第90号

平成30年７月発行

（一社）石川県生活衛生同業組合連合会（公財）石川県生活衛生営業指導センター金沢市平和町１－３－１石川県平和町庁舎３Ｆ

TEL：076－259－6510FAX：076－259－6516

◆

巻

頭

言

◆

生活衛生いしかわ

　

生活衛生関係営業を営む皆様方並びに生活衛生同業組合の皆

様方には、平素より、本県の生活衛生行政の推進につきまし

て、格別のご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

　

近年、消費者のニーズや価値観が多様化する中で、生活の安

全と安心に対する県民の関心は、ますます高くなっておりま

す。このような中、皆様方には、生活衛生関係営業を通じ、県

民の生活に密着した様々なサービスを提供いただき、日々の暮

らしに潤いを与えるとともに、県民の皆様の生活を適切な衛生

管理のもとで支えていただいており、深く感謝申し上げます。

　

また、北陸新幹線金沢開業以降、国内外から多くの方々が本

県にお越しになられています。これも「おもてなし」や「食文

化」、「歴史景観」といった石川ならではの魅力が、改めて多く

のお客様から高い評価を受けている証であると考えています。

お客様に接する最前線でご活躍いただいております皆様方に

は、引き続き、安全・安心な衛生管理の徹底に努め、質の高い

良質なサービスの提供にご尽力いただきますようお願い申し上

げます。

　

今後とも、生活衛生営業指導センター並びに各生活衛生同業

組合と連携を図りながら、生活衛生関係営業の振興と公衆衛生

の向上に努めてまいる所存でありますので、皆様方には一層の

ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

就任にあたって

石川県健康福祉部長

片　岡　　　穣

平成30年７月 第90号（2） 生 活 衛 生 い し か わ

▪

指導センター理事会及び

　

評議員会の開催

　

五月十五日に指導センター第一

回理事会が、六月五日に評議員会

が開催されました。平成二十九年

度事業報告、収支決算が原案どお

り可決承認されました。

　

また、任期満了に伴う新たな役

員の選任が行われました。評議員

については、任期途中で辞任され

た評議員の後任の選任が行われま

した。

　

この後、理事による互選の結果、

理事長に吉田勝昭（鮨商組合）さ

ん、副理事長に長田實（理容組

合）さん、専務理事に小西祥一

（事務局）さんが選任されました。

▪

連合会理事会及び総会の開催

　

六月五日に連合会理事会、総会

が開催されました。

　

平成二十九年度事業報告、収支

決算が原案どおり可決承認される

とともに、任期途中で辞任された

理事の後任の選任が行われました。

（指導センター、連合会の役員・評

議員は別掲一覧表のとおりです。）

▪

生衛業地域活性化連携事業

第一回ワーキンググルー

プ・実行委員会の開催

　

地域活性化連携事業は生衛組合

が業種を超えた連携を行い、生衛

業者の特性を活かした事業を実施

することで、生衛業の振興や地域

の活性化に資する目的で実施され

るものです。

栄えあるご受賞

おめでとうございます

✿連合会理事長表彰

　

平成三十年三月二十六日、しいのき迎賓館において、次の

十一名の方々が、一般社団法人石川県生活衛生同業組合連合会

の理事長表彰を受賞されました。

飲　

食　

業

　服　部　照　彦（金沢市）

　東　　　光　博（加賀市）

理　　　

容

　行　野　欣　也（金沢市）

　宮　本　一　茂（七尾市）

　葛　野　英　之（小松市）

美　

容　

業

　松　岡　てる子（能登町）

　

谷　屋　伸　司（加賀市）

　黄　瀬　昌　和（小松市）

旅館ホテル

　大　向　洋　紀（輪島市）

　田　向　公　一（加賀市）

公衆浴場業

　橋　元　信　勝（珠洲市）

◎

受賞された皆様方の日頃のご

研鑽に敬意を表しますととも

に、心からお祝いを申し上げ

ます。

（3）第90号 平成30年７月 生 活 衛 生 い し か わ

指導センター役員、評議員名簿 (Ｈ30.６.５現在)

