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1 倉敷民商弾圧事件の勝利をめざす №30 (2017/11/2 事務局:〒113-8463 東京都文京区湯島 2-4-4 平和と労働センター 国民救援会内 電話 03(5842)5842 fax 03(5842)5840 禰屋裁判控訴審第1回公判 弁護団申請の浅田意見書を採用、その他の証 人・証拠は不当に却下。判決は1月12日に決定! 禰屋町子さんの裁判の控訴審で第1回公 判が10月27日、広島高裁岡山支部(長 井秀典裁判長)で開かれました。この日、 15都府県から150人の支援者が駆けつ けました。 朝、9時から裁判所前での宣伝行動がお こなわれ、市民に事件の支援を訴えました。 10時10分、清水弁護団長のあいさつを 受け、支援者は大きな拍手で、裁判所に入 る弁護団を激励しました。 弁護団は、午前・午後を通して、3時間 にわたって、400ページの控訴趣意書・補充書の趣旨を弁論しました。また、当初、裁判所は禰屋さんに弁 論の権限がないと言っていましたが、弁護団が強く求めた結果、禰屋町子さんが5分間、迫力ある陳述をしま した。 法廷は201号法廷で、定員は48人。事前に、弁護団、岡山の会などが大きな法廷を繰り返し要求しまし たが、裁判所はこれを拒否して狭い法廷になりました。傍聴できなかった支援者は、午前は、裁判所前での宣 伝と近隣へのビラ配布をおこないました。昼は、名物・倉敷民商の太巻きで昼食をとって、午後は、裁判所近 くの理容会館で午前中の傍聴者から報告を聞き、各地のとりくみを交流しました。 国税査察官報告書の採用は誤り(弁護団の弁論1) 午前中は、法人税法違反について弁護団が弁論しました。 まず、則武弁護士がレジュメを映し出し(パワーポイントを使って)して、一審判決が国税査察官の作成し た報告書を「鑑定書」として採用したことの誤りを、次のように指摘しました。 ①木嶋査察官は鑑定人としての公平性を欠く。 木嶋査察官は法人税法違反の正犯とされる五輪建設を告発した主体であり、捜査機関そのものである。木 嶋査察官は報告書作成にあたり宣誓もしていない。そのため虚偽鑑定罪の制裁もない。 ②木嶋査察官は税法の専門家とは言えない。 木嶋査察官は税務大学校を卒業しているが、税務大学校で学ぶことは鑑定を要するような専門的知識では

