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経営発達支援計画の概要 実施者名 (法人番号) 飯塚商工会議所(法人番号 4290005007933飯塚市 (地方公共団体コード 402052実施期間 令和 2 4 1 日~令和 7 3 31 目標 経営発達支援事業の目標 1)変化する消費者ニーズに対応できる活力ある小規模事業者を増や し、商業集積を維持する。 2)売上増加・利益確保に向けた経営力向上につながる支援を実施。 3)シュガーロード・長崎街道の宿場町を活かし、菓子中心に特産品開 発、ブランド化を目指す。 4IT 関連事業者を増やし、域外需要を獲得する。 事業内容 I.経営発達支援事業の内容 2.地域の経済動向調査に関すること 各種調査の追加・見直し、地域の収益構造、人口動向、産業形態など 総合的に分析し公表。 経営指導員で共有し、事業者の発展へと繋げる。 .経営状況の分析に関すること 各種セミナー及び窓口相談・巡回を通して、経営分析の実施を促す。 経営分析を実施した事業者を専門家派遣等を活用しフォローアップ。 4.事業計画策定に関すること 経営分析を実施した事業者、セミナー等の参加事業者を事業計画策定 へつなげる。意欲が高い事業者の経営分析、事業計画策定を行う。 5.事業計画策定後の実施支援に関すること 事業計画、創業・事業承継等の計画を作成した事業者に対し定期的に 進捗状況を確認し支援を行っていく。 6.需要動向調査に関すること 事業計画を策定した小規模事業者の商品やサービスの需要動向調査を 行い的確な事業戦略を立案する。 7.新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること 需要動向に基づき、事業計画を策定した小規模事業者に対して商談会・ 展示会の情報提供、伴走支援を行い、新たな販路の開拓支援を行う。 .地域経済の活性化に資する取組み 商工団体、商店街、民間事業者と連携し、地域特性を生かした商業振 興を図り、個店や商店街の経営基盤の強化や魅力向上に資する支援を 行うことにより、地域商業の経営安定化と地域経済の活性化を推進し ていく。 連絡先 飯塚商工会議所 経営相談課 担当:石田 820-8507 福岡県飯塚市吉原町 6 12 TEL0948-22-1007 FAX0948-22-0007 Email[email protected] 飯塚市 経済部 商工観光課 担当:原野 820-0004 福岡県飯塚市新立岩 5-5 TEL0948-22-5500 FAX:0948-22-6062 Email[email protected]

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経営発達支援計画の概要

実施者名

(法人番号)

飯塚商工会議所(法人番号 4290005007933)

飯塚市 (地方公共団体コード 402052)

実施期間 令和 2年 4月 1日~令和 7年 3月 31日

目標

経営発達支援事業の目標

(1)変化する消費者ニーズに対応できる活力ある小規模事業者を増や

し、商業集積を維持する。

(2)売上増加・利益確保に向けた経営力向上につながる支援を実施。

(3)シュガーロード・長崎街道の宿場町を活かし、菓子中心に特産品開

発、ブランド化を目指す。

(4)IT 関連事業者を増やし、域外需要を獲得する。

事業内容

I.経営発達支援事業の内容

2.地域の経済動向調査に関すること

各種調査の追加・見直し、地域の収益構造、人口動向、産業形態など

総合的に分析し公表。経営指導員で共有し、事業者の発展へと繋げる。

3.経営状況の分析に関すること

各種セミナー及び窓口相談・巡回を通して、経営分析の実施を促す。

経営分析を実施した事業者を専門家派遣等を活用しフォローアップ。

4.事業計画策定に関すること

経営分析を実施した事業者、セミナー等の参加事業者を事業計画策定

へつなげる。意欲が高い事業者の経営分析、事業計画策定を行う。

5.事業計画策定後の実施支援に関すること

事業計画、創業・事業承継等の計画を作成した事業者に対し定期的に

進捗状況を確認し支援を行っていく。

6.需要動向調査に関すること

事業計画を策定した小規模事業者の商品やサービスの需要動向調査を

行い的確な事業戦略を立案する。

7.新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること

需要動向に基づき、事業計画を策定した小規模事業者に対して商談会・

展示会の情報提供、伴走支援を行い、新たな販路の開拓支援を行う。

Ⅱ.地域経済の活性化に資する取組み

商工団体、商店街、民間事業者と連携し、地域特性を生かした商業振

興を図り、個店や商店街の経営基盤の強化や魅力向上に資する支援を

行うことにより、地域商業の経営安定化と地域経済の活性化を推進し

ていく。

連絡先

飯塚商工会議所 経営相談課 担当:石田

〒820-8507 福岡県飯塚市吉原町 6番 12号

TEL:0948-22-1007 FAX:0948-22-0007

E‐mail:[email protected]

飯塚市 経済部 商工観光課 担当:原野

〒820-0004 福岡県飯塚市新立岩 5-5

TEL:0948-22-5500 FAX:0948-22-6062

E-mail:[email protected]

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(別表1)

経営発達支援計画

経営発達支援事業の目標

1.目標 (1) 地域の現状及び課題

① 現状 【飯塚市の概要】

飯塚市は、面積 213.96k㎡(平成 30 年 6 月 27 日現在)、人口 129,146 人(平成 27 年国 勢調査)で、福岡県のほぼ中央に位置し、東は田川市を中心とする田川圏域に、西は福岡市 を中心とする福岡都市圏に、南は嘉麻市に、北は直方市を中心とする直方・鞍手圏域にそれ ぞれ接している。北と南は遠賀川流域平野として開かれているが、東は関の山、西は三郡山 地等に囲まれ、生態系を保護する自然が残されている。周囲の山脈に源を発する河川は、本 市の北部に位置する旧飯塚市において多くの支流を集めて遠賀川となり、北流している。 気候は、盆地を形成しているため夏冬、昼夜の気温差がかなりあり、内陸性気候の特徴を

示している。 現在の飯塚市は、平成 18 年 3 月 26 日に飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、頴田町が合

併し誕生。飯塚商工会議所は、その内の旧飯塚市地域を管轄としている。 主要幹線道としては、一般国道 200 号、201 号、211 号があり、交通の要衝地でもあり、

JR 九州は、篠栗線、筑豊本線、後藤寺線が走っており、電車で新飯塚駅から博多駅まで最 速 35 分、小倉駅まで最速 53 分という利便性で、両政令都市への通勤・通学圏内になって いる。 本地域は長崎街道の宿場町、筑豊炭田時代の中心地などの歴史的な変遷を背景に福岡県央