役　　　　　　員 評　 議 　員

役　 職 氏　 名 所属組合(団体) 氏　 名 所属組合

理 事 長 吉田　勝昭 鮨 商 馳　　信治 鮨 商

副理事長 長田　　實 理 容 東川　敏行 麺 類 食 堂

専務理事 小西　祥一 事 務 局 今井　明弘 社 交 料 飲

理 事 中田　義一 麺 類 食 堂 山縣　秀行 料 理 業

理 事 梅村　光男 社 交 料 飲 鍋島　盛雄 飲 食 業

理 事 浅田　久太 料 理 業 柿本　尚之 氷雪販売業

理 事 北川　　實 飲 食 業 前田　英明 理 容

理 事 大西　　茂 氷雪販売業 上野　　宏 美 容 業

理 事 西井十六勝 美 容 業 今里　麻子 興 行

理 事 藤岡　紫浪 興 行 山﨑太一朗 旅館ホテル

理 事 多田　計介 旅館ホテル 百々　和弥 公衆浴場業

理 事 松永日出男 公衆浴場業 則島　良成 クリーニング

理 事 太田　文雄 クリーニング

監 事 西川　正次 鮨 商

監 事 村井　　弘 クリーニング

連合会役員名簿 (Ｈ30.６.５現在)

役　　　　　　員

役　 職 氏　 名 所属組合(団体)

理 事 長 吉田　勝昭 鮨 商

副理事長 梅村　光男 社 交 料 飲

専務理事 小西　祥一 事 務 局

理 事 東川　敏行 麺 類 食 堂

理 事 山縣　秀行 料 理 業

理 事 地原　一郎 飲 食 業

理 事 柿本　尚之 氷雪販売業

理 事 絈野　邦雄 理 容

理 事 上野　　宏 美 容 業

理 事 藤岡　紫浪 興 行

理 事 北口　博一 旅館ホテル

理 事 田村　伊織 公衆浴場業

理 事 宮崎　　進 クリーニング

監 事 西川　正次 鮨 商

監 事 清水　伸一 公衆浴場業

公益財団法人石川県生活衛生営業指導センター 一般社団法人石川県生活衛生同業組合連合会

　

五月一日に第一回ワーキンググ

ループが、五月十五日に第一回実

行委員会が開催され、鮨商組合、

飲食業組合、理容組合、クリーニ

ング組合の委員の方々が出席され

ました。

　

それぞれの会議では災害支援マ

ニュアルの策定や地域住民・生衛

業者に対するキャンペーンなど、

今後の進め方について協議いたし

ました。

▪

後継者育成支援協議会の開催

　

五月二十五日、しいのき迎賓館

で平成三十年度第一回後継者育成

支援協議会を開催し、本年度の実

施計画について協議いたしました。

　

この結果、インターンシップ事

業等の実施については、今年度も

石川県調理師専門学校と石川県理

容美容専門学校の協力を得て、七

月二十四日～二十六日（飲食）、

二十五日～二十七日（理美容）

に、専門学校・店舗実地体験コー

ス（二日間専門学校、一日間お

店）で実施するほか、店舗実地体

験コース（お店で三日間）、出前

授業型体験学習コース（一日間出

前講座）の三つのコースで行うこ

ととしました。

平成30年７月 第90号（4） 生 活 衛 生 い し か わ　

また、若手経営者や後継者のた

めの事業承継対策等についての懇

談会も開催することとしておりま

す。

▪

生衛組合役員・事務局職

　

員会議の開催

　

五月二十五日、しいのき迎賓館

で生衛組合役員・事務局職員会議

が開催され、平成三十年度生活衛

生営業指導センター及び平成三十

年度生活衛生同業組合連合会の事

業概要等の説明が行われ、組合と

の今後の連携強化について懇談し

ました。

▪

消費者苦情相談対応連絡

　

会の開催

　

六月十二日、消費者苦情相談対

応連絡会が、石川県庁会議室で開

催されました。

　

これは、県、保健所、消費生活

支援センター、関係生衛組合代表

者が集い、消費者から寄せられた

苦情相談の収集と分析、情報の共

有化を図るもので、苦情処理につ

いての連携体制について確認し、

広く周知することとしました。

　

平成三十年度事業計画について

は次の通りです。

１　

生衛業相談指導事業

⑴　

中央相談指導事業　

　

