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取扱説明書 このたびは、ローランド・デジタル・ピアノ MP-60 をお買い上げいただきまして、誠に ありがとうございます。 主な特長 豊かな響きと幅広い表現力を持つピアノ音色 ハンマーが弦をたたく音までもリアルに再現するステレオ・サンプリング・ピア ノ音源を採用し、高品位なコンサート・グランドピアノの音色を実現しています。 最大同時発音数 64 音で、ペダルを多用した演奏にも余裕で対応できます。 グランドピアノの弾き心地を追求 低音域は重く、高音域は軽く、グランドピアノのタッチを再現したハンマー・ア クション鍵盤を採用。 また、十分な踏みごたえと、きめ細かな演奏表現を実現するペダルを採用してい ます。 豊かな音楽性を育てる多彩な練習支援機能 メトロノーム機能はもちろん、片手ずつの演奏を簡単に確認できる「2 トラック・ レコーダー」など、電子ピアノならではのピアノ・レッスンを体験できます。 65 曲のピアノ曲を内蔵 クラシックのピアノ曲を中心に、リスニングにもレッスンにも使える曲を内蔵し ています。 この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3) と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能 を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は 必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。 MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。 © 2003 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

MP-60 j.book1ページ2004年2月12日 木曜日 午後1時45分 ...lib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1809131/MP-60_j2.pdf取扱説明書 このたびは、ローランド・デジタル・ピアノMP-60をお買い上げいただきまして、誠に

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取扱説明書このたびは、ローランド・デジタル・ピアノMP-60をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。

主な特長豊かな響きと幅広い表現力を持つピアノ音色

ハンマーが弦をたたく音までもリアルに再現するステレオ・サンプリング・ピアノ音源を採用し、高品位なコンサート・グランドピアノの音色を実現しています。最大同時発音数64音で、ペダルを多用した演奏にも余裕で対応できます。

グランドピアノの弾き心地を追求

低音域は重く、高音域は軽く、グランドピアノのタッチを再現したハンマー・アクション鍵盤を採用。また、十分な踏みごたえと、きめ細かな演奏表現を実現するペダルを採用しています。

豊かな音楽性を育てる多彩な練習支援機能

メトロノーム機能はもちろん、片手ずつの演奏を簡単に確認できる「2トラック・レコーダー」など、電子ピアノならではのピアノ・レッスンを体験できます。

65曲のピアノ曲を内蔵

クラシックのピアノ曲を中心に、リスニングにもレッスンにも使える曲を内蔵しています。

この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。

※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。

© 2003 ローランド株式会社本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

MP-60_j.book 1 ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

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MP-60_j.book 2 ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

安全上のご注意

001● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説

明書をよく読んでください。

..............................................................................................................002a● この機器を分解したり、改造したりしないでく

ださい。

..............................................................................................................003● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ

ていないことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................004● 次のような場所での使用や保存はしないでくだ

さい。

○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)

○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所

○ 雨に濡れる場所○ ホコリの多い場所○ 振動の多い場所

..............................................................................................................

007● この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設

置しないでください。必ず安定した水平な場所に設置してください。

..............................................................................................................008a● 電源プラグは、必ずAC100V の電源コンセント

に差し込んでください。

..............................................................................................................008e● 電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ

さい。また、付属の電源コードを他の製品に使用しないでください。

..............................................................................................................009● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上

に重いものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあります。

..............................................................................................................

安全上のご注意

火災・感電・傷害を防止するには

このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載されていることを表わしています。

このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警告しています。

マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。

以下の指示を必ず守ってください

図記号の例

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。

● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。

警告

注意

注意の意味について 警告と

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。

注意: 感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。 修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに依頼してください。

注意 感電の恐れがあります。

キャビネットをあけないでください。

警告 警告

2

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MP-60_j.book 3 ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

010● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン

プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。

..............................................................................................................011● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針

金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでください。

..............................................................................................................012a● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源

コードをコンセントから外し、お買い上げ店またはローランド・サービスに修理を依頼してください。

○ 電源コードやプラグが破損したとき○ 煙が出たり、異臭がしたとき○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし

たとき○ 機器が(雨などで)濡れたとき○ 機器に異常や故障が生じたとき

..............................................................................................................013● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の

取り扱いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。

..............................................................................................................014● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を

与えないでください。

..............................................................................................................015● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない

でください。特に、電源タップを使用している場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。

..............................................................................................................016● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または

ローランド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................026● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺虫

剤、香水、アルコール類、マニキュア、スプレー缶などを置かないでください。また、表面に付着した液体は、すみやかに乾いた柔らかい布で拭き取ってください。

..............................................................................................................

101a● この機器は、風通しのよい、正常な通気が保た

れている場所に設置して、使用してください。

..............................................................................................................

102b● 電源コードを機器本体やコンセントに抜き差し

するときは、必ずプラグを持ってください。

..............................................................................................................103a● 定期的に電源プラグを抜き、乾いた布でゴミや

ほこりを拭き取ってください。また、長時間使用しないときは、電源プラグをコンセントから外してください。電源プラグとコンセントの間にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こして火災の原因になります。

..............................................................................................................104● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな

いように配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子様の手が届かないように配慮してください。

..............................................................................................................106● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの

を置かないでください。

..............................................................................................................107b● 濡れた手で電源コードのプラグを持って、機器

本体やコンセントに抜き差ししないでください。

..............................................................................................................108d(選択)● この機器を移動するときは以下のことを確認し

た後、必ず 2 人以上で水平に持ち上げて運んでください。このとき、手をはさんだり、足の上に落とさないように注意してください。

1○ 機器本体とスタンドを固定しているネジが

ゆるんでいないか、確認する。ゆるんでいる場合は、しっかり固定する。

2○ 電源コードを外す。

3○ 外部機器との接続を外す。

5○ フタを閉じる。

6○ 譜面立てを外す。

..............................................................................................................109a● お手入れをするときには、電源を切って電源プ

ラグをコンセントから外してください(P.7)。

..............................................................................................................110a● 落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラグを

コンセントから外してください。

..............................................................................................................116● フタの開け閉めは、指などをはさまないように、

注意して行なってください(P.7)。小さいお子様が使用されるときは、大人のかたが介添えしてください。

..............................................................................................................118● スタンド組み立て用ネジやコード・クランプを

外した場合は、小さなお子様が誤って飲み込んだりすることのないようお子様の手の届かないところへ保管してください。

..............................................................................................................

警告

注意

注意

3

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MP-60_j.book 4 ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

使用上のご注意

291a2、3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。

電源について301● 本機を冷蔵庫、 洗濯機、電子レンジ、 エアコンなどのイ

ンバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されているコンセントと同じコンセントに接続しないでください。 電気製品の使用状況によっては、 電源ノイズにより本機が誤動作したり、 雑音が発生する恐れがあります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・ フィルターを取り付けてください。

307● 接続するときは、 誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ

ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。308● 電源スイッチを切った後、 本機上の LCD や LED などは

消えますが、 これは主電源から完全に遮断されているわけではありません。 完全に電源を切る必要があるときは、この機器の電源スイッチを切った後、 コンセントからプラグを抜いてください。 そのため、電源コ-ドのプラグを差し込むコンセントは、 この機器にできるだけ近い、すぐ手の届くところのものを使用してください。

設置について351● この機器の近くにパワー・ アンプなどの大型トランスを

持つ機器があると、 ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、 この機器との間隔や方向を変えてください。

352a● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、 テレ

ビ画面に色ムラが出たり、 ラジオから雑音が出ることがあります。この場合は、 この機器を遠ざけて使用してください。

352b● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、 着

信時や発信時、 通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場合は、 それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を切ってください。

354b● 直射日光の当たる場所や、 発熱する機器の近く、 閉め

切った車内などに放置しないでください。 また、至近距離から照らす照明器具( ピアノ・ライトなど) や強力なスポット・ライトで長時間同じ位置を照射しないでください。変形、変色することがあります。

355b● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、 内部に水滴がつ

く(結露)ことがあります。 そのまま使用すると故障の原因になりますので、 数時間放置し、 結露がなくなってから使用してください。

356● 本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置し

ないでください。 変形、変色することがあります。358● 鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。 発音し

なくなるなどの故障の原因になります。359● 本機にシールなどを貼らないでください。 はがす際に外

装の仕上げを損なうことがあります。

お手入れについて401b● お手入れは、 柔らかい布で乾拭きするか、 堅く絞った布

で汚れを拭き取ってください。 木目にそって全体を均一の力で拭きます。 同じ所ばかり強くこすると、 仕上げを損なう恐れがあります。

402● 変色や変形の原因となるベンジン、 シンナーおよびアル

コール類は、 使用しないでください。

● 本機のペダルは真鍮製です。真鍮は参加し、 黒ずむ性質があります。 酸化した場合のお手入れは、 市販の金属みがきをご使用ください。

修理について451a● お客様がこの機器を分解、 改造された場合、 以後の性能

について保証できなくなります。 また、修理をお断りする場合もあります。

453b● 当社では、 この製品の補修用性能部品( 製品の機能を維

持するために必要な部品) を、製造打切後 8 年間保有しています。 この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。 なお、保有期間が経過した後も、 故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、 お買い上げ店、または最寄りのローランド・ サービスにご相談ください。

その他の注意について552(*** は、複数になる場合もあります)● 本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しまして

は、補償を含めご容赦願います。553● 故障の原因になりますので、 ボタン、つまみ、入出力端

子などに過度の力を加えないでください。556● ケーブルの抜き差しは、 ショートや断線を防ぐため、 プ

ラグを持ってください。557● この機器は多少発熱することがありますが、 故障ではあ

りません。558a● 音楽をお楽しみになる場合、 隣近所に迷惑がかからない

ように、 特に夜間は、 音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用すれば、 気がねなくお楽しみいただけます。

559b● 輸送や引っ越しをするときは、 機器を緩衝材などで十分

に梱包してください。 そのまま移動すると、 傷、破損、故障などの原因となります。

562● 接続には、 当社ケーブル( PCS シリーズなど) をご使用

ください。 他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、次の点にご注意ください。○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。 本

機との接続には、 抵抗入りのケーブルを使用しないでください。 音が極端に小さくなったり、 全く聞こえなくなる場合があります。 ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。

● ペットなどの小動物を本機上( 特に鍵盤の上) に載せたままで鍵盤蓋を開閉しないでください。 本機の構造上、内部へ入ってしまうことがあります。 そのような場合は、直ちに電源を切って電源コードをコンセントから外し、お買い上げ店またはローランド・ サービスにご相談ください。

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MP-60_j.book 5 ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

目次

安全上のご注意.................................................................................... 2

使用上のご注意.................................................................................... 4

各部の名称と働き .............................................. 6

フロント・パネル ...............................................................................6

リア・パネル........................................................................................6

演奏する前に..................................................... 7

ペダル・コードを接続する...............................................................7

電源コードを接続する....................................................................... 7

譜面立てを立てる ...............................................................................7

フタを開ける/閉める....................................................................... 7

ヘッドホンをつなぐ ...........................................................................7

電源を入れる/切る ...........................................................................8

音の大きさや明るさを調節する ......................................................8

ペダルについて.................................................................................... 8

第 1章 内蔵曲を楽しむ ....................................9

内蔵曲を聴く........................................................................................9

すべての曲を連続して再生する(全曲再生)........................9

曲を選んで再生する....................................................................9

第 2章 演奏をする ........................................10

いろいろな音で演奏する................................................................ 10

2 つの音を重ねて演奏する(デュアル演奏)............................. 11

デュアル演奏の音量バランスを変える(デュアル・バランス)............................................................. 11

鍵盤の右手側と左手側を別の音で演奏する(スプリット演奏)............................................................................ 12