地域の中心都市であるとともに、3 つの大学を有する文化性・創造性を備えた情報産業都 市、学園都市として位置づけられている。 平成 18 年 3 月 26 日に飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、頴田町が合併し、新しく誕生し

た飯塚市は、平成 28 年 3 月 26 日に合併 10 周年を迎え、「人が輝きまちが飛躍する住みたい まち住みつづけたいまち」を都市目標像に、市民との協働によるまちづくりに取り組んでい る。

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【人口】 国勢調査に基づく飯塚市の人口は、1995(平成 7)年の 140,463 人をピークに減少傾向に

ある。2060(令和 42)年の人口は 84,033 人と予測されており、2010(平成 22)年の人口 (131,492 人)に対して 47,459 人減少する見込みである。 飯塚市の年齢3区分別人口をみると、年少人口は 1985(昭和 60)年の 29,340 人をピーク

に減少傾向にある。また、生産年齢人口も 1995(平成 7)年の 93,118 人をピークに減少傾 向にある。

老年人口は、1995(平成 7)年に年少人口を上回り、2020(令和 2)年の 39,914 人を ピークに減少に転じる見込みである。

老年人口のピークを迎える 2020(令和 2)年以降、高齢化率の上昇は緩やかになるが 、 高齢化は着実に進行し、全国や福岡県を上回る値で上昇を続けている。

【産業構造】 飯塚市の産業は、事業所数で見ると、卸売業・小売業が最も多く、次いで宿泊業・飲食

サービス業、生活関連サービス業、医療・福祉業となっている。

また、従業員数で見ても、卸売業・小売業が最も多く、次いで医療・福祉業、製造業の

順に多くなっている。

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筑豊エリア内の各市町村から飯塚市へと消費が流入しており、RESASの「地域経済循環

マップ―支出分析」によれば、飯塚市の 2013 年の民間消費(地域住民ベース)が総額 2,404

億円であるのに対して、民間消費(地域内ベース)は総額 2,976億円であり、民間消費の地

域内収支は 572億円の黒字となっている。

業種の中で卸売業・小売業の事業所数、従業員数が最も多いこと、また、民間消費の地域

内収支が黒字であることから、飯塚市は、第三次産業を主体とした商業の街と言うことが出

来る。

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また、飯塚市は、江戸時代には長崎と小倉を結ぶ長崎街道の宿場町であった。長崎街道

は、砂糖が大量に運ばれていたことから「シュガーロード」と呼ばれており、沿線には菓子

製造業が盛んな地域が多い。飯塚市においても菓子製造業は盛んであり、下記の表の通り、

パン・菓子製造業の事業所数や従業者数が福岡県全体での比率よりも多くなっている。

全業種 097 パン・菓子製造業

事業所数 従業者数(人) 事業所数 従業者数(人)

