36
国土交通省 関東地方整備局 令和2年3月10日 国土交通省 関東地方整備局 令和2年度 入札・契約、総合評価の実施方針(案) 〔工事〕 令和元年度の実施状況 資料1-1 令和元年度 関東地方整備局総合評価審査委員会資料

令和2年度入札・契約、総合評価の実施方針(案) 工事 - MLIT100 入 札 参 加 者 数 入札比率 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 入 札 参 加 者 数 入札比率

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国土交通省関東地方整備局

令和2年3月10日

国土交通省 関東地方整備局

令和2年度 入札・契約、総合評価の実施方針(案)〔工事〕

令和元年度の実施状況

資料1-1令和元年度 関東地方整備局総合評価審査委員会資料

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1

1.令和元年度の入札・契約の実施状況

①入札・契約方式別実施状況■令和2年1月末における一般競争の割合は、約92%とほぼ全件で実施。

②落札率・低入札発生状況■落札率:平成23年度以降、90%台で推移し、令和元年度は約94%。■低入札発生率:0.5%で、やや低下。

③入札率の分布■入札率の分布は、調査基準価格付近に集中する傾向。

④不調・不落発生状況■発生率は、上昇(H30年度:20.8% → R1年度:29.5%)。

⑤応札状況■WTO対象の応札者は、前年と比較して減少。■WTO以外の応札者は、前年と比較してやや減少。

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1.令和元年度 入札・契約の実施状況

※250万円未満の工事を除く

(契約金額:百万円)

① 入札・契約方式別実施状況

令和元年度:ほぼ全ての工事を一般競争入札で実施。(約92%)

【経過】・平成18年度・平成19年度・平成20~30年度

・令和元年度

2

:一般競争入札は、2億円以上の工事及び全ての鋼橋上部・PC:一般競争入札は、1億円以上の工事及び全ての鋼橋上部・PC・水門設備工事:一般競争入札は、6千万円以上の工事及び全ての鋼橋上部・PC・水門設備工事(6千万円未満の工事についても積極的に一般競争入札を試行)

:一般競争入札は、6千万円以上の工事及び全ての鋼橋上部・PC(6千万円未満の工事についても積極的に一般競争入札を試行)(港湾空港関係は5千万円以上)

(R2.1月末現在)

件数 割合 契約金額 件数 割合 契約金額 件数 割合 契約金額

一般競争 1,080 96.5% 243,930 973 97.5% 201,758 836 91.5% 202,708

指名競争 10 0.9% 180 0 0.0% 0 0 0.0% 0

随意契約 29 2.6% 31,872 25 2.5% 53,475 78 8.5% 11,152

合計 1,119 100% 275,982 998 100% 255,233 914 100% 213,860

H29 H30 R1

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3.6%4.8% 5.4%

11.9%14.0%

5.7% 6.1%

8.7%

5.7%

2.5%1.0% 1.5% 1.1%

2.1%0.7% 1.3% 1.2% 0.5%

0%

5%

10%

15%

20%

H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1

低入札発生率

95.1%93.8% 93.1%

89.2%87.0%

89.4% 90.0% 89.7% 89.4%90.5% 90.8%

91.9% 92.6%91.3%

92.3% 93.1% 93.1% 93.7%

80%

85%

90%

95%

100%

H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1

落札率

参考:調査基準価格の算定方法見直し

H20 → H21 → H23 → H25 → H28 → H29~①直接工事費 95% → 95% → 95% → 95% → 95% → 97%②共通仮設費 90% → 90% → 90% → 90% → 90% → 90%③現場管理費 60% → 70% → 80% → 80% → 90% → 90%④一般管理費 30% → 30% → 30% → 55% → 55% → 55%

② 落札率、低入札発生状況

1.令和元年度 入札・契約の実施状況

3

※一般競争、指名競争を対象※250万円未満の工事を除く

1)落札率は、平成23年度以降90%台で推移し令和元年度は93.7%。2)低入札発生率は0.5%と、やや低下。

(R2.1月末現在)

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0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

入札参加者数

入札比率

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

入札参加者数

入札比率

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

入札参加者数

入札比率

入札比率の分布は、調査基準価格付近に集中する傾向は変わらない。

③ 入札比率の分布

1.令和元年度 入札・契約の実施状況

4

平成29年度

【入札比率の算出方法】 【凡例】

入札比率=入札額 -調査基準価格

予定価格-調査基準価格

非落札者

調査基準価格

落札者

予定価格

落札者 :1,019者非落札者:2,724者

368(者)

調査基準価格

予定価格

※一般競争を対象※250万円未満の工事を除く

平成30年度

落札者 : 970者非落札者:2,558者

調査基準価格

予定価格

351(者) 令和元年度

落札者 : 832者非落札者:1,441者

181(者)

調査基準価格

予定価格

(R2.1月末現在)

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2,476 2,558 2,6072,167

1,550 1,698 1,625

2,186

1,6241,300

1,4821,297 1,228 1,186

496748 677

385172 192 231

589342 180 262 207 255 350

20.0%

29.2%26.0%

17.8%

11.1% 11.3%14.2%

26.9%21.1%

13.8%17.7% 16.0%

20.8%

29.5%

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1

不調・不落の発生状況 発注件数

不調不落件数

発生率

20.8%

15%14%

34%

13%

51%

0%

31%28%

0%

45%

18%

40%

19%

25%

0%

34%

21%

17%

43%

3%0%

14%

0%

29.5%

23%

34%

13%15%

66%

0%

28%

54%

0%

25%

50%

0%

26%

10%

0%

36% 35%

46%

18%

14%

0%

29%

0%0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

全体

一般土木

As舗装

鋼橋上部

造園

建築

木造建築

電気設備

暖冷房

Co舗装

PC

法面処理

塗装

維持修繕

河川浚渫

プレハブ建築

機械設備

通信設備

受変電設備

空港土木

港湾土木

港湾浚渫

空港舗装

港湾鋼構造物

不調・不落発生率の変化H30R1

一般土木, 72

As舗装, 34

鋼橋上部, 2

造園, 5

建築, 26

電気設備, 6

暖冷房, 14

法面処理, 2維持修繕, 47河川浚渫, 1

機械設備, 11

通信設備, 26

受変電設備, 11

空港土木, 2

港湾土木, 3

空港舗装, 2

一般土木, 23

As舗装, 10

建築, 17

電気設備, 1

暖冷房, 7

PC, 1

維持修繕, 12

機械設備, 3

通信設備, 4 受変電設備, 6

不調・不落の内訳

350件不調:264件

不落:86件

1)不調・不落発生率は、平成30年度と比べ上昇。(平成30年度:20.8% →令和元年度:29.5%)2)前年度に比べ一般土木、As舗装、建築工事、暖冷房、法面処理、維持修繕、通信設備、受変電設備等において不調・不落の発生率が増加。

④-1 不調・不落発生状況(経年推移)

1.令和元年度 入札・契約の実施状況

5

(件)

※一般競争、指名競争を対象※250万円未満の工事を除く

(R2.1月末現在)

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79件

154件

117件

1,186件

0

50

100

150

200

250

300

350

発注件数 不調・不落件数

全工種

18件

44件

33件

418件

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

発注件数 不調・不落件数

一般土木

14件

17件

12件65件

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

発注件数 不調・不落件数

建築

16件

29件

14件

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

発注件数 不調・不落件数

維持修繕

全工種における不調・不落発生率は「29.5%」であるが、再度調達手続きにより「6.7%」まで低下。

④-2 不調・不落発生状況(不調不落案件の再調達状況)

1.令和元年度 入札・契約の実施状況

6

発生率:29.5%

350件 発生率:22.7%95件

発生率:66.2%43件

発生率:26.5%59件

調達済

件数考慮

発生率19.6%

■ 発生件数■ 再調達手続きにより調達済■ 再公告等■ 検討中

再公告

件数考慮

発生率6.7%

発生率14.8%

発生率4.3%

発生率47.7%

発生率21.5%

発生率20.2%

発生率7.2%

(件) (件)(件)

(件)

※一般競争、指名競争を対象※250万円未満の工事を除く

※発注件数は、契約件数と不調・不落件数の合計

(R2.1月末現在)

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7.2

5.3 5.3

5.9

7.7 7.9

7.0

6.2 6.0

7.1

6.0

5.35.4

4.4

0

2

4

6

8

10

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1

応札状況(WTO以外)工事件数

参加者数(平均)

