ISOマネジメントシステムの動向と

最近の環境問題

１.ISOマネジメントシステムの動向（1）情報セキュリティ

（2）社会的責任

２.最近の環境問題の動向（1）RoHS規制

（2）地球温暖化防止

３.企業／自治体の対応

（株）日本環境認証機構 前代表取締役社長

主任環境審査員 福 島 哲 郎

労 食 情

働 品 報

・ 安 セ

安 全 キユ

全 衛リ

衛 生テ

システム （初回） 生 イ1987 1996

2000 2004 ＿ 2005 2005 （2007予定）

ＩＳＯ ＩＳＯ （ＩＳＯ） ＩＳＯ ＩＳＯ ＩＳＯ9001 14001 （18001） 22001 27001 26001

ＢＳ ＢＳ ＯＨＳＡＳ ＨＡＣＣＰ ＢＳ ＳＡ7570 7750 18001 （米国： 7799 8000

（英国） （英国） （ＥＵ） 農水省） （英国） （米国）

システムから　　　　　　 最初の 米国 ＪＩＳ/ＪＡＳ　 2005/10 ・ エンロン

２０００年 マネジメント 反対により 統一出来ず 緊急 ・ ナイキマネジメントに システム化 凍結 規格化遅れる 規格化

任

労

務

社

会

的

責

ＩＳＯマネジメントシステムの動向

品

質

環

境

■ 高度Network化の進展

エンタープライズサーバ

データウェアハウスデータマイニング

機密保護システム課金・決済システム

映像DB

マルチメディアDB

インフォメーションオンデマンド

電子新聞電子図書館

テレワーキング ネットワークコミュニティ エレクトロニックホーム

サーバ

グループウェアワークフロー

ユビキタスデバイス

MM-PC

デスクトップVideo会議

ATMLANPBX

エージェントATMLAN

電子公共サービス情報キオスク

携帯型PC・端末

エレクトロニックコマース

スマートPCカード

電子マネー

CATVISDN衛星

遠隔教育

コンシューマパブリッシングビデオオンデマンド

ホームPC・PC-テレビ（インタラクティブテレビ）アミューズメント機器

在宅勤務遠隔医療ホームショッピング

マルチメディアネットワーク（イントラ・エクストラネット）マルチメディアネットワーク（イントラ・エクストラネット）

オフィス

データセンタ メディアサービスセンタ

企 業 社 会 家 庭

電子取引

トランザクションDB

Doc.DB

認証局公証局

テレワークセンタ

他企業 仮想電子モール

企業、社会、家庭のあらゆる構成要素の企業、社会、家庭のあらゆる構成要素のNetworkNetwork化が進展化が進展

１．なぜ、今情報セキュリティか

企業経営資産

・ 個人・企業の権利・ 企業の信用・ 効率・ビジネス継続・ ビジネスチャンス・ 金銭

脅威脅威

脆脆弱弱性性

脆脆弱弱性性

情報資産

影影響響

人

サービス

物理資産

ソフトウェア

被 害(ビジネス損失)

組織的対策

技術的対策

■ 情報資産、セキュリティリスク、影響・被害（ビジネス損失）の概念図

◎セキュリティリスク：「情報資産の重要度（価値）」、「脅威及びその発生頻度」、「脆弱性の程度」を

要素とする、情報資産、企業経営への影響・被害を与える原因。

４．ＩＳＭＳの概要

■ セキュリティリスクとは

■ 情報の安全性に対する脅威例■情報の安全性に対する脅威例　

建物設備

組織

情報システム

コンピュータシステム

ネットワークシステム

地震 火災 水害

ネットワーク犯罪・コンピュータウイルス・不正アクセス・盗聴・なりすまし・改竄・踏み台・否認　　等

ネットワーク障害

・通信機器・プロトコル障害・通信性能劣化・輻輳　　等

誤操作

情報漏洩

サイバーテロ

コンピュータ犯罪

・不正使用　(トロイの木馬等犯罪

手口)

