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GAPの取組精度の向上に向けて、JGAP産地リーダー指導員研修会(1月9日、12日)を開催 しました。 今回の研修会は、10月に開催したJGAP営農指導員基礎研修会の次のステップとなるもので、 生産部会がJGAP基準等をクリアするための取組事項を部会事務局(JA営農指導員=JGAP 産地リーダー指導員)として学ぶことを目的としたものです。また、平成30年度から始まる「とちぎ GAP第三者確認制度」を活用し、栃木県GAP規範に基づくGAP規準を満たすための部会事務 局の役割と実施事項を研修しました。 JGAPの審査員である内田修一氏を講師に迎え、部会におけるGAP管理点(チェック項目)の 説明およびJGAPにおける内部監査の取り組み方法の説明を受けた後、ケーススタディを交えてグ ループワーク等を行いました。また、参加者が部会事務局役と生産者役に分かれ、内部監査の演習 を行い部会事務局の役割・業務について、十分に理解を深めました。 本県JAグループは、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、GAPの取り組み向上 を図ることとしており、平成31年度末までに、「とちぎGAP第三者確認制度」のレベルを満たす農 場(生産部会)を30農場(生産部会)とすることを目指しています。 JAとしては、次の取り組みを進めていただきますようお願いします。 ≪生産部会での取り組みパターン≫ 1.生産部会を対象としたGAP研修会の開催(中央会等からの講師派遣)  2.特定の生産部会を選定し、まずは「農舎の整理整頓運動」から始める。 3.モデル的に特定の生産部会を選定し、専門家(コンサルタント)に代表農場を見てもらい、 改善点等のアドバイスを受け、部会員で共有を図る。 JGAP産地リーダー指導員研修会を開催 -GAPの取組精度の向上に向けて- 【内部監査の実習】 【グループワークでの意見交換】 つの(①Ch チェンジ ange(変革)・②Ch チャレンジ allenge(挑戦)・③Cr クリエイト eate(創造))で販売品取扱高目標の達成! -1-

JGAP産地リーダー指導員研修会を開催 · 今回の研修会は、10月に開催したJGAP営農指導員基礎研修会の次のステップとなるもので、 生産部会がJGAP基準等をクリアするための取組事項を部会事務局(JA営農指導員=JGAP

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 GAPの取組精度の向上に向けて、JGAP産地リーダー指導員研修会(1月9日、12日)を開催しました。 今回の研修会は、10月に開催したJGAP営農指導員基礎研修会の次のステップとなるもので、生産部会がJGAP基準等をクリアするための取組事項を部会事務局(JA営農指導員=JGAP産地リーダー指導員)として学ぶことを目的としたものです。また、平成30年度から始まる「とちぎGAP第三者確認制度」を活用し、栃木県GAP規範に基づくGAP規準を満たすための部会事務局の役割と実施事項を研修しました。 JGAPの審査員である内田修一氏を講師に迎え、部会におけるGAP管理点(チェック項目)の説明およびJGAPにおける内部監査の取り組み方法の説明を受けた後、ケーススタディを交えてグループワーク等を行いました。また、参加者が部会事務局役と生産者役に分かれ、内部監査の演習を行い部会事務局の役割・業務について、十分に理解を深めました。

 本県JAグループは、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、GAPの取り組み向上を図ることとしており、平成31年度末までに、「とちぎGAP第三者確認制度」のレベルを満たす農場(生産部会)を30農場(生産部会)とすることを目指しています。 JAとしては、次の取り組みを進めていただきますようお願いします。

 ≪生産部会での取り組みパターン≫1.生産部会を対象としたGAP研修会の開催(中央会等からの講師派遣) 2.特定の生産部会を選定し、まずは「農舎の整理整頓運動」から始める。3.モデル的に特定の生産部会を選定し、専門家(コンサルタント)に代表農場を見てもらい、  改善点等のアドバイスを受け、部会員で共有を図る。

JGAP産地リーダー指導員研修会を開催-GAPの取組精度の向上に向けて-

【内部監査の実習】【グループワークでの意見交換】

3つのC(①Chチ ェ ン ジ

ange(変革)・②Chチ ャ レ ン ジ

allenge(挑戦)・③C rクリエイト

eate(創造))で販売品取扱高目標の達成!

