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Intego VirusBarrier X6 ユーザーズガイド http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/virusbarrier-x6-user-manual.html[3/22/12 11:27:47 AM] Intego VirusBarrier X6 ユーザーズガイド 本書は Mac に最適のアンチウイルス製品、Intego VirusBarrier X6 のユーザーズガイドです。下記の目次からはマニュアルの各 セクションに移動できます。各ページ上部の「目次へ移動」リンクをクリックすると、いつでもこの目次に移動できます。 VirusBarrier X6 のインストール方法、および NetUpdate を使ったプログラムやフィルタの更新方法について詳しくはIntego イックスタートガイドを参照してください。 目次 1. VirusBarrier X6 へようこそ 2. Intego VirusBarrier X6 クイックスタート 3. Mac をウイルスとマルウェアから保護する 4. Mac をネットワーク攻撃から保護する 5. VirusBarrier X6 監視機能を使用する 6. VirusBarrier X6 の環境設定と設定 7. 付録:カスタムのファイアウォール・ルールを作成する © 2010 Intego.All Rights Reserved

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Intego VirusBarrier X6 ユーザーズガイド

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/virusbarrier-x6-user-manual.html[3/22/12 11:27:47 AM]

Intego VirusBarrier X6 ユーザーズガイド

本書は Mac に最適のアンチウイルス製品、Intego VirusBarrier X6 のユーザーズガイドです。下記の目次からはマニュアルの各セクションに移動できます。各ページ上部の「目次へ移動」リンクをクリックすると、いつでもこの目次に移動できます。

VirusBarrier X6 のインストール方法、および NetUpdate を使ったプログラムやフィルタの更新方法について詳しくはIntego クイックスタートガイドを参照してください。

目次

1. VirusBarrier X6 へようこそ2. Intego VirusBarrier X6 クイックスタート3. Mac をウイルスとマルウェアから保護する4. Mac をネットワーク攻撃から保護する5. VirusBarrier X6 監視機能を使用する6. VirusBarrier X6 の環境設定と設定7. 付録:カスタムのファイアウォール・ルールを作成する

© 2010 Intego.All Rights Reserved

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VirusBarrier X6 へようこそ

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/1-Welcome-to-VirusBarrier-X6.html[3/22/12 11:28:24 AM]

VirusBarrier X6 へようこそ

Intego VirusBarrier X6 についてインストールVirusBarrier X6 とウイルス定義のアップデートお持ちの Intego VirusBarrier X6 についてテクニカルサポート

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Intego VirusBarrier X6 について

VirusBarrier X6 は単なるアンチウイルス製品ではありません。ファイアウォールやネットワーク保護機能のほか、マルウェア対策機能も搭載した唯一の Mac 用アンチウイルスプログラムです。Mac 用アンチウイルス製品で VirusBarrier X6 ほど多彩な機能を搭載しているものはありません。

ウイルス、トロイの木馬、ワームなどのマルウェアはあらゆる種類のコンピュータにとって常に脅威となっている中、サイバー犯罪者は Mac に感染してコントロールする新しい技術に目を向けつつあります。これらの新しい脅威は気づかないうちにインターネットを通じてやってきます:多くの場合、トラップが仕掛けられたウェブページを訪れるだけでお使いの Mac に悪影響が及びます。マルウェアまたはネット攻撃の対策をするだけでは、インターネットの危険から Mac を保護するのにはもはや不十分です。そのため、Intego 社は高い評価を受けている VirusBarrier アンチウイルスと NetBarrier パーソナルファイアウォールプログラムを一つのアプリケーションに統合し、一般的になりつつある総合的な攻撃への対処に最適化しています。

Intego 社のネットワークとマルウェア・セキュリティプログラムに対するセキュリティプログラムの最新バージョン であるVirusBarrier X6 には以前のバージョンの VirusBarrier と NetBarrier で 10 年以上 Mac を守ってきた保護手段を搭載していますが、それだけではありません。複数の脅威検知テクノロジ、検知手段の向上、検知プロトコルの統合、プロアクティブ行動解析に保護機能一式を備え、VirusBarrier X6 はすべての既知のネットワークベースの脅威やマルウェアから Mac を保護します。

VirusBarrier X6 による検出と除去:

Mac ウイルスWindows ウイルスUnix ウイルスMicrosoft Word および Excel のマクロウイルストロイの木馬ワーム

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VirusBarrier X6 へようこそ

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スパイウェアアドウェアハッキングツールダイアラキーロガー「スケアウェア」と呼ばれる不正なセキュリティプログラム

今日の攻撃には、トロイの木馬、クロスサイト・スクリプティング、スパイウェア、クリックジャック、フィッシング、有害なJavaScript、悪意のある Java アプレットなどがあります。いまやハッカーたちは、単にコンピュータに感染するのを見るためだけにウイルスを作成している訳ではありません。サイバー犯罪者たちは金銭のため、感染した Mac の DNS 設定を乗っ取って偽のウェブサイトに誘導し、パスワードやクレジットカード番号を収集します。また、感染したコンピュータのネットワークであるボットネットを作成し、スパムの送信や他のコンピュータへの攻撃を行います。さらに、感染したコンピュータにリモートアクセスを行うためのルートキットをインストールし、パスワードやその他の個人情報を盗めるようにします。あるいは、Mac OS X やソフトウェア (Flash Player, QuickTime, PHP, Apache など) の脆弱性を利用する手段を作成し、ご使用の Mac を乗っ取ることもあります。

VirusBarrier X6 はインターネットやネットワークを通じて出入りするすべての行動を常にフィルタリングすることで、ネットワークからの侵入から Mac を保護します。VirusBarrier X6 は窃盗犯やハッカー、侵入者から Mac を保護し、不審な行動があった場合には自動でユーザに警告します。

VirusBarrier X6 は以下のものから Mac を保護します:

ネットワーク侵入Dos 攻撃中間者攻撃Ping フラッドポートスキャンクロスサイト・スクリプティング攻撃ドライブバイ・ダウンロードフィッシングクリックジャック悪意のある JavaScript を持つウェブページ悪意のある Java アプレットルートキット

VirusBarrier と NetBarrier の機能を単一のプログラムに統合することで、Intego 社は Mac ユーザがすべての種類の脅威や攻撃から身を守りやすくしています。

インストール

必要なシステム環境

Mac OS X に正式対応するすべてのコンピュータ(PowerPC G3 以降 および Intel Mac)Mac OS X 10.5 以降; VirusBarrier X6 は Mac OS X 10.6 Snow Leopard と Mac OS X 10.5 Leopard に完全に対応しています。VirusBarrier X6 は Mac OS X Server での使用には対応していません。100 MB の空きハードディスクスペース

VirusBarrier X6 とウイルス定義のアップデート

VirusBarrier X6 のインストール方法、およびシリアル番号の登録のしかたについて詳しくはIntego クイックスタートガイドを参照してください。

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VirusBarrier X6 へようこそ

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VirusBarrier X6 とウイルス定義のアップデート

Intego VirusBarrier X6 は、プログラムに付属してインストールされる Intego NetUpdate を使用し、プログラム本体のほか、フィルタやウイルス定義ファイルに対してアップデートを提供します。NetUpdate の使い方について詳しくはIntego クイックスタートガイドを参照してください。

お持ちの Intego VirusBarrier X6 について

お使いの VirusBarrier X6 に関する情報は、「VirusBarrier X6」 > 「VirusBarrier X6 について」を選択て確認できます。バージョン番号、サポート番号(テクニカルサポートを受ける際に必要になる番号)など、VirusBarrier X6 に関する情報が表示されます。

テクニカルサポート

テクニカルサポートは、登録済みユーザの皆様を対象にact2 サポートページ からご利用いただけます。

© 2009 Intego.All Rights Reserved

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/2-Quick-Start.html[3/22/12 11:29:20 AM]

Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

セットアップ・アシスタントを使用するVirusBarrier X6 の概要画面を使用する概要画面の状況インジケータマルウェアスキャンの概要Intego メニューを使う

目次へ移動

VirusBarrier X6 を初めて起動したときに、お客様それぞれの Mac の利用のしかたに適した保護ができるよう、プログラムを設定する必要があります。VirusBarrier X6 にはそのためのセットアップ・アシスタントが用意されており、マルウェアやプログラムが提供するネットワーク保護機能についても理解を促します。

セットアップ・アシスタントを使用する

VirusBarrier X6 のセットアップ・アシスタントは、VirusBarrier X6 プログラムの基本的な設定をお客様の Mac の使用方法に適したものに調整する手助けをします。VirusBarrier X6 を初めて開いたとき、セットアップ・アシスタントが自動で起動します。

セットアップ・アシスタントは必要なときにいつでも利用できます。セットアップ・アシスタントを手動で起動したい場合には、「VirusBarrier X6」 > 「環境設定」を選択し、「詳細設定」アイコンをクリックして、「アシスタントを表示...」をクリックします。設定アシスタントの実行には管理者パスワードが必要です。

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/2-Quick-Start.html[3/22/12 11:29:20 AM]

注意:以前のバージョンの VirusBarrier または NetBarrier からアップデートした場合は、以前のバージョンの設定がそのまま適用されます。VirusBarrier および NetBarrier のプログラムを両方お持ちの場合は、すべての設定が読み込まれます。どちらか一方だけのプログラムをお持ちの場合、セットアップ・アシスタントを実行すると、VirusBarrier X6 によって既存の設定が上書きされます。上書きにより以前の設定がなくなってしまうのを避けたい場合は、セットアップ・アシスタントを終了し、マルウェア対策やネットワーク保護設定を手動で設定してください。

VirusBarrier X6 セットアップ・アシスタントの最初の 8 つの画面は、プログラムの様々な機能についての情報を表示します:

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/2-Quick-Start.html[3/22/12 11:29:20 AM]

アンチウイルスファイアウォール (ルール、トロイの木馬)アンチバンダル (ポリシー、ブロックするアドレス、信頼するアドレス)ネットサーフィン保護プライバシー (アンチスパイウェア、データヴォルト)監視 (監視機能)最後にもう一つ (その他のツール)

すべての設定が完了したら、設定画面が表示され、使用したい VirusBarrier X6 設定を選択できるようになります。

次のような設定があります:

名前このような場合に最適...

マルウェアとネットワーク保護の設定 その他の設定

基本

...ローカルネットワークからMac へのアクセスを許可する必要があるけれども、ローカルネットワークの外からの侵入から保護したい。

リアルタイム・スキャナはマルウェアから保護するために有効になっています。ファイアウォールは「クライアント、ローカルサーバ」モードに設定されます:ご使用のMac はクライアントコンピュータとしてインターネットにアクセスでき、ローカルネットワークではクライアントとサーバ両方の機能を持ちます。Windows と Linux マルウェアのスキャンは無効になっており、アーカイブ内のマルウェアスキャンも無効です。

アンチバンダルフィルタはバッファ・オーバーフロー攻撃、侵入試行、Ping 攻撃、ポートスキャン、SYN フラッド攻撃に対して有効になっていますが、Ping ブロードキャストには無効になっています。アンチフィッシングも有効です。危険なサイトに対する保護も有効です。プライバシーフィルタは無効です。

...コンピュータリアルタイム・スキャナはマルウェアから保護するために有効になっています。ファイアウォールは「クライアン

アンチバンダルフィルタはバッファ・オーバーフロー攻撃、侵入試行、Ping 攻

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

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デフォルト

をネットワークサーバとして、またはローカルのファイル共有用に使用しない。

ト、ローカルサーバ」モードに設定されます:ご使用のMac はクライアントコンピュータとしてインターネットにアクセスでき、ローカルネットワークではクライアントとサーバ両方の機能を持ちます。Windows と Linux マルウェアのスキャンは有効になっており、アーカイブ内のマルウェアスキャンも有効です。

撃、ポートスキャン、SYN フラッド攻撃に対して有効になっていますが、Ping ブロードキャストには無効になっています。アンチフィッシングも有効です。危険なサイトに対する保護も有効です。プライバシーフィルタは無効です。

強力

...最高の保護を希望しており、一部のトラフィックが遮断されることも受け入れられる。

リアルタイム・スキャナはマルウェアから保護するために有効になっています。ファイアウォールは「クライアントのみ」モードに設定されます:ご使用の Mac はローカルネットワークまたはインターネットでクライアントとしてのみ機能します。コンピュータのサーバ機能は遮断されます。

すべてのアンチバンダルフィルタは有効になっています。 トロイの木馬対策も有効です。アンチフィッシングも有効です。危険なサイトに対する保護も有効です。プライバシーフィルタも有効です。

保護レベルを選択したら、すぐにご使用の Mac のフルスキャンを実行してマルウェア感染を確認するか、または検出したマルウェアを除去するオプションを使用できます。スキャンを実行したい場合は、「設定後に完全スキャンを実行」にチェックを入れておきます。後でスキャンを実行したい場合は、手動で実行できます; その場合はこのオプションのチェックを外します。Mac スキャンについての手引きが必要な場合は本章の後半部分をご参照ください。 Mac でのマルウェアスキャン実行について詳しくはMac をウイルスとマルウェアから保護する をご覧ください。

選択した設定を有効にするには「設定」ボタンをクリックします。 スキャンを実行する設定になっている場合は、Mac の完全スキャンを実行します。

VirusBarrier X6 の概要画面を使用する

VirusBarrier X6 を開くと、概要画面が表示されます。この画面は VirusBarrier X6 の実行状態の情報を表示し、動作についてのリアルタイムのフィードバックを提供します。

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

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概要画面では以下のものを使用できます:

VirusBarrier X6 の機能、設定、ログWhois や Traceroute のような便利なネットワークユーティリティ有効になっている保護の見た目にわかりやすいインジケータ前回のアップデート日時など、プログラムそのものについての情報保護設定をすぐに変更できるようにする、設定へのアクセス手段

概要画面の上部には VirusBarrier X6 の様々な設定にアクセスできるボタンが並んでいます。左の 4 つのボタンは VirusBarrierX6 のマルウェア対策に影響する設定を行います。これらの設定についての詳細は、Mac をウイルスとマルウェアから保護する をご覧ください。

右の 4 つのボタンはネットワーク保護をコントロールします。これらの設定についての詳細は、 Mac をネットワーク攻撃から保護するをご覧ください。

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/2-Quick-Start.html[3/22/12 11:29:20 AM]

マルウェア対策、またはネットワーク保護に関するボタンをクリックすると、追加のコントロールを可能にするタブが表示されます。例えばファイアウォールボタンでは、「ファイアウォール・ルール」と「トロイの木馬」の 2 つのタブが表示されます。

中央のボタンからは、概要画面に戻れます。

画面が表示されると、ボタンは緑色になります。

監視機能は右下に並んでいる小さなボタンから使用できます。

監視機能は「表示」メニューから使用することもでき、キーボードショートカットも利用できます。次のようなものがあります:

ログOption-Command-L

VirusBarrier の動作の記録と、インターネットやローカルネットワークから Mac に出入りするトラフィックの記録を表示します

サービスOption-Command-1

Mac から情報を発信する際に利用可能な経路のリストを表示します

トレースルート

Option-Command-2

ご使用の Mac から他のコンピュータへのネットワーク経路を表示します

WhoisOption-Command-3

インターネットドメインのオーナーや管理者についての情報を表示します

トラフィック

Option-Command-4

ご使用の Mac に出入りするネットワーク・トラフィックを表示します

ネットワーク

Option-Command-5

ご使用の Mac で現在利用できる外部のネットワークを表示します

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

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これらの機能についてはVirusBarrier X6 監視機能を使用する で説明します。

左下のボタンをクリックすると、「設定」リストが表示されます。(あるいは Command-K キーを押すか、または「表示」 >「設定を表示/隠す」を選択することで設定リストを表示したり隠したりすることができます。

それぞれの設定は VirusBarrier X6 のマルウェア対策とネットワーク保護の設定の集合です。最初はセットアップ・アシスタントで選択したものか、あるいはセットアップ・アシスタントを実行しなかった場合には、「デフォルト」という名前の設定のみが存在します。ラジオボタンは、どの設定が現在アクティブになっているかを表示します。

設定リストの下部には設定の複製、編集、除去を行うボタンがあります。詳しくは、VirusBarrier X6 環境設定と設定 をご覧ください。

設定ボタンの隣にはロックボタンがあり、他のユーザが設定を変更できないよう VirusBarrier X6 をロックすることができます。管理者アカウントを持っていないユーザは VirusBarrier X6 の設定を変更できなくなるため、変更を加える際には管理者がロックを解除する必要があります。その後再びロックボタンをクリックして、設定へのアクセスを遮断するとよいでしょう。(管理者ではないユーザでも VirusBarrier X6 のスキャンや監視機能にはすべてアクセスできます。)

VirusBarrier X6 をロックするには、ロックボタンをクリックするか、Command-L キーを押すか、または「ファイル」 > 「設定をロック」 を選択します。VirusBarrier X6 のロックを解除するには、再度ロックボタンをクリックするか、Command-L キーを押すか、または 「ファイル」 > 「設定のロック解除」 を選択し、最後に管理者パスワードを入力します。

画面の最上部は「NetUpdate 状況バー」と呼ばれ、最新の VirusBarrier フィルタがインストールされた日付や、フィルタのアップデートが必要かどうか、および更新有効期限がどれだけ残っているかを表示します。VirusBarrier X6 は Intego NetUpdate を使用して定期的にアップデートを確認します。 あるいは、画面右上の「今すぐ確認」ボタンをクリックして手動で確認することもできます。NetUpdate 状況バーを隠すには、「表示」 > 「状況バーを隠す」 を選択します。NetUpdate について詳しくはIntego クイックスタートガイドを参照してください。

概要画面の状況インジケータ

様々な VirusBarrier X6 機能の状況が概要画面に表示されます。マルウェア対策に関連するインジケータは画面左側に表示されます。

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

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ネットワーク保護に関連するインジケータは画面右側に表示されます。

いずれかのインジケータをクリックすると、そのインジケータに関連する設定の確認と変更ができる画面が表示されます。

アンチフィッシングとウェブの脅威に対する保護のインジケータは、有効になっている場合は緑色のライトを表示します。無効になっている場合は、灰色のライトが表示されます。

画面左下には、Mac のマルウェア感染を継続的に監視しているリアルタイム・スキャナの現在と過去の動作を表示するゲージが 2つあります。

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

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画面右下には、出入りしている現在のネットワーク・スループットが表示されます。

マルウェアスキャンの概要

セットアップ・アシスタントで保護レベルを選択した後、VirusBarrier X6 が自動でマルウェアスキャンを実行するようにできます。 その後 VirusBarrier X6 のリアルタイム・スキャナがご使用のコンピュータを常に監視し、感染を防ぎます。ただし、いつでも手動でスキャンを実行することができます。詳しくは Mac をウイルスとマルウェアから保護する をご覧ください。 ここでは手短にいくつかのヒントをご紹介します。

Mac 全体および Mac に接続されたすべてのディスクをスキャンするには、「完全スキャン」ボタンをクリックします。

特定のファイルまたはフォルダをスキャンするには、Finder または Dock にある VirusBarrier アイコン上にスキャン対象をドラッグアンドドロップするか、VirusBarrier X6 が手前で実行されている状態で、オーブ(ウインドウ中央にある緑色の円の領域)上にスキャン対象をドラッグアンドドロップします。

VirusBarrier X6 インタフェースを使用して、選択したファイルまたはボリュームだけをスキャンするには、「選択」ボタンをクリックして Mac に接続されたすべてのハードディスク、ボリューム、その他ストレージデバイスのイメージを表示します。

Finder での操作と同じ要領で、スキャンしたいファイル、フォルダ、ボリュームを選択します。クリックして対象を選択するか、または Command キーを押しながら複数項目を選択して、「スキャン」ボタンをクリックします。

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/2-Quick-Start.html[3/22/12 11:29:20 AM]

既知のマルウェアに感染しているファイルを検出した場合、VirusBarrier X6 がお知らせします。VirusBarrier X6 の警告とその意味については、Mac をウイルスとマルウェアから保護する をご覧ください。

Intego メニューを使う

VirusBarrier X6 はメニューバーに Intego メニューというメニューをインストールします。そのアイコンは、Intego のロゴにあるような小さなタワーです。

Intego メニューアイコンをクリックするとすべての Intego ソフトウェアを示すメニューが表示されます。

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Intego VirusBarrier X6 クイックスタート

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/2-Quick-Start.html[3/22/12 11:29:20 AM]

Intego メニューからは、多くの VirusBarrier X6 の設定を変更できます。それには 「Intego」 メニュー > 「VirusBarrier X6」を選択します。リアルタイム・スキャナのオンとオフ、設定の変更、ネットサーフィン設定やプライバシー設定のような設定のオンやオフが行えます。メニュー下部の項目を選択することで、VirusBarrier トラフィックモニタを開くこともできます。

これらの機能についての詳細は、このマニュアルの適切なセクションをご覧ください:Mac をウイルスとマルウェアから保護するおよび Mac をネットワーク攻撃から保護する。

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/3-Antivirus-Protection.html[3/22/12 11:30:08 AM]

Mac をウイルスとマルウェアから保護する

手動スキャンを実行するマルウェアの警告スキャン設定信頼するファイル隔離領域VirusBarrier X6 のコンテキストメニューコマンドラインから VirusBarrier X6 を使用するVirusBarrier X6 と AppleScript を使用する

目次へ移動

VirusBarrier X6 のマルウェア対策には、いくつかの実行方法があります。リアルタイム・スキャナは、常に Mac を監視し、ウイルスやマルウェアから保護します。リアルタイム・スキャナは、作成、コピー、変更、保存されたすべてのファイルをスキャンして、Mac を常時保護します。しかし、これでは他のファイルがスキャンされません。 VirusBarrier X6 をインストールした後や、ウイルス定義ファイルをアップデートした後にすべてのファイルの完全スキャンを実行するようお勧めするのはそのためです。

また、VirusBarrier X6 のオンデマンド・スキャナを使用して、 Mac 上の任意のファイル、フォルダ、ディスク、ボリュームの確認を行うこともできます。

手動スキャンを実行する

VirusBarrier X6 ではいつでも手動スキャンを実行できます。VirusBarrier X6 のインストール後すぐに手動スキャンを実行して、感染ファイルがないかどうかをご確認ください。VirusBarrier X6 セットアップ・アシスタントでは最初に設定を完了した後すぐに完全スキャンを行うオプションが用意されています。手動スキャン後には、VirusBarrier X6 のリアルタイム・スキャナが Macに新しく追加されたファイルが安全かどうかを確認します。

個々のファイルやフォルダを手っ取り早くスキャンするには、対象のファイルやフォルダを Finder 上か Dock 内にあるVirusBarrier アイコンにドラッグアンドドロップします。 または、VirusBarrier X6 を一番手前で実行している場合にはオーブ(ウインドウ中央にある緑色の円の領域)上に対象ファイルやフォルダをドラッグアンドドロップします。

VirusBarrier X6 が手前で実行されているときには、他のスキャンオプションも利用できます。まず、「選択」ボタンをクリックしてすべてのハードディスク、ボリューム、Mac に接続されているストレージデバイスを表示します。

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/3-Antivirus-Protection.html[3/22/12 11:30:08 AM]

