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© Hitachi, Ltd. 2016. All rights reserved.

自由民主党ＩＴ戦略特命委員会

2016年3月22日

株式会社日立製作所

地方創生における

IoTサービスプラットフォーム実装のご提案


目次

2

１．本日説明の趣旨

２．地方創生への日立の取り組み（例）

３．提案の全体イメージ

４．観光分野における地方活性化案

４．１現状

４．２課題と対策

５．観光分野におけるIoTサービスプラットフォーム等の実装の具体策

５．1 施策の必要性

５．２ IoTサービスプラットフォームの実装

５．３ IoTアプリケーションや資源情報の実装

５．４ IoTサービスプラットフォームの推進・運用母体のあり方

５．５ IoTセキュリティの確保

５．６実現に向けたプロセスとスケジュール案

６．他分野でのIoTサービスプラットフォームの活用例と必要性

６．１ IoTサービスプラットフォームの他分野への活用

６．２中小企業の活性化分野

６．３健康分野

６．４見守り・防災分野

７．実装推進上の課題

８．まとめ


１

２

３

４

５

IoT施策を促進し、地方創生に貢献するために、IoTサービスプラットフォーム

の具体的なイメージ、アプリケーションやコト作りを使った地域エコシステム

の形成、実装のプロセスとスケジュールを「観光分野」を例に提案

IoTサービスプラットフォームの実装を推進するためには、海外事例をいち

早く取り込み、実装上の課題や要件を明確にした上で、H29年度以降の政

策に反映することを提案

具体的には、観光分野等の公共アプリケーションを中心にH28年度実証実

験を実施し、 IoTサービスプラットフォーム実装上の課題や要件を明確にす

ることを提案

並行して、 IoTサービスプラットフォームの推進・運用母体設立の準備やIoT

セキュリティのガイドライン整備を進め、オールジャパン体制でIoT時代の課

題を解決することを提案

その他の分野として、中小企業振興、健康、見守り・防災分野で地方創生に

役立つ施策を示し、その施策にIoTサービスプラットフォームが必要である

事を提案

１．本日説明の趣旨

3



4

●東北地域の潜在力

豊かな自然、伝統工芸、祭り

豊富な農林水産資源

観光資源

広大な土地（日本国土の20％）

･･･など

東北地域の潜在力

×

日立のソリューション

×

震災復旧・復興支援活動

震災復旧・復興支援活動

で得た知見

特徴ある地域資源の活用地方創生

お客様との協創

東北経済

活性化

お客様

の価値

最大化

お客様との“協創”に、日立は全力で取り組みます。

東北におけるお客様との協創

日立のソリューション



5

仙台市と日立グループの協創（2011年8月～）により、東日本大震災の教訓をいかした

次世代の防災ソリューションを開発

日立

仙台市避難所７ヵ所、１７回

のデプスインタビュー実施

→ 関係者が経験した現場の

実態を抽出

仙台市関係者との重点課

題検討ワークショップ実施

→ 避難所運営における重点

課題および解決策の方向

性について議論

ワークショップ結果を基に

ソリューションを開発

→ 仙台市をはじめさまざまな

自治体に向け提案

ソリューション開発インタビュー調査

仙台市メンバー

・デザイナー・コンサルタント

・エスノグラファー・システムエンジニア

顧客とのワークショップ

防災ソリューション



6

○ 「地元で雇用を創出し事業として成長させていくことが、20～30年先の支援につながる」

との考えのもと、開設を検討

○クラウド型CTI基盤によるコンタクトセンターを郡山市に2011年12月に開設

○教育を経て 2012年4月に20名で業務開始 ⇒ 現在130名に規模拡大

郡山コンタクトセンター（日立システムズ）

雇用創出による中長期的な復興支援をめざし、福島県郡山市にコンタクトセンターを開設


３．提案の全体イメージ

7

IoT施策を利用した地方創生を進めるために、”IoT活用ノウハウ”を含むIoTサービスプラッ

トフォーム構築や推進・運用、アプリケーション開発・改善、ネットワーク整備・拡充を提案

7

地元企業やベンチャー

の開発投資支援は

自治体または政府？

(例．欧州FIWARE

Accelerator)