10.4 10.010.8

16.2

19.420.0

16.1

13.6

14.8

8.7

6.5

9.2

13.2

10.3

0

5

10

15

20

25

0

50

100

150

200

250

H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1

応札状況(WTO)工事件数

参加者数(平均)8.6

5.7

4.9

3.2

4.0

6.9

4.1

5.0

4.5

2.3

4.7

2.8

4.7

1.0

1.5

3.1

4.6

2.0

4.4

4.0

2.7

1.0

6.2

5.3

5.1

3.0

3.2

4.4

2.9

5.0

1.3

2.0

6.2

2.3

3.8

0.0

1.8

2.0

4.8

3.0

2.9

2.0

3.7

0.0

0 5 10 15

一般土木

アスファルト舗装

鋼橋上部

造園

建築

電気設備

暖冷房衛生設備

セメコン舗装

PC

法面処理

塗装

維持修繕

河川浚渫

プレハブ建築

機械設備

通信設備

受変電設備

空港等土木

港湾土木

港湾等浚渫

空港等舗装

港湾鋼構造物

応札状況(WTO以外)(工種別)

WTO以外(H30)

WTO以外(R1)

18.9

15.2

7.5

17.0

16.0

14.5

11.0

8.0

4.0

5.0

3.3

2.0

22.0

18.5

11.5

9.0

12.0

0.0

0.0

4.0

9.5

2.0

4.5

2.0

0 10 20

一般土木

鋼橋上部

建築

電気設備

暖冷房衛生設備

PC

維持修繕

空港等土木

港湾土木

港湾等浚渫

空港等舗装

港湾鋼構造物

応札状況(WTO)(工種別)

WTO(H30) WTO(R1)

⑤応札状況

1.令和元年度 入札・契約の実施状況

7

工事件数(件)

参加者数(者/件)

工事件数(件)

参加者数(者/件)

(者/件)

1)WTO対象の応札者は、前年と比較して減少。2)WTO以外の応札者は、前年と比較してやや減少。

※一般競争を対象※250万円未満の工事を除く

(者/件)

(R2.1月末現在)

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2.令和元年度の総合評価の実施状況

8

①総合評価落札方式■平成25年8月以降、二極化で実施。

②総合評価落札方式の実施状況■一般競争入札は、全て総合評価落札方式で実施。■施工能力評価型が約94%、技術提案評価型が約6%の割合で実施。

③落札者の状況■全発注件数のうち約22%を最低価格者以外が落札。

→平成30年度と比較し低下。

■技術提案評価型S型WTO以外は約39%、WTO対象は約48%を最低価格者以外が落札。

→平成30年度と比較しWTO以外は低下、WTO対象はやや低下。

④落札結果の分析■技術提案評価型S型(WTO以外)、施工能力評価型ともに「同種工事の施工実績・工事経験」、「工事成績」、「表彰」等により差が発生。

⑤工事成績の推移■工事成績評定の平均点は年々上昇傾向にある。また、65点未満の工事数は減少している。

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① 総合評価落札方式

2.令和元年度 総合評価の実施状況

提案内容

予定価格

評価方法

ヒアリング

段階選抜

9

簡易型 標準型 高度技術提案型

Ⅱ型 Ⅰ型 Ⅲ型 Ⅱ型 Ⅰ型

企業が発注者の示す仕様に基づき、適切で確実な施工を行う能力を有しているかを確認する場合

発注者が示す標準的な仕様(標準案)に対し社会的要請の高い特定の課題について施工上の工夫等の技術提案を求める場合

通常の構造・工法では制約条件を満足できない場合

有力な構造・工法が複数あり、技術提案で最適案を選定する場合

高度な施工技術等により社会的便益の相当程度の向上を期待する場合

社会的要請の高い特定の技術的課題に関する施工上の工夫等に係る提案

必要に応じ実施

技術提案に基づき予定価格を作成

確実な施工に資する簡易な施工計画施工方法に加え、工事目的物そのものに係る提案

高度な施工技術等に係る提案

施工能力評価型 技術提案評価型

Ⅱ型 Ⅰ型 S型 AⅢ型 AⅡ型 AⅠ型

企業が、発注者の示す仕様に基づき、適切で確実な施工を行う能力を有しているかを、施工計画を求めて確認する工事

標準案に基づき作成 技術提案に基づき作成

施工計画求めない(実績で評価)

可・不可の二段階で評価 点数化

点数化して評価

企業が、発注者の示す仕様に基づき、適切で確実な施工を行う能力を有しているかを、企業・技術者の能力等で確認する工事

特に配慮すべき事項への施工上の工夫について提案を求める工事

特に配慮すべき事項に対する施工上の工夫に係る提案

通常の構造・工法では制約条件を満足できない場合

有力な構造・工法が複数あり、技術提案で最適案を選定する場合

部分的な設計変更を含む工事目的物に対する提案、高度な施工技術等により社会的便益の相当程度の向上を期待する場合

施工方法に加え、工事目的物そのものに係る提案

部分的な設計変更や高度な施工技術等に係る提案

提案内容

予定価格

評価方法

施工能力を評価する 施工能力に加え、技術提案を求めて評価する

設計図書に定める標準案に基づき予定価格を作成

高度技術提案型適用対象工

事であるが、標準型を適用

している工事

ヒアリング

実施しない 必須必要に応じて実施(施工計画の代替も可)

標準案に基づき作成

実施しない 必須

必要に応じて実施

必要に応じて実施

H25.7月末まで

9

H25.8月末以降

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■総合評価落札方式の契約件数と適用率(件数比)の経年変化

1)一般競争入札では、平成21年度から全て総合評価落札方式で実施。2)施工能力評価型Ⅱ型の適用が多い。

②-1 総合評価落札方式の実施状況

10

2.令和元年度 総合評価の実施状況

※一般競争を対象 ※250万円未満の工事を除く

(R2.1月末現在)

421

702

1,241

791

944 949

773

1,123 1,074

444

523 480

376

48

117 99

37 14 11 9

443

1,036

920

1,063

918

836

733

197

117 86 65 79 45

50

43 51 36 51 45 50 28 52 43 57 45 69 59

88 68 52

35 38 42 25 3 6 2 3 1 1 2 2

94.7%99.6% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%

0%

25%

50%

75%

100%

0

250

500

750

1,000

1,250

1,500

H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1

総合評価落札方式の適用率(%)

総合評価落札方式契約件数(件)

簡易型 標準Ⅱ型 標準Ⅰ型

施工能力評価型Ⅱ型 施工能力評価型Ⅰ型 技術提案評価型S型(WTO以外)

WTO標準型・技術提案評価型S型(WTO) 技術提案評価型A型 適用率(件数比)

計1,716件 計1,924件 計1,781件 計1,376件 計1,505件 計1,394件 計1,592件 計1,274件 計1,096件 計1,214件 計1,080件 計973件 計836件

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②-2 総合評価落札方式の実施状況

2.令和元年度 総合評価の実施状況

11

1)施工能力評価型が約94%、技術提案評価型を約6%の割合で実施。2)施工能力評価型Ⅱ型が全体の約88%を占めている。

※一般競争を対象※250万円未満の工事を除く

(R2.1月末現在)

工事種別施工能力評価型

Ⅱ型施工能力評価型

Ⅰ型

技術提案評価型S型(WTO以外)

技術提案評価型S型(WTO対象)

合計

一般土木工事 283 23 13 4 323件アスファルト舗装工事 85 2 87件鋼橋上部工事 5 4 4 13件造園工事 28 28件建築工事 18 1 1 2 22件電気設備工事 11 6 1 18件暖冷房衛生設備工事 15 2 1 18件セメント・コンクリート舗装工事 1 1件プレストレスト・コンクリート工事 2 1 3件法面処理工事 4 4件塗装工事 9 9件維持修繕工事 160 2 2 164件河川しゅんせつ工事 7 2 9件機械設備工事 25 25件通信設備工事 55 1 56件受変電設備工事 20 20件空港等土木工事 2 7 9件港湾土木工事 4 8 5 1 18件港湾等しゅんせつ工事 1 1 2件空港等舗装工事 1 1 1 2 5件港湾鋼構造物工事 2 2件

