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1 平成29年度(平成28年度分)都市計画マスタープラン進行管理報告書 1.はじめに 都市計画マスタープラン(以下、「都市マス」という。)の実現のため、毎年、関連する事務事業評価 により進捗状況を把握するとともに、5年ごとに取り組み結果や進捗状況の点検を行うこととしていま す。 平成28年度分の進行管理として、取り組み内容や現在進めている主な事業報告の他、前回の点検(平 成25年度)後の事業費、人件費をグラフで示し、その傾向や方向性が把握できるよう、報告書にまと めました。 また、別添の都市マスと事務事業を関連付けたロジックツリーにより、日頃行っている事業が都市マ スのどの分野に関わりがあるのかを確認し、この報告書でその分野の傾向を把握していただきたいと考 えています。 2.都市マスに関連する事務事業について ロジックツリーに掲げた都市マスの分野別方針 ごとの事業数は右のグラフ「図-1」のとおりです。 都市マスに関わる事務事業は、延べ178事業に およびますが、現に各分野別方針に重複していること を踏まえると、実際には93事業となっています。 各事務事業評価の詳細な内容及び結果については、 各事務事業評価表をご覧ください。 3.都市マスに関連する事業費・人件費について 【事業費】 分野別方針ごとの事業費は、「図-2」、「表-1」、 平成29年度の財源内訳は「図-3」、「表-2」の とおりです。なお、平成29年度については予算額 を掲載しています。 ≪土地利用≫ ○適正な土地利用を図るための規制誘導や、 良好な街づくりを行うため、地域の方々と 共に計画的な市街地形成やルールづくりを 進める事業が行われています。 〇渋谷土地区画整理事業、大和駅東側第4地 区市街地再開発事業などの面整備や中央 林間駅周辺の拠点施設整備などの事業も 進められています。 (都市マスへの貢献内容) にぎわい拠点の形成、ゆとりのある都市型住宅 の立地、低層住宅地の保全、良好な相隣関係の 創出が図られます。 (図-1) (表-1:分野別方針事業費) 単位:百万円 分野別方針 H26 (決算額) H27 (決算額) H28 (決算額) H29 (予算額) 土地利用 661 1,762 800 1,140 道路と交通 1,042 1,015 1,297 1,915 防災と防犯 1,086 1,276 2,397 3,502 住宅 17 18 54 454 水と緑の環境 1,782 1,238 1,209 1,211 景観 304 347 392 1,286 (図-2)

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1

平成29年度(平成28年度分)都市計画マスタープラン進行管理報告書

1.はじめに

都市計画マスタープラン(以下、「都市マス」という。)の実現のため、毎年、関連する事務事業評価

により進捗状況を把握するとともに、5年ごとに取り組み結果や進捗状況の点検を行うこととしていま

す。

平成28年度分の進行管理として、取り組み内容や現在進めている主な事業報告の他、前回の点検(平

成25年度)後の事業費、人件費をグラフで示し、その傾向や方向性が把握できるよう、報告書にまと

めました。

また、別添の都市マスと事務事業を関連付けたロジックツリーにより、日頃行っている事業が都市マ

スのどの分野に関わりがあるのかを確認し、この報告書でその分野の傾向を把握していただきたいと考

えています。

2.都市マスに関連する事務事業について

ロジックツリーに掲げた都市マスの分野別方針

ごとの事業数は右のグラフ「図-1」のとおりです。

都市マスに関わる事務事業は、延べ178事業に

およびますが、現に各分野別方針に重複していること

を踏まえると、実際には93事業となっています。

各事務事業評価の詳細な内容及び結果については、

各事務事業評価表をご覧ください。

3.都市マスに関連する事業費・人件費について

【事業費】

分野別方針ごとの事業費は、「図-2」、「表-1」、

平成29年度の財源内訳は「図-3」、「表-2」の

とおりです。なお、平成29年度については予算額

を掲載しています。

≪土地利用≫

○適正な土地利用を図るための規制誘導や、

良好な街づくりを行うため、地域の方々と

共に計画的な市街地形成やルールづくりを

進める事業が行われています。

〇渋谷土地区画整理事業、大和駅東側第4地

区市街地再開発事業などの面整備や中央

林間駅周辺の拠点施設整備などの事業も

進められています。

(都市マスへの貢献内容) にぎわい拠点の形成、ゆとりのある都市型住宅

の立地、低層住宅地の保全、良好な相隣関係の

創出が図られます。

(図-1)