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倉敷民商弾圧事件の勝利をめざす №30

(2017/11/2) 事務局:〒113-8463 東京都文京区湯島2-4-4 平和と労働センター 国民救援会内

電話 03(5842)5842 fax 03(5842)5840

禰屋裁判控訴審第1回公判

弁護団申請の浅田意見書を採用、その他の証

人・証拠は不当に却下。判決は1月12日に決定! 禰屋町子さんの裁判の控訴審で第1回公

判が10月27日、広島高裁岡山支部(長

井秀典裁判長)で開かれました。この日、

15都府県から150人の支援者が駆けつ

けました。 朝、9時から裁判所前での宣伝行動がお

こなわれ、市民に事件の支援を訴えました。

10時10分、清水弁護団長のあいさつを

受け、支援者は大きな拍手で、裁判所に入

る弁護団を激励しました。 弁護団は、午前・午後を通して、3時間

にわたって、400ページの控訴趣意書・補充書の趣旨を弁論しました。また、当初、裁判所は禰屋さんに弁

論の権限がないと言っていましたが、弁護団が強く求めた結果、禰屋町子さんが5分間、迫力ある陳述をしま

した。 法廷は201号法廷で、定員は48人。事前に、弁護団、岡山の会などが大きな法廷を繰り返し要求しまし

たが、裁判所はこれを拒否して狭い法廷になりました。傍聴できなかった支援者は、午前は、裁判所前での宣

伝と近隣へのビラ配布をおこないました。昼は、名物・倉敷民商の太巻きで昼食をとって、午後は、裁判所近

くの理容会館で午前中の傍聴者から報告を聞き、各地のとりくみを交流しました。

国税査察官報告書の採用は誤り(弁護団の弁論1) 午前中は、法人税法違反について弁護団が弁論しました。

まず、則武弁護士がレジュメを映し出し(パワーポイントを使って)して、一審判決が国税査察官の作成し

た報告書を「鑑定書」として採用したことの誤りを、次のように指摘しました。 ①木嶋査察官は鑑定人としての公平性を欠く。 木嶋査察官は法人税法違反の正犯とされる五輪建設を告発した主体であり、捜査機関そのものである。木

嶋査察官は報告書作成にあたり宣誓もしていない。そのため虚偽鑑定罪の制裁もない。 ②木嶋査察官は税法の専門家とは言えない。 木嶋査察官は税務大学校を卒業しているが、税務大学校で学ぶことは鑑定を要するような専門的知識では

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ない。裁判所は、6年間の経験を重視しているが、警察官も6年やれば刑事訴訟法に詳しくなるが、それで

鑑定人といえるのか。 ③そもそも鑑定書の体裁となっていない。 自然科学的な鑑定と異なり、税法違反の判断と

いう主観の介在しやすい社会科学的な評価であ る。体裁としても、鑑定項目を限定して、専門的 判断を記載したものではない。 ④内容的にも信用性がない。 一審判決でさえ、報告書の数字の誤記を3カ所 指摘している。 ⑤再伝聞が含まれている。 木嶋報告書の報告書は、他の査察官の報告書を元に作成されており、その他の報告書もさらに別の査察官

の報告書など、まさに“孫引き”“また聞き”資料もあり、法律で禁止されている伝聞証拠である。

法人税違反は成立しない(弁論2) 次に、谷弁護士がパワーポイントを使って、法人税法違反が成立しないとして、次のように一審判決を批判

しました。 ①一審判決は、明らかに弁護団が争ってきた事実を、「争いがない」と誤った認定をしている。 ②I建設が法人税法違反(悪質な脱税)をしているという有罪方向の事情のみを取り上げ、「していないので

はないか」という無罪方向の事情は全く検討も、考慮もしていない。 ③禰屋さんが法廷で30時間近くかけて詳細に主張した内容や禰屋さんの言い分を検討もせず排斥している。 ④I建設の所得金額・脱税額に関しては、原資料ではなく、国税査察官報告書に基づき数値を認定している

が、その査察官報告書の誤記等を一審の裁判所自身が指摘して修正している。 以上にくわえ、谷弁護士は、I建設の脱税問題について、税理士の協力も得たうえで検討した結果を数字

