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自宅でJava言語の 開発環境を作る方法 2013年3月4日現在

自宅でJava言語の 開発環境を作る方法 · 第1章:Java SE ダウンロード ... (JDK)のインストール ... 『 Label1.java 』とファイルが所定の

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自宅でJava言語の

開発環境を作る方法

2013年3月4日現在

- 2 –

もくじ

はじめに ........................................................................................................... 3

第1章:Java SE ダウンロード ............................................................................ 4

(1)Java SE Development Kit (JDK)のインストール ......................................... 4

(2)環境変数の設定 ...................................................................................... 8

第2章:CPad for Java2 SDK のインストール ..................................................... 10

(1)CPad for Java2 SDK のダウンロード ....................................................... 11

(2)CPad for Java2 SDK の設定 .................................................................. 13

(3)CPad for Java2 SDK の動作確認 ........................................................... 15

- 3 –

はじめに

Javaは、企業の基幹システムや携帯電話のアプリケーションなど、世界中で、幅広く

使われているプログラム言語の1つです。

ここでは、自宅に、Java言語の開発環境を、作る方法をご紹介します。

なお、開発環境は、常に新しいものがリリースされており、サイトの画面など、最新の

ものと異なる場合があることをご了承下さい。

※時々、最新の情報に差し替えをしていきます。

※なお、この開発環境の作成方法は、Windows限定です。

(以下キャプチャ画像は、Windows7 のものです。)

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第1章:Java SE ダウンロード

Java言語で開発を行うために必要な開発キットを、所定のサイトからダウンロー

ドして、インストールを実施します。

※なお、インストールは、管理者権限のあるユーザーで実施して下さい。

(1)Java SE Development Kit (JDK)のインストール

以下のサイトからダウンロードします。

Java SE ダウンロードサイト

http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

必要な JDK の[DOWNLOAD]ボタンをクリックします(以降 Java SE 7u15 の例)

※JDK Java Development Kit (開発キット)

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ライセンス規約に同意するため「Accept License Agreement」をクリックします。

Windows を選択し、パソコンに合わせて「x86」または「x64」を選択します。

ファイルのダウンロード後、ファイルをダブルクリックします。

インストールウィザードが開始されるので、「次へ」ボタンをクリックします。

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インストール先がそのままで問題なければ、「次へ」ボタンをクリックします。

Javaの実行環境(JRE)もそのままで問題なければ、「次へ」をクリックします。

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正常にインストールされれば、「閉じる」ボタンをクリックします。

※必要に応じて、アカウント認証を行います(必要なければ、この作業は不要)

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これで、Java開発キットのインストールが完了しました。

(2)環境変数の設定

Java をコマンド入力によってコンパイルする必要がある場合には、以下の環境

変数の設定が必要になります。

①「スタート」から「コンピュータ」を右クリックし「プロパティ」を選択す

る。左側メニューから「システム詳細設定」をクリックします。

②システム詳細設定をクリックすると下の画面が出てくるので、「環境変数」ボ

タンをクリックします。

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③システム環境変数(S)の方の「新規」ボタンをクリックします。

④ 開いたウィンドウに

変数名:JAVA_HOME

変数値:C:¥Program Files¥Java¥jdk1.7.0_15

を設定し、「OK」をクリックします。※変数値はバージョンに合わせます

- 10 –

⑤システム環境変数(S)の中から「Path」を選択します。

選択後「編集」ボタンをクリックします。

変数名:Path

変数値:;%JAVA_HOME%¥bin

を変数値の末尾に追加設定する。

⑥システム環境変数(S)の中から「CLASSPATH」を選択します。

選択後「編集」ボタンをクリックします。

※もし、「CLASSPATH」がない場合には、「新規」ボタンをクリックし、

変数名:CLASSPATH

変数値 .; ドット セミコロン

を変数値の先頭に追加します。

※ドットは、現在利用中のディレクトリを指します。

「OK」ボタンを2回クリックして、システムのプロパティ画面を終了します。

コマンドプロンプトにて、「javac」コマンド実行時にオプション解説が表示されれば

正常に設定されています。

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第2章:CPad for Java2 SDK のインストール

CPad for Java2 SDK というフリーソフトを使うことで、ソースコードの編集だけでな

く、コンパイルやプログラムの実行まで行うことができます。

(1)CPad for Java2 SDK のダウンロード

Vector のサイトからダウンロードできます。

http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/prog/se153698.html

[このソフトを今すぐダウンロード]ボタンをクリックし、ファイルをデスクトップなど

に置きます。

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解凍後は、C:\Program Files 等適当な場所に「jcpad231」フォルダごと置きます。

「jcpad231」フォルダ内の、jcpadのアイコンを右クリックして、ショートカットを作成

し、デスクトップ上に置いておくとよいでしょう。

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(2)CPad for Java2 SDK の設定

jcpadのアイコン(またはショートカット)をダブルクリックします。

初回起動時、以下の画面が表示されるので、そのまま[OK]をクリックします。

設定画面の「コンパイラのパス」の[参照]ボタンをクリックし、

C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_15\bin\javac.exe を指定します。

その他の設定は、自由な場所を選んで「OK」をクリックします。

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次のような画面が表示されたら、そのまま[OK]をクリックします。

※環境によりフォルダ名は異なります

[はい]をクリックすると、CPad for Java2 SDK の初期画面が表示されます。

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(3)CPad for Java2 SDK の動作確認

以下のサンプルプログラムを使って、動作確認をします。

↓↓↓下記のソースコードを入力して下さい(コピペでもOK)

(Javaは、大文字と小文字を別の文字として区別するので、正確に!)

// ラベルのサンプルプログラム 1

import javax.swing.*;

import java.awt.*;

class Label1 {

public static void main(String args[]) {

JFrame f = new JFrame("ラベルのテスト");

f.setDefaultCloseOperation(f.EXIT_ON_CLOSE);

// フレームのコンテナを得る

Container c = f.getContentPane();

// ラベルを作る

JLabel L = new JLabel("Java テスト");

// ラベルをコンテナに入れる

c.add(L);

f.setSize(200, 100);

f.setVisible(true);

}

}

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入力が終わったら、「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択します。

名前を付けて保存画面で、デスクトップへ、『 Label1.java 』とファイル名

を付けて、[保存]ボタンをクリックします。

『 Label1.java 』とファイルが所定の場所に保管されます。

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アイコンをクリックするだけで、コンパイルと実行まで行います。

何もエラーがなければ、ウィンドウ下部のメッセージ欄に、

「CPad:コンパイル終了」

と表示されます。

もし、入力ミスなどのエラーがあった場合、メッセージに表示される内容をもとに、

修正し、上書き保管し、再度実行します。

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エラーがなければ、以下のウィンドウも表示されます。

Javaでは、ウィンドウを持つプログラムがこんなに簡単に作れるのです!

ウィンドウの閉じるボタン(×をクリック)でプログラムの実行を終了します。

さらに、別ウィンドウで、以下のようなコンソール画面も表示されていますが、

プログラムの実行を終了すれば、「Enter」など何かキーを押して、終了できます。

おめでとうございます!

これであなたもJavaプログラマの仲間入りです!