4
37 36 JN6 class 5人のウイナーが誕生する激戦区となったJN6クラス。チ ャンピオンを獲得した勝田範彦と新井敏弘が3勝ずつを挙 げ、奴田原文雄、福永修、鎌田卓麻がそれぞれ1勝を獲得 している。勝田が序盤で連勝を挙げ、その後もコンスタン トに得点を重ねた結果、新井の追い上げをしのぎ切って通 算8度目の全日本ラリー選手権チャンピオンに輝いた。 ▶▶ ドライバー ▶▶コ•ドライバー 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 勝田 範彦 28 25 1 20 15 22 33 5 23 172 166 2 新井 敏弘 3 1 20 10 26 3 46 23 10 142 138 3 奴田原 文雄 12 19 30 14 17 18 20 130 130 4 福永 修 11 14 25 12 20 13 15 110 110 5 鎌田 卓麻 21 11 28 27 12 9 108 108 6 竹内 源樹 8 10 11.6 6 8 43.6 43.6 7 村瀬 太 6 12 8 6 4 36 36 8 徳尾 慶太郎 4 15.4 16 35.4 35.4 9 金岡 義樹 3 3 7.2 7.2 20.4 20.4 10 中平 勝也 4 4 4 6 18 18 11 佐藤 兵馬 3 9 3 15 15 12 寺川 和紘 14.4 14.4 14.4 13 堀田 信 12 12 12 14 井士 卓治 4.8 6 10.8 10.8 15 長江 修平 9.6 9.6 9.6 16 吉澤 哲也 8 8 8 16 西 隆司 8 8 8 18 草間 一朝 6 6 6 18 小濱 勇希 6 6 6 20 栃澤 一義 4 4 4 21 泉 陽介 3 3 3 22 高山 仁 1 1 1 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 石田 裕一 28 25 1 20 15 22 33 5 23 172 166 2 田中 直哉 3 1 20 10 26 3 46 23 10 142 138 3 佐藤 忠宜 12 19 30 14 17 18 20 130 130 4 齊田 美早子 11 14 25 12 20 13 15 110 110 5 市野 諮 21 11 28 27 12 9 108 108 6 加勢 直毅 8 10 11.6 6 8 43.6 43.6 7 宮部 弘陽 6 12 8 6 4 36 36 8 枝光 展義 4 15.4 19.4 19.4 9 石田 一輝 3 16 19 19 10 行徳 聡 4 4 4 6 18 18 11 三谷 良一 3 9 3 15 15 12 石川 美代子 14.4 14.4 14.4 13 馬瀬 耕平 12 12 12 14 松川 萌子 4.8 6 10.8 10.8 15 マクリン 大地 3 7.2 10.2 10.2 16 中岡 和好 9.6 9.6 9.6 17 井手上 達也 8 8 8 17 丸山 晃助 8 8 8 19 奥村 久継 7.2 7.2 7.2 20 前川 富哉 6 6 6 20 馬場 雄一 6 6 6 22 Sachi 4 4 4 23 小室 正規 3 3 3 24 竹藪 英樹 1 1 1 JN5 クラスは若手ふたりによる一騎打ちとなった。チャン ピオンの小濱勇希は第2戦唐津から第5戦群馬まで4連勝 しスタートダッシュに成功。一方、小濱と同じシトロエン DS3に乗る川名賢は、第6戦北海道(洞爺)でプジョー208 を投入し優勝するが、続く第7戦北海道で痛恨のリタイア。 ここで勝利を挙げた小濱が自身初の王座を獲得した。 ▶▶ ドライバー 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 小濱 勇希 不成立 25 30 26 26 22 46 26 201 201 2 川名 賢 20 22 19 30 23 2 116 116 3 大橋 逸夫 13 19 10 42 42 4 柳澤 宏至 19 17 36 36 5 竹岡 圭 14 10 8 32 32 6 鷹野 健太郎 1 16.4 14 31.4 31.4 7 眞貝 知志 1 14 15 15 8 大桃 大意 3 3 3 ▶▶コ•ドライバー 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 馬場 雄一 不成立 25 30 26 26 22 46 26 201 201 2 保井 隆宏 20 22 19 30 23 2 116 116 3 木村 裕介 13 19 32 32 4 ヤナ 1 16.4 14 31.4 31.4 5 中原 祥雅 19 19 19 6 加勢 直毅 17 17 17 7 安藤 裕一 1 14 15 15 8 箕作 裕子 14 14 14 9 漆戸 あゆみ 10 10 10 9 松本 優一 10 10 10 11 佐竹 尚子 8 8 8 12 小坂 典嵩 3 3 3 JN5 class ベテランの曽根崇仁、若手の山本悠太が王座を争った JN4 クラスは、前年度チャンピオンの曽根に軍配。序盤3連勝 を挙げた曽根がシリーズをリードするも、山本も第5戦の 群馬でシーズン初勝利を挙げ、さらに第7戦北海道でも曽 根を下すなど活躍をみせる。しかし序盤に積み重ねた得点 が活き、第8戦岐阜で3位に入った曽根が王座を獲得した。 ▶▶ ドライバー ▶▶コ•ドライバー 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 桝谷 知彦 不成立 25 30 26 2 22 33 16 20 174 172 2 藤田 めぐみ 14 13 19 25 1 45 11 25 153 152 3 山本 磨美 22 14 17 15.4 14 82.4 82.4 4 漆戸 あゆみ 15.4 27 20 62.4 62.4 5 竹藪 英樹 15 18 33 33 6 尼子 祥一 12 16 28 28 7 平山 真理 25 25 25 8 澤田 耕一 24 24 24 9 石川 恭啓 20 20 20 10 永渕 直大 8 8 16 16 11 浦 雅史 10 10 10 11 安藤 裕一 10 10 10 11 馬瀬 耕平 10 10 10 11 山下 恭平 10 10 10 15 山口 佳祐 9.6 9.6 9.6 16 河西 晴雄 8 8 8 17 北田 稔 3 3 3 17 古川 智崇 3 3 3 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 曽根 崇仁 不成立 25 30 26 2 22 33 16 20 174 172 2 山本 悠太 14 13 19 25 1 45 11 25 153 152 3 山口 清司 22 14 17 15.4 14 82.4 82.4 4 香川 秀樹 10 15.4 10 10 3 3 24 75.4 75.4 5 石川 昌平 20 15 18 53 53 6 上原 淳 27 20 47 47 7 木村 謙治 8 12 16 36 36 8 小倉 雅俊 25 25 25 9 横澤 進治 8 8 16 16 10 上坂 英正 10 10 10 11 相原 泰祐 9.6 9.6 9.6 JN4 class JN3 クラスは、トヨタ・ヴィッツで参戦する天野智之が9 戦全勝という圧倒劇となった。路面コンディションを問わ ない速さと安定感で、ライバルたちを寄せ付けることなく 通算9度目の全日本選手権チャンピオンを獲得している。ま た、トヨタ凄腕技能養成部の社員たちがメカニックを務め る大倉聡のヴィッツCVTも健闘、シリーズ2位に入った。 ▶▶ ドライバー 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 天野 智之 29 26 30 26 26 29 46 26 26 264 212 2 大倉 聡 19 22 2 10 23 19 18 113 113 3 内藤 学武 11 16.4 16 19 14 15 91.4 91.4 4 中西 昌人 6 12 13 26 6 63 63 5 藤田 幸弘 8 6 16.4 10 10 50.4 50.4 6 唐釜 真一郎 20 8 22 50 50 7 渡部 哲成 13 12 13 8 46 46 8 南野 保 13 31 44 44 9 加藤 英祐 13 4 1 7.2 8 33.2 33.2 10 鷲尾 俊一 8 7.2 8 4.8 1 29 29 11 増川 智 12 12 12 12 本名 修也 9.6 9.6 9.6 12 阿部 敬珠 9.6 9.6 9.6 14 山北 研二 4 4 4 14 松岡 竜也 4 4 4 16 徳能 大輔 3 3 3 ▶▶コ•ドライバー 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 井上 裕紀子 29 26 30 26 26 29 46 26 26 264 212 2 豊田 耕司 19 22 2 10 23 19 18 113 113 3 小藤 桂一 11 16.4 16 19 14 15 91.4 91.4 4 新井 祐一 20 8 26 54 54 5 藤田 彩子 8 6 16.4 10 10 50.4 50.4 6 松浦 俊朗 15 12 13 8 48 48 7 塩田 卓史 13 4 1 7.2 8 33.2 33.2 8 福井 林賢 33 33 33 9 美野 友紀 6 13 6 25 25 10 豊田 智孝 12 8 20 20 11 内田 園美 11 7.2 18.2 18.2 12 赤木 弥生 12 12 12 13 湊 比呂美 9.6 9.6 9.6 13 阿部 祥吾 9.6 9.6 9.6 15 井上 草汰 4.8 4.8 4.8 16 堀 幸子 4 4 4 16 縄田 幸裕 4 4 4 18 長澤 奨平 3 3 3 19 鈴木 隆司 1 1 1 JN3 class 上位2名が同ポイントで決着という接戦になったJN2クラ ス。前年度のチャンピオンである明治慎太郎はターマック を中心に参戦し5勝を挙げたが、初のシリーズ参戦となっ た猪股寿洋が最終戦愛知を終えた段階で有効得点 136 点で 並ぶこととなった。全日本ラリー選手権規定により、上位 得点の獲得回数が多かった猪股が王座に輝いた。 ▶▶ ドライバー ▶▶コ•ドライバー 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 猪股 寿洋 28 8 13 22 34 15 16 136 136 2 明治 慎太郎 26 30 4 25 26 25 136 136 3 鈴木 尚 22 15 13 13 18 18 99 99 4 石田 雅之 30 46 76 76 5 加納 武彦 19 13 17 21 6 76 76 6 桝井 和寛 14 6 15.4 16 10 61.4 61.4 7 鎌野 賢志 18 6 25 10 59 59 8 戸塚 和幸 23 9 8 40 40 9 山本 悠太 5 5 5 10 西川 真太郎 1 1 1 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 北田 稔 26 30 4 25 26 25 136 136 2 横手 聡志 19 13 17 21 6 76 76 3 蔭山 恵 18 6 25 10 59 59 4 高篠 孝介 22 34 56 56 5 遠山 裕美子 46 46 46 6 齊藤 孝太 13 15 16 44 44 7 鈴木 裕 18 18 36 36 8 島津 雅彦 22 13 35 35 9 木村 悟士 23 9 32 32 10 高杉 哲也 30 30 30 11 大野 靖春 28 28 28 12 山岸 典将 15 13 28 28 13 山田 正樹 15.4 10 25.4 25.4 14 矢柳 靜一郎 16 16 16 15 冨山 祐一郎 14 14 14 16 前島 俊彦 8 8 8 16 河西 晴雄 8 8 8 18 高田 幸治 6 6 6 19 藤田 めぐみ 5 5 5 20 根本 雅人 1 1 1 JN2 class ▶▶ ドライバー ▶▶コ•ドライバー 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 須藤 浩志 14 22 25 24 28 46 17 26 202 188 2 古川 寛 19 30 18 14 3 34 3 14 135 132 3 三苫 和義 27 8 8 8 15.4 16 12 10 104.4 96.4 4 伊藤 隆晃 10 15.4 12 13 25 19 94.4 94.4 5 小川 剛 26 1 14 18 25 2 86 86 6 いとう りな 12 6 10 28 28 7 松原 久 6 21 27 27 8 田中 伸幸 4 22 26 26 9 天野 浩明 23 23 23 10 平山 十四朗 3 9.6 12.6 12.6 11 高橋 悟志 12 12 12 12 笠原 彰人 8 8 8 12 久保田 凜 8 8 8 14 福島 徳也 6 6 6 15 田中 晋太朗 4 4 4 16 小倉 輝 3 3 3 順位 氏名 第1戦 群馬 (S) ×1.0 第2戦 佐賀 (T) ×1.0 第3戦 久万高原 (T) ×1.2 第4戦 福井 (T) ×1.0 第5戦 群馬 (T) ×1.0 第6戦 北海道 (G) ×1.2 第7戦 北海道 (G) ×2.0 第8戦 岐阜 (T) ×1.0 第9戦 愛知 (T) ×1.0 合計 得点 有効得点 (ベスト7戦) 1 新井 正和 14 22 25 24 28 46 17 26 202 188 2 小林 剛 27 8 8 8 15.4 16 12 10 104.4 96.4 3 大高 徹也 10 15.4 12 13 25 19 94.4 94.4 4 遠藤 彰 18 14 3 34 69 69 5 池田 孝之 19 30 3 14 66 66 6 佐々木 裕一 1 14 18 25 2 60 60 7 和田 善明 6 21 27 27 8 新原 秀直 26 26 26 9 羽 琉 23 23 23 10 草加 浩平 3 4 8 8 23 23 11 星野 元 22 22 22 12 織田 千穂 12 6 18 18 13 北川 紗衣 12 12 12 14 竹原 静香 10 10 10 15 鎌田 雅樹 9.6 9.6 9.6 16 鈴木 康敬 6 6 6 17 栃原 正浩 4 4 4 18 久保田 毅 3 3 3 JN6クラス同様、5人のウイナーによる戦いとなったJN1ク ラス。うち古川寛、三苫和義、伊藤隆晃、小川剛の4人は 全日本選手権初勝利という顔ぶれとなった。第4戦福井か ら4連勝を挙げる安定したスピードを見せた須藤浩志が初 めてのチャンピオンを獲得している。須藤は最終戦愛知で も優勝を飾り、計5勝を挙げてチャンピオンに花を添えた。 JN1 class 選手権として成立した各レグで、クラスごとに1位=3点、2位=2点、3位=1点が与 えられます。このレグポイントには得点係数はかかりません。2レグの場合は最大6点と、 その価値は大きく、レグ1でリタイアしてもレグ2で1位を獲ることでポイントを獲得でき るなど、選手権争いでは重要な要素になっています。 レグポイントについて シリーズ戦が年間8戦以上の場合は7戦分までの高得点順の合計、7戦以下の場合は全戦 の合計が有効得点になります。2017 年は年間9戦のため、7戦分の高得点順合計が有効と なり、各クラスの順位が認定されました。不成立のラリーがある場合も7戦が上限となるた め、7戦以下しか成立しなかった場合は、全戦のポイントが有効となります。 なお、有効得点合計が同点の場合は上位得点が高い順や上位得点獲得数が多い順など、細 かい規則に従って順位認定がなされます。 有効得点について 得点係数は、実際に走行した SS の総距離および路面に従ってかけられます。小数点以下 の得点もすべて有効です。2017 年はターマック6戦、グラベル2戦、スノー1戦で争われ、 ポイントが高いグラベルラリーだけでなく、距離の長いターマックラリーもあり、ランキン グ上位を狙ううえで得点係数が重要となりました。 得点係数について 2017 年は1〜8位までの選手にポイントが与えられますが、獲得ポイントが変更になり ました。得点係数がかかっているラリーでは、この表の得点に係数をかけて、小数点第1位 までを換算した値が与えられます。 得点について 順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 得点 20点 15点 12点 10点 8点 6点 4点 3点 ※表の項目は、上から戦数/開催場所/路面(S=スノー、T=ターマック、G=グラベル)、係数を表します。 2017 Point Ranking J a p a n e s e R a l l y C h a m p i o n s h i p [ポイントランキング]