鍵盤がわかれる位置を変える(スプリット・ポイント)......................................................... 13

メトロノームを使う ........................................................................ 13

メトロノームを鳴らす............................................................. 13

メトロノームの音量を変える ................................................ 14

メトロノームの音色を変える ................................................ 15

音に効果をつける ............................................................................ 15

音に響きをつける(リバーブ).............................................. 15

効果のかかり具合をかえる .................................................... 15

鍵盤の音の高さを変える(トランスポーズ)............................. 16

鍵盤のタッチ感を変える(キー・タッチ)................................. 17

第 3章 内蔵曲に合わせて演奏する ....................18

曲のテンポを変える ........................................................................ 18

カウント音をつけて演奏のタイミングを合わせる(カウントイン)......................................................................... 18

片手ずつ演奏する ............................................................................ 19

第 4章 演奏を録音する..................................20

録音についての注意................................................................. 20

新しい曲を録音する ........................................................................ 21

曲に合わせて録音する ....................................................................22

片手ずつトラックを選んで録音する ........................................... 23

録音した演奏を消去する................................................................ 24

指定したトラックの演奏を消去する.................................... 24

曲を消去する............................................................................. 24

第 5章 いろいろな設定を変える..................... 25

ダンパー・ペダルの共鳴量を変える ........................................... 25

詳細設定をする(設定).................................................................. 25

他の楽器と音の高さを合わせる(マスター・チューニング).................................................... 26

調律方法を変える.....................................................................26

調律曲線を変える(ストレッチ・チューニング).............27

鍵盤左手側にダンパー・ペダルを効かせる....................... 27

演奏中に設定が変わらないようにする....................................... 27

ピアノ演奏以外できないようにする(パネル・ロック).....................................................................27

ピアノ以外の音色でボタンを効かなくする(音色ロック)............................................................................. 27

第 6章 外部機器と接続する ...........................28

オーディオ機器と接続する............................................................ 28

コンピューターと接続する............................................................ 28

MIDI 機器と接続する....................................................................... 29

MIDIとは .................................................................................... 29

MIDI に関する設定をする .............................................................. 29

MIDI送信チャンネルを設定する........................................... 30

ローカル・コントロールのオン/オフを切り替える....... 30

録音した演奏を送信する......................................................... 30

資料 ...............................................................31

故障かな?と思ったら ....................................................................31

こんな表示が出たら ........................................................................ 32

音色一覧............................................................................................. 33

内蔵曲一覧......................................................................................... 34

操作早見表......................................................................................... 36

MIDI インプリメンテーション・チャート ................................. 37

主な仕様............................................................................................. 38

索引 ...............................................................39

5

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MP-60_j.book 6 ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

各部の名称と働き

フロント・パネル

1 [Powerパワー

]スイッチ電源をオン/オフします(P.8)。

2 [VOLUMEボリューム

]つまみ全体の音量を調節します(P.8)。

3 [BRILLIANCEブリリアンス

]ボタン音の明るさを調節します(P.8)。

4 [TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタン鍵盤の音を移調します(P.16)。

5 [SPLITスプリット

]ボタン鍵盤を右手側と左手側にわけて、それぞれ違う音色で演奏します(P.12)。

6 [REVERBリバーブ

]ボタン音に響きをつけます(P.15)。

7 TONE SELECTトーン・ セレクト

ボタン鍵盤で鳴らす音の種類(音色グループ)を選びます(P.10)。

8 ディスプレイ曲番号、テンポ、拍子など、各種設定値を表示します。

9 [+][-]ボタンいろいろな設定の値を選びます。[+]と[-]を同時に押すと、設定ごとの基本の値に戻ります。

METRONOMEメトロノーム

メトロノームのオン/オフや設定を行います。

10[ON/OFFオン/オフ

]ボタンメトロノームをオン/オフします(P.13)。また、このボタンと[BEAT]ボタンを押しながら指定されたボタンを押して、さまざまな機能の設定をします(P.25 ~P.27、P.29~ P.30)。

11[BEATビート

]ボタンこのボタンを押しながら[+]または[-]ボタンを押して、拍子の設定をします(P.14)。

12[SONG/TEMPOソング/テンポ

]ボタン内蔵曲を選びます(P.9、P.18)。また、このボタンを押すたびに、ディスプレイに曲番号とテンポの値が交互に表示されます。曲番号が表示されているときは赤色、テンポが表示されているときは緑色になります。

RECORDERレコーダー

演奏の再生や録音を行います。

13[PLAYプレイ

]ボタン内蔵曲や録音した演奏を再生/停止します(P.9、P.18)。また、演奏の録音をスタート/ストップします(P.21~P.23)。

14[RECレック

]ボタン本機を録音待機状態にします(P.20~ P.24)。

15[1]ボタン演奏を片手ずつ再生したり、録音します(P.19、P.22 ~P.24)。内蔵曲の左手の演奏が割り当てられます。このボタンと次の[2]ボタンをまとめて「トラック・ボタン」といいます。

16[2]ボタン演奏を片手ずつ再生したり、録音します(P.19、P.22 ~P.24)。内蔵曲の右手の演奏が割り当てられます。

17[KEY TOUCHキー・タッチ

]ボタン鍵盤のタッチ感を変えます(P.17)。

リア・パネル

1 MIDI 端子

外部MIDI 機器と接続して、演奏情報をやりとりします(P.29)。

2 Pedal 端子専用スタンドのペダル・コードを接続します(P.7)。

3 Input 端子他の音源機器やオーディオ機器と接続し、本機のスピーカーから他の機器の音を出すことができます(P.28)。

4 Output端子オーディオ機器などに接続すると迫力のある音が楽しめます。また、テープ・レコーダーなどの録音機器に接続して、演奏を録音することができます(P.28)。

1 2 3 4

Power

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17

1

6

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MP-60_j.book 7 ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

演奏する前に

ペダル・コードを接続するペダル・コードを、本体背面のPedal 端子に差し込みま

す。fig.00-01

電源コードを接続する付属の電源コードを、本体底面のAC インレットに差し

込み、次に、コンセントに差し込みます。

電源コードは、必ず付属のものをお使いください。fig.00-02

譜面立てを立てる譜面立てを下図のように2 つの穴に差し込みます。

fig.00-03

本機を移動するときは、危険防止のため、必ず譜面立てをはず

してください。

フタを開ける/閉めるフタを開けるときは、フタを両手で持って軽く持ち上

げ、奥にスライドさせます。

フタを閉めるときは、ゆっくりと手前に引き、止まった

ところで静かに下におろします。fig.00-05

指をはさまないように注意して、フタを開け閉めしてくださ

い。小さなお子さまが使用される場合は、大人の方が介添して

ください。

ピアノの移動は、危険防止のため必ずフタを閉じた状態で行

なってください。

ヘッドホンをつなぐ本機にはヘッドホン端子が2つあります。2人で同時にヘッドホンを使うことができますので、レッスン時や連弾曲を演奏するときなどに便利です。また、夜間でも周囲を気にせずに演奏を楽しむことができます。

ヘッドホンを本体左下面のPhones端子に差し込みます。

ヘッドホンを接続すると、本体スピーカーからは音が出なくなります。

ヘッドホンの音量は、本体の[VOLUMEボリューム

]つまみ(P.8)で調節します。

fig.00-04.j

ヘッドホンはステレオ標準タイプのものをお使いください。

ヘッドホンはローランド製品をお使いください。他のものを使

用すると、十分な音量が得られないことがあります。

ヘッドホンご使用上の注意

• コードの断線の原因になりますので、ヘッドホンは、本体またはプラグ部分を持って取り扱ってください。

• 接続の際、使用機器の音量が上がっているとヘッドホンを壊す恐れがあります。音量を最小にしてから接続してください。

• 過大入力で使用すると、耳を痛めるだけでなく、ヘッド

ホンにも無理がかかります。適当な音量でお楽しみください。

ヘッドホン端子 × 2

Phones

7

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演奏する前に

MP-60_j.book 8 ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

電源を入れる/切る

正しく接続したら(P.7)、必ず次の手順で電源を入れたり、

切ったりしてください。手順を間違えると、誤動作をしたりス

ピーカーなどが破損する恐れがあります。

電源を入れるときは、[VOLUMEボリューム

]つまみを左いっぱ

いに回してから、[Powerパワー

]スイッチを押します。

電源が入り、本機前面左のPower ランプが点灯します。

数秒後に、鍵盤を弾いて音を出せるようになります。

[VOLUMEボリューム

]つまみで音量を調節してください。

この機器は回路保護のため、電源を入れてからしばらくは動作

しません。fig.00-06.j

電源を切るときは、[VOLUMEボリューム

]つまみを左いっぱい

に回してから、[Powerパワー

]スイッチを押します。

本機前面左のPower ランプが消灯し、電源が切れます。

音の大きさや明るさを調節する

[VOLUMEボリューム

]つまみを回して全体の音量を調節します。

[BRILLIANCEブリリアンス

]ボタンを押して、音の明るさを調節

します。

音の明るさは、3段階で調節できます。

fig.00-07.j

ペダルについてペダルには、次のような働きがあり、主にピアノ演奏のときに使います。fig.00-08.j

ダンパー・ペダル(右のペダル)このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音が切れずに長い余韻が続きます。アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだときに、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して豊かな響きと広がりが加わります。本機では、この共鳴音(シンパセティック・レゾナンス)を再現しています。

ダンパー・ペダルを踏んだときの共鳴量を変えることができま

す。「ダンパー・ペダルの共鳴量を変える」(P.25)をご覧くだ

さい。

ソステヌート・ペダル(真ん中のペダル)

このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけに余韻を与えます。

ソフト・ペダル(左のペダル)

このペダルを踏んだまま鍵盤を弾くと、音の響きが柔らかくなります。

アジャスターについて

本機を移動したときや、ペダルが不安定に感じるときは、ペダルの下部にあるアジャスターを次のように調節してください。

○ アジャスターを回して下げ、確実に床にあたるように調節してください。床との間に隙間があると、ペダルを破損する原因になります。特にカーペットの上などに設置する場合は、床面を強く押しつけるように調節してください。

fig.00-09.j

[BRILLIANCEブリリアンス

]ボタンのランプ

消灯 赤 緑

音質 通常 落ち着いた音 明るい音

Powerランプ

Power

小さく 大きく

ソフト・ペダル ソステヌート・ペダル

ダンパー・ペダル

アジャスター

8

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第1章 内蔵曲を楽しむ

内蔵曲を聴く本機には、65曲のピアノ曲が内蔵されています。

■すべての曲を連続して再生する(全曲再生)内蔵曲を連続して再生することができます。

fig.panel1-1

1 [SONG/TEMPOソング/テンポ

]ボタンを押したまま、[PLAYプレイ

]ボタンを押します。

[SONG/TEMPOソング/テンポ

]ボタンのランプが点灯、[PLAYプレイ

]ボタンのランプが点滅し、現在選ばれている曲から連続して再生されます。ディスプレイには、曲番号が表示されます。[+]または[-]ボタンを押すと、再生する曲を選ぶことができます。最後の曲を再生すると、また最初の曲に戻って再生します。

再生を止める 2 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

再生が止まります。

■曲を選んで再生するfig.panel1-2

再生する曲を選ぶ 1 [SONG/TEMPO

ソング/テンポ

]ボタンを押して、ボタンのランプを赤色に点灯させ

ます。ディスプレイに曲番号が表示されます。

fig.disp-USr

2 [+]または[-]ボタンで、曲番号を選びます。

ボタンを押し続けると、番号が連続して変わります。

再生する 3 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

ボタンのランプが点灯し、選んだ曲が再生されます。

再生を止める 4 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

ボタンのランプが消灯し、再生が止まります。

次に[PLAYプレイ

]ボタンを押したときは、止めた曲の頭から再生されます。

「第 3章 内蔵曲に合わせて演

奏する」(P.18)

