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2014 新日本無線グループ CSRレポート

新日本無線グループ 2014 CSRレポート - NJR · 2018-11-22 · 新日本無線グループ CSRレポート 2 マネジメントシステム登録証 iso9001 iso/ts16949

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2014 新日本無線グループ C S R レ ポ ー ト

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目次

社会とのかかわり

品質方針・マネジメントシステム登録証 1

サプライチェーンとのかかわり 3

安全衛生の推進 5

従業員とのかかわり 6

社会・地域への貢献 7

環境への取り組み

環境方針・マネジメントシステム登録証 9

マテリアルフロー 11

資源の有効利用への取り組み 12

環境負荷の低減 13

生物多様性の保全 15

2014新日本無線グループ

C S R レ ポ ー ト

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新日本無線グループ CSRレポート 1

品質方針

新日本無線グループ品質ビジョン

私たち新日本無線グループは、独創的技術とグループ全員の創意により、社会の期待とお客様

の期待を満足する品質の製品とサービスを提供します。

品質基本方針(新日本無線)

a. お客様の期待・要望に耳を傾け、全員の創意と工夫でその要求を満たす製品を提供すると共に、

魅力的品質の創出に努力します。

b. 製品を提供する全てのプロセスにおいて継続的な品質改善活動を行い、お客様の立場に立った

品質の確保を行います。

c. 年度ごとに品質目標を設定し、全員が協働してその実現を目指します。

d. 品質マネジメントシステムを基本的なしくみとし、PDCAサイクルを有効にまわし、問題の再発を

防止・予防します。

e. 法令・規制要求事項を順守し、安全・安心な製品とサービスを提供します。

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新日本無線グループ CSRレポート 2

マネジメントシステム登録証

ISO9001 ISO/TS16949

登録証

付属書

登録日 1994 年 11 月 25 日 2007 年 3 月 23 日

有効期限 2018 年 1 月 9 日 2018 年 2 月 2 日

登録証番号 JQA-0686 JQA-AU0168

登録機関 一般財団法人 日本品質保証機構(JQA) 一般財団法人 日本品質保証機構(JQA)

