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NTT技術ジャーナル 2014.10 34 167 早期に設立されたNTT子会社 ソリューションと商品販売がコア事業 貴社の設立背景を教えてください. NTTアドバンステクノロジは1976年12月17日,日 本通信技術株式会社(NTEC)として設立されました.当 時の主な業務内容は,電電公社の研究成果の技術移転や保 有特許などの普及 ・ 活用の斡旋,そして電子 ・ 通信技術な どの調査研究,需要調査,研究設備の運転保守でした. 1976年といえばまだ電電公社の時代.当社は早い時期に 設立された子会社といえます. 1985年にNTTが民営化されたころから,NTT研究所 などのソフトウェア開発を請け負ったり,他社商品を販売 したりと事業領域の拡大に努めてきました.1990年に現 在のNTTアドバンステクノロジに社名変更して,1994 年には売上が100億円を突破しました. その後,赤字に悩む年もありましたが,NTTグループ 外の一般市場でも着実に売上を重ね,2007年には586 億円という当社の最高売上を達成しました.リーマン ショック以降は,東日本大震災などの影響もあって,単体 売上500億円レベルを目標としつつも残念ながら達成で きない状況が続いています.それでも,資本金50億円, 従業員2000名の当社は,世の中全体から見れば比較的大 きな会社に分類されるまでに成長しました. ◆事業概要をお聞かせください. 設立当時に行っていた業務が全体の事業に占める割合は 5%以下です.現在では,一般市場を中心としてソリュー ション提供や商品販売を行い,それと同時にNTTグルー プをお客さまとしてネットワーク関連やメディア関連の開 発 ・ 保守 ・ システム検証などを行っています. ソリューションといっても,その多くは当社が汎用目的 で開発した商品や他社の商品を組み合わせて,お客さまの 必要とされる価値を提供するのが基本です.これが私たち のビジョン “Integrated-Value Provider” です.ジグ ソーパズルのピースを組み上げていくイメージです. 商品販売も,単純に商材を右から左に動かすというよう なことではありません.当社の技術的なスキルを活かして 事前検証やトラブル対応,保守者教育など,技術面でのサ ポートが充実していることが当社のアピールポイントで す.例えば当社で扱っているロードバランサはメーカから 新しいバージョンがリリースされると,当社でいったん導 入して動作状況を確認してからお客さまに納めています. また,当社がカバーする技術はNTT研究所の縮図的な ところがあるため,極めて多岐にわたっています.ナノテ クノロジ商品,光通信関連商品,機能塗料などの材料関係, 言語処理,映像コーデックなどのメディア関係,無線関係, IPネットワーク ・ クラウド関係,ビッグデータ処理関係な ど,人に「何をしている会社ですか?」と訊かれたときに 一言で答えるのが難しい会社です. さらに,NTT研究所系の子会社ということで,NTT研 究所からの売上が大半だと誤解される方も多いのですが, 実際には全体の3分の1程度です.当社はあくまで, NTT研究所の技術を一般市場に売る会社なのです. http://www.ntt-at.co.jp/ NTTグループの技術的中核企業 として先進ソリューションや 商品 ・ サービスを提供 約40年近い歴史を持つNTTアドバンステクノロジ.NTT研究所の 先進技術を使った商品や既存の商品をジグソーパズルのように組み 合わせて,魅力的なソリューションや商品 ・ サービスを提供してい る.カバーする分野の広さも特徴の1つだ.現在のビジネス状況や 今後の取り組みなどについて,同社の花澤隆社長に詳しく伺った. NTT アドバンステクノロジ 花澤隆社長 NTTアドバンステクノロジ株式会社

NTTグループの技術的中核企業 として先進ソリューションや 商 … · やブラウザ,業務システムな どのアプリケーションの操作 手順をシナリオとして記録し,

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  • NTT技術ジャーナル 2014.1034

    167167

    早期に設立されたNTT子会社 ソリューションと商品販売がコア事業

    ◆�貴社の設立背景を教えてください.NTTアドバンステクノロジは1976年12月17日,日

    本通信技術株式会社(NTEC)として設立されました.当時の主な業務内容は,電電公社の研究成果の技術移転や保有特許などの普及 ・ 活用の斡旋,そして電子 ・ 通信技術などの調査研究,需要調査,研究設備の運転保守でした.1976年といえばまだ電電公社の時代.当社は早い時期に設立された子会社といえます.