も示し説明し、「I建設には、決算のやり方に間違い等はあったかも知れないが、所得減少の意図はなかった」

と、法人税法違反が成立しないことを明らかにしました。I建設を起訴したこと自体がおかしいということ

が浮き彫りになりました。 ここで午前の弁論を終了しました。

脱税の手助けをしていない(弁論3) 午後は、千田弁護士がパワーポイントを使って、禰屋さんの法人税法ほう助(手助け)が成立しないこと

を弁論しました。 一審判決は、禰屋さんが会計処理に関わっているから有罪とした。しかし過去の裁判例では、会計処理に

関わっただけでほう助とされていない。どういう場合に有罪になっているかといえば、請求書の偽造や架空

口座をつくるなど、所得秘匿行為にかかわっているかどうか。そもそも「たまり」(脱税による不正蓄財)が

ないので、所得秘匿行為もない。また、脱税を手助けした人の「報酬」は、裁判例でいえば1億9千万円の

脱税の事件で1億5千万円もらっている、7億4千万円の脱税事件では4千万円をもらっています。禰屋さ

んにはいっさい利益はありません。裁判所は、民商の特別会費をその対価としているが、I建設の特別会費

が多いかといえば、他の会員よりも少ない。脱税の対価とは言えない。 一審判決は、禰屋さんの手助けについて、I建設の会計担当者(社長の妻)の証言を証拠としているが、

その妻の証言について、その一審判決自身が「(妻の証言の)内容は、①社長との共謀状況、②被告人への依

頼状況、③ほ脱の手段となった売上除外の経緯等具体性を欠く部分が多いことは否めない」と述べているよ

うに信用できるものではない。 さらに、千田弁護士は、この事件は、刑事罰に値する悪質な態様でもないし、生じた結果(ほ脱額)も、

I建設の業務内容を前提とすれば、刑事罰に値するものでもない(可罰的違法性がない)。本来起訴すべきで

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ない事案を、民商弾圧の目的で起訴したものであり、一審判決は破棄されるべきであると主張しました。

税理士法違反はしていない(弁論4) 税理士法違反などについて、清水、鶴見、山本、山﨑、原田各弁護士が、次のように弁論しました。 捜査の過程や禰屋さんの428日間にもおよぶ身柄拘束など、不正・異常な捜査がおこなわれた。今回の起

訴は倉敷民商の弾圧を目的として行われたものである。

一審判決は、申告納税権を「憲法上の権利でないことが明らか」と放言した。しかし、納税者の権利は、納

税者の自主申告によって納税義務が具体的に確定する申告納税制度と不可分の関係にある。 禰屋さんの行為に、納税者の権利の侵害やこれを損なう実質的おそれが認められるのか。中小零細業者が税

務という専門的知識を得るためには倉敷民商のような組織・事務局体制が必要である。禰屋さんの行為は、倉

敷民商会員の権利を守るためのものであって私的な利益を図るためのものではない。禰屋さんの行為によって

倉敷民商会員の権利・利益は何ら侵害されていない。税理士法違反が成立する余地はない。

禰屋町子さんが迫力ある陳述 弁護団の弁論につづいて、禰屋町子さんが陳述に立ちました。禰屋さんは「私は無罪です。」と迫力ある弁論

をおこない、「公正・公平を欠く審理から、真実は発見できません。正に、原判決は公正・公平を欠く審理によ

って、誤った判断をしたのです。…高等裁判所においては原審の不公平・不公正を正し、原判決を破棄してい

ただきたい。私は、無罪です。」と締めくくりました。(全文は添付します)

裁判所が浅田教授の意見書を採用 弁護側の弁論が終了した後、検察側は「答弁書のとおりです」と述べただけです。 最後に、裁判所は、弁護団が求めていた証人・証拠の採用について判断しました。裁判所は、査察官報告書

の問題点を指摘した浅田和茂・立命館大学教授の意見書を採用しました。しかし、それ以外の証拠・証人は不

当にも採用せず、結審しました。そして1月12日に判決を言い渡すことを決めました。

浅田意見書の採用は成果 公判終了後、報告集会が理容会館で開かれました。 清水弁護団長から公判の概要が語られました。その

なかで、浅田教授の意見書が採用された点について、

「査察官報告書が一審判決の基礎になっているので、

高裁が「査察官報告書は証拠に出来ません」という判

断をすれば、審理をもう一度、岡山地裁に差し戻すこ

とになります。差し戻すとなれば、その他の証拠につ

いて取り調べることが意味を成さなくなってしまい

ます。弁護団としてはすべての証拠を採用しないと判

断すれば、裁判官を忌避(この裁判からはずれる)す

ることを考えていましたが、最大のポイントである鑑

定書についての浅田意見書が採用されたので忌避は

しませんでした。今日はたくさんの人が傍聴されたこ

とが裁判官にもわかったので、1月の判決では大きな法廷をつかうことになりました」と説明がされました。 また、山崎弁護士は、「傍聴し弁論を聞かれた方は無罪を確信されたと思います。確信に満ちた弁論でした。