指導センターに常設相談室を

設置、各種セミナーや苦情相談

対応連絡会等の開催

⑵　

地区相談指導事業　

　

県内各地区において相談室を

開催（加賀、能登地区）

⑶　

巡回相談指導事業　

　

県内の生衛業者等を訪問し、

相談の実施、特相員等の能力・

資質向上に向けた研修会等の開

催２　

分野調整等指導事業

　

大企業等の進出による紛争等

について自主的調整等を実施

３　

生衛業情報化整備事業　

　

経営情報の収集、ホームペー

ジによる情報提供等

４　

健康・福祉対策推進事業

　

健康づくりの場の提供、感染

症拡大防止等の講習会の実施

５　

後継者育成支援事業

　

インターンシップ事業の実

施、若手経営者を育成するため

の研修会・セミナー等の開催

６　

生衛業景況等調査事業

　

生衛業者の景況及び設備投資

の動向等の調査

７　

クリーニング師研修等事業

　

クリーニング師等の資質の向

上、知識の修得や技術の向上を

図るため研修、講習を実施

８　

標準営業約款登録推進事業　

　

Ｓマーク制度の消費者へのＰ

Ｒと登録の推進

９　

生衛業対策事業　

　

生衛組合等との検討会、日本

政策金融公庫との連絡協議会等

10　

生衛業振興補助事業　

　

各生衛組合に対する生衛業振

興事業費補助金の交付

１　

組織強化対策事業

　

組合加入の促進など組合活動

活性化への取組強化

２　

広報事業

　「生活衛生いしかわ」の発行　

年三回

３　

優良組合員等表彰事業

（5）第90号 平成30年７月 生 活 衛 生 い し か わ

献血にご協力願います献血にご協力願います

16歳から献血にご協力いただけます。

献血の種類

項目

成　分　献　血 全　血　献　血

血漿成分献血 血小板成分献血 200mL献血 400mL献血

１回献血量 600mL以下（体重別） 200mL 400mL

年 齢 18歳～69歳※ 男性 18歳～69歳※

女性 18歳～54歳16歳～69歳※ 男性 17歳～69歳※

女性 18歳～69歳※

体 重男性　45kg以上女性　40kg以上

男女とも50kg以上

最 高 血 圧 90mmHg以上

※65歳から69歳までの方は60歳から64歳までに献血の経験がある方に限られます。

下記の施設で献血を受け付けています

　献血ルーム く ら つ き（日曜・祝祭日を除く毎日受付） 金沢市鞍月東1－1 TEL(076)237-3745　献血ルーム ル・キューブ（月曜を除く毎日受付） 金沢市袋町1－1 かなざわはこまち３ F TEL(076)220-1655

● 石川県赤十字血液センターホームページアドレス　http://www.ishikawa.bc.jrc.or.jp/● 石川県健康福祉部薬事衛生課・薬事麻薬グループ　T E L ( 0 7 6 ) ２２５－１４４２

　これからの季節、キャンプなどでバーベキューをする機会が増えてきますが、その際、加熱不十分な肉を食べたことにより食中毒になることがあります。　生の肉の表面には、食中毒を引き起こす細菌が付着していることがあります。　しかし、これらの細菌は熱に弱いので、十分に火を通すことで安全に食べることができます。肉を生や加熱不十分な状態で食べることの危険性を理解し、適切な予防方法を取ることによって食中毒を防ぎましょう。　また、牛レバーや豚肉（内臓を含む）の生食は禁止されています。鶏肉等の生食も大変危険です。絶対にやめましょう。

　1　肉はしっかり火を通しましょう！　2　肉を焼く箸と食べる箸を分けましょう！　3　生の肉を触った後は、手を洗いましょう！　4　肉の調理に使うまな板や包丁などの器具は、他の食材と分けましょう！

肉はよ～く焼いて食べましょう!!

石川県からのお知らせ

しっかり加熱を!!