合計(件数) 733 50 28 25 836件87.7% 6.0% 3.3% 3.0%

割 合 100%93.7% 6.3%

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最低価格者以外の落札状況

1)全発注件数のうち約22%を最低価格者以外が落札。

→平成30年度と比較し低下。

2)技術提案評価型S型WTO以外は約39%、WTO対象は約48%を最低価格者以外が落札。

→平成30年度と比較しWTO以外は低下、WTO対象はやや低下。

※最低価格者以外の落札:落札者のうち、最低価格でなくても落札できた工事

③-1 落札者の状況(最低価格者以外が落札した割合)

12

2.令和元年度 総合評価の実施状況

※一般競争を対象 ※250万円未満の工事を除く

(R2.1月末現在)

発注件数最低価格者

以外の落札左記の割合 発注件数

最低価格者

以外の落札左記の割合 発注件数

最低価格者

以外の落札左記の割合

施工能力評価Ⅱ型 918件 270件 29.4% 836件 225件 26.9% 733件 150件 20.5%

施工能力評価Ⅰ型 79件 30件 38.0% 45件 13件 28.9% 50件 11件 22.0%

技術提案評価S型(WTO以外)

45件 19件 42.2% 50件 24件 48.0% 28件 11件 39.3%

技術提案評価型S型(WTO対象)

38件 14件 36.8% 42件 21件 50.0% 25件 12件 48.0%

技術提案評価型A型 - - - - - - - - -

計 1,080件 333件 30.8% 973件 283件 29.1% 836件 184件 22.0%

H30年度H29年度 R1年度

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0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

70%

11%

5%2% 3%

7%

1%0%

1%0% 0%

1位【652件】

2位【100件】

3位【43件】

5位以下【22件】4位【19件】

1位【754件】2位【71件】

3位【11件】5位以下【0件】

4位【0件】

1)加算点順位1位かつ価格順位1位の者による落札が全体の約70%(583件)。2)加算点1位者が落札者となる割合は約90%(754件)であり、「加算点順位の高い企業」の落札(約90%)が「価格順位の高い

企業」の落札(約78%)を上回っている。

【R1年度】(全工事) [836件]

③-2 落札者の状況(加算点・価格順位からみた落札者の状況)

加算点1位・価格1位約70%

(= 583件/836件)

加算点1位約90%

(= 754件/836件)

価格順位1位約78%

(= 652件/836件)

13

2.令和元年度 総合評価の実施状況

※一般競争を対象※250万円未満の工事を除く

(R2.1月末現在)

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0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

71%

10%

5%

2%2%

7%

1%0%

1%0%

0%

1位【706件】2位【66件】

3位【11件】4位【0件】

5位以下【0件】

1位【622件】

2位【91件】

3位【38件】

4位【15件】

5位以下【17件】

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

47%

17%

9%8% 9%

9%

1位【30件】

2位【9件】

3位【5件】

4位【4件】

5位以下【5件】

1位【48件】2位【5件】

3位【0件】4位【0件】

5位以下【0件】

【R1年度】(施工能力評価型) [783件] 【R1年度】(技術提案評価型) [53件]

加算点1位約90%

(= 706件/783件)

価格順位1位約79%

(= 662件/ 783件)

③-3 落札者の状況(加算点・価格順位からみた落札者の状況)

14

2.令和元年度 総合評価の実施状況

※一般競争を対象※250万円未満の工事を除く

加算点1位約91%

(= 48件/53件)

加算点1位・価格1位約47%

(= 25件/53件)

価格順位1位約57%

(= 30件/53件)

加算点1位・価格1位約71%

(= 558件/783件)

(R2.1月末現在)

Page 16: 令和2年度入札・契約、総合評価の実施方針(案) 工事 - MLIT100 入 札 参 加 者 数 入札比率 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 入 札 参 加 者 数 入札比率

5.5

3.8

0.0

1.5

0.00.0

0.50.8 0.9 1.0

0.5 0.7

0.3

0.80.8 0.8

0.0

0.5

5.3

3.8

1.1

0.0

0.90.7

0.1 0.2 0.0

4.5

3.3

0.00.7

0.00.0

0.30.6

0.9 1.0

0.30.5

0.50.9

0.5 0.5

1.0

0.4

3.9

2.4

0.7 0.50.9 0.6

0.00.0

0.0

0

1

2

3

4

5

6

同種工事の施工実績

工事成績

65未満減点

表彰(優良・安全)

事故不誠実

工事成績優秀企業認定

優良下請表彰企業の活用

技術開発実績・新技術の活用

ICT土工

ISO認証取得状況

難工事施工実績

難工事功労表彰

登録基幹技能者の活用

災害事業継続

若手技術者の活用

週休2日

手持ち工事量

自由項目

同種工事の工事経験

工事成績

優秀技術者表彰

資格

過去の同種工事の工事経験

CPD取得状況

難工事施工実績

難工事功労表彰

自由項目

0

5

10

15

20

企業の技術力 技術者の技術力

20.0 20.0

14.312.012.3

8.7

満点

落札者

非落札者

④-1 落札結果の分析 落札者と非落札者の加点状況 施工能力評価型(標準タイプ)

2.令和元年度 総合評価の実施状況

落札者(42者)と非落札者(111者)の違い企業の技術力は、「同種工事の施工実績」、「工事成績」、「表彰」により差が発生。配置予定技術者の技術力では、 「同種工事の工事経験」、「工事成績」 により

差が発生。

企業の技術力

施工能力評価型(標準タイプ)一般土木工事

15

配置予定技術者の技術力

(点)

■満点

■落札者

■非落札者

※一般競争を対象 ※250万円未満の工事を除く ※1者応札の工事(1工事)を除く

(点)

(R2.1月末現在)

落札者 非落札者 点差

合計 26.3 20.9 5.4

企業の技術力 14.3 12.3 2.1

技術者の技術力 12.0 8.7 3.4

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1.3

2.2

0.0

1.4

2.01.6 1.6

0.8

0.00.2

0.8 0.90.90.5 0.7

0.4

1.0 0.8 0.8

1.4

0.3

5.2

4.1

1.1

0.0

0.9 0.7

0.1 0.1

0.80.9

1.9

0.0

0.8

0.0

1.9

1.3 1.3

0.60.1

0.3 0.6 0.70.9

0.20.5

0.2

0.90.7 0.6

1.4

0.1

3.5

2.5

0.6

0.0

0.90.7

0.0 0.0

0.8

0

1

2

3

4

5

6

同種工事の施工実績

工事成績

65未満減点

表彰(優良・安全)

事故不誠実

近隣工事の施工実績

緊急時の施工体制

災害協定

災害活動実績

工事成績優秀企業認定

優良下請表彰企業の活用

技術開発実績・新技術の活用

ICT土工

ISO認証取得状況

難工事施工実績

難工事功労表彰

登録基幹技能者の活用

災害事業継続

若手技術者の活用

週休2日

手持ち工事量

自由項目

同種工事の工事経験

工事成績

優秀技術者表彰

資格

過去の同種工事の工事経験

CPD取得状況

難工事施工実績

難工事功労表彰

自由項目

0

5

10

15

20

企業の技術力 技術者の技術力

20 20

13.2 12.110.8

8.3

満点

落札者

非落札者

④-2 落札結果の分析 落札者と非落札者の加点状況 施工能力評価型(地域密着工事型)

2.令和元年度 総合評価の実施状況

企業の技術力 配置予定技術者の技術力

地域精通度・貢献度

16

落札者(130者)と非落札者(452者)の違い企業の技術力は、「同種工事の施工実績」、「表彰」により差が発生。また、地域精通度・貢献度に関する項目も落札者が高い。配置予定技術者の技術力では、「同種工事の工事経験」、「工事成績」により差が発生。

施工能力評価型(地域密着工事型)一般土木工事

(点)

■満点

■落札者

■非落札者

※一般競争を対象 ※250万円未満の工事を除く ※1者応札の工事(1工事)を除く

(点)

(R2.1月末現在)

落札者 非落札者 点差

合計 25.3 19.1 6.2

企業の技術力 13.2 10.8 2.4

技術者の技術力 12.1 8.3 3.8

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4.0

3.3

0.0

0.7

0.00.0

1.0

0.0

1.0

0.5

0.0

0.7 0.7

1.0

3.3

2.0

0.0

0.5

1.0 1.0

0.0 0.0

2.9

2.0

0.00.1

0.00.0

0.5

0.0

1.0

0.0 0.0

0.6

0.9

0.0

2.6

0.1 0.0 0.3

1.0 1.0

0.0 0.00

1

2

3

4

同種工事の施工実績

工事成績

65未満減点

表彰(優良・安全)