長年弁護士やってきたがこれほどすばらしい弁護は初めてです。裁判所が意見書を採用しましたが、それはこ

れまでの署名やハガキなどが力になりました。判決にむけてさらに要請を強めていただくようお願いします」

と述べました。

無罪判決めざし、さらなる運動を

すべての証人・証拠は採用しなかったことは不当ですが、弁護団の奮闘と全国の支援で、一審判決の最大の

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問題点である木嶋査察官報告書を批判する浅田意見書の採用を勝ちとったことは大きな成果です。この意見書

と弁護団の控訴趣意書、禰屋町子さんの訴えを、裁判所が真摯に受けとめ、十分審理をすれば無罪を勝ちとる

ことは可能です。 全国連絡会では、このような情勢をうけて、新たな無罪署名、無罪ハガキを提起します。ぜひ全国の支援者

のみなさんのご協力をお願いします。

小原・須増裁判 最高裁署名が10万名を突破! 10月19日、最高裁で小原・須増裁判の宣伝要請行動が行わ

れました。

雨の中、地元岡山からは小原さんをはじめ救援会岡山県本部、

県商連、倉敷民商支える会から4名、全商連、東京、神奈川、千

葉などから25名の合計29名が参加しました。

最高裁前で午前8時15分から宣伝行動、10時から16名が

最高裁に入り、小原・須増裁判について、口頭弁論を開き、公正

な審理で無罪判決を要請しました。

最高裁に上告趣意書を提出して1年4ヶ月、全国での支援が広

がり、この日提出した個人署名は4552名、累計で10万18

64名。団体署名3団体、累計807団体。個人署名は当面の目標とした10万名を突破しました。

<マルサが語る倉敷民商弾圧事件の集いに参加を> 倉敷民商弾圧事件全国連絡会は、

11月18日(土)午後1時半よ

り、東京・市ヶ谷の全教会館にお

いて、マルサ(元国税査察官)が

語る倉敷民商弾圧事件の集いを開

催します。

映画「マルサの女」(伊丹十三監

督、1987年)は、マルサ(国税

査察官)が悪質な脱税を摘発する姿

をコミカルに描いて評判になりまし

た。そのマルサから見ても、今回の

倉敷民商弾圧事件は異常だと、元マ

ルサの大津学さんは指摘していま

す。大津さんが国税庁で26年間勤

務し、退職後税理士となり、国税調

査を題材にした著書「脱税秘録」

(光文社)などを執筆し、テレビ、

週刊誌などで活躍しています。

その大津さんが記念講演を行い、

弁護団などとシンポジウムも行います。

貴重な話が聞けるのではないかと、

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10月1日、岡山県真庭市で、「倉敷民商弾圧事件を支援する真庭の会」が結成されました。結成総会では禰