Finder での操作と同じ要領で、ボリュームをダブルクリックしてその中のフォルダやファイルを選択できます。また、ウインドウ左上にある「表示」ボタンをクリックすることで表示をリスト表示にしたり、ファイルブラウザで表示したりできます。

リスト表示では、フォルダ名左の三角形をクリックすることでフォルダ内のファイルを表示することができます。

ファイルの表示方法に関わらず、Command キーを押しながら対象のファイルやフォルダをクリックしてゆくことにより複数の項

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/3-Antivirus-Protection.html[3/22/12 11:30:08 AM]

目を選択できます。選択が完了したら、右下の「スキャン」ボタンをクリックしてスキャンを開始します。

デフォルトでは、VirusBarrier X6 はまずスキャン対象のファイルの数を計算し、スキャン中にはスキャンされたファイルの数と、スキャンの進行率を表示します。

VirusBarrier X6 は圧縮したアーカイブ内のファイルもスキャンできます。アーカイブのスキャン中にはオーブの表示が変わり、アーカイブのスキャンが行われていることを示します。 アーカイブのサイズが大きく、また安全であることを確信できる場合には、スキャンをスキップすることもできます。

iPhone または iPod touch のスキャン中には、VirusBarrier X6 はそれぞれの中に含まれるすべてのファイルを起動ボリュームにコピーし、安全性を確認します。マルウェアや感染ファイルが検出された場合、VirusBarrier X6 は警告を発して、感染ファイルの修復か削除を促します。

「停止」ボタンをクリックすると、いつでもスキャンを中止することができます。スキャンを一時停止したい場合は、キーボードの Option キーを押したままにします。 「停止」ボタンが「一時停止」に変わります。

このボタンをクリックするとスキャンが一時停止します。

スキャンを再開するには、このボタンをクリックします。 このとき、ボタンは「再開」ボタンになっています。手動スキャンを実行し、VirusBarrier X6 がマルウェアに感染したファイルを検出した場合にはユーザに通知します。 感染ファイルが検出された場合、VirusBarrier X6 のオーブが赤くなります。VirusBarrier X6 が破損ファイルを検出した場合には、オーブは橙色に変わります。感染ファイルと破損ファイルが両方検出された場合には、オーブは赤と橙色に点滅します。また、VirusBarrier X6 は「環境設定」の警告オプションで設定した通りに警告を発します。警告オプションについて、詳しくは VirusBarrier X6 環境設定と設定をご覧ください。

クイックスキャン

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/3-Antivirus-Protection.html[3/22/12 11:30:08 AM]

VirusBarrier X6 では、マルウェアが一般によくインストールされる場所のみをスキャンするクイックスキャンも実行できます。新しいマルウェアが出現するとスキャンされるファイルやフォルダが変更されることがあり、また VirusBarrier X6 の新しいウイルス定義ファイルではスキャンされる場所が変更されることがあります。

クイックスキャンを実行するには、オーブが表示されていない場合は VirusBarrier X6 ウインドウの「概要」ボタンをクリックします。Option キーを押すと、「完全スキャン」ボタンが「クイックスキャン」に変わります。このボタンをクリックすると、クイックスキャンが実行されます。

ドラッグアンドドロップ操作でスキャンを実行する

ボリューム、フォルダ??またファイルをオーブ上にドラッグしてスキャンすることができます。オーブにドラッグされた対象に含まれるファイルへの適切なアクセス権がない場合には、管理者パスワードの入力が必要になることがあります。

また、ボリューム、フォルダ、ファイルを Finder 上にある VirusBarrier X6 アイコンにドラッグしてスキャンを行うこともできます。

さらに、VirusBarrier X6 の Dock 内のアイコンに対象項目をドラッグアンドドロップしてスキャンを実行することもできます。

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/3-Antivirus-Protection.html[3/22/12 11:30:08 AM]

スキャン対象の項目をドロップすると、Intego VirusBarrier X6 は他の手動スキャンと同様に、スキャン操作を開始します。

ファイルメニューからスキャンを実行

VirusBarrier X6 の「ファイル」メニューからスキャンを実行することもできます。「スキャン」を選択して (または Command-O キーを押して) ブラウザを開き、スキャン対象を選択します。また、「完全スキャン」を選択して (または Command-S キーを押して) 完全スキャンを実行できます。 または、「クイックスキャン」を選択して (または Command-Option-S キーを押して)クイックスキャンを実行できます。

スキャンをスケジュールする

VirusBarrier X6 はあらかじめ指定した時間に自動で実行するよう設定することもできます。それには、画面上部の「スケジュール」ボタンをクリックします。

または、VirusBarrier X6 の概要画面で「スケジュール」ボタンをクリックします。

どちらの場合でも、スケジュールウインドウが表示されます。ウインドウには表示、イベント、スケジュールの 3 つのセクションがあります。

「表示」セクションにはチェックボックスが 1 つあるだけです:予約したスキャンをタスクマネージャに表示するこれにチェックを入れると、Mac がスケジュールスキャンを実行するときに小さなウインドウが表示されます。チェックを外すと、ウイルスが検出されない限り自動スキャンは通知なしで実行されます。

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/3-Antivirus-Protection.html[3/22/12 11:30:08 AM]

イベントセクションでは、特定のイベントが発生したときに VirusBarrier X6 が自動でスキャンを実行し、修復を行うか、または何もしないかを設定できます。

1 番目のイベント、ボリュームをマウントしたとき:は、ローカル(ハードディスクなど)またはリモート(ネットワークドライブなど)で新しいストレージデバイスがマウントされたときに実行されます。読み出し専用のボリュームは除外する チェックボックスにチェックされている場合、VirusBarrier X6 はスキャンするドライブに変更を加えること(例えば、ドライブ上の感染ファイルの修復)が可能なボリュームに対してのみアクションを実行します。

2 番目のイベント、ウイルス定義ファイルを更新したとき: は、新しいウイルス定義ファイルやフィルタをダウンロードしてインストールした後 VirusBarrier X6 が何を実行するかを設定します。ウイルス定義ファイルやフィルタは定期的にアップデートされ、特に新しいマルウェアが発見されたときにはそうした脅威への保護を提供するためアップデートされます。そのため、そうしたタイミングで新しいマルウェアを確認するため、スキャンを手動もしくは自動で(このチェックボックスにチェックして)実行することをお勧めします。

スケジュール セクションは VirusBarrier X6 がいつ自動スキャンを実行するかを指定します。

スケジューリングを実行するには、「スケジュールを有効にする」チェックボックスを有効にします。

これらの設定の下にスケジュールセレクタがあり、どのフォルダを、いつ検査するかを指定できます。

最初のポップアップメニューでは、スケジュールされた時間に選択対象のファイルをスキャンするか、クイックスキャンするか、修復するかを選択します。「クイックスキャン」を選択した場合には、スキャンするフォルダを選択することができません。2 番目のメニューがなくなります。2 番目のポップアップメニューでは、ホームフォルダや書類フォルダなど、スキャンしたいフォルダを選択します。デフォルトの設定「コンピュータ」では、VirusBarrier X6 がご使用の Mac のすべてのユーザのすべてのフォルダをスキャンします。3 番目のポップアップメニューでは、スキャンを毎日、毎週、あるいは毎月実行するかどうかを選択します。「毎日」を選択すると、時刻を設定できるようになり、「毎週」を選択するとさらに曜日が選択できるようになります。 「毎月」を選択すると、その月の何日に実行するかを選択できます。

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

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例えば、毎晩「書類」フォルダをスキャンし、週一回コンピュータ全体をスキャンするというように、複数の条件を組み合わせてスケジュールを作成できます。それにはスケジュール項目の右にある「+」(プラス)ボタンをクリックします。すると別のスケジュール項目がその下に表示されます。必要に応じてそのスケジュールを変更します。このようにしていくつでもスケジュール項目を追加することができます。そのうちの 1 つを削除するには、隣にある「-」(マイナス)ボタンをクリックします。

スケジュール項目の順序は重要ではありません。 2 つのスキャンを同じ時刻に実行するようにスケジュールした場合は、同時に実行されます。

完了すると、実行待ちのスケジュール項目の数が VirusBarrier X6 の概要画面の「スケジュール」パネルに表示されます。実行待ちのスケジュールをすべてオフにするには、「スケジュールとイベントの環境設定」画面に戻って「スケジュールを有効にする」のチェックを外します。

リアルタイム・スキャナのオンとオフ

VirusBarrier X6 のリアルタイム・スキャナをオフにしたいときがあるかもしれません。例えば、もし皆さんが大量のファイルをあるディスクから他のディスクにコピーしたい場合、またそれらのファイルがマルウェアに感染していないことが分かっている場合、リアルタイム・スキャナをオフにすることでコピー処理が多少速くなることがあります。リアルタイム・スキャナをオフにするには、メニューバーにある Intego メニューを選択し、「VirusBarrier X6」 > 「リアルタイム・スキャナ」 を選択します。 すると、このメニュー項目のチェックが外れます。再度リアルタイム・スキャナをオンにするには、もう一度 Intego メニューの「リアルタイム・スキャナ」 を選択してチェックマークをつけます。

マルウェアの警告

VirusBarrier X6 では手動スキャンを実行できますが、バックグラウンドで実行するのが最も効果的です。VirusBarrier X6 には、感染ファイルか破損ファイルを検出した場合に警告する手段がいくつかあります。これはファイルのスキャン方法や、リアルタイム・スキャナの感染ファイル処理に関するスキャン設定ペインの設定によって変わります。

感染ファイルをインターネットからダウンロードしたか、ハードディスクや他のストレージデバイスからコピーした際、リアルタイム・スキャナがオンになっており、感染ファイルが検出されたときに対応を尋ねる設定になっている場合、VirusBarrier X6 がマルウェアを検出したときに警告を表示します。

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

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警告の種類と設定されたオプションによって、いくつかの選択肢があります。「Finder に表示」をクリックすると、ハードディスク上にあるファイルの場所が表示されます。VirusBarrier X6 でファイルの修復を行う場合は「修復」をクリックします。隔離領域に入れる場合は「隔離領域に入れる」をクリックします。(詳しくは本章後半の「隔離領域」のセクションをご覧ください。)何も行わない場合は、「無視」をクリックします。 ファイルの修復は行われません。

警告: ウイルス警告を無視するのは危険です。特別な理由がない限り、いずれかの対処を選択してください。

VirusBarrier X6 を隔離領域に入れるか、ファイルを修復するよう指定した場合、小さな警告が表示されます。

VirusBarrier X6 オーブにドラッグして対象項目をスキャンすると、VirusBarrier X6 ウインドウ前面のダイアログに警告が表示されます:

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

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リアルタイム・スキャナの警告に 1 分以内に応答しない場合、VirusBarrier X6 はファイルを隔離領域に移動します。(これは手動スキャンでは行われません。ファイルを手動でスキャンしたときは、皆さんが操作を行うまで警告が表示されたままになります。)後で隔離領域にあるファイルを確認して処理を決めることができます。本章後半の「隔離領域」のセクションをご覧ください。

警告設定について、詳しくは VirusBarrier X6 環境設定と設定 をご覧ください。

スキャン設定

VirusBarrier X6 には Mac をどうスキャンするか、どんなファイルをスキャンするか、どんな種類のマルウェアを探すかを指定するいくつかのオプションがあります。これらの設定にアクセスするには、「スキャン設定」ボタンをクリックします。

「スキャン設定」ペインには次の 3 つのタブがあります:VirusBarrier X6 がどのようにバックグラウンドで実行するかをコントロールするリアルタイム・スキャナ、VirusBarrier X6 がアーカイブをスキャンするかどうか、どの種類のアーカイブをスキャンするかを設定するアーカイブ、リアルタイム・スキャナとオンデマンド・スキャナに追加の設定を提供する詳細設定です。

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リアルタイム・スキャナ設定

リアルタイム・スキャナをオフにするには、「リアルタイム・スキャナ」スライダをオフに設定します。再びリアルタイム・スキャナをオンにするには、スライダをオンに設定します。通常の操作では、リアルタイム・スキャナを無効にする必要はありません。お使いの Mac に問題があってトラブルシューティングする場合にのみ有用な操作です。また、 Intego メニューで「VirusBarrier X6」 > 「リアルタイム・スキャナ」 を選択することでもリアルタイム・スキャナのオンとオフを切り替えられます。

その下の設定では、マルウェアを検出したときに VirusBarrier X6 がどうすればよいかを指定できます。次のオプションがあります:

対応を尋ねる:使用中の Mac でウイルススキャンを実行する際に最も適切な設定です。警告が表示されたときに十分注意を払える状態にあるためです。警告に 1 分以内に応答しない場合、VirusBarrier X6 は感染ファイルを隔離領域に移動しますのでご注意ください。隔離領域に入れる:この設定は対象のファイルを開いたり読んだりできないようにします。隔離領域の使用について詳しくは本章後半の「隔離領域」セクションをご覧ください。修復する:これは VirusBarrier X6 がマルウェアを除去するよう指定します。何らかの理由でファイルを修復できない場合は、そのファイルは隔離領域に入れられます。

さらに、ウイルスを検出したときに VirusBarrier X6 で自分宛に電子メールを送信するよう設定することもできます。それには 電子メールを送信する チェックボックスにチェックを入れ、その隣の 電子メールの設定... ボタンをクリックします。「メール設定」ウインドウが表示されます。

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送信メールサーバ、および送信者と受信者のメールアドレスを入力します。さらに、ご使用のメールサーバが受け入れるユーザ名とパスワードを入力する必要があります。メールメッセージは複数の受信者に送信できます。受信者を追加するには、「+」(プラス)ボタンをクリックします。受信者を除去するには、「-」(マイナス)ボタンをクリックします。

メール設定ウインドウの下半分には、VirusBarrier X6 が電子メールを送信する際に必要となるかもしれない詳細オプションがあります。

ドロップダウンメニューには、次の図に示すように、いくつかの種類のメール認証が表示されます。

いつも使用されている電子メールプログラムと同じ認証方法、ユーザ名、パスワードを使用することをお勧めします。何を入力してよいか分からない場合には、インターネットサービスプロバイダかシステム管理者にお問い合わせください。使用する認証方法が分からない場合は、「自動」を選択してください。

設定が完了したら、「設定をテスト」ボタンをクリックして電子メールが送信されることを確認するとよいでしょう。メールサーバが応答するまでには数秒かかることがあります。処理が完了したら、テスト結果のダイアログボックスが表示されます。

リアルタイム・スキャナ設定ウインドウの次のセクションでは、2 つの設定を行えます。

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最初のオプション、感染していないファイルのスキャンが完了したら隔離マーカーを外す は、アプリケーションがダウンロードされ、それらがマルウェアに感染していないことを VirusBarrier X6 が確認したとき、Mac OS X によって設定される隔離マーカーを除去するよう VirusBarrier X6 に指示します。これにより、アプリケーションのファイルがダウンロードされたものであることを警告し開く必要があるかどうかを尋ねる Mac OS X の警告ダイアログが除去できます。

2 番目のオプション、動作分析 は、VirusBarrier X6 が動作分析機能を使用してアプリケーションの不適切な動作を監視するようにします。いずれかのアプリケーションが、異常だと考えられる動作(例えば大量のファイルを削除するなど)を行った場合、VirusBarrier X6 はそれについての警告を表示します。

アーカイブ設定

アーカイブは、通常は圧縮形式で 1 つ以上のファイルを含むため、簡単かつ素早く転送できます。VirusBarrier X6 はいくつかのよく使われる種類のアーカイブの内部を確認し、アーカイブファイルそのものの他、その中に含まれるファイルもスキャンします。

デフォルトでは、VirusBarrier X6 は認識できるすべての種類のアーカイブをスキャンします。ただし、アーカイブの種類リスト

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

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で適切なアーカイブのチェックを外すことで、特定の種類のアーカイブのみをスキャンするように設定できます。また、手動スキャンを実行する際、VirusBarrier X6 オーブ内に表示される「スキップ」ボタンをクリックすることで、スキャン中のアーカイブをスキップできます。スキャンに時間のかかる大きいサイズのアーカイブで、それがマルウェアに感染していないことが確信できる場合に、スキップは便利です。

「デフォルトのアーカイブの制限時間」設定は、解凍とスキャンに指定の時間よりも多くの時間がかかるアーカイブのスキャンを停止するよう VirusBarrier X6 に指示します。デフォルトでは 60 秒に設定されています。ただし、この制限時間よりも早く解凍されたファイルはスキャンの対象になります。

詳細設定

「詳細設定」タブには、いくつかの一般的なスキャン設定の他、オンデマンド・スキャナに適用される設定が用意されています。

最初のオプションは、「スキャン・オプションでの CPU およびディスクの優先度」についてです。ポップアップメニューから、「低」、「標準」、「高」を選択できます。この設定は手動スキャンとスケジュールスキャンに適用され、VirusBarrier X6 がスキャンを調節して他のアプリケーションの処理が遅くならないようにします。この設定はスキャンに使用するプロセッサ (CPU) とハードディスクの読み込みに影響します。また、外付けディスクをマウントしたときや VirusBarrier X6 のフィルタをアップデートした後に自動で実行されるスキャンにも適用されます。そうしたスキャンをより早く終わらせたい場合、「標準」か「高」を選択することをお勧めします。かかる時間を気にしないか、他の処理をより優先したい場合は、「低」を選択します。

オンデマンド・スキャナの動作に影響する 4 つのオプション:

スキャンを開始する前にファイル数を数える オプションは、VirusBarrier X6 がスキャンするファイルの数を数えるようにし、手動スキャン中のオーブ内にファイル数とスキャン済みファイルのパーセンテージを表示して、スキャンにかかる時間についてのより正確な情報を提供します。このオプションにチェックされていると、VirusBarrier X6 のオーブは残りファ

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イル数をカウントダウンします。このオプションにチェックされていないときは、オーブはスキャンされたファイルを数えてゆき、いくつのファイルがスキャンされたかのみを表示します。ほかのユーザが所有するファイルもスキャンする オプションは、VirusBarrier X6 がスキャン開始時にログインしていたユーザアカウントを超え、他のユーザが所有するファイルなどの Mac 上のファイルをスキャンできるようにします。このオプションを選択すると、管理者パスワードの入力を求められます。管理者パスワードをお持ちでない場合は、チェックボックスのチェックが外されます。このオプションにチェックせずに VirusBarrier X6 が他のユーザかシステムが所有する感染ファイルを検出した場合、VirusBarrier X6 は警告を表示し、隔離領域ウインドウで鉛筆にバツ印が入ったアイコンを表示して、そのファイルに対して何らかの操作を行うには管理者ユーザ名とパスワードの入力が必要であることをお知らせします。電子メールをスキャンするオプションを有効にすると、VirusBarrier X6 は送信または受信される電子メールのコンテンツとその添付ファイルを手動スキャン中にスキャンします。iPhone および iPod touch デバイスをスキャンする は、手動スキャン実行中に VirusBarrier X6 が Mac に接続されている iPhone または iPod touch を表示し、マルウェアスキャンの対象として選択できるようにします。このオプションがチェックされていない場合、VirusBarrier X6 はブラウザに iPhone または iPod touch を表示しません。

脅威をスキャン セクションでは、VirusBarrier X6 が特定の種類のファイルやアプリケーションをスキャンするよう設定できます:

Mac OS X 実行形式:これは常に有効なため、選択できないようになっています。VirusBarrier X6 は常に Mac OS X のマルウェアについてスキャンします。これには Word や Excel のマクロウイルスのような Mac OS X に影響するすべての種類のマルウェアが含まれます; この他のカテゴリは Mac OS X に影響しない種類のマルウェアです。Mac OS Classic 実行形式:Classic Mac OS のみに影響するマルウェアを探します。Mac OS Classic アプリケーションをご使用の場合は、このオプションにチェックするとよいでしょう。使用していない場合はチェックする必要はありません。Windows 実行形式:このオプションにチェックすると、VirusBarrier X6 は Windows に影響するウイルスを探します。それらのファイルは Mac に害を及ぼさないかもしれませんが、Windows を使用している友人に渡してしまうかもしれず、また Apple Boot Camp、VMware Fusion、Parallels Desktop などのプログラムを通じてアップル社製のコンピュータ上で Windows を使用している場合には影響を受ける恐れがあります。(VirusBarrier X6 は Windows の仮想ディスクをスキャンしません。)Linux 実行形式:これにチェックすると、VirusBarrier X6 は Linux オペレーティングシステムに影響するマルウェアについてスキャンします。シェルスクリプト、JavaScript スクリプトなど:これにチェックすると VirusBarrier X6 は PHP、シェルスクリプト、JavaScript、Perl などで作成された悪意のあるスクリプトについてスキャンします。リソースフォーク:この種類の破損ファイルは必ずしもマルウェアではありませんが、破損したリソースフォーク(あるファイルの一部分)は何らかの場合に Mac をクラッシュさせることがあります。このオプションにチェックすることで、この種類の破損ファイルによるクラッシュから Mac を保護します。

最後のセクションでは、他の 2 種類のマルウェアを検出するかどうかを選択します:

ハッキング・ツール は直接 Mac に害を及ぼさないかもしれませんが、他のコンピュータを攻撃するためにハッカーたちに使用される恐れのある悪意のあるプログラムです。特にご使用の Mac が広くアクセス可能になっている場合、このオプションにチェックを入れておくと安心です。キーロガー はすべてのキーボード入力を記録するプログラムです。こうしたプログラムは悪意を持つものもあれば、例えば子供のコンピュータ使用を監視するために意図的にインストールされるものもあります。このオプションにチェックされている場合、キー入力を監視されているユーザに対してこうしたソフトウェアが Mac 上に存在することを警告します。

信頼するファイル

VirusBarrier X6 には信頼するファイルのリストにファイルやフォルダ、ボリュームを追加するオプションがあります。VirusBarrier X6 はそうしたファイルはすべて安全だとみなし、スキャンを行いません。このオプションは、既に

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VirusBarrier X6 でスキャンされたファイルについてのみ使用することをお勧めします。

ファイルやフォルダ、ボリュームを「信頼するファイル」リストに追加するには 2 つの方法があります。まずは、「信頼するファイル」ボタンをクリックします:

続いて、次のいずれかを実行します:

画面左隅にある小さな「+」(プラス)ボタンをクリックし、リストに追加したい項目を選択して、「追加」ボタンをクリックします。 あるいは、Finder から追加したい項目をウインドウにドラッグします

フォルダまたはボリュームを追加すると、VirusBarrier X6 はそれらの項目内の、サブフォルダも含めた すべての ファイルを信頼します。

「信頼するファイル」リストから項目を削除するには、対象の項目をクリックして選択し、左下の「-」(マイナス)ボタンをクリックします。

また、コンテキストメニューを使用して「信頼するファイル」リストに項目を追加することもできます:詳しくは本章の「コンテキストメニュー」についてのセクションをご覧ください。

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

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隔離領域

ファイルを自動で修復したくない場合、VirusBarrier X6 はファイルを隔離領域に入れることができます。ファイルが隔離されると、そのファイルは開いたり読んだりすることができず、Mac への感染が防がれます。管理者が VirusBarrier X6 の修復機能を実行する前にファイルを確認したい時に便利です。

