K5 DB powered by Oracle® Cloud スタートアップ … Cloud Service K5 DB powered by Oracle® Cloud スタートアップ・ガイド～ Welcome メール到着後に必ず実施頂く手順

FUJITSU Cloud Service K5

DB powered by Oracle® Cloud

スタートアップ・ガイド

～ Welcome メール到着後に必ず実施頂く手順～

Version 1.10.6

FUJITSU LIMITED

FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle® Cloud スタートアップ・ガイド

i

Copyright 2017-2018 FUJITSU LIMITED

まえがき

本書の目的

本書は FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle® Cloud(以下、K5 DB(Oracle))の利用開始

にあたって、最初のアイデンティティ・ドメイン管理者（K5 DB(Oracle)の申込請書の「ユーザー名」欄に記載されているユ

ーザー）が実施する作業手順を記載します。

本書は作成時点で提供される機能範囲で記述しております。本書の内容は今後の仕様変更等により変更されうること

をご承知おき願います。

本書の読者

最初のアイデンティティ・ドメイン管理者

商標

Oracle と Java は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。

文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

輸出管理規制

本書を輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等をご確認のうえ、

必要な手続きをおとりください。

お願い

・本書は予告なしに変更されることがあります。

・本書を無断で他に転用しないようにお願いします。

・本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社はその責を

負いません。

・本書に掲載した画面ショットは作成時のものであり、変更される可能性があります。


ii


改版履歴

版数更新日変更箇所変更の概要

1.0.0 2017年 4月 20日 ― 初版

1.0.1 2017年 6月 1日ヘッダー３行表記から１行表記に変更

2.2(4) ダッシュボード画面を最新画面に差し替え

2.3(1) ダッシュボード画面を最新画面に差し替え

2.3(3) 「ユーザーズ・マニュアル」→「ユーザーズ・ガイド」に変更

4.1(3)(4)(5) ダッシュボード画面を最新画面に差し替え

4.3(1), 4.4(4) 「サービス申込番号」→「DB(Oracle)申込番号」に変更

1.10.0

2017年 7月 21日 3.1(7)

サービス・コンソールへのログイン画面を最新画面に差し

替え

1.10.1 2017年 9月 28日 3.1(1)(2)(3)(4)(5)

(6)

K5 ポータルの画面を最新画面に差し替え

3.2 K5 ポータルユーザーズガイドの改版にあわせて

章節を更新

1.10.2 2017年 11月 24日 1 説明内容の訂正、表現見直し

3.2 URL の更新、 K5 ポータルユーザーズガイドにあわせて章

節を更新

4 説明内容の訂正、画面の差し替え

1.10.3 2018年 2月 17日全般用語の統一

1 図の差し替え

3 ３章を新設し、以降の章を繰り下げ

5 説明内容の拡充、用語の統一

参考参考 1 から参考に変更

1.10.4 2018年 4月 19日表紙副タイトルを付記

ⅰ 本書の目的、本書の読者の表現見直し

1.10.5 2018年 6月 12日 ⅰ, 2.1, 4.1, 5 説明内容の見直し

1.10.6 2018年 6月 26日 2 説明内容の見直し、拡充


iii


目次

1. K5 DB(Oracle)利用の流れ .............................................................................................. 1

2. アイデンティティ・ドメイン管理者のパスワード変更 .................................................................. 2

2.1 Welcome メールの確認 .............................................................................................. 2

2.2 アイデンティティ・ドメイン管理者のパスワード変更 ........................................................... 3

2.3 割り当てられているロールの確認 .................................................................................... 7

3. パスワード反映まで 30分待つ ............................................................................................. 9

4. K5 DB(Oracle)のアクセス確認........................................................................................ 9

4.1 サービス・コンソールへのアクセス ..................................................................................... 9

4.2 API連携のための設定 .............................................................................................. 13

5. Oracle Cloud Support へのアクセス確認 ...................................................................... 14

参考 Oracleアカウントの作成 .............................................................................................. 17


