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Moody's Default & Recovery Database (DRD)
cReDit ReseaRch & Risk MeasuReMent
リスク管理実務や予測モデルの開発にムーディーズの精緻なデータを
ご利用ください
今日のような未曾有の市場環境において、リスク管理の重要性は一段と高まっています。正確な情報に基づいた決定を下し、予測
モデルを構築する際に実証性のあるデータを使用することは、以前にも増して困難となっています。
ムーディーズのDefault & Recovery Database (DRD) は、クレジットリサーチや自社モデルの構築を目的に設計されています。DRD
は、今日有意なデータを容易に選択でき、また十分な検証が可能です。DRDはお客様のニーズに合わせてカスタマイズされた結
果を作成でき、お客様の導いた結論にヒストリカル分析による信頼性を与えます。
DRDには1920年以降のデフォルト・データが収録されているため、景気循環の各段階におけるデフォルト発生の変化を確認できるだけでなく、どのような要素がデフォルトの要因(引き金)となったかを特定することができます。
2 Moodys AnAlytics Default & RecoveRy Database
Moody's Default & Recovery Database (DRD)
ムーディーズのDefault & Recovery Database (DRD) とは
包括的なデータセット
お客様のニーズに関連したデータを抽出しながらも、十分な観察に基づいた有意な結果を生成できます。
» 広範囲のデータセット: 417,000以上の個別債務証券。企業およびソブリンの両方をカバー。1920年以降のデフォルト履歴を収録。
» 柔軟性: CUSIPやSICコード等のユニバーサル識別コードを使用。プライマリー・キーにより複雑なクエリー化が可能。負債の種類、格付の種類、地域に加えフラッグ毎にも分類可能。
» 精緻性: 銘柄レベルでのすべての格付履歴。格付アウトルックおよびウォッチリスト・データ。外部支援を示唆する信用補完/支援データ。破綻分類およびテキスト記述。
» モデルへのインプット: デフォルト30日後のプライシング。発行体および証券レベルでの格付の変化。信用サイクルのすべての段階のデータ。
» 回収率の計算に対する複数のアプローチ: 実質回収価格(セトルメント手法)、取引価格手法、流動性イベント手法。
» 透明性: 当初の担保内容や、決済方法の詳細、アナリストのコメント等、回収率の予測の背景となった根拠や出来事、想定に関連した情報。
バーゼルⅡを含む規制コンプライアンス・ツール
デフォルト確率を正確に予測することは、最低所要自己資本の決定や正確な内部格付プロセスの開発、そして信用リスク評価の標準
化アプローチを確立するために必要不可欠です。
ムーディーズのDRDは、デフォルト確率、デフォルト時損失率、そして総期待損失を正確かつ個別に予測するために必要なデータを
提供します。
PDおよびLGDに関する3つの統合データセット
» ムーディーズのDefault & Recovery Database (DRD) には、ムーディーズの現在および過去の格付に加え、ムーディーズのアナリストがムーディーズの年次デフォルト・スタディを実施するために使用しているデータ、そしてムーディーズのアナリストがムーディーズの
デフォルト時損失格付手法を作り、精緻化するために使用しているデータの3つが統合されたデータセットが収録されています。
3Moodys AnAlytics Default & RecoveRy Database
ムーディーズのDefault & Recovery Database (DRD) はデフォルト確率を決定
するためのベストツールです » ムーディーズのDefault & Recovery Database (DRD) は、ムーディーズの格付に正確な期待リスクを反映するために使用されるなど、ムーディーズの中核事業と直接結び付いています。ムーディーズには、常に発展する市場と整合的な基準を維持するため格付
プロセスの整備に特化した専門チームがいます。彼らは、DRDのデータを直接扱い、ムーディーズの格付を精緻化するための革新
的な方法を日々考えています。高度な正確性が要求されるこのような専任アナリストは、常にDRDデータの質改善に取り組んでい
ます。ムーディーズのDRDをご利用になれば、ムーディーズの格付基準を設定している専門チームと同じデータへのアクセスが可
能となります。
お客様は自身のニーズに合ったデータ抽出のために生データを購入されます。このようなニーズに合わせ、ムーディーズは、真の汎
用性を実現したリソースを目指してDRDを設計しました。
» プライマリー・キーにより、ユーザーによるテーブル間の関係構築や、複雑なクエリーの実行が可能。
» CUSIPやSICコード等のユニバーサル識別子を採用しているため、外部のデータソースの利用が容易。
» 負債や格付の種類と地域の各分類に加え、格付変更の程度、方向性、理由を示唆するフラッグにより、よりフォーカスしたデータ分析が可能。
ムーディーズのDRDは、格付遷移、デフォルト確率、回収率の全体像を提供し、一般的に他社のソースにはないデータポイントを提
供します。
» 銘柄レベルでの完全な格付履歴データ
» 中期の格付変更の潜在的な方向性を示唆する格付アウトルックデータ
» 近い将来に格付変更となる可能性が高い発行体が掲載されたウォッチリスト・データ
» 外部支援を示唆するクレジット・エンハンスメント(信用補完)データ
» 破綻分類とデフォルトを取り巻く状況のテキスト記述
データ・サンプルムーディーズのDefault & Recovery Database (DRD) の汎用性を直接体験して頂けます。個別デモンストレーションをご希望の場合は、
ムーディーズの担当営業までご連絡下さい。
Copyright © 2012, Moody’s Analytics, Inc. All Rights Reserved.
御連絡先
moodysanalytics.comをご覧になるか、下記の事業所まで御連絡ください。
ムーディーズは他にどのようなプロダクトを提供していますかDefault & Recovery Database (DRD) の関連商品として、下記のようなプロダクトをご用意しています。
目的 プロダクト名
主要なデフォルト、回収率のモニタリング Monthly Default Report
経済シナリオに基づいた格付変更やデフォルト率の予測 Credit Transition Model
発行体およびその業界に対する徹底的なリサーチ Leveraged Finance Service
セクター、地域別の格付遷移とデフォルト率の分析 Credit Risk Calculator (CRC)
格付変更の予測や非格付企業の格付の予測を目的とした調整後の
財務データの参照や主要な財務比率に対するストレス付与Financial Metrics(FM、フィナンシャル・メトリクス)
格付変更やデフォルトを予測するための市場に準拠した要素の活用 Market-Implied Ratings (MIR)
債務者およびファシリティデータの収集、分析、保存
ローンのストラクチャリング、内部格付モデルにマッピング可能なEAD、
LGD、EL予測の作成
Risk Analyst
ハイイールド債の信用力評価に関する知識の習得 Credit & Risk Training (High Yield Credit Analysis)
非常に定量的なホライズン独立モデルを活用した格付企業および
非格付企業のLGD予測Moody’s LGD Model
ムーディーズ・アナリティックスについてムーディーズ・アナリティックスは、世界各地の資本市場と信用リスク管理の専門家の皆様が、変化する市場環境に自信を持って対応できるよう支援致します。当社は信用分析、経済リサーチ、財務リスク管理における専門性と経験を活かして、リスクの計測および管理のための独自ツールやベストプラクティスを提供しています。ムーディーズ・アナリティックスは、最先端のソフトウェア、アドバイザリー・サービス、そしてムーディーズ・インベスターズ・サービスの独自分析を含むリサーチを提供する上で、これらのプロダクトやサービスを統合/カスタマイズし、お客様の個別の事業課題に対応するソリューションを提供致します。
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