Japanese Rally Championship 2017 Point Ranking...DS3に乗る川名賢は、第6戦北海道(洞爺)でプジョー208 を投入し優勝するが、続く第7戦北海道で痛恨のリタイア。ここで勝利を挙げた小濱が自身初の王座を獲得した。

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: Japanese Rally Championship 2017 Point Ranking...DS3に乗る川名賢は、第6戦北海道(洞爺)でプジョー208 を投入し優勝するが、続く第7戦北海道で痛恨のリタイア。ここで勝利を挙げた小濱が自身初の王座を獲得した。

3736

JN6 class 5人のウイナーが誕生する激戦区となったJN6クラス。チャンピオンを獲得した勝田範彦と新井敏弘が3勝ずつを挙げ、奴田原文雄、福永修、鎌田卓麻がそれぞれ1勝を獲得

している。勝田が序盤で連勝を挙げ、その後もコンスタントに得点を重ねた結果、新井の追い上げをしのぎ切って通算8度目の全日本ラリー選手権チャンピオンに輝いた。

▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 勝田 範彦 28 25 1 20 15 22 33 5 23 172 1662 新井 敏弘 3 1 20 10 26 3 46 23 10 142 1383 奴田原 文雄 12 19 30 14 17 18 20 130 1304 福永 修 11 14 25 12 20 13 15 110 1105 鎌田 卓麻 21 11 28 27 12 9 108 1086 竹内 源樹 8 10 11.6 6 8 43.6 43.67 村瀬 太 6 12 8 6 4 36 368 徳尾 慶太郎 4 15.4 16 35.4 35.49 金岡 義樹 3 3 7.2 7.2 20.4 20.410 中平 勝也 4 4 4 6 18 1811 佐藤 兵馬 3 9 3 15 1512 寺川 和紘 14.4 14.4 14.413 堀田 信 12 12 1214 井士 卓治 4.8 6 10.8 10.815 長江 修平 9.6 9.6 9.616 吉澤 哲也 8 8 816 西 隆司 8 8 818 草間 一朝 6 6 618 小濱 勇希 6 6 620 栃澤 一義 4 4 421 泉 陽介 3 3 322 高山 仁 1 1 1

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 石田 裕一 28 25 1 20 15 22 33 5 23 172 1662 田中 直哉 3 1 20 10 26 3 46 23 10 142 1383 佐藤 忠宜 12 19 30 14 17 18 20 130 1304 齊田 美早子 11 14 25 12 20 13 15 110 1105 市野 諮 21 11 28 27 12 9 108 1086 加勢 直毅 8 10 11.6 6 8 43.6 43.67 宮部 弘陽 6 12 8 6 4 36 368 枝光 展義 4 15.4 19.4 19.49 石田 一輝 3 16 19 1910 行徳 聡 4 4 4 6 18 1811 三谷 良一 3 9 3 15 1512 石川 美代子 14.4 14.4 14.413 馬瀬 耕平 12 12 1214 松川 萌子 4.8 6 10.8 10.815 マクリン 大地 3 7.2 10.2 10.216 中岡 和好 9.6 9.6 9.617 井手上 達也 8 8 817 丸山 晃助 8 8 819 奥村 久継 7.2 7.2 7.220 前川 富哉 6 6 620 馬場 雄一 6 6 622 Sachi 4 4 423 小室 正規 3 3 324 竹藪 英樹 1 1 1

JN5クラスは若手ふたりによる一騎打ちとなった。チャンピオンの小濱勇希は第2戦唐津から第5戦群馬まで4連勝しスタートダッシュに成功。一方、小濱と同じシトロエン

DS3に乗る川名賢は、第6戦北海道(洞爺)でプジョー208 を投入し優勝するが、続く第7戦北海道で痛恨のリタイア。ここで勝利を挙げた小濱が自身初の王座を獲得した。

▶▶ドライバー

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 小濱 勇希

不成立

25 30 26 26 22 46 26 201 2012 川名 賢 20 22 19 30 23 2 116 1163 大橋 逸夫 13 19 10 42 424 柳澤 宏至 19 17 36 365 竹岡 圭 14 10 8 32 326 鷹野 健太郎 1 16.4 14 31.4 31.47 眞貝 知志 1 14 15 158 大桃 大意 3 3 3

▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 馬場 雄一

不成立

25 30 26 26 22 46 26 201 2012 保井 隆宏 20 22 19 30 23 2 116 1163 木村 裕介 13 19 32 324 ヤナ 1 16.4 14 31.4 31.45 中原 祥雅 19 19 196 加勢 直毅 17 17 177 安藤 裕一 1 14 15 158 箕作 裕子 14 14 149 漆戸 あゆみ 10 10 109 松本 優一 10 10 1011 佐竹 尚子 8 8 812 小坂 典嵩 3 3 3

JN5 class

ベテランの曽根崇仁、若手の山本悠太が王座を争ったJN4クラスは、前年度チャンピオンの曽根に軍配。序盤3連勝を挙げた曽根がシリーズをリードするも、山本も第5戦の

群馬でシーズン初勝利を挙げ、さらに第7戦北海道でも曽根を下すなど活躍をみせる。しかし序盤に積み重ねた得点が活き、第8戦岐阜で3位に入った曽根が王座を獲得した。

▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 桝谷 知彦

不成立

25 30 26 2 22 33 16 20 174 1722 藤田 めぐみ 14 13 19 25 1 45 11 25 153 1523 山本 磨美 22 14 17 15.4 14 82.4 82.44 漆戸 あゆみ 15.4 27 20 62.4 62.45 竹藪 英樹 15 18 33 336 尼子 祥一 12 16 28 287 平山 真理 25 25 258 澤田 耕一 24 24 249 石川 恭啓 20 20 2010 永渕 直大 8 8 16 1611 浦 雅史 10 10 1011 安藤 裕一 10 10 1011 馬瀬 耕平 10 10 1011 山下 恭平 10 10 1015 山口 佳祐 9.6 9.6 9.616 河西 晴雄 8 8 817 北田 稔 3 3 317 古川 智崇 3 3 3

