1
!? 11 21 9 18 9 調30 使使グリナリウム淡路島で行われた「市長と明日を語る会」の様子 今後の活用は? 活用に困っていること(上位 4 つ) 活用予定がある 将来的には 活用したい 15.8% 32.7% 現状維持 25.2% 不明 26.3% 管理の頻度 年に数回 41.3% 月に1回 30.5% 週に1回 12.7% 不明 11.3% 数年に1回 4.2% 建物や設備が老朽化している 賃貸・売買の相手が見つからない 修繕・改修費が高い 敷地に接する道路が狭い 45.3% 33.0% 31.7% 17.4% 空き家所有者への アンケート調査 10 20 30 40 50(%) 空き家の活用相談会 市の魅力にひかれ、住みたい人が増えています。 住んでいない家の活用に困っている人は、ぜひ相 談に訪れてみてください。相談は無料、予約も不 要です。 日時 3月15日(日) 13:00 ~ 16:00 場所 イオン淡路店アルクリオ センターサロン寄り道内 淡路市移住相談サポート窓口 (NPO法人島くらし淡路) ☎ 70-6876 空き家の購入・賃貸を希望する人に物件を紹介 する「空き家バンク」。家の老朽化を防ぐためにも、 住んで手入れをしてもらったほうがいい面もあり ます。賃貸・売却を希望する人は、この制度を活 用してみるのも手です。 登録できる人 ①市内に空き家を所有する人 個人が居住するために建築・ 購入した住宅 他の専任媒介契約を結んでい ない住宅 まちづくり政策課 ☎ 64-2533 空き家バンク 空き家バンクの ホームぺージは こちらから 空き家を壊したい人対象となる建物 ①市から助言・指導を受けている ②主に居住用として建築されたもの ③倒壊で道路の通行に支障をきたす恐れがある ④近隣の住民など周辺に危険がある ⑤危険空き家判定基準で合格点数が100点以上ある 建物除却工事費の限度額…200万円 補助金額…最大 133万円 危険空き家除却支援制度 周囲に悪影響を及 ぼす恐れのある「危 険空き家」の解体費 用 の 2/3 を 補 助 し ます。 堀内 照美さん NPO法人島くらし淡路の事務局長。 平成28年4月から市の委託を受けて、 地元の不動産業委員会と連携して移住 相談・体験交流、空き家の掘り起こし などの業務を行う。 都市計画課 ☎ 64-2533 ローズアッ 空き家 今月 Awaji City Public Relations Magazine 広報淡路 2020年2月号 4 5

今月 次世代につなげたい - Awaji · 次世代につなげたい歴史ある家を グリナリウム淡路島で行われた「市長と明日を語る会」の様子 今後の活用は?

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

移住者から見ると

住む家がない!?

 「なかなか住む家が見つか

らない。空き家の情報も少な

くて困りました」

 

11月21日に開催した「市長

と明日を語る会」では、こん

な意見が寄せられました。参

加したのは、9組18人の移住

者の皆さん。定住したくなる

まちづくりについて、市長と

意見を交わしました。

 

淡路市に移住した理由を聞

くと「自然の中で子育てがし

たかった」「景色が良い場所

に住みたかった」など、都会

では味わえない住環境が決め

手だったと答える人が多くい

ました。

 

しかし、いざ移住に向けて

中古物件などの賃貸・購入を

希望しても、なかなか物件が

見つからないという現実に直

面。先輩移住者を頼って、今

の住まいを見つけたと話す参

加者もいました。

 

市の空き家バンクに登録さ

れている物件は9戸と少なく、

空き家を求める移住者には不

足している現状。空き家の利

活用が上手く機能していない

ことが課題となっています。

所有者が抱える問題も

 

市が実施した実態調査によ

ると、ほぼ半数の空き家所有

者は「活用したい」と考えて

いることが分かりました。

 