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Page 2: JGAP産地リーダー指導員研修会を開催 · 今回の研修会は、10月に開催したJGAP営農指導員基礎研修会の次のステップとなるもので、 生産部会がJGAP基準等をクリアするための取組事項を部会事務局(JA営農指導員=JGAP

 JA栃木青年部連盟は1月16日(火)、栃木県議会農研クラブと懇談会を開催し、同連盟役員やJA青(壮)年部長・事務局ら29名が参加しました。

 冒頭、農研クラブ代表である五十嵐県議から「今日集まったのは農業に意欲的な若手県議会議員(6名)なので、今後の栃木の農業がより良いものとなるよう、忌憚のない意見を聞かせてほしい」とあいさつがあり、それに対して古橋委員長は「国の米政策の見直しにともない、県では園芸品目への転換を推奨しているが、耕種農家にとっては難しいところもある。本日は現場の意見をお伝えしたい」とあいさつしました。

                       まず、五十嵐県議から栃木県農業の重点施策についての説明があり、「米政策の見直しへの対応」「園芸大国とちぎづくり」「国際化への対応」「スマート農業」の4つの項目について理解を深めました。 君嶋副委員長は連盟で作成している「ポリシーブック」について説明を行い、農業の課題とそれに係る行政への提案・要望内容を伝えました。 提案・要望事項のうち、鳥獣害については「縦割り行政の弊害で対応が遅れていたが、鳥獣害は重要な問題であるとの認識が広まってきたため、より柔軟な予算編成を目指したい」と回答がありました。 また、ポリシーブックについては「要望だけでなく、まず自分達で取り組む項目が記載されている点が素晴らしい。取り組んできた内容について実績評価を行い、それを踏まえて行政に提案するとなお良いのではないか」との意見が出されました。  短い時間でしたが活発な意見交換を行うことができ、改めてポリシーブックの「政策・方針集」としての有用性を実感することができました。

JA栃木青年部連盟が県議会議員との懇談会を開催-現場の意見を行政に届ける-

【意見交換の様子】

【あいさつを行う古橋委員長】

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 JA栃木指導員連盟は、1月24日(水)に、全体交流集会を開催し、約40名が参加しました。今年度は、講演会及び分科会を実施しました。 講演会では、(株)オータニ 執行役員 石井敦也氏を講師に迎え、「最新のマーケティングを考える~モノを売る為に私が心掛けていること~」というテーマで講演いただきました。石井氏は現在、店長として活躍されており、現場での経験に基づく、最近の消費動向や、マーケティングとセールスの違い、実際に店舗で商品を売るために行っている工夫等について講演されました。参加者からは、「なかなか聞けない小売り側の話が聞けて良かった」、「今後の業務の参考にしたい」等の声がありました。

 

 分科会では、担当分野ごとにグループ分けし意見交換を行いました。JA自己改革(農業者の所得増大、農業生産の拡大)に関連したテーマをグループごとに設定し、現状と課題、解決策について検討しました。参加者からは、「他のJA担当者と情報交換ができ勉強になった」、「他JAの現状や取組みが聞けて良かった」等の意見がありました。   

 今回の講演会や分科会を通じて学んだことを各JAの取り組みに生かし、JA改革の成果があがることを期待します。

JA栃木指導員連盟全体交流集会を開催-講演会・分科会を通して営農指導の課題を再認識-

【講演会の様子】【講演する石井氏】

【諸課題について意見交換】

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 平成29年度栃木県農業協同組合営農指導員資格認証の1級試験を29年12月22日(金)に実施し、26名が受験しました。 その結果、下記の10名が合格し、中央会会長から認証されました。

平成29年度営農指導員資格認証(1級試験)の結果

<平成29年度営農指導員資格認証1級認証者(10名)>

351

352

353

354

355

356

357

358

359

360

うつのみや

うつのみや

うつのみや

しもつけ

足利

しおのや

しおのや

しおのや

しおのや

しおのや

田 崎 雅 章

増 渕 佑 紀

長 嶋 智 子

佐 藤 潤 哉

河 内 秀 介

室 井 克 之

宮 崎 隆 宏

石 塚 典 史

小山田 麻里子

渡 邊   誠

認証番号 所 属 J A 氏  名

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 1月16日(火)にJA介護保険事業別研究会を開催し、JA介護保険事業担当部課長および担当者ら24名が参加しました。 この研究会は、介護保険事業に従事する担当者が、今後の事業展開について認識を深め、JA介護保険事業の質的向上を図ることを目的に開催しているものです。 全体研修会では、JAふくしま未来 経済部次長の佐々木稔和氏、同介護福祉事業係長の中山智氏を講師に迎え、「自立支援に向けた取り組みと自立支援の概念」と題して講演をいただきました。 続いて、参加者が4グループに分かれて、各JAの現状と課題、解決策などについてグループ討議を行い、講師にアドバイスをいただきながら、情報交換・情報共有を行いました。 全体研修会では、同JAが平成28年6月に起ち上げた「自立支援型介護サービス推進プロジェクト」について説明がありました。ここでは、JA役員をはじめ介護従事職全員が介護保険制度本来の目的である自立支援型介護サービスについて、基本研修、課題解決のための個別研修を受講し「お世話型」から「自立支援型」のサービス提供を全職員が共通認識のもと行っている事例が紹介されました。 グループ討議では参加者から、「自立支援の概念が社会に浸透するためには、自ら取り組むのは勿論、行政による働きかけが今まで以上に必要である。」などの意見がありました。  今後は、この研究会で話し合ったことを基に、関係機関などと連携しながら自立支援型のサービスを実践し、選ばれる事業所となることが期待されます。