    1985年にNTTが民営化されたころから,NTT研究所などのソフトウェア開発を請け負ったり,他社商品を販売したりと事業領域の拡大に努めてきました.1990年に現在のNTTアドバンステクノロジに社名変更して,1994年には売上が100億円を突破しました.

    その後,赤字に悩む年もありましたが,NTTグループ外の一般市場でも着実に売上を重ね,2007年には586億円という当社の最高売上を達成しました.リーマンショック以降は,東日本大震災などの影響もあって,単体売上500億円レベルを目標としつつも残念ながら達成できない状況が続いています.それでも,資本金50億円,従業員2000名の当社は,世の中全体から見れば比較的大きな会社に分類されるまでに成長しました.◆事業概要をお聞かせください.

    設立当時に行っていた業務が全体の事業に占める割合は5%以下です.現在では,一般市場を中心としてソリュー

    ション提供や商品販売を行い,それと同時にNTTグループをお客さまとしてネットワーク関連やメディア関連の開発 ・ 保守 ・ システム検証などを行っています.

    ソリューションといっても,その多くは当社が汎用目的で開発した商品や他社の商品を組み合わせて,お客さまの必要とされる価値を提供するのが基本です.これが私たちのビジョン “Integrated-Value Provider” です.ジグソーパズルのピースを組み上げていくイメージです.

    商品販売も,単純に商材を右から左に動かすというようなことではありません.当社の技術的なスキルを活かして事前検証やトラブル対応,保守者教育など,技術面でのサポートが充実していることが当社のアピールポイントです.例えば当社で扱っているロードバランサはメーカから新しいバージョンがリリースされると,当社でいったん導入して動作状況を確認してからお客さまに納めています.

    また,当社がカバーする技術はNTT研究所の縮図的なところがあるため,極めて多岐にわたっています.ナノテクノロジ商品,光通信関連商品,機能塗料などの材料関係,言語処理,映像コーデックなどのメディア関係,無線関係,IPネットワーク ・ クラウド関係,ビッグデータ処理関係など,人に「何をしている会社ですか?」と訊かれたときに一言で答えるのが難しい会社です.

    さらに,NTT研究所系の子会社ということで,NTT研究所からの売上が大半だと誤解される方も多いのですが,実際には全体の3分の1程度です.当社はあくまで,NTT研究所の技術を一般市場に売る会社なのです.

    http://www.ntt-at.co.jp/

    NTTグループの技術的中核企業として先進ソリューションや商品 ・ サービスを提供

    約40年近い歴史を持つNTTアドバンステクノロジ.NTT研究所の先進技術を使った商品や既存の商品をジグソーパズルのように組み合わせて,魅力的なソリューションや商品 ・サービスを提供している.カバーする分野の広さも特徴の1つだ.現在のビジネス状況や今後の取り組みなどについて,同社の花澤隆社長に詳しく伺った.

    NTT アドバンステクノロジ 花澤隆社長

    NTTアドバンステクノロジ株式会社

  • 35NTT技術ジャーナル 2014.10

    167

    ◆その他の取り組みにはどのようなものがありますか.グローバルビジネスにも早期から手掛けて,毎年20億

    円程度の売上をキープしています.主力商材である光接続 ・ 工事用商品を中心に,中国 ・ 北米における売上拡大,東南アジアや南米といった新興地域への市場拡大を強化 ・推進しています.また,ネットワーク ・ サービスコンサルティングをお客さまへのドアノックツールとして,NTTアドバンステクノロジ商材の他国キャリアへの販売実績をつくりたいと考えています.

    また,NTT研究所の技術で大きなビジネスに育てたいと思っているものがいくつかあります.窒化ガリウムエピタキシャル基板GaNや電圧を加えると光の屈折率が変わるKTN結晶などの材料系商材や,HEVCなどの高精細映像コーデック関係商材,PC操作自動化ツールWinActorなどがホットな話題です.