しかし、空き家の多くは30

年以上前に建てられた住宅。

建物の老朽化や耐震改修、修

繕費などがネックとなり、な

かなか次のステップに進めな

い現状です。「活用したくて

も、できない」。所有者もさ

まざまな課題を抱えています。

 「空き家はたくさんあるで」

とよく聞きます。でも、今後

の使い道を考えている人は少

ないのではないでしょうか。 

 「仏壇があるから」「荷物が

多くて」「自分の代では手放

したくない」といった理由か

ら、誰も住まずに家だけが残

るケースがあります。昔の家

は今の建築にはない梁や構造

で、大工さんが手を掛けて建

てられた立派なもの。住人が

いない家はあっという間に傷

みます。もったいないですね。

 

移住相談では、賃貸できる

戸建てに住みたいという希望

が多く、空き家に関する問い

合わせも年に100件ほど寄

せられています。そんなとき

に役立つのが、人と家をつな

ぐ「空き家バンク制度」。空

き家を売却・賃貸したい人と

購入・賃貸したい人とを、市

のホームページを通じて紹介

する仕組みです。この制度で

は、島内の不動産事業者など

を通して売買契約などをする

ので、安心して任せられます。

活用しない手はないです。

 

借家としてリフォーム、店

舗やリノベーションなど、家

の使い方は一つではありませ

ん。「古いから無理かも」と

諦めないで、家のことでお困

りの方は、まずは相談してく

ださい。町内会、公民館、地

域の会合などにも出向いて無

料相談を受け付けることもで

きますよ。思い入れのある家

を次の世代に住み継いでいく

方法を一緒に考えましょう。

歴史ある家を

次世代につなげたい

グリナリウム淡路島で行われた「市長と明日を語る会」の様子

今後の活用は?

活用に困っていること(上位4つ)

活用予定がある

将来的には活用したい

15.8%

32.7%現状維持25.2%

不明26.3%

管理の頻度

年に数回41.3%

月に1回30.5%

週に1回

12.7%

不明

11.3%

数年に1回 4.2%

建物や設備が老朽化している

賃貸・売買の相手が見つからない

修繕・改修費が高い

敷地に接する道路が狭い

45.3%

33.0%

31.7%

17.4%

空き家所有者へのアンケート調査

0 10 20 30 40 50(%)

空き家の活用相談会 市の魅力にひかれ、住みたい人が増えています。住んでいない家の活用に困っている人は、ぜひ相談に訪れてみてください。相談は無料、予約も不要です。

日時 3月15日(日)   13:00~ 16:00場所 イオン淡路店アルクリオ   センターサロン寄り道内

淡路市移住相談サポート窓口 (NPO法人島くらし淡路) ☎70-6876

 空き家の購入・賃貸を希望する人に物件を紹介する「空き家バンク」。家の老朽化を防ぐためにも、住んで手入れをしてもらったほうがいい面もあります。賃貸・売却を希望する人は、この制度を活用してみるのも手です。

登録できる人①市内に空き家を所有する人②�個人が居住するために建築・購入した住宅③�他の専任媒介契約を結んでいない住宅まちづくり政策課

 ☎64-2533

空き家バンク

空き家バンクのホームぺージはこちらから

空き家を壊したい人へ対象となる建物①市から助言・指導を受けている②主に居住用として建築されたもの③倒壊で道路の通行に支障をきたす恐れがある④近隣の住民など周辺に危険がある⑤危険空き家判定基準で合格点数が100点以上ある

建物除却工事費の限度額…200万円補助金額…最大133万円

危険空き家除却支援制度 周囲に悪影響を及ぼす恐れのある「危険空き家」の解体費用の 2/3 を補助します。

市から委託を受け、移住や空き家の活用相談などを行う

NPO法人島くらし淡路の堀内照美さんに話を聞きました。

堀内 照美さん●�NPO法人島くらし淡路の事務局長。平成28年4月から市の委託を受けて、地元の不動産業委員会と連携して移住相談・体験交流、空き家の掘り起こしなどの業務を行う。

都市計画課 ☎64-2533

クローズアップ 空き家今月 の

Awaji City Public Relations Magazine 広報淡路 2020年2月号 45