1 2

内蔵曲を再生すると、リバー

ブ効果が自動でオン(ボタン

のランプが点灯)になります。

内蔵曲を再生しているとき、

メトロノームは、「通常のメト

ロノームの音」で鳴ります。

3, 42 1

内蔵曲のディスプレイ表示に

ついて

USr(ユーザー)

・・・演奏を録音する場所です。

(録音については → P.21)

d. のつく番号・・・内蔵曲です。

「内蔵曲一覧」(P.34)

9

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第2章 演奏をする

いろいろな音で演奏する本機には、15種類の音色が内蔵されています。

音色は、5つの音色グループに分けられ、それぞれ TONE SELECTト ー ン・セレ ク ト

ボタンに割り当てられています。

fig.panel2-1

音色グループを選ぶ 1 いずれかのTONE SELECT

トーン・セレクト

ボタンを押します。

押したボタンのランプが点灯します。

鍵盤を弾くと、選んだ音色グループの音色が鳴ります。

バリエーション音色を選ぶ 2 [VARIATION

バリエーション

]ボタンを押します。

それぞれのTONE SELECTト ー ン・セレ ク ト

ボタンには、3種類の音色(音色番号 1~ 3)が割り

当てられており、[VARIATIONバリエーション

]ボタンで選ぶことができます。

[VARIATIONバリエーション

]ボタンを押すごとにボタンのランプの色が変わり、3つの音色が順番に選ばれます。

音色番号3には、2つの音色を重ねて演奏できる音色セットが割り当てられているものもあります。

鍵盤を弾くと、選んだ音色が鳴ります。

音色番号 1 2 3

[VARIATIONバリエーション

]ボタンのランプ 消灯 赤 緑

音色については、「音色一覧」

(P.33)をご覧ください。

1 2

デュアル演奏中は、音色番号

1または 2のみを選ぶことが

できます。

音色番号 3が選ばれている

TONE SELECTトー ン・セレ クト

ボタンでデュ

アル演奏にすると、その

TONE SELECTトー ン・セレ クト

ボタンには、

音色番号 1が選ばれます。

10

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第2章 演奏をする

MP-60_j.book 11ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

2つの音を重ねて演奏する(デュアル演奏)1つの鍵盤で、2つの音色を重ねて演奏することを「デュアル演奏」といいます。

1 TONESELECTトーン・セレクト

ボタンのうち、音色を重ねたい 2つのボタンを同時に押

します。

押したボタンのランプが点灯します。

鍵盤を弾くと、選んだTONE SELECTト ー ン・セレ ク ト

ボタンの 2つの音色が同時に鳴ります。

デュアル演奏を解除するときは、いずれか1つのTONE SELECTト ー ン・セレ ク ト

ボタンを押します。

選ばれている 2音色の右側のボタンの音色を変えるには

[VARIATIONバリエーション

]ボタンを押します。

選んだ音色と、左側のボタンの音色のデュアル演奏になります。

選ばれている 2音色の左側のボタンの音色を変えるには

デュアル演奏を解除してから音色を選び直してください。

■デュアル演奏の音量バランスを変える(デュアル・バランス)

デュアル演奏のとき、選んでいる2つの音色の、音量バランスを変えることができます。

fig.panel2-2

1 [TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンを押したまま、[SPLITスプリット

]ボタンを押します。

押したボタンのランプが点滅します。

現在の音量バランスが表示されます。 2 [+]または[-]ボタンを押して、値を変えます。

音量バランスが変わります。

元の音量バランスに戻したいときは、[+]と[-]ボタンを同時に押します。fig.disp-dualbal.j

[TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンまたは[SPLITスプリット

]ボタンを押すと、ボタンのランプが元に戻ります。

デュアル演奏のとき、

[VARIATIONバリエーション

]ボタンのラン

プは、右側のTONE SELECTトーン・セ レクト

ボタンの音色に対応して点灯

します。

デュアル演奏中は、音色番号

1または 2のみを選ぶことが

できます。

音色番号 3が選ばれている

TONE SELECTトー ン・セレ クト

ボタンでデュ

アル演奏にすると、その

TONE SELECTトー ン・セレ クト

ボタンには、

音色番号 1が選ばれます。

1 2

電源投入時は、「8-2」(「左側

ボタンの音色の音量 - 右側ボ

タンの音色の音量」)に設定さ

れます。

左側のボタンの音色の音量 右側のボタンの音色の音量

11

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第2章 演奏をする

MP-60_j.book 12ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

鍵盤の右手側と左手側を別の音で演奏する(スプリット演奏)

ある鍵を境に鍵盤を右手側と左手側にわけ、それぞれ違う音色で演奏することを「スプリット演奏」といいます。スプリット演奏のとき、境になる鍵を「スプリット・ポイント」といいます。

fig.splitpoint.j

fig.panel2-3

1 [SPLITスプリット

]ボタンを押します。

ボタンのランプが点灯します。

鍵盤が右手側と左手側に分かれます。

右手側は[SPLITスプリット

]ボタンを押す前に鳴っていた音色、左手側は右手側の音色に合った音色(ベース音色など)が選ばれます。

スプリット演奏を解除するときは、[SPLITスプリット

]ボタンを押して、ランプを消灯させます。

鍵盤左手側の音色を変える

[VARIATIONバリエーション

]ボタンを押します。

[VARIATIONバリエーション

]ボタンを押すごとにボタンのランプの色が変わり、左手側の音色が変わります。

音色によっては、[SPLITスプリット

]ボタンを押す前に鳴っていた音色が、鍵盤左手側に割り当てられるものもあります。

鍵盤右手側の音色を変える

TONESELECTトーン・セレクト

ボタンを押します。

右手側の音色が変わります。左手側は右手側の音色に合った音色が選ばれます。

右手側のバリエーション音色を変えたいときは、スプリット演奏を解除してから音色を選び直してください。

スプリット・ポイントの鍵は、

鍵盤左手側に含まれます。

スプリット・ポイント(電源投入時:F 3)

C1D1E1 F1 G1A1B1A0B0 C2 C3 C4 C5 C8B7…

左手音色 右手音色

スプリット演奏中は、音色番

号 1または 2のみ選ぶことが

できます。

音色番号 3が選ばれている

TONE SELECTトー ン・セレ クト

ボタンでスプ

リット演奏にすると、その

TONE SELECTトー ン・セレ クト

ボタンには、

音色番号 1が選ばれます。

1

デュアル演奏時に[SPLITスプリット

ボタンを押す

右手側は、デュアル演奏時の

左側のTONE SELECTト ー ン・セ レ ク ト

ボタン

の音色が選ばれます。左手側

は、右手側の音色に合った音

色が選ばれます。

鍵盤左手側に選べる音色につ

いては、「音色一覧」(P.33)