1


1. K5 DB(Oracle)利用の流れ

K5 DB(Oracle)の利用までの流れを次に示します。


2


2. アイデンティティ・ドメイン管理者のパスワード変更

K5 DB(Oracle)の利用手続きが完了すると、最初のアイデンティティ・ドメイン管理者(※1)にユーザー名と一時パス

ワードが記載されたWelcome メールが送付されます。Welcome メールの内容を確認後、Oracle Cloud ポータルに

アクセスし一時パスワードを変更してください。

※1：K5 DB(Oracle)の申込請書の「ユーザー名」欄に記載されているユーザーです。

2.1 Welcome メールの確認

Welcome メールは下表の 2通が送付されます。Oracle Public Cloud Services のWelcome メールに対し

て以降の作業を行ってください。Standard Developer Service はオラクル社が無償で提供するサービスで K5

DB(Oracle)では使用しません。

サービスメール件名アイデンティティ・ドメイン作業

対象

Oracle Public

Cloud Services

Welcome to Oracle Cloud. Your Oracle

Public Cloud Services are ready for use.

申込請書の「DB(Oracle)申込

番号」の先頭が英字または先頭 3

桁が英数字に置き換わり、ハイフン

以降が除かれた名前(※2)

○

Standard

Developer Service

Welcome to Oracle Cloud. Your service is

ready.

"developersystem"で始まる名

前

―

※2：以下、具体例です。

DB(Oracle)申込番号:000000000002017-001

アイデンティティ・ドメイン:a00000000002017

Welcome メールを開き、次の情報を確認ください。Oracle Cloud ポータルへのサインイン時など、今後の運用に

おいて次の情報を利用する機会があります。下記のシートに記入し保管するようにしてください。

項目説明

Username アイデンティティ・ドメイン管理者のユーザー名です。申込請書に記載されているユー

ザー名となります。

Temporary Password 一時的に設定されているアイデンティティ・ドメイン管理者のパスワードです。

Identity Domain アイデンティティ・ドメイン名です。上表のアイデンティティ・ドメイン欄に記載の規約で

あることを確認してください。

Username：＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿________

Temporary Password：＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

Identity Domain：＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_


3


以下は送付されるWelcome メールの一例です。

日本語表記のメールが送付される場合があります。また、E メールのフォーマットが異なる場合があります。

2.2 アイデンティティ・ドメイン管理者のパスワード変更

通知されたUsernameでOracle Cloud ポータルにサインインし、Temporary Password を新しいパスワード

に変更します。

(1)Oracle Cloud ポータルのサインイン画面へのアクセス

Welcome メールの「Get Started with Oracle Cloud」をクリックします。


4


(2)ユーザー名とパスワードの入力

Oracle Cloud ポータルのサインイン画面が開きます。2.1 で確認した Username および

Temporary Password を入力し、「サインイン」をクリックします。

(3)新しいパスワードとチャレンジ質問の入力

初回サインイン時、パスワード変更ウィザードが表示されます。次ページの説明に従い、パスワードとチャレンジ

質問を設定し、回答を入力します。アカウントのチャレンジ質問はパスワードを忘れた際に自分でパスワードをリ

セットするために必要です。自分のパスワードをリセットする際は全てのチャレンジ質問に正解する必要があるた

め、設定した内容を控えておいてください。

*印が付けられた項目は入力必須項目です。

①

⑤ ④

② ③


5


項番項目説明

① 旧パスワード 2.1 で確認した Temporary Password を入力します。

② 新規パスワード新しいパスワードを入力します。

[有効なパスワード]

・半角英数字、記号（[]()"\;:@.!#$%&'*+/=?^_`{|}~-）

のいずれかを使用すること

・8文字以上であること

・小文字を 1文字以上含むこと

・数字を 1文字以上含むこと

・大文字を 1文字以上含むこと

③ 新規パスワード

の再入力

確認のために新規パスワードを再度入力します。

④ チャレンジ質問

1～3

チャレンジ質問を次の４つの質問から３つ選択します。

・What is your mother’s maiden name?

・What is the name of your pet?

・What is the city of your birth?

・What is your favorite color?