平成30年７月 第90号（6） 生 活 衛 生 い し か わ

（7）第90号 平成30年７月 生 活 衛 生 い し か わ

飲

食

業

組

合

ＦＯＯＤＥＸ

　　

いしかわを終えて

石川県飲食業生活衛生同業組合

副理事長　

福永　佳正

　

三十六回を終え、目玉イベント

フードバトルも賛同を頂き、テレ

ビの生中継も二日目に行われまし

た。ただ、イベント自体に少々マ

ンネリ化の感があり、何か来場し

ている方に商品や飲食だけではな

く、いい話を聴いて頂き、飲食店

をしてみたい方や、自店舗の参考

になればと、起業体験談を行いま

した。

　

一日目は、大きなチェーン展開

している組合員に、小さな喫茶店

から多様なニーズをとらえ、数十

店舗企業に発展させ、金沢では知

られているケーキ製造販売やレス

トランを展開する㈱メープルに育

てられた体験談を。

　

二日目は、日本酒に特化し全国

の酒を取り寄せ、酒匠の資格や海

外まで単身行き、県最南端の山中

温泉で客席十人位の和酒バーを開

業している若手組合員に、店のこ

だわりや開店の経緯をトークショ

ウ形式で開催し、大変好評をえま

した。傍聴者から録画したものが

無いのかと、思いの外好評でした。

　

次回の予定は、役員改選や組合

が六十周年を迎える年度です。

　

組合運営の改善も含め、組合員

理

容

組

合

第六十回通常総代会

存在感のある組織づくりを

石川県理容生活衛生同業組合

常務理事　

沓　　智之

　

県理容組合の第六十回通常総代

会は五月二十一日、県地場産業振

興センターで開催された。

　

開会に先立ち、永年就労者感謝

状授与、退職支部役員表彰、永年

勤続支部役員表彰、永年勤続従業

員表彰、県組合講師委嘱状授与が

行われた。

　

続いて、長田實理事長が「厳し

い時代だが、組合のあり方を考え

ながら組織を強化したい」と挨拶

の増加案や、事業の見直し検討や

改革にも果敢に実行していく事を

過日、行われた理事会で決めまし

た。

　

また、当組合、加賀・能登・金

沢ブロックでよくコンタクトを取

り情報交換をしていき、組合運営

に寄与していく事を考えています。

し、来賓の松田豊久県健康福祉部

薬事衛生課長、小西祥一県生活衛

生営業指導センター専務理事、板

橋健史日本政策金融公庫金沢支店

融資第二課長より、それぞれ祝辞

をいただいた。

　

議案審議は、議長に上田徳次氏

（金沢・四部）、副議長に久我健次

氏（能登・羽咋）を選出して行わ

れ、平成二十九年度事業報告・収

支決算が承認され、役員の任期満

了に伴う役員選任では、長田理事

長と新しい理事、監事が紹介され

承認された。任期は三年間。

平成30年７月 第90号（8） 生 活 衛 生 い し か わ

公衆浴場業組合

男五十二歳、未だに

　　

銭湯三代目見習い中

石川県公衆浴場業生活衛生同業組合

みろく温泉元湯　

宮本　孫文

　

今から六十四年前の昭和二十九

年に先々代の祖父が「みろく湯」

　

退職県組合役員表彰の後、平成

三十年度事業計画・収支予算、平

成三十年度借入金最高限度額、振

興計画の変更認定申請について審

議し承認された。

旅館ホテル組合

平成三十年度通常総会開催

石川県旅館ホテル生活衛生同業組合

理事・事務局長　

北口　博一

　

五月二十一日、平成三十年度通

常総会が、ホテル日航金沢にて開

催された。

　

総会は多田理事長の挨拶のあと、

来賓の竹内政則石川県観光戦略推

進部次長、田中裕之日本政策金融

公庫金沢支店国民生活事業統轄、

三原清司商工組合中央金庫金沢支

店長より、それぞれご祝辞を頂戴

した。

　

その後、審議にはいり、平成

二十九年度事業報告、収支決算、

平成三十年度事業計画、収支予算

など議案すべてが承認可決された。

　

このあと、日本たばこ産業㈱北

陸支社の山下靖課長より「旅館・

ホテルにおける分煙の手法」につ

いての説明があり、有意義なもの

となりました。

として開業した銭湯、そんな祖父

は、開業して間もなく数年で病気

により他界。

　

その後は、祖母と伯母と父（二

代目）とで銭湯を切り盛りする

中、昭和四十年に父が結婚し、自

分がこの世に生を受ける。風呂屋

の長男として生まれてからの半生

を少々…。

　