データ障害

・データ更新障害・記憶不整合・データ破壊　等

システム障害・OSの障害・ミドルウェアの障害・アプリケーションの障害・許容量オーバによる性能劣化・デッグロック　　　等

不法侵入

設備破壊 機器盗難

ハードウェア障害

・ディスククラッシュ・電源故障　　等

災害地震 火災 水害

内部犯罪

・システム不正使用・開発者の犯罪

不正使用

・情報漏洩・不正使用

外部委託者管理の不備

・重要情報漏洩・不正アクセス　　等

人間系の情報漏洩

・パスワード漏洩・個人情報漏洩

(参考)情報ｾｷｭﾘﾃｨｱﾄﾞﾐﾆｽﾄﾚｰﾀ(TAC出版)

物理的脅威 技術的脅威 管理的脅威

４．ＩＳＭＳの概要

詳細管理策詳細管理策 (1(111のマネジメント領域とのマネジメント領域と113333の詳細管理策の詳細管理策))

物理的・技術的対策

A.10 通信及び運用管理

A.11 アクセス制御

A.12 情報システムの取得、開発

及び保守

A.9 物理的及び環境的セキュリティ

A.5 セキュリティ基本方針

A.6 情報セキュリティのための組織

A.7 資産の管理

A.13 情報セキュリティインシデント

の管理

A.14 事業継続管理

A.15 順守

組織的・管理的対策

A.8 人的資源のセキュリティ

（財務）（財務）

（社会性）（社会性）（環境）（環境）

持続可能評価基準の考え方

① 「持続可能な発展」 １９８７年 ブルントランド委員会

１９９２年 地球サミット

② 〔概念〕 ： 世代間の公平が目標

「それぞれの世代が、同様な発展の基盤を

将来世代に引き継ぐ」

③ 〔原則〕 ： 経済、環境、社会システムの３つの側面が

統一されて初めて具体化できる。

1 雇用・労働 （従業員構成）

2 労使関連 （リストラ･従業員経営参加）

3 健康･安全 （労働災害、労働衛生）

4 教育研修 （キャリア、待遇均等）

5 機会均等 （管理職男女比率）

6 線楽･マネジメント （人権、業者選定）

7 差別禁止

8 結社の自由・団体交渉

9 児童労働 （児童労働禁止、平均労働）

10 強制労働

11 懲戒慣行 （苦情申し立て制度）

12 セキュリティ慣行 （保安要員人権）

13 顧客の健康安全

14 製品サービスのラベリング

15 広告

16 顧客プライバシーの尊重

Ⅲ サプライチェーン関連 17 一般消費者／取引先の評価

18 地域住民の権利

19 企業市民

20 地域社会

21 贈収賄・不正

22 政治献金

23 公益政策

24 競争・価格設定

「社会性」項目一覧

Ⅴ

Ⅳ

Ⅱ

Ⅰ 従業員関連

顧客（消費者）関連

地域貢献関連

企業倫理関連

No. 区分 項目 内容

1 組織運営 （1）経営理念とコーポレートガバナンス マネジメント体制

倫理・コンプライアンス

情報公開

経営層と従業員のコミュニケーション

（1）お客様の理解と対応 お客様相談センタ

お客様の声への対応

お客様満足度

（2）品質保証・商品安全

2 お客様

（3）お客とのコラボレーション活動

（1）個人の成長と組織力の向上 人事制度

コンピテンシー開発支援

社会満足度

公募制度

（2）機会均等と多様性の尊重 男女の機会均等

身障者雇用

良き家庭人

3 従業員

（3）安全・衛生、健康管理 労働災害の減少

健康管理

情報の共有化・啓発活動

4 社会・地域とのコミュ

ニケーション

（1）社会貢献活動 学術研究・教育

社会・福祉

文化・芸術

社員ボランティア活動支援

関連会社の活動

企業事例

富士ゼロックス富士ゼロックス （社会性25％掲載）

　　　ＣＳＲ項目比較表　　 (２００４年度)