屋さんが訴えました。

岡山では、倉敷、岡山、津山、玉野に続いて5番目の支援する会です。

10月3日、倉敷民商弾圧事件勝利を勝ち取る福岡の会と国民救援会福岡県本部は

福岡市天神パルコ前で宣伝活動を行いました。12時15分から午後1時まで、6名

が参加しました、数筆ですが署名の協力もありました。

10月7日、国民救援会豊川支部大会が45名の参加で開かれ、記念講演で倉敷民

商弾圧事件について禰屋町子さんが逮捕・勾留の状況や裁判について話をしました。

また愛知の会の星野事務局長が「事件の発端と経過・本質」について報告しました。

東京の会は、禰屋裁判の第 1 回公判に連帯して、全都での宣伝活動をよびかけ、都内5カ所で宣伝行動が行

われました。

<多摩北ブロック>

10月23日正午より久米川駅南口で、清瀬久留米、西東京、

東村山、武蔵村山、東大和の各民商から7人が参加しました。1

人ずつリレートークを行いました。お昼時間で人が行き交う時間

帯で約100枚のチラシを撒きました。

署名に協力してくれた商工新聞の読者は「本当にひどい事件。

悪くないからこそ勝ってほしい」と話しました。署名は6人分集

まりました。東大和民商の橋口昭彦会長は「私だけでも30枚を

配れた」と話し、参加者から「これからも続くたたかいに今日の

成果を力に、運動を広げよう」という声が出ました。

宣伝中「(倉敷民商弾圧事件は)共謀罪の先取りの事件である」

と訴えると、自称・右翼を名乗る男性から「民主主義国家にあるまじき事件。思想が『右』であろうが『左』

であろうが、民主主義だからこそ間違ったことは間違いだと言える世の中でなくてはならない。だからこそ思

想は違えど頑張ってほしい」と対話が弾みました。(チラシを受け取って、近くでずっとリレートークを聞いて

いました。署名をお願いすると、考えが右だから署名は応じられないが、ひどい事件だと言われました。これ

この集いへの期待が高まっており、地元岡山からは小原・須増・禰屋さんを先頭に10名の目標で参加を

取り組んでいます。

多くのみなさんの参加をよびかけます。

各地の動き

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から行く靖国神社で裁判の必勝を願ってくるとも話していました…。)

<北部ブロック>

10月23日午後3時より池袋駅西口にて、板橋、北、豊島、

練馬の各民商、全商連、国民救援会支部等から15人が参加し

ました。強いビル風が吹くなかでの宣伝でしたが横断幕などを

見て注目している人はいました。

60代女性「演説ももちろん良いけど、『無罪なのに裁判に掛

けられた事件』って言われた方が分かりやすい。428日間も家

族に会えなくて辛かったでしょう」、70代男性(元寿司屋)「税

理士に相談できない業者だっているんだ。仲間や同業者と聞いて

何が悪いんだ」など対話が弾みました。8人分の署名が集まりました。

100枚のチラシを撒き、参加者からは「風がなければもっと署名もチラシも数が伸ばせただろう」「皆にも

っと事件の真相を知ってもらうために訴え続けよう」と感想が述べられました。

<世田谷3民商>

23日、世田谷、玉川、北沢の各民商、国民救援会世田谷支部は、松陰神社前で10人で宣伝行動に取り組

みました。署名は集まりませんでしたが、「どんな事件なんですか?」と商店街の通行人から質問が出されたり、

建物の工事現場から作業員が出てきてチラシを受け取ってくれるなど関心の高さを実感しました。わずか30

分の宣伝で100枚のチラシを配りました。

<多摩東ブロック宣伝>

27日、三鷹、立川、小金井の各民商の5人で宣伝行動。180枚のチラシを配り、署名は3人分集まりま

した。

<東部ブロック>

10月26日、JR 錦糸町駅前で宣伝行動を行いまし

た。 参加者は、江東、江戸川、墨田、台東の各民商、救援

会・江東、墨田、江戸川支部、東京都本部など合計14

名でした。ハンドマイクで宣伝しチラシを配りました。

立ち止まってチラシを受けとりに来る人もいました。宣

伝後、有志で民商会員の店で交流会を開きました。

無罪を勝ち取る愛知の会は、総会を11月26日(日)に、労働会館東館ホールで開きます。

総会には、禰屋町子さん、則武弁護士が参加します。

神奈川の会は、12月14日(木)に建設プラザで総会を計画しています。則武弁護士に記念講演をお願い

しています。

今後の裁判などの日程

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午前8時15分から最高裁西門で宣伝行動、午前11時より要請行動を行います。

午前8時15分から最高裁西門で宣伝行動、午前10時より要請行動を行います。

★ お願い=要請を希望される方は事前にご連絡を

要請参加を希望する人は事前に全国連絡会(事務局・国民救援会中央本部・電話03-5842-5842、FAX03-5842-5840)に連絡をお願いします。希望者が多い場合は調整することがあります。