(表-1:分野別方針事業費) 単位:百万円

分野別方針H26

(決算額)H27

(決算額)H28

(決算額)H29

(予算額)土地利用 661 1,762 800 1,140道路と交通 1,042 1,015 1,297 1,915防災と防犯 1,086 1,276 2,397 3,502住宅 17 18 54 454水と緑の環境 1,782 1,238 1,209 1,211景観 304 347 392 1,286

(図-2)

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≪道路と交通≫

○コミュニティバスの運行や自転車通行空間の

整備など、大和市総合交通施策の実現に向け

た事業が積極的に進められています。

○都市計画道路や生活道路を整備する事業が

進められています。

≪防災と防犯≫

○自主防災組織や防災行政無線を充実させる

事業、建築物の耐震化促進、防犯関連事業

が積極的に進められています。

≪住 宅≫

○良好な住環境を形成するための規制誘導、賃

貸住宅へ安心して入居ができるようにするた

めの支援事業が行われています。

≪水と緑の環境≫

○緑化推進や保全、公園整備事業、太陽光発電

や雨水タンクによる貯水・再利用など省エネ

ルギーに関する事業が行われています。

○ゆとりの森整備事業では、さらなる利便性の

向上に向け、整備が進められています。

≪景 観≫

○景観としての緑の保全や文化的資源の確保、

景観ネットワークとしての歩道整備、良好

な景観を進めるための景観形成推進や屋外

広告物対策事業などが実施されています。

(都市マスへの貢献内容) 建物の防災性向上、情報基盤整備、市民による

防災活動推進、防犯の街の形成が図られます。

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

事業費(百万円)

分野別方針財源内訳(H28)

その他

市債

県支出金

国庫補助金

一般財源

(図-3)

(表-2:分野別方針財源内訳(平成29年度予算額)) 単位:百万円

分野別方針 国庫補助金 県支出金 市債 その他 一般財源

土地利用 338 4 621 5 172道路と交通 609 2 848 14 442防災と防犯 992 16 1,992 8 493住宅 142 10 259 2 41水と緑の環境 300 11 237 14 649景観 338 0 700 1 248

(都市マスへの貢献内容) にぎわいのあるまちの景観、水と緑の景観、歴史と文化

を映し出す景観など良好な景観の形成が図られます。

(都市マスへの貢献内容) 自分にあった暮らしが選択できる地域社会、住

宅や住環境の向上が図られます。

(「道路と交通」分野に貢献)

(都市マスへの貢献内容) 徒歩・車いす・自転車での快適な移動、自家用

車の利用抑制、都市間交通の円滑化が図られま

す。

(都市マスへの貢献内容) 水と緑の保全、環境負荷低減、大気の水の循環

の形成が図られます。

バスロケーションシステム

(イメージ)

バスマップ

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【人件費】

分野別方針ごとの、人件費は「図-4」、「表-3」

のとおりです。なお、平成29年度については想

定額を掲載しています。

○毎年、大きな変動はなく職員が事業に携わっ

ています。

○特に、「防災と防犯」、「水と緑の環境」につい

ては、職員が多く携わり、事業を推進してい

る状況です。

○住宅、景観の事業は、市民、事業者に対して

施策誘導する事業が多く、総事業費における

人件費の割合が高くなっています。

4.平成28年度評価報告 及び 今後の方向性

各事務事業は、次の項目に基づいて評価を行っています。都市マスに関連する事務事業の評価結果は

次のグラフ「図-5」のとおりです。

【事務事業の評価項目・評価基準】

評価項目 評価 基準

事務事業の成果 [評価基準]

さらに成果を上げるにはどうしたらよいか。

A 十分成果を上げている。

B 成果を上げる余地が一部ある。

C 成果を上げる余地が多くある。

事業費・人件費 [評価基準]

