め付ける。

    図 2-5 補強部のクリップ

    野縁受け

    ネジ式クリップ

    野縁

    図 2-6 壁面と接する周辺部のクリップ

    野縁受け

    ハンガー

    ブレース下部取付金具

    (ブレース金具JI)

    ブレース下部取付金具

    (ブレース金具JI)

    吊りボルト

    ハンガー

    野縁受け

    ナット(上側)

    吊りボルト

    ビス

    図 2-7 ブレース金具JIの取付

    野縁受け野縁

    補強ビス

    ネジ式クリップ

    クリップ補強

    ピース

    ビス

    ※基本はビス止め不要

  • 11

    ブレース材

    ブレース上部取付金具

    (ブレース金具UEⅡ)

    吊りボルト

    (リップ付チャンネル)

    ブレース上部の取付けは専用金物(図 2-8 参照)を使用しビス(3 本)により固定する

    か、同等以上の取付け強度を有する施工方法とする。ブレース材「AS-40」、「AS-65」に対

    しては、(図 2-8a)の様に必ずブレース材の側面にビス止めとする。

    ブレース上部取付金具の取付位置は、インサート、スラブに金具が当るまでとし、デ

    ッキの凹凸、設備機器の影響により、その位置に設置できない場合は、他に移動し設置す

    ることとする。

    更に、耐火被覆や断熱材等により、ブレース上部取付金具がインサート、スラブに当

    たるまで充分に上げられない場合は、耐火被覆を取り除く等の対応が必要。尚、耐火被覆

    の除去および復旧に関しては、監理者の指示に従い行うこととする。

    ブレース下部の取付けは、野縁受けにビス(3 本)で固定した防振ブレース金具に対し

    てビス(4 本)で固定する(図 2-9a参照)。また、野縁受けに直交するブレース材を取付

    ける場合は、ブレース下部取付金物に追加野縁受けを固定し、追加野縁受けに対して防振

    ブレース金具さらにブレース材を固定する。(図 2-9b参照)。

    図 2-9 ブレース下部取付け詳細

    図 2-8 ブレース上部取付け詳細

    a ブレース上部取付金具の固定

    (注意)羽子板ボルトの取付位置(注意)羽子板ボルトの取付位置(注意)羽子板ボルトの取付位置(注意)羽子板ボルトの取付位置

    b 羽子板ボルトの取付

    羽子板ボルトの向きが逆 隙間がある

    野縁受け

    防振ブレース金具

    RPクリップ

    ブレース材

    野縁

    ビス止め

    b 野縁受け直交方向 a 野縁受け方向

    ビス止め

    ビス止め

    防振ブレース金具

    野縁受け

    追加野縁受け

    ブレース下部取付金具

    ブレース材

  • 12

    ブレースの設置角度θは、40°~55°の範囲になるようにする。(図 2-10 参照)

    ブレースの取付は図 2-11~13 の例を参考に行う。野縁受け直交方向にブレースをV字

    に取付ける場合、ブレース下部の固定位置近傍の野縁受け繋ぐ「追加野縁受け」を必ず設

    置する。追加野縁受けにはブレース材又は野縁受け材と同等以上の部材を用いる。

    ※ブレースV字配置 頂点吊りボルト有りの納まりの場合は追加野縁受けを 3 本繋ぎ

    とする(追加野縁受けの中間にブレースが取付く場合は 2本繋ぎを可とする)