福岡県全体 212,649 2,236,269 294 11,402 全業種に対する比率 0.1% 0.5%

飯塚市 5,317 55,821 22 610 全業種に対する比率 0.4% 1.1%

【大学、研究開発機関】 市内には、近畿大学産業理工学部、近畿大学九州短期大学、九州工業大学情報工学部 の

3つの大学が立地している。3つの大学には、約 4,200人の学生と約 400人の教職員がおり、

高度な研究開発や将来を担う人材の育成が行われている。

また、理工系大学の集積を背景に、産学連携のコーディネートを行う福岡県立飯塚研究開

発センターや高度情報処理技術者の育成を行う株式会社福岡ソフトウェアセンター及び、飯

塚市のインキュベーション施設として、新産業創出支援センター(e-ZUKAトライバレーセン

ター)が設置されている。

【飯塚市総合計画】 第 2次飯塚市総合計画(2017年度-2026年度)では、地域経済に関する施策として、下記

の内容が計画されている。

-1.地場産業の振興

・企業誘致の促進等

・販路拡大の促進

・経営者及び後継者育成のための支援

・企業間連携等の促進

・人材と情報の集積

・公営競技(オートレース)の円滑な運営

-2.創業促進と産業の創出

・産学交流の充実

・新規事業参入・事業拡大の支援

・創業の支援

・大学等の支援

-3.商業の振興

・魅力ある商店街づくりの推進

・個店の経営力強化

・商業活性化の一体的推進

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-4.観光の振興

・新たな広域観光ルートの整備

・観光まちづくりの実践

・特産品を生かした観光資源の開拓

・情報発信の強化

②地域産業の課題

【人材の確保・育成/売上高・営業利益率の低下】 飯塚市事業所実態調査によると、事業者の経営課題は、人材の確保・育成が最も多く、次

いで販売先の確保・開拓、価格競争による利益率の低下等が挙げられている。

また、「売上高」「営業利益」ともに 5年前と比較して半数近くの事業所が減少傾向にあり

収益性が低下している状況となっている。

現在の社会・経済状況の中では、新しい事業に挑戦する人、既存の方法を変える人、積極

的に事業を拡大する人を支援することが必要である。

そのため、第 2次飯塚市総合計画の中にも、地場産業の振興として販路拡大の促進、経営

者及び後継者育成のための支援・企業間連携等の促進などが掲げられている。

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【飯塚市ならではの特産品がない】

飯塚市(市町村合併前の旧飯塚市)は商業を主体とした街であり、第一次産業がほぼ無い

(平成 27年国勢調査によれば従業者数は 447人)ことから、地元で採れたものを使った特

産品がほぼ存在しない。また、産直市場も少ないことから、福岡市等の筑豊エリア外の 大

都市からの集客力が弱く、域外需要の取込による地域経済の活性化に課題がある。

【理工系大学の集積を十分に活かせていない】

市内には 3つの理工系大学があるが、飯塚市内では卒業後の就職先が限られているため、

多くの人材が卒業と同時に飯塚市を離れてしまう。飯塚市役所も理工系大学の集積を活かす

ために様々な取り組みを進めているがまだ十分な成果を挙げることが出来ていない。

九州工業大学については、情報工学部が飯塚市に所在しているため、多くの IT人材を輩

出しているが、これらの人材が持つ力を、地域経済の振興に十分には活かせていない。

(2) 小規模事業者に対する長期的な振興のあり方

第 2次飯塚市総合計画と連動し、前記の現状と課題を踏まえ、今後 10年先を見越した中

長期的な振興策の在り方を以下の通りとする。

1.飯塚市が都市目標像としている「人が輝きまちが飛躍する 住みたいまち 住みつづけ

たいまち」に貢献する事業者を増やしていく。

2.特産品、観光、IT、大学連携といった分野を主体に域外需要を獲得することができる

事業者を育成する。

3.飯塚市は、シュガーロードとも呼ばれた長崎街道の宿場町であるため、菓子店も多

く、菓子を中心とした特産品を開発し、これらを軸に市外からの集客を促す。

これらの振興策実現に向けて、飯塚商工会議所では、小規模事業者に気付きを促し、それ

ぞれの事業者に寄り添った伴走型支援を実施するとともに、各団体や支援機関等との連携を

進める役割も果たしていく。

(3) 経営発達支援事業の目標

前項「長期的な振興のあり方」を踏まえ、5年後の目標達成に向けて、以下の通り小規模

事業者に対する支援強化を図る。

① 変わっていく消費者ニーズに対応できる活力ある小規模事業者を増やし、商業の集積

を維持する。

② 売上の増加・利益の確保に向けた経営力の向上につながる支援を実施する。

③ 菓子を中心に特産品開発にも力を入れ、ブランド化を目指す。

④ IT を基盤とする事業者や IT を積極的に活用する事業者を増やし、域外需要を獲得す

る。

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(4) 目標の達成に向けた方針

上記目標を達成するために、以下の取り組みを行う。

① 意欲ある事業者を先行して引き上げる。

セミナーや巡回・窓口指導等を通して、より多くの小規模事業者に対し、経営に対す

る気づきを促すきっかけを与え、変化に対応するため、自身が変わろうとする事業者を

掘り起こし、優先的に支援していく。

② 実際に取り組んでいる事業者を優先的に支援する。

「新しい取り組み」を支援し、変わっていく消費者ニーズに応える事業者を優先的に

支援していく。

また、経営分析セミナーや経営革新塾及び巡回・窓口指導等を通して「新しい取り組

み」の必要性等について気づきを促し、消費者ニーズに応える事業者を掘り起こし、意

欲を高めていく。

③ 6次化による特産品を開発する事業者を支援する。

市内に新しく産直市場の開設予定があり、そのタイミングに合わせて菓子を中心とし

た6次化による特産品を開発する事業者を支援していく。

特産品開発後は、市外、特に福岡市での認知度を高めていくため、福岡市の商談会等

に飯塚商工会議所ブースを出展し、お菓子等を合同で出展する。

また、個社での展示会や商談会への出展を促し、支援する。

その他、観光資源の掘り起こしを行い、観光客に特産品を知ってもらう仕組みをつく

る。

④ IT を基盤とする事業者や IT を積極的に活用する事業者を支援する。 飯塚市は「飯塚アジア IT 特区」の経済特区の指定を受けており、市内に 3 つの大学

が立地し、研究開発機関等も集積しているため、市内に、学生と事業者をつなぐ「つな ぐカフェ」も設置されている。それらを有効に活用して、IT を基盤とする事業者と学 生、事業者と事業者、教員と事業者等、人的ネットワークの構築を支援していく。 また、IT を活用した販路拡大を望む事業者や生産性向上のため IT を導入したい事業

者のために、HP 作成支援や SNS 活用支援等、IT 活用支援を行う。

福岡県・飯塚市・地域金融機関その他支援機関と連携し、個別企業の経営力向上、販売促 進等を継続して支援するとともに、創業支援を行うプロジェクトを構築する。 創業支援と経営革新を行う循環の輪を構築するため、「創業セミナー」「経営革新塾」「販 路開拓や売上向上のためのセミナー」等を開催する。 また、人材の確保・育成及び事業承継問題解決のために関係機関と連携し、「事業承継セ ミナー」や「事業承継相談会」を開催し、創業の促進及び経営問題や事業承継問題等につい て、経営指導力の向上と関係機関との連携を強化し、小規模事業者の伴走支援を行い、地域 活性化に繋げていく。

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経営発達支援事業の内容及び実施期間

(1)経営発達支援事業の実施期間(令和2年 4月 1日~令和7年 3月31日)

(2)経営発達支援事業の内容

I.経営発達支援事業の内容

2.地域の経済動向調査に関すること

(1)現状と課題

[現状]

飯塚地域の経済動向調査は、中小企業景況調査、福岡県の県内中小企業動向調査を実施して

いる。他には、飯塚地区の統計調査及び歩行者交通量調査についても実施している。各調査結

果については、所報やホームページで公開するとともに、行政等と共有を行っている。

[課題]

調査結果を、地域の小規模事業者の発展へつながるように有効活用ができていない。調査結

果については、集計して報告内容を公開しているが、データの持つ意味を分析しきれておらず、

そのために、有効に活用できていない。

中小企業景況調査、福岡県内中小企業動向調査の対象企業の追加・見直し、調査内容の追加

を行い当地域の DI値を設定し分析を行う。また、「RESAS」の地域経済循環マップ、まちづく

りマップ、産業構造マップから地域の収益構造、人口動向、産業形態など総合的に分析し、飯

塚市の統計及び歩行者交通量調査等と伴に分析結果を公表する。また、経営指導員で分析結果

を共有し、巡回・窓口相談時や事業者の経営分析・事業計画の支援に活用し事業者の発展へと

繋げる。

(2)事業内容

① 地域の経営動向調査による分析(拡充)

中小企業景況調査の調査対象を追加、見直しを行い、飯塚地域に即した DI値を出し分析

する。結果を年1回ホームページ、所報で公開する。

【調査対象】

飯塚管内の小規模事業者(30社を任意抽出)

【調査手法】

経営指導員の巡回による面談

調査票送付し返信用封筒での回収(四半期毎に年 4回)

【分析手法】

経営指導員が専門家と連携し分析

② 国が提供するビックデータによる分析(新規)

RESASの「地域経済循環マップ」、「まちづくりマップ」、「産業構造マップ」を総合的に分

析し、結果を年1回ホームページ、所報で公開を行う。

【分析手法】

地域経済循環マップ・・・地域の収益構造を分析

まちづくりマップ・・・人口の流入出の分析

産業構造マップ・・・地域の産業形態の分析

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③ 飯塚市の各種統計による分析(拡充)

飯塚地区統計及び求人情報など現状のものに加え、主要駅の乗降客状況を集計しホーム

ページ、所報で公開を行う。

所報で公開(年 12回)を行う。

【調査手法】

飯塚市、ハローワーク飯塚、新飯塚駅から情報収集

【分析手法】

増減傾向の分析

④ 歩行者交通量調査の実施(継続)