登録活動範囲 半導体製品、マイクロ波製品の設計・開発、製造

及びSAWデバイスの製造 半導体集積回路の設計・開発及び製造

■子会社の認証取得情報■

子会社 規格 登録機関 登録証番号 有効期限

佐賀エレクトロニックス株式会社 ISO9001 : 2008 JQA JQA-0688 2018 年 1 月 30 日

ISO/TS16949 : 2009 JQA JQA-AU0170 2018 年 3 月 12 日

株式会社エヌ・ジェイ・アール福岡 ISO9001 : 2008 LRQA YKA 4002663 2018 年 3 月 13 日

ISO/TS16949 : 2009 LRQA YKA 4002663/TS-A 2018 年 3 月 13 日

THAI NJR CO.,LTD. ISO9001 : 2008 SGS TH09/2613 2016 年 4 月 28 日

ISO/TS16949 : 2009 SGS TH10/4534 2016 年 4 月 21 日

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新日本無線グループ CSRレポート 3

サプライチェーンとのかかわり

新日本無線グループは、健全な取引関係を通じた対等なパートナーとして、取引先の皆さまとともに発

展、成長したいと考えております。

また、取引先の皆さまとの相互理解・信頼関係

の下、安定的かつ継続的な事業活動が行えるよう、

CSR調達への取り組みを全社的に進めています。

定期開催している「パートナーズ・ミーティング」

において、当社の事業計画およびCSR調達の推

進について報告し、取引先の皆さまにご理解をい

ただきました。

今後も取引先の皆さまとの協力体制を維持し、

社会的責任を果たすために、CSR調達を推進して

いきます。

新日本無線グループ調達基本方針

1.オープン・ドア・ポリシー

自由競争の原則により、オープンで公平、公正な購買・外注活動に努めます。

2.パートナーシップ

健全な取引関係を通じた対等なパートナーとして、お取引先と共に発展、成長したいと願っておりま

す。そのために、より緊密なコミュニケーションを通じ、相互理解、信頼関係を深めていくよう努力し

ます。

3.法令順守・機密保持

法令を順守することはもとより、社会規範を尊重し、良識ある購買・外注活動を推進します。また、

取引を通じて知り得たお取引先の秘密情報は、適正に管理し、お取引先の承諾なしに外部に対し

て開示することはありません。

4.グリーン調達

地球環境保全のために、環境に優しい調達に取り組んでいきます。

5.CSR

当社は、CSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)への取り組みを全社的に推進

しています。そのため、購買・外注活動についても CSR 調達を進めていきます。

CSR 調達の推進

パートナーズ・ミーティング

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新日本無線グループ CSRレポート 4

新日本無線グループは、顧客の皆さまに、安心して当社製品を購入していただけるよう、「新日本無線

グループ紛争鉱物方針」を制定し、当グループおよびサプライチェーンにおける紛争鉱物(紛争や人権侵

害などに関わる武装勢力の資金源となる鉱物:タンタル、すず、金、タングステン)の不使用に向けた取り

組みを行っています。

紛争鉱物への対応

新日本無線グループ紛争鉱物対応方針

新日本無線グループは、コンゴ民主共和国および周辺諸国で産出され、紛争や人権侵害

などに関わる武装勢力の資金源となる鉱物(紛争鉱物)を製品に使用しない方針です。

また、取引先(サプライヤー)の皆様にも、サプライチェーンにおいて紛争鉱物を使用しない

よう要請してまいります。

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新日本無線グループ CSRレポート 5

安全衛生の推進

新日本無線グループは、「安全と健康は全てに優先する」という原則に基づき、すべての従業員が安

全衛生の重要性を認識し、設備、職場環境および作業方法

の改善活動により安全で快適な職場づくりに取り組んでい

ます。

さらに「グループ安全衛生方針」「グループ安全衛生目

標」を制定し、グループ内で統一された安全衛生活動を推

進するとともに、グループ内での情報共有化によって、グル

ープ全体の安全衛生水準の向上を図っています。

2013年度は、新日本無線グループにおいて「休業災害ゼ

ロ件」を目標とし、リスクアセスメント、健康障害防止、小倉

社長によるトップ巡視など安全衛生リスクの低減活動を行

い、安全で快適な職場環境の推進を図りました。

THAI NJRでは、タイ国労働省による安全衛生に関する

コンテストにおいて、2013年度で10年連続「優秀事業所」とし

て表彰されました。

グループ安全衛生方針

私たち新日本無線グループは、「安全と健康は全てに優先する」との原則に基づき、従業員の理解

と協力の下、安全衛生活動を適切に運用することにより、安全で快適な職場の確保と従業員の健康

増進に継続的に取り組みます。

1.安全衛生関連法規および安全衛生活動の基本となる安全衛生管理規程を順守します。

2.安全衛生活動年度毎に目標を設定し、安全衛生水準のさらなる向上を図ります。

3.4S、ヒヤリ・ハット、リスクアセスメント等の安全衛生活動を推進し、潜在的な不安全状態の撲滅に

努めます。

4.従業員の自主的な心とからだの健康づくりを積極的に支援します。