    それから,長い間目立たなかったのに,最近国際的に売れ始めているNTT研究所技術もあります.それは超撥水材料HIRECです.地球温暖化の影響で北欧などの国ではサラサラの雪がウェットな状態へと変化しています.このためパラボラアンテナのレドームに積もった雪が凍りついてアンテナの能力が下がってしまう現象が発生するのですが,このHIRECを使えばそれが防止できるため注目されています.

    NTTグループの流れに沿って 新しいサービスとビジネスモデルを

    ◆�経営戦略をお聞かせください..NTTグループは「新たなステージを目指して」を発表

    以降,付加価値の高いサービスの創造やビジネスモデルの創出に取り組んでいますが,当社もこの流れに沿って,NTTアドバンステクノロジなりに全体の動きに貢献していきたいと思っています.

    NTTグループ向けには,一層の生産性の向上と新たなサービスに結び付く商材,ビジネスモデル,研究開発テーマの提案を行う必要があります.また,中長期的には,全体の売上を伸ばしながら一般市場の売上を6割以上にすることを目標にしています.◆貴社の強みはどんな点ですか.

    NTT研究所の技術力を背景にした多様な技術ノウハウおよび実績を持っていることが強みです.

    また,当社社員の7割近くがプロパー社員ですが,統率力やクリエイティビティなど,それぞれに秀でた能力を有しています.彼らはNTT研究所の技術をはじめとする世界トップレベルの技術をよくフォローしているうえ,社内研修などを通じてさらに知識やスキルを磨いています.

    それから,技術分野が多岐にわたることはリソース分散という観点から一見弱みにも思えますが,逆に多様なお客さまのご要望にこたえられるという点で強みでもあります.

    重点分野を絞り込んで 革新的な価値創造を目指す

    ◆�今後の事業展開を教えてください.一般市場の拡大を目指して,リソースの集中を行っていき

    ます.ソリューションについては,顧客コンタクト ・ コラボレー

    ションや構内ワイヤレス,センサ&ビッグデータ,多拠点映像配信 ・ 処理,クラウド&運用支援,ネットワークソリューション,原子力防災などの分野で,それぞれに重点化すべき顧客セグメントを明確にして取り組みを強化していきます.

    商品については現在90以上を取り扱っていますが,その中でもネットワーク商品,映像 ・ 音声商品,光接続 ・ 工事用商品,ナノテク商品,環境商品など,26商材に営業リソースを集中させています.

    大きな分野では,ネットワークからサービス分野へのシフトが必要です.NTT研究所への貢献としてはメディア処理分野を頑張りたいと思っています.

    また,一般市場での売上を伸ばすために,新たなお客さまの開拓が必要です.そのための営業チームを機動的に,仮想的に立ち上げ,戦略的な営業を強化しています.新しいパートナと組んだり,今までお付き合いのない企業さまを訪問したりといった “パイオニア営業” の成果が,来年あたり実るのではないかと期待しています.

    さらに,新しいビジネスモデルを創造するためには,システマティックに発想するスキルの習得が必要なので,そのノウハウを組織として蓄積していきたいと思っています.目指すは革新的な価値を創造しながらイノベーションを起こし続ける会社です.◆貴社の社風はどのようなものですか.

    約2000名の社員のうち,女性が2割近くを占めていて,明るく活気のある会社です.

    基本理念として,社員自らがつくり上げた「AT’s マインド」があり,チャレンジ,信頼,チーム力,経験力,誠実,自発の6つの言葉を行動規範としています.社員1人ひとりが,仕事で悩んだとき,迷ったときに拠り所とするものです.いずれもごく常識的な言葉ですが,噛みしめればそれぞれに重みがあります.◆社員の方々へのメッセージをお願いします.

    各事業本部の技術色が濃い分,組織間の見えない壁がどうしても残っている気がします.ここ数年の間で事業本部間のコミュニケーションは大きく改善されてきたと思いますが,さらにこの点を意識して仕事を進めてほしいと思っています.