飯塚市の中心市街地の主要箇所の歩行者交通量を年1回(2日間)行い結果をホームページ、

所報で公開する。

【調査手法】

毎年 3月の最終金曜日・日曜日に中心市街地の7ヶ所で実施

【分析手法】

過去 10年分のデータと比較し主要箇所の増減傾向を分析

(3)成果の活用

① 分析結果はホームページ、所報で公開し地域の小規模事業者へ周知、今後の経営へ役立て

てもらう。

② 「支援能力強化会議」の場を利用する等、経営指導員で分析結果を共有し、巡回・窓口相

談時や経営分析・事業計画の作成に活用する。

(4)目標

現行 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度

①調査・公表

回数 4 4 4 4 4 4

②調査・公表

回数 ― 1 1 1 1 1

③調査・公表

回数 12 12 12 12 12 12

④調査・公表

回数 1 1 1 1 1 1

3.経営状況の分析に関すること

(1)現状と課題

[現状]

現状、経営分析を行っているのは、経営革新計画の策定やものづくり補助金、小規模事業者

持続化補助金の申請に伴う場合がほとんどである。経営分析の重要性について小規模事業者へ

の周知が十分ではなく、事業者は「どうすれば良いかわからない」、「小規模のため特に必要と

考えていない」等の理由により、経営革新計画や補助金が関係しない場合には、経営分析を実

施できていない。

[課題]

経営革新計画や補助金に関係なく経営分析を実施する事業者を増やして行く必要がある。

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また、経営分析の仕組みを整備して、比較的簡易に経営分析が出来るようにする必要がある。

(2)事業内容

経営分析を実施し事業を発展させる事業所を増やすため、各種セミナーを通して、経営分析

の重要性について理解を深める。また、意欲のある小規模事業者に対して経営分析の実施を支

援しフォローアップを行う。窓口相談や経営指導員の巡回に伴い、独自の経営分析ツールを通

し経営分析の実施を促す。経営分析で明らかになった課題は、専門経営相談、専門家派遣事業

等を活用し課題解決のフォローアップを行う。

① 対象事業者の掘り起こし

経営分析、事業計画策定をテーマとしたセミナー・勉強会を開催する。参加者の募集は、

所報、窓口相談、経営指導員による巡回等で行う。経営分析の重要性について、小規模事業

者の理解を深め経営分析へと促す。窓口相談、税務指導、経営指導員による巡回等において

事業発展に意欲ある事業者に対し、手軽にできる独自の分析ツールを用い経営分析を行う。

また、事業承継に関しては、福岡県事業引継ぎ支援センター、福岡県事業承継ネットワー

クと連携し、事業承継・後継者セミナー等で事業承継における準備の重要性の理解を広める。

② 分析内容

〇分析ツール

経済産業省のローカルベンチマークや、(独)中小企業基盤整備機構等の分析ツール「経

営計画つくるくん」を参考に定量・定性分析が手軽に行える独自の分析ツールを作成。

担当者が事業者と相談しながら分析を行う。

・定量分析・・・財務分析(収益性、安全性、生産性、成長性)

・定性分析・・・SWOT分析(強み、弱み、機会、脅威)

〇事業承継診断

60歳以上の小規模事業者については、事業承継支援ネットワークの事業承継診断票を用

い担当者がヒアリングを行うことで、現状を分析し、事業承継の課題を抽出する。

(3)成果の活用

経営分析の結果を事業者と経営指導員で共有し、事業発展のため事業計画策定を促す。

また、経営分析で明らかになった課題に対し、経営指導員が課題解決に向けて取り組むと

共に中小企業診断士、税理士等の専門家による経営相談、専門家派遣事業を活用しフォロー

アップしていく。

事業承継診断票のヒアリングにより得られた課題を事業者に示すことで、事業承継に向け

ての準備の必要性を周知すると伴に、十分に余裕をもって早めに事業承継の準備に取り掛か

れるようにする。また、事業承継に際しては、税理士や事業承継支援ネットワークのコー

ディネーター等の専門家を活用し支援していく。

(4)目標

現行 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度

セミナー

開催件数 2回 4回 4回 4回 4回 4回

(参加事業

者数) - 40 40 40 40 40

分析件数 - 42件 42件 42件 42件 42件

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4.事業計画策定に関すること

(1)現状と課題

[現状]

現状、事業計画の策定については、経営革新計画の策定及び補助金申請に伴う事業計画の策

定に限られている。創業セミナーを受講した創業者については、創業セミナーの中で、SWOT分

析等を行ない、事業計画を策定している。

[課題]

中小事業者を対象に事業計画策定がテーマのセミナーを通して、事業計画策定の意義及び重

要性について説いているが浸透していない。セミナーの開催案内の告知方法や、セミナーの内

容を見直し、また経営分析を行った事業者に対し窓口指導、巡回指導で事業計画策定へ促し、

事業計画策定の意義、重要性を浸透させていく。

(2)支援に対する考え方

小規模事業者に対し、経営分析によって自社の財務状況及び強み、弱み等を把握すること

で事業発展への意欲を喚起し、事業計画の策定を促す。また、経営分析等のセミナー参加事

業者に対しフォローアップを行い経営分析から事業計画へとつなげる。

事業計画策定セミナー参加事業者、または窓口相談及び経営指導員の巡回した事業者の中

から事業発展への意欲が高い事業者の経営分析を行い実現性の高い事業計画を策定する。

(3)事業内容

<事業計画策定>

〇事業計画策定セミナーの開催

【募集方法】所報、HP

【開催回数】2コース/年

【カリキュラム】モデル事例演習、テーマ探索、ビジネスモデル策定

【参加者数】10名/コース

〇実現性の高い事業計画の策定

経営分析を行った事業者の中から将来性のある事業者の意欲を引き出すことで、実現性

の高い事業計画を作成する。計画策定中に見えてきた課題については、中小企業診断士、

税理士等の専門家の経営相談及び専門家派遣等を活用しながら解決の方向性を見出し、計

画を策定していく。

また、事業承継に関しては、事業承継診断票を用いヒアリングを行った事業者に対し、

事業承継計画の作成を支援する。また専門家による相談会等で事業承継の課題を克服する。

<創業計画策定>

〇創業セミナー及び個別フォローアップ

創業セミナーの開催

【募集方法】所報、HP、市報・回覧板、新聞折込、フリーペーパー、駅の広告 等

【開催回数】1コース/年

【カリキュラム】会計の基礎、マーケティングの基礎、ビジネスプランの作成

【参加者数】20名/コース

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個別フォローアップ

創業セミナー参加者の内、具体的且つ実現性の高い計画に対し、経営相談会等で創業実

現まで支援を行う。

〇創業者への支援

具体的且つ実現性の高い計画に対し、創業補助金の申請及び創業資金の融資制度の申請

をフォローする。また、創業セミナー、経営相談会での情報提供と課題の解決をフォロー

する。

・創業資金のフォロー・・・補助金、創業融資の斡旋

・経営課題解決のフォロー・・・窓口、巡回指導及び専門家による経営相談会

(4)目標

現行 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度

事業計画策定 7件 20件 20件 20件 20件 20件

(内 事業承

継計画策定) - 2件 2件 2件 2件 2件

創業計画策定 - 5件 5件 5件 5件 5件

5.事業計画策定後の実施支援に関すること

(1)現状と課題

[現状]