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 曽根 崇仁

不成立

25 30 26 2 22 33 16 20 174 1722 山本 悠太 14 13 19 25 1 45 11 25 153 1523 山口 清司 22 14 17 15.4 14 82.4 82.44 香川 秀樹 10 15.4 10 10 3 3 24 75.4 75.45 石川 昌平 20 15 18 53 536 上原 淳 27 20 47 477 木村 謙治 8 12 16 36 368 小倉 雅俊 25 25 259 横澤 進治 8 8 16 1610 上坂 英正 10 10 1011 相原 泰祐 9.6 9.6 9.6

JN4 class

JN3クラスは、トヨタ・ヴィッツで参戦する天野智之が9戦全勝という圧倒劇となった。路面コンディションを問わない速さと安定感で、ライバルたちを寄せ付けることなく

通算9度目の全日本選手権チャンピオンを獲得している。また、トヨタ凄腕技能養成部の社員たちがメカニックを務める大倉聡のヴィッツCVTも健闘、シリーズ2位に入った。

▶▶ドライバー

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 天野 智之 29 26 30 26 26 29 46 26 26 264 2122 大倉 聡 19 22 2 10 23 19 18 113 1133 内藤 学武 11 16.4 16 19 14 15 91.4 91.44 中西 昌人 6 12 13 26 6 63 635 藤田 幸弘 8 6 16.4 10 10 50.4 50.46 唐釜 真一郎 20 8 22 50 507 渡部 哲成 13 12 13 8 46 468 南野 保 13 31 44 449 加藤 英祐 13 4 1 7.2 8 33.2 33.210 鷲尾 俊一 8 7.2 8 4.8 1 29 2911 増川 智 12 12 1212 本名 修也 9.6 9.6 9.612 阿部 敬珠 9.6 9.6 9.614 山北 研二 4 4 414 松岡 竜也 4 4 416 徳能 大輔 3 3 3

▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 井上 裕紀子 29 26 30 26 26 29 46 26 26 264 2122 豊田 耕司 19 22 2 10 23 19 18 113 1133 小藤 桂一 11 16.4 16 19 14 15 91.4 91.44 新井 祐一 20 8 26 54 545 藤田 彩子 8 6 16.4 10 10 50.4 50.46 松浦 俊朗 15 12 13 8 48 487 塩田 卓史 13 4 1 7.2 8 33.2 33.28 福井 林賢 33 33 339 美野 友紀 6 13 6 25 2510 豊田 智孝 12 8 20 2011 内田 園美 11 7.2 18.2 18.212 赤木 弥生 12 12 1213 湊 比呂美 9.6 9.6 9.613 阿部 祥吾 9.6 9.6 9.615 井上 草汰 4.8 4.8 4.816 堀 幸子 4 4 416 縄田 幸裕 4 4 418 長澤 奨平 3 3 319 鈴木 隆司 1 1 1

JN3 class

上位2名が同ポイントで決着という接戦になったJN2クラス。前年度のチャンピオンである明治慎太郎はターマックを中心に参戦し5勝を挙げたが、初のシリーズ参戦となっ

た猪股寿洋が最終戦愛知を終えた段階で有効得点136点で並ぶこととなった。全日本ラリー選手権規定により、上位得点の獲得回数が多かった猪股が王座に輝いた。

▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 猪股 寿洋 28 8 13 22 34 15 16 136 1362 明治 慎太郎 26 30 4 25 26 25 136 1363 鈴木 尚 22 15 13 13 18 18 99 994 石田 雅之 30 46 76 765 加納 武彦 19 13 17 21 6 76 766 桝井 和寛 14 6 15.4 16 10 61.4 61.47 鎌野 賢志 18 6 25 10 59 598 戸塚 和幸 23 9 8 40 409 山本 悠太 5 5 510 西川 真太郎 1 1 1

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 北田 稔 26 30 4 25 26 25 136 1362 横手 聡志 19 13 17 21 6 76 763 蔭山 恵 18 6 25 10 59 594 高篠 孝介 22 34 56 565 遠山 裕美子 46 46 466 齊藤 孝太 13 15 16 44 447 鈴木 裕 18 18 36 368 島津 雅彦 22 13 35 359 木村 悟士 23 9 32 3210 高杉 哲也 30 30 3011 大野 靖春 28 28 2812 山岸 典将 15 13 28 2813 山田 正樹 15.4 10 25.4 25.414 矢柳 靜一郎 16 16 1615 冨山 祐一郎 14 14 1416 前島 俊彦 8 8 816 河西 晴雄 8 8 818 高田 幸治 6 6 619 藤田 めぐみ 5 5 520 根本 雅人 1 1 1

JN2 class

▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 須藤 浩志 14 22 25 24 28 46 17 26 202 1882 古川 寛 19 30 18 14 3 34 3 14 135 1323 三苫 和義 27 8 8 8 15.4 16 12 10 104.4 96.44 伊藤 隆晃 10 15.4 12 13 25 19 94.4 94.45 小川 剛 26 1 14 18 25 2 86 866 いとう りな 12 6 10 28 287 松原 久 6 21 27 278 田中 伸幸 4 22 26 269 天野 浩明 23 23 2310 平山 十四朗 3 9.6 12.6 12.611 高橋 悟志 12 12 1212 笠原 彰人 8 8 812 久保田 凜 8 8 814 福島 徳也 6 6 615 田中 晋太朗 4 4 416 小倉 輝 3 3 3

順位 氏名

第1戦 群馬

(S) ×1.0

第2戦 佐賀 (T) ×1.0

第3戦 久万高原 (T) ×1.2

第4戦 福井 (T) ×1.0

第5戦 群馬 (T) ×1.0

第6戦 北海道 (G) ×1.2

第7戦 北海道 (G) ×2.0

第8戦 岐阜 (T) ×1.0

第9戦 愛知 (T) ×1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 新井 正和 14 22 25 24 28 46 17 26 202 1882 小林 剛 27 8 8 8 15.4 16 12 10 104.4 96.43 大高 徹也 10 15.4 12 13 25 19 94.4 94.44 遠藤 彰 18 14 3 34 69 695 池田 孝之 19 30 3 14 66 666 佐々木 裕一 1 14 18 25 2 60 607 和田 善明 6 21 27 278 新原 秀直 26 26 269 羽 琉 23 23 2310 草加 浩平 3 4 8 8 23 2311 星野 元 22 22 2212 織田 千穂 12 6 18 1813 北川 紗衣 12 12 1214 竹原 静香 10 10 1015 鎌田 雅樹 9.6 9.6 9.616 鈴木 康敬 6 6 617 栃原 正浩 4 4 418 久保田 毅 3 3 3

JN6クラス同様、5人のウイナーによる戦いとなったJN1クラス。うち古川寛、三苫和義、伊藤隆晃、小川剛の4人は全日本選手権初勝利という顔ぶれとなった。第4戦福井か

ら4連勝を挙げる安定したスピードを見せた須藤浩志が初めてのチャンピオンを獲得している。須藤は最終戦愛知でも優勝を飾り、計5勝を挙げてチャンピオンに花を添えた。JN1 class

 選手権として成立した各レグで、クラスごとに1位=3点、2位=2点、3位=1点が与えられます。このレグポイントには得点係数はかかりません。2レグの場合は最大6点と、その価値は大きく、レグ1でリタイアしてもレグ2で1位を獲ることでポイントを獲得できるなど、選手権争いでは重要な要素になっています。

