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36 マシンビジョン、医療画像処理、そして画像解析の ための革新的開発ツールキット 製品の特長 ・ 画像入力、処理、解析、表示、圧縮 ・ Intel MMX TM /SSE2 TM テクノロジーとMatroxのビジョンプロセッサに対応 ・ 簡単に新しいハードウエアに移殖可能 ・ サブピクセル精度 ・ マルチプロッセッシング、マルチスレッドに対応 ・ Windows 2000/XPに対応 ・ カメラ設定ツール(Intellicam)をバンドル ・ フレキシブルなランタイムライセンス 高度に最適化された画像処理ライブラリ 生産性の向上 迅速な開発 再利用可能なアプリケーションコード ハードウェアリソースの最適利用 サブピクセル精度 マルチプロセッシングとマルチスレッド セーブとロード Matrox ImaLibrary(MIL)は画像入力、画像処理(画素間演算、統計、 フィルタリング、モフォロジー 、幾何変換、FFTなど)、パターンマッチング、 粒子解析、測長、OCR、バーコード/マトリックスコード読み取り、キャリブ レーション、グラフィック、画像圧縮、表示のための最適化された高レベル プログラミングライブラリです。 MIL7.5ではEdge Finderが含まれています。Edge Finderは対象物の輪郭 を捉え解析する強力なツールです。この機能は複雑なEdgeを認識すること や、単純なEdgeを高速に認識することが可能で、欠陥検出と同様に多くの アプリケーションに利用可能です。検出されたエッジの特徴は補間技術を 使って驚くほどのサブピクセル精度で解析されます。特徴量はモノクロ画 像とカラー画像(Luminance、Chrominance)から抽出可能です。 EdgeFinderはGMFと理想的なパートナーです。このツールは照明の変化 やノイズに非常に強く設計されています。GMFからの結果は更なる解析の ために、Edge Finderに渡されます。 また、MIL7.5ではバーコードリーダー、マトリックスコードリーダー、GMF、 OCR機能の強化、CronosPlusのサポートが加わっています。 MILは、開発を容易にし、生産性の向上をもた らすように設計されており、直感的で、かつ使い やすい関数群です。そして複数の開発環境を選 択でき、Matroxのハードウェアラインナップをす べてサポートする共通APIです。開発者は、DLLを使用するC言語か、 ActiveXコントロール(OCX)で、プログラミングできます。 MIL は、短 期 間 で の Windows ア プ リ ケ ー シ ョ ン 開 発 を 可 能 に す る ActiveMIL(画像キャプチャ、処理、解析、表示及び保存のActiveXコント ロールの集合)をバンドルしています。ActiveMILは、アプリケーションの高 速開発環境(RAD)であるMicrosoft VisualBasic及びVisualC++に完全に統 合されています。 ActiveMILは、優れたWindowsのユーザインタフェースと、要求される画像 処理アプリケーションを、すばやく簡単に実現します。アプリケーション開発 は、ドラッグアンドドロップによるツールの配置と、ポイントアンドクリックの設 定で行うことが出来るため、ほとんどコーディングを必要としません。開発者 は、ActiveMILを用いることにより、ユーザインタフェースの作成よりも、画像 処理アルゴリズムの開発に注力でき、開発時間を短縮することが出来ま す。 一度作成したアプリケーションは、ほとんど、あるいは全く手直しすること なく、別のプラットフォームに移行することが可能です。 MILは、Intel MMX及びSIMD拡張命令(SSE2)に最適化されており、Intel Pentium4や、AMD Athlon XPのようなハイパフォーマンスプロセッサのパ ワーを最大限に使用できます。Matroxビジョンプロセッサでアプリケーショ ンを実行する場合には、MILは、Altivec Technologyを持つMotorola社製 G4 PowerPCマイクロプロセッサや、Matroxの近傍演算アクセラレータ (Oasis)の能力を最大限に引き出します。 工業用途の画像処理では、精度が要求されます。この要求にこたえるた め、MILでは、Geometric Model Finder(GMF)、パターンマッチング、粒子 解析、測長、キャリブレーション操作においてサブピクセル精度で結果を求 めることが可能です。 MILは、マルチプロセッシングと、マルチタスクプログラミングモデルを提 供します。データを共有しない複数のMILアプリケーションや、複数のス レッドのMILアプリケーションは、Windows 2000/XPで実行可能です。 MILは、共有データへのアクセスを同期させるメカニズムがあり、同じリ ソースをお互いに干渉させずに用いることが可能です。 MILは、フレーム画像及びシーケンス画像のディスクへの保存と、読み 込みをサポートしています。サポートしているファイルフォーマットは、TIF (TIFF)、BMP、JPG(JPEG)、JP2(JPEG2000 bit stream の み )、AVI と、RAW (生データ)があります。 【製品ガイド】 Matrox Imaging Library MIL (Matrox Imaging Library) マシンビジョン、医療用画像処理、画像解析を網羅した関数群。 MILには画像処理と解析だけでなくボードとシステムの制御のための基 本モジュールもあります。 ~ 旧製品データシート ~