    また,当社は大きな転換期を迎えています.新しいビジネスモデルの開拓にチャレンジし,当社の底力を発揮して成長を目指しましょう.

  • NTT技術ジャーナル 2014.1036

    担当者に聞く

    時間と人員コスト削減に 大いに活躍

    ◆ �WinActor とはどのようなツールですか.Windows上で動作するExcel

    やブラウザ,業務システムなどのアプリケーションの操作手順をシナリオとして記録し,そのシナリオに沿ってPCの自動操作を行うツールです.それまでオペレータが端末を手作業で操作して1つずつつくっていたデータも,WinActorを使えば投入データを準備して実行ボタンを押すだけで代理実行してくれるため,時間と人員コストを大幅に削減できます.

    なお,WinActorという名前は,WindowsのWinと俳優を意味するActorを組み合わせたものです.このツールがシナリオに沿って動くことからそう命名しました.◆開発と商品化はどのようなスケジュールで行われましたか.

    本ツールは,NTTアクセスサービスシステム研究所でUMS(Unified Management Support System) という名前で開発されました.初版は2010年に開発を行い,2011年初めにはNTTグループ内で使われるようになりました.その後機能追加を重ねたものをベースに商品化を行い,2014年1月に一般向けの販売がスタートしました.

    タイトな開発日程に苦労 ユーザからの声に報われる

    ◆�開発で苦労された点はありますか.初版の作成はスケジュールがタイトだったので大変でし

    た.社内,社外を合わせて50名体制で開発を行い,私自身はマネジメント側で参画しました.毎日がミーティング,毎日が作業のピークという忙しさの中で,少しでもスムーズに進めるために,「どう効率化すれば進捗や品質の目標を達成できるか?」と常に心を砕いていました.

    また,Windowsと一口にいっても,それぞれOSのバージョンや個別の端末環境などが異なりますので,その検証には苦労しました.バリエーションを持たせつつも,想定するシチュエーションを絞るなどして,実施するテストが有効なものになるように調整を行いました.

    ◆リリース後の反応はいかがですか.さまざまな業種や規模のお客さまから問い合わせをいた

    だきました.昨年NTT技術ジャーナル(1)でも紹介されたため,多くの問い合わせをいただきましたし,展示会やHPでこのツールを知って興味を持ってくださる方もいます.3月末には駆け込み需要で購入されるお客さまが多かったです.

    実際のお客さまからは「一度WinActorを使うと,手作業には二度と戻れなくなる」など,お褒めの言葉を頂戴しています.

    「どの部分に適用するか」 見極めが肝心

    ◆�課題はありますか.現在は,実際にWinActorのデモをご覧いただく,また

    は試用版でトライアルを実施いただき,ご納得いただけたらご購入となります.この間導入のサポートを行っておりますが,まだまだ営業ツールが不足していると感じています.効率の良い販売方法の導入を考えています.

    また,お客さまのところでヒアリングを行うと,「これもあれも自動化したい」とたくさんのご要望をいただくことが多く,その中で自動化できる部分や効率が著しく上がる部分を見極め,実際に適用する個所をまとめていくことに苦慮しています.◆WinActor が苦手とする部分はありますか.

    業務フローやマニュアルに記載されていない部分でも,人は無意識のうちに情報収集と多くの条件判断を行っています.経験則に基づく判断が必要な処理などは機械化ができません.不得意な部分はありますが,人がチェックする個所をまとめたり,人のチェック作業を支援することで効率化できる部分もありますので,業務フローの見直しを含めてトータルで効率化できるように提案しています.

    月ごとにターゲットを絞って 営業活動を行う

    ◆�特にターゲットとなるクライアントの分野はありますか.さまざまな業種のお客さまにお使いいただけるツールで

    すが,営業を行ううえでは戦略として「今月はこの業種」とターゲットを絞ってアプローチしています.今はちょうど物流関連に力を入れています.◆具体的な事例をお聞かせください.

    ある物流会社様での導入事例ですが,WinActorが取引先ごとに異なる注文書の電子ファイルの書式の違いを自動判定し,必要な項目をシステムへ自動入力しています.このような注文書が年間約3万件あったため,1件当り3分の稼働削減となり,結果として年間約1000万円の人件費節減の導入効果が得られました.