前述のように、1 分以内に警告に応答しない場合 VirusBarrier X6 は自動的にファイルを隔離領域に移動します。これらのファイルは後でチェックして、処理を決めることが可能です。VirusBarrier X6 の概要画面にある「隔離」ボタンをクリックすると隔離されたファイルが表示されます。

隔離されたファイルを見るには、概要画面上の「隔離」ボタンをクリックするか、または画面上部の「隔離」ボタンをクリックします。

隔離領域内のファイルを表示する画面と、それらのファイルの処理を行うためのボタンが表示されます。

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

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ウインドウ左上の「表示」ボタンをクリックすることで、隔離されたファイルをアイコンで表示するか、リスト表示するかを切り替えられます。

ファイルの処理を決めるには、対象ファイルを選択してウインドウ右下の 4 つのボタンのいずれかをクリックします。

以下の処理が可能です:

ディスクから削除を選択すると、該当ファイルが Mac から削除されます。安全とみなす を選択すると、ユーザがこのファイルは感染していないとみなしていることを VirusBarrier X6 に伝え、そのファイルを VirusBarrier X6 の「信頼するファイル」リストに追加します。これは誤判定の場合に実行する操作です。ただし、このボタンをクリックする際には 十分気をつけて ください:ファイルが安全であることが確実である場合以外は使用しないでください。そうしないと、お使いの Mac 全体が感染する危険があります。スキャン を選択すると、VirusBarrier X6 はそのファイルを再度スキャンします。ウイルス定義ファイルをアップデートした後に、ファイルが誤判定されていないことを確かめるためにスキャンを行うとよいでしょう。修復 を選択すると、VirusBarrier X6 はファイルからマルウェアを除去します。

隔離領域をリスト表示で表示すると、ファイルが感染しているマルウェアの種類が「脅威」列に表示されます。

VirusBarrier X6 のコンテキストメニュー

VirusBarrier X6 では、コンテキストメニューを使用して Finder から直接様々な機能にアクセスできます。任意の項目(ファイル、フォルダまたはボリューム)を Control キーを押しながらクリックするか、右クリックすると、コンテキストメニューが開きます。Mac OS X 10.6 Snow Leopard では、これらのメニュー項目はコンテキストメニュー下部にまとめられています。ただし、メニュー項目が一定数ある場合は「サービス」項目が表示され、VirusBarrier X6 のメニュー項目は「サービス」メニューコ

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

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マンドのサブメニューに収められます。Mac OS X 10.5 Leopard では、VirusBarrier X6 メニューは「その他」メニューに表示されます。

コンテキストメニューから以下の処理を実行することができます:

選択した項目をスキャン(および修復するように設定されている場合は修復)できます。「不審なファイルを Intego に提出」を選択すると、その項目のコピーを Intego 社に送信できます。これは、新しいウイルス、またはまだ認識されていないウイルスに感染している疑いのあるファイルを発見した場合に特に便利です。このオプションを選択すると、Intego 社のウイルス専門家がそのファイルを調べ、必要があればユーザのシステムを保護するためのウイルス定義ファイルを作成します。項目を信頼する領域に追加することもできます。

コマンドラインから VirusBarrier X6 を使用する

VirusBarrier X6 はコマンドラインからマルウェアスキャンとネットワーク保護設定の変更を行うこともできます。以下はこのコマンドの使い方の説明です。

コマンド: /Library/Intego/virusbarrier.bundle/Contents/MacOS/virusbarriers 次のオプションを使用可能です: -a: 他のボリューム(または /Volumes の他のマウントポイント)にシムリンクされているファイルを含む すべてのファイルをスキャンします。 -c: スキャン前にファイルをカウントします。 -C: ファイルをカウントしますが、スキャンはしません。 -Q: クイックスキャンを実行します。 -r: 感染したファイルを修復します。 -t: ターボモードを使用します; 前回のスキャンから変更されていないファイルのみを スキャンします。 -T: 信頼されているファイル以外のすべてのファイルをスキャンします。 -z: 圧縮アーカイブ(メールの添付ファイルも含む)をスキャンします。 <pathname_to_scan>: 指定が必須です。相対パスでも絶対パスでもかまいません。

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VirusBarrier X6 で Mac をウイルスとマルウェアから保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/3-Antivirus-Protection.html[3/22/12 11:30:08 AM]

[<current_directory_pathname>]: 指定は任意です。最初の引数として相対パスが使用される場合は、 現在の作業ディレクトリです。 例: /Library/Intego/virusbarrier.bundle/Contents/MacOS/virusbarriers -tacz / これはユーザが読み出し権限を持つすべてのボリュームをスキャンします。 開始する前にアーカイブをスキャンし、スキャンするファイルの数をカウントします。 前に sudo と authenticate が来るコマンドを実行すると、すべてのファイルをスキャンできます。 エイリアスを定義してこのコマンドの使用を簡素化することもできます。 bash の場合: alias vbscan=/Library/Intego/virusbarrier.bundle/Contents/MacOS/virusbarriers tcsh の場合: alias vbscan /Library/Intego/virusbarrier.bundle/Contents/MacOS/virusbarriers これにより、次の同じコマンドを実行できます。 vbscan -tacz / [-rtcCaz] <pathname_to_scan> [<current_directory_pathname>] ネットワーク保護設定を変更するには、下のリストのオペレーション、オブジェクト、データとともに以下のオプションを使用します (すべてのファイアウォールオプションを伴うコマンドは sudo が必要です): -W:ファイアウォールオペレーションを実行します オペレーション オブジェクト データ -------------------------------------------------------------------- import|export settings file_path revert settings add|remove blocked_address|trusted_address ip_address print blocked_address|trusted_address get protection enable/disable protection enable/disable trojans enable/disable data enable/disable antispyware enable/disable banner_filter enable/disable cookie_filter enable/disable information_filter enable/disable webthreats enable/disable antiphishing activate configuration configuration_name print configuration reset traffic reset cookie 例えば、ファイアウォール保護を有効にするには、以下のコマンドを sudo とともに実行します: /Library/Intego/virusbarrier.bundle/Contents/MacOS/virusbarriers -W enable protection

VirusBarrier X6 と AppleScript を使用する

VirusBarrier X6 は AppleScript を使用してスキャンを実行することもできます。VirusBarrier X6 の AppleScript シンタックスの詳細については、スクリプトエディタから VirusBarrier X6 ディクショナリを開いてください。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

Mac をネットワーク攻撃から保護する

VirusBarrier X6 の概要画面を使用する概要画面の状況インジケータファイアウォール保護トロイの木馬からの保護アンチバンダル保護ブロックするアドレスと信頼するアドレスネットサーフィン・フィルタプライバシー保護警告

目次へ移動

強力なアンチマルウェア機能に加え、VirusBarrier X6 は数多くの強力な機能を使用してネットワーク攻撃や危険なサイトからお使いの Mac を保護します。これらの機能は 4 つのグループに分けられます:

ファイアウォール は、ご使用の Mac がどのネットワーク通信を許可するかを指定しますアンチバンダル ツールは、6 つの形態の意図的な攻撃を監視しますネットサーフィン ツールは、皆さんのオンラインでの行動に基づく "ソーシャル・エンジニアリング" 攻撃を監視し、危険なサイトから保護しますプライバシー 保護機能は、どのプログラムがネットワークに接続できるか、およびどのデータ送信を禁止するかを指定します

これら 4 つの保護手段によって、トロイの木馬、Ping 攻撃、ポートスキャンなど、ほとんどあらゆる種類の攻撃から保護します。マルウェア対策とともに、VirusBarrier X6 は ご使用の Mac についてネットワーク上の脅威とマルウェアに対する総合的な保護を提供します。

VirusBarrier X6 を起動すると概要画面が表示されます。 この画面は上部に並んでいるボタンの中央にある「概要」ボタンをクリックして表示することもできます。この画面は 2 つの列に分けられます:中央のオーブ(緑色の円形の領域)の左側はマルウェア対策ツールで、右側が本章で取り扱うネットワーク保護ツールです。マルウェア対策は Mac をウイルスとマルウェアから保護する で説明されています。

VirusBarrier X6 の概要画面を使用する

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

概要画面では以下の機能に簡単にアクセスできます:

ウイルス保護ツール。 Mac をウイルスとマルウェアから保護する を参照してくださいVirusBarrier X6 の機能、設定、ログWhois やトレースルートのようなネットワークユーティリティどの保護が有効になっているかを示すインジケータ前回のアップデート日時など、プログラムそのものについての情報保護設定をすぐに変更できるようにする、設定へのアクセス手段

概要画面の中核をなすのは、VirusBarrier X6 の 4 種類のネットワーク保護をコントロールするセクションです。ファイアウォール、アンチバンダル、ネットサーフィン、プライバシーに対するコントロールは、概要表示の右上のボタンからアクセスします。選択されるとボタンは緑色になり、選択されていないときは黒になります。右下には監視機能をコントロールする小さなボタンが並んでいます。中央には、クリックすると関連するコントロールに移動する便利なインジケータがあります。

「ファイアウォール」セクションでは、ご使用の Mac で情報を受け渡しできるかどうかを指定する「ルール」にアクセスできます。

「アンチバンダル」セクションでは、ネットワーク攻撃を防止する手段、および攻撃が発生したときに、どう対処するかを決めるポリシーが選択できます。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

「ネットサーフィン」セクションでは、インターネット閲覧時に受け渡しされる特定のタイプの情報を遮断し、フィッシングの試み、広告、Cookie から保護します。また、ご使用のブラウザが通常は送信する、特定のタイプの情報を隠すようにすることもできます。

「プライバシー」セクションでは、特定のデータがインターネットやローカルネットワークを通じて送信されないようにする設定と、密かにリモートコンピュータに接続するプログラムからの保護を実現するアンチスパイウェア・ツールを提供します。

概要画面右下に並んでいるボタンからは、監視機能にアクセス可能です。詳しくは VirusBarrier X6 の監視機能を使用する をご覧ください。

VirusBarrier X6 は多彩な機能を組み合わせたいろいろな設定を作成できます。設定のリストを表示するには、概要画面左下の小さな矢印ボタンをクリックします。(または Command-K キーを押すか、「表示」 > 「設定を表示/隠す」 を選択して、設定を表示したり隠したりすることもできます。

最初はセットアップ・アシスタントで選択した設定を元に名付けられた 1 つの設定だけが表示されます。 セットアップ・アシスタントを実行しなかった場合には、「デフォルト」設定だけが表示されます。ラジオボタンは、どの設定が現在アクティブになっているかを表示します。

「設定」リスト下部には、設定の複製、編集、削除を行えるアクションボタンがあります。詳しくは、VirusBarrier X6 環境設定と設定 をご覧ください。

概要画面の一番上には NetUpdate 状況バーがあります。 これは、最新の VirusBarrier フィルタがご使用の Mac にインストールされた日付や、最新のフィルタが入手可能な日付を表示します。VirusBarrier X6 は、プログラムとともにインストールされるIntego NetUpdate を使用して Intego プログラム本体や、フィルタやウイルス定義ファイルを更新します。アップデートは自動でチェックされますが、右上の「今すぐ確認」ボタンをクリックしてすぐにチェックすることもできます。NetUpdate 状況バーを隠すには、「表示」 > 「状況バーを隠す」 を選択します。NetUpdate について詳しくはIntego クイックスタートガイドを参照してください。

概要画面の状況インジケータ

VirusBarrier X6 の様々なネットワーク保護機能の状況は、概要画面右側のクリック可能な一連のインジケータに表示されます。

一番上のインジケータは選択されているファイアウォールモードを表示します; これをクリックすると、設定を変更できる画面に移動します。(画面上部の「ファイアウォール」ボタンでも同じ画面に移動できます。)

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

中央のグループの最初のインジケータはアンチフィッシング対策が有効になっているかどうかを示します。"フィッシング" とはサイバー犯罪者が一般の人々をだまして個人情報を入力させ、電子メールアドレスや銀行口座などの個人情報を盗もうとする攻撃です。「アンチフィッシング」ボタンをクリックすると「信頼するサイト」を追加できる画面に移動します。 「信頼するサイト」に追加すしたサイトはアンチフィッシング対策から除外されます。(この画面は上部の「ネットサーフィン」ボタンをクリックしてから、「アンチフィッシング」タブをクリックすることでも表示できます。)

2 番目のインジケータは、危険なサイト対策が有効になっているかどうかを示します。「危険なサイト」ボタンをクリックすると「信頼するサイト」を追加できる画面に移動します。 「信頼するサイト」にサイトを追加すると危険なサイト対策から除外されます。(この画面は上部の「ネットサーフィン」ボタンをクリックしてから「危険なサイト」タブをクリックすることでも表示できます。)

3 番目のインジケータは、ブロックされ、コンピュータとのやり取りが禁止されたアドレスの数を表示します。これらのアドレスは、VirusBarrier X6 が悪意のあるものだと判断したか、ユーザにより手入力で追加されたためブロックされます。「ブロックするアドレス」ボタンをクリックすると、どのアドレスがブロックされているかや、それらのアドレスがなぜブロックされたのか、どのくらいの期間ブロックされ続けるのかといった詳細を表示する画面に移動します。(この画面は上部の「アンチバンダル」ボタンをクリックしてから、「ブロックするアドレス」タブをクリックすることでも表示されます。)

ネットワーク保護列の一番下のインジケータは、ネットワーク・トラフィックのインジケータです。 これはリアルタイムで更新され、ご使用のコンピュータにどれだけのデータが出入りしているかを表示します。このインジケータはボタンではないため、クリックしても何も起こりません。ネットワーク・トラフィックについてより詳細な情報を得るには、画面右下の「トラフィック」監視ボタンをクリックします。

ファイアウォール保護

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

VirusBarrier X6 にはパーソナル・ファイアウォールが搭載されています。 これはご使用の Mac とインターネットあるいはローカルの TCP/IP ネットワークとの間で発着信するすべてのデータパケットをフィルタリングする強力なプログラムです。また、トロイの木馬が使うポートを遮断することで、トロイの木馬からも保護します。

ファイアウォールの設定を表示または変更するには、「ファイアウォール」ボタンをクリックします。

「ファイアウォール」ボタンをクリックすると、VirusBarrier X6 はファイアウォール設定をコントロールする「シンプル」モードを表示します。シンプルモードでは、通常の使用で遭遇するすべての状況に対応できるようにあらかじめ用意された 5 つのファイアウォール設定があり、個々の設定の効果をアニメーションで表現しています。皆さんに一番近いスクリーンがご使用の Mac、地球がインターネット、その間のスクリーンがローカルネットワークの境界を表しています。デフォルト設定の「クライアント、ローカルサーバ」では、ご使用のコンピュータはローカルネットワークを超えて情報を受信できますが、ローカルネットワークの外にあるコンピュータはご使用の Mac にアクセスできないことを示しています。

5 つのファイアウォール設定は以下の通りです:

保護なし:VirusBarrier X6 のファイアウォールはネットワーク経由のすべての発信および着信データを許可します。ネットワークなし:VirusBarrier X6 のファイアウォールはご使用のコンピュータとインターネットまたはローカルのTCP/IP ネットワークとの間ですべてのデータの発着信を遮断します。この設定は、コンピュータを離れなければならず、その間コンピュータを完全に保護しておきたい場合に便利です。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

クライアント、ローカルサーバ:VirusBarrier X6 のファイアウォールはご使用の Mac をクライアントおよびローカルネットワークサーバとして機能させます。ご使用の Mac はクライアントコンピュータとしてインターネットにアクセスでき、またローカルネットワーク上ではクライアントおよびサーバとして機能します。サーバのみ:VirusBarrier X6 のファイアウォールはご使用の Mac をサーバとしてのみ機能させます。インターネット閲覧などすべてのクライアント機能はブロックされます。クライアントのみ:VirusBarrier X6 のファイアウォールはご使用の Mac をローカルネットワークまたはインターネット上のクライアントとしてのみ機能させます。ご使用の Mac のサーバやファイル共有機能はブロックされます。

これらの 5 つの機能はほとんどの方にとって十分な設定です。しかしながら、オンラインゲームのパーティプレイにおいて通信以外のトラフィックをすべて遮断したい場合のように、詳細なコントロールが必要な場合には、「詳細設定」モードに切り替えてください。

詳細設定モード

VirusBarrier X6 は、ご使用の Mac に送受信させたい、またはブロックしたいトラフィックを選択して独自のルールを作成すできる「詳細設定」モードを用意しています。詳細設定モードの使用について、詳しくは 付録:カスタムのファイアウォール・ルールを作成する をご覧ください。.

トロイの木馬からの保護

トロイの木馬は、電子メールの添付ファイルや、悪意のあるウェブサイトからダウンロードしたプログラムによって密かにインストールされるアプリケーションです。プログラムによっては、サーバに個人情報を送信するスパイウェアと呼ばれるトロイの木馬の一種をインストールすることがあります。接続がご使用のコンピュータ から 行われるため、一般に信用されてしまいます。

VirusBarrier X6 は主要なトロイの木馬のほとんどの動作を判別でき、その途中で遮断することができます。このようなプログラムの中には、中央サーバにユーザのネットサーフィンの行動パターン情報を送るものもあります。また他のトロイの木馬には、ハッカーがコンピュータを乗っ取ったり、ファイルを盗んだりできるよう、ご使用のコンピュータに裏口を設けるものもあります。さらに、VMware Fusion や Parallels Desktop などを使用した仮想化環境で Windows を実行して NAT モードで Mac のインターネット接続を共有している場合には、VirusBarrier X6 が Windows のトロイの木馬の行動を認識して保護します。

VirusBarrier X6 のトロイの木馬に関する設定を表示するには、ファイアウォール画面上部の「トロイの木馬」タブをクリックします。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

トロイの木馬からの保護を有効にするには、「トロイの木馬対策」スライダをオンに設定し、個々のトロイの木馬のチェックボックスを選択します。画面下部にある「すべてを有効」と「すべてを無効」ボタンは一度にすべてのチェックボックスを選択/選択解除できます。

個々の、またはすべてのトロイの木馬に対する保護設定は、キーボードの Control キーを押しながら設定したいトロイの木馬の名前をクリックし、表示されるコンテキストメニューから適切なコマンドを選択して設定することもできます。

アンチバンダル保護

VirusBarrier X6 のアンチバンダル機能はご使用の Mac に入ってくるデータを監視し、フィルタリングして、侵入の兆候を探します。このフィルタリングは目に見えません:これが動作していることが分かるのは疑わしいデータを検出した場合だけで、その場合には警告を表示します。それ以外では、アンチバンダル機能はご使用の Mac のネットワーク動作を常時静かに監視しています。

アンチバンダル画面へ移動するには、「アンチバンダル」ボタンをクリックします。

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http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

「アンチバンダル・ポリシー」タブでは、ご使用のコンピュータに入ってきたデータをどのようにフィルタリングするかを設定します。「ブロックするアドレス」および「信頼するアドレス」タブには、疑わしいか、または信頼に値するとみなすホストや IP アドレスを登録します。

アンチバンダル・ポリシー

「アンチバンダル・ポリシー」パネルには、6 種類の侵入を防止するツールが用意されています。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

バッファ・オーバーフロー攻撃:あるソフトウェアがメモリのオーバーフローを起こした際に発生し、悪意のあるユーザがご使用の Mac に侵入できるようにする攻撃です。侵入試行:一定時間内にあらかじめ決められた回数の不正パスワードリクエストを送り、ご使用の Mac にアクセスしようとする試みです。AppleShare IP (ASIP)、FTP、HTTP、IMAP、POP、SMTP ごとに異なる設定が利用できます。Ping 攻撃:ご使用の Mac が一定頻度で起こる Ping リクエストを受信し、それがあまりにも多いため応答することによって Mac に負荷がかかるというものです。Ping ブロードキャスト:ブロードキャストアドレスへの Ping リクエストで、単一の Ping がご使用のローカルネットワークに増殖します。ポートスキャン:リモートコンピュータからご使用の Mac のポートを探査し脆弱性を探る試みです。ご使用のコンピュータがサーバとして機能している場合は、このオプションのチェックを外すとよいでしょう。SYN フラッド:攻撃者が複数の TCP リクエストを送信し、接続の最終段階を完了させないことで、攻撃対象のコンピュータのリソースを浪費させます。

これらの名前の隣にあるチェックボックスをクリックすることで、それぞれの侵入手段に対する保護を有効または無効にできます。侵入手段名をクリックすると、それに応じた処理のポリシーが表示されます。例として、バッファ・オーバーフロー攻撃のポリシーを以下に掲載します。

これらのオプションについては、本章後半の 警告 に記述されています。

一覧で侵入手段のタイプが選択されているときに、右上の「詳細設定」タブをクリックすると、その侵入手段のタイプに対する追加のオプションが表示されます。オプションは以下の通りです:

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http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

バッファ・オーバーフロー攻撃:詳細設定はありません。侵入試行:AppleShare IP (ASIP)、FTP、HTTP、IMAP、POP、SMTP ごとに、不正なパスワードの試行許可回数を設定できます。Ping 攻撃:Ping フラッドの感度を、ping 試行の間隔のミリ秒単位で設定します。ご使用のコンピュータがネットワーク上にある場合には、ネットワーク管理者が時々お使いのコンピュータに Ping を送るのはよくあることです。しかしご使用のコンピュータがネットワーク上にない場合は、Ping はめったにありません。唯一の例外は DSL またはケーブル接続を行っている場合です。ISP(インターネットサービスプロバイダ)がお使いのコンピュータに Ping を送り、オンライン上にあるかどうかを確認することがあります。Ping ブロードキャスト:詳細設定はありません。ポートスキャン:低から高のスライダを使って、内部計算に基づいて感度を調節します。SYN フラッド:感度を、毎秒許可される接続の試行数で設定します。

オプション

アンチバンダルの「ポリシー」画面の左下にある「オプション」ボタンをクリックすると、追加のフィルタリング設定が行えます。

オプションは画面右側に表示されます。

ステルスモード (Ping 応答を禁止):チェックしておくと、ご使用のコンピュータはインターネット上やローカルネットワーク内の他のコンピュータから見えなくなります。しかし、匿名になる訳ではないので、他のホストにリクエストを送る際には、ご使用のコンピュータの IP アドレスが送信されます。不明なプロトコルは停止:チェックしておくと、VirusBarrier X6 は不明のプロトコルを自動でブロックします。Apple Remote Desktop 制御を拒否:チェックしておくと、VirusBarrier X6 はご使用の Mac に対する Apple RemoteDesktop ソフトウェアからのすべてのアクセスをブロックします。PORT モードの FTP 転送を許可:チェックしておくと、「クライアントのみ」のファイアウォールモードのときも、FTP転送ができるようになります。

「電子メール」のセクションでは、攻撃が検出された際に電子メールで通知する設定を行います。詳しくは、本章後半の 警告 をご覧ください。

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http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

同じ方針を適用

個々の侵入手段には、その種別に応じて、侵入が検知されたときの通知方法と取るべき動作を設定できます。

「すべての保護に同じ方針を適用」チェックボックスは、すべての通知と動作を統一します。このチェックボックスのチェックを外すと、例えばバッファ・オーバーフロー攻撃を検出した際には電子メールによる通知を受けて、侵入試行が発見された際には警告表示のみ行うといった、カスタム設定を行うことができます。このチェックボックスにチェックを入れると、VirusBarrier X6に対してどの種類の侵入が発生しても同じように対応するよう指示します。