    ※ブレース材と吊りボルトが

    交差する場合の吊り型防振

    ハンガーの設置位置はブレ

    ース材と吊りボルトの交点

    より下側に設置する。

    図 2-11 ブレース取付け例①

    a 野縁受け方向 b 野縁受け直交方向

    野縁受け方向

    図 2-12 ブレース取付け例②

    野縁 クリップ

    野縁受けハンガー

    以内

    200mm

    吊りボルトブレース上部取付金具

    ブレース

    吊り型防振ハンガー

    防振ブレース金具

    40°~55°

    ブレース材

    ブレース金具UEⅡ

    図 2-10 ブレース設置角度

    θ ゚

    取付金具ブレース上部

    ハンガー野縁受け

    野縁 クリップ 防振ブレース金具

    100㎜以内以内

    100㎜

    ブレース

    吊りボルト

    吊り型防振ハンガー取付金具ブレース上部

    θ ゚ 吊りボルト

    ブレース

    追加野縁受け

    ハンガー

    野縁 ブレース下部取付金具 防振ブレース金具

    以内200㎜

    吊り型防振ハンガー

  • 13

    ※ブレースが 2 段となる場合は、吊り型防振ハンガーを水平補強の下部の吊りボルト

    に設置する。

    2-7 補強クリップの確認

    壁際(壁面と接する周辺部)の野縁と野縁受けの止付けには、補強クリップが使用さ

    れているか確認すること。壁際の補強クリップは、ビス止め不要を基本とする(図 2-14

    参照)。

    ブレース下部の固定位置の近傍のクリップは外れ防止および滑り防止措置を施したク

    リップ(補強クリップ+補強ピース)が設置されているか確認すること。補強箇所はブレ

    ース1本当たり、クリップ2ヶ所とする。(図 2-15 参照)

    補強クリップの背面 1ヶ所、補強ピースの両側面 2ヶ所、計 3ヶ所ビス止めとする。

    図 2-13 ブレース取付け例③

    a 野縁受け方向 b 野縁受け直交方向

    野縁受け

    ※基本は

    ビス止め不要野縁

    図 2-14 壁際のクリップ施工例

    野縁受け

    野縁

    ※クリップ補強ピース不要

    (RP-Wカバー)

    防振ブレース金具

    (吊りボルト3本つなぎ)

    追加野縁受け 野縁

    ハンガー

    200mm以内

    ブレース

    吊り型防振ハンガー

    水平補強

    100mm以内

    100mm以内

    100mm以内

    ブレース

    吊りボルトθ°ブレース上部取付金具

    100mm以内以内

    100mm

    100mm以内 以内

    100mm

    防振ブレース金具クリップ

    野縁

    野縁受けハンガー

    吊り型防振ハンガー

    ブレース

    水平補強

    100mm以内

    ブレース

    吊りボルトθ゚ブレース上部取付金具

  • 14

    a)「野縁受け方向のブレース」に対する補強クリップ

    図 2-16 にクリップ補強位置の例を示す。

    ○例図 1(ブレースV字配置 頂点吊りボルト有り)

    ○例図 2(ブレースV字配置 頂点吊りボルト無し)

    図 2-15 クリップ補強箇所

    野縁受けジョイント

    ブレース(斜め補強)

    吊りボルト

    ナット

    野縁受け

    ハンガー

    追加野縁受け

    野縁

    クリップ(補強部)

    クリップ(一般部)

    野縁ジョイント

    防振ブレース金具

    吊り型防振ハンガー

    ビス

    ピース

    ネジ式クリップ

    野縁

    野縁受け

    クリップ補強

    補強クリップ

    野縁(一般部)

    クリップ

    ハンガー

    ブレース

    野縁受け

    吊りボルト

    吊りボルト

    ブレース

    補強クリップ野縁

    野縁受けハンガー

    クリップ(一般部)

  • 15

    b)「野縁方向のブレース」に対する補強クリップ

    図 2-17 にクリップ補強位置の例を示す。また、ブレースV字配置の場合は、野縁受

    けまたはブレース材と同等以上の部材を用いて、野縁受けを繋ぐ「追加野縁受け」を

    ブレース金具JIにビス(各 2 本、計 4本)を用いて止め付ける。

    ※ブレースV字配置 頂点吊りボルト有りの納まりの場合は追加野縁受けを 3 本繋ぎ

    とする(追加野縁受けの中間にブレースが取付く場合は 2本繋ぎを可とする)

    ○例図 1(ブレースV字配置 頂点吊りボルト有り)

    ○例図 2(ブレースV字配置 頂点吊りボルト無し)

    追加野縁受け 補強クリップ

    ブレース

    クリップ

    (一般部)