事故不誠実

工事成績優秀企業認定

優良下請表彰企業の活用

技術開発実績・新技術の活用

ISO認証取得状況

難工事施工実績

難工事功労表彰

登録基幹技能者の活用

災害事業継続

週休2日

同種工事の工事経験

工事成績

優秀技術者表彰

資格

過去の同種工事の工事経験

CPD取得状況

難工事施工実績

難工事功労表彰

19.0

22.9

0

5

10

15

20

25

30

技術提案

0

5

10

15

20

25

30

技術提案 企業の技術力 技術者の技術力

30

15 1519.0

10.77.3

22.9

6.94.4

満点

落札者

非落札者

④-3 落札結果の分析 落札者と非落札者の加点状況 技術提案評価型S型(WTO以外)

2.令和元年度 総合評価の実施状況

落札者(3者)と非落札者(7者)の違い「技術提案」については、非落札者の方が平均点が高かった。企業の技術力は、「同種工事の施工実績」、「工事成績」、「表彰」、「週休2日」により差が発生。配置予定技術者の技術力では、「同種工事の工事経験」、「工事成績」により差が発生。

企業の技術力 配置予定技術者の技術力

一般土木

17

技術提案評価型S型(WTO以外)一般土木工事

(点) (点)

■満点

■落札者

■非落札者

※一般競争を対象 ※250万円未満の工事を除く ※1者応札の工事(1工事)を除く

(点)

(R2.1月末現在)

落札者 非落札者 点差

合計 37.0 34.1 2.9

技術提案 19.0 22.9 -3.9

企業の技術力 10.7 6.9 3.8

技術者の技術力 7.3 4.4 2.9

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81

72 69

47

21

127 8 8 6 4 6 4 4

0

73.2 73.273.4

74.3

75.1 75.175.5 75.5 75.6

76.1

76.676.9

77.377.6 77.7

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

120.0

140.0

160.0

180.0

200.0

68.0

69.0

70.0

71.0

72.0

73.0

74.0

75.0

76.0

77.0

78.0

H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30

完成工事数

工事成績評定平均点

■総合評価落札方式適用率と工事成績評定の経年変化(契約年度別集計)

工事成績評定の平均点は年々上昇傾向にある。また、65点未満の工事数は減少している。

⑤ 工事成績評定の推移

18

2.令和元年度 総合評価の実施状況

■工事成績評定点の分布(契約年度別集計)

※総合評価落札方式の適用率は、全工事(一般競争、指名競争、随意契約)を対象※工事成績評定の平均点は、全工事(一般競争、指名競争)を対象※港湾空港関係を除く ※250万円未満の工事を除く

(R2.1月末現在)

0%

2%

4%

6%

8%

10%

12%

14%

16%

18%

20%

60 65 70 75 80 85 90

工事件数割合

工事成績評定点

H16H18H23H30

73.2 73.273.4

74.3

75.1 75.175.5 75.5 75.6

76.1

76.676.9

77.377.6 77.7

1.7%

12.7%

56.3%

90.2%

96.8%99.2%

96.9%

97.4%99.6%

97.4%

97.7%95.1%

98.1%96.5% 97.5%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

68.0

69.0

70.0

71.0

72.0

73.0

74.0

75.0

76.0

77.0

78.0

H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30

総合評価落札方式の適用率(%)

工事成績評定平均点

工事成績評定平均点

総合評価落札方式適用率

65点未満の工事数

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0.0%

12.7%

57.7%

76.5%

97.3%

100.0%

100.0%

100.0%

98.9%

98.4%

98.2%

100.0%

100.0%

100.0%

100.0%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

100.0%

72.0

73.0

74.0

75.0

76.0

77.0

78.0

79.0

H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30

1 03 2 3

0 0 0 0 0 1 2 0 0 0

76.9

78.1

74.1

75.3

74.7

74.2

74.9

75.9

77.1 77.3 77.3

77.1

77.5

77.9

78.3

工事成績評定平均点

総合評価落札方式の適用率

■総合評価落札方式適用率と工事成績評定の経年変化(契約年度別集計)

工事成績評定の平均点は年々上昇傾向にある。

⑤ 工事成績評定の推移(港湾空港関係)

19

2.令和元年度 総合評価の実施状況

■工事成績評定点の分布(契約年度別集計)

(R2.1月末現在)

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

12.0%

14.0%

16.0%

18.0%

20.0%

22.0%

60 65 70 75 80 85 90

H16

H18

H23

H30

工事件数割合

※総合評価落札方式の適用率は、全工事(一般競争、指名競争、随意契約)を対象※工事成績評定の平均点は、全工事(一般競争、指名競争)を対象※工事種別は港湾5工種を対象

工事成績評定平均点

総合評価落札方式適用率

65点未満の工事数

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①多様な入札・契約、総合評価の取組状況

②現場に則した技術審査の実施に向けた取り組み

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果等の報告

20

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1. 評価形式の区分は本省ガイドライン(平成28年4月)のとおり。

2. 不調・不落対策として、余裕期間制度の原則活用及び不調随契等の適切な活用を行う。⇒不調不落対策として「余裕期間制度」活用件数の増

3. 担い手育成・確保対策を推進するため、「地域密着工事型」、「自治体実績評価型」、「技術提案チャレンジ型」、「地域防災担い手確保型」の積極活用を行う。また、「若手技術者活用評価型」による現場配置の促進及び「技術者育成型」において育成企業の評価を実施。⇒「地域密着工事型」、「自治体実績評価型」、「技術提案チャレンジ型」、「地域防災担い手確保型」及び

「若手技術者活用評価型」の活用件数の増

4. 受発注者双方の事務負担軽減を推進するため、「段階的選抜方式」、「一括審査方式」、「簡易確認型」、「技術提案簡易評価型」を積極的に実施。

※段階的選抜方式 :「技術提案評価型S型・A型」※一括審査方式 :「施工能力評価型Ⅰ型・Ⅱ型」、「技術提案評価型S型」※簡易確認型 :「施工能力評価型Ⅱ型」※技術提案簡易評価型 :「技術提案評価型S型」

⇒事務負担軽減として、「一括審査方式」、「簡易確認型」の活用件数の増

5. 技術提案評価型の技術提案のテーマ設定においては、生産性向上、働き方改革、安全性の観点を積極的に活用。また、技術審査においては、新技術の活用による取組を高く評価する。⇒技術提案評価型S型において、生産性向上、働き方改革、安全性の観点、新技術の活用のテーマ設定を積極実施

6. その他については、引き続き、企業、技術者の能力等の評価において、「同種工事の施工実績(経験)、工事成績、優良工事表彰、優秀工事技術者表彰」を基本として設定するとともに、加算点算出方法は素点計上方式とする。

※本省ガイドラインの改訂等があった場合には対応を図る。

⇒その他、災害復旧工事等の発注において、工事の特性、緊急性等を考慮し、随意契約、指名競争入札等を積極実施

①-1 「令和元年度総合評価落札方式の実施方針」の取組状況

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告 (R2.1月末現在)

黒字:R1実施方針の内容 赤字:取組状況

21

生産性向上

(品質確保)

18件

働き方改革

6件

安全性

12件

技術提案テーマ設定状況(R2.1末時点)

○R2.1末時点契約件数• 技術提案評価型S型(WTO対象) 12件• 技術提案評価型S型(WTO以外) 10件※技術提案チャレンジ型除く ※港湾空港関係除く

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①-2 多様な入札・契約、総合評価の取組状況

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

取組内容 概要H29年度契約件数

H30年度契約件数

R1年度契約件数(R2.3月末見込み)

入札・契約制度

段階的選抜方式(平成22年度~)

・発注者双方の事務負担の軽減を図るため、競争参加資格確認資料を一次審査し、そこで選抜された者に対して二次審査を行う方式。

・対象は技術提案評価型S型・A型で、競争参加者が多く見込まれる工事。2件 14件 5件

一括審査方式(平成25年度~)

・同一時期に調達を必要とする「同一規模」、「同一条件」、「同一テーマ(Ⅱ型除く)」の複数工事について、申請できる配置予定技術者を1名として同時に競争参加を求め、あらかじめ定めた順番で開札し、落札者を決定する方式。

31件(73工事)

45件(92工事)

55件(117工事)

簡易確認型(平成28年度~)