: プラットフォーム推進・運用母体担当

ネットワーク/センサ

地方創生アプリケーション

オープンデータ

商用サービス


サービス

コンテンツ

サービス

コンテンツ

共有

データストア

認証／管理セキュリティ

例観光分野IoTサービスの構造

ＩＤ分析・人工知能開発環境データブローカーデータ処理・管理IoTゲートウェイデバイス制御・管理

顧客経験価値の

創出・実現

（ビッグデータ利活用）

IoTサービスプラットフォーム

最初の観光資源

データ等コンテンツと

初期プラットフォームは

地方創生予算？

(例．欧州FIWARE)

運用コストは、参加

自治体や企業が分担？

(例．欧州FIWARE Lab)

推進や運用は、参加

自治体から委託された

企業？

WiFi敷設やセンサ・

カメラ敷設は自治体、

政府支援？

その他おもてなし観光地仮想現実紹介

地元観光紹介

地元商店街紹介

トイレナビ


ACCESS TO CITY街への行き方スマホでの画像翻訳

４．１現状

8

観光分野の既存ＩＣＴサービスは数多くあり、利便性（食・宿泊・移動等）は向上。

多くの政府施策も推進されており、これらを全面的に活用することが必須

既存ＩＣＴサービス

レストラン検索レストラン検索レストラン検索レストラン検索

乗換案内乗換案内乗換案内乗換案内

翻訳サービス翻訳サービス翻訳サービス翻訳サービス

美味しい食事をしたい！

時間通りに行きたい！

外国語を理解したい！

宿泊予約宿泊予約宿泊予約宿泊予約

事前に宿を予約したい！

福島ごはんＸＸＸＸ屋品の良い料理と雰囲気の良い建物で味わ料理は絶品。ＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸおすすめ口コミランキング福島定食ＸＸＸＸ亭ここでしか食べれない郷土料理の数々。朝早くから深夜まで営業しているのが魅力。ＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸ

地図・位置情報地図・位置情報地図・位置情報地図・位置情報

海外バス車飛行機ＸＸ県キーワード検索日付検索目的検索おすすめ検索国内

詳細時刻地図駅出発地日付検索目的検索簡単目的地

ＸＸ県

迷わず行きたい！


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①観光資源データベースの充実

「観光情報の不足」

観光に関する情報は、食事・

宿泊・移動に関する情報に比

べ、不足している。

Ex. お寺は建物、歴史中心

課題

「文化や歴史も知りたい」

外国人観光客は詳細な歴史、文

化、くらし、展示品の詳細情報によ

り、日本自体を知りたい。知る事で

満足度が上がり、お土産購入・コト

作りへの参加・周辺観光へリーチ

し、その後リピーターに。

ユーザニーズ

特に外国人観光客は観光資源

データベースの充実

<地域のエコシステム>

地域の観光資源（モノ・コト・イワレ）とIoT(位置・最新の状態）を結びつける観光資源

データベースの初期構築は政府・自治体による後押しが必要。

観光資源データベースの充実には地域の力をフル活用（＝地域のエコシステム）

データベースデータベースデータベースデータベース

日本が

知りたい！

対策


情報の質と量の充実でお金を使ってもらう

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観光資源データベースを活かし、以下アプリケーションを地域で構築（＝地域のエコシステム）

周遊履歴分析も活用した上で、観光客個々人の経験価値を高める旅のストーリーを設計。

・AR(仮想現実）を使った分かり易い展示説明システムの利用、ネット予約（＝利用料収入や拝観料増大）

・個人のニーズ・状態（時間や興味等）に合わせた見学ルート、説明時間、お店やお土産のレコメンド

・お土産へのICタグ等の貼り付けにより、お土産を貰った人にも日本を追体験。ネットで取り寄せ等

サー

ビス利

用者

テーマ毎に情報が分かりやすくまとめられているテーマ毎に情報が分かりやすくまとめられている事前に気の利いた情報が送られてくる事前に気の利いた情報が送られてくる個⼈に合わせた⾒学ルートやお店、お土産レコメンドが来る個⼈に合わせた⾒学ルートやお店、お土産レコメンドが来る他の人たちと情報を共有できる他の人たちと情報を共有できる知る調べる予約滞在・楽しむ移動帰宅