このチェックボックスにチェックすると、どの設定をすべての保護に適用するかを尋ねるダイアログボックスが表示されます。

ブロックするアドレスと信頼するアドレス

「ブロックするアドレス」リストは、攻撃や侵入の試みが一度失敗すると、その攻撃元のマシンとご使用の Mac との通信を一定期間発生しないように管理するリストです。

「信頼するアドレス」リストはブロックするアドレスリストの逆の機能です:ご使用の Mac への接続を許可される "親しい" コンピュータを指定します。ブロックするアドレスリストは皆さんを敵から保護しますが、信頼するアドレスリストは友人に扉を開きます。VirusBarrier X6 のアンチバンダル・ツールは「信頼するアドレス」リスト上のコンピュータへのアクセスはブロックしません。また、それらの動作について、警告を発することもありません。ただし、「信頼するアドレス」リスト上のコンピュータはすべてのアクティブなファイアウォール・ルールの影響を受けます。

「信頼するアドレス」ウインドウのインタフェースは、「ブロックするアドレス」ウインドウとほとんど同じです。 同時に説明し、それぞれの違いについては必要に応じて解説します。これは「ブロックするアドレス」のウインドウです。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

左のパネルは、現在「ブロックするアドレス」リストまたは「信頼するアドレス」リストに登録されている様々な IP アドレスについての情報を表示します。

チェックボックス:このチェックボックスのチェックを外すことで一時的にブロックするアドレスまたは信頼するアドレスを無効にすることができます。 このチェックボックスはリストに項目を追加したときにはデフォルトでチェックされています。無効になっているとき、もう一度チェックボックスをクリックすると再度その項目を有効にできます。(このチェックボックスは、IP アドレスが永続的にブロック/許可される設定になっている場合にのみ表示されます。)侵入者/ホスト:2 番目の列は、「ブロックするアドレス」リストでは侵入者の IP アドレスを表示し、「信頼するアドレス」リストでは許可した IP アドレスを表示します。残り時間:IP アドレスが一定期間だけブロックまたは許可される設定にした場合、この列に残り時間が表示され、毎秒更新されます。それ以外は「永続ホスト」と表示され、その IP アドレスが手動で削除されるまで登録され続けることを示します。

ブロックする/信頼するアドレスの情報

「ブロックするアドレス」および「信頼するアドレス」のリスト内の項目をクリックすると、画面右のパネルに追加情報が表示されます。項目をダブルクリックすると、同じ情報が記載されたウインドウが開きます。

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http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

ホスト:ホストの IP アドレスです。項目をダブルクリックして新しいウインドウを開いた場合、手作業でその IP アドレスを変更できます。「DNS ルックアップボタン」(?)をクリックすると、IP アドレスの数値から実際のドメイン名(もしあれば)に切り替えることができます。このアドレスはカーソルを「ホスト」の部分に重ねてクリックし、コンテキストメニューから「拡大表示」を選択して、大きく表示することができます。理由:なぜその IP アドレス「ブロックするアドレス」リストに追加されたのかを表示します。「信頼するアドレス」リストにはすべての項目が手動で追加されるため、このテキストは表示されません。総時間:「ブロックするアドレス」および「信頼するアドレス」のリストにホストが登録され続ける時間数です。「総時間」の部分をクリックすると、表示が「残時間」に変わります。再度クリックすると表示が「経過時間」に変わり、侵入者がどのくらいの間ブロックするアドレスリストに登録されているかを示します。「経過時間」をクリックすると再度「総時間」が表示されます。開始:「ブロックするアドレス」および「信頼するアドレス」のリストにそのアドレスが追加された日時です。終了:「ブロックするアドレス」および「信頼するアドレス」のリストに IP アドレスが保持される期限を指定した場合、その IP アドレスが除去される時間を表示します。注意:この IP アドレスについて自分が入力したコメントです。また、VirusBarrier X6 は「ブロックするアドレス」リストに項目を追加するとき、この欄に自動でコメントを追加します。

DNS ルックアップについて

VirusBarrier X6 の様々な場所で、クエスチョンマークの入った黒い丸を目にすると思います。これをクリックすると、IP アドレスの数値をドメイン名が見つかればドメイン名に切り替えます。

IP アドレスはドメイン名に対して、必ずしも 1 対 1 の関係にならないことにご注意ください。例えば、一つの大きなドメインにおいて www.example.com はある IP アドレス、forums.example.com は別のアドレス、blog.example.com はさらに別のアドレスにホストされていることもあります。

その一方で、小さなドメインは単体のコンピュータ上の仮想ドメインとして、一つの IP アドレスを他のコンピュータと共有する場合があります。そのような場合ドメインルックアップは apache2-vat.market.example.com のような予期せぬコンピュータ名につながる IP アドレスを返す場合があります。

結果として、IP アドレスを入力するとあるドメインからのトラフィックをブロック(または許可)できますが、ドメインを入力するとすべての望むトラフィックをブロック(または許可)できないことがあります。これはインターネットのドメイン構造上の制限であり、VirusBarrier X6 のエラーではありません。予期せぬトラフィックのブロックや許可が起きる場合は、IP アドレスの代わりにドメイン名を使用するか、またはその逆を試してみてください。

アドレスを追加する

「ブロックするアドレス」リストまたは「信頼するアドレス」リストに手動でアドレスを追加する方法には 2 種類あります。(VirusBarrier X6 は警告から自動的にアドレスを「ブロックするアドレス」リストに追加することもできます。詳しくは、本章後半の 警告 をご覧ください。)

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http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

アドレスを追加する 1 番目の方法は、「ログ」ウインドウで IP アドレスを選択し、コンテキストメニューから「ブロックするアドレスに追加」または「信頼するアドレスに追加」を選択します。詳しくは、 VirusBarrier X6 監視機能を使用するをご覧ください。

リスト下部にある「+」(プラス)ボタンをクリックしても、アドレスを「ブロックするアドレス」や「信頼するアドレス」リストに追加することができます。ウインドウが表示されます。

「ホスト」フィールドに IP アドレスを入力し、「期間」フィールドに数値を入力して、「ブロックするアドレス」リストまたは「信頼するアドレス」リストにこのアドレスが登録される期間を選択します。時間単位はポップアップメニューから選択してください。追加したいホストの IP アドレスの数値が分からない場合は、その名前を入力して「?」ボタンをクリックしてください。VirusBarrier X6 はご使用のインターネットプロバイダの DNS サーバに問い合わせ、正しい数値をフィールドに入力します。「備考」フィールドには、そのアドレスを追加した理由などのコメントを追加することもできます。このアドレスを「ブロックするアドレス」リストや「信頼するアドレス」リストに追加するのをやめる場合は、「キャンセル」をクリックします。

ワイルドカードを使用

「ブロックするアドレス」リストまたは「信頼するアドレス」リストでは、IP アドレスの範囲を示すのにワイルドカードを使用できます。その記述の仕方は、次の形式のように、まずIPアドレスの最初の部分を入力し、続いてアスタリスクを入力します:192.*.*.*や192.192.*.*、あるいは192.192.192.*の形式です。 これで入力した数値を含み、あらゆる数値で終わるすべてのアドレスが遮断されます。

アドレスの除去と移動

「ブロックするアドレス」リストまたは「信頼するアドレス」リストからアドレスを除去するには、除去したいアドレスをクリックし、「-」(マイナス)ボタンをクリックします。そのアドレスを本当に除去するかどうかを確認するアドレスが表示されます。

アドレスを除去するもう一つの方法は、キーボードの Control キーを押しながらアドレスをクリックし、コンテキストメニューから「除去...」を選択することです。そのアドレスを本当に除去するかどうかを確認するアドレスが表示されます。このコンテキストメニューでは、「ブロックするアドレス」リストから「信頼するアドレス」リストに、あるいはその逆に、アドレスを移動することもできます。

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アドレスを編集する

「ブロックするアドレス」リストまたは「信頼するアドレス」リストでは 3 通りの方法でアドレスを編集することができます:

編集したいアドレスをクリックし、次に画面左下の「編集...」ボタンをクリックしますアドレスをダブルクリックしますキーボードで Control キーを押しながらアドレスをクリックし、コンテキストメニューから「編集...」を選択します。

「ブロックするアドレス/信頼するアドレスの編集」ウインドウが表示されます。アドレスの変更、コメントの追加や変更、「ブロックするアドレス」リストまたは「信頼するアドレス」リストに登録する期間の変更が行えます。

コンテキストメニュー

前出の通り、キーボードで Control キーを押しながら「ブロックするアドレス」リストまたは「信頼するアドレス」リスト内の項目をクリックすると、コンテキストメニューが表示されます。コンテキストメニューには、まだ説明していない 4 つの機能があります:クリップボードにコピー、ドメイン情報を検索、ルート探索、Google Earth で表示。

クリップボードにコピー:その IP アドレスを Mac OS X のクリップボードにコピーします。そこから他のプログラム(テキストエディタなど)にペーストできます。ドメイン情報を検索:VirusBarrier X6 の「Whois」ウインドウが開き、選択した IP アドレスについての検索が実行されます。VirusBarrier X6 監視機能を使用する をご覧ください。ルート探索:VirusBarrier X6 の「トレースルート」ウインドウが開き、選択した IP アドレスについての検索が実行されま

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http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

す。VirusBarrier X6 監視機能を使用する をご覧ください。Google Earth で表示:Google Earth プログラムがインストールされていれば、それを起動し、選択された IP アドレスから地図上の場所を表示します。

ネットサーフィン・フィルタ

VirusBarrier X6 はフィッシングによるウェブの脅威 (罠が仕掛けられたウェブページによる脅威)に対する保護と、ネットサーフィン中にご使用の Mac が送受信する情報をコントロールできるようにする 3 つのフィルタを提供します。

VirusBarrier X6 の「ネットサーフィン」設定を見るには、「ネットサーフィン」ボタンをクリックします。

VirusBarrier X6 のアンチフィッシング保護は、フィッシング (本物のサイトのふりをした偽のウェブサイトで個人情報を入力させようとする試み) から安全に保ちます。VirusBarrier X6 はそうしたサイトをブロックし、この種の詐欺から皆さんを保護します。それでも、信憑性に疑問を抱いた場合は、勝手に送りつけられてきた電子メール内のリンクはクリックしないようお勧めします。

VirusBarrier X6 のアンチフィッシング保護を有効にするには、「詐欺サイト対策」スライダをオンにします。常に信頼するサイトを手動で追加するには、ウインドウ下部の「+」(プラス)ボタンをクリックして、信頼するサイトの URL を入力します。この処理を行うのは、特定のサイトがフィッシング・サイトであると誤判定されている場合です。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

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VirusBarrier X6 は、クロスサイト・スクリプティング攻撃、ドライブバイダウンロード、クリックジャッキング、および悪意のある JavaScript や Java アプレットを持つウェブサイトなど、危険なウェブサイトに対する保護を提供します。

VirusBarrier X6 の危険なサイトに対する保護を有効にするには、「危険なサイト対策」スライダをオンにします。常に信頼するサイトを手動で追加するには、ウインドウ下部の「+」(プラス)ボタンをクリックして、信頼するサイトの URL を入力します。これは、あるサイトが悪意のあるサイトであると誤判定された場合に行ってください。

その他 3 つのフィルタでは、ご使用の Mac からウェブサーバに送られる情報の種類を選択できたり、広告なしでネットサーフィンができるようにしたりします:

広告バナー・フィルタ は訪問したウェブサイトの広告バナーを隠しますCookie フィルタ はユーザの行動情報が Mac からウェブサイトに送られるのを防ぎます隠す情報 フィルタはご使用の Mac、ウェブブラウザ、直前に訪問したウェブサイトなどの情報を隠します

ネットサーフィンで使用するフィルタは HTTP プロトコルを使用してやり取りを行うすべてのプログラムに影響します。HTTP を使用するプログラムとしてはウェブブラウザが最も一般的ですが、iTunes、RSS ニュースリーダー、その他多くのインターネット閲覧が可能なソフトウェアが対象になります。こうしたプログラムで不都合が生じる場合(例えば iTunes から音楽をダウンロードするときなど)には、ネットサーフィンのフィルタ機能を一時的に無効にしてください。

広告バナー・フィルタ

広告バナー・フィルタは、邪魔されることなくより速くネットサーフィンを行えるよう、広告バナーと呼ばれる画像などをフィルタリングするのに VirusBarrier X6 が使用するルールの一覧です。VirusBarrier X6 はこうした広告をブロックし、小さい透明な画像に置き換えます。VirusBarrier X6 はフィルタリングする広告バナー文字列をあらかじめ持っていますが、ネットサーフィン中に遭遇した広告をフィルタリングするためのカスタム文字列を追加することもできます。

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「フィルタ」ウインドウを開くには、「広告バナー・フィルタ」タブをクリックします。以下はサンプルデータです:

広告バナー・フィルタを有効にするには、「広告バナー・フィルタ」スライダをオンにします。

広告バナー・フィルタにルールを追加

広告バナー・フィルタは、VirusBarrier X6 フィルタを更新した際に最新の状態に保たれる一連のルールを持っていますが、簡単に独自のルールを追加することができます。広告バナー・フィルタにルールを追加するには、「+」(プラス)ボタンをクリックします。広告バナー一覧に新しい行が追加され、編集可能になります。

一覧には 4 つの列があります:チェックボックス、URL の構成要素、条件、パターン。パターンでは、ブロックしたい対象を定義します。

「URL の構成要素」ポップアップメニューには 3 つのオプションがあります。VirusBarrier X6 は選択された要素に応じて広告バ

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http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

ナー・フィルタを検索します:

URL ホスト名:インターネットドメイン、すなわちウェブアドレスで http:// と最初の "/" の間にあるものです。これはhttp://forums.example.com のような値をブロックしません; 両方をブロックするようにするには、パターンにexample.com とだけ入力してください。URL パス:ホスト名の後に来る URL の要素です。 例えば http://www.example.com/home/graphics/ads/6542.htmlでの /ads/ などです。URL:URL 全体です。 例えば http://www.example.com/home/graphics/ads/6542.html などです。

「条件」ポップアップメニューでは、「次と等しい」または「次を含む」を選択します。

広告バナー・ルールのオン/オフ

各広告バナーのルールは「広告バナー」ウインドウに一行ずつ表示されます。各行の左のチェックボックスで、それぞれの広告バナー・ルールのフィルタのオン/オフを切り替えられます。新しい広告バナー・ルールを追加したときは、チェックボックスにはチェックが入っており、このルールのフィルタが有効であることを示しています。特定の広告バナーをブロックしないようにするには、対象の広告バナーのチェックボックスのチェックを外します。

キーボードの Control キーを押しながら広告バナールール名をクリックし、コンテキストメニューから個々の広告バナールール、またはすべての広告バナールールを有効にすることもできます。コンテキストメニューが表示されます。

「無効」を選択すると選択した広告バナー・ルールによる保護を無効にし、「すべてを無効にする」を選択するとすべての広告バナールールによる保護を無効にします。(既にそのルールが無効になっている場合は、「有効」および「すべてを有効にする」が使用できるようになります。)

広告バナー・ルールを除去するには、コンテキストメニューから「除去」オプションを選択するか、または一覧の下の「-」(マイナス)ボタンをクリックします。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

広告バナー・フィルタは、フィルタリング対象の内容を関知せず、URL がユーザの指定した基準と一致するかどうかのみを判断します。そのため、実際には広告バナーではないのに偶然基準に一致したウェブページを見ることができなくなる場合があります。この場合は、一時的に広告バナー・フィルタを無効にしてください。VirusBarrier X6 アプリケーション、またはメニューバーのIntego メニューからこの操作ができます。

Cookie フィルタ

VirusBarrier X6 には、指定したサイトのみにお使いの Mac が "Cookie" と呼ばれる追跡情報を送るようにする、Cookie フィルタを持っています。

Cookie フィルタは、一部の信頼するサイトのみに行動を伝え、プライバシーを保ってネットサーフィンを行いたいときに便利です。しかし、多くのウェブサイト、特にパスワードを要求するサイトは、「信頼するサイト」リストに追加しておかないとサイトにアクセスできなくなります。

Cookie フィルタをオンにするには、「Cookie フィルタ」タブをクリックして 「Cookie フィルタ」スライダをオンにします。

特定のサイトは、それらを「信頼するサイト」リストに追加しないとアクセスできなくなるという警告が表示されます。続けるには「OK」をクリックします。

Cookies フィルタのリストにサーバを追加するには、画面下の「+」(プラス)ボタンをクリックします。ダミーサーバアドレス(www.example.com) が表示されます:これをご希望のサイトに変更します。

ダミーサーバのアドレスを消去し、Cookie の送信を許可したいサーバ名を入力します。または、ブラウザやテキストフォーマットの URL をこの画面上にドラッグして、URL を追加することもできます。

広告バナー・フィルタと同じように、サーバ名隣のチェックボックスをクリックして個々のサーバをオン/オフできます。 Controlキーを押しながらサーバ名をクリックするか、またはマウスの右ボタンを押して、コンテキストメニューを使用することもできま

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

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す。

Cookie カウンタ

VirusBarrier X6 は、画面下の「受信した Cookie の数」チェックボックスにチェックしておくと、ご使用の Mac のすべてのユーザの Cookie 数を数えます。VirusBarrier X6 を初めてインストールしてから、または最後にカウンタをリセットしてから、ご使用の Mac が受信した Cookie の数を表示します。右下の小さな矢印をクリックすることで、いつでもカウンタをゼロにリセットできます。

隠す情報

すべてのウェブブラウザはウェブサイトからのリクエストに応答して、ご使用のプラットフォーム (Mac、Windows、Linux など)やご使用のブラウザとそのバージョンを伝えます。この情報は、例えばご使用のウェブブラウザでしか使用できない機能を有効にするなど、サイトが最適な情報を伝えるのに役立ちます。その一方で、一部のサイトはプラットフォームやブラウザによってアクセスを制限し、Mac を使用しているとアクセスが禁止される場合もあります。VirusBarrier X6 はご使用のコンピュータに関する情報を隠し、そうしないとアクセスが拒否されるような場所にもアクセスできるようにします。

隠す情報の設定を行うには、「隠す情報」タブをクリックします。

「このコンピュータとウェブブラウザについての情報を隠す」 チェックボックスにチェックを入れると、ウェブサイトのリクエストに対し一般的な情報のみを送信して回答するようになります。例えば、ご使用のコンピュータは Mozilla ブラウザを使用しているとウェブサイトに回答しますが、バージョンやプラットフォームは送りません。

あるサイトでは、直前に訪問したサイトを要求します。これは、例えば特定のウェブサイトから移動してきた場合にショッピングサイトが割引きを提供するなど、ウェブ体験を向上することもできます。しかし、悪質なサイトではこの機能をネットサーフィン行動パターンを知るために使う可能性もあります。「直前に訪問したウェブサイトの情報を隠す」チェックボックスにチェックを入れることによって、VirusBarrier X6 はご使用の Mac がこの種類のリクエストに回答するのを防ぎます。

プライバシー保護

VirusBarrier X6 のプライバシー保護は、出入りするデータパケットを検査して特定の種類のデータを探し、皆さんのプライバシーを守ります。プライバシー設定を変更するには、「プライバシー」ボタンをクリックします。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

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アンチスパイウェア

VirusBarrier X6 はご使用の Macからの個々のアプリケーションによるインターネットやローカルネットワークへのアクセスを制御できるようにします。ファイアウォール設定では一般的なネットワークアクセスについて設定できますが、「アンチスパイウェア」タブでは特定のアプリケーションがネットワークにアクセスしようとしているとき、VirusBarrier X6 がどのように対処するかを選択できます。これは次の 2 つの用途で使えます:

ユーザによる特定のアプリケーションを使ったネットワークアクセスを禁止できます。皆さんが気づかないうちにあるアプリケーションがネットワークに接続しようとした場合、VirusBarrier X6 は直ちにそれを停止させ、皆さんに警告を発して、それを許可するか、あるいはブロックするかを確認します。

ご使用の Mac には、ウェブブラウザ、電子メールプログラム、FTP プログラム、インスタントメッセージアプリケーションなど、インターネットやその他のネットワークにアクセスするアプリケーションがたくさんあります。しかし、ソフトウェアのシリアル番号を認証したり、気づかれないよう個人情報を集めて送信したり、ハッカーや攻撃者のための裏口を開いたりする、皆さんに通知せずにネットワークに接続するプログラムもあるかもしれません。VirusBarrier X6 はそうした試みを通知し、それを許可するかどうか確認します。

アンチスパイウェア機能をオンにするには、「スパイウェア対策」スライダをオンにします。

アンチスパイウェアを使用するには、まず設定を適用したいアプリケーションの一覧を作成する必要があります。それらは "登録済み" アプリケーションと呼び、リストに登録されていないアプリケーションはすべて "登録されていない" アプリケーションと呼びます。以下の例では、Safari が登録済みで、Firefox が登録されていないアプリケーションです。

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VirusBarrier X6 で Mac をMac をネットワーク攻撃から保護する

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この一覧を作成したら、登録済みアプリケーションからの接続はコントロールし、登録されていないアプリケーションに対しては一般的な方針を設定できます。主な設定例としては:

コンピュータ・ラボを管理していて、スタッフには Apple の Mail プログラムでの電子メール送信は許可したいが、ウェブサイトの閲覧やネットワークゲームは禁止したい。その場合、Mail を登録し、他のプログラムからの外部への接続を拒否する。ダウンロードしたアプリケーションが、プログラムに内蔵されている隠れたスパイウェアを通じて、未承認の接続を行っている可能性がある。その場合、そのプログラムを登録済みにしてすべての接続を拒否し、登録されていないアプリケーションのすべての接続を許可する。

登録されていないアプリケーションに対しては、4 つのオプションが用意されています:

外部への接続を許可:VirusBarrier X6 はすべてのアプリケーションがインターネットやその他のネットワークにアクセスすることを許可します。ただし、特定のポートについて設定されたファイアウォールのルールは適用されます。例えば、FTP プログラムがウェブページに接続しようとしている場合、VirusBarrier X6 はアプリケーションをブロックしません。 しかし、標準的な FTP ポートであるポート 20 をブロックするファイアウォールルールが設定されていた場合、データは遮断されます。FTP が他のポートに接続しようとした場合、その接続はブロックされません。外部への接続を拒否:VirusBarrier X6 はインターネットやその他のネットワークに対するすべてのアクセスをブロックします。これは、設定してあるすべてのファイアウォールのルールに優先します。確認 (放置した場合は許可):VirusBarrier X6 は各アプリケーションがインターネットやその他のネットワークに接続しようとするたびに確認します。90 秒以内に応答しない場合、そのアプリケーションは今回に限りインターネットへのアクセスを許可されます。確認 (放置した場合は許可):VirusBarrier X6 は各アプリケーションがインターネットやその他のネットワークに接続しようとするたびに確認します。90 秒以内に応答しない場合、そのアプリケーションは今回に限りアクセスを拒否されます。

オプション

「アンチスパイウェア」画面左下の「オプション」ボタンでは、基本的なアンチスパイウェア設定を行うことができます。

「システムプロセスを信頼する」は、アンチスパイウェアにとって特別なオプションです。 これは Mac OS X の要求によるインターネットやネットワークに対するアクセスを許可します。そうした要求にはプリントサービス、ドメイン名解決、ソフトウェア