●レグポイントについて シリーズ戦が年間8戦以上の場合は7戦分までの高得点順の合計、7戦以下の場合は全戦の合計が有効得点になります。2017年は年間9戦のため、7戦分の高得点順合計が有効となり、各クラスの順位が認定されました。不成立のラリーがある場合も7戦が上限となるため、7戦以下しか成立しなかった場合は、全戦のポイントが有効となります。 なお、有効得点合計が同点の場合は上位得点が高い順や上位得点獲得数が多い順など、細かい規則に従って順位認定がなされます。

●有効得点について 得点係数は、実際に走行したSSの総距離および路面に従ってかけられます。小数点以下の得点もすべて有効です。2017年はターマック6戦、グラベル2戦、スノー1戦で争われ、ポイントが高いグラベルラリーだけでなく、距離の長いターマックラリーもあり、ランキング上位を狙ううえで得点係数が重要となりました。

●得点係数について 2017年は1〜8位までの選手にポイントが与えられますが、獲得ポイントが変更になりました。得点係数がかかっているラリーでは、この表の得点に係数をかけて、小数点第1位までを換算した値が与えられます。

●得点について

順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位

得点 20点 15点 12点 10点 8点 6点 4点 3点

※表の項目は、上から戦数/開催場所/路面(S=スノー、T=ターマック、G=グラベル)、係数を表します。

2017 Point RankingJ a p a n e s e R a l l y C h a m p i o n s h i p

[ポイントランキング]

Page 2: Japanese Rally Championship 2017 Point Ranking...DS3に乗る川名賢は、第6戦北海道(洞爺)でプジョー208 を投入し優勝するが、続く第7戦北海道で痛恨のリタイア。ここで勝利を挙げた小濱が自身初の王座を獲得した。

2017Champion

2017Champion

2017Champion

2017Champion

2017Champion

2017Champion

2017Champion

2017Champion

2017Champion

2017Champion

2017Champion

2017Champion

J a p a n e s e R a l l y C h a m p i o n s h i p

2017 Champion

勝田範彦 石田裕一 新井敏弘

奴田原文雄

福永 修

鎌田卓麻

川名 賢

大橋逸夫

田中直哉

佐藤忠宜

齊田美早子

市野 諮

保井隆宏

木村裕介

小濱勇希 馬場雄一

曽根崇仁 桝谷知彦

天野智之 井上裕紀子

猪股寿洋 北田 稔

須藤浩志 新井正和

Norihiko KATSUTA Yuichi ISHIDA Toshihiro ARAI

Fumio NUTAHARA

Osamu FUKUNAGA

Takuma KAMATA

Suguru KAWANA

Itsuo OHASHI

Naoya TANAKA

Tadanobu SATO

Misako SAITA

Hakaru ICHINO

Takahiro YASUI

Yusuke KIMURA

Yuki KOHAMA Yuichi BABA

Takahito SONE Tomohiko MASUTANI

Tomoyuki AMANO Yukiko INOUE

Toshihiro INOMATA Minoru KITADA

Hiroshi SUDO Masakazu ARAI

昨年はシリーズ終盤まで新井敏弘とチャンピオン争いを展開し、最終戦の新城ラリーで2年連続通算8回目のタイトルを獲得。優勝回数では新井と同じ3勝ながらも、シリーズを通じて安定した速さを見せた。今シーズンは奴田原文雄に並ぶ9回目のタイトルを狙う。

2014年シーズン途中から勝田範彦とコンビを組み、翌年からシーズンを通して参戦。勝田の正コ・ドライバーとして定着し、今年はフル参戦4年目のシーズンを迎える。昨年は、勝つことだけに固執せずにシーズンを見据えたラリーを展開。その手腕に注目が集まる。

2005年と2007年に世界プロダクションカーラリー選手権(PWRC)のチャンピオンを獲得した、日本が世界に誇るラリードライバー。昨年はシリーズ終盤戦まで勝田を追いかけるものの、タイトルには届かず。今シーズンは2015年以来となるタイトルを狙う。

全日本の最高位クラスで9回、他のクラスも合わせて通算10回のチャンピオン獲得は、現役・歴代を通じてドライバーとして最多記録を持つ。昨年はトラブルやリタイアなどでシーズン1勝に終わったが、今シーズンは熟成の三菱ランサーエボⅩで巻き返しを図る。

ターマックラリーでは勝田範彦、新井敏弘、奴田原文雄の3強と互角の勝負を展開し、鎌田卓麻とともに”5強”のひとりとしてJN6クラスに君臨。昨年は第4戦で悲願の最上位クラス初優勝を遂げた。今シーズンも、ターマックラウンドでは要注意のひとり。

全日本ラリーチャンピオンを父に持ち、デビュー当時から注目を集めた元祖”次世代ドライバー”のひとり。全日本ダートトライアルにも参戦し、両カテゴリーでチャンピオンを獲得してきた。今シーズンは、両カテゴリーの開幕戦を優勝。念願のWタイトルを狙う。

昨年はシトロエンDS3 R3-MAXとプジョー208 R2の2台体制で全日本に参戦。シーズン2勝を挙げるもののリタイアも多く、タイトルには手が届かなかった。今シーズンもシトロエンDS3 R3-MAXを武器に、2013年以来となるチャンピオン獲得に挑む。

2015年に4WDのMINI JCWクロスオーバーを駆り全日本ラリーに本格参戦。2016年には2WDのMINI JCWに乗り替えJN5クラスシリーズ3位を獲得、昨年も2年連続シリーズ3位に入賞した。今シーズンはMINIのプロジェクトが終了し、新たな時代を迎える。

冷静で的確な判断力とペースノートのリーディング能力を備えたコ・ドライバー。全日本では眞貝知志のコ・ドライバーとしてキャリアを組み、新井敏弘とコンビを組んだ初年度となる2015年にチャンピオンを獲得。今シーズンは3年ぶりのタイトル奪還を狙う。

2009年から奴田原文雄のコ・ドライバーを務め、今年で10年目の節目を迎える。JRCA選手部会長として現場からSSタイムの速報をメール配信するなど、全日本ラリーの活性化と振興に大きく貢献。今シーズンは2014年以来4年ぶりとなるタイトル奪還を狙う。

2016年に福永修のコ・ドライバーとして2戦に参戦。昨年は正コ・ドライバーに抜擢され、フルシーズンを戦った。全日本では、デビュー5戦目で最上位クラス優勝を飾るシンデレラガールでもある。持ち前の明るいキャラクターを武器に今シーズンもフルに戦う。

国内外を舞台に1970年代から活躍してきたレジェンド・コ・ドライバー。FIAアフリカラリー選手権のチャンピオンなど、数々の栄冠を獲得している。鎌田卓麻と全日本をフルシーズン戦うのは今年で5年目。若き時代から育て上げた挑戦者を王者へと導く。

2001年に全日本デビューを果たし、これまで大部一俊、松岡孝典、横尾芳則、小倉雅俊、横嶋良など数多くのドライバーと組んできた名バイプレイヤー。2013年は6戦に出場して5人のドライバーと組むという珍記録を持つ。2017年は大橋逸夫のコ・ドライバーを担当。