自分が四歳を少し過ぎた頃、祖

母も伯母も父母もバリバリに若

かったので、みろく湯を祖母と伯

母にまかせ、父母が新たに内灘町

で「鶴ケ丘温泉」という銭湯を開

業することになり保育園の年長さ

んの時に内灘町へ転居。

　

小中高と接骨師の専門学校プラ

スアルファの約十八年間、内灘町

で生活していたのですが、小学校

の卒業文集では将来、パイロット

かカメラマンになりたいと語って

いたはずだったのに、中学一年生

の夏に父が大病を患い、働けなく

なってしまい急遽、銭湯の仕事の

中では肉体労働且つ大切なポイン

トでもある風呂掃除を任される事

となってしまう…。

　

その時は、父の病気も直に治り

仕事にも直ぐ復帰するんだろうな

と軽い気持ちを持ってたのが甘

かった。父の闘病は十年近くも続

き、中学、高校、接骨師の専門学

校プラスアルファの学業の傍ら、

銭湯の営業終了後には右手に亀の

子だわしを鷲掴みにし、風呂掃除

という生活を送ることとなってし

まい、いつの間にやらこりゃ銭湯

をせにゃならんがんでないかい

なって気持ちになる。

　

当時、家庭の内風呂等の普及な

どにより銭湯の客足が遠のく中、

需要喚起策として昭和六十年にみ

（9）第90号 平成30年７月 生 活 衛 生 い し か わ

県調理師専門学校

本年度、新しく社会人向けの

有意義な制度ができました！

石川県調理師専門学校

　

春爛漫の四月十日に平成三十年

度の入学式を挙行し、おかげさま

で今年も元気いっぱいの新入生を

迎え入れることができました。

　

入学翌日から早速、オリエン

テーションを開始し、真新しい教

科書、そして真っ白な調理服、ピ

カピカの包丁セットを手にした生

徒たちは、幾分は緊張しながらも

眼をキラキラさせて、今後の学科

授業や調理実習に思いを馳せてい

ました。

　

一方で既に早くも、入学式のか

なり前から、本年度生徒に対し

て、非常に多くの求人が寄せられ

ており、本校にとっては誠に喜ば

しい限りです。

　

また、本年三月に卒業した昨年

度生徒においても、地元や遠方の

ミシュラン星付店舗やゴ・エ・ミ

ヨの高得点店舗に入社した者が何

名もおり、さらに今後の活躍に期

待を寄せているところです。

　

専門学校の本質と存在意義は、

資格や技術の習得はもちろんです

が、最終的には生徒をしっかりと

した職場へしっかり就職させるこ

とに係っており、校長はじめ教職

員一同、普段からの高校訪問や生

徒募集においても、それをしっか

りアピールしながら広報活動を

行っているところです。

ろく湯敷地内にて温泉を掘削、同

年温泉が湧出し、屋号が現在の

「みろく温泉元湯」となる。温泉

が出たことと父の病気も良くなっ

てきたタイミングもあり、何か銭

湯以外にも地域貢献出来る事がな

いかと、父等の助言もあり、接骨

院をしたらどうかという話にな

り、家業を手伝う傍ら、接骨師の

専門学校に行かせてもらい、卒業

後、数年の修行を経て、平成三年

にみろく温泉元湯の同一敷地内に

て「みろく温泉接骨院」を開業。

　

現在は、六年ほど前に父が仕事

中に大怪我をし、銭湯の仕事が出

来ない状態となってしまい、毎朝

六時頃から小一時間程銭湯の浴槽

の湯を抜いた後、浴槽の掃除を小

一時間程かけ終わらせたあと、午

前中は接骨院の診療の傍らボイ

ラー室と風呂場を行き来し銭湯の

開店準備をし、接骨院の午前の診

療後、銭湯の開店、接骨院の午後

の診療を十九時過ぎに終え、晩御

飯後しばらく仮眠し、銭湯の営業

が終わる二十三時半頃から、浴槽

以外のカラン台や床等の掃除を一

時間半ほどかけ終わらせ、その日

の残り湯の温泉にザブンと浸かり

「ふぅ～！」っと一息、接骨院と銭

湯の二足の草鞋生活の長い一日の

終わりである。

　