    吊りボルト

    追加野縁受け

    ブレース

    ブレース金具JI

    ハンガー

    野縁

    野縁受け

    ブレース金具JI

    野縁

    吊りボルト

    追加野縁受け

    (一般部)

    クリップ

    追加野縁受け

    補強クリップ

    ブレースブレース金具JI

    野縁

    ブレース

    野縁受け

    ブレース金具JI

    ハンガー

    野縁

  • 16

    2-8 開口部の補強

    設備等の開口部の補強は、次の通りとする。

    a)野縁が切断される場合(図 2-18 参照)

    ・野縁は野縁受けから 150mm 以上はね出さないこと。

    やむを得ず 150mm 以上となる場合は、追加野縁受けを設置する。

    ・追加野縁(野縁と同材)で補強し、補強クリップ止めとする。

    ・追加野縁の間隔が455mm以上の場合は、455mm未満ごとに補強クリップ止めとする。

    ※開口補強のために使用する補強クリップは、ビス止め不要とする。

    b)野縁受けが切断される場合(図 2-19 参照)

    ・野縁は野縁受けから 150mm 以上はね出さないこと。

    ・野縁受けの持ち出しが 150mm 以上の時は、増し吊りを行う。

    ・追加野縁(野縁と同材)で補強し、補強クリップ止めとする。

    ・追加野縁の間隔が455mm以上の場合は、455mm未満毎に補強クリップ止めとする。確認

    ※開口補強のために使用する補強クリップは、ビス止め不要とする。置がある場合

    は、別途補強等の検討を行う。(参考例、図 2-20)

    図 2-18 開口部の補強(野縁が切断される場合)

    図 2-19 開口部の補強(野縁受けが切断される場合)

    照明開口等

    ハンガー

    補強クリップ(開口廻り)

    野縁受け

    野縁受け増し吊り

    追加野縁受け

    はね出し150mm以上 はね出し150mm以上

    持ち出し150mm以上

    追加野縁

    455mm未満

    1

    5

    0

    m

    m

    455mm以上455mm未満

    1

    5

    0

    m

    m

    455mm以上

    開口600×600

    追加野縁

    開口450×450

    野縁受け

    300×300

    開口

    追加野縁

    追加野縁受け

    追加野縁受け

    追加補強クリップ(開口廻り) ハンガー野縁

    点検口取付用チャンネル

    (メーカー取付方法による)追加補強クリップ(開口廻り)

  • 17

    ・切断された野縁受けの通りに、ブレースが設置されていないことを確認する。ブ

    レースの設置がある場合は、別途補強等の検討を行う。(参考例、図 2-20)

    2-9 点検・検査

    耐震天井下地の施工完了後における点検、検査は、水平精度の検査および目違いなど

    の点検を行うと共に、チェックリスト(本書巻末に添付)により行う。

    特に、周辺部(下地端部)と段差部については、下地材、仕上げ材ともクリアランス、

    段差部スリットが確保されている、又は後工程で切断等によりクリアランスを確保するこ

    とが可能であるかを確認する。(図 2-21、2-22 参照)

    図 2-21 クリアランスの確認(端部の例図)

    a)野縁受け方向 b)野縁受け直交方向

    図 2-20 (参考例)野縁受けが切断される場合の補強

    野縁

    仕上げ材

    野縁受け

    寸法

    クリアランス

    仕上げ材

    寸法

    クリアランス

    ハンガー

    吊りボルト

    クリアランス寸法

    +150mm以内

    吊りボルト

    ハンガー

    クリアランス寸法

    +150mm以内

    ブレース

    200mm以内

    追加野縁受け開口専用補強プレート又は同等以上の性能を有する部材吊りボルト

    開口部

    補強クリップ(開口廻り)

  • 18

    2-10 養生

    重量物の落下等による衝撃を加えないようにすると共に、水や湿気などに充分注意する。

    図 2-22 クリアランスの確認(段差部の例図)