ＮＯ. 分　　野 　側　　　面 ＳＯＮＹ ＴＯＹＯＴＡ キ リ ン 富士ｾﾞﾛｯｸｽ

1 雇用・労働 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

2 労使関連 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

3 労働・安全衛生 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

4 教育研修 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

5 機会均等 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

Ⅰ 従業員関連 6 戦略・マネジメント ◎ ◎ ◎

7 差別禁止　　　　　　（多様性） ◎ ◎ ◎ ◎

8 結社の自由・団体交渉

9 児童労働

10 強制労働

11 懲戒慣行

12 セキュリテイ慣行

13 顧客の健康安全　　　　（PL) ◎ ◎ ◎ ◎

Ⅱ 顧客関連 14 製品ｻｰﾋﾞｽのﾗﾍﾞﾘﾝｸﾞ　（サービス） ◎

15 広告

16 顧客ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｲの尊重 ◎ ◎ ◎

Ⅲ ｻﾌﾟﾗｲﾁｴｰﾝ関連 17 一般消費者／取引先の評価 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

18 地域住民の権利

Ⅳ 地域貢献関連 19 企業市民 ◎ ◎ ◎ ◎

20 地域社会 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

21 贈収賄・不正 ◎ ◎

Ⅴ 企業倫理関連 22 政治献金

23 公益政策 ◎ ◎ ◎

24 競争・価格設定 ◎ ◎

個人情報保護法 個人情報保護法

女性管理者2.1％

（２００６年度）

理念のみ内容なし

個人情報保護法

人材育成理念のみ

業種別 IS O 14001(EM S )審査登録状況（平成18年7月末現在 総数20,902件）

農業 金属鉱業 鉄道業

保険業　 国家公務

林業 各 0.1%

地方自治体2 1%

一般機械 4.4%

金属製品製造業

9.4%

日本標準産業分類により分類

窯業・土石製品業 1.3%

電気機械 11.4%

化学工業5.5%

サービス業

10.0%

輸送用機械 3.9%

総合工事業 7.3%

出版,印刷関連 2.9%

　石油製品 0.4%

廃棄物処理7.5%

飲料等製造 1.2%

紙・パルプ 1.9%

食料品製造業 1.9%

商社 0.6%

　ガス業 電気業 0.4%

プラスチック製品 3.6%

繊維工業 0.9%

非鉄金属　　0.7%

飲食店 職別工事業 銀行・信託業

　 　医療業　 各 0.2%

家具装備品製造業0.3%

通信業　 　　0.4%

ゴム製品 1.3%

鉄鋼業　0.5%

各種商品小売業6.4%

(財)日本規格協会 環境管理規格審議委員会事務局調べ

設備工事業 1.7%

木材・木製品製造　 0.4%

　倉庫業 　非金属鉱業 不動産業

0.3%

旅館その他の宿泊所 0.3%

運輸業 　　2.2%

教育・学校 0.5%

その他の製造業 1.5%

各種商品卸売業　2.6%

精密機械 1.8%

RoHS指令の概要欧州に端を発した環境グローバリゼーション

Restriction of the Use of the Certain Hazardous Substances

欧州では，２００６年７月１日から市場に投入される電気電子機器に規制が適用（除外リストあり）

対象製品例：家庭用電気製品，ITおよび遠隔通信機器，オーディオ機器，照明装置，電動工具，玩具

禁止物質は 水銀(Ｈｇ）、鉛（Ｐｂ）、六価クロム（Ｃｒ(VI)）、 カドミウム(Ｃｄ) に加えて，ポリ臭化ビフェニ－ル(PBB)とポリ臭化ジフェニルエ－テル(PBDE)

２００３年２月に制定

１１

２２

33

T max (260)

T min (240)

23deg

300

250

150

100

ｄＴ ｄＴ

50 ｄｔ ｄｔ

0

0 1 2 3 4 5 6 7

SnAgCu Process Window for Free Reflow Soldering

200

Contact Min.

Contact Max.