<ユーザのうれしさ>

「エクスペリエンスデザイン」により旅のストーリーをデザイン

②分かり易い説明とストーリー有る観光周遊の提案


ＡＲで説明が分かりやすいＡＲで説明が分かりやすいお土産のＩＣタグのリンク先から日本を追体験できるお土産のＩＣタグのリンク先から日本を追体験できる

（顧客経験価値による設計）

対策


情報の質と量の充実でお金を使ってもらう


５．１施策の必要性

観光客にお金を使ってもらえる“IoT活用ノウハウ”を集積した観光分野IoTサービスプラット

フォームを構築し、その上で地方の創意工夫を活かすアプリケーションの開発を促す施策が

必要ではないか


5.2 IoTサービスプラットフォームの実装

5.3 IoTアプリケーションや資源情報の実装

5.4 IoTサービスプラットフォームの推進・運用

5.6 IoTセキュリティの確保

5.5 実現に向けたプロセスとスケジュール案


地方創生アプリケーションその他おもてなし観光地仮想現実紹介

地元観光紹介

…


商用サービス


観光資源

データベース

観光資源

データベース

共有

データストア


観光分野IoTサービスの構造



創出・実現




トイレナビ


11


課題

５．２ IoTサービスプラットフォームの実装

欧州他に比べ日本は実装が遅れており、早期の

実装が必要ではないか

①早期実装のために初期のプラットフォーム構築

は政府で推進する必要有り（地方創生予算？）

②プラットフォームを構成するモジュール間のイン

タフェース（API)も国内外事例（例．FIWARE）を

元に検討。既存商用サービスも活用

③国内外事例を元に早期に実証し、要件を洗い

出した上で日本版のプラットフォームを構築

④観光資源データベース構造のあり方は顧客経

験価値を創出するエクスペリエンスデザインの

専門家も入れ設計

⑤観光ビッグデータをオープン化して地方創生に

活用

⑥基本はオープンソース、民間パッケージ等利用

は権利・課金関係を検討

12


提案



地元観光紹介

…


商用サービス


観光資源

データベース

観光資源

データベース

観光

ビッグデータ




創出・実現




トイレナビ




①プラットフォーム上で進める地域IT企業のアプリ

ケーション開発支援や観光資源データベース初

期入力支援は自治体・政府？(例．欧州FIWARE

Accelerator)