昨今、銭湯業界は店主の高齢化

や設備の老朽化、また長時間＆重

労働の割には実入りの良くない仕

事なので跡継ぎのなりてもなかな

か居らず、全国的にも廃業する方

が多く、業界そのものも消えゆく

勢いではありますが、老若男女問

わず、裸の付き合いをすることが

出来る素晴らしいコミュニケー

ションの場、心身の続く限り気合

と根性で続けて行きたいもので

す。

　

また、本年度から、社会人入学

生の増加に向けて二つの新施策を

設けました。

　

一つは、ハローワーク＆石川県

金沢産業技術専門校と連携した

「離職者再就職訓練生」の受け入

れが実現し、四月より四名の訓練

生が通学しております。

　

これは、人手不足に悩む調理料

理業界に国・県が支援する助成金

制度で、離職者が新しい分野の業

界業種へ再チャレンジするための

大変有効な施策になっています。

　

二つめは、新しく本校独自の

平成30年７月 第90号（10） 生 活 衛 生 い し か わ

県理容美容専門学校

昼間課程・通信課程入学式

石川県理容美容専門学校

　

平成三十年四月六日、石川県理

容美容専門学校で昼間課程・通信

課程の入学式が行われました。

　

新入生は、理容師・美容師の基

本的態度である明るい挨拶と返

事、礼と感謝の気持ちを体得する

ことを誓いました。

　

昼間課程・理容科八名、美容科

七十五名、ビューティーアート科

十名、通信課程・美容科二十五

名、理容科六名は、それぞれの専

門カリキュラムで、理容師、美容

師、エステティシャンを目指しま

す。

　

松岡武義理事長・校長が式辞を

述べ、入学生を代表して美容科の

高桑

詩織さん（金沢市）が「理

容師、美容師、エステティシャン

は接客が基本であり、『明るい挨

拶と返事』、『礼と感謝の気持ち』

もこの二年間を通して体得するこ

とを誓います。」と誓いのことば

を述べました。

　

式典後には写真撮影なども行わ

れ、和気あいあいとした雰囲気で

これから始まる学校生活に胸を躍

らせているようでした。

● クリーニング研修について

　クリーニング師は業務に従事した後１年以内に、その後は３年を超えない期間ごとに

研修を受講することがクリーニング業法により義務付けられています。該当される方には直接文書でご案内いたしますので必ず受講してください。　今年度、第１回目は９月30日（日）七尾サンライフプラザで、２回目は来年２月24日（日）に石川県地場産業振興センターで開催する予定です。

センターからのお知らせ

「聴講生制度」を設けました。

　

これは、本校卒業生・調理業界

の社会人を対象として本校の調理

実習授業の見学と、授業後に試食

ができるという制度です。有料で

はありますが、改めて「食の匠」

の調理技術に触れ、その料理をそ

の場で賞味できる大変有意義な内

容になっています。そして、さら

にこの制度が聴講生本人、家族、

関係者の本校入学に結び付いてい

ければ、と大きな期待をしていま

す。

　

その他、従来より本校が認可校

となっている「教育訓練給付金制

度」も引き続き利用できます。こ

れも、本校入学生のうち毎年約五

名ほどが利用している大きな補助

金制度です。

　

これら三つの制度を最大限有効

活用し、年齢を問わず将来調理業

界を希望し、今後の本校への入学

が期待される社会人の皆様への支

援事業に役立てて参りたいと願っ

ております。

誓いのことばを述べる高桑さん

入学を喜ぶ新入生たち

（11）第90号 平成30年７月 生 活 衛 生 い し か わ

次　　　

長　

東　

田　

裕　

之

食品保健課長　

吉　

村　

瑞　

江

生活環境課長　

中　

村　

能　

則

　

能登中部保健福祉センター

所　　　

長　

南　　　

陸　

男

次　　　

長　

伊　

豆　

善　

宏

次　　　

長　

岡　

田　

和　

輝

食品保健課長　

中　

川　　　

敏

生活環境課長　

山　

田　　　

肇

　

能登北部保健福祉センター

所　　　

長　

小　

林　

勝　

義

次　　　

長　

岩　

山　

直　

樹

次　　　

長　

福　

浦　

章　

伸

食品保健課長　

泉　　　

紀　

子

生活環境課長　

小　

向　

信　

明

金　沢　市

保　

健　

局

局　　　

長　

西　

川　

和　

昭

健康政策課

課　　　

長　

山　

口　

和　

俊

石　川　県

　