をご覧ください。

鍵盤左手側に選んだ音色は、

TONE SELECTトー ン・セレ クト

ボタンごとに

記憶しています。電源を切る

と、元の設定に戻ります。

スプリット演奏のとき、ダン

パー・ペダルは鍵盤右側の音

にだけ効きます。左側の音に

ダンパー・ペダルを効かせた

いときは、「鍵盤左手側にダン

パー・ペダルを効かせる」

(P.27)をご覧ください。

12

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第2章 演奏をする

MP-60_j.book 13ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

■鍵盤がわかれる位置を変える(スプリット・ポイント)鍵盤がわかれる位置(スプリット・ポイント)は、B1~B6 の範囲で変更することができます。

1 [SPLITスプリット

]ボタンを押したまま、スプリット・ポイントにする鍵を押しま

す。

押した鍵がスプリット・ポイントになり、その鍵は鍵盤左手側に含まれます。

[SPLITスプリット

]ボタンを押したまま、[+]または[-]ボタンを押しても、値を変えることができます。

[SPLITスプリット

]ボタンを押したまま、[+]と[-]ボタンを同時に押すと、元の値(F#3)に戻ります。fig.disp-splitpoint

メトロノームを使う

■メトロノームを鳴らす本機は、メトロノーム機能を内蔵しています。

メトロノームは、曲の再生中には、その曲のテンポや拍子で鳴ります。fig.panel2-4

メトロノームを鳴らす 1 [ON/OFF

オン/オフ

]ボタンを押します。

メトロノームが鳴ります。

拍に合わせてボタンが赤と緑に点滅します。赤が強拍、緑が弱拍です。

テンポを変える 2 [+]または[-]ボタンでテンポを調節します。

電源投入時は、「F#3」に設定

されます。

スプリット・ポイントの鍵は

次のように表示されます。

表示 C d_ d E_

音名 C D D E

表示 E F F G

音名 E F F G

表示 A_ A b_ b

音名 A A B B

[SPLITスプリット

]ボタンを押し続ける

と、現在設定しているスプ

リット・ポイントの値が表示

されます。

1, 52, 4 3

[SONG/TEMPOソング/テンポ

]ボタンが赤

く点灯しているときは、ボタ

ンを押して緑色に点灯させて

からテンポを調節してくださ

い。

13

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第2章 演奏をする

MP-60_j.book 14ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

拍子を変える 3 [BEAT

ビート

]ボタンを押します。

現在選んでいる拍子が表示されます。 4 [+]または[-]ボタンを押します。

拍子が変わります。

[+]と[-]ボタンを同時に押すと、拍子を変える前の値に戻ります。

fig.disp-beat

メトロノームを止める 5 もう一度[ON/OFF

オン/オフ

]ボタンを押して、ボタンのランプを消灯させます。

メトロノームが止まります。

■メトロノームの音量を変えるメトロノームの音量を8段階で変えることができます。

1 [ON/OFFオン/オフ

]ボタンを押したまま、[+]または[-]ボタンを押します。

メトロノームが鳴り、現在設定されている音量が表示されます。 2 [ON/OFF

オン/オフ

]ボタンを押したまま、もう一度[+]または[-]ボタンを

押します。

メトロノームの音量が変わります。fig.disp-metrovol

表示 拍子 表示 拍子

2.2 2 分の2 6.4 4 分の6

0.4 弱拍の音のみ 7.4 4 分の7

2.4 4 分の2 3.8 8 分の3

3.4 4 分の3 6.8 8 分の6

4.4 4 分の4 9.8 8 分の9

5.4 4 分の5 12.8 8 分の12

曲の再生中や録音中は、拍子

を変えることはできません。

拍子とテンポ表示の対応

拍子  テンポの値

2分の2  =10~125

4分の○  =20~250

8分の○  =40~500

電源投入時は「4」に設定され

ています。

[ON/OFFオン/オフ

]ボタンを押し続け

ると、現在設定している音量

の値が表示されます。

14

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第2章 演奏をする

MP-60_j.book 15ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

■メトロノームの音色を変える 1 [BEAT

ビート

]ボタンを押したまま、[+]または[-]ボタンを押します。

メトロノームが鳴り、現在設定されている音色が表示されます。 2 [BEAT

ビート

]ボタンを押したまま、もう一度[+]または[-]ボタンを押

します。

メトロノームの音色が変わります。fig.disp-metrovol

音に効果をつけるfig.panel2-5

■音に響きをつける(リバーブ)リバーブ効果をかけると、コンサート・ホールで演奏しているような、心地よい響き(残響)が得られます。

1 [REVERBリバーブ

]ボタンを押します。

ボタンのランプが点灯し、音にリバーブ効果がかかります。

リバーブ効果を解除するときは、[REVERBリバーブ

]ボタンを押して、ランプを消灯させます。

■効果のかかり具合をかえるリバーブ効果のかかり具合(深さ)を8段階で変えることができます。

1 [REVERBリバーブ

]ボタンを押したまま、[+]または[-]ボタンを押します。

現在設定している値が表示されます。 2 [REVERB

リバーブ

]ボタンを押したまま、もう一度[+]または[-]ボタン

を押します。

リバーブ効果の深さが変わります。

値が大きいほど、効果が深くかかります。

表示 拍子

t. 1 通常のメトロノームの音

t. 2 イヌとネコの声

t. 3 英語で「1、2、3」

t. 4 日本語で「1、2、3」

電源投入時は「t. 1」に設定さ

れています。

[BEATビート

]ボタンを押し続ける

と、現在設定している音色の

値が表示されます。

内蔵曲を再生しているとき、

メトロノームは、「通常のメト

ロノームの音」で鳴ります。

録音した演奏を再生している

とき、メトロノームは、録音

したときに選ばれていた音で

鳴ります。

1

リバーブ効果の設定は、音色

ごとに記憶しません。

内蔵曲を再生すると、リバー

ブ効果が自動でオン(ボタン

のランプが点灯)になります。

電源投入時は、リバーブ効果

の深さは「4」に設定されてい

ます。

[REVERBリバーブ

]ボタンを押し続け

ると、現在設定している効果

の深さが表示されます。

リバーブ効果の深さの設定は、

音色ごとに記憶しません。

15

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第2章 演奏をする

MP-60_j.book 16ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

鍵盤の音の高さを変える(トランスポーズ)「調をかえる(トランスポーズ)」機能を使うと、自分が弾く鍵盤の位置を変えず

に、移調して演奏することができます。たとえば、シャープ( )やフラット

( )がたくさんついた難しい調の曲でも、自分の弾きやすい調に変えて演奏する

ことができます。

歌の伴奏をするときなど、歌う人の声の高さに合わせてトランスポーズを行えば、楽譜(弾く位置)はそのままで簡単に移調することができます。

fig.panel2-6

1 [TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンを押したまま、移調したい調の主音にあたる鍵

を押します。

ボタンのランプが点灯し、鍵盤の音が移調されます。

[TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンを押したまま、[+]または[-]ボタンを押しても、値を変えることができます。

[TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンを押したまま、[+]と[-]ボタンを同時に押すと、元の値(0)に戻ります。

設定できる値は、-6~ 0~5(半音単位)です。

たとえば、C(ド)の鍵を弾いてE(ミ)の音をだすようにするには、

[TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンを押したまま、E(ミ)の鍵を押します。

ハ長調のド(C)を基準に考えて、ホ長調のドにあたるミ(E)までは黒鍵を含んで上に4鍵あるので、ディスプレイには「4」と表示されます。

fig.trans.j

2 トランスポーズを解除するには、[TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンを押してラン

プを消灯させます。

もう一度[TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンを押してボタンのランプを点灯させると、ここで設定した値で鍵盤の音が移調されます。

トランスポーズの値が「0」のときは、[TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンを押しても、ボタンのランプは消灯しています。

1

[TRANSPOSEトランスポーズ

]ボタンを押し

続けると、現在設定している

値が表示されます。

と鳴る

ドミソ

と弾くと

ミソ シ ♯

この設定は、電源を切ると元

の値(0)に戻ります。

16

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第2章 演奏をする

MP-60_j.book 17ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

鍵盤のタッチ感を変える(キー・タッチ)鍵盤のタッチ感を変えます。

fig.panel2-7

1 [KEY TOUCHキー・タッチ

]ボタンを押します。

ボタンのランプが点灯し、鍵盤のタッチ感が変わります。

[KEY TOUCHキー・タッ チ

]ボタンを押すごとに、ボタンのランプの色が変わり、タッチ感が切り替わります。

ランプ 設定値

消灯 標準もっとも自然なタッチで弾けます。アコースティック・ピアノに一番近いタッチです。

赤 重い

標準より強いタッチで弾かないとフォルティシモ(ff)が出せなくなるので、鍵盤タッチが重くなったように感じられます。ダイナミックに弾くとき、さらに感情が込められます。

緑軽い(ビギナータッチ・モード)

少し強いタッチで弾くだけでフォルティシモ(ff) が出せるので、鍵盤が軽くなったように感じられます。そのうえ、ピアニシモ (pp) はアコースティック・ピアノ同様に自然なタッチで表現できますので、指の力の弱い初心者の方でも強弱を表現しやすくなり、表情をつけた演奏が可能になります。

1

17

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MP-60_j.book 18ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

第3章 内蔵曲に合わせて演奏する

内蔵曲に合わせて演奏してみましょう。

曲のテンポをおとして再生したり、片手ずつ再生して演奏することができます。

曲を弾いてみる前に、何度か曲を聴いて、曲の雰囲気をつかみましょう。

操作については、「曲を選んで再生する」(P.9)をご覧ください。  

曲のテンポを変えるテンポの速い曲は、テンポを弾きやすい速さにおとして練習しましょう。だんだんとテンポをあげて練習すると効果的です。

fig.panel3-1

1 [SONG/TEMPOソング/テンポ

]ボタンを押して、ボタンのランプを緑色に点灯させ

ます。

ディスプレイにテンポが表示されます。

[SONG/TEMPOソング/テンポ

]ボタンを押すたびに、テンポと現在選ばれている曲番号(先頭に「d.」が表示)が交互に表示されます。

テンポを表示しているときは、[SONG/TEMPOソング/テンポ

]ボタンのランプが緑色に点灯し、曲番号を表示しているときは、赤色に点灯します。

2 [+]または[-]ボタンで、テンポを調節します。

テンポは =20 ~250 の範囲で変えることができます。

テンポは曲の再生中でも変えることができます。

[+]ボタンを1回押すと、1つテンポが速くなります。押し続けると、連続的に速くなります。

[-]ボタンを1回押すと、1つテンポが遅くなります。押し続けると、連続的に遅くなります。

[+]と[-]ボタンを同時に押すと、曲の基本テンポ(テンポを変える前のテンポ)に戻ります。

■カウント音をつけて演奏のタイミングを合わせる(カウントイン)

曲に合わせて演奏するときは、曲を再生する前にカウント音を鳴らすことで、曲と自分の演奏のタイミングを合わせることができます。

曲を再生する前にカウント音を鳴らすことを「カウントイン」といいます。

本機では、メトロノームを鳴らしながら曲を再生すると、2小節のカウント音を鳴らすことができます。

曲の再生中は、メトロノーム

を鳴らすと曲の拍子やテンポ

で鳴ります。

2 1

曲の再生中のテンポ表示

曲の再生中は、曲中のテンポ

変化にかかわらず、曲の最初

のテンポが表示されています。

内蔵曲のディスプレイ表示に

ついて

USr(ユーザー)

・・・演奏を録音するところで

す。(録音については → P.21)

d. のつく番号・・・内蔵曲です。

カウント中は、ディスプレイ

に「-2」「-1」とカウント小節

が表示されます。

「メトロノームを鳴らす」

(P.13)

18

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第3章 内蔵曲に合わせて演奏する

MP-60_j.book 19ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

片手ずつ演奏する内蔵曲は、演奏パートを選んで再生できます。

内蔵曲は、左手の演奏が[1]ボタン、右手の演奏が[2]ボタンに割り当てられています。このように、音が割り当てられるところを「トラック」といい、[1]ボタンと[2]ボタンをまとめて、「トラック・ボタン」といいます。

fig.trackbuttons.j

曲に合わせて片手ずつ練習してみましょう。fig.panel3-2

あらかじめ、再生する曲を選んでおきます(P.9)。

自分で演奏するパートを選ぶ 1 [1]または[2]ボタンを押します。

押したボタンのランプが消灯し、選んだパートの音が鳴らなくなります。

例えば、右手の練習をするときは、[2]ボタンを押してランプを消灯させます。

曲を再生すると、右手の演奏は鳴りません。左手の演奏に合わせて、右手の練習をしてください。

曲を再生する 2 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

曲の再生が始まります。

操作1で選んだパートは、音が鳴りません。

もう一度操作1で選んだボタンを押して、ボタンのランプを点灯させると、音が鳴るようになります。

曲の再生中でも、トラック・ボタンを押して、音を消したり、鳴らしたりすることができます。

曲を止める 3 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

曲が止まります。

トラック・ボタン

左手パート 右手パート

12, 3

19

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MP-60_j.book 20ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

第4章 演奏を録音する

演奏を簡単に録音することができます。

録音した演奏を再生して自分の演奏を聞き返したり、重ねて演奏することができます。

本機を使って次のような録音ができます。

• 自分の鍵盤演奏だけを録音する( →「新しい曲を録音する」P.21)

• 内蔵曲に合わせて録音する( →「曲に合わせて録音する」P.22)

• 片手ずつ録音する( →「片手ずつトラックを選んで録音する」P.23)

■録音についての注意

• 録音できるのは1曲です。

• 電源を切ると、録音した演奏は消えます。演奏を残しておきたいときは、外部

オーディオ機器に演奏を録音するか、外部MIDI 機器を使ってフロッピー・ディスクなどに演奏データを保存してください。詳しくは、「第 6章 外部機器と接続する」(P.28)をご覧ください。