5.安全衛生教育を計画的に実施し、安全と衛生に対する従業員の意識向上を図ります。

6.安全衛生方針は従業員に周知すると共に一般に公開します。

優秀事業所表彰

トップ巡視

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新日本無線グループ CSRレポート 6

従業員とのかかわり

新日本無線では、労働組合と協同で「次世代育成支援推進委員会」を設置し、すでに整備されている

諸制度の活用や育児への意識を高めることを目的とし

た活動を推進しています。

2013年度は、埼玉県の家庭教育アドバイザーを講師

に招き、仕事と子育ての両立支援や父親の積極的な育

児参加を促すことを目的とした「家庭教育講座~子ども

との遊び方講座~」を開催しました。

当日は、親子のじゃれつき遊びや段ボール工作など、

子どもとのふれあいを基本とした体験型学習により、良

好な親子関係を築くために大切な協調性やコミュニケー

ションの取り方を体感するとともに、普段入ることができ

ない半導体生産ラインの見学や昼食懇談会を通じて、

子どもとの遊び方について楽しく学ぶことができました。

今後も、仕事と育児の両立に役立つ情報発信や講座の開催など、国内子会社が策定した次世代育成

支援対策に関する計画(*)に基づいて、従業員の次世代育成を支援していきます。

新日本無線では、従業員が自ら心身の健康維持・増進を図る(セルフケア)支援の一環として、以下の

取り組みを行っています。

【月に 1 度のヘルスアップデー開催】

従業員に自らの健康と生活習慣について考えてもらう

ことを目的に、月に1度、本社と川越製作所の休憩室に

おいて、従業員が気軽に保健師・看護師に健康相談を

したり、血圧、体重・体組成の測定を行ったりできるイベ

ントを催しています。

【昼休みの10分アクション!実施】

様々なトレーニングマシンやダンベル、バランスボー

ルなどを備えたフィットネスルームを昼休み時間帯に開

放し、従業員の体力・健康づくりの支援を行っています。

利用者からは、心身のリフレッシュにつながっている、との声が聞かれ好評です。

この他にも、社内ウェブサイトによる健康情報の提供なども行い、積極的にセルフケア支援を行ってい

ます。

(*)次世代育成支援対策に関する計画は、厚生労働省「両立支援のひろば」から閲覧できます。

親子共同段ボール工作

従業員への次世代育成支援

従業員への健康支援

昼休みの10分アクション!

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新日本無線グループ CSRレポート 7

社会・地域への貢献

会社周辺の地域清掃活動

新日本無線グループの主要な事業所は、いつもお世話になっている地域に感謝し、地域美化に協力

するため、地域貢献の一環として、労働組合や従業員の家族の協力の下、会社周辺の清掃活動を定期

的に行っています。 エヌ・ジェイ・アール福岡では、福岡市が主催する地域環境美化活動「ラブアース・クリーンアップ」に参

加するなど、会社周辺以外においても貢献活動を行っています。

彩の国ロードサポート活動

新日本無線は、川越製作所地域で実施している年2回の地域清掃活動と、毎日の会社周辺の清掃活

動が、「彩の国ロードサポート団体」活動として埼玉県・ふじみ野市から認定されています。 今後も、快適で美しい道路環境づくりに協力しながら、社会への貢献に努めていきます。

会社周辺の清掃活動

新日本無線 ラブアース・クリーンアップ活動

ロードサポート認定団体表示板

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新日本無線グループ CSRレポート 8

献血活動への協力

新日本無線、佐賀エレクトロニックスおよびTHAI NJRの3社は、赤十字社および赤十字血液センター

の要請を受けて、毎年、社会貢献の一環として献血活動に協力しています。

2013年度は、新日本無線 52名、佐賀エレクトロニックス 42名、THAI NJR 95名が献血活動に参加しま

した。

今後も、従業員への献血参加の呼びかけなど、可能な限り協力していきます。

社会体験チャレンジ事業による地元中学生の受け入れ

新日本無線は、埼玉県ふじみ野市が主催する中学生社

会体験チャレンジ事業に賛同し、市内の中学生を川越製

作所に受け入れて同事業を支援しています。

職場で働く人たちと触れ合うことで、人生の視野を広め、

働くことの大変さや喜び、将来の進路を考える機会の一助

となることを願っています。

2013年度は、市内1校から3名の中学生を受け入れまし

た。

ふじみ野市環境審議会への参画

新日本無線は、埼玉県ふじみ野市の「環境審議会委員」として、「ふじみ野市環境基本計画」の策定、

報告の審議などの活動に参画しています。

現在は、2013 年度から始まった後期行動計画に協力しています。

ふじみ野市環境だより ~エコ企業訪問~

新日本無線は、環境情報誌「ふじみ野市環境だより」編集部から「企業市民として、“持続可能な社会”

づくりに取り組む」企業として取材を受け、当社が取り組んでいる廃棄物の資源化、水の再利用、生物多

様性活動、近隣の清掃活動などを説明しました。

この取材レポートは、「ふじみ野市環境だより第2号」に掲載され、当社の環境に対する取り組みを多く

の市民に知っていただく機会となりました。

※「ふじみ野市環境だより第2号」のURL

http://www.city.fujimino.saitama.jp/doc/2014103100589/file_contents/kankyodayori02.pdf