SnPb Melting Point 179℃

SnAgCu

ＳｎＡｇＣｕ Melting Point 217℃

-５．デンマークとオランダの事例11オランダ カドミウム 規則オランダ カドミウム 規則

1. ｶﾄﾞﾐｳﾑを顔料・染料・安定剤として製品中に使用すること､或いはｶﾄﾞﾐｳﾑを製品にﾒｯｷすることを禁止する｡

2. 以下のものの製造､輸入､販売､所持を禁止する｡ｶﾄﾞﾐｳﾑ含有量が100mg/kg超であるﾌﾟﾗｽﾁｯｸ或いは塗料が使用された製品など

1999年6月1日

概要

発行年月日

デンマーク鉛 規制デンマーク鉛 規制

同一部材中に100ppm以上の鉛を含む部品を使用した製品の新規発売禁止

2000年11月13日

概要

発行年月日

-６．ソニーショックの発端11

2001/12/6 日刊工業新聞 p.8

22 -６．国内外で広がるグリーン調

達の連鎖

部品CB電機

部品B

製品A

Ａ工業

部品B製品Aの

環境仕様書

素材D

C製作所

グローバル市場へ

納品

部品C

部品Bの

環境仕様書

部品C の環境仕様書

要求

納品

要求

D化学

素材D

納品

素材Dの

環境仕様書

要求物質組成製造時負荷リサイクル率

工業プロセス（セメント製造など）

５．２％

廃棄物の焼却２．０％ その他

０．４％エネルギー転換部門

（発電所など）３０．９％

産業部門３１．０％

民生（家庭）部門５．１％

民生（業務）部門５．２％

運輸部門２０．２％

直接排出量わが国のＣＯわが国のＣＯ22排出内訳排出内訳

（２０００年度）（２０００年度）

工業プロセス

（セメント製造など）

４．３％

廃棄物の焼却

２．０％ エネルギー転換部門

（発電所など）

６．９％

その他

０．４％

産業部門

４０．０％

民生（業務）部門

１２．３％

運輸部門

２０．７％

民生（家庭）部門

１３．５％

電力消費量に応じて配分すると電力消費量に応じて配分すると

産業部門や民生部門で用いられる電力を発電するためにＣＯ２

を排出

地球温暖化防止対応策 （経済産業省、環境省）

1 企業排出届出義務

2 指定管理事業体 （事業所：SITE サイト） 13,000事業所

第2種エネルギー管理指定事業者

（1）燃料使用量： 1,500Kl／年

（2）電力使用量： 600万Kwh／年

3 削減量割当

区分 ‘９０年比 '０２年度実績 排出量比率

（’９０年比）

産 業 -8.6％ -1.7％ 40.0％

運 輸 +15.1％ +20.4％ 20.7％

民 生（業務） +15.0％ +36.7％ 12.3％

民生（家庭） 13.5％

合 計 （+1.4％） ！ +7.6％ ｴﾈﾙｷﾞ部門 6.9％

工業ﾌﾟﾛｾｽ 4.3％

(×)○×△○○×排出量増減

13.1-33.8-2.9-18.9-14.9-1.97.6２００２(９０比)

(－7)0-8-21-12.50-6削減目標

米 国ロシアE Uドイツ英 国フランス日 本区分

（％）各国の削減状況4

１．京都議定書とは

1997 年 12 月に京都で開催された「気候変動枠組条約第 3 締約国会議（ＣＯＰ３）」において採択

先進国の温室効果ガス排出量について、法的拘束力のある数値目標（Ｐ３参照）を設定

先進国とは気候変動枠組条約

の付属書Ⅰ（Ｐ３参照）に記

載されている国であり、ロシ

ア・東欧等(市場経済移行国)

を含む

温室効果ガスとして二酸化炭

素、メタン、一酸化二窒素、

HFCs、PFCs、SF6 の 6 種類を指

定

数値目標は、2008～2012 の 5 年間(第 1 約束期間)に対して適用

　・基準年排出量と比べて、例えば EU は-8％、米国-7%、日本-6%

　・基準年排出量は 1990 年の温室効果ガスの排出量(HFCs、PFCs、SF6 に

　　ついては 1995 年の排出量としてもよい)