補助金の申請等で事業計画の作成を支援しているが、計画作成後は、相談等があった場合に

対応している。また、経営革新計画の策定後についても定期的な現状確認に留まっている。

[課題]

これまでも事業計画を策定した事業者を訪問してフォローアップを実施してはいるものの、

訪問が不定期であったり、そもそも訪問回数が少ないため、十分なフォローアップができてい

ない。

(2)事業内容

事業計画、創業・事業承継等の計画を作成した事業者に対し窓口、巡回指導において定期的

に進捗状況の確認を行い、販路開拓及び資金繰り等の相談のほか、必要に応じて計画の見直し、

課題の抽出を行う。計画遂行に課題があれば課題解決に向けての取り組みについて専門家派遣

等を活用し支援を行っていく。

<事業計画を策定した事業者への支援>

事業計画を策定した事業者に対し、計画内容に即した期間で適時巡回等にて状況確認を行

う。訪問計画を立てた上で、基本は四半期に1度とする。都度状況確認を行い計画と進捗状

況にズレが生じた場合、計画の見直しやフォローアップ頻度の再設定等を行う。

将来性、発展性の高い事業計画について、新商品開発及び展示会、商談会の出店等販路開

拓の支援を行っていく。

また、事業承継計画を策定した事業者について、計画が滞らないように定期的に状況確認

を行う。福岡県事業引継ぎ支援センター等と連携し計画遂行を支援していく。

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〇販路開拓・・・DOCORE出店、福岡デザインアワード出展、その他商談会、展示会出展

〇資金繰り・・・小規模事業者マル経(小規模事業者発達支援資金融資制度)等の融資斡旋

各種補助金申請の支援

〇専門家派遣・・・専門家派遣事業を活用して課題の解決

〇事業承継ネットワークとの連携・・・事業承継ネットワークと連携し、承継スケジュール

の進捗確認、課題の解決を行う。

〇事業承継補助金・・・事業承継補助金の申請の支援。

<創業計画を策定した事業者への支援>

創業について、創業当初経営が安定するまでは、より短期間で定期的に巡回等で状況確認を

行い必要に応じて融資、資金繰り等課題の解決を支援していく。

〇創業資金、資金繰り・・・創業融資等の斡旋

〇経営、財務・・・セミナー等勉強会の実施、税務相談、記帳指導

〇専門家派遣・・・専門家派遣事業を活用して課題の解決

(3)目標

現行 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度

事業計画支援

(頻度)

- 20件 20件 20件 20件 20件

- 80回 80回 80回 80回 80回

(内 売上目標達

成数) - 10件 10件 10件 10件 10件

創業計画支援

(頻度)

- 5件 5件 5件 5件 5件

- 30回 30回 30回 30回 30回

(内 創業者数) - 2件 2件 2件 2件 2件

事業承継支援

(頻度)

- 2件 2件 2件 2件 2件

- 8回 8回 8回 8回 8回

(内 事業承継

数) - 1件 1件 1件 1件 1件

6.需要動向調査に関すること

(1)現状と課題

[現状]

小規模事業者が多様化する消費者ニーズや市場動向を的確に把握し、自社の商品やサービス

を提供するための需要動向をつかむことは困難である。当所では、これまで小規模事業者が提

供する商品やサービスの需要動向に関する調査・分析について具体的な取組みはできていない。

[課題]

今後は、需要動向調査を行い、事業計画を策定した小規模事業者に対して市場やターゲット

の絞り込みを行う際の検討資料として、また、新商品・サービスが顧客ニーズに合っているか

検証するための資料として提供し、的確な事業戦略を立案する。

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(2)事業内容

① 市内イベントでの調査

飯塚市内で開催する広域集客型イベント「雛のまつり」、地元集客型イベント「街道まつ

り」にて新商品(お菓子を中心に飲食物全般)の出店販売を行い、販売時にモニタリング

調査を行う等、商品開発の参考資料とする。

【調査対象】事業計画を策定中もしくは策定済の事業者

(お菓子を中心に飲食物に関連する事業者)

【イベント】雛のまつり、筑前の國いいづか街道まつり

【サンプル数】イベントの来場者 30人×2回 合計 60人

【調査手法】来場者に試食してもらい聞き取りでのアンケート調査

【調査項目】お菓子の場合は下記の通り、その他の商品の場合は商品にあわせて追加及び削除

①商品の質(味、見た目、食感、量) ②パッケージ ③価格

【分析結果の活用】分析結果は、経営指導員等が当該事業者に直接説明する形でフィード

バックし、更なる改良等を行う。

② 市外イベントでの調査(各種イベントにて飯塚ブースを設置)

主に福岡市内等、飯塚市外で開催される広域集客型イベント(例、「筑豊フェア」)にて、

飯塚ブースを設置して、新商品の出店販売を行う。販売時にモニタリング調査を行い、商品

開発の参考資料とする。

【調査対象】事業計画を策定中もしくは策定済の事業者

(お菓子を中心に飲食物に関連する事業者)

【サンプル数】イベントの来場者 50人(広域の観光客を中心)

【調査手法】来場者に試食してもらい聞き取りでのアンケート調査

【調査項目】①商品の質(味、見た目、食感、量) ②パッケージ ③価格

【分析結果の活用】分析結果は、経営指導員等が当該事業者に直接説明する形でフィード

バックし、更なる改良等を行う。

③ 商談会

ふくおかフードビジネスマッチング マンスリー商談会に参加し、スーパー等各バイ

ヤーと商談し、販路拡大、商品改良を行う。

【調査対象】事業計画を策定中もしくは策定済の事業者

(お菓子を中心に飲食物に関連する事業者)