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アップデートの確認、時計合わせなどに関わるものがあります。これらの要求は個々のアプリケーションではなく、Mac OS X の各部分から出されます。これらのプロセスを信頼し、それらがインターネットやネットワークに接続する際確認しないようにするには、「システムプロセスを信頼する」チェックボックスにチェックを入れます。

他のオプションは、警告や接続を拒否したときのフィードバックに関するものです。未承認の接続やブロックされた接続を知らせるのに、ご希望の設定を選択してください。これらのオプションについて詳しくは、本章後半の 警告 のセクションをご覧ください。

アプリケーション:追加、除去、設定の変更

登録されていないアプリケーションについてネットワークアクセスの許可または拒否を選択したら「+」(プラス)ボタンをクリックして、Mac OS X のダイアログボックスからアプリケーションを選択し、登録することができます。(Finder からアプリケーションのアイコンをアンチスパイウェア画面にドラッグして登録することもできます。)登録したいアプリケーションすべてについてこの処理を繰り返します。一覧からアプリケーションを除去するには、そのアプリケーションをクリックして、アプリケーション一覧下の「-」(マイナス)ボタンをクリックします。

アプリケーションごとに、アプリケーション全体から、あるいは特定のポートについて、接続を許可するか、それとも拒否するかを設定できます。登録されていないアプリケーションが外部への接続を試みた際、どう対処するかを設定したように、ここでは特定のアプリケーションが、定義されていないポートから接続を試みたときに、どう対処するかを設定します。その特定のアプリケーションのポートを登録すると、それらが一般のルールから除外されるようになります。

上図の例では:

5 つのアプリケーション(左側に表示)が登録されており、特定のルールが設けられています。登録されていないその他すべてのアプリケーションは外部への接続が許可されています。Firefox はポート 80 とポート 8080 の 2 種類の接続が許可されています。Firefox のポート 443 は停止になっています。Firefox のそれ以外のポートからの接続では、Mac 画面に警告が表示されます; 90 秒以内に接続を許可しない場合は、接続は拒否されます。

このポートの一覧には、3 つの列があります:

最初の列にはチェックボックスがあり、そのポートの動作が現在アプリケーションに対して有効であることを示しています。ポートの隣のチェックボックスにチェックが入っている場合、指定した動作が適用されます。この動作を無効にしたい場合は、チェックボックスのチェックを外してください。チェックボックスにチェックを入れることで、再度その動作を適用することができます。2 番目の「ポート」という列は、アプリケーションがネットワークへのアクセスに使用するポートについての情報を提供します。ポート番号と、場合によっては使用されるプロトコルとその簡単な説明が表示されます。(この説明は、VirusBarrierX6 が認識可能なポート番号が入力されると自動で表示されます。)ポート番号や、110-123 のようなポート番号の範囲を追加することができます。3 番目の列には、「外部への接続を許可」または「外部への接続を拒否」のいずれかが表示されます。テキストをクリックすることで、いつでも表示を切り替えられます。

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アプリケーション一覧にあるアプリケーションを Finder で表示するには、キーボードの Control キーを押しながらアプリケーションの名前をクリックします。コンテキストメニューが表示されます。「Finder に表示」を選択すると、Finder ウインドウがそのアプリケーションの場所を示します。これは、警告後に追加されたアプリケーションやタイムアウトしたアプリケーションを見つけるのに役立ちます。

注意:VirusBarrier X6 のアンチスパイウェア機能使用法の 1 つとして、アプリケーションがインターネットに接続するのを許可するかどうか確認させるというものがあります。この確認が発生するたびに許可したいアプリケーションを追加してゆき、少しずつ一覧を作成することになります。これによって、どれだけ多くのアプリケーションがリモートのサーバに接続しているかが分かります。多くのアプリケーションにとって、これらの接続は単なるアップデートの確認であることがほとんどです。

データヴォルト

データヴォルトは、保護することにした慎重に取り扱うべき情報がご使用の Mac からネットワークに出ないようにします。クレジットカード番号、パスワード、重要書類に登場するキーワードなど、どの情報を保護するかを指定します。 VirusBarrier X6 のデータフィルタが外部への各パケットを確認し、この情報を含む書類が送信されないようにします。これは、誤ってこの情報を含む書類を送ってしまうのを防ぐだけではなく、ご使用の Mac にネットワークアクセスを持つ人たちがそれらの情報をコピーするのを防ぎます。

データヴォルト画面を表示するには、「プライバシー」ボタンをクリックし、「データヴォルト」タブをクリックします。

データヴォルトの仕組み

VirusBarrier X6 はご使用のコンピュータからインターネットやローカルネットワークに送信されたすべてのデータパケットを検査します。フィルタで指定されたいずれかのデータが検出された場合、そのパケットはブロックされます。

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データヴォルトは、句読点や大文字小文字を含め、ユーザが指定したテキストと 完全に 一致するデータのみをブロックします。例えば、クレジットカード番号を保護対象のデータとして入力した場合、VirusBarrier X6 はそれがコンピュータから出て行くのを防ぎ、選択に応じていくつかの方法で警告を発することができます。しかし、同じ番号をセキュアなウェブページに入力した場合には、ご使用のブラウザによりこの番号は暗号化されます。そうなると、そのデータは保護されるデータと一致しなくなるため、送信されます。エンコードされたデータや、圧縮されたデータにも同じことが起こります。

きわめてまれな例では、データヴォルトが予期せぬ状況でデータを遮断することがあります。例えば、画像ファイル (ウェブサイトの画像など) は本質的には数千文字のデータの列です。画像ファイルがユーザの保護したいデータの一部分を偶然含んでおり、データヴォルトによってブロックされるということも起こり得ます。(例えば "Jodie" という名前をブロックする設定になっていた場合、"Cg34gb$sEbOJodie8%" という文字列を含む画像ファイルは遮断されます。)ある特定の情報を送信したり受信したりできない場合は一時的にデータヴォルトをオフにしてみて、情報が送受信されたら再びオンにするとよいでしょう。

左上の「データ保護」スライダをオンにすると、データヴォルトが有効になります。例えば保護対象のデータを一時的に送信可能にする場合などに、いつでもオフにすることができます。メニューバーにある Intego メニューからもオフにすることができます。

保護対象

データヴォルトには 6 種類の最も一般的な繊細な情報のラベルが用意されています:

クレジットカード電子メールアドレス自宅住所名前社会保障番号電話番号

ただし、これらのラベルは利便性のみを目的にしています。VirusBarrier のこれらの取り扱いには差異はありません。また、後からユーザが追加したもの(例えば"電話番号"や"子供の名前"、"パスワード"など)の取り扱い方にも差異はありません。

データヴォルトにデータを追加する

データをデータヴォルトに追加するには、「オプション」アイコンの下の「+」(プラス)ボタンをクリックします。"名称未設定のデータ" という項目がフィルタ一覧に表示されます。

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保護するデータの種類を「ラベル」フィールドに入力するか、またはポップアップメニューから選択します:入力内容はヴォルト一覧に同期されます。続けて、「保護するデータ」フィールドに実際に保護したいデータを入力します。このテキストは隠されており、覗き見されないようになっています。このデータはもう一度「確認」フィールドに入力する必要があります。保護するデータと「確認」フィールドの内容が一致しない場合、ウインドウが表示され、保護するデータを再設定してもう一度両方のフィールドに入力し直すか、または「OK」をクリックするかを選択できます。「OK」をクリックする場合は、保護するデータを再度入力する必要があります。

テキストは、フィルタが保護できるよう書類内で表示されるのと 全く 同じように入力する必要があります。例えば、クレジットカード番号は ####-####-####-#### または #### #### #### #### と表示されることがあります。最初の例だけを保護対象にしている場合は、フィルタは 2 番目の例を検索しません。また、このデータは大文字と小文字を区別します。プロジェクト名などのキーワードを保護する必要がある場合は、すべての例を入力しておかなければなりません:例えば、MarketingStudy、marketing study、MARKETING STUDY などです。

「信頼するサービス」セクションでは、選択したサービスについてはデータをブロックしないようにできます。サービスを指定するには、「信頼するサービス」一覧の下にある「+」(プラス)ボタンをクリックします。それに続けて、そのサービスのポート番号を入力します。または、「+」(プラス)ボタンをしばらく押し続けます:ポップアップメニューが開き、一般的なサービスのリストが表示されます。(下の例の Mail などのように、一度の処理で複数のポートを追加するものもあります。)単一のポート番号以外に、110-123のように一連のポート番号範囲を追加することも可能です。別のサービスを追加するには、同じ操作を繰り返します。サービスはいくつでも追加することができます。

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また、サービスライブラリからサービスをドラッグアンドドロップすることもできます。これは、一覧に追加したいポート番号がわからないときに便利です。サービス・ライブラリを開くには、「ウインドウ」>「サービス・ライブラリ」と選択するか、Option+Command+6を押します。希望するサービスを選択し、「信頼するサービス」リストにドラッグします。

特定の個人情報は、あらかじめ情報が入力されていれば、Apple のアドレスブックから追加することができます。アドレスブックから追加するには、データヴォルト一覧の左下にある「+」(プラス)ボタンをクリックしたまましばらく保持します。すると、名前、電話番号、電子メールアドレスの 3 つのグループに分かれた項目が表示されます。そのうちの 1 つを選んで保護するデータに追加します。

この情報の入力が完了したら、データは保護されます。データヴォルト一覧内でデータ項目をクリックして、画面右側の情報を変更すれば、いつでもデータ項目の編集ができます。

データ項目のオン、オフ、除去

保護するデータの各項目は、「データヴォルト」ウインドウに一行ずつ表示されます。各行左のチェックボックスは各データ項目のフィルタのオンとオフを切り替えられます。新しくデータ項目を追加したときはチェックボックスにはチェックが入っており、

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この項目のフィルタがオンになっていることを示しています。そのデータをインターネットやローカルネットワーク経由で送信したい場合は、対象項目のチェックボックスのチェックを外すか、または「データ保護」スライダをオフに設定してデータヴォルト全体を無効にしてください。

データ・フィルタのオン/オフは、保護データ毎に以外に、キーボードでControlキーを押したままデータ項目名をクリックして、下図のように表示されたコンテキストメニューからすべての保護データを対象に行うこともできます。コンテキストメニューが表示されます。

「無効」を選択すると選択したデータ項目の保護をオフにし、「すべてを無効にする」を選択するとすべてのデータ項目の保護をオフにします。(選択する項目が既に無効になっている場合は、「有効」と「すべてを有効にする」が選択可能になります。)

項目をデータヴォルト一覧から除去するには、Control キーを押しながら対象項目をクリックしてコンテキストメニューの「除去...」を選択するか、または対象項目を選択して画面左下の「-」(マイナス)ボタンをクリックします。どちらの場合も、そのデータ項目を一覧から除去してよいかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。

データヴォルトのオプション

保護するデータがご使用の Mac から送受信されるとき、それをどのように通知するかなどのオプションがあります。オプションを表示するには、画面左下の「オプション」ボタンをクリックします。「データヴォルト」オプションに変更を加えると、すべてのデータ項目に影響します。

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これらのオプションの詳細については、下の「警告」のセクションをご覧ください。

警告

VirusBarrier X6 はインターネットとローカルネットワークのどちらのネットワーク処理も常時監視しており、侵入や攻撃の兆候となるような特定の種類のデータについて警戒します。疑わしいデータが見つかると、VirusBarrier X6 は警告を表示し、そのデータの送信を許可するか拒否するか判断を求めます。Mac をウイルスとマルウェアから保護する で説明したマルウェア警告のように、VirusBarrier X6 は特定のネットワークのイベントが発生したときに警告を表示します。

警告の設定

ネットワーク警告はいろいろなネットワーク・イベントが発生したときに表示されます。このイベントには、トロイの木馬が検出されたときや、保護するデータが Mac から送信されるとき、登録されていないアプリケーションのインターネット接続をアンチスパイウェア機能が検出したとき、ファイアウォールがデータをブロックしたときなどが含まれます。

これらの警告の設定は、VirusBarrier X6 の様々な場所で表示されます。ここでは、「アンチバンダル・ポリシー」セクションを使用して説明します。

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「ブロックするアドレス」に入れる期間:このラジオボタンがオンになっていると、警告があった際に接続が自動的に却下され、問題となる IP アドレスはすぐにブロックするアドレスリストに追加されます。右にあるフィールドでは、ブロックするアドレスリスト内に問題となる IP アドレスが保持されるデフォルトの期間を指定できます。期間としては秒、分、時間、日単位の数値のほか、「ブロックするアドレス」リストに侵入者を無期限に登録しておくこともできます。(「ウインドウを表示する」チェックボックスについては、下の「警告の例」セクションで説明しています。)確認:このラジオボタンがオンになっていると、VirusBarrier X6 はどのように対応するかを尋ねる警告ダイアログを表示します。 警告が表示されると、デフォルトとして設定されているブロックするアドレスの保持期間を表示しますが、この期間は「ポリシー」タブで変更できます。さらに、以下の 3 つのオプションがあります:

ダイアログを手前に移動する:警告があるたびに、警告ダイアログが自動的に最前面に表示されます。チェックしていないと、警告は背面にとどまります。90 秒以内に応答しない場合は、その警告は自動で閉じ、接続は拒否されます。警告テキストを読み上げ:VirusBarrier X6 は Mac OS X のテキスト読み上げ機能を使用して警告テキストを読み上げます。現在のユーザが管理者でない場合は確認しない:VirusBarrier X6 は Mac OS X のユーザが管理者権限を持っている場合のみ上記のオプションを提供します。管理者権限がない場合は、問題のホストはブロックするアドレスリストに自動で追加されます。

サウンドを再生する:VirusBarrier X6 は、警告があるたびに、選択されたサウンドを再生します。希望するサウンドの選択は、右側のポップアップメニューから行えます。(選択を行ったとき、一度サウンドが再生されます。)電子メールを送信する:VirusBarrier X6 は、「オプション」パネルで設定されたアドレスに対し警告から 30 秒以内に自動で電子メールメッセージを送信します。(VirusBarrier X6 は毎回電子メールを送信するのではなく、他の侵入がないかしばらく様子を見ます。)

電子メールの通知を受け取るには、電子メールの設定を行う必要があります。「ポリシー」セクションで「オプション」ボタンをクリックし、続いて「設定...」ボタンをクリックします。

送信メールサーバ、および送信者と受信者のメールアドレスを入力します。さらに、ご使用のメールサーバが受け入れるユーザ名とパスワードを入力する必要があります。メールメッセージは複数の受信者に送信できます。受信者を追加するには、「+」(プラス)ボタンをクリックします。受信者を除去するには、「-」(マイナス)ボタンをクリックします。

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警告の例

下図は、「ブロックするアドレス」に入れる期間のラジオボタンが選択され、「ウインドウを表示する」チェックボックスが有効になっている場合の警告の一例です。(IP アドレスにはぼかしがかけてあります。)

ご覧のように、警告のみで何のオプションもありません。「ウインドウを表示する」が選択されていない場合は、何も表示されません。 VirusBarrier X6 はその IP アドレスをブロックするアドレスリストに黙って追加します。

下図は、「確認」ラジオボタンがオンで、「ダイアログを手前に移動する」チェックボックスが有効になっている場合の警告の一例です。

1 行目には警告の理由が表示されます。ホストは IP アドレスとして表示されますが(IP アドレスにはぼかしがかけてあります)、"?" アイコンをクリックすることによってそれに関係するドメイン名がわかる場合があります。「詳細情報」の左の三角形をクリックすると、詳細な情報や指示が表示されます。

右下の 2 つのボタンで、この警告にどう対応するかを決めることができます。

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http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/4-Network-Protection.html[3/22/12 11:31:14 AM]

無視:このボタンをクリックすると、データの送信を許可します。VirusBarrier X6 がさらに侵入を検出して警告を表示しない限り、データの送受信は通常どおり行われます。ブロックするアドレス:このボタンをクリックすると、送受信されるデータは拒否され、侵入はブロックされます。この場合、パケットは破棄され、データそのものが送受信されなかったことになります。疑わしいパケットがファイルの一部である場合は、そのファイルは宛先には届きません。疑わしいパケットがコマンドの場合は、宛先に届かないため、そのコマンドが実行されることはありません。さらに、この警告の原因になった IP アドレスは自動的にブロックするアドレスリストに追加され、設定されたデフォルトの期間リストに保持されます。保持する期間はポップアップメニューで変更できます。

下図は、アプリケーションがアンチスパイウェア・ルールに違反してインターネットに接続しようとしたときの警告の例です。

最後に、下図は VirusBarrier X6 がフィッシング試行を阻止したときに表示される警告の例です。そのサイトをブロックするか、または警告を無視してそのサイトを訪問するか、2 種類のオプションがあります。警告を無視してサイトを訪問する場合はご自身の責任で行ってください。

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VirusBarrier X6 監視機能を使用する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/5-Monitoring-Tools.html[3/22/12 11:32:22 AM]

VirusBarrier X6 監視機能を使用する

VirusBarrier X6 ログトラフィックモニタアクティブなサービスを表示するネットワークの情報を表示するWhois による問い合わせトレースルート

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VirusBarrier X6 には、マルウェア対策としてどのようなアクションが実行されているのかを確認したり、ネットワーク・アクティビティおよび侵入試行を記録したり、リアルタイムの Mac の動作状況の概要を確認したりするための監視機能が搭載されています。マルウェアスキャンの結果やネットワーク活動を示すログから、現在のネットワーク・スループットを示す VirusBarrierトラフィックモニタまで、これらの機能はご使用の Mac やネットワーク・アクティビティを管理する手助けをします。

VirusBarrier X6 ログ

VirusBarrier X6 のログにアクセスするには、画面右下の小さな虫眼鏡のアイコンをクリックするか、「ウインドウ」 > 「ログ」を選択するか、または Command-Option-L キーを押します。

「ログ」ウインドウが開いたら、左上に 2 つのボタンがあるのがわかります:「マルウェア」と「ネットワーク」。適切なボタンをクリックして、いずれかのログを表示します。

ネットワーク・ログ

ネットワーク・ログは VirusBarrier X6 が検知したすべてのネットワーク・アクティビティの記録と、VirusBarrier X6 がブロックしたすべての侵入試行を表示します。いくつかの条件でフィルタリングを行い、必要な内容だけを表示することもできます。

ネットワーク・ログにアクセスするには、「ログ」ウインドウ左上の「ネットワーク」ボタンをクリックします。

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VirusBarrier X6 監視機能を使用する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/5-Monitoring-Tools.html[3/22/12 11:32:22 AM]

ネットワークの「ログ」ウインドウが表示されます。実際に目にするのは下の例とは異なるはずですが、VirusBarrier X6 をインストールしてから (または最後にログを消去してから)の Mac の活動の記録が反映されています。

ネットワーク・ログの表示オプション

「ログ」ウインドウの上部にはログの表示方法を変更するオプションがあり、3 つのグループに分かれています。

最初のグループでは、表示モードを「標準」と「上級」とで切り替えます2 番目のグループでは、ログの内容を分類して、何が問題になっているかをわかりやすく表示します3 番目のグループでは、IP アドレスを表示するか、それとも DNS ルックアップを使用してドメイン名を表示するかを選択します

これらのオプションについて、順に見てゆきます。

標準と上級のログ表示

標準:「ログ」画面のデフォルト表示です。それぞれのログについて、4 つの列を表示します。

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VirusBarrier X6 監視機能を使用する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/5-Monitoring-Tools.html[3/22/12 11:32:22 AM]

ドットの色分けによるアクティビティのタイプ:黄色:外部への接続、不正なログイン、送信データのブロックなど、注意が必要なイベントです。赤色:ネットワーク攻撃、「ブロックするアドレス」リストに登録済みのアドレスのブロック、アンチスパイウェアによるブロックなどです。

日付と時刻: Mac の時刻設定に基づいた、そのアクティビティが記録された日付と時刻です。ネットワークアドレス: デフォルトでは IP アドレスで表示されます。「名前を解決」(下記を参照)を選択している場合は、VirusBarrier X6 が解決できたアドレスのドメイン名が表示されます。種類: アクティビティについての簡単な説明です。

上級:より詳細な表示で、以下のフィールドが表示されます。

発信元: この出来事が発生した IP アドレス (またはドメイン) です。ほとんどの場合、発信元はご使用の Mac の IP アドレスになります。 一方、攻撃やその他の接続の試行では攻撃しているコンピュータの IP アドレスになります。「名前を解決」を「はい」にした場合には、VirusBarrier X6 が解決できたドメイン名が表示されます。宛先: デフォルトでは IP アドレスとして表示されます。プロトコル: TCP、UDP、ICMP、IGMP のうち、どのようにして接続が試みられているかを表示します。発信ポート: データが送信されたポートです。宛先ポート: データが受信されたポートです。フラグ、または TCP のフラグ:A (acknowledge)、S (synchronize)、F (end of data)、R (reset) を表示します。インタフェース: Ethernet や AirMac のような、データ送信に用いられるネットワーク・インタフェースです。種類: アクティビティについての簡単な説明です。

ネットワーク・ログを分類して表示

アクティビティは 4 つのグループに分けられます:概要、ファイアウォール、ネットワーク、アンチスパイウェアです。すべてのグループに関わるアクティビティを一度に表示するか、または特定のグループに関連するアクティビティのみを表示するかを選択できます。いずれかのボタンをクリックすると、表示が変わります。

すべて:VirusBarrier X6 が追跡するすべてのアクティビティです。デフォルトの設定です。概要:プログラムの起動や終了、アンチスパイウェア一覧へのアプリケーション追加、ブロックするアドレスリストや信頼するアドレスリストへの項目の追加など、VirusBarrier X6 の操作に関連するアクティビティが表示されます。ファイアウォール:ネットワーク・アクティビティがファイアウォール・ルールに引っかかった際の記録です。トロイの木馬からの保護がオンになっている場合は、トロイの木馬による攻撃もログに表示されます。ネットワーク:ネットワークまたはインターネットへのすべての接続を表示します。 また、ブロックするアドレスリスト内の IP アドレスがご使用のコンピュータへの接続を試みた場合も表示されます。アンチスパイウェア:「概要」の下位グループで、アプリケーションがアンチスパイウェア一覧に追加されたか、または削除されたときを表示します。 または、アンチスパイウェアルールが適用されたときも表示します。

ネットワーク・ログでドメイン名を解決

VirusBarrier X6 は接続のドメイン名を解決して侵入者を追跡する手助けをします。インターネット上のアドレスは次の 2 つの形式で存在しています:192.168.1.1 のような IP 番号と、 example.com のような名前です。これら 2 つの対応関係は、インターネットを通じて DNS サーバに記録されています。

ログパネルで「名前を解決」が「はい」になっていると、VirusBarrier X6 はログに表示されているインターネットアドレスから

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VirusBarrier X6 監視機能を使用する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/5-Monitoring-Tools.html[3/22/12 11:32:22 AM]

名前を見つけ出そうと試みます。VirusBarrier X6 が名前を見つけた場合、数字ではなく名前で表示します。

アドレスには名前を持たないものもあるため、VirusBarrier X6 はすべてのインターネットアドレスを名前に変換できる訳ではありません。

ネットワーク・ログウインドウのコンテキストメニュー

Control キーを押しながらログをクリックすると、コンテキストメニューが表示されます。

次のようなオプションがあります:

クリップボードにコピー:このログの表示されている列をタブ区切りテキスト形式で Mac OS X のクリップボードにコピーします。それを他のアプリケーションや書類にペーストできます。発信元をクリップボードにコピー:このログの発信元フィールドのみを Mac OS X のクリップボードにコピーします。「上級」モードで表示したときのみ利用できます。宛先をクリップボードにコピー:このログの宛先フィールドのみを Mac OS X のクリップボードにコピーします。「上級」モードで表示したときのみ利用できます。信頼するアドレスに追加:この IP アドレスを「信頼するアドレス」リストに永続的に追加し、アンチバンダル設定に関わらず接続を許可します。ただし、VirusBarrier X6 のファイアウォールではこの IP アドレスからの接続に対して影響します。ブロックするアドレスに追加:この IP アドレスを「ブロックするアドレス」リストに永続的に追加し、アンチバンダル設定に関わらず接続を停止します。ドメイン情報を検索:VirusBarrier X6 の 「Whois」ウインドウを開いて、選択された IP アドレスの検索を行います。詳細については Whois をご覧ください。ルート探索:VirusBarrier X6 の「トレースルート」ウインドウを開いて、選択された IP アドレスの検索を行います。詳細については トレースルート をご覧ください。Google Earth で表示:Google Earth プログラムがインストールされていれば、それを起動し、選択された IP アドレスから地図上の場所を表示します。

ネットワーク・ログウインドウでデータをフィルタリング

「ログ」ウインドウ右上には、データをフィルタリングし、以下の選択条件を含む項目のみを表示させる検索フィールドがあります:

発信元アドレス宛先アドレス

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発信元ポート宛先ポートインタフェースプロトコル

「発信元アドレス」は検索フィールドのデフォルトの条件です。

これらの条件を含むログデータを検索するには、検索アイコンの隣の小さな三角形をクリックします。

検索したい条件を選択し、続いて検索フィールドに文字列を入力します。文字列すべてを入力する必要はありません。表示は動的に行われ、検索フィールドに文字を入力するとログデータは自動で絞られます。

下の例では、宛先アドレスの "70" を検索しています。検索文字列はどこから入力してもかまいません。また、「標準」モードでログを表示していて、検索対象 (この場合は宛先) が隠されている場合でも検索は機能します。

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検索フィールドをクリアして新しく検索を開始するには、検索フィールド内の "X" ボタンをクリックします。

マルウェア・ログ

マルウェア・ログは VirusBarrier X6 が検知したマルウェアの活動の記録を表示します。 また、手動スキャンやスケジュールスキャン、およびその結果の記録も表示します。ネットワーク・ログと同様に、必要な内容だけをフィルタリングすることもできます。

マルウェア・ログにアクセスするには、画面右下の小さな虫眼鏡のアイコンをクリックするか、「ウインドウ」 > 「ログ」 を選択するか、または Command-Option-L キーを押します。

続いて、画面左上の「マルウェア」ボタンをクリックします。

下図のようなログが表示されます。 実際に目にするのはこの例とは異なっているはずです。

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VirusBarrier X6 監視機能を使用する

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ログ情報を表示するには、2 つの方法があります。上の例では、ログの項目は行ごとに表示されています。「マルウェア」、「ネットワーク」ボタンの右にある 2 つのボタンのうち、右側のボタンをクリックすると、ログ項目はアウトライン表示されます。 小さな三角形の下に関連する項目がまとめられています:

次のような場合に常にログがとられます。

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スキャンを開始したときスキャンを処理の途中でキャンセルしたときリアルタイム・スキャナを起動または中止したときVirusBarrier X6 がスキャンを完了したとき、およびその結果VirusBarrier X6 がウイルスを検出したときVirusBarrier X6 が破損ファイルを検出したときVirusBarrier X6 が感染ファイルを修復したときファイルが隔離領域に追加されたとき、または隔離領域から削除されたときファイルが「信頼するファイル」リストに追加されたか、リストから除去されたときウイルス定義ファイルがアップデートされたとき

左端の列の色分けされた丸は、表示されたログの種類を表しています。緑の丸は、リアルタイム・スキャナの開始やウイルス定義ファイルのアップデートといった「情報」を表しています。橙色の丸は、リアルタイム・スキャナの中止のような「警告」を表します。赤い丸は、感染ファイルや破損ファイルが見つかったときのような「脅威」を表しています。問題が見つかった場合は、そのスキャンに対して選択されていたファイル、フォルダ、またはボリュームの名前が表示されます。

これら 3 種類のログのうち、特定の種類だけを表示することができます。 「表示」ボタンのいずれかをクリックすると、その種類のログを表示したり、隠したりできます。

マルウェアが検出された場合は、以下の 4 種類のカテゴリに分類されます:

ウイルスバックドアトロイの木馬エクスプロイト

ログ項目の中には、その項目を選択してウインドウ上部にあるアクションボタンをクリックするか、その項目を Control クリックまたは右クリックすることで、特定の操作を実行できるものがあります。3 つのオプションを持つコンテキストメニューが表示さ

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れます:

Finder に表示:選択されたファイルがハイライトされて Finder ウインドウで開きます。 それがどこにあるかを確認でき、削除するか、またはその他のアクションを実行できます。ディスクから削除:このオプションは破損ファイルでのみ選択可能です。これを選択した場合、その破損ファイルはディスクから削除されます。不審なファイルを Intego に提出:これを選択すると Intego に不審なファイルを送付し、その分析を依頼できます。

ウインドウのツールバーにある検索フィールドにテキストを入力して、検索結果にフィルタをかけることもできます。テキストを入力すると、結果が絞り込まれて入力したテキストを含むログエントリだけが表示されます。

ログ項目を選択して Command-C キーを押すとそのログ項目をコピーできます。必要に応じて他のアプリケーションにペーストできます。

ログ項目を選択して Delete キーを押すと、そのログ項目を削除できます。ログ全体を消去するには「消去...」ボタンをクリックします。

ネットワーク・ログとマルウェア・ログに共通の機能

ログの一時停止

コンピュータへの発着信が多いと、画面でのログの更新についてゆけなくなることがあります。ログを見やすくするには、ログウインドウ右上の「一時停止」ボタンをクリックします。データを読めるようにログ表示が停止します。 ただしログは記録され続け、一時停止が解除されれば最新のデータを表示します。表示を再開するには、再度「一時停止」ボタンをクリックしてください。

ログの消去

ログを消去して、それに含まれるすべての情報を消去するには、画面右下の「消去...」ボタンをクリックします。ダイアログが表示され、消去してよいかどうかを確認します。

「ログ環境設定」で「書き出し後にログを消去する」チェックボックスにチェックが入っており、VirusBarrier X6 がログを一定間隔で書き出すように設定されていると、ログは自動で消去されます。ログの環境設定について、詳しくは 環境設定と設定 をご覧ください。

ログの書き出し

ログデータはいくつかの形式で書き出すことができます。手動で書き出す際には、表示されているデータのみが書き出されます。「ログ」パネルで「ファイアウォール」のみを選択している場合、ファイアウォールのデータのみが書き出されます。(ログデータは自動で書き出すこともできます。ログの環境設定について、詳しくは 環境設定と設定 をご覧ください。)

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ログデータを書き出すには、「書き出し...」ボタンをクリックします。ダイアログが表示され、ファイルを保存するよう促します。必要であればファイル名を変更してください。ファイルの保存場所を指定してください。デフォルトでは、書き出されたファイルは書類フォルダに保存されます。

警告: 「名前を解決」がオンになっている場合、ログの書き出しには数分かかる場合があります。

ログは 6 種類の形式で書き出せます。書き出し形式を選択するには、ポップアップメニューをクリックしてください。

以下の形式が利用できます:

エキスパート HTML:「上級」モードのすべての列を表示する HTML 形式のログです。VirusBarrier X6 はセキュアではないウェブページに対するすべてのログ項目のクリック可能なリンクを提供するため、この形式では部分的に過去のウェブ閲覧履歴をさかのぼって調べることができます。(具体的には、宛先ポート、接続元の TCP、ターゲットのポートは 80 または 8080 です。)エキスパートテキスト:「上級」モードのすべての列を表示する、タブ区切りテキスト形式のログです。スプレッドシートやデータベースプログラムに読み込んで使用するにはこれが最適です。HTML:「標準」モードのすべての列を表示する、HTML 形式のログです。エキスパート HTML 書き出し形式と同様、このファイル形式は過去のウェブ閲覧履歴をさかのぼることが可能です。アナリティック:エキスパートテキストに似たテキスト形式のログですが、タブ区切りがありません。 また、いくつかのフィールドにラベルが付けられています。テキスト:「標準」モードのすべての列を表示する、タブ区切りテキスト形式のログです。Who's there?:以下の列をつけたテキストファイルのログです:Date(日付)、Time(時刻)、Result(結果)、Hostname(ホストの IP アドレス)、Server Port(接続に使われたサーバのポート)、Method(接続の種類):特定のログ分析プログラムに適しています。

トラフィックモニタ

VirusBarrier X6 には、ご使用の Mac で発着信するネットワーク・トラフィックの監視、クエリの実行、ネットワーク・アドレスの検索、Mac で使用可能なサービスやネットワークの確認などを行うツールがあります。

トラフィックウインドウ

「トラフィック」ウインドウには、インターネットやローカルネットワークからご使用の Mac で発着信するネットワーク・アクティビティの種類と量を表示するアクティビティ・ゲージがあります。「トラフィック」ウインドウにアクセスするには、右下のアイコンをクリックするか、「ウインドウ」 > 「トラフィック」 を選択するか、Command-Option-4 キーを押します。

「トラフィック」画面には 4 つの表示モードがあり、画面左上のボタンで表示を切り替えられます。

一番左のボタンがデフォルトの表示で、トラフィックをゲージと棒グラフで表示します。

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画面上部の「IN」ゲージには、ご使用の Mac に着信するデータの量が橙色で表示されます。2 段目の「OUT」ゲージには、コンピュータから発信されるデータの量が緑色で表示されます。ゲージ内の数値は秒単位の現在の処理量で、一番下の値は総量です(通常、MB または GB です)。

画面下部の棒グラフが時間ごとのトラフィックの合計を表します。 グラフの右側が現在を表し、左側が過去になります。橙色が着信トラフィックを表し、緑色が発信トラフィックを表します。

デフォルトでは、棒グラフは 111 秒前の活動までをさかのぼって記録します。画面左上の緑色の拡大ボタンをクリックするか、ウインドウ右下部分をクリックしてドラッグしてウインドウのサイズを大きくすれば、さかのぼる期間を増やせます。最大値はご使用の画面のサイズによって、または表示される期間を絞り込むことで決まります。

棒グラフの上にマウスカーソルを置くと、現在の平均データ処理値が表示され、毎秒更新されます。

左から 2 番目の表示ボタンでは、受信、発信、合計の 3 つの棒グラフでトラフィックを表示します。

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この表示モードでは、Control キーを押しながら受信か発信グラフ上をクリックすると、ポップアップメニューが表示され表示スケールを選択することができます。

これで最大処理量を指定し、その処理量に対して正しい比率でグラフが表示できます。データ処理量に応じてグラフのスケールを変化させたい場合は、「動的スケール」を選択してください。

3 番目の表示ボタンではトラフィックを横方向のゲージで表示し、棒グラフは表示しません。4 番目の表示ボタンでは 3 番目と同じゲージを縦方向に表示します。

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ゲージを表示する 3 つの表示モードには、「リセット」ボタンがあります。このボタンをクリックすると、ゲージ下部の合計値がゼロにリセットされます。

アクティビティ・データの種類を選択する

それぞれの表示モードでは、ゲージに表示するトラフィックの種類を選ぶことができます:デフォルトでは、左から順にWeb、FTP、Mail、iChat/AIM が選択されています。左から 5 番目のゲージはその他すべてのトラフィックを表示し、6 番目のゲージはすべてのトラフィックの合計を表示します。

最初の 4 つのゲージについては、ゲージ上のポップアップメニューをクリックすることで、表示するデータの種類を選択することができます。

ポップアップメニューからいくつかの選択が行えます。

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ポップアップメニューに表示されるサービスは、「トラフィック環境設定」画面で追加または削除することができます:詳細については、環境設定と設定 の「トラフィック環境設定」をご覧ください。

VirusBarrier のトラフィックモニタ

VirusBarrier X6 をインストールすると、VirusBarrier Traffic Monitor という名前のアプリケーションも一緒にアプリケーションフォルダにインストールされます。このプログラムを起動するには、アイコンをダブルクリックするか、または Intego メニューから 「VirusBarrier X6」 > 「VirusBarrier トラフィックモニタを開く」を選択します。

VirusBarrier Traffic Monitor アプリケーションは、VirusBarrier X6 のアクティビティ・ゲージのパレットを表示せずに、常時ネットワークのアクティビティを監視できる小さなフローティング・ウインドウとして提供されます。

VirusBarrier トラフィックモニタを開くと、画面右下にアクティビティ・ゲージのウインドウが表示されます。このウインドウをクリックしてドラッグすると、配置場所を移動できます。

デフォルトでは、VirusBarrier トラフィックモニタにはすべてのサービスのネットワーク・トラフィックの合計が表示されます。VirusBarrier トラフィックモニタのウインドウ下部の「すべて」をクリックし、ポップアップメニューから表示するサービスを選択することで、表示するトラフィックの種類を変更できます。

キーボードの Control キーを押しながら VirusBarrier トラフィックモニタのウインドウをクリックすると、ポップアップメニューが 2 つのオプションを表示します。

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「Dock に表示」を選択すると VirusBarrier トラフィックモニタのウインドウが閉じ、Dock 内のアイコンがリアルタイムに更新されるアクティビティ・ゲージに変わります。

アクティビティ・ゲージは Command-Tab キーでアプリケーションの切り替えを行う際に表示される VirusBarrier トラフィックモニタのアイコンにも反映されます。

VirusBarrier トラフィックモニタをウインドウ表示に戻すには、Control キーを押しながら VirusBarrier トラフィックモニタのDock アイコンをクリックし、「ウインドウ内に表示」を選択します。

VirusBarrier トラフィックモニタが Dock 内に表示されているとき、Control キーを押しながら Dock アイコンをクリックし、Dock メニューから別のサービスを選択することで、表示内容を変更することができます。

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「Dock に保存」を選択すると、プログラムが実行されていなくても VirusBarrier トラフィックモニタのアイコンを Dock 内に常に表示し、Dock アイコンをクリックするだけで開けるようになります。「ログイン時に開く」を選択すると Mac の使用を開始するたびにプログラムが起動されるようになります。

VirusBarrier トラフィックモニタ環境設定

VirusBarrier トラフィックモニタの動作に影響する環境設定がいくつかあります。環境設定を変更するには、「VirusBarrierTraffic Monitor」 > 「環境設定」を選択するか、または VirusBarrier トラフィックモニタを実行して Command キーと ,(カンマ) キーを押します。

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アピアランス:「アナログゲージ」、「デジタル温度計」、「デジタルゲージ」から選択します

ウインドウレベル:「常に他のウインドウより手前に表示する」をチェックすると、VirusBarrier トラフィックモニタが常に他のアプリケーションよりも手前に表示されます。マウス操作:「マウスクリックを無視する」を選択すると、VirusBarrier トラフィックモニタのウインドウの移動または表示内容の変更ができなくなります。

The VirusBarrier トラフィックモニタ・ウィジェット

VirusBarrier X6 をインストールすると、Mac OS X の Dashboard にネットワーク・アクティビティを表示する VirusBarrier トラフィックモニタのウィジェットも同時にインストールされます。

VirusBarrier トラフィックモニタのウィジェットを表示するには、まず Dashboard を起動します。続いて「+」(プラス)ボタンをクリックし、ご使用のコンピュータ上にあるすべてのウィジェットを表示します。リストから VirusBarrier Traffic Monitorを選択します。アイコンは下図のようなものです:

このアイコンをクリックして動作中のウィジェットに追加すると、Dashboard に切り替えるたびに VirusBarrier トラフィックモニタが表示されます。VirusBarrier Traffic Monitor アプリケーションと同様に、ウインドウを移動したり、表示内容を変更したりできます。

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VirusBarrier X6 モニタ・スクリーンセーバ

VirusBarrier X6 は、ネットワーク・アクティビティの概要を表示するスクリーンセーバをインストールします。Macintosh をサーバとして使用している場合には、そのネットワーク・アクティビティの監視にこのスクリーンセーバを使用するとよいでしょう。

VirusBarrier X6 スクリーンセーバを使用するには、アップルメニューから「システム環境設定」を開き、「デスクトップとスクリーンセーバ」をクリックして、「スクリーンセーバ」タブをクリックします。スクリーンセーバリストから「VirusBarrierSaver」を選択します。

プレビュー画面には「すべて」のトラフィックしか表示されません。ですが、実際に使用する際はトラフィックがサービスごとに別々に表示されます。サービスの表示順を指定するには、「オプション」ボタンをクリックしてください。

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サービスをドラッグして、希望する順序に並べ替えてください。表示されるサービスの数は画面の解像度と使用しているスクリーン数によって決まります。したがって、注目したいサービスは一番上に配置するとよいでしょう。

スクリーンセーバの設定の詳細については、Mac OS X ヘルプをご覧ください。

アクティブなサービスを表示する

VirusBarrier X6 の「サービス」ウインドウでは、ウェブサーバやメールサーバのような、他のユーザがインターネットプロトコル経由でアクセスできる、ご使用のコンピュータ上にあるすべての実行中のネットワークサービスの一覧を表示します。

「サービス」ウインドウを表示するには、VirusBarrier X6 のメインウインドウ右下にある 2 本の矢印が描かれたアイコンをクリックします。

使用されているポートごとに、以下の情報を表示します:

プロトコル (TCP または UDP)ローカルポート番号 (そのポートに相当するプロトコルに依存します。標準プロトコルであれば、例えば ポート 21 は FTP)リモートポート番号リモートアドレス (リモート接続の IP アドレス)接続の状況 - 例えば、接続がアクティブかどうか、またトラフィックをリッスンしているだけの状態かなどです。

ポート番号に加えてポート名を入手するには、ウインドウ右下の「ポート名を表示」ボタンをクリックします。

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すべてのサービスが使うポートの一覧は長くなるため、VirusBarrier X6 では特定のサービスによって使用されるポートだけを表示するようフィルタリングができます。左端の列にある、ファイル共有、iPhoto 共有、iTunes 共有、ウェブ共有から選択するか、または独自のフィルタを作成できます。

フィルタを作成するには、画面左下の「+」(プラス)ボタンをクリックします。「スマート・フィルタ」ウインドウが表示されます。

最初のポップアップメニューでは、設定した条件の「いずれか」に一致するか、または「すべて」に一致するかを指定します。

2 番目のポップアップメニューでは、フィルタに検出してほしい情報の種類を指定します。選択肢はサービスウインドウに表示される列と同じです: プロトコル、ローカルポート、リモートポート、リモートアドレス、状態。このうちのいずれかを選択すると、フィルタの詳細を指定できるようになります。下図の例では、指定した範囲のローカルポートを持つサービスを一覧表示します。

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ウインドウ右の「+」(プラス)ボタンをクリックして条件を追加し、「-」(マイナス)ボタンをクリックして条件を除去します。フィルタの条件は、ポップアップメニューのオプションを変更するか、データフィールドに新しいデータを入力することで変更できます。

フィルタの作成が完了したら、「OK」をクリックして保存します。そしてサービス一覧でそのフィルタの名前を入力します。サービス一覧でそのフィルタをクリックすると、設定した条件に一致するサービスが表示されます。

ネットワークの情報を表示する

「ネットワーク」ウインドウは、ご使用の Mac、およびそのネットワーク設定、利用可能なローカルネットワークに関する有用な情報を提供します。「ネットワーク」ウインドウを表示するには、VirusBarrier X6 のメインウインドウ右下のアイコンをクリックします。

「ネットワーク」ウインドウは以下の情報を表示します:

ご使用の Mac の名前:ウインドウ上部に表示されます。下の例では、"apple" です。これは、ご使用のコンピュータがネットワークに対して表示する名前です。この名前は、「システム環境設定」の「共有」画面で変更できます。Bluetooth:Bluetooth ハードウェアが利用可能かどうかを表示します。ネットワークアドレス:ご使用の Mac 上で有効になっているすべての IP アドレスが表示されます。異なるアドレスの複数のネットワークアダプタを搭載しているか、複数のサーバを実行していると、複数のアドレスが表示されます。またそれぞれのサブネットマスク、Ethernet ID、インタフェースも表示します。AirMac:ワイヤレスネットワークカードの利用可能性および状態を表示します。AirMac カードが利用可能でオンになっている場合、一覧には現在の場所に応じた利用可能なワイヤレスネットワーク、そのチャンネル、Ethernet ID、信号の強さ(黒い部分が多いほど信号が強いことを示します)が表示されます。利用する際パスワードまたは何らかのキーが必要なワイヤレスネットワークには、小さなロックのアイコンが表示されます。ロックがないネットワークにはパスワードがありません。ですがウェブ認証などの他の方法で保護されている場合があります。ワイヤレスネットワークに接続している場合は、その名前はボールドで表示されます。

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「ネットワークアドレス」の表示をクリックすると、いくつかの機能やオプションが利用できるようになります。

オプションは次の通りです:

外部 IP を表示:ご使用のコンピュータがインターネットやその他のネットワークに接続する際に使用する IP アドレスを大きく表示します。ルータ、ケーブルモデム、DSL モデムをご使用の場合は VirusBarrier X6 がこの画面に表示するアドレスとは異なったアドレスが実際には使用されています。画面上をクリックしてこの情報を閉じることができます。履歴を表示:ダイナミック IP アドレスをご使用の場合、ISP から ご使用の Mac に割り当てられた IP アドレスの一覧が表示されます。ただし、ルータかケーブルモデムをご使用の場合は、ここにはご使用のコンピュータが内部的に使用している IPアドレスのみが表示されます。変更...:Mac OS X の「システム環境設定」の「ネットワーク」画面を開きます。この画面で、ご使用のコンピュータのネットワーク設定を変更できます。ネットワーク設定の詳細については、Mac OS X ヘルプをご覧ください。

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VirusBarrier X6 監視機能を使用する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/5-Monitoring-Tools.html[3/22/12 11:32:22 AM]

ネットワークアドレスの個々の項目についても、追加の設定が利用できます。Control キーを押しながら対象の項目をクリックすると、コンテキストメニューが表示されます。コンテキストメニューが表示されます。

クリップボードにコピー:対象の情報をテキスト形式で Mac OS X のクリップボードにコピーし、そこから他のアプリケーションにペーストできます。拡大表示:選択した項目に関する以下の 3 種類の情報について、全画面表示します:IP アドレス、サブネットマスク、Ethernet ID。画面上をクリックすれば、拡大表示された情報を閉じることができます。

また、AirMac セクション内の項目を Control キーを押しながらクリックすると、コンテキストメニューが表示され、現在参加しているネットワークから Mac を切り離すことができます。