事業費、人件費は適正か。

A 経費は適正な水準である。

B 経費を節減できる余地が一部ある。

C 経費を節約できる余地が多くある。

市の関与の妥当性 [評価基準]

市が関与する必要性があるか。

A 市が関与する必要性が高い

B 市が関与する必要性が低くなりつつある。

C 市が関与する必要性が低い。またはない。

社会的配慮 [評価基準]

市民参加、情報提供、UD、環境負荷軽減に

向けた取組みは十分行ったか。

A 受益・負担は適正である。

B 一部見直しが必要である。

C 全面的な見直しが必要である。

Z 受益と負担の適正化を求める事務事業ではな

い。

受益・負担の公平性 [評価基準]

受益の公平性と負担の適正性は図られてい

るか。

A 社会的配慮を十分行っている。

B 社会的配慮は行っているが、まだ不十分である。

C 社会的配慮を行っていない。

Z 事務事業の性格上、社会的配慮の評価をする必

要がない事務事業である。

(図-4)

(表-3:分野別方針人件費) 単位:百万円

分野別方針H26

(決算額)H27

(決算額)H28

(決算額)H29

(予算額)土地利用 146 171 179 162道路と交通 208 225 225 243防災と防犯 318 339 366 363住宅 97 94 129 128水と緑の環境 322 323 303 301景観 138 153 141 155

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【事務事業評価結果(図‐5)】

「事務事業の成果」において、各分野共、「評価B 成果を上げる余地が一部ある。」という評価結果が

出ています。評価結果を受け、各分野別方針の今後の方向性は、次のグラフ「図‐6」のとおりになっ

ています。

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【今後の方向性】

「見直しのうえで継続」とする事業が、各分野別方針で見られます。各事業で見直しを行うことによ

って、さらなる成果が上がり、都市マスの実現にもつながると考えます。各分野別方針における主な見

直し内容は次のとおりです。

≪土地利用≫

○開発許可等事業については、法令に基づき、開発許可等の適正な指導や審査を行い、行政サービス

の向上や良好な街並み形成に努めるとともに、本市の街づくりの目標に一致するよう開発事業条例

の見直しを行います。

○農地管理事業については、農業委員会やJAさがみなど関係機関と連携し、継続して利用集積を図

るとともに都市農業振興基本計画の策定について検討を進め、更なる集約化を推進していきます。

≪道路と交通≫

○コミュニティバス運行事業については、コミュニティバス「のろっと」及び「やまとんGO」の運

行を実施するとともに、利用者数の動向を注視しながら、誰もが利用しやすい移動手段になるよう

な取り組みを検討していきます。

○附置義務駐車場指導事務については、指導事務が条例化されたことにより、事業者の街づくりに対

する姿勢も真摯なものとなりました。しかしながら、社会情勢の推移により駐車場の利用状況が大

きく変化していることから、本市の街づくりの目標に一致するよう、条例の見直しに向け検討を進

めていきます。

≪防災と防犯≫

○総合防災訓練運営事業については、市民、市職員一人ひとりが、災害に対して、充分な準備を講じ

ることができるよう、体験型を中心とした訓練を継続し、自然環境、社会情勢の変化及び発災対応

などの内容を組み込みながら、今後も継続実施する必要があります。さらに、より多くの市民が総

合防災訓練に気軽に参加し、防災、減災について考えるきっかけづくりになるような会場づくりが

重要です。

○地域防犯活動支援事業については、平成27年に微増に転じた犯罪認知件数は再び減少したものの、

自転車盗や振り込め詐欺など市民生活に身近な犯罪は増加に転じたことから、今後も警察、防犯活

動団体と連携し、防犯対策、啓発事業を多角的、継続的に行い、市民一人ひとりの防犯意識の高揚

につなげます。

(図-6)