次のような表示がでたら

すでに録音された演奏があるときに他の内蔵曲を使って録音しようとすると、次

のような表示になり、[RECレック

]ボタンのランプが点滅します。fig.disp-del

演奏を消してもよいときは、[RECレック

]ボタンを押してください。

演奏を消したくないときは、[PLAYプレイ

]ボタンを押してください。

20

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第4章 演奏を録音する

MP-60_j.book 21ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

新しい曲を録音する内蔵曲に合わせずに、鍵盤だけの演奏を録音します。

fig.panel4-1

録音の設定(「USr」を選ぶ) 1 [SONG/TEMPO

ソング/テンポ

]ボタンを押して、ボタンのランプを赤色に点灯させ

ます。

ディスプレイに曲番号が表示されます。 2 [+]と[-]ボタンを同時に押して、ディスプレイに「USr」を表示さ

せます。

録音する音色やテンポを設定する 3 演奏する音色を選びます(P.10)。 4 必要に応じて、メトロノームを鳴らします。

メトロノームを鳴らしながら、曲のテンポや拍子を決めてください(P.13)。 5 [REC

レック

]ボタンを押します。

[RECレック

]ボタンのランプが点灯、[PLAYプレイ

]ボタンのランプが点滅し、録音待機状態になります。

録音を始める 6 [PLAY

プレイ

]ボタンを押すか、鍵盤を弾きます。

[PLAYプレイ

]ボタンを押すと、2小節のカウント音の後、録音が始まります。

[PLAYプレイ

]ボタンを押さなくても、鍵盤を弾くと録音が始まります。この場合、カウント音は鳴りません。

録音が始まると、[PLAYプレイ

]と[RECレック

]ボタンのランプが点灯します。

演奏してください。

録音を止める 7 [PLAY

プレイ

]または[RECレック

]ボタンを押します。

録音が止まり、[PLAYプレイ

]と[RECレック

]ボタンのランプが消灯します。

録音した演奏を再生する 8 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

録音した演奏が再生されます。

もう一度[PLAYプレイ

]ボタンを押すと、再生が止まります。

3 5, 72 4 1 6, 8

録音した曲を消さずに重ねて

録音する場合、曲のテンポや

拍子は最初に録音した設定で

記録されます。

「USr」の表示について

録音を止めると、「 」

の表示が「 」に変わ

ります。ディスプレイ右下の

「.」は、すでに録音した演奏が

あることを示しています。

録音トラックを指定せずに録

音すると、演奏は[1]ボタン

に録音されます。

右手と左手を片手ずつ別の録

音トラックに録音するときは、

「片手ずつトラックを選んで録

音する」(P.23)をご覧くださ

い。

録音した演奏を再生している

とき、メトロノームは、録音

したときに選ばれていた音で

鳴ります。

21

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第4章 演奏を録音する

MP-60_j.book 22ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

曲に合わせて録音する内蔵曲に合わせて演奏を録音することができます。

[1]または[2]ボタンを使って、例えば、内蔵曲の左手の演奏に合わせて右手だけ自分で演奏して録音することもできます。

fig.panel4-3

録音する曲を選ぶ 1 [SONG/TEMPO

ソング/テンポ

]ボタンを押し、ボタンのランプを赤色に点灯させま

す。

ディスプレイに曲番号が表示されます。 2 [+]または[-]ボタンで演奏する曲を選びます。 3 必要に応じて、メトロノームやテンポの設定をします(P.13)。

4 [RECレック

]ボタンを押します。

[RECレック

]ボタンのランプが点灯します。

録音するトラックを選ぶ 5 [1]または[2]ボタンを押します。

左手の演奏を録音するときは、[1]ボタンを、右手の演奏を録音するときは[2]ボタンを押します。

押したボタンと[PLAYプレイ

]ボタンのランプが点滅し、録音待機状態になります。

録音を始める 6 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

2小節のカウント音の後、録音が始まります。

伴奏に合わせて演奏してください。

録音を止める 7 [PLAY

プレイ

]または[RECレック

]ボタンを押します。

録音が止まり、[PLAYプレイ

]と[RECレック

]ボタンのランプが消灯します。

録音した演奏は、「USr(ユーザー)」に記憶されます。

録音した演奏を再生する 8 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

録音した演奏が再生されます。

もう一度[PLAYプレイ

]ボタンを押すと、再生が止まります。

4, 72 3 1 6, 8 5

ディスプレイに「dEL」と表

示されたときは、P.20 をご覧

ください。

内臓曲に合わせて録音した演

奏を再生しているとき、メト

ロノームは、「通常のメトロ

ノームの音」で鳴ります。

22

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第4章 演奏を録音する

MP-60_j.book 23ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

片手ずつトラックを選んで録音する本機のレコーダーは、右手と左手を別々に録音できるように、2つの録音トラックを持っています。録音トラックは[1]ボタンと[2]ボタンで指定します。

また、録音をやり直したいとき、特定のトラックだけ録音し直すことができます。fig.panel4-4

「新しい曲を録音する」(P.21)の操作 1、 2にしたがって、あらかじめ「USr」を

選んでおきます。

1 必要に応じて、メトロノームを鳴らします(P.13)。

2 [RECレック

]ボタンを押します。

[RECレック

]ボタンのランプが点灯します。

すでに演奏が録音されているトラック・ボタンは点灯します。これから録音するトラック・ボタンが点滅します。

録音するトラックを選ぶ 3 [1]または[2]ボタンを押して、録音するトラックを選びます。

押したボタンのランプが点滅し、録音待機状態になります。

録音を始める 4 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

2小節のカウント音の後、録音が始まります。

[PLAYプレイ

]ボタンを押さなくても、鍵盤を弾くと録音が始まります。この場合、カウント音は鳴りません。

録音を止める 5 [PLAY

プレイ

]または[RECレック

]ボタンを押します。

録音が止まり、[PLAYプレイ

]と[RECレック

]ボタンのランプが消灯します。指定したトラック・ボタンに演奏が録音されました。

もう片方のトラックに演奏を録音するときは、操作2に戻って録音を繰り返します。すでに録音した演奏を聴きながら録音することができます。

録音した演奏を再生する 6 [PLAY

プレイ

]ボタンを押します。

録音した演奏が再生されます。

もう一度[PLAYプレイ

]ボタンを押すと、再生が止まります。

2, 51 4, 6 3

録音した曲を消さずに重ねて

録音する場合、曲のテンポ、

拍子、メトロノームの設定は

最初に録音した状態で記録さ

れます。

トラック・ボタンは、[1]ま

たは[2]ボタンのいずれかひ

とつずつ録音することができ

ます。

録音した演奏を再生している

ときにメトロノームを鳴らす

と、メトロノームは、録音し

たときに選ばれていた音で鳴

ります。

23

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第4章 演奏を録音する

MP-60_j.book 24ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

録音した演奏を消去する録音した演奏を消去します。

■指定したトラックの演奏を消去する録音トラックを選んで消去します。

1 [1]または[2]ボタンを押したまま、[RECレック

]ボタンを押します。

押したボタンのランプが消灯し、選んだトラックの演奏が消去されます。

■曲を消去する録音した曲を消去します。

1 [SONG/TEMPOソング/テンポ

]ボタンを押しながら、[RECレック

]ボタンを押します。

次のような表示になり、[RECレック

]ボタンのランプが点滅します。fig.disp-del

2 もう一度[RECレック

]ボタンを押します。

録音した演奏が消えます。

演奏を消したくないときは、[PLAYプレイ

]または[SONG/TEMPOソング/テンポ

]ボタンを押します。

※ 電源を切ると、録音した演奏は消えます。演奏を残しておきたいときは、外部オーディオ機器に演奏を録音するか、外部MIDI 機器を使ってフロッピー・ディスクなどに演奏データを保存してください。詳しくは、「第6章 外部機器と接続する」(P.28)をご覧ください。

24

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MP-60_j.book 25ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

第5章 いろいろな設定を変える

ダンパー・ペダルの共鳴量を変えるアコースティック・ピアノは、ダンパー・ペダルを踏むと、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して、音に豊かな響きと広がりが加わります。本機では、このダンパー・ペダルを踏んだときの共鳴音(シンパセティック・レゾナンス)を再現しています。

共鳴音の深さ(共鳴量)を8段階で変えることができます。

電源投入時は、「5」に設定されます。

※ この設定は、一部のピアノ音色のみに有効です。それ以外の音

色に設定することはできません。

1 [REVERBリバーブ

]ボタンと[SPLITスプリット

]ボタンを押したまま、

[-]または[+]ボタンを押します。

現在設定している値が表示されます。

値が大きいほど、効果が深くかかります。fig.disp-reso

詳細設定をする(設定)チューニングや調律法の設定など、演奏に関する設定をします。

設定モードに入る

1 [ON/OFFオン/オフ

]ボタンを押しながら、[BEATビート

]ボタンを

押します。

押したボタンのランプが点滅し、設定モードになります。

ディスプレイには、現在選ばれている機能の値が表示されます。

各機能を設定する 2 各機能が割り当てられているボタンを押します。

押したボタンのランプが点滅します。

各機能の内容は、後述の説明をご覧ください。

3 [+]または[-]ボタンを押して、値を変えます。

[+]と[-]ボタンを同時に押すと、電源投入時の値に戻ります。

設定モードを抜ける

4 [ON/OFFオン/オフ

]または[BEATビート

]ボタンを押します。

押したボタンのランプが元に戻ります。

ボタン 機能 ページ

[PIANOピアノ

] マスター・チューニング P.26

[E. PIANOE. ピアノ

] 調律法 P.26

[HARPSICHORDハープシコード

]ストレッチ・チューニング

P.27

[ORGANオルガン

]鍵盤左側にダンパー・ペダルをかける

P.27

[STRINGSストリングス

] MIDI 送信チャンネル P.30

[VARIATIONバリエーション

] ローカル・コントロール P.30

[PLAYプレイ

] 録音した演奏の送信 P.30

25

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第5章 いろいろな設定を変える

MP-60_j.book 26ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

■他の楽器と音の高さを合わせる(マスター・チューニング)

他の楽器とアンサンブルするときなど、本機の基準ピッチを他の楽器に合わせることができます。基準ピッチとは、一般的に、中央Aの鍵盤を弾いたときの音の高さのことをいいます。他の楽器と基準ピッチを合わせることを「チューニング」といいます。

「詳細設定をする(設定)」(P.25)の操作2で[PIANOピアノ

]ボ

タンを押すと、次のような表示になります。fig.disp-tune

ディスプレイには、下3桁が表示されます。上の図は、「440.0 Hz」を表しています。

設定値 415.3 Hz~ 440.0 Hz ~ 466.2 Hz

電源投入時の設定 440.0 Hz

設定は、電源を切るまで有効です。

■調律方法を変えるバロックなどの古典音楽を当時の調律法で演奏することができます。

現在では、一般に平均律を前提に作曲され、演奏されるのがあたりまえとなっていますが、古典音楽の時代にはいろいろな調律法が存在していました。当時の調律法で演奏してみると、その曲が本来もっている和音の響きを味わうことができます。

「詳細設定をする(設定)」(P.25)の操作2で[E. PIANOE. ピアノ

]ボタンを押すと、次のような表示になります。fig.disp-temp.j

調律法は次の7つの中から選べます。

電源投入時の設定 1 C

主音

平均律以外の調律法で演奏するときは、演奏する曲の調に合わせて主音(長調ならド、短調ならラに当たる音)を指定する必要があります。

主音の設定は、ディスプレイに調律法の設定が表示されてい

るときに、[E. PIANOE. ピアノ

]ボタンを押したまま、主音にしたい

鍵を押します。

選んでいる主音は次のように表示されます。fig.Chart_note2.j

平均律を選んでいる場合は、主音を選ぶ必要はありません。

※ 平均律以外の調律法を選んで録音した場合、その演奏を再生す

るときは、録音したときと同じ調律法を選んで再生してくださ

い。

※ 他の楽器とアンサンブルを行う場合は、演奏する調によって

ピッチにずれが起こる場合があります。他の楽器の主音のピッ

チに合わせてください。

表示 調律法 特徴

1 平均律

オクターブを均等に 12分割してできた調律です。どの音程も同じくらいわずかな濁りが生じます。電源投入時は、この設定です。

調律法 主音

2ピタゴラス音律

哲学者ピタゴラスによって考えられた4度と5度の濁りをなくした調律です。3度の和音に濁りが生じますが、メロディーはきれいに聴こえます。

3 純正調(長)

5度と 3度の濁りをなくした調律です。メロディーの演奏には不向きで転調はできませんが、美しい和音の響きをもちます。

4 純正調(短)

純正調は長調と短調で調律が異なります。長調のときと同じ効果を短調で得ることができます。

5 中全音律純正調を一部妥協させて、転調を可能にした音律です。

6ベルクマイスター

中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた調律です。全ての調での演奏ができます(第一技法 第三番)。

7キルンベルガー

中全音律と純正調を改良し、転調の自由度を高めた調律法です。全ての調での演奏ができます(第三法)。

表示 調律法 特徴

表示 C d_ d E_ E F F G A_ A b_ b

主音 C D D E E F F G A A B B

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第5章 いろいろな設定を変える

MP-60_j.book 27ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

■調律曲線を変える(ストレッチ・チューニング)

ピアノの調律は一般に平均律のピッチに比べて、低音域はより低く、高音域はより高いピッチに調整されます。このようなピアノ独特の調律方法を「ストレッチ・チューニング」といいます。

「詳細設定をする(設定)」(P.25)の操作2で

[HARPSICHORDハープシコード

]ボタンを押すと、次のような表示になります。fig.disp-On

設定値

OFF 標準的な調律曲線です。デュアル演奏時(P.11)や、他の楽器とアンサンブルをするときに適しています。

On やや低音域と高音域を拡大した調律曲線です。ピアノの独奏などに適しています。電源投入時はこの設定です。

電源投入時の設定 On

→ この設定は、ピアノ音色のみに有効です。

■鍵盤左手側にダンパー・ペダルを効かせる

スプリット演奏のとき(P.12)、鍵盤左側の音にもダンパー・ペダルを踏んだときの効果をかけることができます。

「詳細設定をする(設定)」(P.25)の操作2で[ORGANオルガン

]ボタンを押すと、次のような表示になります。fig.disp-Off

設定値

On 鍵盤左側の音にもダンパー・ペダルの効果をかけます。

OFF 鍵盤左側の音には、ダンパー・ペダルの効果はかけません。

電源投入時の設定 OFF

演奏中に設定が変わらないようにする

■ピアノ演奏以外できないようにする(パネル・ロック)