　・基準年排出量と数値目標から、初期割当量を計算

　・植林等の吸収減活動による二酸化炭素の吸収増大量については、排出枠と

　　して初期割当量に加えることが可能

国として数値目標を達成するための仕組みとして、市場原理を活用する京都メカニズム(3 つ)を導入

国だけでなく、事業者も京都メカニズムに参加することが可能

　　・参加するためには、京都メカニズムへの参加資格を満たすことが必要（P30 参照）

　　　　共同実施

(JI：Joint　Implementation)

　＜京都議定書　第 6 条＞

　クリーン開発メカニズム（CDM）

（Clean　Development　Mechanism）

　　＜京都議定書第 12 条＞

　　　　排出量取引

　（Emissions　Trading）

　＜京都議定書　第 17 条＞

参考：温室効果係数（GWP：Global　Warming　Potential）

異なる温室効果ガスについては、GWP を用いて二酸化炭素排出量に換

算する。メタンの GWP は 21、一酸化二窒素は 310、HFCs は 140～11700､

PFCs は 6500～9200、SF6 は 23900 となっている。つまりメタン 1t の

排出は、二酸化炭素 21t の排出に相当する。GWP は、第 1 約束期間に

ついては値が確定しているが、その後については最新の知見の獲得に

より変更される可能性がある。

参考：日本の初期割当量

日本の基準年排出量は、1990 年の二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素の排出

量と、1995 年の HFCs、PFCs、SF６の排出量を、GWP で換算した合計値として、

12 億 2900 万 t（CO2換算）となっている。※したがって、(12 億 2900 万ｔ)×

（5 年）×（94%）=57 億 7630 万ｔ-CO２が、第 1 約束期間全体の初期割当量と

なる。ちなみに日本の 1999 年度の排出量は、基準年排出量比約 7%の増加とな

っている。

　　　　※基準年排出量は最新の知見の獲得により変更される可能性がある。

　　　2008～2012　：　94%　11 億 5,500 万 t

２．京都メカニズムとは

2-1．クリーン開発メカニズム（CDM）

◆温室効果ガス排出量の数値目標が設されている先進国が協力して、数値目標が設定されていない途上国内において排出削減（又は

　吸収増大）等のプロジェクトを実施し、その結果生じた排出削減量（又は吸収増大量）に基づきクレジットを発行した上で、その

　クレジットをプロジェクト参加者間で分け合うこと

　　　・クレジットは、排出枠として活用が可能

　　　・CDMで発行されるクレジットをCER（Certified　Emission　Reduction）と呼ぶ

　　　・実際にプロジェクトが行われる国をホスト国、当該プロジェクトの実施に対して協力する国を投資国と呼ぶ

◆結果として、先進国の総排出枠の量が増大する

　　　・クレジッド発行に際して、審査が厳格

◆京都メカニズムの中で、唯一、京都議定書の第1約束期間が始まる前にクレジットの獲得が可能（2000年から）（P13参照）

ホスト国（途上国）には総排出枠がない

ホスト国内の

特定のｻｲﾄ

排出量（又は排出見通し）

プロジェクト実施前

　　　　　　　　

ホスト国内の

特定のｻｲﾄ

プロジェクト実施後

CER

投資国側

参加者へ移転

ホスト国側に分配

CER獲得分

が増える

投資国（先進国）の総排出枠

日本

11億5,500万t

(第1約束期目標)