【サンプル数】バイヤー3社

【調査手法】応談したバイヤーに開発した商品を試食してもらい評価をヒアリングする

【調査項目】①商品の質(味、見た目、食感、量) ②パッケージ ③価格

④販路(適した売り場) ⑤改良点

【分析結果の活用】分析結果は、経営指導員等が当該事業者に直接説明する形でフィード

バックし、更なる改良等を行う。

④ 民間の物産館、及び、ファーマーズマーケットでの調査

民間の物産館、及び、飯塚地域内主要幹線道路沿いに建設予定となっているファーマー

ズマーケット(名称未定)に出店し、試作品の試食、既存商品の実販売を行い、販売時にモ

ニタリング調査にて、商品開発の参考資料とする。

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【調査対象】事業計画を策定中もしくは策定済の事業者

(お菓子を中心に飲食物に関連する事業者)

【サンプル数】イベントの来場者 50人(広域の観光客を中心)

【調査手法】来場者に試食してもらい聞き取りでのアンケート調査

【調査項目】①商品の質(味、見た目、食感、量) ②パッケージ ③価格

【分析結果の活用】分析結果は、経営指導員等が当該事業者に直接説明する形でフィード

バックし、更なる改良等を行う。

(3)目標

現行 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度

①調査対象事業者 ― 1 2 2 3 3

②調査対象事業者 ― 1 2 2 3 3

③調査対象事業者 ― 1 2 2 3 3

④調査対象事業者 ― 1 2 2 3 3

7.新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること

(1)現状と課題

[現状]

所報やホームページにおいて商談会・展示会等の開催の情報を提供するにとどまっていた。

情報提供によって展示会に参加する事業者へのフォローが不十分であった。

[課題]

今後は、需要動向に基づき、事業計画を策定し、新商品・サービスの提供を進めていく小

規模事業者に対して、積極的に商談会・展示会の情報提供を行い、出展に対して伴走支援を

行い、新たな販路の開拓支援に結びつける。

(2)事業内容

多様な顧客ニーズに合った商品開発や新たな販路開拓に取組む事業者に対して展示会・商談

会への出展支援、情報発信支援、マッチング支援を行うことで成果に結びつける。

① 商談会・展示会への出展支援

日本商工会議所、県内の商工会議所、商工会、中小企業支援協議会等が開催する商談会・

展示会に対し出展支援を行う。

【イベント】福岡よかもんフェア(福岡市にて開催、参加企業 50社、来場者 6万人)

【支援内容】出展前に商談会・展示会でのプレゼンテーションが効果的になるよう事前

研修を行う。

事後には、名刺交換した商談相手へのアプローチ支援など、商談成立に向け

た実効性のある支援を行う。

② 民間の物産館、及び、ファーマーズマーケットへの出品支援

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【出品先】 飯塚市内の民間の物産館(来場者 1500 人/日)、

ファーマーズマーケット(現在構想中)の飯塚ブランドブース

(来場者見込 1000 人/日)

【支援内容】出品先との調整。

商品の効果的な陳列方法や POP等の指導。

③ 市外イベントへの飯塚ブース設置による出展支援

【イベント】筑豊フェア(福岡市にて開催、来場者 約 1万人)

【支援内容】出展前に販売ブースでのプレゼンテーションが効果的になるよう事前研修を

行う。

④ 通信販売サイトへの出品支援

【通信販売サイト】よかもん市場(運営:公益財団法人福岡県中小企業振興センター)、

飯塚市観光ポータル(運営:一般社団法人飯塚観光協会)

【支援内容】出品に向けた調整。

通信販売サイトでのプレゼンテーションが効果的になるよう指導を行う。

(3)目標

現行 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度

① 商談会・展示

会への出展

支援

事業者数 ― 1 2 2 3 3

成約件数 ― 1 2 2 3 3

② 民間の物産

館、及び、フ

ァーマーズ

マーケット

への出品支

事業者数 ― 1 2 2 3 3

売上高 ― 10万円/

事業者

10万円/

事業者

10万円/

事業者

10万円/

事業者

10万円/

事業者

③ 市外イベン

トへの飯塚

ブース設置

による出展

支援

事業者数 ― 1 2 2 3 3

売上高 ― 10万円/

事業者

10万円/

事業者

10万円/

事業者

10万円/

事業者

10万円/

事業者

④ 通信販売サ

イトへの出

品支援

事業者数 ― 1 2 2 3 3

売上高 ―

2万円/

事業者

(出品初

年度・月

あたり)

2万円/

事業者

(出品初

年度・月

あたり)

2万円/

事業者

(出品初

年度・月

あたり)

2万円/

事業者

(出品初

年度・月

あたり)

2万円/

事業者

(出品初

年度・月

あたり)

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Ⅱ.地域経済の活性化に資する取組み

8.地域経済の活性化に資する取組みに関すること

(1)現状と課題

[現状]

飯塚市では、平成 24 年より 5年間、中心市街地活性化基本計画の認定を受け、基本計画に

基づく活性化事業を行い、その後も空き店舗活用促進・ 新規創業者等の支援を行う等、積極

的に活性化事業に取組んでいる。また、交流人口の増加を図る観光振興策として、平成 28年

度よりインバウンド観光客誘客事業に取り組むなど、地域活性化を目指している。

[課題]

人口減少、消費者ニーズの多様化、郊外への大型商業施設の出店、事業者の高齢化や後継者

不足等によって、商業者や商店街等地域経済を取り巻く環境は依然として厳しい状況である。

商工団体、商店街、民間事業者と連携し、地域特性を生かした商業振興を図り、個店や商店街

の経営基盤の強化や魅力向上に資する支援を行うことにより、地域商業の経営安定化と地域経

済の活性化を推進していく必要がある。

(2)事業内容

① 飯まち活性化会議の開催(年1回)