Whois による問い合わせ

VirusBarrier X6 では、内蔵の Whois ツールを使い、ドメイン名とインターネット IP アドレスを検索できます。Whois を起動するには、画面右下の「?」ボタンをクリックします。

検索するには、「ドメイン」フィールドにドメイン名または IP アドレスを入力し、「Whois」ボタンをクリックするか、Enterキーを押します。その下の大きなテキストフィールドには、そのドメインに関する情報が表示されます。情報は一般公開されている情報サーバから取得します。「保存...」ボタンをクリックすると、この情報をテキストファイルに保存することができます。

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VirusBarrier X6 監視機能を使用する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/5-Monitoring-Tools.html[3/22/12 11:32:22 AM]

情報を受け取ると、ウインドウ下部のグレイの部分にその情報の提供元サーバ名が表示されます。VirusBarrier X6 は 4 つのデフォルト Whois サーバを持っていますが、変更や追加もできます。Whois サーバを追加する方法については、環境設定と設定 をご覧ください。

トレースルート

インターネットやその他のネットワーク経由でデータを送受信する際、データはパケットに入れられ、目的地に着くまであるホストから別のホストへと送られていきます。その過程で数十の中継が行われます。VirusBarrier X6 のトレースルート機能は、データがどのようにして目的地にたどり着くのかを見ることができます。これは特定のホストへのアクセスに問題が生じている際、どこでデータが遮断されているかを知りたいときに便利です。アクセスに問題が生じているときは、通常主要なホストまたはルータが機能していないことを意味しています。

VirusBarrier X6 のトレースルート・ツールを起動するには、画面右下の "Y 字型の矢印" ボタンをクリックします。

トレースルート検索を実行するには、IP アドレスまたはドメイン名を「ネットワークアドレス」フィールドに入力し、「トレース」ボタンをクリックするか、または Return キーを押します。ドメイン名を入力した場合は、VirusBarrier X6 はそれを解決して、実際の IP アドレスを表示します。「ICMP Echo を使用」ボタンをクリックすると、トレースルートは UDP リクエストの代わりに ICMP リクエストを送信します。状況によっては、こちらの方がより効率的である場合があります。

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VirusBarrier X6 監視機能を使用する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/5-Monitoring-Tools.html[3/22/12 11:32:22 AM]

トレースルートウインドウは、ご使用のコンピュータから目的のホストの間のすべての中継(ホップ)を表示します。ホップごとに、VirusBarrier X6 はホップ番号、IP アドレス、ホスト名、反応時間、成功 (緑色の丸)あるいは失敗(赤色の丸)した Ping の数を表示します。VirusBarrier X6 は各ホップや中継点に対して 3 つの Ping を送信します。ネットワークでルータをご使用の場合は、ルータはトレースルートのリクエストに応答せず、失敗したリクエストとして表示されることがあります。これによりその他のトレースルートの実行が妨げるられることはありません。

トレースルート検索が完了した後で、表示された各項目を Control キーを押しながらクリックすると、コンテキストメニューが表示されます。

クリップボードにコピー:対象の情報をテキスト形式で Mac OS X のクリップボードにコピーし、そこから他のアプリケーションにペーストできます。信頼するアドレスに追加:この IP アドレスを「信頼するアドレス」リストに永続的に追加し、アンチバンダル設定に関わらず接続を許可します。ただし、VirusBarrier X6 のファイアウォールではこの IP アドレスからの接続に対して影響します。ブロックするアドレスに追加:この IP アドレスを「ブロックするアドレス」リストに永続的に追加し、アンチバンダル設定に関わらず接続を停止します。ドメイン情報を検索:VirusBarrier X6 の「トレースルート」ウインドウを開いて、選択された IP アドレスの検索を行います。

画面左下の「地図上に表示」ボタンをクリックして、データの経路を視覚的に確認することもできます。

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VirusBarrier X6 監視機能を使用する

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/5-Monitoring-Tools.html[3/22/12 11:32:22 AM]

各ホップをつなぐ線と、経路上の位置を示す番号が世界地図上に表示されます。

「Google Earth」ボタンをクリックすると、Google Earth ソフトウェアがインストールされていれば、Google Earth が起動し、IP アドレスの地図上の場所をズームして正確な位置を表示します。

これはローカルネットワークのアドレスについては動作せず、またすべての IP アドレスについて動作するわけではありませんのでご注意ください。

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/6-Preferences-and-Configurations.html[3/22/12 11:33:10 AM]

VirusBarrier X6 環境設定と設定

一般環境設定モデム 環境設定ログ 環境設定トラフィック環境設定Whois 環境設定詳細設定設定について

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VirusBarrier X6 は、一度インストールされると邪魔にならないようバックグラウンドで動作します。様々な機能をどのように実行し、どのように結果を確認するのかをコントロールするいろいろなオプションが用意されています。これらのオプションは「環境設定」ウインドウで設定します。 この画面を開くには、「VirusBarrier X6」 > 「環境設定...」 を選択するか、またはCommand キーと , (カンマ) キーを押します。

一般環境設定

「環境設定」ウインドウには次の 6 つの画面があります:一般設定、モデム、ログ、トラフィック、Whois、詳細設定。

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/6-Preferences-and-Configurations.html[3/22/12 11:33:10 AM]

「一般設定」パネルの上部のエリアはアイコンのサイズ、下部ではサウンドをコントロールします。各オプションについて説明します。

アイコンのサイズ スライダは、概要画面で「選択」をクリックしてアイコン表示を選択したときや、隔離領域でアイコン表示を選択したときに表示されるアイコンの大きさを設定できます。(ここでの変更は、リスト表示やカラム表示での各項目の表示には影響しません。

次のオプション「不可視項目を表示する」をオンにすると、Mac OS X が通常は非表示とするファイルが表示されます。これらのファイルは Mac が正常に機能するのに必要なファイルで、変更を加えてはいけないものです。ウイルスやマルウェアは不可視ファイルの中に潜むことができるため、それらのスキャンは非常に重要です。ただし、不可視ファイルをスキャンする際、それを表示する必要はありません:フォルダをスキャンする際、VirusBarrier X6 は、不可視項目も含め、その中のすべての項目をスキャンします。

隔離領域は、これらの環境設定に関わらず、常に不可視項目を表示します。

「サウンド」セクションでは、VirusBarrier X6 がマルウェアを検出または駆除したとき、破損ファイルを検出したとき、マルウェアを検出せずにスキャンを完了したときに再生するサウンドを設定します。デフォルトでは、音声でアナウンスするようになっています。ポップアップメニューをクリックして、再度「VirusBarrier ボイス」を選択すると、その音声を聞くことができます。ポップアップメニューからその他のサウンドを選択して、サウンドを変更することもできます。サウンドを一切発しないようにするには、ポップアップメニューから「なし」を選択します。

モデム環境設定

このオプションで、モデムの総合的な保護が行えます。まず「環境設定」画面の「モデム」ボタンをクリックしてください。モデムを保護すると、モデムがコールに応答しないようにできます。「保護する」ボタンをクリックすると、VirusBarrier X6 が着信コールを受け付けなくなります。ただし、発信コールは行うことができます。モデムを通常の、保護されていない状態に戻すには、「リセット」ボタンをクリックします。

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

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ログ環境設定

VirusBarrier X6 が一定間隔でログを書き出すよう設定することができます。まず「環境設定」画面の「ログ」ボタンをクリックします。

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

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最初に、ログを書き出す間隔を指定します。「毎週」ラジオボタンが選択されている場合、書き出しは日曜日と月曜日の間の午前零時に行われます。「毎日」では午前零時に書き出しが行われます。「毎時間」では時間ちょうどに書き出しが行われます。カスタム設定では 「2 週間ごと」のように、日数や時間の設定が行えます。(また、カスタム設定では毎月ごと、一日の午前零時に書き出しが行われるよう設定することもできます。)

書き出しが予定されているときに Mac が起動していないかスリープ状態になっている場合、書き出しは次に Mac が起動したときに行われます。

アンチウイルスのログは 3 つの形式のいずれかで書き出しできます。ファイアウォール・ログは 6 つの形式のいずれかで書き出しできます。書き出し形式を選択するには、ポップアップメニューをクリックしてください。

注意:ログの書き出し形式の説明について、詳しくは VirusBarrier X6 監視機能を使用する の「ログの書き出し」をご覧ください。

書き出したログのファイルが保存されるフォルダを選択できます。デフォルトでは、ファイルは /ライブラリ/Logs/VirusBarrierフォルダに保存されます。ファイルを他のフォルダに保存したい場合は、ポップアップメニューから「その他...」を選び、使用したいフォルダを選択します。最後に「選択」ボタンをクリックしてください。

VirusBarrier X6 は 2 つのネットワークログを保管します。一つは循環ログで、最大 4096 個のエントリを記録します。 エントリは VirusBarrier X6 のログパネルで見ることができます。自動書き出しが有効になっていると、2 つ目のログにすべてのエントリが保管されます。そのためすべてのアクティビティのすべてのログを保存しておきたい場合は、自動書き出しを有効にしておく必要があります。これらのログは、ハードディスクの空き容量によってのみ制限を受け、ファイルサイズ自体は無制限です。「書き出し後にログを消去する」にチェックを入れると、書き出しのたびにログのエントリが削除され、新たに書き出されるエントリは前回の書き出し以降のもののみとなります。この設定は自動書き出しのみに影響し、ログウインドウから手動で書き出す際にはログの消去は行われません。

「ログ環境設定」画面下のチェックボックスを使って、ログに記録する対象を選択することもできます。オプションは次の通りです:

拒否した接続:VirusBarrier X6 で設定したルールに違反するためブロックされた、ご使用の Mac への接続の試みです。「ブロックするアドレス」に基づき遮断した受信データ:ブロックするアドレスリストにあるホストからの、ご使用の Macに対するデータ送信の試みです。「ブロックするアドレス」に基づき遮断した送信データ:ブロックするアドレスリストにあるホストに対する、ご使用のMac からのデータ送信の試みです。ブロックしたアプリケーション:VirusBarrier X6 のアンチスパイウェアが、アプリケーションによるネットワークとのやり取りを阻止した事例です。

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

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最後のチェックボックスは「アップルのシステムログツールにログをコピーする」です。これにチェックが入っていると、ログデータは Mac OS X 10.5 以降が持つ統合ログシステムに登録されます。このログはアプリケーションフォルダのユーティリティフォルダにある、「コンソール」アプリケーションで見ることができます。

トラフィック環境設定

「ログ環境設定」と同様に、「トラフィック環境設定」画面では一定間隔でトラフィック・データを書き出すように設定できます。また、この画面にはトラフィック・データの管理のためのオプションも用意されています。この画面を表示するには、「環境設定」画面で「トラフィック」ボタンをクリックします。

画面上部のセクションでは、トラフィック・データの自動書き出しの設定が行えます。この設定は、「ログ環境設定」とまったく同じように行われます。詳細については、前述の「ログ環境設定」の項をご覧ください。ログ環境設定と異なっているのは「書き出し後にゲージをリセット」チェックボックスです。これは本質的には「ログ環境設定」の「書き出し後にログを消去する」と同じです。これにチェックが入っていると、自動書き出し後に、「トラフィック」ウインドウにある「リセット」ボタンをクリックしたのと同様に合計トラフィックの値がゼロになります。トラフィックのゲージについて、詳しくは VirusBarrier X6 監視機能を使用する をご覧ください。

VirusBarrier X6 の「トラフィック環境設定」では、ご使用のコンピュータで発着信するデータ量が一定の限度を超えたときにお知らせするよう設定できます。これはアップロードやダウンロードに制限のあるインターネット接続アカウントをご使用の場合に便利です。

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

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このオプションにチェックしていると、トラフィックが指定された量を超えたとき VirusBarrier X6 が警告を表示します。警告の対象として、受信、発信、合計トラフィックを選択でき、しきい値を KB、MB、GB の単位から選択できます。

その下には「アピアランス」セクションがあり、すべてのトラフィックゲージとグラフで使用される、送受信のトラフィックの色を変更できます。カラーボックスをクリックすると、Mac OS X 標準のカラーピッカーが表示されます。希望する色を選んだら、左上の赤いボタンをクリックしてカラーピッカーを閉じます。「出荷時のデフォルトに戻す」ボタンをクリックすると、着信トラフィックは橙色、発信トラフィックは緑色に戻ります。

最後の「サービス」セクションでは、トラフィックゲージで表示されるトラフィックの種類の追加、削除、変更が行えます。 これは、ネットワークを使用する新しいプログラムをテストする場合に便利です。「リストを編集...」ボタンをクリックすると、既存のサービスの一覧が開きます。

サービスを追加するには、画面左下の「+」(プラス)ボタンをクリックし、サービスの名前を入力します。

サービス名がハイライトされている状態で、右側の列の下にある「+」(プラス)ボタンをクリックすると、そのサービスに関連づけられているポートを追加できます。

同様の操作で、一覧において太字で表示されていないサービスは編集または削除が可能です。Chat、Mail、Web など太字で表示されているサービスは主要なネットワークサービスであり、安全のために編集できなくなっています。

Whois 環境設定

VirusBarrier X6 の Whois 機能では、ドメイン名と IP アドレスに関する情報を検索できます。この画面には 4 つの Whois サーバ

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があらかじめ設定されており、画面に表示されている順で検索に使用されます。

サーバの順番を変更したい場合は、対象のサーバを選択し、希望する場所にドラッグします。

VirusBarrier X6 への Whois サーバの追加は簡単に行えます。「+」(プラス)ボタンをクリックし、追加したい Whois サーバの名前を入力してください。

この画面では、登録された Whois サーバの使用、不使用を切り替えることもできます。サーバを不使用にするには、サーバのチェックボックスのチェックを外します。不使用にしたサーバを再度使用するには、そのサーバのチェックボックスにチェックを入れます。

Whois サーバを一覧から削除するには、対象のサーバをクリックして選択し、「-」(マイナス)ボタンをクリックします。本当に削除してよいかを確認するダイアログボックスが表示されます。

詳細設定

VirusBarrier X6 環境設定の詳細設定には、4 つのオプションがあります。

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

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保護:シンプルな On/Off のスライダで、VirusBarrier X6 が提供する保護機能を すべて 素早く無効(あるいは、有効)にできます。スライダを Off に設定すると、ファイアウォール・ログも含め、VirusBarrier X6 を完全にオフの状態にします。この操作には管理者パスワードが必要です(再度有効にする場合にも管理者パスワードが必要です)。ここでの設定に関わらず、ご使用の Mac を再起動した場合には、VirusBarrier X6 は自動的に有効になります。設定:「デフォルトに戻す...」ボタンをクリックすると、VirusBarrier X6 がデフォルトの状態に戻ります。ファイアウォールは「クライアント、ローカルサーバ」モードで、アンチバンダルとプライバシー機能はオフになります。マルウェア対策については、リアルタイム・スキャナをオンにし、アーカイブのスキャンはオフ、詳細設定のいくつかの設定をオンにします。この設定を変更するには、管理者パスワードが必要です。また、ブロックするアドレスや信頼するアドレスの設定、ユーザが作成したファイアウォール設定などは消去されます。あとから現在の設定をもう一度利用する可能性がある場合には、現在の VirusBarrier X6 設定を書き出しておくことをお勧めします。 (「ファイル」 > 「設定を書き出す...」 を選択してください。)セットアップ・アシスタント:「アシスタントを表示...」ボタンをクリックすると、VirusBarrier X6 のセットアップ・アシスタントが起動します。詳細については Intego VirusBarrier X6 クイックスタート をご覧ください。

設定について

VirusBarrier X6 では複数の設定を保存しておくことができます。それぞれの設定には、ユーザが VirusBarrier X6 のさまざまな画面で選択したり適用した設定や環境設定がすべて保存されています。コンピュータを使用する場所ごとに設定を作成することもできます。 例えば、ある設定はオフィス用、もう一つは自宅用に作成するといった具合です。また、ご使用の Mac をサーバとして使用する場合のために保護を追加した設定や、クライアントとして使用する場合向けの設定を作成してもよいでしょう。また、ローカルネットワークへの接続に合わせた簡易的な保護設定と、公共のホットスポットを使用する際の強力な保護設定とを作成することもできます。さらに、コンピュータを離れるときのために、侵入が発生した場合に電子メールで知らせる設定を作成しておいてもよいでしょう。

設定は、各画面の左側に一覧表示されます。リストの下にあるアクションボタン(歯車型のボタン)を使用して、設定の複製、編集、削除が行えます。設定リストが表示されていない場合は、おそらくリストは隠されています:Command-K キーを押すか、「表示」 > 「設定を表示」 を選択するか、またはウインドウ左下にある「設定を切り替え」ボタンをクリックしてください。

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

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設定の作成、編集、削除

初めて VirusBarrier X6 を使用したときには、リストにはセットアップ・アシスタントを実行した際に選択した名前を持つ設定が一つあるだけです。 セットアップ・アシスタントを実行しなかった場合には、「デフォルト」という名前の設定が作成されます。新しい設定を作成するには、既存の設定を選択し、アクションボタン(歯車型のボタン)をクリックして、「設定を複製」を選択します。

この新しい設定には、複製対象の名前に「のコピー」という語句がついています。複製された設定をダブルクリックして新しい名前を入力します。

これで新しい設定ができました。 ラジオボタンをクリックして、その設定を有効にします。下の例では、「デフォルト」の複製をを 2 つ作成し、それぞれに名前を入力した上で、その内の 1 つ、「ホーム」という設定を選択した状態です。

VirusBarrier X6 に必要な変更を加えまると、その変更内容が選択している設定に保存されます。別の設定を有効にするには、対象のラジオボタンをクリックします。また、Intego メニューの「設定」リストから任意の設定を選択することもできます。Intego メニューについて、詳しくは 2. Intego VirusBarrier X6 クイックスタート をご覧ください。)

作成された設定は、「設定」リスト下のアクションボタン(歯車型のボタン)をクリックして「設定を編集」を選択すれば、編集できます。次のような画面が表示されます:

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

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「起動時のデフォルト」チェックボックスにチェックを入れると、この設定は Mac を起動するか、再起動した際に有効になります。

さらに、「アクティブなネットワーク設定が以下の条件に一致する場合...」チェックボックスにチェックを入れると、以下のネットワークの要素に対し指定された条件のいずれか、またはすべてに一致する場合、その設定が自動的に有効になります。

しない:この条件は一致することがないため、設定が自動的に有効になることはありません。タイプ:選択肢として Ethernet、AirMac、FireWire、PPP、Bluetooth があります。IP アドレス:特定の IP アドレス、あるいはアドレスの範囲を指定できます。「現在」ボタンをクリックすると、その時点でお使いの Mac に割り当てられている IP アドレスを特定できます。AirMac SSID:"My AirMac" のような、無線ネットワークにつけられた名前です。「次と等しい」、「次ではない項目」、「次を含む」の条件と、その条件で指定するテキストを入力します。AirMac BSSID:16 進数で表現された、無線ネットワーク接続ポイントの MAC アドレスです。場所:ご使用の Mac のネットワーク環境設定で指定されている場所です。常に:この条件が常に一致します。

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VirusBarrier X6 環境設定と設定

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/6-Preferences-and-Configurations.html[3/22/12 11:33:10 AM]

「コメント」フィールドには追加したい説明やメモを記入します。コメントの内容は設定の動作には影響しません。

設定の削除の方法は 2 通りあります。まず、対象の設定を一度クリックしてハイライトします。次に、「設定」リストの下のアクションボタン(歯車型のボタン)をクリックして「設定を除去」を選択します。または、Command-Delete キーを押します。いずれの場合も、本当に削除してよいかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。有効になっている設定は削除できません。削除する前に、他の設定を有効にしておく必要があります。

設定の書き出しと読み込み

VirusBarrier X6 のすべての設定は特別なファイルに保存でき、それを別の VirusBarrier X6 プログラムに読み込んで使用することができます。これは、複数のコンピュータを管理しており、同じ設定をすべてのコンピュータ上で使用したい場合に便利です。

設定を書き出すには、「ファイル」 > 「設定を書き出す...」 を選択します。ダイアログボックスボックスが表示され、設定ファイルの名前と、その保存場所を選択できます。準備ができたら「書き出し」をクリックします。書き出されるファイルは XMLファイルであり、すべての VirusBarrier X6 プログラムに読み込むことができます。

設定を読み込むには、「ファイル」 > 「設定を読み込む...」 を選択します。ダイアログボックスで設定ファイルを指定します。ファイルを指定したら、「読み込み」をクリックします。 その設定がただちに VirusBarrier X6 に適用されます。また、VirusBarrier X6 の設定ファイルをダブルクリックして読み込むこともできます。

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VirusBarrier X6 でカスタムのファイアウォール・ルールを作成

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/7-Creating-Custom-Firewall-Rules.html[3/22/12 11:34:07 AM]

カスタムのファイアウォール・ルールを作成

カスタムのファイアウォール・ルールアシスタントを使ってルールを作成特定のサービスのルールをすばやく作成手動でルールを作成ルールの操作

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カスタムのファイアウォール・ルール

第4章、Macをネットワークの攻撃から保護するに登場した5つのファイアウォール設定はそれぞれ、実際にはルールの集まりであり、それぞれソースや通信の方向、どのサービスとインタフェースを許可するか拒否するかを元に名前がついています。

シンプルモードでは、ルールやルールのパート(ルールを構成する単位)の変更はできません。変更するには、ファイアウォール画面の詳細設定モードに切り替えます。ファイアウォール画面の詳細モードを開くには、メイン画面の丈夫にある「ファイアウォール」ボタンをクリックします。

次に、「ファイアウォール・ルール」タブをクリックし、さらに右上にある「詳細設定」モードのボタンをクリックします。

警告: ここでの設定を変更すると、お使いのコンピュータでローカルネットワークおよびインターネットへどの程度アクセスできるかが大幅に変更される可能性があります。詳細設定モードは、設定を変更した場合の影響とその機能を十分理解したうえで操作してください。

シンプルモードでは、あからじめ用意された5つのファイアウォール設定のいずれかをクリックするとその効果をアニメーションで表示します。詳細設定モードでは、各ファイアウォール設定の詳細なルールが確認できます。

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VirusBarrier X6 でカスタムのファイアウォール・ルールを作成

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/7-Creating-Custom-Firewall-Rules.html[3/22/12 11:34:07 AM]

さらに、あらかじめ用意されたファイアウォール設定名の上にカーソルをしばらく置くと、各設定の簡単な説明が表示されます。

上図の例"クライアント、ローカルサーバ"設定は、4つのルールで構成されていることがわかります。1番目のルールは、ご使用のMacからファイルをコピーするといった双方向の通信を伴うTCP接続で、ローカルネットワーク内からお使いのMacが接続しているサービスすべてへのアクセスを許可します。2番目のルールは、同様なインターネットからの接続を全体として拒否し、お使いのMacがローカルネットワーク外の不明なコンピュータに対しサーバとして動作することを防ぎます。3番目のルールは、その他すべてのインターネットからお使いのMacへの接続を許可し、一方4番目のルールではお使いのMacからインターネットへのすべての通信を許可します。

あらかじめ用意されている5つのファイアウォール設定は、使いやすさと安定性のため"固定”されており、個々のルール、およびルールの表示順を変更することはできません。しかしながらVirusBarrier X6では、ファイアウォールのアシスタントと手動という2通りの方法でカスタマイズした設定を作成、追加することができます。