1999：13億1,500 万t

　1億6,000 万t

　　　不足

排出量

国内ＣＯ2排出権取引き

排出権の

買い取り側

市 場 排出権の

売却側

実際の

排出目標

超

過

分

国内Ａ社

国内Ｃ社海外Ｂ社

削

減

分

削

減

分

Co2排出

実際の

売

却

排

出

権

商

社 な ど

の

取

引

仲

介

会 社

目標

排出量

排出量

３．ＣＤＭ事業の業務展開

　指定運営機関

　ＣＤＭ事業

排出権取引

省エネルギー運営／運用

CDM案件

・ESCO

・電力、ガス企業

・ｴﾝｼ゙ ﾆｱﾘﾝｸ゙

・リース

・ビル管理

・コンサルタント

日立、東芝、三菱、

荏原、石川島、清水、

鹿島、NTT ﾃﾞ ﾀー

証券、商社、銀行

商社、建設、企業群

ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝ ｸ゙ 、ｺﾝｻﾙﾀﾝﾄ

日 系 ：JACO、JQA

外資系 ：トーマツ、SGS、

　　　　 ﾛｲｽﾞ、PWC

企業群

環境方針

マネジメント

レビュー

監視及び測定

監視及び測定

不適合ならびに是正処置 及び予防処置

記録の管理 内部監査

点検及び是正措置

資源、役割、責任及び権限

力量、教育訓練及び自覚

コミュニケーション

文書類 運用管理

緊急事態への準備及び対応

実施および運用

環境側面

法的及びその他の要求事項

目的、目標及び実施計画

計 画継続的改善

「環境マネジメントシステム」の仕組み

Ａ

Ｃ

Ｐ

Ｄ 順守評価

環境セミナー

ISO 14001:2004（改正版）の特徴

改正の焦点

● 明確化：要求事項あるいは表現の明確化(clarification)

（1）法的及びその他の要求事項の順守に関わる管理の強化

①環境側面にどのように適用されるか決定する手順

②「順守評価」（4.5.2）・・・・・独立

（2）適用範囲内の全ての環境側面を考慮

「活動、製品及びサービス」の全ての環境側面を考慮

（3）間接的な環境側面への対応の徹底

「組織が管理できる環境側面及び影響を及ぼすことができる側面」

● 両立性：ISO9001:2000の規定との両立性(compatibility)

環 境 側 面 と 環 境 影響の関係

INPUT

・廃 棄 物 ・騒音・振動

・排 水 ・臭 気

・排 気 ガ ス ・放射線漏洩

ＯＵＴPUT

・製 品

・ｻｰﾋﾞｽ・ｴﾈﾙｷﾞｰ

・梱包材

不要な

ＯＵＴPUT

事業活動・組織本来の機能・生活の場の維持

地域環境の改善地球環境への影響減少

人の健康への影響自然資源・生態系への影響

アメニティ悪化大気、水質、土壌汚染オゾン層破壊、地球温暖化

・ｴﾈﾙｷﾞｰ

・原材料

・部品・製品

INPUT

・廃棄物・排水等

・廃棄物・排気ｶﾞｽ等

意図的

環境側面

影響力行使の対象

影響力行使の対象管理の対象

調達先の活動

顧客の活動(流通、使用、

廃棄)

環境セミナー

Innovation towards “ Cyclic Management ”