    吊りボルト

    100mm程度ハンガー

    野縁受け

    仕上げ材

    ハンガー仕上げ材

    野縁受け 野縁受け

    吊りボルト

    段差

    部ス

    リッ

    野縁受け同材

    AS-25

    RP-Sクリップ 仕上げ材

    パワーホルダー(特)

  • 19

    第3章 納まり施工例

    3-1 端部クリアランス

    例図 3-1 端部クリアランス1

    b)スリットを設けた例図

    a)廻り縁を使用した例図

    ハンガー

    野縁受け

    廻り縁仕上げ材

    野縁

    吊りボルト

    クリアランス

    寸法

    野縁目隠し材

    仕上げ材

    固定ピース

    吊りボルト

    ハンガー

    野縁受け

    野縁受け

    寸法

    クリアランス

  • 20

    例図 3-2 端部クリアランス2

    d)Tバーを使用した例図

    c)廻り縁を使用した例図

    野縁受け

    野縁

    吊りボルト

    ハンガー

    仕上げ材

    ウール等グラス

    廻り縁

    寸法

    クリアランス

    廻り縁

    寸法

    クリアランス

    野縁受け

    野縁Tバー仕上げ材

    ハンガー

    吊りボルト

    CTハンガー

    吸音板等岩綿

  • 21

    3-2 段差部クリアランス

    b)間折上げ(直角)の場合

    吊りボルト

    100mm程度ハンガー

    野縁受け

    仕上げ材

    ハンガー仕上げ材

    野縁受け 野縁受け

    吊りボルト

    段差

    部ス

    リッ

    野縁受け同材

    AS-25

    RP-Sクリップ 仕上げ材

    パワーホルダー(特)

    吊りボルト

    100mm程度ハンガー

    吊りボルト

    野縁受け

    仕上げ材

    ハンガー

    野縁受け 野縁受け

    仕上げ材

    段差

    部ス

    リッ

    野縁受け同材

    仕上げ材

    TP出隅バーTP出隅バー パース図 S=1/3

    パワーホルダー(特)

    a)中間折上げ(直角)の場合

    例図 3-3 段差部クリアランス 1

  • 22

    例図 3-4 段差部クリアランス 2

    ③周辺折上げ(斜め)の場合

    ハンガー

    野縁受け

    吊りボルト

    野縁受け

    仕上げ材

    仕上げ材

    100mm程度

    段差部スリット

    (野縁受け同材)補強材

    補強材(野縁受け同材)

  • 23

    3-3 開口部補強例

    例図 3-5 開口部補強例

    450×450

    450×450

    600×600

    600×600

    450×450

    450×450

    600×600

    照明開口等

    照明開口等

    300×300

    300×300

    凡例

    増し吊り箇所

    追加野縁

    追加野縁受け

    野縁

    野縁受け

    ハンガー

    300

    900

    追加補強クリップ

    点検口取付用チャンネル

    (メーカー取付方法による)

  • 24

    第4章 ブレース(斜め補強)配置例

    4-1 ブレース配置の一般事項

    天井面の水平移動の抑制を目的とするブレースは、ブレース1組の負担面積に対して、

    野縁受け方向に2本、野縁受け直行(野縁)方向に2本の計4本配置する。この1組(4

    本)のブレースを天井全体に一定のピッチで繰り返し配置する。(例図 4-1 参照)

    また、ダクト等により一定のピッチで配置できない場合は、負担面積内4本をバランス

    よく再配置する。

    4-2 ブレース配置例

    ブレース強度検討書等により算出したブレース負担面積に従い、ブレースを天井全体に

    バランスよく配置する。例図 4-2 はブレース負担面積が 16.2 ㎡の場合の配置例を示して

    いる。

    4,500

    3,600

    900

    負担面積

    天井全体に配置

    例図 4-1 負担面積内のブレース

    例図 4-2 ブレース配置例(伏図)

    ブレース 吊りボルト

    負担面積:16.2 ㎡

  • 25

    野縁受け

    チャンネルホルダー

    水平補強

    吊りボルト

    ブレース(上段)

    ブレース(下段)

    野縁受け

    チャンネルホルダー

    水平補強

    吊りボルト

    ブレース(上段)