・入札書と競争参加資格確認資料【簡易技術資料】(1枚)の提出を求め、評価値の算定を行った後に、落札候補者(評価値上位3者)に競争参加資格確認資料の提出を求め、簡易技術資料の内容を確認したうえで落札者を決める方式。

29件 20件 31件

技術提案簡易評価型(平成27年度~)

・受発注者の事務量等の負担を軽減するため、求める技術提案(施工計画、VE提案)について、通常の5提案から3提案に減じて評価を行う方式。

28件 20件 10件

余裕期間制度(平成25年度~)

・受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定。

・余裕期間内は、主任(監理)技術者の配置を要しない。201件 205件 345件

女性技術者・若手技術者の登用を促すモデル工事(平成26年度~)

・入札参加要件として、主任(監理)技術者、現場代理人、担当技術者のいずれかに女性技術者または40歳以下の若手技術者の配置を求める方式。

・工事実績評価期間について、産休・育児休暇を考慮。2件 3件 5件

参加者の有無を確認する公募手続きによる施工業者の事前特定(平成25年度~)

・ポンプ設備等の修繕工事において、既設メーカーの体制確認の上、設備ごとの特定予定者を決定し、「参加者の有無を確認する公募手続き」で、該当する特定事業者と特命随意契約を実施する方式。

19件 12件 17件

22

(R2.1月末現在)

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①-3 多様な入札・契約、総合評価の取組状況

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

取組内容 概要H29年度契約件数

H30年度契約件数

R1年度契約件数(R2.3月末見込み)

総合評価落札方式

若手技術者活用評価型(平成25年度~)

・35歳以下の若手技術者を「現場代理人」又は「担当技術者」として配置することにより、当該工事を実績として将来、直轄工事の主任(監理)技術者となるべく、経験を積んでもらう方式。

475件 526件 595件

自治体実績評価型(平成25年度~)

・地方整備局発注工事の実績が無い(少ない)企業であっても、自治体(都県政令市)の工事成績等により評価できる方式。

142件 137件 204件

技術者育成型(平成26年度~)

・40歳以下の主任(監理)技術者を配置し、本工事において本工事に従事していない技術者から実務指導を受け、技術力の向上につなげてもらう方式。

・対象工事の工事種別:一般土木・鋼橋上部・PC工事、施工能力評価型Ⅰ・Ⅱ型、技術提案評価型S型

15件 18件 27件

技術提案チャレンジ型(平成25年度~)

・地方整備局発注工事の実績が無い(少ない)が、技術力のある企業の競争参加を促す方式。

・工事の確実な施工に資する施工計画の提出を求め「施工上配慮すべき事項」を評価。・技術提案の「簡易な施工計画」等を3段階で評価。

10件 8件 15件

地域防災担い手確保型(平成26年度~)

・企業における防災に係る取組体制・活動実績等を評価する方式。(災害協定の締結や、災害活動の実績等を評価)

37件 44件 117件

新技術導入促進型(平成29年度~)

・新技術導入促進型(Ⅰ):発注者が指定するテーマについて、実用段階にある新技術(NETIS 登録技術のうち「有用な新技術」に選定されている技術)を有効に活用し、効率的な施工管理・安全管理等による工事品質の向上を図るための方式。

・新技術導入促進型(Ⅱ):発注者が指定するテーマについて、実用段階に達していない技術又は研究開発段階にある技術を有効に活用し、効率的な施工管理・安全管理等による工事品質の向上を図るための方式。

7件(Ⅰ型)

48件(Ⅰ型)

3件(Ⅱ型)

68件(Ⅰ型)

3件(Ⅱ型)

工事成績相互利用型(平成28年度~)

・国(官庁営繕関係)の「工事成績評定要領」に基づき評定点を算出・登録した工事成績相互利用登録機関の工事成績データを活用する方式。

59件 46件 42件

23

(R2.1月末現在)

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①-4 多様な入札・契約、総合評価の取組結果(品質)

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

取組内容 完成工事数 工事成績評定の平均点施工能力評価型の

平均点(H30年度完成工事)

自治体実績評価型(平成25年度~)

536件

76.7点(31件)

〈国成績なし※企業〉

77.7点(882件)

技術者育成型(平成26年度~)

67件

78.7点(27件)

〈40歳以下の監理技術者を配置した工事〉

技術提案チャレンジ型(平成25年度~)

27件

76.5点(2件)

〈国成績なし※企業〉

地域防災担い手確保型(平成26年度~)

102件78.2点(102件)

女性技術者・若手技術者の登用を促すモデル工事(平成26年度~)

13件79.7点(13件)

24

担い手の中長期的な育成・確保の促進に係る取組の工事成績評定

1)各取組とも、施工能力評価型全体の平均点と同程度で、完成した工事の品質は確保されている。2)今後も工事成績評定による品質確保に係る分析を継続。

※ 発注年度の過去3年間に関東地整発注工事(同じ工事種別)の受注実績がない企業

(R2.1月末現在)

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26.5%

24.1%

24.4%

25.4%

23.5%

24.7%

21.2%

73.5%

75.9%

75.6%

74.6%

76.5%

75.3%

78.8%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

R1

H30

H29

H28

H27

H26

H25 保有あり

保有なし

55.8%

58.4%

55.2%

53.1%

53.2%

42.0%

36.3%

44.2%

41.6%

44.8%

46.9%

46.8%

58.0%

63.7%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

R1

H30

H29

H28

H27

H26

H25 活用あり

活用なし

●試行結果

1)競争参加者のうち、若手技術者を活用する者は、やや低下。[図-1]

2)若手技術者の資格保有の割合は、やや増加。[図-2]

3)令和元年度は計466件の試行を実施し、うち242件(約52%)の工事を

若手技術者を配置する企業が落札し、その割合はやや低下。 [図-3]

●分析と今後の方針1)競争参加者のうち、若手技術者を活用するとした企業が半数以上あり、若手技術者の育成環境の場を提供。

2)アンケート結果では、約5割の企業が、メリットのうちで「主任(監理)技術者となる経験が積める」ことが最もメリットと回答。

3)若手の育成・確保に寄与していることから、試行を継続するとともに、さらなる担い手確保の方策を検討。

表-1 工事件数の推移

①-5 若手技術者活用評価型

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

25図-3 落札者に占める若手技術者活用企業の割合

(件)

図-1 競争参加者に占める若手技術者活用企業の割合

図-2 競争参加者に占める若手技術者の資格保有の割合※資格保有について確認している工事のみ

(R2.1月末現在)

契約年度 工事件数若手技術者を活用する企業による落札件数

H25 19件 19件

H26 34件 34件

H27 163件 92件

H28 394件 240件

H29 475件 277件

H30 526件 303件

R1 466件 242件

計 2077件 1207件

100%(19件)

100%(34件)

46%(75件)

61%(240件)

58%(277件)

58%(303件) 52%

(466件)

19 34

163

394

475526

466

0

100

200

300

400

500

600

0%

20%

40%

60%

80%

100%

H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1

工事件数

若手技術者活用企業の割合

活用あり

工事件数

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①-5 若手技術者活用評価型

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

●試行結果

1)今後、直轄工事で主任(監理)技術者となる経験が積めることが最もメリットと感じており、若手の育成に対して、企業が大きな関心を持っている。

2)本方式の取り組みにより、企業として若手の採用を積極的に行うことが出来るなど、企業の中長期的な経営目標や人材育成に結び付くと考える企業が多い。

3)企業・技術者の育成、確保につながると感じている一方で、若手技術者が不足していると回答する企業が多い。

■アンケート結果 (160社より回答。回答率:63.1%)

〇35歳以下の若手技術者を現場代理人または担当技術者として、配置することとした企業は約53%、配置することとしなかった企業は

約47%。

○通常の評価項目の工事に比べて入札に参加したいと感じた企業が約28%で、約58%が変わらないと感じている。

・手持ち工事の関係で、現在は若手を導入配置できる余裕がない。制度としては、良い事だと思う。

・入札案件自体の内容重視で参加を決めている為、若手技術者活用評価型方式であることが要因で参加を決めることはない。

○本試行工事のメリットについては、約31%の企業が「経営目標や人材育成に結びつくこと」、約48%の企業が「今後の直轄工事の主任(監理)技術者となる経験を積めること」であると回答。・高齢化が進む中、若手の育成の場として又、若手の採用に力を注ぐきっかけとなり、業界としての問題改善にもつながると思う。