⑤ 回答 1~3 チャレンジ質問の回答を入力します。

[有効な回答]

・英数字、日本語、記号

（_-+*#$%=()~^|![]@:.,&"'\?<>/;）のいずれかを使用す

ること

・170文字以内であること

(4)設定の送信

画面右上の「送信」をクリックします。


6


Oracle Cloud ポータルのダッシュボード画面が表示されれば、パスワード変更は完了です。


7


2.3 割り当てられているロールの確認

アイデンティティ・ドメイン管理者には事前定義済のアイデンティティ・ドメイン管理者ロール(Identity Domain

Administrator)が割り当られます。アイデンティティ・ドメイン管理者ロールは、アイデンティティ・ドメイン内のユーザー

管理、ロール管理、およびアイデンティティ・ドメイン内のすべてのサービスを管理できるロールです。

アイデンティティ・ドメイン管理者に割り当てられているロールの確認は、Oracle Cloud ポータルの「ユーザー」から

行います。

(1)Oracle Cloud ポータルの「ユーザー」の選択

Oracle Cloud ポータルの右上にある「ユーザー」をクリックします。

(2)「ロールの管理」の選択

ユーザーの一覧が表示されます。アイデンティティ・ドメイン管理者のメニューをクリックし、「ロールの管理」を

クリックします。


8


(3)割り当てられたロールの確認

「選択したロール」の配下に割り当て済みのロールが表示されます。

使用可能なロールが全て与えられていることを確認します。

(4)画面の終了

「取消」をクリックし画面を閉じます。


9


3. パスワード反映まで 30分待つ

パスワード設定が確実に反映されるまで、30分待って以降の操作を実施してください。

4. K5 DB(Oracle)のアクセス確認

アイデンティティ・ドメイン管理者で K5 DB(Oracle)のサービス・コンソールにアクセスし、サービス・コンソール画面が

表示されることを確認します。

4.1 サービス・コンソールへのアクセス

(1)K5ポータルへのアクセス

以下の K5 ポータルの URL にアクセスし、「Login」をクリックします。

URL：https://s-portal.cloud.global.fujitsu.com/

ご利用のブラウザにクライアント証明書が登録されている場合、「Login」をクリックすると次ページのようにダイアログ

ボックスが表示されることがあります。

認証方式として、「証明書＋パスワード」を選択しているユーザーでログインする場合は、対象の証明書が一つ選

択されていることを確認し、「OK」をクリックして次の画面に進みます。認証方式として、「パスワード認証」を選択し

たユーザーでログインする場合は、「キャンセル」をクリックします。

https://s-portal.cloud.global.fujitsu.com/


10


(2)K5ポータルへのログイン

ログイン画面で、契約番号、ユーザー名、パスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

(3)「ご利用 PaaS サービス管理」へのアクセス

画面上部の「管理」→「ご利用 PaaS サービス管理」をクリックします。


11


(4)サービスグループの選択

画面左側のサービスグループ一覧から K5 DB(Oracle)が属するサービスグループの「>」をクリックします。

サービスグループは申込請書に記載されているものになります。

(5)サブサービスグループの選択

サービスグループの下に表示される K5 DB(Oracle)が属するサブサービスグループを選択します。

サブサービスグループは申込請書に記載されているものになります。

(6)サービスの選択

K5 DB(Oracle)をクリックします。


12


(7)サービス・コンソールへのログイン

サービス・コンソールのログイン画面が表示されます。下表の説明に従い、Oracle Cloud ユーザー名および

Oracle Cloud パスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

項番項目説明

① アイデンティティ・ドメイン 2.1 で確認した Identity Domain が表示されます。

② Oracle Cloud ユーザー名 2.1 で確認した Username を入力します。

③ Oracle Cloud パスワード 2.2 で設定した新しいパスワードを入力します。

(8)サービス・コンソールの表示

初回ログイン時、初期設定が行われます。完了するまでお待ちください。

③

②

②

①

②


13


初期設定が完了すると、サービス・コンソールが開きます。

4.2 API連携のための設定

サービス・コンソール以外に K5 DB(Oracle)が提供する API を利用するためには、以下のマニュアルに従い、「クラ

イアント ID」を登録する必要があります。

登録手順については、以下のマニュアルを参照ください。

富士通 > サービス > クラウド・コンピューティング > FUJITSU Cloud Service K5 > ドキュメント

URL：https://k5-doc.jp-east-1.paas.cloud.global.fujitsu.com/doc/jp/service_doc.html