飯塚市中心市街地活性化基本計画終了後も、中心市街地の活性化事業を推進していく

ため、飯塚市役所、飯塚銀行協会、(一社)飯塚観光協会、飯塚市商工会、飯塚市商店

街連合会、㈱まちづくり飯塚、市内 3大学(近畿大学産業理工学部、近畿大学九州短期

大学、九州工業大学情報工学部)、JR九州、飯塚市自治会連合会などの団体により委

員を選出。効果的な活性化事業を検討するための会議を年1回開催する。商工会議所は、

会議の事務局を担うとともに、活性化策の検討に中心的な役割を果たしていく。

② 空き店舗活用促進・街なか創業者等支援事業

飯塚市中心商店街内の空き店舗に、魅力ある新規店を埋めることにより、商店街の活性化 に資することを目的とする。空き店舗調査を行うとともに、空き店舗所有者・管理者との意 見交換会を実施する。新規創業者と空き店舗のスムーズなマッチングを図るために、空き店 舗ツアーを実施。新規創業者が、創業に関する基本的な知識を身につけたり、ビジネスプラ ンを検討したりする場として「創業スクール」を開催する。起業する店舗が決定した後には、

起業者と共に事業計画及び経営計画を作成。また、持続的な運営が見込める魅力ある創業者 に対しては、「新規創業者等支援事業費補助金」の活用を促し、補助金を交付し、商店街で の定着を支援する。

③ 飯まち魅力掘り起し事業

飯塚市中心商店街のイベントの定着化及び魅力アップ事業、顧客への信頼関係を深める

「まちゼミ」のブラッシュアップ事業、商店街の回遊性を高める健康イベントの「ファミ

リースタンプラリー事業」などを実施する。その他、インバウンド事業をより効果的に実施

するため、市内大学・高校生の留学生を対象とした飯塚の魅力を発見するツアーの実施や商

店街のキャッシュレス化対応事業などを行う。

④ 飯塚市農産加工品ブランド化推進事業協議会(年10回)

飯塚市の資源を最大限に活用できるよう、農産物を活用した新商品開発及び企画、開発し

た新商品の販路開拓を行うことにより、飯塚市の地域経済の活性化を図ることを目的とした

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協議会。飯塚商工会議所、飯塚市商工会、(一社)飯塚観光協会、市内加工事業者、市内 3大

学(近畿大学産業理工学部、近畿大学九州短期大学、九州工業大学情報工学部)、飯塚市等

で委員を構成し、年 10回程度会議を開催。飯塚市農産加工品のブランド化を推進していく。

⑤ 観光振興事業(全国展開支援事業、花火大会、街道まつり、ひな祭り等)

当所において、平成 28年度から 3年間、全国展開支援事業として、長崎街道内野宿・ 飯塚宿や八木山高原を巡る観光コースやその地域資源でしか味わえない体験型プログラムの ブラッシュアップを行った他、観光商談会等展示会への出展に取り組むなど観光誘客事業を 行うことにより、地域全体の活性化、小規模事業者等の新規事業への参入、事業の拡大・収 益向上を図った。 また、飯塚花火大会や筑前の國いいづか街道まつり、いいづか雛のまつりなどの観光事業

を(一社)飯塚観光協会や飯塚市などと取り組み、地域経済の活性化を推進していく。

⑥ 飯塚会(年 6回)

飯塚市内の官公庁(飯塚市役所、飯塚警察署、飯塚税務署、飯塚公共職業安定所)、市内

3大学(近畿大学産業理工学部、近畿大学九州短期大学、九州工業大学情報工学部)、JR九

州、NTT、日本郵政などの事業者等の代表者で組織される団体で、会議所が事務局を担当。

会員相互の情報交換、連携を図るとともに地域の振興発展に寄与することを目的として定期

的に年に 6回開催。

⑦ 飯塚市中小企業振興円卓会議(年 2回)

飯塚市中小企業振興基本条例の規定に基づき設置された会議。飯塚市の中小企業振興施策

の推進に関する審議、調査及び振興施策の提案、検証を行う。飯塚市、産業支援機関、飯塚

商工会議所、飯塚市商工会、 JAふくおか嘉穂、市内金融機関などで構成され、年 2回程度

開催。

⑧ 嘉飯桂経済団体交流会(年1回)

嘉麻市、飯塚市、桂川町内の商工会議所・商工会が持ち回りで事務局を担当する年に1回

開催の交流会。相互の情報交換、連携を図るとともに、地域の経済状況や中小企業対策につ

いて活発な意見交換を行っている。

Ⅲ.経営発達支援事業の円滑な実施に向けた支援力向上のための取組

9.他の支援機関との連携を通じた支援ノウハウ等の情報交換に関すること

(1)現状と課題

[現状]

筑豊地域で開催されている自治体や近隣商工会議所、金融機関等との情報交換を行う会議に

出席し、情報交換を行っている。

[課題]

各会議において様々な情報交換が行われているが、各支援機関が連携して支援を行っていく

までには至っていないのが現状である。

(2)事業内容

①筑豊地域中小企業支援協議会への出席

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(総会・構成団体意見交換会 年 2回、幹事会年 12回)

福岡県飯塚中小企業振興事務所、筑豊地域の商工会議所・商工会、自治体、信用保証協

会、日本政策金融公庫、中小企業振興センター、中小企業団体中央会で組織された同協議

会が毎月開催する幹事会において、情報共有と連携支援を進めていく。

また、同協議会が推進する経営支援モデル事業を通じて、連携した支援を行うと共に支

援ノウハウの共有化を図る。

②筑豊 7商工会議所連合会(小規模事務連絡協議会)への出席(年 12回)

筑豊地域の田川・豊前川崎・宮若・嘉麻・中間・直方・飯塚の 7つの商工会議所で組織

された筑豊 7商工会議所連合会で毎月開催されている小規模事務連絡協議会の中で、各所

が行っている支援策や有効であった支援内容等、小規模事業における様々な情報交換を行

う。

③金融問題連絡会議の開催(当所にて主催、年 1回)

福岡県、飯塚市、信用保証協会、市内金融機関、商工会議所で組織された同会議で中小 企業者の必要事業資金調達が円滑に実施できるよう、また、小規模事業者支援のために役

立つよう、関係機関との金融施策動向・地域企業動向並びに相互情報交換等を行う。

④日本政策金融公庫福岡支店との連携会議

(経営改善資金貸付推薦団体連絡協議会)(年 1 回)

日本政策金融公庫福岡支店において年 1回、県内商工会議所の経営指導員と政策金融公

庫支店長並びに職員との連携会議を行っている。各地域経済の動向の情報交換並びに小規

模事業者への経営支援状況、融資貸し出し実績や経営計画書策定実績等、経営発達支援計

画に沿う事業について連携する。また、共同で融資相談会を年 1回開催、月 2回の定例相

談会を実施しており企業の掘り起こしを行っていく。

10.経営指導員等の資質向上等に関すること

(1)現状と課題

[現状]