地元中学生の社会体験チャレンジ

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新日本無線グループ CSRレポート 9

環境方針

新日本無線グループ環境ビジョン

私たち新日本無線グループは、地球環境を守ることが人類共通の重要課題であり、企業の社会

的責任であることを認識し、すべての企業活動において環境保全に配慮して行動します。

環境保全基本方針(新日本無線)

a. 環境関連法規制及び当社が同意した協定・指針等を順守するとともに、必要に応じて自主基準を

設定し、これを順守します。

b. 環境管理活動の基本となる文書を制定し、それを見直し・改善することにより、環境マネジメントシ

ステムの継続的改善に努めます。

c. 環境目的・目標を設定し、環境パフォーマンスの継続的向上に努めます。

d. 環境負荷を低減するため、地球温暖化防止、廃棄物削減、有害物質削減、省資源等の観点から

以下の活動に取り組むとともに、環境汚染の予防に取り組みます。

1. 製造設備並びに用役設備の省エネルギーを図るとともに、節電運動を展開します。

2. 一般廃棄物、産業廃棄物の排出抑制に努めます。

3. 製造工程における化学物質の排出量削減や環境負荷の小さい化学物質への代替化に努め

ます。

4. 低消費電力など、環境負荷低減に配慮した製品の開発、提供に努めます。

5. 製品含有化学物質の管理を行い、製品への有害物質の不使用及び削減を推進します。

6. 本来業務の改善を通じて、環境に有益な活動を拡大します。

e. 社会貢献活動を通じて、自然保護や環境保全に努めます。

f. 全員参加による環境教育を実施し、環境保全への意識向上を図ります。

g. 環境方針は社外へ公表します。

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新日本無線グループ CSRレポート 10

マネジメントシステム登録証

■ISO14001 認証取得情報■

登 録 日 1997 年 3 月 24 日

有 効 期 限 2018 年 1 月 12 日

登録証番号 JQA-EM4431

登 録 機 関 一般財団法人 日本品質保証機構(JQA)

登録活動範囲 電子デバイス製品及びマイクロ波製品の開発、設計、製造および販売

■子会社の認証取得情報■

子会社 規格 登録機関 登録証番号 有効期限

佐賀エレクトロニックス株式会社 ISO14001 : 2004 JQA JQA-EM2049 2016 年 12 月 27 日

株式会社エヌ・ジェイ・アール福岡 ISO14001 : 2004 LRQA YKA 4003723 2015 年 11 月 10 日

THAI NJR CO.,LTD. ISO14001 : 2004 BVC TH 004820 2016 年 3 月 26 日

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新日本無線グループ CSRレポート 11

マテリアルフロー

INPUT 新日本無線グループ OUTPUT

0エネルギー

0化学物質

0原材料・資材

0水使用

設計・開発

製 造

物 流

お客様

CO2排出量 排水量

COD、SS 排出量

A

PRTR 法対象物質排出量 NOx、SOx 排出量

廃棄物

水循環

使用量

新日本無線グループは、事業活動を通じて持続的発展が可能な社会の構築に貢献するため、調達、

設計・開発、製造、販売、物流、廃棄に至るすべてのプロセスで環境負荷を低減する活動を推進していま

す。

事業活動によって発生する環境負荷を、次のとおりマテリアルフローとして把握しています。

電 力:11,514(11,171

都市ガス:2,085(2,051

重 油: 713(728

プロパンガス:15(14

ガソリン: 15(16

軽 油: 15(14

万 kWh 万 kWh)

千 m3 千 m3)

kℓ kℓ)

t t)

kℓ kℓ)

kℓ kℓ)

有機薬品、無機薬品、

PFC等、フッ酸、油類、

レジスト類、高圧ガス類

ウェハー、塗料、

半田類、接着剤、紙

電 力: 45,019 t-CO2都市ガス: 4,658 t-CO2重 油: 1,932 t-CO2プロパンガス: 44 t-CO2ガソリン: 35 t-CO2軽 油: 38 t-CO2PFC 等: 35,851 t-CO2

TOTAL: 87,577 t-CO2 (83,626 t-CO2)

河 川:202(140

下水道:703(711

取扱量:44.5 t (39.2t)

排出量: 0.1 t (0.1t)

移動量:10.2 t ( 8.0t)

NOx:15.5 t (9.2t)

SOx:25.6 t (0.7t)

上水道: 143(127

地下水:1,055(1,008

千 m3 千 m3)

千 m3 千 m3)

総発生量: 1,039(806

リサイクル量:932(737

t t)

t t)

千 m3

千 m3)

千 m3

千 m3)

COD:16 t (14t)

SS :22 t (20t)

156(157

千 m3

千 m3)