・K5 ポータルユーザーズガイド

3.5.3.2 対応サービスにクライアント ID を登録する

https://k5-doc.jp-east-1.paas.cloud.global.fujitsu.com/doc/jp/service_doc.html


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5. Oracle Cloud Support へのアクセス確認

Oracle Cloud Support へのアクセスには Oracle アカウント(Oracle プロファイル)が必要です。K5 DB(Oracle)の

利用登録が完了すると、本サービスの申込請書にある「ユーザー名」欄のユーザーがアイデンティティ・ドメイン管理者とな

り、かつ最初の CSI(※)管理者として登録されます。

このユーザーが本サービスの利用手続き時点で Oracle アカウントをお持ちの場合は、即時に Oracle Cloud

Support にアクセスできます。これに対して、Oracle アカウントをお持ちではない場合は、以下の事前作業が必要で

す。

Oracle アカウントの有無事前作業

ありなし

なし Oracle プロファイルの作成と有効化

手順の詳細は「参考 Oracle アカウントの作成」を参照ください。

※CSI：Customer Support Identifier の略称です。

オラクル社のナレッジを参照するために必要な ID でアイデンティティ・ドメインごとに発行されます。

Oracle Cloud Support へのアクセスは K5 DB(Oracle)のサービス・コンソールから次の手順で行います。

(1)My Oracle Supportの選択

サービス・コンソールのメニューから「My Oracle Support」をクリックします。

(2)言語の選択

Oracle Cloud Support の認証ページが表示されます。言語は「日本語」を選択し、「サインイン」をクリック

します。


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(3)Oracle Cloud Support へのサインイン

下表の説明に従いユーザー名とパスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。

項番項目説明

① ユーザー名 Oracle アカウントのユーザー名を入力します。

② パスワード Oracle アカウントのパスワードを入力します。

(4)使用条件の確認と同意

My Oracle Support の使用条件を確認し、画面右下の「My Oracle Support使用条件に同意します」

をクリックします。

①

②


16


(5)Oracle Cloud Support へのアクセス確認

Oracle Cloud Support画面のダッシュボードが表示されれば Oracle Cloud Support へのアクセスは成功

です。

My Oracle Support画面のダッシュボードが表示された場合は、画面右上の「Cloud Support に切替え」

をクリックすることで Oracle Cloud Support の画面に遷移します。

(6)マイ・アカウントの確認

画面右上の Oracle アカウント名をクリックし、表示されるメニューから「マイ・アカウント」をクリックします。

サポート ID にはWelcome メールで通知された CSI番号が表示されていること、ロールは管理者になっている

ことを確認してください。


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参考 Oracle アカウントの作成

Oracle アカウント(Oracle プロファイル)をお持ちでない場合は、以下の手順で新規ユーザー登録を行います。

(1)Oracle Cloud Support へのアクセス

サービス・コンソールのメニューから「My Oracle Support」をクリックします。

(2)プロファイルの作成

Oracle Cloud Support のサインイン画面が表示されますので「プロファイルの作成」をクリックします。


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(3)プロファイル情報の入力

「Oracle プロファイルの作成」の各フィールドに適切な情報を入力し、「プロファイルの作成」をクリックします。

*印が付けられた項目は入力が必要な項目です。

(4)プロファイルの有効化

設定した電子メール・アドレス宛てに [email protected]から「お客様のOracleプロファイル・

電子メール・アドレスの確認」というタイトルのメールが届きます。メール内の「電子メール・アドレスの確認」リンクを

クリックすると、プロファイルが有効化されます。


●本書の内容は、改善のため事前連絡なしに変更する可能性があります。

●本書は、無断複写・転写を禁じます。

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