②観光資源(モノ・コト)自体は地域企業等が創出

③アプリケーション開発と観光資源データベース改

善を通して地域IT企業を中心としたエコシステム

を形成(例．利用料や拝観料増大で推進等）

④全国的に使えるものはプラットフォームで横展開

⑤先ずは、早期に国内外（例．欧州FIWARE）の

オープンソース等を活用して、そのAPIで開発し、日

本版プラットフォームができたら乗せ換え

５．３ IoTアプリケーションや資源情報の実装

バラバラに進むアプリケーション開発から、IoT活

用ノウハウを集積したIoTサービスプラットフォーム

上でのアプリケーション開発への転換が必要では

ないか

13


課題

提案



地元観光紹介

…


商用サービス


観光資源

データベース

観光資源

データベース

観光

ビッグデータ




創出・実現




トイレナビ


: プラットフォーム運用母体担当


①プラットフォームは、公的な性格を持つ推進・

運用母体を設立してはどうか

＜分野別＞

• プラットフォーム自体の保守・運用

• ＩＤ管理、課金・権利関係処理

• 分野内のデータ活用基準整備、活用推進

• 観光資源データベース構造の改善

＜共通＞

• 上記の共通的なポリシー整備

• 全体のセキュリティ管理

• 開発環境、開発ツールの保守・運用

• 分野間のデータ活用基準、活用数進

②推進・運用母体は、当初実証事業段階は民間

企業のコンソーシアム形式で推進

③アプリケーション等の保守・メンテナンスは原

則として作成者が担当

④システムインフラや通信網は推進・運用母体

が外部委託

５．４ IoTサービスプラットフォームの推進・運用母体のあり方

� 実装を優先させるためには、早急に推進・運用

母体を設立する必要はないか

� 推進・運用母体は、分野別（観光等）と複数分野

を横断する共通の２機能が必要ではないか

14


課題

提案



地元観光紹介

…


商用サービス


観光資源

データベース

観光資源

データベース

観光

ビッグデータ




創出・実現




トイレナビ






地元観光紹介

…


商用サービス


観光資源

データベース

観光資源

データベース

観光

ビッグデータ




創出・実現




トイレナビ


５．５ IoTセキュリティの確保

� プラットフォーム周辺のサイバーセキュリティ強

化のためにセキュリティ監視センター（SOC）を

設置する必要はないか

� IoTデバイスとゲートウェイのIoTセキュリティは

ガイドライン制定後、早急に具体策を固める必

要はないか

①プラットフォーム周辺のサイバーセキュリティ強

化のために、推進・運用母体がＳＯＣを設置す

る必要有り

②様々なプラットフォームに共通なIoTサービスプ

ラットフォーム共通ＳＯＣ（ＧＳＯＣのサービスプ

ラットフォーム版のイメージ）としても良い

③IoTセキュリティは、IoT推進コンソーシアム等が

作成するガイドラインに沿って早急に実装する

必要有り

• 世界的に技術標準が定まっている訳ではな

いので、日本の強みを発揮してIoTセキュリ

ティ技術で世界を先導すべき（センサは日本

の得意技）

• IoTセキュリティは用途毎に要件が異なるため

共通のガイドラインを踏まえ、各々の分野で

の技術革新が必要

15


課題

提案



５．６実現に向けたプロセスとスケジュール案

• H28年度から複数の分野で既存IoTサービスプラットフォーム（例：欧州FIWARE等）を用

いて実証事業を開始

• この中で日本版IoTサービスプラットフォームの要件を洗い出し、オールジャパン体制でH29年度から構築・運営を開始する必要有り

16


推進・運営

母体設立

分野別

実証事業

自治体を巻き込んだ

エコシステム形成

観光分野／防災分野／中小企業振興分野／健康分野等

既存IoTサービスプ

ラットフォームベー

スの実証事業

実証事業の国内

横展開

日本版プラット

フォーム構築

日本版プラット

フォーム構築

日本版要件定義日本版構築

民間コンソーシアム

（又は準備会社）

各分野での適用推進

／日本版運営開始

日本版に必要な要件

適用分野のエコシステム形成

日本版への乗せ換え

H28年度 H29年度

IoTセキュリティ技術確立


６．１ IoTサービスプラットフォームの他分野への活用

17


前章までは、「観光分野」を例にIoTサービスプラットフォームの

具体的なイメージ、アプリケーション開発や観光資源データベー

ス構築を使った地域エコシステムの形成、実装のプロセスとスケ

ジュールを提案

次頁より以下の分野における地方創生を図るアイディアとIoTサービスプラットフォームの必要性を提案

• ６．２章中小企業振興分野

• ６．３章健康分野

• ６．４章見守り・防災分野


• 日本の中小企業のモノ作り力を集約することで、世界に向けて新製品、新技術を創出し、

世界のビジネスを支えるプロトタイプ工場を“つながる工場”群(複数企業のサプライ

チェーン）にて実現

• ＩｏＴによりモノ作り力(得意技術、品質管理）の見える化や“つながる工場”体制の生産性

向上を実現

６．２中小企業振興分野

中小企業振興ＩｏＴファクトリーサービス

発注企業

(大手製造業・研究所)