    ブレース(下段)

    4-3 ブレース設置に関する留意事項

    a)2段ブレースの留意事項

    ブレースを2段に配置する場合は、ブレースが設置される水平補強の向きに注意が

    必要。水平補強と野縁受けとの間に設置されるブレース(下段)は、金具等を用いず

    ビス(2 本)により止め付ける事を標準としている為、図 4-3a の様に水平補強と野縁

    受けは同じ向きにする必要がある。図 4-3b の様に向きが逆になってしまった場合、再

    検討および追加の補強が必要、または、ブレース(下段)のブレース設置が不可の場

    合有り。

    b)中小規模の空間の天井に設置されるブレースの留意事項

    例えば、20㎡の小部屋で計算上 25(㎡/組)負担可能なブレースを設置する場合、

    図 4-4aの様に天井中央部のみにブレースを設置すると、回転が生じてしまう為、図 4-4b

    の様に 6本のブレースの設置が必要。

    図 4-3 2段ブレースの納まり詳細

    a)水平補強と野縁受けの向きが同じ場合 b)水平補強と野縁受けの向きが逆の場合

    負担面積:25(㎡/組)

    X方向

    Y方向

    …Y方向のブレース

    -X方向のブレース -X方向のブレース

    …Y方向のブレース

    …Y方向のブレース

    負担面積:25(㎡/組)

    図 4-4 中小規模の空間の天井に設置されるブレース

    回転

    a)天井中央のみにブレースを設置 b)バランスよくブレースを設置

    ブレースが設置できない

  • 26

    第5章 ブレース(斜め補強)の適応部材算定

    5-1 ブレース材算定の一般事項

    ブレース材算定上の吊りボルト長さ(以下、「算定吊りボルト長さ」という)は、ブレ

    ースが1段の場合、野縁受けの中心までの距離とし、ブレースが2段の場合、水平補強の

    中心までの距離と水平補強の中心から野縁受けの中心までの距離の最大の値とする。

    つまり、図 5-1、図 5-2、図 5-3 の場合、図中の吊りボルト長さが「算定吊りボルト長

    さ」となり、図 5-4、図 5-5 の場合、吊りボルト長さAと吊りボルト長さBの大きい方、

    図中では吊りボルト長さBが「算定吊りボルト長さ」となる。

    図 5-1 ブレース1段の場合(パターン 1)

    図 5-2 ブレース1段の場合(パターン 2)

    図 5-3 ブレース1段の場合(パターン 3)

    天井

    ふと

    ころ

    寸法

    吊り

    ボル

    ト長

    ブレース

    野縁受け

    吊りボルト

    (算

    定吊

    りボ

    ルト

    長さ

    ブレース

    吊りボルト

    野縁受け

    天井

    ふと

    ころ

    寸法

    吊り

    ボル

    ト長

    (算

    定吊

    りボ

    ルト

    長さ

    ブレース

    吊りボルト

    天井

    ふと

    ころ

    寸法

    吊りボ

    ルト

    長さ

    水平補強

    野縁受け

    (算

    定吊

    りボ

    ルト長さ

  • 27

    図 5-4 ブレース 2 段の場合(パターン 4)

    ブレース

    吊りボルト

    天井

    ふと

    ころ寸

    野縁受け

    水平補強

    吊りボ

    ルト

    長さ

    A<

    吊り

    ボル

    ト長さ

    (算

    定吊

    りボ

    ルト

    長さ

    野縁受け

    吊り

    ボル

    ト長

    さA

    天井

    ふと

    ころ

    寸法

    水平補強

    ブレース

    吊りボルト

    吊り

    ボル

    ト長

    さB

    (算

    定吊

    りボ

    ルト

    長さ

    図 5-5 ブレース 2 段の場合(パターン 5)

  • 28

    耐震Power天井耐震Power天井耐震Power天井耐震Power天井(防振タイプ)(防振タイプ)(防振タイプ)(防振タイプ) チェックリスト チェックリスト チェックリスト チェックリスト ※部屋毎に作成してください