2013年度マテリアルフロー * ( )内は 2012 年度実績

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新日本無線グループ CSRレポート 12

資源の有効利用への取り組み

新日本無線グループは、事業活動に伴う環境パフォーマンスの継続的向上を図るため、資源の有効

利用に取り組んでいます。

水使用量の管理

私たちが事業活動で使用する水の約90%は地下水であり、上水道と併せて、半導体製造工程で使用す

る純水、設備の冷却水、空調用の温調用水などとして使用しています。

限りある水資源を有効活用するため、使用量や排出量の推移を把握するとともに、継続的に使用量削

減や再利用に取り組んでいます。

2013年度、地下水汲み上げによる地盤沈下等、環境への悪影響はありませんでした。

廃棄物排出量の推移

廃棄物排出量の抑制および再使用・再資源化に取り組むため、廃棄物排出量やリサイクル率の推移

を把握するとともに、継続的に廃棄物の削減や従業員への分別方法の周知徹底を図っています。

2013年度、廃棄物に関する法規制違反および事故の発生はありませんでした。

■ 廃棄物排出量

■ 水使用量 ■ 水排出量

■ リサイクル率

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新日本無線グループ CSRレポート 13

環境負荷の低減

新日本無線グループは、事業活動から発生する環境負荷を低減するため、温室効果ガス排出量の抑

制および有害物質の削減に取り組んでいます。

温室効果ガス排出量の抑制

私たちは、温室効果ガス排出量を抑制するため、エネルギーの効率的な使用および省エネルギーに

取り組んでいます。

エネルギー起源 CO2 排出量の推移

エネルギー起源 CO2 排出量の抑制のため、設備

の高効率稼働、生産・空調設備の省エネルギー化等

に取り組んでいます。

PFC 等の温室効果ガス排出量の推移

私たちは、半導体関連の製造工程で、パーフルオロカ

ーボン(PFC)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、六フッ化

硫黄(SF6)の温室効果ガスを使用しています。

PFC 等の温室効果ガス排出量の抑制のため、これら

の使用および排出の削減に取り組んでいます。

埼玉県 地球温暖化対策計画・実施状況報告

埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づき、次のとおり「地球温暖化対策計画・実施状況」を公表しま

す。

■ エネルギー起源CO2 排出量

■PFC等の温室効果ガス排出量

0

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新日本無線グループ CSRレポート 14

有害物質の削減

私たちは、有害物質を削減するため、化学物質の適正な管理および取扱量の削減ならびに環境汚染

対策に取り組んでいます。

化学物質の適正管理

化学物質の使用に伴う環境負荷を低減するため、化学物質の管理体制を整備するとともに、取扱量

の削減に取り組んでいます。

新日本無線では、約380種の化学物質の管理区分を明確にした「環境安全化学物質管理基準」に基づ

いて環境汚染の防止に取り組むとともに、「製品含有化学物質管理規定」に基づいて製品に関わる製品

含有化学物質の適切な管理を行っています。

2013年度、化学物質に関する法規制違反および事故の発生はありませんでした。

PRTR 法対象物質の管理

新日本無線および国内子会社では、PRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の

改善の促進に関する法律)に基づいて、化学物質の大気や公共水域への排出量、廃棄物などの移動量

を把握し報告するため、適正な化学物質の管理体制を整備しています。

大気汚染および水質汚濁の防止 新日本無線グループでは、大気汚染や水質汚濁を防止するため、法規制で定める排出濃度より厳し

い「自主管理基準」を定め、定期的に測定を行うことによって、環境汚染の防止に取り組んでいます。

2013年度、大気汚染および水質汚濁に関する法規制違反および事故の発生はありませんでした。

■PRTR法対象物質取扱量等 ■PRTR法対象物質取扱量と排出・移動量の構成比

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新日本無線グループ CSRレポート 15

生物多様性の保全

新日本無線グループは、生物多様性の保全のため、社会との連携を通じて森林保全活動に取り組ん

でいます。

森林保全活動

私たちは、事業活動において大量の地下水を汲み上げて使用しています。水は、森の生物によって浄

化され、地下水となります。天然資源である地下水をいつまでも使い続けていくためには、森林の生物多

様性を保全する必要があります。

新日本無線では、生物多様性の保全のため、2010年から植林、下草刈りなどの森林保全活動に取り

組んでいます。