Arterial + Venous Industry

松下電器エコデザイン開発

長期使用を考慮した商品を常につくり続ける。

修理が容易であること。

生活密着型・本質機能追求型の商品は、目先のセグメンテーションに惑わされず、

機種数の整理と無用なモデルチェンジの抑制を図る。

　１ 永く使う　　　　「ロングライフ」

まとめて使う

　３ 変化に対応

　４ 吟味してつくる　「ラインアップ／モデルチェンジ抑制」

　５ 使う機会を増やす

　２

CO2排出量4.6％の削減効果

図１０ 地球を愛する市民活動

ＸＥＲＯＸ （ＩＳＯ１４００１取得の拡大）

ＸＥＲＯＸ ＸＥＲＯＸ支社 小売販売店

コクヨ （エコプロダクツの開発・売上）

エコプロダクツ売上 2001年度 900億円超 （コクヨ全体の売上高の41％）

オフィス紙製品 1,180 1,003 867 34 2,233 1,782 2,320

パーソナル製品 224 371 449 0 433 267 511

文具製品 257 24 13 0 355 526 887

製図デザイン用品 54 54 52 0 71 73 107

ＯＡ製品 6 19 5 0 36 32 106

ステーショナリー合計 1,721 1,471 1,386 34 3,128 2,680 3,931

オフィス家具 1,821 - - - 14,106 19,575 23,737

ホーム家具 0 - - - 0 122 362

業種別専用家具 104 - - - 72 1,205 1,377

建材 2 - - - 0 0 2

店舗・物流機器 0 - - - 0 1,188 1,932

オフィス家具合計 1,927 0 0 0 14,178 22,090 27,410

合計 3,648 1,471 1,386 34 17,306 24,770 31,341

ＧＰＮ　　※1

データブック掲載品

グリーン購入法適合品

コクヨ環境マーク表示商品

環境ラベル等表示商品　（品番数でカウント）

エコマーク グリーンマーク Ｒマーク 非木材紙マーク

環境ラベル

製品群

（2002年6月現在）

※1 ＧＰＮ（グリーン購入ネットワーク）が発行している環境負荷の低い商品情報のデータブック。

ジャスコ事例

イオンＧｒ事例

2280 43 ○ △ △ △ ○ ○ ○

目的・目標調査まとめ表○：テーマに取上げ数値も適切△：テーマに上げてあるが、

数値又は取り組み不充分ー：テーマなし。ＥＭＳで管理

していない

・オフィス電力・公用車燃料・動力燃料・新エネ採用 ・事務用品削減

・紙類削減・グリーン調達

・ごみ削減･分別・適正廃棄・リサイクル･資源化・大衆運動買物袋持参)

・基本計画周知・市民実践教育・子供教育・ＩＳＯ取得支援

・水源、森林→里山、水辺

・景観形成→快適都市空間

・市民緑化運動

・水質,大気,化学物質（排水、ﾀﾞｲｵｷｼﾝ、ﾌﾛﾝ等）

・省エネ、省資源、汚染防止

・協定、開発許可､ｺﾞﾙﾌ場等

人口

02/10/01

推(万人)省エネ 省資源 廃棄物

教育･ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ 環境向上

公共工事・

業者関連

公害防止

管理関連環境会計

導入

ホームページ

Ａ市 3400 262 ○ ○ △ △ ー ○ ー ー ○

Ｂ市 3300 102 ○ ○ △ ー ー ○ ○ ー ○

Ｃ市 1640 38 ○ ○ △ ○ △ ○ ○ ー ○

Ｄ市 1170 14 ○ △ △ ○ ○ ー ○ ー ○

Ｅ市 910 11 △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ○

Ｆ市 630 9 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ○

Ｇ市 620 7 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

Ｈ市 220 4 ○ ○ ○ ○ ○ ー ○ ー ○

Ｉ市 480 3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

その他対象人員

(申込時)

環境改善基本項目 本来業務に関係する項目

ー ○Ｙ市

＜図６＞ 「エコタウン吉川」組織図

環境管理総括者=吉川町長

内部環境監査チーム

環境管理責任者 （団体長） ・吉川町助役 ・吉川農業共同組合代表理事組合長 ・吉川土地改良区理事長 ・吉川町商工会会長

環境管理委員会

事 務 局

※ 低化学肥料 有機・肥料へ転換 ※「エコタウン吉川」ブランドとして、農産物を生産強化

・事務局

・総務課（出納室） ・町民課 ・福祉課 ・ 産業課（農業委員会

・ 事務局） ・建設課 ・企画開発課 ・環境推進室 ・教育委員会事務局 ・議会事務局

・管理課 ・金融課 ・営農振興課（協賛農家）

竹中生産組合 弓納持 重夫 八木 一郎 諏訪部 太 中村 昭一 永瀬 靖秋

・園芸加工課 ・経済課 ・農機車輌課

・事務局

吉川町役場 吉川農業協同組合

９ ６

吉川土地 改良地区

吉川町 商工会