    建物名称 建物用途

    室名

    状況  □新設  □改修  □補強 ※1

    天井形状

    判定

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    一般部 合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    合・非

    検査日

     ※3)セルフドリリングビス-φ4mm(日本パワーファスニング株式会社製MBテクス4×16・エコテクス4×16)

     ※4)ブレース2本で1対と称する。またX方向1対・Y方向1対のブレース4本セットで1組と称する

    氏名

    ブレース

    適正部材(ブレース強度検討書により設定)

    適正配置(ブレース強度検討書により設定)

    ブレース金具UEⅡにビス(※3)3本で取付

    防振ブレース金具が野縁受け又は追加野縁受けにビス(※3)3本以上で取付

    ブレース上部金具の取付位置は、インサート、スラブに金具が当るまで上げられている

     ※2)ブレース強度検討書、同等以上の部材の場合有り

    隣り合う野縁受けのジョイント位置は、互いに1m以上離して千鳥に配置されている

    野縁受けジョイント、ビス※3止め(4本以上)補強済み

    ブレース1組 (※4)当たり8ヶ所(※5)以上RP-Wクリップ+RPーWカバー又はRP-Sクリップ+RP-Sカバー(※2)

    野縁□CW-25又はCS-25 □CW-19又はCS-19 ※2□その他(             )

    野縁ピッチ360mm程度以下

    ブレースの設置角度は、40°~55°の範囲になっている

    補強部RP-Wクリップ(※2)のナットが締められ緩みがない、背側からビス(※3)止めされている

    RPーWカバー又はRP-Sカバー(※2)の両側からビス(※3)止めされている

    □CC-19  □CC-25 ※2□その他(             )

    野縁受けピッチ900mm程度以下(又はブレース強度検討書の設定通り)

    吊りボルト □ねじ山径9mm以上[円筒部径8.1mm以上]  ※2□その他(                 )

    技術者認定証番号

    ブレース1対(※4)当たり2ヶ所以上ブレース下部取付金具を取付

    ブレース下部取付金具がビス(※3)2本で野縁受けに取付られている

    □CW-19クリップ又はCS-19クリップ □CW-25クリップ又はCS-25クリップ※2□その他(            )

    開口部の補強 野縁およびRP-Wクリップ又はRP-Sクリップ(※2)により追加補強されている

    クリアランス壁とのクリアランス、設計寸法以上

    段差部のクリアランス設置済み(※6)

    ブレース負担面積 ㎡/組

    (天井端部):RP-Wクリップ又はRP-Sクリップ(※2)同等以上

     □在来天井

    ブレース強度算定上の強度同等以上の吊り元(インサート・金具)

    (      ㎡)

    チェックの上、合・非判定を行って下さい

    工程・部位

    天井入力加速度 G

    適正数量がバランスよく配置されている

    ハンガー

    一般部

    補強部

    □CC-19ハンガー □CC-25ハンガー ※2□その他(            )

    ハンガーの上下ナットがスパナ等で締められ緩みがない

    判定基準

    吊り元(インサート)等

    年     月     日 組合員会社名

    組合員番号

     □水平

     ※5)ブレースの配置により6ヶ所以上の場合有り

     ※6)段差部がある場合に適用

    クリップ

    端部(天井端部):RP-Wクリップ又はRP-Sクリップ(※2)のナットが締められ緩みがない

     ※1)既設建物の天井付け替えを「改修」、既設天井の補強を「補強」と称する

    吊りボルトピッチ900mm程度以下(又はブレース強度検討書の設定通り)

    野縁受け

    ブレース材が防振ブレース金具にビス(※3)3本以上で取付

     □システム天井 (システム天井のチェックリストをご利用下さい)工法

     □傾斜  □曲面      (FullPower天井のチェックリストをご利用下さい)

    屋根形状 □勾配屋根

     □水平屋根

     □約26.5°(5/10)以下

     □約26.5°(5/10)を超え45°(10/10)以下 →詳細打合せが必要です □有 □無

     □45°(10/10)を超える  →本チェックリストの適用範囲外です

    印印

    付録 チェックリスト