・加点される事も大きなメリットであるが、自分が施工するという責任感も生まれ、技術者として成長出来る。

・その他の意見の中には、配置できる35歳以下若手技術者がいないため、メリットを感じないと回答した企業があった。

○約61%の企業が、企業・技術者の育成につながっていると感じている。・若手社員を積極的に公共工事へ配置することにより、人材の育成と資格取得の重要性をその若手自身が理解してくれる。

・企業側が若手技術者の育成に対する意識を持つことに繋がる。

○若手技術者不足に関する意見があった。・「現場代理人」又は「担当技術者」に配置出来る技術者が会社に少なく、申請時点で配置できるかどうか判断できない。

・若手技術者としての評価対象を35歳以下ではなく40歳以下としてほしい。

アンケート結果

【問1:入札参加した工事において、35歳以下の若手技術者を現場代理人または担当技術者に配置することとしたか。】

【問2:通常の評価項目を設定して発注している工事と比べ、今までより入札に参加したいと感じたか】

【問3:本方式による手続きを行って、最もメリットと感じるものは】

【問4:本方式で発注されることで、企業・技術者の育成、確保につながると感じるか】

53%47%

【問5:改善点】

15%

13%

58%

13%

1%

58%

16%

31%48%

5%

31%

48%21%

40%

26%

7%6%

61%

8%

24%

15%6%11%

3%14%

19%

■配置することとしていた■配置することとしなかった

■非常に参加したい■やや参加したい■今までと変わらない■参加する意思がやや減少した■参加する意思が非常に減少した

■高い配点で加点される■中・長期的な経営目標や人材育成に結び付く■直轄工事の主任技術者となる経験が積める■その他

■非常につながっている■ややつながっている ■ややつながっていない■どちらとも思わない ■全くつながっていない

28%

■加点項目・配点の見直し■監理技術者の加点■若手技術者不足 ■配置期間の緩和■対象年齢拡大 ■その他■大手有利 ■意見無し

(R2.1月末現在)

26

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●試行結果

1)令和元年度までに738件の試行工事を実施し、自治体実績で競争

参加(国の工事成績を持たない企業※1の参加)があった工事は、

258件。自治体実績で参加する者数の割合は増加傾向。

2)上記のうち43件で、自治体実績で参加した企業が落札。

3)自治体実績で参加した企業の工事成績評定の平均点は、施工能力

評価型の平均点※2に比べやや低い。

●分析及び今後の方針

1)国の工事成績を持たない企業の競争参加数は少ないものの、その割合は増

加傾向にある。(参考:H30年度アンケートにおいて自治体実績で参加した企業

は参加意欲が高まる(約70%)と回答している。)

2)国の工事実績がなくとも参加できることがメリットであり、新たな参入で企業や

技術者の育成確保につながることから、工事成績評定による品質確保に係る

分析を継続しつつ、試行継続するとともに、さらなる担い手確保の方策を検討。

表-1 結果

①-6 自治体実績評価型

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

27

※1 発注年度の過去3年間に関東地整発注工事(同じ工事種別)の受注実績がない企業(自治体実績で参加した企業)

※2 施工能力評価型の平均点77.7点(H30年度完了工事)

※ 施工能力評価型の平均点77.7点(H30年度完成工事)

(R2.1月末現在)

H25 9 3 (33%) 46 3 (7%) 1 (11%) 76.3 (8件) 69.0 (1件)

H26 34 3 (9%) 203 3 (1%) 1 (3%) 77.7 (32件) 76.0 (1件)

H27 88 28 (32%) 1,039 43 (4%) 3 (3%) 77.3 (84件) 75.3 (3件)

H28 178 71 (40%) 1,679 99 (6%) 13 (7%) 78.4 (164件) 77.1 (12件)

H29 142 51 (36%) 903 79 (9%) 5 (4%) 77.9 (135件) 77.0 (5件)

H30 137 50 (36%) 709 79 (11%) 13 (9%) 78.2 (76件) 77.6 (9件)

R1 150 52 (35%) 755 79 (10%) 7 (5%) 78.3 (6件) - (0件)

計 738 258 (35%) 5,334 385 (7%) 43 (6%) 78.0 (505件) 76.7 (31件)

国実績で参加 自治体実績で参加

契約年度

工事件数

競争参加者数自治体実績で

参加した件数自治体実績で参加した者数

自治体実績で参加した企業の落札件数

工事成績評定の平均点

Page 29: 令和2年度入札・契約、総合評価の実施方針(案) 工事 - MLIT100 入 札 参 加 者 数 入札比率 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 入 札 参 加 者 数 入札比率

感じた

3 社どちらとも思わない

3 社

感じなかった

1 社

【企業及び技術者の育成・確保につながるか】

82%

14%

4%

76%

14%

10%12%

12%

64%

10%2%

42%

12%16%

6%

24%

66%

34%40%

40%

20%

■アンケート結果 (50社より回答。回答率:80.6%)

○約82%の企業が国の工事実績で参加し、自治体実績での参加は約14%にとどまる。そのため、通常方式と比べても参加意欲は変わらないと感じている社が約64%を占める。・関東地方整備局の受注実績があり、通常方式と差違がない。

○約42%の企業が国の実績がなくとも参加可能であることがメリットと感じている一方、約66%の企業が、国実績保有により通常方式と変わらないと感じている。・自治体の受注が主である地元の建設業には優秀な業者が多数存在している。

・国実績を持っている企業では、競争相手が多くなることがデメリットとなります。

○企業及び技術者の育成・確保への貢献については、「つながる」と感じた企業と「どちらとも思わない」企業がそれぞれ約40%と同数である。・国発注の工事の実績を積むことができ、次なる入札に参加できる可能性を得ることができた。

技術者として良き学びの機会となり、能力向上につながっている。

○自治体実績で参加した企業では、71%の社が参加意欲が高まり、57%の社が自治体成績や

表彰が加点評価されることにメリットを感じている。71%の社がデメリットなしと回答。

①-6 自治体実績評価型

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

【参考】 アンケート概要

1)約8割の企業が、国実績を有しており、参加意欲や評価結果が変わらない企業が多いが、自治体実績で参加した企業では参加意欲が高

まっている。

2)約4割の企業が、国の工事実績がなくとも参加できることがメリットであり、新たな参入で企業や技術者の育成確保につながると感じている。

【工事成績の別(企業)】 【メリット】 【デメリット】

企業の意見

【工事成績の別(技術者)】 【参加意欲】 【企業及び技術者の育成・確保につながるか】

■関東地整成績■自治体成績■その他

■関東地整成績■自治体成績■その他

■非常に参加したい■やや参加したい■変わらない■参加意欲やや減少■参加意欲非常に減少

■国の成績なくとも参加可能■自治体表彰が加点対象■国・自治体成績が同等評価■国・自治体表彰が同等評価■その他

■国実績保有のため変化なし■その他

■感じた■どちらとも思わない■感じなかった

82% 64%

42% 66%40%

40%

非常に参加したい

4 社

やや参加したい

1 社

変わらない

2 社

【参加意欲】

国実績無しで参加可能

3 社

自治体表彰が加点対象

2 社

国・自治体成績が同等評価

2 社

【メリットは何か】

デメリットなし

5社

評価基準が不明瞭

1 社

地元企業以外無意味

1 社

【デメリットは何か(全社「その他」として回答)】

自治体の工事成績で競争参加した企業(7社)の意見

71%

71% 43%

57%

参考H30アンケート

(R2.1月末現在)

28

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39%

78%85%

23%

81% 81%

19%

79% 80%

20%

79% 83%

23%

70%80%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

40歳以下の

主任(監理)

技術者の配置

社内研修会

等への参加

又は継続教育

の取組

定期的な実務

指導の実施

H27

H28

H29

H30

R1

●試行結果

1)令和元年度までに97件の試行を実施し、38件の工事で40歳以下の

主任(監理)技術者を配置。

2)競争参加者のうち、40歳以下の主任(監理)技術者を活用すると申請

した割合は、平成30年度に比べやや増加。

3) 40歳以下の主任(監理)技術者を配置した工事の工事成績評定の平

均点は、施工能力評価型の平均点※を上回る。

●分析及び今後の方針1)競争参加者及び落札者において、継続教育や実務指導を実施

する企業が多いことから、企業の技術者育成に貢献。2)40歳以下の監理技術者の配置による落札は39%と低いが、R1.8

より配点をより若手の監理技術者の登用が進むよう見直しを行った。(配点等の見直し)