健康福祉部

部　　　

長　

片　

岡　　　

穣

参事兼次長　

北　

野　

喜　

樹

次　　　

長　

菊　

地　

修　

一

　

薬事衛生課

課　　　

長　

松　

田　

豊　

久

課参事兼課長補佐　

坂　

口　

由　

美

専　

門　

員　

山　

本　

浩　

司

主　　　

事　

中　

田　

達　

也

技　　　

師　

吉　

川　

美　

彩

　

食品安全対策室

担当課長　

崎　

田　

敏　

晴

　

南加賀保健福祉センター

所　　　

長　

沼　

田　

直　

子

次　　　

長　

梶　

井　

信　

良

次　　　

長　

北　

西　

陽　

一

　　

食品保健課長　

大　

矢　

英　

紀

生活環境課長　

福　

田　　　

勝

　

石川中央保健福祉センター

所　　　

長　

伊　

川　

あけみ

次　　　

長　

吉　

田　

助　

成

課長補佐　

藤　

本　

敏　

文

金沢市保健所

所　　　

長　

木　

曽　

啓　

介

衛生指導課

課　　　

長　

堂　

村　　　

毅

課長補佐　

池　

田　

昌　

幸

（環境衛生係）

係　　　

長　

河　

合　

千　

弘

主　　　

査　

末　

田　

麻美子

主　　　

任　

岡　

田　

京　

子

薬　

剤　

師　

北　　　

夕太郎

薬　

剤　

師　

金　

丸　

ほのか

（民泊適正運営指導室）

室　　　

長　

課長兼務　　　

担当室長補佐　

畠　

中　　　

渡

薬　

剤　

師　

高　

島　　　

純

（食品安全対策室）

室　　　

長　

課長兼務　　　

担当課長補佐　

田　

中　

礼　

子

主　　　

査　

宮　

本　

千加子

主　　　

査　

折　

坂　

聡　

美

主　　　

査　

岡　

村　

卓　

朗

主　　　

任　

大久保　

圭　

祐

主　　　

任　

中　

村　

光　

博

薬　

剤　

師　

佐　

藤　

美　

沙

薬　

剤　

師　

宮　

本　

達　

也

日本政策金融公庫国民生活事業

【金沢支店】

国民生活事業統轄　

田　

中　

裕　

之

副事業統轄　

中　

司　

康　

弘

融資第一課長　

石　

井　

哲　

明

融資第二課長　

板　

橋　

健　

史

創業支援センター

所　　　　　　

長　

得　

能　

秀　

和

総括課長　

大　

場　

素　

平

債権業務課長　

恩　

田　

和　

宏

【小松支店】

支

店

長

兼

国民生活事業統轄　

大　

木　　　

学

総括課長　

石　

田　

雄一郎

石川県生活衛生営業指導センター

専務理事　

小　

西　

祥　

一

事務局長　

浜　

上　

静　

夫

業務部長　

浜　

野　

虎　

次

庶務主任　

坂　

口　　　

環

平成三十年五月一日現在

　生活衛生関係担当職員調

所属・職名・氏名

この広報紙は、生衛組合員の皆さんのための機関紙であり、消費者や生衛業の皆さんへの広報紙でもあります。各組合の皆さん方からの随想やいろいろな話題を提供してください。なお、既刊の

「生活衛生いしかわ」は指導センターホームページで見ることができます。

石川県生活衛生営業指導センター　　　 ホームページ URL http://www.seiei.or.jp/ishikawa/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｅ メ ー ル E-mail ishikawacenter@seiei.or.jp

お　願　い

表紙写真説 明

　橋爪門は、「石川門」、「河北門」とと

もに「三御門」と呼ばれ、二の丸御殿

へ至る最後の門として、最も格式の高い門でした。文化５

年（1808）の火災で焼失した後、文化６年（1809）に再

建された姿を復元しています。

　平成13年に「一の門」が復元され、平成27年に「二の

門」と「枡形二重塀」が復元されました。

金沢城で最も格式の高い門とされた「橋爪門」