2014年に全日本デビューを果たし、2016年にJN2クラスでシーズン4勝と才能が一気に開花した注目の若手ドライバー。シトロエンDS3 R3-MAXを駆りJN5クラスに参戦した昨年は、シリーズ6勝を獲得して念願のチャンピオンを獲得。今年は2連覇を狙う。

2012年に堀田信のコ・ドライバーとして全日本デビュー。2015年から小濱勇希とコンビを組み、2016年の開幕戦で全日本初優勝を果たす。コンビ3年目の昨シーズンは、JN5クラスに移籍してシーズン6勝を獲得。自身初となるシリーズチャンピオンを獲得した。

2016年に自身初となる全日本チャンピオンを獲得。昨年は成長著しい若手ドライバーの山本悠太との一騎打ちとなったが、シーズン序盤に3連勝を挙げ、終始タイトル争いをリード。後半戦で追い上げてきた山本を退け2年連続のチャンピオンを獲得した。

2002年に全日本デビューを果たし、曽根とは2004年からコンビを組むベテランドライバー。2016年はグラベル2勝、2017年はターマック3勝でタイトルを獲得した。今シーズンは残念ながら全日本を勇退。全日本で通算10勝を獲得した名コ・ドライバーだ。

2016年は9戦中8勝、2017年は9戦すべてで優勝を遂げたJN3クラスの絶対王者。4年連続通算9回目のタイトルを獲得した。全日本には2輪駆動部門時代から一貫してFWDで参戦するFFマイスター。トヨタ・ヴィッツでの出場は11年目のシーズンを迎える。

天野智之のコ・ドライバーとして2000年から全日本に参戦。昨年は8年連続通算10回目のタイトルを獲得し女性コ・ドライバーとしてだけではなく、全日本コ・ドライバーとしてタイトル最多獲得数を誇る。名実ともに全日本を代表するコ・ドライバーのひとりだ。

全日本に本格的にシリーズ参戦した昨年、開幕戦で全日本初優勝を遂げ、そのまま勢いに乗って第5戦から最終戦まで表彰台を外さない安定した速さを見せ、シリーズチャンピオンを獲得。今年は新たに日本スーパーラリー(JSR)を軸に参戦する予定だ。

昨年は明治慎太郎のコ・ドライバーとして、JN2クラス最多となる5勝を獲得。かつて勝田範彦とコンビを組んでタイトルを獲得した2007年以来、10年ぶりに全日本チャンピオンへと返り咲いた。今シーズンも明治のコ・ドライバーとして数戦にスポット参戦する。

1995年に全日本2輪駆動部門にデビューし、参戦2戦目で全日本初優勝を果たした伝説のドライバー。速さには定評があるものの、これまでタイトルとは無縁の“無冠の帝王”だったが、シリーズ5勝を挙げた昨年、遂に自身初となるチャンピオンを獲得した。

1994年から2005年にかけて全日本で活躍。九州の原口真と組んだ2002年以降は、12戦中8勝を挙げるという圧倒的な強さを誇った。2015年に須藤浩志のコ・ドライバーとして全日本に復帰。昨年は2016年に続き2年連続通算3回目のタイトルを獲得した。

JN6Class

JN5Class

JN4Class

JN3Class

JN2Class

JN1Class

JN6Class

JN5Class

JN4Class

JN3Class

JN2Class

JN1Class

JN6Class

JN6Class

JN6Class

JN6Class

JN5Class

JN5Class

JN6Class

JN6Class

JN6Class

JN6Class

JN5Class

JN5Class

   

マシン:スバルWRX STI2017年ランキング:JN6クラスチャンピオン/愛知県

主なドライバー:勝田範彦2017年ランキング:JN6クラスチャンピオン/神奈川県

マシン:スバルWRX STI2017年ランキング:JN6クラス2位/群馬県

マシン:三菱ランサーエボリューションⅩ2017年ランキング:JN6クラス3位/北海道

マシン:三菱ランサーエボリューションⅩ2017年ランキング:JN6クラス4位/京都府

マシン:スバルWRX STI2017年ランキング:JN6クラス5位/北海道

マシン:シトロエンDS3 R3-MAX、プジョー208R22017年ランキング:JN5クラス2位/埼玉県

マシン:BMW MINI JCW2017年ランキング:JN5クラス3位/東京都

主なドライバー:新井敏弘2017年ランキング:JN6クラス2位/長野県

主なドライバー:奴田原文雄2017年ランキング:JN6クラス3位/東京都

主なドライバー:福永修2017年ランキング:JN6クラス4位/京都府

主なドライバー:鎌田卓麻2017年ランキング:JN5クラス5位/神奈川県

主なドライバー:川名賢2017年ランキング:JN5クラス2位/神奈川県

主なドライバー:大橋逸夫2017年ランキング:JN5クラス3位/神奈川県

マシン:シトロエンDS3 R3-MAX2017年ランキング:JN5クラスチャンピオン/群馬県

主なドライバー:小濱勇希2017年ランキング:JN5クラスチャンピオン/東京都

マシン:トヨタ862017年ランキング:JN4クラスチャンピオン/山口県

主なドライバー:曽根崇仁2017年ランキング:JN4クラスチャンピオン/福岡県

マシン:トヨタ・ヴィッツRS2017年ランキング:JN3クラスチャンピオン/愛知県

主なドライバー:天野智之2017年ランキング:JN3クラスチャンピオン/愛知県

マシン:トヨタ862017年ランキング:JN2クラスチャンピオン/神奈川県

主なドライバー:明治慎太郎2017年ランキング:JN2クラスチャンピオン/大阪府

マシン:スズキ・スイフトスポーツ2017年ランキング:JN1クラスチャンピオン/千葉県

主なドライバー:須藤浩志2017年ランキング:JN1クラスチャンピオン/千葉県

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)では炭山裕矢とシュコダ・ファビアR5で、全日本ラリーでは川名賢とシトロエンDS3 R3-MAXでフルシーズンを戦う“世界のコ・ドライバー”。JRCAでは事務局を務めるなど、マルチな才能を発揮する。

JRC Driver ・ Co-Driver Profile[選手名鑑]

3938

Page 3: Japanese Rally Championship 2017 Point Ranking...DS3に乗る川名賢は、第6戦北海道(洞爺)でプジョー208 を投入し優勝するが、続く第7戦北海道で痛恨のリタイア。ここで勝利を挙げた小濱が自身初の王座を獲得した。

JN4Class

JN2Class

JN2Class

JN1Class

JN1Class

JN1Class

JN1Class

JN4Class

JN4Class

JN4Class

JN3Class

JN3Class

JN4Class

JN2Class

JN2Class

JN1Class

JN1Class

JN1Class

JN1Class

JN4Class

JN4Class

JN4Class

JN3Class

JN3Class

Driver Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Driver

Co-Driver Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

Co-Driver

山本悠太

山口清司

香川秀樹

石川昌平

大倉 聡

内藤学武

藤田めぐみ

山本磨美

漆戸あゆみ

竹藪英樹

豊田耕司

小藤桂一

Yuta YAMAMOTO

Seiji YAMAGUCHI

Hideki KAGAWA

Shohei ISHIKAWA

Satoshi OKURA

Manabu NAITO

Megumi FUJITA

Mami YAMAMOTO

Ayumi URUSHIDO

Hideki TAKEYABU

Koji TOYODA

Keiichi KOFUJI

2016年の全日本ラリー第3戦にデビューし、参戦2戦目の第6戦で全日本初優勝を果たした若手期待のドライバー。昨年はベテランの曽根崇仁とチャンピオン争いを展開し、シリーズ3勝を挙げながらもタイトルには手が届かなかった。今年はリベンジなるか。