3)このため、若手監理技術者の登用状況等を分析しつつ、試行継続。

図-1 評価項目に対する競争参加者の申請状況 図-2 評価項目に対する申請状況(落札者・非落札者別)

申請割合(%)

①-7 技術者育成型

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

29

申請割合(%)

表-1 結果

※ 施工能力評価型の平均点77.7点(H30年度完成工事)

※ 施工能力評価型の平均点77.7点(H30年度完了工事)

(R2.1月末現在)

H27 16 168 65 (39%) 11 (69%) 78.5 (11件) 76.8 (5件) 78.0 (16件)

H28 24 175 41 (23%) 7 (29%) 80.6 (7件) 76.8 (17件) 77.9 (24件)

H29 15 152 29 (19%) 7 (47%) 77.7 (6件) 78.5 (8件) 78.1 (14件)

H30 18 163 33 (20%) 6 (33%) 76.7 (3件) 78.9 (9件) 78.3 (12件)

R1 24 150 35 (23%) 7 (29%) - (0件) 78.0 (1件) 78.0 (1件)

計 97 808 203 (25%) 38 (39%) 78.7 (27件) 77.7 (40件) 78.1 (67件)

工事成績平均点

全体40歳以下の主任(監理)

技術者を配置

契約

年度

工事

件数

競争参

加者数

40歳以下の主任(監理)

技術者を配置する

企業の落札件数

工事成績評定の平均点

40歳以下の主任(監理)

技術者の配置あり

40歳以下の主任(監理)

技術者の配置なし

36%

86%76%

22%

76% 79%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

40歳以下の

主任(監理)

技術者の配置

社内研修会

等への参加

又は継続教育

の取組

定期的な実務

指導の実施

落札者

非落札者

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●試行結果

1)令和元年度までに43件の試行工事を実施し、国の工事成績を持

たない企業※1の参加があった工事は27件。

2)上記のうち6件で、国の工事成績を持たない企業が落札。

3)競争参加のあった367者のうち、国の工事成績を持たない企業は

44者。

4)技術提案の評価点※2の平均は、落札者13.3点、非落札者7.0点。

●分析及び今後の方針

1)新規参入企業の誘引効果は現時点ではいまだ低い。

2)国の工事成績を持たない企業の参加は12%と低いが、R1年度は

H30年度に比べ増加。また、R1.8より配点をより新規参入促進のため

の見直しを行った。(手持ち工事量評価の追加)

3)過去の施工実績を評価しない評価方式であるが、完成した工事の

品質は確保されている。

4)工事成績評定による品質確保に係る分析を継続しつつ、試行継続。

表-1 結果

①-8 技術提案チャレンジ型

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

30

※ 施工能力評価型の平均点77.7点(H30年度完成工事)

※ 1 発注年度から過去3年間に関東地整発注工事(同じ工事種別)の受注実績がない企業※2 満点は20点

(R2.1月末現在)

H25 1 0 (0%) 1 0 (0%) 0 (0%) 15.0 (1件) - (0件) 74.0 (1件) - (0件)

H26 1 0 (0%) 15 0 (0%) 0 (0%) 13.0 (1件) 2.7 (14件) 81.0 (1件) - (0件)

H27 4 1 (25%) 55 1 (2%) 0 (0%) 18.3 (4件) 7.9 (51件) 78.0 (4件) - (0件)

H28 7 5 (71%) 74 10 (14%) 1 (14%) 14.1 (7件) 10.1 (67件) 73.0 (6件) 77.0 (1件)

H29 10 5 (50%) 64 6 (9%) 0 (0%) 15.2 (10件) 6.4 (54件) 78.0 (9件) - (0件)

H30 8 7 (88%) 73 10 (14%) 2 (25%) 9.1 (8件) 6.3 (65件) 79.3 (4件) 76.0 (1件)

R1 12 9 (75%) 85 17 (20%) 3 (25%) 12.3 (12件) 5.4 (73件) - (0件) - (0件)

計 43 27 (63%) 367 44 (12%) 6 (14%) 13.3 (43件) 7.0 (324件) 77.0 (25件) 76.5 (2件)

契約年度

工事件数

競争参加者数国成績なし企業

が参加した件数国成績なし企業の参加者数

国成績なし企業の落札件数

技術提案の評価点

落札者 非落札者

工事成績評定の平均点

国成績あり 国成績なし

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●試行結果

1)令和元年度までに174件の試行工事を実施し、地元企業※1の競争参加の

割合は、約73%。

2)上記174件の工事のうち、地元企業の落札が155件と、その割合が高い。

3)工事成績評定の平均点は、施工能力評価型の平均点※2と比べやや高い。

●分析及び今後の方針

1)過去の施工実績を評価しない評価方式であるが、完成した

工事の品質は確保されている。

2)工事成績評定による品質確保に係る分析を継続しつつ、

試行継続するとともに、さらなる担い手確保の方策を検討。

表-1 結果

図-1 競争参加者の評価点の状況

評価点(点)

①-9 地域防災担い手確保型

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

31

※1 施工都県に本店を有する企業

※2 施工能力評価型の平均点77.7点(H30年度完了工事)

※ 施工能力評価型の平均点77.7点(H30年度完成工事)

(R2.1月末現在)

H26 2 23 21 (91%) 2 (100%) 77.0 (2件)

H27 11 86 54 (63%) 7 (64%) 77.8 (11件)

H28 27 225 165 (73%) 23 (85%) 78.0 (26件)

H29 37 278 194 (70%) 33 (89%) 78.5 (37件)

H30 44 294 243 (83%) 42 (95%) 78.4 (23件)

R1 53 359 245 (68%) 48 (91%) 77.0 (3件)

計 174 1,265 922 (73%) 155 (89%) 78.2 (102件)

地元企業の落札件数

工事成績評定の平均点地元企業

契約年度

工事件数

競争参加者数

5 5 54.7 4.5 4.6

6.9

3.9 4.0 3.9 3.8

0

1

2

3

4

5

6

7

8

緊急時の

施工体制

BCP認定 災害協定 災災災災災災

満点

落札者平均

非落札者平均

15

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①-10 新技術導入促進(Ⅰ)型

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

●試行結果1)すでに新技術を検討・導入している場合には、通常の発注方式と比べて魅力を感じられないとの回答が多い。2)品質確保、生産性向上、技術力の向上につながると感じている一方で、新技術導入によってコストがかかると回答する企業が多い。

●今後の方針1)競争参加者のうち、NETIS登録技術を活用する者が8割と多く、また、約5割の企業がNETIS登録技術の活用により品質確保、生産性向上、技術力の向上につながっていると感じているため、引き続き試行を継続ともに、さらなる新技術活用の方策を検討。

■アンケート結果 (123社より回答。回答率:77.7% )

〇入札参加した工事において、発注者指定のテーマについてNETIS登録技術を、活用することとした企業は約81%、活用することとしな

かった企業は約19%。

○通常の評価項目を設定した工事より参加したいと感じた企業は約19%で、約75%は変わらないと感じている。・すでに企業として新技術の導入に取り組んでおり、従来方式の発注でも有効と思われる新技術を積極的に採用してきたから。

・入札に参加する際に新技術導入促進Ⅰ型であるなしを重要視していないため。

○本試行工事のメリットについては、約28%の企業が「品質確保・生産性向上に結びつくこと」であると回答。・新技術の実績・熟練度・改良が進み、更なる品質確保、生産性向上、技術力の向上につながっていくものと考える。