カスタマイズした設定を作成するには、リストの下部にある「+ (プラス) 」ボタンをクリックします。新しい設定が“名称未設定の設定”という名前で作成されるので、好みの名前を入力して Enter または Return キーを押します。

設定のみが作成されましたが、まだ有効にはなっていません。ファイアウォール設定は、すべてのルールが追加されるまで有効にしないことをお勧めします。設定を有効にするには、設定の左にあるラジオボタンをクリックします。

アシスタントを使ってルールを作成

VirusBarrier X6は、独自のファイアウォール・ルールを作成するアシスタントを搭載しています。このアシスタントでは、数回のマウスクリックで独自ルールができ上がります。アシスタントで作成するルールは、VirusBarrier X6が提供する機能のルールすべてが網羅できるわけありませんが、ファイアウォール・ルールで必要なほとんどの項目は設定できます。さらに詳細なカスタム設定を行ないたい場合は、まずアシスタントでルールを作成し、後から手動で編集するのがよいでしょう。

VirusBarrier X6のアシスタントに従って、ルールを作成するいくつかのステップを進みます:

イントロダクション名前および動作通信方向サービス

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VirusBarrier X6 でカスタムのファイアウォール・ルールを作成

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/7-Creating-Custom-Firewall-Rules.html[3/22/12 11:34:07 AM]

オプション最終画面

アシスタントで新しいルールを作成するには、下図の「アシスタント」ボタンをクリックします。

アシスタントの最初の画面が表示されます。

新しいルールを作成するには、「次へ」ボタンをクリックします。「前へ」ボタンをクリックすれば、いつでも前画面に戻れます。また「閉じる」ボタンをクリックすればアシスタントを終了できます。

名前および動作

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VirusBarrier X6 でカスタムのファイアウォール・ルールを作成

http://www.intego.com/manuals/jp/vbx6/7-Creating-Custom-Firewall-Rules.html[3/22/12 11:34:07 AM]

ルールの名前を名前フィールドに入力し、ルールの動作を「データを許可する」か「データを拒否する」から選択します。「データを許可する」を選ぶと、ルールは通信方向とサービスに合致するデータを通します。「データを拒否する」を選ぶと、ルールは受信方向とサービスに合致するデータを遮断します。

「次へ」ボタンをクリックして次の画面へ進みます。

通信方向

下図の画面で、通信方向を選び、どちらのホストが接続を開始するかを選びます。

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VirusBarrier X6 でカスタムのファイアウォール・ルールを作成

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まず、「このルールが適用される通信の通信先コンピュータを選択してください」の欄では、リモートのホストを選択します。リモートのホストとしては、4種類の選択肢があります:

他の任意のコンピュータ:お使いのMac以外のすべてのコンピュータです。ローカルネットワーク上のコンピュータ:お使いのMacと同じローカルネットワーク上にあるすべてのコンピュータです。デフォルトのAirMacネットワーク上のコンピュータ:AirMacネットワークを利用している場合、お使いのデフォルトのAirMacネットワー上のすべてのコンピュータです。以下のカスタムネットワーク上のコンピュータ:標準のルール・エディタでカスタムのネットワークを作成している場合、その中から1つを選べます。

続いて、接続を開始するコンピュータを選択します:

自分のコンピュータ:このルールを使用するお使いのコンピュータです。他の任意のコンピュータ:この画面の上部で指定したリモートのホストです。

完了したら、「次へ」ボタンをクリックして次の画面へ進みます。

サービス

この画面で、このルールが適用されるサービスを選びます。

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サービスは3種類の選択肢から選べます:

すべてのサービス:すべてのネットワーク・サービスです。TCPサービス(接続済みのサービス):HTTP、FTP、Telnet、SSH、POP3、AppleShareなど、2台のコンピュータ間で接続が開かれたら、そのまま維持され続けるサービスです。これはすべてのTCP接続を含みます。以下のサービス:主要なアプリケーションとプロトコルに対応したサービス一覧からサービスを選ぶことができます。指定したいサービスを一覧でクリックして選んでください。

完了したら、「次へ」ボタンをクリックして次の画面へ進みます。

オプション

この画面で、ルールに追加のオプションを設定できます。

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この画面では2つのオプションが設定できます:

ルールの使用状況をログに記録する:ファイアウォールが、このルールが使われる度にログに記録します。ルールを無効にする:VirusBarrier X6はこのルールを作成しますが、無効の状態にします。ルールは、後から手動で有効にすることができます。

完了したら、「次へ」ボタンをクリックして次の画面へ進みます。

最終画面

この画面で、アシスタントで選択した設定に基づいてルールを実際に作成します。

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この画面には、最後のオプションがあります:「逆方向のルールを作成する」をチェックすると、アシスタントが同じ内容で発信元と宛先を入れ替えたルールも同時に作成します。

「設定」をクリックすると、ルールが作成され、アシスタントは終了します。

ルールの作成が完了すると、下図のようにVirusBarrier X6のファイアウォール・ルールの一覧に作成したルール(「逆方向のルールを作成する」をチェックしていれば2つのルール)が追加表示されます。

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さらにルールをカスタマイズしたり、ルールを編集するには、後述の「手動でルールを作成」を参照してください。

特定のサービスのルールをすばやく作成

サービスやプログラムとの間でやり取りする情報をコントロールするためのルールを素早く作成する方法には2通りあります。1つめの方法は、ルール一覧の下にある「+ (プラス) 」ボタンをクリックし数秒間押した状態にします。ポップアップメニューが開き、一般的なサービスのリストが表示されます。サービスを選択すると、ルール一覧に追加されます。

2つめの方法は、サービス・ライブラリを使用して、サービス固有のルールを作成する方法です。サービス・ライブラリを開くには、「ウインドウ」>「サービス・ライブラリ」と選択するか、Option+Command+6を押します。

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サービス・ライブラリのウインドウが開き、さまざまなサービスの一覧が表示されます。

新しいルールを作成するには、使いたいサービスを選び、ルール一覧にドラッグします。この方法で追加されたルールは、お使いのMacからインターネットへのすべてのトラフィックをすべてのインタフェースで許可するようデフォルトで設定されます。言い換えれば、後述する通り、ルールはその設定を変更しない限り何の活動も妨げません。

手動でルールを作成

ルール・エディタを使えば、手動でルールを個別に作成できます。ルール一覧の下の「+(プラス)」ボタンをクリックすると、ルール・エディタが開きます。

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VirusBarrier X6のルール・エディタでは、ネットワーク管理者が素早く簡単に分かりやすい保護方針を定義し追加できます。非常に自由度が高く、定義できるルールの数に制限はありません。ルールを作成するには、6つの項目を指定する必要があります:

ルールの名前、ログ、評価作業の停止とスケジュール発信元宛先サービスインタフェース動作

名前、ログ、評価作業の停止とスケジュール

ルール・エディタの上部には、このルールに名前をつけるためのフィールドがあります。その下には、「ログ」というチェックボックスがあります。チェックすると、このルールが動作するたびに、その内容がログに追加されます。ルール一覧の名前フィールドの右側に赤いドットが表示され、ログに記録されていることを示します。このボックスをチェックしていないと、このルールの処理はログに記録されません。

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また、「ログ」チェックボックスがチェックされていると、「ルールの評価作業を停止する」チェックボックスが選択できるようになり、デフォルトでチェックされます。この2つの設定は、トラフィックを妨げることなく問題を解決する強力な手段になります。

警告: もしルールがうまく動作せず、その原因がわからない場合には、動作していないルールの上にある「ルールの評価作業を中止する」チェックボックスがオフになっていることを確認してください。

スケジュールを編集するには、「編集」ボタンをクリックします。「スケジュール」ウインドウが開きます。

「ルールのデフォルトの状態」は、「有効」に設定されており、このルールがオンになっていることを意味します。「無効」に設定すると、VirusBarrier X6はこのルールを使いません。これにより、ある種の環境では特定のルールをオンにして、別の環境ではオフにするといった設定セットを用意して使うことが可能です。設定セットについては、環境設定と構成を参照してください。

ルールのデフォルトの状態が「有効」なら、このルールが特定の時間にオフになるようにも設定できます。ルールのデフォルトの状態が「無効」なら、逆にこのルールが特定の時間にオンになるように設定することもできます。

ルールを新規作成した時点では、そのルールは常に「有効」になります。特定の時間にルールをオンまたはオフにしたい場合は、指定したルールのデフォルトの状態に基づいてポップアップメニューから「ルールを有効」あるいは「ルールを無効」を選びます。

ルールのデフォルトの状態をスケジュールで変更しない「なし」というオプション以外に、以下の3つの選択肢があります。

「毎週」を選択すると、毎週月曜日の 8:00 am という具合に、毎週決まった時刻にルールを有効にしたり無効にしたりできます。「毎日」を選択すると、毎日決まった時刻にルールを有効にしたり無効にしたりできます。「開始日」を選択すれば、スケジュールを適用する期間を開始日と終了日、およびそれぞれの時刻を指定してルールを有効

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にしたり無効にしたりできます。

ルールを有効/無効にするスケジュールを追加するには、「+(プラス)」ボタンをクリックします。例えば、月曜日と火曜日だけルールを無効にしたければ、「スケジュール」ウインドウで、下図のようにこの2つの曜日を設定します。スケジュールを除去するには、もう使わないスケジュールの右側にある「?(マイナス)」ボタンをクリックします。

スケジュールを設定されたルールは、ルール一覧では下図のようにカレンダーアイコン付きで表示されます。このルールにはログの設定が行われているため、名前の横に赤い点が表示されています。

発信元と宛先

ルールを定義するとき、「発信元」とはデータを送信する側を指します。また「宛先」とはデータの送信先を指します。ルールごとに、発信元と宛先を4種類の選択肢から指定できます。なおVirusBarrier X6では、1つのルールで発信元と宛先に同じ項目を指定することはできません。(同じ項目を指定しようとしても、VirusBarrier X6 によってエラーが訂正されます。)

以下の4つの発信元と宛先がデフォルトで使用できます:

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自分のコンピュータ:お使いのコンピュータです。ローカルネットワーク:お使いのコンピュータが接続されているローカルネットワークです。AirMacネットワーク:お使いのコンピュータが接続されているAirMacの無線ネットワークです。インターネット:お使いのコンピュータが接続されているローカルネットワークにインターネットを加えたものです。 インターネットを選ぶと、実際にはすべてのネットワークを意味します。

新規で発信元と宛先を作成

ルールで使用する発信元と宛先を新たに作成することができます。これにより、お使いのコンピュータと通信できる特定のコンピュータを正確に指定することができます。

新しい発信元を作成するには、「発信元」または「宛先」ポップアップメニューの右側にある「+(プラス)」ボタンをクリックします。この例では、新しい「発信元」を作成しますが、いったん作成すれば「宛先」としても同様に利用できるようになります。

「新規ネットワーク」の編集ダイアログが表示されます。

覚えやすいネットワークの名前を入力します。例えば、ブロックするIPアドレス最後の値が100?155であれば、“IPアドレス100?155”という名前を付けても良いかもしれません。

ポップアップメニューには、ネットワークの種別として7種類の選択肢があります。

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名前 種別 アドレスのタイプ

すべて すべてのネットワーク。 すべてのネットワークを網羅するため、特に指定しません。

自分のコンピュータ

お使いのコンピュータ。 アドレスフィールドに表示される自分のコンピュータのIPアドレスです。 これは変更できません。

自分のローカルネットワーク

お使いのコンピュータが接続されているローカルネットワーク。

アドレスフィールドに表示される自分のコンピュータのIPアドレス、および接続しているネットワークのサブネットマスクです。 これは変更できません。

マシン 特定のIPアドレス。 任意のIPアドレス。ドメイン名を入力するとVirusBarrier X6がIPアドレスとして解決します。

ネットワーク 特定のネットワーク。 任意のサブネットIPアドレスおよびサブネットマスク。ドメイン名を入力するとVirusBarrier X6がIPアドレスとして解決します。

アドレス範囲 一連のIPアドレス。 開始アドレスと終了アドレスで区切られた一連のIPアドレスです。ドメイン名を入力するとVirusBarrier X6がIPアドレスとして解決します。

Ethernet ID Ethernet経由でネットワークに接続している単一のデバイス。

2ケタ6組16進数で表されるEthernet IDです。

サービス

ルールの“サービス”とは、プロトコルタイプ、使用されるポートそしてそのプロトコル固有の基準の組み合わせを意味します。これらは総合的に言えば、情報を送信、受信するプログラムまたはプログラムのクラスを表しています。例として、HTTPを使用しTCPプロトコルでポート80を使用するサービスは、ウェブサービスです。

VirusBarrier X6には、下図のように50を超えるサービスが準備されており、特定のタイプのトラフィックを簡単に停止または許可することができます。

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ほとんどのサービスが特定のプログラムに割り当てられていますが、リスト中のいくつかのサービス、例えば、"Web”は通信の1つのクラスに割り当てられています。このように特定されていないサービスを以下に示します:

名前 説明 設定

すべて プロトコルやポートを選ばないすべての通信。 すべてのプロトコル、かつすべてのポート。

AppleRemoteDesktop

管理者のMacがネットーワーク接続を経由してほかのMacを制御できるプログラム。

UDP プロトコルでポート3283を使用。

接続しているサービス

すべてのTCPサービス。TCPセッションはコンピュータ間の接続を維持するため、接続を開始したのが誰なのかが常に明確で、そのため信頼できます。一方、UDPのセッションは誰が開始したのかという"記憶”を持たない一連の通信です。

すべてのポートのすべてのTCP通信。

FTP ファイル転送プロトコル。 TCP プロトコルで、ポート20または21を使用。

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iChatAV

ビデオおよびサウンドを伴うインスタント・メッセージのプログラム。

UDP プロトコルでポート5060を使用。

IRC Internet Relay Chat(インターネット・リレー・チャット)。 IRCはTCPプロトコルでポート194を使用。すべてのTCPトラフィックにはポート6665から6669が使用される。

iTunesMusicSharing

ローカルネットワーク上でiTunes ミュージックライブラリを共有する方法。

TCP プロトコルでポート3689を使用。

Mail 電子メールの通信。 TCPプロトコルで、SMTPはポート25、POP3はポート110、IMAP4はポート143、IMAP3はポート220、LDAPはポート389、メッセージの送信にはポート587を使用。

NTP Network Time Protocol。 UDPプロトコルでポート123を使用。

SSH Secure Shell。 SSHを使用し、TCPプロトコルでポート22を使用。

Telnet リモート・ログイン。 Telnetを使用し、TCPプロトコルでポート23を使用。

VNC Virtual Network Computing。 ネットワーク上のコンピュータを遠隔操作するシステムです。

TCP プロトコルでポート5900〜5999を使用。

Web Safariなどブラウザを通して行うウェブブラウジング。 TCPプロトコルでHTTPはポート80と8080、HTTPSはポート443を使用。

ウェルノウン・ポート

ネットワーク通信で長年に渡り使用されている広い範囲のポート。 TCPとUDPプロトコルでポート0から1023 までを使用。

残りのサービスは、特定のプログラムかプロトコルです。

特定のサービスへのルール作成には注意が必要です。特定のプログラムへのサービスを選択する場合、プログラムが別のプログラムまたは別のサービスとして同じポートを使用することがあります。特定のサービスを遮断または許可すると、他の一般的なルールと衝突する場合があります。例として、ICQトラフィックを遮断したい場合、ICQ をサービスとして選択すると、同じポートを使用するAOL Instant Messengerトラフィックも遮断してしまいます。他にも同じポートを使用するプログラムがあるかもしれません。接続できないサービスがある場合、あるいはトラフィックの送受信ができない場合には、ルールを無効にして、衝突がないか確認してください。

新規サービスの作成

新規サービスを作成するには、「サービス」セクションの隣の「+(プラス)」ボタンをクリックします。

「新規サービス」の編集ダイアログが表示されます。

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「プロトコル」ポップアップメニューには、次の4種類の選択肢があります:TCP、UDP、ICMP、そしてIGMPです。また、あらゆるプロトコルを含む「すべて」を選ぶこともできます。

これらのプロトコルから1つを選ぶと、ウインドウの下部にいくつかの選択肢を含む追加オプションが表示されます。オプションの内容は選択したプロコトルによって異なります。

TCPまたはUDPには以下のオプションがあります:

すべてのポート:すべてのポートに影響します。単一のポート:ポート番号を入力するか、ポップアップメニューに用意された100以上のオプションから選択することで、単一のポートを指定できます。(ポップアップメニューから選択した場合、VirusBarrier X6によって自動的に正確なポート番号が補完されます。)一連のポート:ポートの範囲を指定するため、範囲の先頭のポート番号と末尾のポート番号を入力できます。

ICMPまたはIGMPには以下のオプションがあります:

すべて:すべてのタイプに影響します。特定のタイプ:値を入力するか、ポップアップメニューに用意された20以上のオプションから選択することで、単一の値を指定できます。(ポップアップメニューから選択した場合、VirusBarrier X6によって自動的に正確な値が補完されます。)

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必要に応じて、「コード」番号が指定できます。

いずれのプロトコルも、「Broadcast パケットを許可」オプションが利用できます。このオプションをチェックすると、ローカルネットワーク上のすべてのコンピュータに送信されるBroadcastパケットがこのサービスに含まれます。

「宛先ポート」は、UDP プロトコルでのみ使用できるオプションです。このオプションをチェックすると、パケットが宛先ポートの機能によってフィルタリングされます。チェックしていないと、発信元ポートの機能によってフィルタリングされます。

インタフェース

ルールのインタフェースとは、データが通るネットワーク・アダプタを意味します。Ethernetカード、AirMac無線カード、またその他の種類のネットワーク・インタフェースがあります。

お使いのコンピュータに存在するものをあらかじめ定義されているインタフェースの中から選択するか、独自のインタフェースを「+(プラス)」ボタンをクリックして作成することができます。

「新規インタフェース」の編集ダイアログが表示されます。

「タイプ」ポップアップメニューには2つの選択肢があります。1つ目の「すべて」を選択すると、利用できるネットワーク・インタフェースすべてを使用します。2番目の「特定」を選択すると、お使いのコンピュータのハードウェアやソフトウェアによって利用できるインタフェースの一覧、さらに追加オプションが表示されます。

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典型的なインタフェースは以下の通りです:

AirMac:無線ネットワーク内蔵Ethernet:一般的にネットワークで使用される有線のインタフェース内蔵 FireWire:一般的にはハードドライブなどの周辺機器の接続に使用されるインタフェースですがネットワーク・インタフェースとしても利用されます

「BSD 名」および「インデックス」の番号はMac OS XのUnixレイヤーで使用される識別子です。必要に応じて手動で指定できます。(通常、特に変更する必要はありません。また識別子について知識がない場合は変更しないでください。)お使いのコンピュータに他のインタフェースが存在する場合は「その他」オプションも選択できるようになります。

動作

すべてのルールで、次の2種類の動作が選べます:「許可」あるいは「拒否」です。「ルール・エディタ」下部にあるラジオボタンから、選択したルールに適用したい動作をクリックして選択します。

最後に、作成したルールをVirusBarrier X6のファイアウォール・ルールに追加するには「OK」をクリックします。

複数パートの発信元、宛先、サービスとインタフェース

ルールの発信元、宛先、サービスとインタフェースは複数のパートを持つことができます。例えば、複数の特定IPアドレスのトラフィックを拒否するために、「発信元」として複数のアドレスを個別に指定することができます。

発信元、宛先、サービス、インタフェースを作成または編集する際に、ウインドウの上部に下図のようなバーが表示されます:

パートを追加:パートを追加するには、「+(プラス)」ボタンをクリックします。

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パート間を移動:左右の矢印アイコンをクリックして、あるパートから前後にある別のパートへ移動できます。中央に表示される数字は、現在何番目のパートを表示しているか、また合計でいくつパートが存在するかを表しています。最後のパートを表示している状態で右矢印をクリックすると、最初のパートに戻ります。パートの削除:パートを削除するには、まずそのパートを表示します。左右の矢印アイコンをクリックして、削除したいパートに移動します。「?(マイナス)」ボタンをクリックします。 このパートを削除するか確認するダイアログが表示されます。

発信元、宛先、サービス、インタフェースの削除

自分で作成した発信元、宛先、サービスおよびインタフェースは、いずれも削除できます。削除する項目を選択し、「?(マイナス)」ボタンをクリックします。

除去するかを確認するダイアログが表示されます。除去するには「除去」を、除去しない場合は「キャンセル」をクリックしてください。

ルールの操作

ルールの順番

VirusBarrier X6に追加したファイアウォール・ルールは、上から順に下に向かって適用されていきます。つまり正しく機能させるには、ルールが正しい順番に並んでいなければなりません。

上の例では、最初のルールがインターネット(ローカルネットワークを含むすべてのネットワークが含まれます)から受信されるデータを遮断します。一方ルール3では、ローカルネットワークからのデータを受け付けています。しかし3番目の位置にあるので、適用されません。なぜなら1番目のルールが優先されるからです。ルール3を適用させるには、ルール一覧の一番上に移動させなければなりません。ルールを一番上に移動するには、このルールを選び、下図のように他のルールより上へドラッグします。

ルールの編集と削除

ルールを編集するには、クリックして選択し、一覧の下部にある「鉛筆」アイコンをクリックします。「ルール・エディタ」が開き、ルールの内容を変更できます。変更を完了したら、「OK」をクリックして変更を保存してください。変更を保存したくない場合は、「キャンセル」をクリックしします。

ルールを削除するには、ルール一覧でクリックして選択し、一覧の下部にある「?(マイナス)」ボタンをクリックします。

ルール・コンテキストメニューの使い方

VirusBarrier X6では、コンテキストメニューからファイアウォールのルールをすばやく操作できます。このコンテキストメニュー

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では、その場で新規ルールを追加したり、既存のルールを編集したり、ルールの特性を変更したりできます。

コンテキストメニューを表示するには、Controlキーを押したままルールをクリックします。(2ボタンマウスをご使用の場合は、右ボタンをクリックします。)

このコンテキストメニューには、以下のオプションがあります:

クリップボードにコピー:ルールの内容をクリップボードへプレーンテキスト形式でコピーします。コピーした内容は別の書類にペーストでき、内容は次のようになります:"#02/ON/入力/すべて/インターネット -> 自分のコンピュータ/すべて/拒否"(ここでスラッシュ記号はtabを表します)。標準セットを挿入/標準セットを追加:シンプル・モードで表示されるのと同じ標準のルール・セットを挿入または追加します:「制限なし」、「ネットワークなし」、「クライアント、ローカルサーバ」、「サーバのみ」、「クライアントのみ」です。ステータス:オン/オフをクリックして、ルールの状態を切り替えられます。ルールが特定の時刻に有効となるようにスケジュールされている場合は、「予約済み」にチェックマークがつきます。動作:ルールの動作として、トラフィックの許可と拒否を切り替えられます。ログ:ルールがトラフィック情報をログに記録するかどうかを切り替えます。発信元と宛先を入れ替える:ルールで指定された発信元と宛先を入れ替えます。複製:ルールの複製を作ります。編集...:ルール・エディタを開いて、ルールを編集できます。除去...:ルールを削除します。

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