国・自治体

補助金

助成金

切削工場

穴あけ工場

研磨工場

メッキ工場

つながる工場群

18

地方創生への貢献



• 一体の工場のように複数の中小企業の得意技術をつなげ、最適な稼働環境やサプライ

チェーンを構築するために工作機械・機器情報とセンサを結びつけ、稼動状態を把握

• “つながる”最適化、技術力の見える化を実現する”IoT活用ノウハウ”を集積したIoTサービスプラットフォームの構築が必要

中小ファクトリー企業振興のためのＩｏＴサービスプラットフォーム

“つながる工場”向けサービス

マッチング機能

発注サイドリクエスト

実績情報

受発注機能

ＥＤＩ

モノ作り

“つながる”構築

工程トレーサビリティ

品質管理

ドキュメント管理

輸出管理・翻訳

工作機械情報

稼動情報

人工知能型ロジック

“つながる”最適化

技術力見える化

ビッグデータビッグデータビッグデータビッグデータビッグデータビッグデータビッグデータビッグデータ

発注元企業向けサービス

19

６．２中小企業振興分野

IoTサービスプラットフォームの必要性




• 地域一体で健康づくりに取り組むことで、医療費を削減する。• 一人ひとりに合わせた健康生活を実践しながら、社会参加や市民交流を高める。

健康促進

プログラム

モニタリング

見える化

分析

アドバイス

とシェア

一人ひとりに

合わせた魅力的な

プログラム開発

みんなで参加したく

なるプログラム

続けたくなる仕組み

リワード

(地域ポイント等)

地域一体でかなえる「健康社会」実現のための取組み

生活習慣

地域企業も参加して

健康関連サービスを提供

・健康イベント

・健康に良い食事

・フィットネス

・健康サポート機器

健康アドバイス

仲間とシェア

プライバシーに配慮して

生活習慣データを活用

リワードもシェア

「私の頑張りで、みんな

一緒に嬉しい」

健康寿命を延伸

【背景：疾病が地方の活力を脅かす】【解決：地域一体で健康寿命を延伸】

支出の増大

労働力不足

医療費介護費

病欠・休職介護離職

医療関係者自治体スタッフ

一人ひとりに合わせた健康促進プログラム

日々の活動をモニタリング

専門家の健康アドバイス、仲間とのシェア

20




健康分野IoTサービスプラットフォーム


21

活動データ

（ウェアラブル）

健康診断

（計測器）

健康コミュニティ

健康な食事

（宅配・飲食店・スーパー）

健康生活分析

歩行・睡眠・こころ・食事の

生活バランスを知り

自分にできる生活改善に取り組む

ウォークイベントや測定会

に参加して

健康によい生活を知る

健康見守り

専門家のアドバイスを受けたり

家族・仲間と励ましあう

健康関連サービス

（健康センターなど）

これなら私でもできるみんなと一緒だから続けられる

シェア

（SNS）

公・民のサービスが参加するIoTサービスプラットフォームにより、健康情報を日々収集・分析し個人

等へフィードバック。アプリケーション、健康関連サービス等資源情報、サポート体制を地域で実装

ヘルスケア

アプリ

健康情報を

デイリー収集

「健康な街」

になるサービス

健康イベント

に参加

継続

自分の

生活を知る

家族や仲間と

シェア

生活改善に

取り組む






22

平時利用(見守り)

• 高齢者や子どもの位置・活動状況モニタリング

• 住宅の室温モニタリングによる熱中症対策

• 玄関ドアや窓の開閉による店舗や住宅の防犯対策(自治体、警察、警備会社連携)

センサー

(振動)

センサー

(温度)

センサー

(位置・活動量)

住宅店舗

センサー

(振動)

自治体等

被害予測インフラ整備・改善

子ども

高齢者

人、モノ、環境に関するデータを使用し、日々は見守りや防犯被災予測によるインフラ整

備計画に活用。有事には被災状況把握などに活用

子どもや高齢者の見守り

有事利用(防災・減災)

• 災害シミュレーション、耐震・避難計画の立案

• 地震発生時の家屋・店舗などの被災状況の把握

• 大規模火災、津浪・洪水被害状況の把握

• 高齢者・子ども向けのインフラ整備・改善(街づくり)