・高い評点で加点評価されることにより、実用段階にある新技術を積極的に活用しようと努力する。

○生産性向上につながっていると感じている企業は約48%、43%はどちらとも思わないと回答。

・新技術の導入を義務付けることで、省人化等による生産性向上が期待できる。

○導入を検討した新技術が他社との差別化をはかれないといった意見があげられた。

・発注者が指定するテーマによっては、活用可能なNETIS数が少なく、同じものが並び評価として差が付かなくなる可能性がある。また同様に、新技術の導入には

費用がかかるため安価な新技術に頼らざる負えなくなる。その為、新技術活用の幅が狭まり、他社と同じ新技術の活用ばかりとなってしまう。アンケート結果

【問1:入札参加した工事において、発注者が指定するテーマについてのNETIS登録技術を活用することとしたか。】

【問2:通常の評価項目を設定して発注している工事と比べ、今までより入札に参加したいと感じたか】

【問3:本方式による手続きを行って、最もメリットと感じるものは】

【問4:本方式で発注されることで、生産性の向上につながると感じるか】

【問5:改善点】

81%

19%

10%9%

75%

4% 2%75% 22%

22%28%

16%

12%

28%

7%

41%43%

3%6%

48%

43%

23%

2%2%

8%12%14%

2%1%

4%

12%

20%

■活用することとしていた■活用することとしなかった

■非常に参加したい■やや参加したい■今までと変わらない■参加する意思がやや減少した■参加する意思が非常に減少した

■高い配点で加点される■新技術を積極的に活用できる■品質確保、生産性向上等に結びつく■もともと新技術を活用予定だったものが本方式により加点評価された■その他

■非常につながっている ■ややつながっていない■ややつながっている ■全くつながっていない■どちらとも思わない

■コストがかかる■配点の見直し ■工事成績評定での評価■評価対象技術の拡大 ■他のNETISを使いたい■提案項目の設定の配慮■費用対効果■差別化が図れない ■その他■評価が不透明 ■意見無し

19%

(R2.1月末現在)

32

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①-11 総合評価の加点項目に「週休2日制の取組実績」が加点評価される工事

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

●試行結果1)本施行に対しては、建設業界全体として建設業界全体の取り組み意識の向上の意見が上がった。

2)全体の7割以上が働き方改革につながっていると回答、働き方改革のきっかけと捉える企業が多くあることがわかった。

3)働き方改革につながると感じている一方で、人材確保、工期設定について改善点として挙げる企業が多い。

●今後の方針1)週休2日実績が評価されることにより、継続的な週休2日制に取り組んだり、企業として新規社員の採用等のセールスポイントとなるなど、企業の中長期的な経営目標と人材育成につながると回答する者が6割と高い一方、まだ履行実績取組証を持っている企業が約3割程度となっており、今後も取り組みを推進するため、試行を継続。

■アンケート結果 (327社より回答。回答率:67.6 %)

〇「週休2日制適用工事における履行実績取り組み証」を、持っていた企業は約34%、持っていなかった企業は約66%。

○通常の評価項目の工事に比べて参加したいと感じた企業は約43%で、約47%は変わらないと感じている。

・週休2日制を導入することにより、実績が後の総合評価で加点されるため。

・応募できる工事は評価項目に関係なく応募しているため、変わらない。

○本試行工事のメリットについては、約59%の企業が「企業の中長期的な目標や人材育成につながること」であると回答。・週休2日制を推進することは、建設業界全体のイメージアップにもなり、今後の新規社員の採用や離職防止に効果がある。

・現場においては週休2日の実施はまだまだ難しく、4週8休と4週8休未満の加点が差別化される事により、取り組む意識は高くなると思う。

○約74%の企業が働き方改革につながっていると回答・建設業界全体の取組み意識の向上につながると感じた。

・週休2日制は企業にとって取り組まねばならない喫緊の課題であり,それにはずみをつけてくれる制度であると思うから。

○改善を求める意見においては、週休2日を実施するに当たっての人材確保や工期設定についての意見が多く見られた。・週休2日を実施することにより、技能労働者等の日給月給制の技術者を確保しづらくなった。

・工期が厳しい現場において、週休2日を理由に工期が延ばせないので、週休2日を最初から断念する場合がある。

・取組を普及させるためにも、他地整の週休2日工事の実績も評価してほしい。

アンケート結果

【問1:入札参加時に発行から1年以内の「週休2日制適用工事における履行実績取組証を持っていましたか】

【問2:通常の評価項目を設定して発注している工事と比べ、今までより入札に参加したいと感じたか】

【問3:週休2日制の取組実績が加点評価されることについて、最もメリットと感じるものは】

【問4:本方式で発注されることで、働き方改革につながると感じるか】

【問5:改善点】

34%

66%

19%

24%47%

9%1%

43%47%

31%

8%59%

2%

59%32%

42%

22%

2% 2%

74%

■持っていた■持っていなかった

■非常に参加したい■やや参加したい■今までと変わらない■参加する意思がやや減少した■参加する意思が非常に減少した

■実績が総合評価にて評価される

■実績の違いによる評価がされる

■企業の中・長期的な目標や人材育成につながる ■その他

■非常につながっている■ややつながっている ■全くつながっていない■どちらとも思わない ■ややつながっていない

■日給作業員の収入減(労務単価向上)

■配点の見直し ■対象期間の見直し■ウェイトの見直し ■工事条件での見直し■人材確保 ■適切な工期設定■適切な費用 ■その他 ■意見無し

5%1%1%

8%6%

10%

11%

3%23%

32%

(R2.1月末現在)

33

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34

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告

①-12 工事成績相互利用型

(R2.1月末現在)

●試行結果関東地方整備局以外の工事成績相互利用登録機関による工事成績

を採用して評価を行った割合は以下のとおり。(図―1・2参照)

【企 業】 施工能力評価Ⅰ型 約4割

施工能力評価Ⅱ型 約2割

【技術者】 施工能力評価Ⅰ型 約4割

施工能力評価Ⅱ型 約5割

●分析と今後の方針

・特に、配置予定技術者において関東地方整備局以外の工事

成績より評価がなされるケースが多い。

・品確法基本方針において、各発注者が発注した工事について、

工事成績評定等に関する資料をデータベースとして相互利用し、

技術的能力の審査において活用を進めるよう努めるとされてい

るところであり、今後も継続。

■ 競争参加者の主なコメント

1)工事成績相互利用登録機関の工事成績も評価対象となり、評価点のアップが見込まれることから、入札参加意欲が向上した。

2)受注の可能性が高まることから、官公庁工事の実績を積むチャンスとなる。国交省の工事を経験できれば、会社の技術力向上にもつながる。

(注)関東地整発注工事の工事成績(過去3カ年)を有しない者のうち、受注実績が無い企業(11社)を対象にヒアリングを実施。主な意見を抜粋。

図-2 配置予定技術者の同種工事経験の状況図-1 競争参加申請者(企業)の工事実績の状況

18.8%

11.7%

47.7%

20.3%

施工能力評価Ⅱ型 工事成績相互利用登録

機関(関東地整を除く)

の発注工事のみの工事

実績者

関東地方整備局の発注

工事のみの工事実績者

両方の工事実績を有す

る者

工事成績相互利用登録

機関の工事実績の無い

36.2%

23.2%

40.6%50.0%

21.9%

24.2%

工事成績相互利用登

録機関(関東地整を

除く)の発注工事の工

事経験者

関東地方整備局の発

注工事の工事経験者

工事成績相互利用登

録機関以外の工事経

験者

施工能力評価Ⅰ型 施工能力評価Ⅱ型

36.0%

4.0%

58.0%

6.0%

施工能力評価Ⅰ型

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② 現場に則した技術審査の実施に向けた取り組み(本官工事)

3.入札・契約及び総合評価型式の取組結果の報告 (R2.1月末現在)

35施工者へのヒヤリング

■技術力向上の取り組み○技術力向上に向け、技術講習会等への参加、発注が予定される同種の現場や新技術を活用した現場等を積極的に視察。

○今後も、現場視察や技術提案内容の現地確認を実施し、技術力の向上や現地状況の把握を行い、現場に則した技術審査を実施。

技術検査室

■技術提案内容の現地確認○令和元年度は、施工中の12件の工事現場にて実施。

○現場代理人等から技術提案の内容等を聴取。

○技術提案の効果の発現状況や技術提案の履行において、施工上の工夫や改善の余地等について意見を聴き、今後の技術提案項目の設定や技術評価へ反映。

【一貫した技術審査と工事検査の実施】関東地方整備局では、公共工事の品質確保・向上の観点から、技術審査と工事検査を、 「技術検査官」により一貫して実施している。(平成24年度に「技術検査室」を設置。土木系本官工事で実施)

施工時

工 事 検 査

【技術審査】・工事に則した評価項目の設定・技術提案に対し、期待される効果の有効性、具体性、適切性等を比較し評価

【中間技術検査・完成検査時】・技術提案の履行、効果の把握

入札時 技 術 審 査

技術提案内容の現地確認(適時)

【技術提案内容の現地確認】・技術提案の効果の発現状況や施工する際の工夫等意見を聴取

検査時

現場視察状況