経営指導員等の資質向上の取組みに関しては、福岡県商工会議所連合会主催の各種階層別研

修、中小企業大学校が主催の専門研修に参加している。

また、平成30年度より日本商工会議所の委託事業であるスーパーバイザー事業に参加し、若

手指導員向けに現地指導型OJT・相談型OJTを実施している。

[課題]

経営課題が多様化しているため、現経営指導員と将来的に経営指導員を目指す職員の早期の

レベルアップが必要となっている今日で、現状は経営指導員等の支援経験値も異なり、指導レ

ベルにもスキルにも差があるため、これを埋めていくこと。

また、経営指導員間での各支援先への支援情報の共有もうまく出来ていない部分があるため、

共有できる仕組の構築が必要である。

(2)事業内容

①スーパーバイザー事業の活用(OJT)

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若手経営指導員また将来的に経営指導員を目指す職員のレベルアップを図るため、日本商

工会議所の委託事業である同事業を活用し、専門家との同席支援の基、現地指導型 OJT・

相談型 OJTを実施する。

②経営指導員等の情報共有・支援能力強化会議

経営指導員等の支援力の向上と平準化を図るため、各経営指導員の各支援先に対する支援

状況の報告・情報交換会を定期的(月に 1回開催)に行い、課題の抽出や支援策の共有を行

う。

報告・情報交換会の場では、「③支援情報の記録・保管方法」に記載の支援カルテや、会

議所サーバー内の各種のファイルを見ながら情報交換を行う。

このことにより、各経営指導員等の他業種への支援力強化、若手経営指導員また将来的に

経営指導員を目指す職員のレベルアップにも繋がる。また、職員間の情報共有も促進される。

③支援情報の記録・保管方法

支援内容の履歴については、業務支援システム内に支援カルテとして記録しており、職員

は、いつでも誰でも自由に閲覧でき、各事業所の支援状況の確認が出来るようになっている。

また、各指導員等の支援先への支援内容や経営分析結果、事業計画などについては、会議所

サーバー内の共有ファルダに保存・管理しており、職員は、いつでも誰でも自由に閲覧でき、

各事業者の支援状況の確認が出来るようになっている。しかしながら、フォルダの体系が事

業(例、経営革新計画、補助金)ごととなっているため、これを、事業者ごとにもすぐにア

クセスできるように、事業者別のフォルダの体系も整備し、ショートカットで既存ファイル

とリンクさせる。

11.事業の評価及び見直しをするための仕組みに関すること

(1)現状と課題

[現状]

事業の評価及び見直しについては、事業年度終了後に各委員会、正副会頭会議において事業

の実施報告をし、評価・見直しを行い、その後の常議員会、総会において承認されている。

[課題]

現状では、事業の評価及び見直しについては、内部でのみしか行っておらず、外部を交えて

行い、意見を取り入れる体制がない。今後、PDCA サイクルを適切に回していくためには、外部

有識者を含めた事業評価・見直しを検討していく必要がある。

(2)事業内容

経営発達支援計画の進捗状況を、経営指導員等内部で、毎月、確認を行う。

飯塚市商工観光課長、法定経営指導員、外部有識者(飯塚中小企業振興事務所、中小企業診断士、

福岡県信用保証協会、日本政策金融公庫、飯塚信用金庫)を交えての評価委員会(事業評価・

見直し)を毎年開催し、その結果については、当所所報・ホームページにて公表を行い、小規

模事業者がいつでも閲覧できるようにする。また、評価委員会での指摘や意見を、次年度以降

の事業計画に反映することで、PDCA サイクルを適切に回していく。

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(別表2)

経営発達支援事業の実施体制

経営発達支援事業の実施体制

(令和 2年 4月現在)

(1)実施体制(飯塚商工会議所の経営発達支援事業実施に係る体制)

(2)商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律第 7 条第 5 項に規定する経営

指導員による情報の提供及び助言に係る実施体制

①法定経営指導員の氏名、連絡先

□氏 名:下原 健司、林田 奈美、石田 圭介

□連絡先:飯塚商工会議所 TEL0948-22-1007

②法定経営指導員による情報の提供及び助言(手段、頻度 等)

経営発達支援事業の実施に係る指導及び助言、目標達成に向けた進捗管理、事業の評価・見直し

をする際の必要な情報の提供等を行う。

(3)飯塚商工会議所、関係市町村連絡先

①飯塚商工会議所

〒820-8507

福岡県飯塚市吉原町 6番 12 号

飯塚商工会議所 経営相談課

TEL0948-22-1007 FAX0948-22-0007

Email:[email protected]

②飯塚市

〒820-0004

福岡県飯塚市新立岩 5-5

飯塚市役所 経済部 商工観光課

TEL0948-22-5500 FAX0948-22-6062

Email:[email protected]

飯塚商工会議所 飯塚市

商工観光課

理事・事務局長

中小企業相談所

商工振興課 経営相談課 企画調整課

法定経営指導員 1 名 経営指導員 1 名 補助員 1 名 記帳専任職員 1 名

法定経営指導員 2 名 記帳専任職員 2 名 一般職員 1 名

経営指導員 2 名 補助員 1 名 記帳専任職員 1 名

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(別表3)

経営発達支援事業の実施に必要な資金の額及びその調達方法

(単位 千円)

R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度

必要な資金の額 11,600 11,600 11,600 11,600 11,600

2.地域の経済動向

調査に関すること 215 215 215 215 215

3.経営状況の分析

に関すること 450 450 450 450 450

4.事業計画策定に

関すること 675 675 675 675 675

5.事業計画策定後

の実施支援に関す

ること

70 70 70 70 70

6.需要動向調査に

関すること 60 60 60 60 60

7.新たな需要の開

拓に寄与する事業

に関すること

80 80 80 80 80

8.地域の活性

化に資する取り組

みに関すること

10,000 10,000 10,000 10,000 10,000

9.他の支援機関と

の連携 50 50 50 50 50

(備考)必要な資金の額については、見込み額を記載すること。

調達方法

会費収入、福岡県補助金、飯塚市補助金 等

(備考)調達方法については、想定される調達方法を記載すること。

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(別表4)

経営発達支援計画を共同して作成する商工会又は商工会議所及び関係市町村以外の者を連携して経

営発達支援事業を実施する者とする場合の連携に関する事項

連携して事業を実施する者の氏名又は名称及び住所

並びに法人にあっては、その代表者の氏名

連携して実施する事業の内容

連携して事業を実施する者の役割

連携体制図等