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≪住 宅≫

○建築物の耐震化等促進事業においては、市と業界団体の協働による耐震化促進協議会において、耐

震化の普及や啓発活動を行い、地震に強い街づくりを目指します。また、耐震診断を義務化した耐

震診断義務路線の沿道建築物に対して補助制度を開始したことで、耐震改修への 誘導を行い、災

害に強い街づくりを目指します。火災の延焼を抑える建築物の不燃化や災害時に速やかに避難でき

るよう、不燃化・バリアフリー化に伴う 住宅改修工事費への支援を行い、災害時における市民の

安全確保を図ります。

≪水と緑の環境≫

○再生可能エネルギーのさらなる利用促進に向け、太陽光発電及び太陽熱利用システムの導入支援を

継続して行うとともに、HEMS及びリチウムイオン蓄 電池の導入効果について分かりやすい内

容で周知啓発を行います。温室効果ガス削減の更なる推進を図るため、再生可能エネルギーや省エ

ネ技術の活用について研究していきます。

○緑化施策の企画・調整・推進事業については、緑の基本計画、大規模緑地等保全計画の進行管理に

努めるとともに、「緑のカーテン」については、今後、公共施設への設置から更に多くの一般家庭へ

普及させることを目指します。公園や緑地の現状把握を行うなど、次期緑の基本計画(平成 31 年

度~)の策定に向けた作業を進めていきます。

≪景 観≫

○屋外広告物対策事業については、内規の見直しを行う等、申請の実態に応じた適切な対応を行える

よう継続して業務の見直しを行っています。屋外広告物の継続申請について、引き続き指導してい

くとともに、違反広告物の実態調査の方法について、検討を進めます。

5.平成28年度の主な取り組み

○「中央林間地区街づくりビジョン」(H27年10月策定)に基づく、「公共施設整備基本計画~東

急中央林間ビル3階内~」及び「旧市営緑野住宅跡地施設整備基本計画」の策定(H28年4月)

○耐震改修(簡易耐震診断42件、精密耐震診断35件、耐震改修10件、家具転倒防止6件)

○民間路線バスを含む市内のバス交通を網羅したバスマップの作成やバスロケーションシステムの

導入

○下福田土地区画整理事業(組合施行)の認可(平成28年5月)

○下鶴間山谷南土地区画整理事業(組合施行)の認可(平成29年2月)

○大和駅東側第4地区第一種市街地再開発事業にかかる再開発ビル建築工事竣工(H28年7月)及

再開発組合の解散認可(H29年3月)

○大和市立地適正化計画の策定(H29年3月)

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6.現在進めている主な取り組みの紹介

本市では、現在、様々な事業に取り組んでいます。その事業の一部をご紹介します。いずれも、都市

マスの実現に大いに貢献するものです。

●大和駅東側第4地区市街地再開発支援事業

都市マスへ

の貢献内容

(各分野別)

土地利用 ○中心市街地にふさわしい都市環境の形成が期待できます。

○プロムナードを中心とした回遊性の高い街づくりが進められま

す。

防災と防犯 ○街なかにおける歩行者空間やオープンスペースの創出とともに、

まちの防災性が向上します。

●コミュニティバス運行事業

都市マスへ

の貢献内容

(各分野別)

道路と交通 ○交通の利便性向上を促進すべき地域の解消が図られます。

○駅へのアクセスの円滑化が図られます。

●防災情報システム管理事業

都市マスへ

の貢献内容

(各分野別)

防災と防犯 ○災害時だれもが確実に正確な情報を得ることができるよう情報基

盤整備を進めることにより迅速な情報収集が可能になります。

●建築物の耐震化促進事業

都市マスへ

の貢献内容

(各分野別)

防災と防犯 ○災害時に倒壊や延焼のおそれのある建物の防災性の向上を推進す

ることで、都市の出火、延焼の危険を減少させ被害拡大防止に大き

く貢献します。

○建物が密集している地域における歩行者空間やオープンスペース

の確保を誘導します。

●ゆとりの森整備事業

都市マスへ

の貢献内容

(各分野別)

水と緑の環境 ○緑やオープンスペースとして、都市の貴重な空間を創出します。

7.平成28年度に実施した施策のまとめ

平成28年度の都市マスに関連する事務事業評価では、対象事業の約43%で「見直しの上で継続」

という結果が出ており、担当部署において、改善の実現までつなげることが大切です。

また、約55%の事業で、「現状のまま継続」と評価していますが、改善につながるような良い提言も

見られます。

今後も各事業を進めるにあたっては、都市マスと照らし合わせ、必要に応じて事務の改善を行い、引

き続き、事業を推進していきます。