2008年にトヨタ・カローラレビンで全日本ラリー初チャンピオンを獲得。その後、トヨタMR2に乗り替え、2014年の最終戦からトヨタ86で参戦と、一貫してトヨタ車で全日本を戦うドライバーだ。昨年は未勝利に終わったが、今年は2年ぶりの優勝を目指す。

2010年にホンダ・インテグラtypeRで全日本チャンピ オンを獲得。その後、トヨタ86を経て2013年からFD 2型シビックtypeRで全日本を戦う。昨年は第8戦で 2年ぶりにクラス優勝を獲得。グラベルを得意とする だけに、今シーズンの台風の目となる存在だ。

2011年に全日本デビューを果たし、2015年に待望の 全日本チャンピオンを獲得した若きドライバー。2016年はクラス最多の4勝を獲得しながらもシリーズ 2位、昨年は第4戦でのクラッシュが響き、同5位に終わった。今シーズンは3年ぶりのタイトルを狙う。

2015年からTOYOTA GAZOO Racingのドライバーとして参戦。CVTヴィッツでJN3クラスにシリーズ参戦した昨年は、優勝こそなかったものの2位に5回入賞する強さと速さを見せた。今シーズンもCVTヴィッツで全日本に出場することが決定している。

2014年第8戦に全日本デビューを果たし、2016年第6戦で初表彰台となる3位に入賞。昨年はJN3クラスでシリーズ3位入賞する伸び盛りのドライバーだ。今年はJN1クラスに移り、いきなり開幕戦で優勝。混戦模様のJN1クラスで台風の目となる存在だ。

昨年、山本悠太のコ・ドライバーに抜擢されフルシーズンを戦った九州の女性コ・ドライバー。全日本デビューは2005年で、今年で14年目のキャリアを迎える。また、JMRCオールスターラリーには第1回開催から12年連続出場という記録も持っている。

2015年の第8戦に山口清司のコ・ドライバーとして全日本にデビュー。そのラリーでデビューウインを果たすというラッキーガールは、昨年の全日本にふたたび山口のコ・ドライバーとして初のシリーズ参戦を果たした。今シーズンは更なる上位を目指す。

2002年の全日本デビュー以来、数多くのドライバーと組んできた助っ人コ・ドライバーの女性版。これまで全日本では明治慎太郎、上原淳、眞貝知志のコ・ドライバーとして8度の優勝を獲得している。また、2014年には岡田孝一と組みシリーズ2位を獲得。

かつて若手育成のために登場したTeam ADVAN 1Aのコ・ドライバーとして活躍。2013年は高山仁とのコンビでJN4クラス(当時)2位、2014年には川名賢とのコンビでJN5クラス(当時)2位に入賞している。昨年は石川昌平のコ・ドライバーを2戦担当した。

2013年に全日本デビューし、2015年の第8戦に大倉聡のコ・ドライバーとしてスポット参戦。2016年からは大倉の正コ・ドライバーとなり、今年でコンビ3年目のシーズンを迎える。実直で粘り強いナビゲーションは、ドライバーからも高評価を得ている。

2005年の全日本2輪駆動部門で全日本デビュー。5年のブランクを経て、2010年に相羽博之のコ・ドライバーとして出場した第8戦ではJN2クラス2位に入賞している。2015年から内藤学武とコンビを組み、今年の開幕戦で全日本初優勝を果たした。

 

 

マシン:トヨタ862017年ランキング:JN4クラス2位/愛知県

マシン:トヨタ862017年ランキング:JN4クラス3位/愛知県

マシン:ホンダ・シビックtypeR2017年ランキング:JN4クラス4位/愛知県

マシン:トヨタ862017年ランキング:JN3クラス5位/富山県

マシン:トヨタ・ヴィッツGR2017年ランキング:JN3クラス2位/愛知県

マシン:マツダ・デミオ、スズキ・スイフトスポーツ2017年ランキング:JN3クラス3位/東京都

主なドライバー:山本悠太2017年ランキング:JN5クラス2位/福岡県

主なドライバー:山口清司2017年ランキング:JN4クラス3位/愛知県

主なドライバー:香川秀樹2017年ランキング:JN5クラス4位/長野県

主なドライバー:石川昌平2017年ランキング:JN3クラス5位/神奈川県

主なドライバー:大倉聡2017年ランキング:JN3クラス3位/北海道

主なドライバー:内藤学武2017年ランキング:JN3クラス3位/東京都

J a p a n e s e R a l l y C h a m p i o n s h i p

JRC Driver ・ Co-Driver Profile[選手名鑑]

4140

明治慎太郎

鈴木 尚

古川 寛

三苫和義

伊藤隆晃

小川 剛

横手聡志

蔭山 恵

小林 剛

大高徹也

遠藤 彰

池田孝之

Shintaro MEIJI

Hisashi SUZUKI

Hiroshi FURUKAWA

Kazuyoshi MITOMA

Takaaki ITO

Tsuyoshi OGAWA

Satoshi YOKOTE

Satoshi KAGEYAMA

Tsuyoshi KOBAYASHI

Tetsuya Odaka

Akira ENDO

Takayuki IKEDA

2年連続チャンピオンを目指した昨年は、シリーズの有効ポイントでチャンピオンの猪股寿洋と並ぶものの、規定によりシリーズ2位に終わった。今シーズンは体制を一新してK-ONE Racingからトヨタ86で出場。昨年逃したタイトル奪還を目指す。

2016年に師匠の須藤浩志とともにJN1クラスのタイトル争いを展開し、最終戦で見事タイトルを獲得。スバルBRZに乗り替えてJN2クラスに移った昨年は、6戦に出場して2位に3回入賞を果たした。今シーズンはJN2クラスでのチャンピオン獲得を目指す。

1996年から全日本にスポット参戦している九州のベテランドライバー。2005年以降全日本を休止していたが、2016年JMRCオールスターラリーで優勝したことを契機に、2017年に自身初のシリーズ参戦を果たした。今年はチャンピオン候補の筆頭となる存在だ。

全日本デビューは1986年という全日本キャリア30年を越える九州の超ベテランドライバー。2016年に地元の九州ラウンドで全日本初優勝を挙げている苦労人でもある。今シーズンはホンダ・フィットとスズキ・スイフトスポーツの2台体制でチャンピオンを狙う。

群馬県戦を中心に活躍し、2014年の第8戦に全日本デビューを果たし、いきなりJN3クラス2位入賞を果たした。2016年はターマックラウンド2戦に出場、2017年は6戦に出場し、今年は第1戦は欠場したが、第2戦以降はグラベルラウンドを含め全戦に出場する。

2016年の開幕戦で全日本デビュー。そのデビュー戦でいきなりJN1クラス3位入賞を果たし、以降JN1クラス表彰台の常連となる。昨年は第3戦で待望の全日本初優勝を獲得。全日本のキャリアは短いが、今シーズンもタイトル争いに絡んで来ることは間違いない。