JA介護保険事業 事業別研究会を開催

【活発な意見交換を行ったグループ討議】【事業別研究会で講演を行う佐々木講師】

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 女性役員の登用拡大と積極的な経営参画を目指して、1月11日(木)に女性のJA運営参画研修会を開催しました。JAの役職員や女性会会員ら約100人が出席しました。

 髙橋会長は「JA自己改革の最終年であり成果が求められている。農業・農村の現場では女性の役割は大きく、自己改革を進めるにあたって、女性が能力を発揮しやすい環境を整えていかなければならない」とあいさつしました。 JAグループ栃木では、JA栃木県大会で女性の運営参画の数値目標を決定し取り組んでいます。髙橋会長は「いくつかのJAでは目標を達成しているが、研修会を機会にさらに促進してほしい」と期待を寄せました。

 研修では家の光協会のJA教育文化活動専門講師の髙山拓郎氏が「女性のJA運営参画を進めるために」をテーマに講演しました。髙山氏は、JA松本ハイランドで専務を務めた経験をもとに、同JAで女性理事や女性部、女性職員などがメンバーとして活動している「女性参画運営センター」などの取り組みを紹介し、「女性の運営参画のためには、JA総代や青年部などとの交流を通じて、女性自らが自分たちの活動や思いを伝えていくことが大切である」と呼び掛けました。

 本会は今後も研修会等を通じて女性のJA運営参画の取り組みを進めて参ります。

女性のJA運営参画研修会を開催

【講演をする髙山氏】【あいさつを行う髙橋会長】

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 JA栃木女性会は、フレッシュミズ層(20~40代)のネットワークを築くため、1月19日(金)に交流会を開催し、JA女性会の会員や事務局担当職員など27名が参加しました。 この交流会は一昨年から開催しており、交流会の実施については各JA女性会から実行委員を募り、今年度は5名のフレッシュミズ会員で実行委員会を組織しました。 実行委員会では、8月から交流会内容の検討を行い、今回は「真岡市内散策バスツアー」を開催することとなりました。

 交流会では、二宮尊徳資料館や真岡市木綿会館・岡部記念館「金鈴荘」を見学し、昼食時間には自己紹介や全国女性組織や関東甲信越地区のフレッシュミズ交流集会に参加した4名の方の報告を聞くなど、参加者の相互交流を深めました。参加者からは「同じ世代の仲間と率直に意見交換でき有意義だった」「同じJAメンバーを誘って、また見学に来たい」などの声がありました。     実行委員長を務めたJAはが野二宮地区女性会の山中映枝さんは、「近年、フレッシュミズ層のメンバーが減少し、一部の組織では活動が行われてないところもある。このような機会を利用して他JAの方達と親睦を深め、若い人たちの輪を広げていきたい」と話していました。

 中央会は、今後もJA栃木女性会と連携し、1人でも多くのフレッシュミズ層の会員拡大に向けた取り組みを進めていきます。

JA栃木女性会 フレッシュミズ交流会を開催

【参加者全員による写真撮影】

【二宮尊徳資料館で説明を聞く参加者】

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 1月12日(金)、第42回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール栃木県表彰式および祝賀会を開催し、作文・図画の各金賞受賞者と保護者、審査委員等の関係者、約80名が出席しました。 このコンクールは、「みんなのよい食プロジェクト」の一環として、これからの食・農を担う子供たちに、お米、ごはん食、稲作など、日本の食卓と国土を豊かに作り上げてきた稲作農業についての学びを深めてもらうとともに、お米・ごはん食の重要性を広く周知することを目的に実施しているものです。 今年度も県内小・中学校から作文5,825点、図画5,956点と多数の応募をいただき、10月17日に図画、同30日に作文の県審査会を行い、金・銀・銅の各賞と佳作を決定しました。 また、本県の金賞作品を全国コンクールに推薦したところ、全国の応募総数作文54,115点、図画72,539点の中から、作文・図画の両部門で、それぞれ2名が優秀賞に入賞しました。【後掲参照】 なお、本県コンクール金賞受賞者の作品は、作文、図画ともに「推進情報」(表紙、裏表紙裏面)に掲載します。また、作文はラジオ栃木放送で1月12日より、毎週金曜日の7時33分から受賞者自身の朗読で紹介しています。 今後も多くの作品の応募をいただくため、JAのご協力をお願いいたします。

全国コンクール入賞者<作文部門> 優秀賞 佐野市立吉水小学校  4年 飯

いいじま

島 叶か な と

奈人  (JA佐野)     栃木市立寺尾中学校  3年 松

まつもと

本 悠ゆう

花か

   (JAしもつけ)<図画部門> 優秀賞 栃木市立静和小学校  3年 尾

おばやし

林 美み

由ゆ

   (JAしもつけ)     高根沢町立西小学校  6年 小

室むろ

 真ま

凛りん

   (JAしおのや)

