発行:所沢図書館狭山ヶ丘分館 若狭 4-2478-4 TEL 04(2949)1193

「夏休み工作会」 牛乳パックでメリーゴーランドをつくろう！（道具はすべて図書館が用意します。）

■８月２４日（水）午後２時から ■場所：狭山ヶ丘コミュニティセンター２階 学習室

■対象：５才以上（７才以下は保護者同伴） ■定員：２０名

（８月 2日（火）午前９時３０分より狭山ヶ丘分館カウンター又はお電話で受付開始）

「こわいおはなし会」 ■7月２3日（土）午前 10時 30分から

■場所：狭山ヶ丘コミュニティセンター２階 第 1・第 2集会室

■対象：おはなしをひとりできける子 ■定員：５０名程度

お申し込みはいりません。皆さまのご参加をお待ちしています！

「こどもの読書週間」期間中に、色々なジャンルの本を読むほ

どビンゴがそろって景品がもらえる「読書ビンゴ」を行いまし

た。いつもは物語ばかり読むけれど、この読書ビンゴがきっか

けで、昆虫の本やなぞなぞの本など、知識の本をたくさん読む

ようになったよと話してくれる子どもがいました。

また、期間が終了した後もやりたいと言って図書館に来る子

どもが多くいました。手作りのガチャガチャで景品をもらう

と、うれしそうな笑顔が見られました。

楽しみながら色々な本と出会う読書週間になりました。

「子ども読書の日」の関連行事として、親子で一緒に楽しみな

がら絵本作りをして頂くイベントも開催しました。図書館で用意

した絵本作りセットに、ものがたりやイラストを自由にかいてい

ただき、個性的で想像力豊かなお話がたくさんできました。

絵本が出来上がると、職員がそれぞれの親子の前でその絵本の

読み聞かせをしました。手づくりの絵本を手に、親子で楽しそう

に会話する様子も見られ、絵本に親しみ、お話を創る楽しさを感

じて頂ける、大人も子どもも楽しめるイベントとなりました。

児童文学翻訳家のこみやゆうさんをお招きし、講演会を開催し

ました。詩の朗読に始まり「良い絵本とは」、「なぜ本を読んだ

方がいいのか」、「私の伝えたい幸せは何か」など興味深いお話

をたくさんしていただきました。こみやさんのあたたかなお話ぶ

りと、参加された方の笑い声で、会場は終始和やかな雰囲気に包

まれていました。お話の終わりには質問コーナーがあり、参加者

からの質問にこみやさんは一つずつていねいに答えてくださいました。また、ご自身の翻訳書である『テ

ディ・ロビンソンとサンタクロース』も朗読してくださいました。講演会後のアンケートでは、会の始ま

りにこみやさんが朗読してくれた詩がよかった、子どもに絵本を読み聞かせするときの絵本の選び方がよ

く分かった、こみやさんのお話をぜひまた聞きたい、などのたくさんの喜びのお声を頂きました。

開催：５月８日（日） 参加者：親子８組（１９名）

開催：５月１５日（日） 参加者：大人３７名

開催：４月２８日（木）～５月２４日（火）

読書ビンゴ用紙

毎年恒例となっている、狭山ヶ丘コミュニティセンター1

階「さやまがおか荘」との共催イベント、落語家、入船亭小

辰さんによる落語寄席を行いました。今回の演目は「悋気（り

んき）の独楽」「不動坊」で、どちらも小辰さんの達者な話

術とコミカルな演技が冴えわたり、会場は終始笑い声が絶え

ませんでした。終演後、お客様からも、生の落語が聞けてよ

かった、とても楽しいひと時でしたとのお声をいただきまし

た。また小辰さんについても芸がとてもこまかい、予想以上

にお上手でした、来年もぜひお願いしますと大好評でした。

所沢図書館では、小学校３年生の全学級を対象に図書館職員が「ブックトーク」をしに小学校を訪問し

ています。ブックトークとは、1つのテーマを立てて、テーマに沿った複数冊の本を一定の時間内に紹介

していくというものです。小学校のクラスでは、授業の一コマを使いま

す。みなさん、しっかりと聞き、おかしいところでは笑ったり、質問や

クイズには手を上げて答えてくれたり、思いついた疑問を質問してくれ