店舗・住宅の見守り（防犯）防災・街づくり

誰もが安全・安心に暮らし

活躍できる地域社会



地方創生エコシステム

分析・人工知能開発環境顧客経験価値の

創出・実現




23

• 地域に設置された多数のセンサからセキュリティを確保しつつデータを収集。• このセンサデータと他オープンデータとの組み合わせによる分析やアプリケーションを

地域施策に合わせ実装


•センサ情報とオープンデータを活用した見

守り・防災サービスの提供

•ビッグデータ分析・人口知能を活用した、

被害予測、最適避難計画策定、被害状況

把握などのメタサービスの提供

•見守り・防災サービス開発環境の提供

•センサデータの蓄積

•センサ所持者、センサ設置場所、センサ

能力などのメタデータ管理

•地域地図、施設情報、気象情報、震源情

報などのオープンデータ連携

•センサデバイスの管理

•センサデータ収集とフォーマット正規化

見守り・防災分野のIoTサービスの構造



見守り・防災


見守り・防災

データベース

見守り・防災

データベース

共有

データストア

共有

データストア


ＩＤデータブローカーデータ処理・管理IoTゲートウェイデバイス制御・管理


防災他

防犯

見守り …



７．実装推進上の課題

24

IoT施策により、地方創生を図るためには役割分担の上、オールジャパン体制で

推進要

• 政府：プラットフォームの構築、推進・運営母体の設立？

• 自治体：アプリケーションや資源情報の実装支援、地域IT・地域企業のリード？

• IT企業：プラットフォームの技術開発

• 地域IT企業：アプリケーションや資源情報の実装

• 地域企業：地域資源（モノ・コト・イワレ）の創出、実行

• 業界団体等：資源のライフサイクルに合わせた資源情報の作成分担の検討

(例．観光資源では観光資源データベースを拡充するために発注者が

イワレを、納入者が製造者・時期等を入力する等）

国内外事例（例：欧州FIWARE）を調査し、最も活用可能なIoTサービスプラット

フォームを選定。利用するための諸条件を早急に検討要

アプリケーション、IoTサービスプラットフォームを構成するオープンソースの品

質担保施策の実施要(例．最小限の登録前試験、商用サービスとの連携強化）


１

２

３

４

５

IoT施策を促進し、地方創生に貢献するために、IoTサービスプラットフォーム

の実装は急務。IoTサービスプラットフォームには”IoT活用ノウハウ”が集積

され、それを使ったアプリケーションを日本全国で活用することが可能

IoTサービスプラットフォームの実装を推進するためには、海外事例をいち

早く取り込み、実装上の課題や要件を明確にした上で、H29年度以降の

政策に反映する必要有り

具体的には、観光分野他の公共アプリケーションを中心にH28年度実証実

験を実施し、実装上の課題やプラットフォームへの要件を明確にする必要有

り

並行して、 IoTサービスプラットフォームの推進・運用母体設立の準備を

進めてはどうか。また、IoTセキュリティのガイドライン整備を進め、IoT時代

の課題をオールジャパン体制で解決する必要有り

その他中小企業振興、健康、見守り・防災分野等で地方創生に貢献する施

策有り。複数分野でのIoTサービスプラットフォームの実装が必要

25

８．まとめ


ご参考ＩｏＴサービスプラットフォーム詳細

27

ネットワーク・IoT機器センサ・カメラ網/無償WiFi拠点/携帯端末…

共有

データストア

分析・人工知能

アプリ開発環境

（APIの提供）

アプリケーション



…

地方創生エコシステム（政策推進、制度整備・・・）

商用サービス/オープンデータ

各種資源

データベース

各種資源

データベース

サービスコンテンツ

交通情報交通情報気象情報気象情報宿泊情報宿泊情報地図地図翻訳翻訳…

リアル

タイム

データ


価値創生・実現

プラットフォーム

IoT基盤

インフラストラクチャ

データ利活用

プラットフォーム


顧客協創環境

データブローカー

サービス連携/データカタログ

データ処理・管理

データベース/ETL/リアルタイム処理

IoTゲートウェイ

プロトコルアダプタ/デバイスハンドラ

デバイス制御・管理

デバイス管理/環境設定/ＩｏＴブローカー

実証実験

サービス

企画・設計

分析・人工知能

による発見

開発

認証／

管理

ID

パーソナル

データ

保護

セキュリティ

SOC/IoTセキュリティ

アイディア創出

顧客・市場

地域の理解

: プラットフォーム運用母体担当

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