第42回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール栃木県表彰式を開催

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Page 9: JGAP産地リーダー指導員研修会を開催 · 今回の研修会は、10月に開催したJGAP営農指導員基礎研修会の次のステップとなるもので、 生産部会がJGAP基準等をクリアするための取組事項を部会事務局(JA営農指導員=JGAP

 JAグループ栃木は1月18日(木)に、「みんなのよい食プロジェクト29」の活動方針に基づき、今年度第2回目となる県下統一街頭宣伝活動を県内各地で実施しました。 このうちJA栃木中央会、農林中央金宇都宮支店、JA全農とちぎ、JA共済連栃木の役職員等44人は、午前8時からJR宇都宮駅西口と東口で、正午からは今回の配布場所に追加した二荒山前交差点と本町交差点付近に分かれて、よい食プロジェクトのシンボルマーク「笑味ちゃん」の法被姿で、歩行者に「おはようございます。JAグループ栃木です。」などと声を掛けながら、笑味ちゃんチラシ入りマスクを配布しました。 本会の猪瀬専務は「県産農畜産物の良さや地産地消の大切さを訴えていきたい」とあいさつし、自ら街頭宣伝活動に参加しました。 この街頭宣伝活動は、次年度についても県下統一活動を実施する予定です。

みんなのよい食プロジェクト29の取り組み-第2回県下統一街頭宣伝活動を実施-

【歩行者にPRのチラシを手渡す猪瀬専務】

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Page 10: JGAP産地リーダー指導員研修会を開催 · 今回の研修会は、10月に開催したJGAP営農指導員基礎研修会の次のステップとなるもので、 生産部会がJGAP基準等をクリアするための取組事項を部会事務局(JA営農指導員=JGAP

 JAグループ栃木は、農林中央金庫が全国で1,000億円の資金を拠出して取組む「農業所得増大・地域活性化応援プログラム」を活用した県域企画応援事業の一環として食育応援事業に取り組んでいます。1月12日(金)に、JA栃木中央会の髙橋会長らが県教育委員会を訪れ、宇田教育長にいちごを贈呈しました。 

 この事業は、県特産品のいちごを県内小・中学校の学校給食に提供し、子どもたちに食への関心を持ってもらい、食を支える農の役割を理解してもらうことが目的です。 今回は県内25市町の小学校369校、中学校154校全てで実施しました。3月までの間に、県内各JAが各市町の教育委員会と連携して各学校に贈ります。               

                     髙橋会長は「県内全域への贈呈が実現してうれしい。50年連続で日本一を続けるいちごを食べてもらい、未来を担う子どもたちに食や農業への関心、郷土を誇りに思う心をもってほしい」などと話しました。宇田教育長は「学校給食でいちご食べることを通して、子どもたちは食への関心を高め、農業の役割も実感できると思う」と謝意を伝えました。

栃木県教育長へのいちご贈呈式を開催-学校給食にいちご贈る-

【いちご贈呈式】

【いちごを試食しながらの歓談】

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 1月12日(金)にJAグループ栃木として、大規模災害統一訓練を実施しました。3回目となる今回は、新たな取り組みとして支店の営業時間に訓練を実施し、7JAでは来店中の利用者に協力してもらい、利用者の安全確保の呼び掛けや、避難誘導なども訓練しました。また、JAビルでは消防訓練もあわせて実施しました。 JAグループ栃木では、大規模災害に備え災害発生時の初動対応や災害発生後の事業継続について、その手順や進め方について「大規模災害への対応方針」を作成しています。

・訓練の前提は、 ①午前10時30分に震度6強の地震が発生、②電話、FAX、携帯電話がつながりにくい状況、③端末機およびATMは使用不可、という状況です。

・訓練の内容は、 ①初動対応訓練として、安全確保・避難誘導(利用者にも避難してもらいました)・安否確認・施設の被害状況確認を行い、②JA災害対策本部の設置・運営、③信用・共済・経済の継続業務訓練を実施しました。また、中央会・連合会では消防訓練(地震による火災発生)後、県域対策本部を設置し、各JA・連合会の人的被害や建物被害、システム障害の状況把握や対応策を協議しました。

・継続業務訓練は、 ①信用事業ではJA自店内のシステムダウン時の貯払いや、他JA貯金者の貯払いについて農林中央金庫と相互連携し訓練(1JA1支店)を実施しました。②共済事業では被災時の中での迅速な共済事故や共済金支払い受付の訓練を実施しました。③経済事業は手書伝票による購買品供給や、米保管倉庫において出庫可能倉庫の確認と米の在庫状況の把握を実施しました。