「パネル・ロック」を設定すると、ピアノ演奏のみができる状態になり、すべてのボタンが効かなくなります。不注意でボタンを押したりしても、誤って設定を変えてしまうことがありません。

パネル・ロックをすると、グランドピアノの音でしか演奏できなくなります。

1 音量を最小にしてから、[Powerパワー

]スイッチを押して電

源を切ります。

2 [PIANOピアノ

]ボタンを押したまま、[Powerパワー

]スイッチ

を押して電源を入れます。

ボタンは1~ 2秒間押し続けてください。

ディスプレイは、次のような表示になります。fig.disp----

すべてのボタンが効かなくなります。

音量を調節してください。

鍵盤を弾くと、グランドピアノの音が鳴ります。

パネル・ロックを解除するには、もう一度、音量を最小にして、電源を入れなおしてください。

■ピアノ以外の音色でボタンを効かなくする(音色ロック)

ピアノ以外の音色でも、現在の設定のまますべてのボタンを効かないようにします。

1 [BRILLIANCEブリリアンス

]ボタンを押しながら、

[KEY TOUCHキー・タッ チ

]ボタンを押します。

再生中の曲や、メトロノームの音は止まります。

ディスプレイは、次のような表示になります。fig.disp----

現在の設定のまま、すべてのボタンが効かなくなります。

音色ロックを解除するには、もう一度、[BRILLIANCEブリリアンス

ボタンを押しながら[KEY TOUCHキ ー・タッ チ

]ボタンを押すか、音量を最小にして電源を入れ直してください。

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MP-60_j.book 28ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

第6章 外部機器と接続する

オーディオ機器と接続するオーディオ機器を接続すると、本機の音をオーディオ機器のスピーカーで鳴らしたり、テープ・レコーダーなどの録音機器で演奏を録音することができます。

接続にはPCS-100PW(別売)などの標準プラグのオーディオ・ケーブルを使用してください。

接続例

※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を

防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切っ

てください。

本機の音をオーディオ機器のスピーカーから鳴らす/録音機器に本機の演奏を録音するfig.audio1.j

○電源を入れるときは、次の順番で行ってください。

1 本機の電源を入れます。

2 接続した機器の電源を入れます。

3 各機器の音量を調節します。

本機の演奏を録音機器で録音するとき 4 接続した機器で録音を始めます。

5 本機で演奏します。

6 演奏が終了したら、接続した機器の録音を止めます。

オーディオ機器の音を本機のスピーカーから鳴らすfig.audio2.j

○電源を入れるときは、次の順番で行ってください。

1 接続した機器の電源を入れます。

2 本機の電源を入れます。

3 各機器の音量を調節します。

電源の切りかた 1 本機の音量と、接続している機器の音量を最小にし

ます。

2 本機の電源を切ります。

3 接続している機器の電源を切ります。

コンピューターと接続するローランドUM-1 など、USB MIDI インターフェース・ケーブル(別売)を使用して、お手持ちのコンピューターと接続することができます。

ローランド「Visual MT」などの、シーケンサー・ソフトウェアをインストールしたコンピューターに接続すると、ソフトウェアの演奏を本機で鳴らしたり、本機で録音した曲を、コンピューターで保存したりすることができます。

接続例

※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を

防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切っ

てください。

※ コンピューターを接続するときは、コンピューターに「MIDI

ドライバ」というソフトウェアをインストール必要がありま

す。詳しくはお持ちのMIDI インターフェースの取扱説明書を

ご覧ください。

コンピューターのUSB 端子と本機のMIDI 端子を USBMIDI インターフェース・ケーブルで接続してください。

fig.comp.j

本機

Input R/L(Line In, Aux In)

本機

Output R/L(Line Out, Aux Out)

UM-1など コンピューター

MIDI INへ MIDI OUTへ

コンピューターの USBコネクターへ

本機

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第6章 外部機器と接続する

MP-60_j.book 29ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

MIDI 機器と接続する外部MIDI 機器と接続して演奏情報をやりとりすることで、お互いの演奏をコントロールすることができます。例えば、相手機器から音を出したり、音色を切り換えたりすることができます。

■MIDI とは「MIDI」とは「Musical Instrument Digital Interface」の略で、電子楽器やコンピューターの間で演奏情報のやりとりをするために作られた、統一規格です。

本機には、外部機器と演奏情報をやりとりするために、MIDI 端子が装備されています。これらの端子を使って外部機器と接続することでさらに多彩な使い方ができるようになります。

※ この機器のMIDI の動作仕様を詳しく説明した「MIDI インプリ

メンテーション」(別売)があります。プログラミング等で必

要な方は、販売店に注文してください。

接続例

※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を

防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切っ

てください。

MIDI シーケンサーで本機を鳴らす/ MIDI シーケンサーに本機の演奏データを録音するfig.midi2.j

※ MIDI シーケンサーと接続したときには、本機を「ローカル・

オフ」に設定してください。「ローカル・コントロールのオン

/ オフを切り替える」(P.30)をご覧ください。また、MIDI

シーケンサーは、MIDI スルー(MIDI Inで受信した情報をその

ままMIDIOut から送信する)の状態にしてください。詳しく

は、お持ちのMIDI シーケンサーの取扱説明書をご覧ください。

本機を演奏して MIDI 音源機器を鳴らすfig.midi1.j

MIDI に関する設定をする送信チャンネルなど、MIDI に関する設定をします。

設定モードに入る

1 [ON/OFFオン/オフ

]ボタンを押しながら、[BEATビート

]ボタンを

押します。

押したボタンのランプが点滅し、設定モードになります。

ディスプレイには、現在選ばれている機能の値が表示されます。

各機能を設定する 2 各機能が割り当てられているボタンを押します。

押したボタンのランプが点滅します。

各機能の内容は、後述の説明をご覧ください。

3 [+]または[-]ボタンを押して、値を変えます。

[+]と[-]ボタンを同時に押すと、元の値に戻ります。

設定モードを抜ける

4 [ON/OFFオン/オフ

]または[BEATビート

]ボタンを押します。

ボタンのランプが元に戻ります。

本機

InOut MIDI

MT シリーズなど

※ MT-90sは、MIDI Out端子を   装備していませんので、本機を  鳴らすことはできません。

OUTTHRU INMIDI

本機

MIDI音源機器

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第6章 外部機器と接続する

MP-60_j.book 30ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

■MIDI 送信チャンネルを設定するMIDI には1~16 までのMIDI チャンネルというものがあります。MIDI ケーブルを接続しても、それぞれの機器でMIDIチャンネルが合っていないと、音を出したり、音色を切り換えたりすることはできません。

※ 本機は 1~ 16のすべてのチャンネルを受信します。

※ 本機でデュアル演奏(P.11)やスプリット演奏(P.12)をし

ているときは、ここで設定したチャンネルのみ送信します。

「MIDI に関する設定をする」の操作2で[STRINGSストリングス

]ボタンを押すと、次のような表示になります。fig.disp-1

設定値 1 ~ 16電源投入時の設定 1

■ローカル・コントロールのオン/オフを切り替える

MIDI シーケンサーを接続したときには、ローカル・コントロールをオフに設定してください。

図のように、鍵盤を弾いた情報が(1)と(2)の2種類のルートで音源部に渡されると、音が重なって聴こえたり、途切れたりします。これを防ぐために、(1)のルートを切り離すことを「ローカル・オフ」といいます。fig.localcont.j

ローカル・オン:鍵盤と内部の音源がつながっている状態。fig.localon.j

ローカル・オフ:鍵盤と内部の音源がつながっていない状態。鍵盤を弾いても音が鳴りません。fig.localoff.j

※ ローランドMT シリーズと接続したときは、ローカル・オフに

設定する必要はありません。MT は、電源投入時にローカル・

オフの情報を送信します。本機→MT シリーズの順に電源を入

れると本機は自動的にローカル・オフとなります。

「MIDI に関する設定をする」の操作2で[VARIATIONバリエーション

]ボ

タンを押すと、次のような表示になります。fig.disp-on

設定値 On、OFF

電源投入時の設定 On

■録音した演奏を送信する本機で録音した演奏を外部MIDI 機器やコンピューターに送信したいときは、この設定を「On」にします。「OFF」のときは、送信しません。

「MIDI に関する設定をする」の操作2で[PLAYプレイ

]ボタンを押すと、次のような表示になります。fig.disp-Off

設定値 On、OFF

電源投入時の設定 OFF

録音した演奏をMT シリーズ(MT-90s を除く)などのMIDI シーケンサーで保存しておきたいときは、次のようにしてください。

このとき、外部MIDI シーケンサーは、MIDI スルーの設定をオフにしてください。詳しくは、お持ちのMIDI シーケンサーの取扱説明書をご覧ください。

1 MT シリーズなどのMIDI シーケンサーを、あらかじめ

接続しておきます(P.29)。

2 本機で演奏を録音します(P.20)。

3 この設定をオンにします。

4 接続した MIDI シーケンサーで録音を始めます。

5 本機で録音した演奏を再生します。

6 再生が終了したら、MIDI シーケンサーの録音を止め

ます。 7 接続した MIDI シーケンサーでフロッピー・ディスク

などに保存を行ないます。

(1)

MIDI

MIDIMIDI

MIDI

(2)

IN

IN OUT

OUT

シーケンサー

メモリー 音源

1回弾いて 2回鳴る

スルー機能オン

ローカル・オン

ローカル・オン

音が鳴る

音 源

ローカル・オフ

音が鳴らない

音 源

30

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MP-60_j.book 31ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

資料

故障かな?と思ったら

故障かな?と思ったときは、まずお読みください。

現象 原因/対策

電源が入らない電源コードが正しく接続されていますか?

(P.7)

ボタンがきかな

音色ロックまたは、パネル・ロックしていませ

んか?(P.27)

電源を入れ直してください。

音が出ない

[VOLUMEボリューム

]つまみが一番左側(最小)になっ

ていませんか?(P.8)

ヘッドホンを接続していませんか?

ヘッドホン端子にプラグが残っていませんか?

(P.7)

ヘッドホン端子にヘッドホンなどを接続してい

るときは、スピーカーから音が出ません。

ローカル・オフの設定になっていませんか?

(P.30)

ローカル・コントロールをオンにしてくださ

い。

音が出ない

(MIDI機器を接

続しているとき)

すべての機器の電源は入っていますか?

MIDI ケーブルが正しく接続されていますか?

接続機器とのMIDI チャンネルが合っています

か?(P.30)

鍵盤を弾くと、

ふたつの音が鳴

デュアル演奏の状態になっていませんか?

(P.11)

外部にシーケンサーを接続する場合は、本機を

ローカル・オフに設定してください(P.30)。

または、MIDI シーケンサーのMIDI スルーの設

定をオフにしてください。

スプリット演奏

やデュアル演奏

にすると、選ん

でいた音色が変

わる

音色番号 3が選ばれているTONE SELECTトーン・セ レクト

タンでデュアル演奏やスプリット演奏にする

と、そのTONE SELECTトーン・セ レクト

ボタンには、音色番

号 1が選ばれます(P.10)。

音色のなかには、スプリット演奏にすると、そ

れまで選んでいた音色を、鍵盤左側に割り当て

るものがあります。「音色一覧」(P.33)をご覧

ください。

音色が変わらな

音色ロックまたはパネル・ロックしていません

か?(P.27)

電源を入れ直してください。

[ON/OFFオン/オフ

]ボタンと[BEATビート

]ボタンのランプ

が点滅していませんか?