たりしました。今回のテーマは、『あなたのたいせつなものはなぁに？』

でした。このブックトークを通して、大切な人やモノの存在をしっかり

思い描くきっかけになってくれれば、という気持ちで行いました。ブッ

クトークを聞いてくれたこどもたちは、終了後、感想を発表してくれた

り、お手紙を書いてくれたりしました。自分の家族や友だち、先生、自

分自身、本など、自分にとって大切なものを意識してくれたようです。

今回紹介した５冊の本以外にも図書館にはたくさんの本があります。こ

のブックトークを機会に図書館に遊びに来ていただき、みなさんにとっ

ての『大切な一冊』と出会ってくれたら嬉しいです。お待ちしています。

えほんの部屋の窓ガラスの外側にゴーヤの苗を植えました。

えほんの部屋にすんでいる狭山ヶ丘分館のくまのマスコット

『さあや』も毎朝水をあげたり、一緒に日向ぼっこしたりして

います。早くゴーヤの葉っぱがたくさん茂って、実もなってい

る様子を利用者のみなさまに見ていただけたら、と思います。

ちなみに、えほんの部屋の北側の窓ガラスには、上部に

カフェカーテンを取りつけ下部に波模様の衝立を置きました。

今年の夏は、狭山ヶ丘分館のえほんの部屋で、涼しく読書して

くださいね。スタッフ一同、さあやと一緒にお待ちしています。

訪問先：６月１４日（火）北中小 ／２１日（火）宮前小 ／３０日（木）林小／７月６日（水）若狭小

開催：５月２７日（金） 参加者：大人４９名

ステリだ

けが持 高石賢一／著 東京書籍 請求記号：H513.8/ﾀ

実は好きな方が意外と多いのでは？と個人的に思っている巨大重機。幼少期に働く車に魅せられ

た経験を持つ私は、こういった本を本棚から見つけると「お、いいな！」といまだに思ってしまい

ます。内容は解説文が入った写真集なのですが、とにかく重機の大きさがすごい。ショベルカーの

ショベルはちょっとした小屋のような大きさだし、ダンプカーはタイヤだけで人の背丈の倍はあり

ます。巨大重機が活躍する採掘現場の写真や、巨大建機組み立て工場の様子なども見ていてなかな

か楽しめます。

それにしても、なぜこれほどの巨大な重機が誕生したのでしょうか。それはこの本によると、採

掘作業の効率化のためで、「より多く、より短時間で」を突き詰めていった結果なのだそうです。巨

大重機は社会のニーズに合わせ成長した合理的なモンスターなのです。

万城目学 ほか／著 ポプラ社 請求記号：913.68/ﾐ D(児童書)

江戸川乱歩生誕 120年記念プロジェクト『みんなの少年探偵団』シリーズの第一弾である本作

は、万城目学や湊かなえ、小路幸也などの有名作家が、新たな視点と自由な設定で少年探偵団の世

界を表現する豪華アンソロジーです。どの作品も作家の個性が出ていて面白かったのですが、個人

的には万城目学の「永遠」のラストに一番驚かされました。十歳になる双子の兄弟が、謎の暗号を

解読していき、宝の隠し場所に迫るというストーリーなのですが、最後の 2ページに書かれている

ことが、この短編だけでなく少年探偵団シリーズそのものの見方を大きく変えてしまうのです。こ

の本はシリーズの正式な番外編ではなく、あくまで設定を借りたオマージュ作品なのですが、他に

も本編について改めて考えさせるような仕掛けがいくつかあります。

ちなみに私は少年探偵団シリーズをほとんど読んだことがないのですが、十分楽しめました。童

心に返って少年探偵団シリーズを読みかえしたくなる 1冊です。

★☆★図書館狭山ヶ丘分館 工事に伴う休館のお知らせ★☆★

狭山ヶ丘コミュニティーセンターのエレベーター・ボイラー交換工事のため、

下記の通り休館を予定しております。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご理解・ご協力をお願いいたします。

平成 28年 9月 1日（木）～平成 28年 9月 30日（金）（予定）

新エレベーターが稼働するのは平成 28年 10月 15日（土）以降です。ご了承下さい。