 統一訓練は、中央会・連合会とJA間、JA本支店間が連携のもと所定の訓練内容を実施することができました。今回の統一訓練を振り返り課題となった事項については、対応を整理し、次年度につなげていきます。 なお、今回の訓練は日本農業新聞をはじめ、下野新聞、とちぎテレビでも取り上げられ、JAグループ栃木の大規模災害対策について、県内に広く情報発信することもできました。

JAグループ栃木大規模災害統一訓練を実施-来店中の利用者にも参加いただきました!!-

【避難する利用者と職員(壬生支店)】 【JAグループ県域対策本部の様子】

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 栃木県協同組合連絡会は、1月18日(木)に協同組合交流会を開催し、県内の協同組合関係者(JAグループ栃木、県生活協同組合グループ、森林組合連合会、労働者福祉協議会グループ)約60名が参加しました。 この交流会は、県内の協同組合関係者同士の交流により相互理解を図り、協同組合の役割を考える場として開催しており、今回で6回目となります。 栃木県協同組合連絡会の高橋武代表から、「われわれ協同組合組織が、地域に根ざした協同組合として更なる協同の輪を広げ、人と地域の絆を深め豊かな暮らしによりいっそう貢献していく必要がある」とあいさつがありました。 今回は、栃木県森林組合連合会の協力のもと、現地研修を実施しました。林業の現状、森林組合の組織概要について研修し、木材価格が木材需要の低迷や輸入材との競合等により長期的に下落し、森林所有者の山離れが深刻であるとのことでした。また、鹿沼木材共販所の施設を見学し、当施設は国内屈指の木材販売量を誇る施設であることを学びました。

協同組合交流会を開催

【林業・森林組合の概要説明】

【木材の模擬入札】

【髙橋連絡会代表のあいさつ】

【木材共販所の施設見学】

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 平成29年度農協職員資格認証試験(特級)の筆記試験を10月16日(月)・17日(火)に、論文試験を12月11日(月)に実施し、下記の18人が合格しました(前年度合格者数11人)。 受験者数62人に対する合格率は29.0%(前年度合格率16.2%)という結果となりました。

認証番号 氏  名 所属JA 認証番号 氏  名 所属JA

507

508

509

510

511

512

513

514

515

小杉 安治

斎藤 圭一

廣田  隆

細川 貴光

小島 良則

狐塚 孝史

梁島 憲一

田沼 正能

梅山 秀紀

か み つ が

か み つ が

か み つ が

か み つ が

は が 野

しも つ け

しも つ け

しも つ け

しも つ け

516

517

518

519

520

521

522

523

524

久保  弘

吉田 雄志

屋代 俊一

深沢 一郎

駒場  武

廣澤  猛

八下田 圭介

森山 健司

大嶋 明彦

しも つ け

お や ま

な す 南

な す 南

な す 南

中 央 会

全農とちぎ

共済連栃木

共済連栃木

特  級 《29年度》

平成29年度農協職員資格認証試験(特級)の結果-「特 級」 の 認 証 者 は18人-

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<JASTEMシステムの基盤更新と今後の予定>

1.JASTEMシステムの基盤更新 JASTEMシステムの基盤更新については、JASTEMセンターの計画に基づき、JAの金融・管理部門、農林中央金庫宇都宮支店、関係ベンダーと連携して県域の対応を進めて参りましたが、平成30年1月9日の稼働により全て完了しました。 これまでの取り組みについて以下の通りご報告するとともに、長期間にわたるご協力に対して改めて御礼申し上げます。

2.今後の予定 平成30年度以降、信用事業に関する全国システム対応として、以下の事項等が予定されていますので、引続きご協力いただきますようお願いいたします。

① JASTEM端末機のウィルス対策ソフトの変更 ・平成30年5~6月  SEP(Symantec Endpoint Protection)からウイルスバスターへの変更

② 第四次全国印鑑システムへの移行 ・平成31年 2~3月 プレ接続試験 ・     7~8月 リハーサルⅡ ・    10~11月 本番移行

電 算 セ ン タ ー ニ ュ ー ス

実施日

H29.3.18~19

4.1~2

4.7~8

4.17~20

5.20~21

6.5~8

7.22

8.26

9.16~18

H30.1.6~8

リハーサル1(3/18はATMサービス停止)

県域事前接続確認試験(ネットワーク等)

県域事前接続確認試験(ネットワーク等)

JASTEM事前接続確認試験(昭島センター)

リハーサル2(5/20はATMサービス停止)

JASTEM事前接続確認試験(バックアップセンター)

JASTEM接続確認試験(昭島センター)

JASTEM接続確認試験(バックアップセンター)

リハーサル3(9/16.17はATMサービス停止)

本番移行(1/6~8はATMサービス停止)

各種試験、ATMサービス停止等参加団体

JASTEM 県センター JA

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日  程 研 修 会 名 対  象  者

JA教育センター主催の 2月・3 月の研修会等の開催予定は下記のとおりです。

※受講申込は、JA栃木教育センターまで。(TEL:028-616-8560 FAX:028-616-8594 E-mail:[email protected]

