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IoT技術研究会(HQ)
・各WGのとりまとめ・渉外、関連団体との連携
2016年度の技術研究会の組織構成(案)
①ビジネス環境WG(仮)
・データは誰のものか?・開示可能か?
・データの帰属先、利用権、プライバシーなど各種法規制の調査研究
・ビジネスユースケースに対応したデータの取り扱いの調査研究
②センサー&データWG(仮)
・自律複合センサー、センサーネットワークなどの研究
・データの信頼性、診断・判定技術の研究
・故障・交換時の停止・分離・融合技術の研究
・スパースモデリングなどによる、データの適正化技術の研究
④分散型モデルベース開発WG(仮)
・分散型モデルの設計・検証手法の研究・PF、アーキテクチャの研究・スキルの拡充・育成の研究
③エモーション駆動システムWG(仮)
・エモーションのキャッチセンサーとデータの研究
・エモーション駆動のサービスユースケースの研究
データの取り扱いに関するガイドラインの策定
エモーション駆動型システム構築ガイドラインの策定
分散型モデルベース開発ガイドラインの策定スキルセットの拡充
センサーの設置・運用・保守ガイドラインの策定
IOT技術研究会の今後の活動
1
第5回IOT技術研究会第1回ビジネス環境WG kick off
2016.1.22 キャッツ(株) 竹田彰彦IOT技術研究会 主査
引用
2
IOT利用とプライバシー侵害
• プライバシーと個人情報保護• インターフォンのカメラ⇒顔認証:個人の特定、肖像権
・エアコン、照明⇒行動、プライバシー
・IOT実験⇒プライバシー問題で中止
• 個人情報保護法の改定⇒顔の特徴情報(数値情報も)は個人情報
・移動履歴は?⇒プライバシーかも
3
個人情報とプライバシー情報
・JR東日本、suica乗降履歴の転売
⇒長期で乗降者数の少ない駅は個人の特定可能。これは捨てる。
⇒時刻情報、カメラ画像との照合で特定可能。時刻情報は要注意。
・購買履歴からの個人の特定⇒限定品、特定商品の組み合わせ特徴のある買い方など
Ex)アンパンと牛乳=刑事?書籍=思想、信条、医薬品=プライバシー
4
個人情報の例
・深夜の位置情報=自宅住所
⇒個人情報
・メールアドレス
⇒名前+ドメイン(会社)=個人情報
記号列は、個人の特定不可
・個人情報保護法での、個人の特定とは、氏名の到達性にあらず。
5
個人情報保護法の改定
6
パーソナルデータの第三者提供
7
パーソナルデータの第三者提供
8
データは誰のもの?
9
問題事例
・JR東日本、suicaの乗降履歴の転売⇒乗降者の少ない駅の情報を廃棄。片手落ち。
乗車駅と降車駅ペアで少ない情報を廃棄する必要があった。
・大阪駅のカメラ画像による人流捕捉実験⇒顔認証が個人情報/プライバシーの問題に・・・
・水道局と東京ガス・・共同メーター+PHS=スマートメータ⇒ 水道+ガス+20分=風呂の準備 ・・・ プライバシー危惧 1日で中止
・Google glass⇒ カメラ画像 = プライバシー ・・・ 販売中止
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白熱教室
• 輪講形式で・・・、持ち回りで・・・
• 個人情報保護法改定の勉強会
• 匿名化技術の調査
• モノの所有権とデータの利用権整理
⇒権利関係法の勉強会 ⇒ここを議論したい
・データの第三者提供のガイドライン?
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