    煩雑な作業をシナリオ化して自動処理するツール WinActorネットワークシステム事業本部�システム開発ビジネスユニット 担当課長 神田直活さん

    神田直活担当課長

  • 37NTT技術ジャーナル 2014.10

    直近の課題はWindows8対応 シナリオ部品集も準備中

    ◆�新たな機能追加も検討中でしょうか.まずはWindows8,64ビットに対応するバージョンを

    開発する予定です.また,シナリオを部品として蓄積していく機能がありますので,よく使われるシナリオを部品集としてまとめ,ご提供していくことも考えています.◆同様のソフトとの差別化ポイントは.

    テストやブラウザ操作に特化した自動化ソフトは存在しますが,WinActorはWindows上のさまざまな画面を連携させて自動操作できますので,オンリーワンの商品といえます.また,他のソフトの多くは編集画面がついておらず,プログラム言語を使っての編集が必要となるため,一般ユーザ向けには敷居が高いかもしれません.

    多くの人に使ってもらえれば 何よりの励みであり喜び

    ◆�お仕事をしていて達成感を覚えるのはどんなときですか.商品をお使いいただけるようになったときはもちろんで

    すが,お客さまに商品紹介のプレゼンを行った際,終了後拍手をいただいたことがあります.そのときは本当に嬉しかったですね.私自身も積極的にお客さまのところに伺うようにしており,週3回は外出しています.

    また,実際にお客さまにお使いいただいて,非常に便利で役に立ったと喜んでいただけたときは,大変嬉しく思います.◆これからの夢を教えてください.

    WinActorのユーザを増やしていくことが一番の夢です.ツールが広がり,ユーザの方々が「こういった使い方もある」「自分はこう活用している」などの情報を共有し合えるコミュニティサイトができたら良いと考えています.実際,今でもNTT事業会社はこのツールのポータルサイトを持っており,いくつかシナリオが掲載されていたりします.

    (インタビュー:村上百合)

    ■参考文献(1) 堀田 ・ 足立 ・ 横瀬 ・ 豊田 ・ 井上:“安価 ・ 迅速に業務効率化を実現する「端末操作自動化ツールUMS」,” NTT技術ジャーナル,Vol.25,No.12,pp.30-34,2013.

    ■ミューザ川崎セントラルタワーへ移転昨年11月に本社なども移転し,社員の約半分が川崎に集結(写真 1 ).ロケ統合による事業の一層の効率化と本社 ・ 営業 ・

    各事業本部間の連携強化がねらいです.「電話やメールも便利だけど,やはりコミュニケーションはface to faceが一番」と社内報にも綴った花澤社長.また,多くのNTT幹部の方が新オフィスを視察されています.■サークル活動が盛んな NTT アドバンステクノロジ

    サークルがイントラネット上で紹介され,活動スケジュールもすぐに見られて誰でも気軽に参加できるというNTTアドバンステクノロジ.トライアスロン愛好会やフットサルクラブ,楽しく走ろう会(写真 2 )やテニス部などの体育会系から,手話や軽音楽サークル,アマチュア無線クラブまでジャンルはさまざま.中でも異文化コミュニケーションサークルでは,英会話のほかに中国語や中国の歴史 ・ 文化を学びながら手づくり餃子パーティなどが行われていてユニークです.■花澤社長が始めた “LSE�?�Let’s�Study�English”「社員に学べ学べと言っている,自分自身が言い出しっぺになろう」と花澤社長が一念発起.社内報で「学びの友,大募集!」

    として英語を一緒に勉強する仲間を募りました(写真 3 ).社長室で月曜日の夜に2時間行われるこの英語勉強会は,3カ月ごとにメンバが入れ替わる方式.ディベートコンテストやスピーチコンテストなどが開催されるクールもあり,NTTアドバンステクノロジではますます学びへの情熱が高まっています.

    NTTアドバンステクノロジア・ラ・カルトア・ラ・カルト

    写真 1 写真 2 写真 3