内部監査士検定試験 受験者

30年度農協監査士試験 受験予定者

県北JAの新入職員

JAに関心のある学生等

県南JAの新入職員

新任理事・監事

県中JAの新入職員

30年度農協監査士試験 受験予定者

30年度農協監査士試験 受験予定者

30年度農協監査士試験 受験予定者

JAに関心のある学生等

30年度農協監査士試験 受験予定者

 2月1日

 2月2日

 2月6日

 2月7日

 2月8日

 2月9日

 2月14日

 2月15日

 2月20日

 3月8日

 3月13日

 3月15日

内部監査士検定試験

農協監査士養成研修会①

新入職員地区別交流会(県北)

JAグループ栃木合同インターンシップ

新入職員地区別交流会(県南)

新任理事・監事フォロー研修会

新入職員地区別交流会(県中)

農協監査士養成研修会②

農協監査士養成研修会③

農協監査士養成研修会④

JAグループ栃木合同就職説明会

農協監査士養成研修会⑤

2 月・3月の研修会開催予定教育センター

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 消費者へ農業理解促進の一環として、下野新聞に毎月1回「ふぉーyou とちぎJAプラザ」を掲載しています。 ここで、アンケートを実施し、紙面に対する感想が寄せられていますので、一部ご紹介します。今後の事業取り組みの参考にして下さい。

【白美人ねぎについて】・白美人は店頭で見かけはするが、まだ食べたことがありません。今回の記事を読み、ネギが嫌いな娘に食べさせてみようと思いました。

・大田原の道の駅に行った時、白美人ねぎを買いました。とてもおいしくてサラダで食べ、ねぎをサラダで食べたのは初めてでした。白美人ねぎが種まきから出荷まで10ヶ月かかるのは、おいしいからですね。また大田原方面に行った時は絶対買います。

・白美人ねぎは軟らかく甘いので子供たちも良く食べてくれます。寒くなる季節にたくさん利用したいです。

・白美人ねぎの歴史、生産の話等とても興味深く拝読しました。よりよく知ることでおいしさが一層深まります。

・笑味ちゃんマークのこの紙面を見るのが楽しみです。白美人ねぎとはとても素敵なネーミングですね。ねぎは地味な野菜ですがなくてはならない食材ですね。

【JAの取り組みについて】・毎回栃木の若手が活躍している様子が見受けられ、県の農業の未来が頼もしく感じています。

・「次代を担う」は、若い就農者が活躍する様子が伺えます。私達消費者にとって、安心できる食材の生産者の取組みが理解できることは、何よりの恵みと実感しています。

・JAおやまの稲葉さんのレタスの話は読んでいて感動してしまいました。これからもがんばっていただきたいです。

・くらしの活動を展開しているJAおやま、「乳和食」の講座が興味深いです。「生活習慣予防講座」も高齢者が多いので大変参考になりますね。

・紙面では明るく元気な生産者さんの顔が見られて、それが野菜にもイキイキ感をうつしているのだなと思います。

~11月18日掲載 テーマ 「JAなすのの白美人ねぎ」特集~

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理事会だより

 平成30年1月11日(木)に第11回理事会が開催されました。

(協議事項)

(1)全国農業協同組合中央会代議員選挙の施行について(案) 

    選挙手続きが承認されました。

(2)県域情報システム基本構想(平成30~39年度)(案)について

    基本構想が承認されました。

(報告事項)

(1)平成29年度上期監事監査指摘事項の回答について

(2)平成30年度共通スケジュールについて

(3)DCキャンペーンに合わせた地元特産品のエキナカマルシェ販売事業について

(4)米政策見直しの対応について

(5)第59回栃木県郡市町対抗駅伝競走大会へのJAグループ栃木の対応について

(6)JAにおける広報活動実施方針の策定について

(7)平成29年度第3四半期仮決算の概況について

(8)JAバンク相談所「相談・苦情の受付対応実績(29年10月~12月)」について

(9)平成29年度第3四半期「JA栃木ヘルプライン」受付対応実績について

(10)平成29年度農協職員資格認証試験の結果について

(11)平成30年度採用職員の内定について

(12)下野新聞JAプラザふぉーyou読者アンケート結果について

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平成30年2月主要行事予定表

全国監査機構

栃木県監査部

電算開発部

電算企画運用部

経営指導部

農業くらし推進部

農業ライン

くらしライン

経営ライン

教育ライン

総務企画部

担い手サポートセンター

経営会議

組合長懇談会

JAグループ合同インターンシップ

理事会

総務調整会議

第3回経営担当者会議

あり方検討委員会幹事会

あり方検討委員会

TACアグリビジネススクール⑨

JA営農農政担当部課長会議

集落営農法人組織交流会

エキナカマルシェ販売(東京駅)