各機能の設定中です。[ON/OFFオン/オフ

]ボタンまたは

[BEATビート

]ボタンを押して、設定モードを抜けて

ください(P.25、P.29)。

弾いた音が全部

鳴らない

本機の最大同時発音数は 64音です。

曲と一緒に演奏して、ダンパー・ペダルを多用

すると、演奏情報が発音数を超えてしまい、弾

いた音が抜けてしまうことがあります。

鍵盤や曲の音程、

ピッチがずれて

いる

移調の設定をしていませんか ?(P.16)

調律法や調律曲線(P.26)の設定は適切です

か?

マスター・チューニングの設定は適切ですか?

(P.26)

内蔵曲が再生で

きない/片手の

演奏が聞こえな

トラック・ボタン([1]/[2]ボタン)のラ

ンプが消灯していませんか?(P.19)

ランプが消灯しているトラック・ボタンの音は

鳴りません。ボタンを押して、ランプを点灯さ

せてください。

録音できないトラック・ボタンの中から、録音するボタンを

選びましたか ?(P.22 ~ P.23)

録音した曲やメ

トロノームのテ

ンポがおかしい

曲の途中でテンポが変わる内蔵曲を選んで録音

したときは、録音した演奏も同じようにテンポ

が変わります。

また、メトロノームのテンポも同じように変わ

ります。

録音した曲を消さずに録音する場合、曲のテン

ポは最初に録音したテンポで記録されます。先

に録音した曲を消去してから録音し直してくだ

さい(P.24)。

メトロノームの

音が変わらない

内蔵曲を再生しているとき、メトロノームは、

「通常のメトロノームの音」で鳴ります。

録音した演奏を再生しているとき、メトロノー

ムは、録音したときに選ばれていた音で鳴りま

す。

録音した演奏が

消えてしまった

本体の電源を切ると、録音した演奏は消えてし

まいます。消えてしまった演奏は、復元できま

せん。

ペダルが効かな

い/効きっぱな

しになる

ペダルが正しく接続されていますか?

ペダル端子にしっかり接続してください

(P.7)。

ペダルがガタガ

タする

ペダルの下部にあるアジャスターを、床面に押

しつけるように調節してください(P.8)。

リバーブ効果を

解除しても残響

音がする

本機のピアノ音は、アコースティック・ピアノ

本来の奥行感や響きも忠実に再現しているた

め、リバーブ効果を解除しても残響音として聴

こえることがあります。

高音部である鍵

盤から音が急に

変わる

アコースティック・ピアノでは、高音部の 1.5

オクターブ程度の範囲はダンパー・ペダルに関

係なく音が最後まで延びます。また音色も違っ

ています。ローランド・ピアノはアコース

ティック・ピアノのこのような動作を忠実に再

現しています。また、本機では、ダンパー・ペ

ダルの影響を受けない範囲はキー・トランス

ポーズの設定によって変化します。

現象 原因/対策

31

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こんな表示が出たら

MP-60_j.book 32ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

こんな表示が出たら

※「E.」で始まる番号はエラー表示です。いずれかのボタンを押すと、エラー表示を解除することができます。

表示 意味

USr ユーザー・ソングを表します。演奏を録音する場所です(P.21)。

USr. 「.」がつくと、録音した演奏があることを表します(P.21)。

d. 内蔵曲の曲番号です(P.9)。

t. メトロノームの音色番号です(P.15)。

PU 弱起の曲(1拍目以外で始まる曲)を再生すると表示されます。

dEL 録音した曲を消そうとしたときに表示されます(P.20、P.24)。

E.32 演奏情報が大きくなりすぎたので、これ以上録音ができません。

E.41MIDI ケーブルが抜けるなどのトラブルがありました。MIDI ケーブルを正し

く接続してください。

「キーン」という

音がする

ヘッドホンで聴こえる場合:

きらびやかで粒立ちがはっきりしている一

部のピアノ音色では、高調波成分が多く含

まれているため、金属的な響きが加わって

聞こえることがあります。これはピアノ本

来の特徴を忠実に再現しているためで、故

障ではありません。この響きは、リバーブ

効果を深くしたときにより耳につきやすく

なりますので、リバーブ効果を浅くするこ

とで減少する場合があります。

ヘッドホンで聴こえない場合:

別の原因(本体の共鳴など)が考えられま

す。お買い上げ店または最寄りのローラン

ド・サービスにお問い合わせください。

現象 原因/対策

低音部の音がお

かしい/

ビリビリと共鳴

する

ヘッドホンで聴こえない場合:

大きな音で演奏するとスピーカーやピアノ

付近のものが共鳴することがあります。部

屋の蛍光灯やガラス戸などが共鳴すること

もあります。特に低音鍵になるほど、音量

が大きいほど起こりやすくなります。共鳴

を抑えるには、次のことにご注意ください。

・壁などから 10~ 15cm 離してスピーカー

を設置する。

・音量を控える。

・共鳴している器具などから遠ざける。

ヘッドホンで聴こえる場合:

別の原因が考えられます。お買い上げ店ま

たは最寄りのローランド・サービスにお問

い合わせください。

Input 端子に接続

した機器の音量

が小さい

抵抗入りの接続ケーブルを使用していません

か?

抵抗の入っていない接続ケーブル(ローラン

ド:PCS シリーズなど)をご使用ください。

現象 原因/対策

32

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音色一覧

※ A + B:A と Bの 2つの音色を重ねて演奏

2つの音色バランスを変えることができます。 →「デュアル演奏の音量バランスを変える (デュアル・バランス)」(P.11)

A / B:スプリット演奏時の右手音色A/左手音色B

[SPLIT]消灯 [SPLIT]点灯

ボタン [VARIATION] 音色 [VARIATION]消灯 [VARIATION]赤 [VARIATION]緑

[PIANO]

消灯 グランドピアノ 1グランドピアノ 1

/アコースティック・ベース

グランドピアノ1

/アコースティック・ベース&

 シンバル

グランドピアノ 1

/ストリングス

赤 グランドピアノ 2グランドピアノ 2

/アコースティック・ベース

グランドピアノ2

/アコースティック・ベース&

 シンバル

グランドピアノ 2

/ストリングス

緑 ピアノ + ストリングス

[E. PIANO]

消灯 エレクトリック・ピアノ 1エレクトリック・ピアノ 1

/エレキ・ベース

エレクトリック・ピアノ1

/アコースティック・ベース

エレクトリック・ピアノ 1

/ストリングス

赤 エレクトリック・ピアノ 2エレクトリック・ピアノ 2

/エレキ・ベース

エレクトリック・ピアノ2

/アコースティック・ベース

エレクトリック・ピアノ 2

/ストリングス

緑 ビブラフォン

[HARPSI-CHORD]

消灯 ハープシコードハープシコード

/ストリングス

ハープシコード

/オルガン・フルートクラビ/エレキ・ベース

赤 オルガン・フルートオルガン・フルート

/オルガン・ベース

オルガン・フルート

/ストリングス

オルガン・フルート

/クワイア

緑 クラビ

[ORGAN]

消灯 チャーチ・オルガンチャーチ・オルガン

/オルガン・ベース

チャーチ・オルガン

/ストリングス

チャーチ・オルガン

/クワイア

赤 ロータリー・オルガンロータリー・オルガン

/ロワー・オルガン

ロータリー・オルガン

/エレキ・ベースジャズ・オルガン

/ロータリー・オルガン

緑 ジャズ・オルガン

[STRINGS]