1997年の全日本2輪駆動部門に飯田洋司のコ・ドライバーとして全日本にデビュー。2003年まで転戦した後、一時全日本参戦を休止したが、2013年の第5戦に加納武彦とコンビを組み全日本に復帰を果たした。昨年はJN2クラスシリーズ2位を獲得している。

2012年の全日本第3戦に鎌野賢志のコ・ドライバーとして全日本にデビュー。以降、昨年まで一貫して鎌野のコ・ドライバーを務める。昨年は4戦に出場して2位1回、3位1回という成績を残した。今シーズンは、自身初となる全日本優勝と更なる上位を狙う。

2017年の開幕戦に三苫和義のコ・ドライバーとして全日本初参戦し、いきなり優勝を獲得。その後は3位表彰台2回を奪い、この年のJN1クラスシリーズ2位を獲得した。今シーズンは開幕戦で2位に入賞。三苫とともに今シーズンのチャンピオンを狙い戦う。

かつてはC-ONEでキャリアを積んだ関東のベテランコ・ドライバー。伊藤隆晃とコンビを組み、11年ぶりに全日本に出場した2014年の第8戦でJN3クラス2位に入賞を果たし、日産ノートNISMO Sでシリーズ参戦した昨年はJN1クラスシリーズ3位を獲得した。

1989年に伝説のドライバー山内伸弥のコ・ドライバーとして全日本にデビュー。以降、山内がラリーから退く1994年まで正コ・ドライバーを務め、2003年までADVANラリーチームのコ・ドライバーを担う。昨年は古川寛と4戦に出場し、シリーズ4位を獲得した。

2016年の開幕戦に九州の大ベテラン平山十四朗のコ・ドライバーとして全日本にデビュー。昨年は古川寛のコ・ドライバーを4戦務め、第2戦で2位、第3戦優勝、第9戦3位と、3度の表彰台を獲得する相性の良さを見せた。今シーズンの活躍にも期待がかかる。

マシン:トヨタ862017年ランキング:JN2クラス2位/神奈川県

マシン:スバルBRZ2017年ランキング:JN2クラス3位/神奈川県

マシン:スズキ・スイフトスポーツ2017年ランキング:JN2クラス2位/福岡県

マシン:ホンダ・フィット、スズキ・スイフトスポーツ2017年ランキング:JN1クラス3位/福岡県

マシン:日産ノートNISMO S2017年ランキング:JN2クラス4位/神奈川県

マシン:ホンダ・フィット2017年ランキング:JN2クラス5位/佐賀県

主なドライバー:加納武彦2017年ランキング:JN2クラス2位/長野県

主なドライバー:鎌野賢志2017年ランキング:JN2クラス3位/千葉県

主なドライバー:三苫和義2017年ランキング:JN2クラス2位/愛知県

主なドライバー:伊藤隆晃2017年ランキング:JN1クラス3位/埼玉県

主なドライバー:古川寛2017年ランキング:JN1クラス4位/千葉県

主なドライバー:古川寛2017年ランキング:JN1クラス5位/福岡県

Page 4: Japanese Rally Championship 2017 Point Ranking...DS3に乗る川名賢は、第6戦北海道(洞爺)でプジョー208 を投入し優勝するが、続く第7戦北海道で痛恨のリタイア。ここで勝利を挙げた小濱が自身初の王座を獲得した。

4342

日本のラリーを盛り上げていくためには、できるだけ多くの方々のご協力が欠かせません。上記JRCAの趣旨にご賛同いただける方は、ぜひ入会をお願いいたします。

● SS速報メール配信● JRCガイドブックの送付(年1回)● 結果速報とリザルトの配信

お問い合わせJRCAお問い合わせフォーム http://www.jrca.gr.jp/contactメールアドレス [email protected]詳しくはJRCAのホームページまで http://www.jrca.gr.jp

会員サービス

入会方法JRCAウェブサイトの「JRCA入会のご案内」からお申込みください。http://www.jrca.gr.jp/join

● 団体・法人:10,000円(一口)● 個人会員:5,000円(一口)

年会費

日本のラリーを元気にするJRCA会員を募集中

ジェイアールシーエー(JRCA)は、日本でのラリーの振興を目的として2000年7月に設立されました。以来、国際化を目指したSSラリーへの移行、救急体制や安全に関する啓蒙、ギャラリーステージ設置の働きかけやプロモーション活動など、多くの課題に取り組んでいます。活動をスムーズにするために主催者/選手/スポンサー/メディアの4部会を設け、各部会が連携し、迅速で柔軟な活動が行えるようにしています。また、本年度から、JAF加盟団体になるなど、ラリー振興への努力を常に続けています。

モータースポーツとしての ラリーの振興を目的とする総 合 理 念

2018年JRCAの主な活動内容

重点活動項目

❶ ラリーの認知向上を目指す

❷ スポーツとしての質とレベルの高いラリーを目指す

❸ 地域、社会に貢献できるラリーを目指す

JRCAホームページでは、全日本ラリー選手権に関する様々な情報を随時更新しています。ラリーレポートやリザルト、写真や動画の配信のほか、ラリービギナーに向けた基本的なルールの解説、入会の申し込みも行えます。

JRCAホームページの運営

現場に来ることができない会員向けに、上位選手のSS速報タイムをメールで配信しています。競技中の状況が分かりにくいラリーですが、暫定順位やタイム差などもほぼリアタルイムで確認することができます。

SS速報メールの配信

主催者やチーム、選手にご協力いただき、各ラウンドのダイジェスト動画を制作、無料公開しています。インカー映像、空撮など、様々な角度から全日本ラリー選手権の映像をお楽しみいただけます。

ダイジェスト動画の配信

JRCガイドブックの発行

年に一回、本誌JRCガイドブックを発行しています。国内ラリーを楽しむうえでの様々な情報や各ラウンドの解説など、ラリーを知りたい方々に分かりやすいガイドブックとなっています。

ラリー競技開催中には、選手のみならず、ギャラリーやオフィシャルにも思わぬ事故や怪我が生じてしまうことがあります。JRCAではこうしたアクシデントに備え、救急医療キットの貸し出しを主催者に行っております。

救急医療キットの貸し出し

全日本ラリー選手権を振興するうえで、主催者の活躍は必須です。年に一回、全日本ラリー選手権主催者にお集まりいただき、意見交換しながら主催者間の情報を共有することで、競技の質の向上を図っています。

主催者意見交換会の実施

日本のラリーの振興と発展に貢献した人や団体を、JRCAアワードとして選定しています。2017年度は、若手育成を目的に、学生優先のコンプリートレンタル車両でJN1クラスへスポット参戦し、今後のラリー界を担う若い世代に新たな経験と可能性を見出す機会を提供したMATEX-AQTEC RALLY TEAMと、全日本ラリー選手権へのシリーズ参戦初年度にも関わらず、開幕戦で初優勝を遂げ、上位クラスをも脅かすアグレッシブな走りで見事JN2クラスのシリーズチャンピオンに輝いた猪股寿洋選手の二者にJRCAアワードを授与いたしました。

JRCAアワードの選出

J R C A と は ?