担い手支援セミナー

JA営農指導員実践全国大会

JA全国青年大会

直売所バスツアー(かみつが)

全国家の光大会

報道各社支局長懇談会

家の光記事活用講座③

市町農業再生協議会担当者会議

JA営農農政担当部課長会議

農業政策研修会

JA農産物直売所担当者検討会

JA農産物直売所診断報告会

生産履歴システムプロジェクト

内部統制運用確認

 足利支所等再編検討会

経営者研修会

内部統制運用確認

企画管理担当部課長会議

決算税務担当者研修会

自己改革・全中との意見交換

上都賀厚生連長期経営改善対策委員会

内部監査担当者研修会

内部統制運用確認

内部監査士試験

監査士養成研修会①

新入職員地区別交流会①(県南)

JAグループ合同インターンシップ

新入職員地区別交流会②(県北)

新任理事・監事フォロー研修会

新入職員地区別交流会③(県中)

監査士養成研修会②

監査士養成研修会③

IBMシステム研究会

しもつけ・しおのや期中監査Ⅲ

しもつけ・しおのや期中監査Ⅲ

会計士との検討会(会計制度)

会計士との検討会(期中監査Ⅲ結果)

下期全監事研修会

検査・監査検討会

期中審査会

リスクアプローチ監査(会計士)打合せ

期末監査Ⅰ(現金実査・棚卸立会)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28

木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水

IBMシステム研究会

担 い 手 同 行 訪 問 / 記 帳 代 行  決 算 処 理G A P 推 進 ・ 30 年 産 米 政 策 の 推 進

内 部 統 制 運 用 評 価

1 月 月 次 処 理期 中 Ⅲ 取 り ま と め

総 合 ポ イ ン ト 法 人 の 利 子 割 ( 利 子 税 ) 廃 止 に 伴 う 対 応 ・ 当 座 貸 越 ( 融 資 型 ) 取 扱 開 始 に 伴 う 対 応 ・ 食 材 く ら し の 宅 配 便 要 望 対 応

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平成30年3月主要行事予定表

全国監査機構

栃木県監査部

電算開発部

電算企画運用部

経営指導部

農業くらし推進部

農業ライン

くらしライン

経営ライン

教育ライン

総務企画部

担い手サポートセンター

下野新聞社主催企業説明会

経営会議

宇大主催企業説明会

監事会・理事会

JAグループ合同就職説明会

帝京大学主催企業説明会

臨時管理職会議・企画会議

総務調整会議

内示

臨時総会

青年部ポリシーブックにかかる

県連役員との意見交換会

TACアグリビジネススクール⑩

土地利用型農業技術講習会

女性会役員・事務局合同会議

食と農を考えるフォーラム

監査士養成研修会④

JAグループ栃木合同就職説明会

監査士養成研修会⑤

期末監査Ⅰ(現金実査・棚卸立会)

常勤監事会議

うつのみや・しもつけ・佐野 期末監査Ⅰ

 かみつが・足利 期末監査Ⅰ

かみつが・足利 期末監査Ⅰ

はが野・しおのや・なすの期末監査Ⅰ

 おやま・なす南期末監査Ⅰ

はが野・しおのや・なすの期末監査Ⅰ

おやま・なす南期末監査Ⅰ

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土

購買オペ研①

貸出オペ研①

担 い 手 同 行 訪 問  /  記 帳 代 行  加 入 者 推 進 ・ 月 次 処 理

G A P 推 進 ・ 30 年 産 米 政 策 の 推 進

2 月 月 次 処 理

税  務  申  告  相  談  会J  A  巡  回

総 合 ポ イ ン ト 法 人 の 利 子 割 ( 利 子 税 ) 廃 止 に 伴 う 対 応 ・ 当 座 貸 越 ( 融 資 型 ) 取 扱 開 始 に 伴 う 対 応 ・ 食 材 く ら し の 宅 配 便 要 望 対 応

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<栃木労働局からのお知らせ>

【家内労働委託状況届の提出は4月30日まで】 家内労働者へ内職等を委託している事業主は、家内労働法による「委託者」になりますので、「委託状況届」の提出が必要です。 これは毎年4月1日現在の家内労働者数等について、労働基準監督署を経由して栃木労働局に届け出るものです。 用紙は最寄りの労働基準監督署または、栃木労働局ホームページ(各種法令・制度・手続→家内労働関係→家内労働委託者のみなさま)からダウンロードできますので、労働基準監督署に4月30日までに提出してください。 なお、家内労働法にいう「家内労働者」とは、物品の提供を受け、他人を使わず自己ひとり、または同居の家族だけで物品の製造・加工に従事し、工賃を得ている人をいいます。 したがって、宛名書きのような事務の代行、ホームページの構築などの物の加工を伴わない委託は原則として該当しません。 詳しくは、栃木労働局労働基準部賃金室(電話:028-634-9109) または、最寄りの労働基準監督署にお問い合わせください。 また、栃木労働局のホームページもご活用ください。 (http://tochigi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/)

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 JAグループ栃木では、2019年就職希望者を対象に合同就職説明会を開催します。当日は、栃木県内のJA・連合会、関連会社など15団体が参加します。 栃木県内のJAが一堂に参加しますので、各団体の情報を一度に知ることができるチャンスです!