消灯 ストリングスストリングス

/ピチカート

ストリングス

/クワイア

オーボエ

/ストリングス

赤 スロー・ストリングススロー・ストリングス

/ピチカート

スロー・ストリングス

/クワイア

フルート

/スロー・ストリングス

緑 クワイア

33

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内蔵曲一覧

曲番号 曲名 作曲者 著作権

d. 1 アラベスク第 1番 C. ドビュッシー © 1995 Roland Corporation

d. 2 真夜中のショパンF. ショパン /

J. モール編曲 © 2002 Roland Corporation

d. 3 ピアノ・ソナタ第 15番 第 1楽章 W. A. モーツァルト © 1996 Roland Corporation

d. 4 フライ・フリー J. モール © 1998 Roland Corporation

d. 5 愛の夢第 3番 F. リスト © 2001 Roland Corporation

d. 6 別れの曲 F. ショパン © 2001 Roland Corporation

d. 7 おまえが欲しい E. サティ © 1997 Roland Corporation

d. 8 小犬のワルツ F. ショパン © 2001 Roland Corporation

d. 9 ゴリウォッグのケーク・ウォーク C. ドビュッシー © 1995 Roland Corporation

d. 10 幻想即興曲 F. ショパン © 2001 Roland Corporation

d. 11 美しく青きドナウ J. シュトラウス(Ⅱ) © 1996 Roland Corporation

d. 12 歌の翼に F. メンデルスゾーン © 1996 Roland Corporation

d. 13 マズルカ第 5番 F. ショパン © 1995 Roland Corporation

d. 14 ジムノペディ第 1番 E. サティ © 1997 Roland Corporation

d. 15 牧童(エオリアのハープ) F. ショパン © 1995 Roland Corporation

d. 16 月の光 C. ドビュッシー © 1998 Roland Corporation

d. 17 黒鍵のエチュード F. ショパン © 2001 Roland Corporation

d. 18 グラドゥス -アド - パルナッスム博士 C. ドビュッシー © 1995 Roland Corporation

d. 19 華麗なる大円舞曲 F. ショパン © 1995 Roland Corporation

d. 20 乙女の祈り T. バダジェフスカ © 1996 Roland Corporation

d. 21 トロイカ P. チャイコフスキー © 1996 Roland Corporation

d. 22 春に寄す E. グリーグ © 1996 Roland Corporation

d. 23 ワルツ作品 64の 2 F. ショパン © 1996 Roland Corporation

d. 24 ラデツキー行進曲 J. シュトラウス(Ⅰ) © 1996 Roland Corporation

d. 25 トロイメライ R. シューマン © 1996 Roland Corporation

d. 26 楽興の時第 3番 F. シューベルト © 1996 Roland Corporation

d. 27 雨だれの前奏曲 F. ショパン © 1996 Roland Corporation

d. 28 調子のよい鍛冶屋 G. ヘンデル © 1996 Roland Corporation

d. 29 ハンガリア舞曲第 5番 J. ブラームス © 1996 Roland Corporation

d. 30 トルコ行進曲 L. v. ベートーベン © 1996 Roland Corporation

d. 31 ノクターン第 2番 F. ショパン © 1996 Roland Corporation

d. 32 春の歌 F. メンデルスゾーン © 1996 Roland Corporation

d. 33 前奏曲 J. S. バッハ © 1996 Roland Corporation

d. 34 狩の歌 F. メンデルスゾーン © 1996 Roland Corporation

d. 35 古風なメヌエット M. ラヴェル © 1996 Roland Corporation

d. 36 エリーゼのために L. v. ベートーベン © 1996 Roland Corporation

d. 37 トルコ行進曲 W. A. モーツァルト © 1996 Roland Corporation

d. 38 セレナード F. シューベルト © 1996 Roland Corporation

d. 39 ユモレスク A. ドボルザーク © 1996 Roland Corporation

d. 40 花の歌 G. ランゲ © 1996 Roland Corporation

d. 41 アルプスの鐘 T. オースティン © 1996 Roland Corporation

34

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内蔵曲一覧

MP-60_j.book 35ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

※ これらの内蔵曲を個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。

d. 42 メヌエットト長調 L. v. ベートーベン © 1996 Roland Corporation

d. 43 ベニスの舟歌 F. メンデルスゾーン © 1996 Roland Corporation

d. 44 アルプスの夕ばえ T. オースティン © 1996 Roland Corporation

d. 45 さらばピアノよ L. v. ベートーベン © 1996 Roland Corporation

d. 46 婚礼の合唱 R. ワーグナー © 1996 Roland Corporation

d. 47 ウォータールーの戦い W. アンダーソン © 1996 Roland Corporation

d. 48 ウィンナ・マーチ C. ツェルニー © 1996 Roland Corporation

d. 49 かっこう L. C. ダカン © 1996 Roland Corporation

d. 50 メヌエットト長調 J. S. バッハ © 1992 Roland Corporation

d. 51 紡ぎ歌 A. エルメンライヒ © 1996 Roland Corporation

d. 52 ガヴォット F. ゴセック © 1996 Roland Corporation

d. 53 のばら G. ランゲ © 1996 Roland Corporation

d. 54 ジプシーの踊り H. リヒナー © 1996 Roland Corporation

d. 55 金婚式 G. マリー © 1996 Roland Corporation

d. 56 クシコス・ポスト H. ネッケ © 1996 Roland Corporation

d. 57 お人形の夢と目ざめ T. オースティン © 1996 Roland Corporation

d. 58 すみれ L. ストリーボッグ © 1996 Roland Corporation

d. 59 楽しい農夫 R. シューマン © 1996 Roland Corporation

d. 60 ソナチネ作品 36の 1 第 1楽章 M. クレメンティ © 1996 Roland Corporation

d. 61 ソナチネ作品 20の 1 第 1楽章 F. クーラウ © 1996 Roland Corporation

d. 62 ソナチネ第 5番 第 1楽章 L. v. ベートーベン © 1996 Roland Corporation

d. 63 ハンガリアン・ラグ~ハンガリー舞曲第 5番 ラグタイム風J. ブラームス /

J. モール編曲 © 1996 Roland Corporation

d. 64パガニーニ・ブギ~カプリス第 24番イ短調によるジャズ変奏 

ブギ・ウギ風

N. パガニーニ /

J. モール編曲 © 1998 Roland Corporation

d. 65 L'éveil del l'amour(愛の芽生え) 平下政志&平下和子 © 2000 Roland Corporation

曲番号 曲名 作曲者 著作権

35

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操作早見表

1 2 3 4 5 6 7

1

12

2

4

3

番号 目的 ボタン ページ

[ON/OFF]ボタンと[BEAT]ボタンを押してから、[●]ボタンを押す

マスター・チューニング [ON/OFF]+[BEAT] →[PIANO] P.26

調律法調律法の主音

[ON/OFF]+[BEAT] →[E. PIANO]

→[E. PIANO]+ 鍵P.26

ストレッチ・チューニング [ON/OFF]+[BEAT] →[HARPSICHORD] P.27

鍵盤左側にダンパー・ペダルをかける [ON/OFF]+[BEAT] →[ORGAN] P.27

MIDI 送信チャンネル [ON/OFF]+[BEAT] →[STRINGS] P.30

ローカル・コントロール [ON/OFF]+[BEAT] →[VARIATION] P.30

録音した演奏の送信 [ON/OFF]+[BEAT] →[PLAY] P.30

[□]ボタンを押してから、[-][+]ボタンを押す

メトロノームの拍子 [BEAT] →[-][+] P.14

デュアル・バランス [TRANSPOSE]+[SPLIT] →[-][+] P.11

[■]ボタンを押したまま、[-][+]ボタンを押す

メトロノームの音量 [ON/OFF]+[-][+] P.14

メトロノームの音色 [BEAT]+[-][+] P.15

リバーブ効果の深さ [REVERB]+[-][+] P.15

ダンパー・ペダルのレゾナンスのかかり具合

[REVERB]+[SPLIT]+[-][+] P.25

[SPLIT]/[TRANSPOSE]ボタンを押したまま鍵を押す

スプリット・ポイント [SPLIT]+ 鍵 P.13

トランスポーズ [TRANSPOSE]+鍵 P.16

1

2

3

4

5

6

7

1

2

1

2

3

4

36

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MIDI インプリメンテーション・チャート

MIDI インプリメンテーション・チャート

MP-60_j.book 37ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

ファンクション...

ベーシック チャンネル

モード

ノート ナンバー :

ベロシティ

アフター タッチ

ピッチ・ベンド

コントロール チェンジ

プログラム チェンジ

エクスクルーシブ

コモン

リアル タイム

その他

備考

送   信 受   信 備   考

電源ON時 設定可能

電源ON時 メッセージ 代用

音域

ノート・オン ノート・オフ

キー別 チャンネル別

6, 38 7 11 64 66 67 91 93

100, 101

: 設定可能範囲

: ソング・ポジション : ソング・セレクト : チューン

: クロック : コマンド

: オール・サウンド・オフ : リセット・オール・コントローラー : ローカル・コントロール : オール・ノート・オフ : アクティブ・センシング : リセット

1

モード 3 ×

○ × 8n v = 64

15 – 113

× ×

×

○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

○ (0...117) **************

× × ×

× ×

× × × × ○ ×

11 –16

モード 3 ×

○ ×

0 –127 15 –113

× ×

×

○ (0 – 127) 0...117

× × ×

× ×

× ○ ○ ○ (123 –127) ○ ×

データ・エントリー ボリューム エクスプレッション ホールド1 ソステヌート ソフト 汎用エフェクト1(リバーブ) 汎用エフェクト3(コーラス) RPN LSB, MSB

DIGITAL PIANO

Model MP-60

Date : July. 1, 2003

Version : 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート

**************

**************

モード 1 : オムニ・オン、ポリ

モード 3 : オムニ・オフ、ポリ

○ : あり

× : なし

モード 2 : オムニ・オン、モノ

モード 4 : オムニ・オフ、モノ

1–16

37

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主な仕様

※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

鍵盤

鍵盤 88鍵盤 PHAα(プログレッシブ・ハンマー・アクション α)鍵盤

鍵盤タッチ プリセット3段階

キーボード・モードフル・キーボード、デュアル(デュアル・バランス設定可能)、スプリット(スプリット・ポイント設定可能)

音源

最大同時発音数 64音

音色 5グループ15 音色

音律 7種類、根音指定可

ストレッチ・チューン 2タイプ

マスター・チューニング 415.3Hz ~ 466.2Hz(0.1Hz 単位)

トランスポーズ キー・トランスポーズ(-6~ +5半音)

エフェクト リバーブ(8段階)、コーラス(E. ピアノのみ)、シンパセティック・レゾナンス(ピアノのみ、8段階)

メトロノーム

拍子 2/2、0/4、2/4、3/4、4/4、5/4、6/4、7/4、3/8、6/8、9/8、12/8

音量調節 8段階

レコーダー

トラック数 2トラック

記憶曲数 1曲

記憶音数 約5,000音

テンポ 4分音符=20 ~ 250

分解能 96クロック /4分音符

コントロール 再生/停止、録音、テンポ、全曲再生、トラック選択

内蔵曲 65曲

その他

定格出力 20W×2

スピーカー 12cm× 2

表示器 7セグメント3桁LED

コントロール ボリューム、ブリリアンス(3段階)

ペダル ダンパー、ソフト、ソステヌート

その他の機能 パネル・ロック、音色ロック

接続端子アウトプット端子(L/Mono、R)、インプット端子(L/Mono、R)、ヘッドホン端子×2(ステレオ)、MIDI In 端子、MIDI Out 端子、ペダル端子

電源 AC100V(50/60Hz)

消費電力 40W

外形寸法(専用スタンド込み)

1,392(W)× 422(D)×818(H)mm

1,392(W)× 422(D)×987(H)mm(譜面立てを立てた場合)

質量(専用スタンド込み)

42kg

付属品 取扱説明書(本書)、保証書、電源コード、ユーザー登録カード

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索引

AACインレット .................................................................. 7

B[BRILLIANCE]ボタン .................................................. 8

MMIDI .................................................................................. 29

PPhones 端子 ..................................................................... 7[Power]スイッチ ........................................................... 8Power ランプ .................................................................... 8

TTONE SELECT ボタン ................................................ 10

V[VOLUME]つまみ ......................................................... 8

あアジャスター ..................................................................... 8

い移調(トランスポーズ)............................................... 16

おオーディオ機器 .............................................................. 28音の高さを変える ......................................................... 16音量 ..................................................................................... 8

メトロノーム ............................................................ 14

かカウントイン .................................................................. 18

きキー・タッチ .................................................................. 17基準ピッチ ...................................................................... 26曲の消去 .......................................................................... 24

こ効果 .................................................................................. 15

かかり具合 ................................................................ 15古典音楽 .......................................................................... 26コンピューター .............................................................. 28

さ再生

片手ずつ .................................................................... 19曲を選ぶ ....................................................................... 9すべての曲 ................................................................... 9

し消去 .................................................................................. 24シンパセティック・レゾナンス ............................ 8, 25

すストレッチ・チューニング ......................................... 27スプリット演奏 .............................................................. 12スプリット・ポイント ................................................. 13

せ設定 .................................................................................. 25

MIDI ............................................................................ 29全曲再生 ............................................................................. 9

そ送信チャンネル .............................................................. 30ソステヌート・ペダル .................................................... 8ソフト・ペダル ................................................................. 8

たタッチ感 .......................................................................... 17ダンパー・ペダル ..................................................... 8, 27

共鳴量 ........................................................................ 25

ちチューニング .................................................................. 26調律曲線 .......................................................................... 27調律法 .............................................................................. 26調をかえる(トランスポーズ)................................... 16

てデュアル演奏 .................................................................. 11デュアル・バランス ..................................................... 11電源 ..................................................................................... 8電源コード ......................................................................... 7テンポ ....................................................................... 13, 18

とトラック・ボタン ................................................... 19, 23トランスポーズ(→調をかえる)............................... 16

な内蔵曲 ......................................................................... 9, 18

片手ずつ .................................................................... 19

はパネル・ロック .............................................................. 27バリエーション音色 ..................................................... 10

ひビギナータッチ・モード ............................................. 17拍子 .................................................................................. 14

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MP-60_j.book 40ページ 2004年2月12日 木曜日 午後1時45分

ふフタ ..................................................................................... 7譜面立て ............................................................................. 7

へペダル ................................................................................. 8ペダル・コード ................................................................. 7ヘッドホン ......................................................................... 7

まマスター・チューニング ............................................. 26

みMIDI 機器 ......................................................................... 29MIDI チャンネル ............................................................ 30

めメトロノーム .................................................................. 13

音色 ............................................................................ 15音量 ............................................................................ 14

りリバーブ .......................................................................... 15

ろローカル・コントロール ............................................. 30録音 .................................................................................. 20

新しい曲 .................................................................... 21片手ずつ .................................................................... 23曲に合わせる ............................................................ 22

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商品をお求めの販売店か「サービスの窓口」に記載の営業所、またはサービス ステーションまでご相談ください。「サービスの窓口」は保証書に同封、もし くは封筒の裏面に記載されています。

'03. 4. 1 現在 ※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。

■ 東京 TEL (03) 3251-3429 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9789 ■ 浜松 TEL (053) 414-7530

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<住所> 〒433-8118 静岡県浜松市高丘西4-7-19 ローランド浜松流通センター

<電話> 受付時間:午前10時~午後5時(土、日曜、祝日および弊社規定の休日を除く)

取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.

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03454456 ’04-3-2N

内容物一覧

No. 品名 数量

1 本体 1

2 譜面立て 1

3 取扱説明書(本書)一式 1

4 電源コード・セット 1

この取扱説明書は再生紙を使用しています。

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