<参 加 予 定 団 体 >○県中地区:JAうつのみや JAかみつが JAはが野 ○県南地区:JAしもつけ JA佐野  JA足利 ○県北地区:JAしおのや JAなすの  JAなす南○JA連合会・関連会社:JA栃木中央会、農林中央金庫宇都宮支店 JA全農とちぎ JA共済連栃木 (株)JAエルサポート (株)JAグリーンとちぎ【説明会の進め方】 〇 午前の部、午後の部の2回実施します。 〇 最初にJAに関する共通説明(JA組織・事業など20分)を行います。 〇 共通説明の後、希望する団体を訪問していただきます。訪問回数は午前・午後とも  3回で、訪問時間は1団体当たり30分です(時間を区切って実施します)。     問い合せ先:JA栃木中央会 JA栃木教育センター TEL:028-616-8560                          E-Mail:[email protected]

平成30年3月13日(火)○時 間:【午前の部】受付9:45~    【午後の部】受付12:45~       説明会10:15~12:30        説明会13:15~15:30 

○会 場:「マロニエプラザ」大展示場  宇都宮市元今泉6-1-37  【アクセス】JR宇都宮駅から徒歩約15分 <公共交通機関をご利用下さい>

2019年度採用JAグループ栃木合同就職説明会

マイナビ2019 「JAグループ栃木」から事前予約、または当日自由参加!

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第42回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール

作文の部 金賞受賞作品

「きょうのごはんはしんまいだぞ」

茂木町立中川小学校 1年 小林 えみる さん

 「きょうのごはんはしんまいだぞ!」わたしもにっこり、おとうともにっこり。かぞくみん

ながにっこりする一にちのはじまりだ。

 わたしのうちは、八にんかぞく。ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん、おじいちゃ

ん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、わたしにおとうと。みんなごはんがだいす

きだ。

 たうえやいねかりのきせつには、かぞくだけでなく、しんせきのおじさん、おばさんも

あつまり、みんなでおいしいおこめをつくるためにあせをかく。それいがいはずっとひ

いおじいちゃん、ひいおばあちゃんたちがおこめをまもってくれている。

「ことしからは、たんぼにはいってもいいぞ!」

 きょねんまでは、なえはこびのおてつだいとおちゃだしのおてつだいだけだった。

ことしはついに、たんぼのなかのおしごとをさせてもらえた。おじいちゃんがたうえき

でうえたあとに、いねかりのときかりやすいように、まがっているところをなおしたり、す

きまがあるところになえをうえたりするのだ。にゅるにゅるにゅるーとあしのゆびにはい

るつちは、なんだかくすぐったい。たんぼにはいると、わたしもなんだかおとなになっ

たきぶん。

 いま、おうちからみえるたんぼでは、いねがぐんぐんのびている。いっぱい、たいよ

うさんからげんきと、たくさんのおみずをのんで、おおきくなあれ。そして、ことしのあき

は、わたしが「きょうのごはんは、しんまいだよ!」っていうばんだ。

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 今回はJAバンク栃木の取り組みを紹介します。JAバンク栃木では、①「農業所

得増大・地域活性化応援プログラム」の運営、②JAが営農経済事業に全力投球で

きる環境整備、③農業と地域・利用者をつなぐ金融サービスの提供の3つを柱とする

「JAバンク自己改革」を策定し、実践を進めています。

 まず、JA店舗へのオンラインキャッシャ(窓口現金処理機)導入を行っています。

29年9月末で県内の信用事業を営む114店舗全てへの導入が完了し、現金事務の

堅確化や窓口事務の効率化とともに、利用者の利便性や信頼の向上に繋げていま

す。

 また、農業と地域・利用者をつなぐ金融サービスの提供として、中山間地域への移

動金融店舗の導入を進めています。金融サービスに加え、農産物・生活必需品の販

売も行い、地域の生活インフラとして貢献しています。

 JA直売所活性化の取組としては、対象の直売所で、JAカードを利用すると5%の

割引を受けられる施策を実施しています。直売所利用者の拡大による直売所売上

高の増加、生産者の所得向上に貢献できるよう取り組んでおります。JAのガソリン

スタンドでもJAカード利用で値引きがあります。

 このような様々な取り組みを通して、「農業者の所得増大」や「地域の活性化」を

応援していきます。

(JA栃木中央会)

JA自己改革一口メモ~⑪自己改革の取り組み(JAバンク)~