䌾糫莠6亦䊂䊷䉺䉲䊷䊃糫䌾...使って驚くほどのサブピクセル精度で解析されます。特徴量はモノクロ画 像とカラー画像(Luminance、Chrominance)から抽出可能です。

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マシンビジョン、医療画像処理、そして画像解析の

ための革新的開発ツールキット

製品の特長

・ 画像入力、処理、解析、表示、圧縮

・ Intel MMXTM/SSE2TMテクノロジーとMatroxのビジョンプロセッサに対応

・ 簡単に新しいハードウエアに移殖可能

・ サブピクセル精度

・ マルチプロッセッシング、マルチスレッドに対応

・ Windows 2000/XPに対応

・ カメラ設定ツール(Intellicam)をバンドル

・ フレキシブルなランタイムライセンス

高度に最適化された画像処理ライブラリ

生産性の向上

迅速な開発

再利用可能なアプリケーションコード

ハードウェアリソースの最適利用

サブピクセル精度

マルチプロセッシングとマルチスレッド

セーブとロード

Matrox ImaLibrary(MIL)は画像入力、画像処理(画素間演算、統計、

フィルタリング、モフォロジー 、幾何変換、FFTなど)、パターンマッチング、

粒子解析、測長、OCR、バーコード/マトリックスコード読み取り、キャリブ

レーション、グラフィック、画像圧縮、表示のための最適化された高レベル

プログラミングライブラリです。

MIL7.5ではEdge Finderが含まれています。Edge Finderは対象物の輪郭

を捉え解析する強力なツールです。この機能は複雑なEdgeを認識すること

や、単純なEdgeを高速に認識することが可能で、欠陥検出と同様に多くの

アプリケーションに利用可能です。検出されたエッジの特徴は補間技術を

使って驚くほどのサブピクセル精度で解析されます。特徴量はモノクロ画

像とカラー画像(Luminance、Chrominance)から抽出可能です。

EdgeFinderはGMFと理想的なパートナーです。このツールは照明の変化

やノイズに非常に強く設計されています。GMFからの結果は更なる解析の

ために、Edge Finderに渡されます。

また、MIL7.5ではバーコードリーダー、マトリックスコードリーダー、GMF、

OCR機能の強化、CronosPlusのサポートが加わっています。

MILは、開発を容易にし、生産性の向上をもた

らすように設計されており、直感的で、かつ使い

やすい関数群です。そして複数の開発環境を選

択でき、Matroxのハードウェアラインナップをす

べてサポートする共通APIです。開発者は、DLLを使用するC言語か、

ActiveXコントロール(OCX)で、プログラミングできます。

MILは、短期間でのWindowsアプリケーション開発を可能にする

ActiveMIL(画像キャプチャ、処理、解析、表示及び保存のActiveXコント

ロールの集合)をバンドルしています。ActiveMILは、アプリケーションの高

速開発環境(RAD)であるMicrosoft VisualBasic及びVisualC++に完全に統

合されています。

ActiveMILは、優れたWindowsのユーザインタフェースと、要求される画像

処理アプリケーションを、すばやく簡単に実現します。アプリケーション開発

は、ドラッグアンドドロップによるツールの配置と、ポイントアンドクリックの設

定で行うことが出来るため、ほとんどコーディングを必要としません。開発者

は、ActiveMILを用いることにより、ユーザインタフェースの作成よりも、画像

処理アルゴリズムの開発に注力でき、開発時間を短縮することが出来ま

す。

一度作成したアプリケーションは、ほとんど、あるいは全く手直しすること

なく、別のプラットフォームに移行することが可能です。

MILは、Intel MMX及びSIMD拡張命令(SSE2)に最適化されており、Intel

Pentium4や、AMD Athlon XPのようなハイパフォーマンスプロセッサのパ

ワーを最大限に使用できます。Matroxビジョンプロセッサでアプリケーショ

ンを実行する場合には、MILは、Altivec Technologyを持つMotorola社製

G4 PowerPCマイクロプロセッサや、Matroxの近傍演算アクセラレータ

(Oasis)の能力を最大限に引き出します。

工業用途の画像処理では、精度が要求されます。この要求にこたえるた

め、MILでは、Geometric Model Finder(GMF)、パターンマッチング、粒子

解析、測長、キャリブレーション操作においてサブピクセル精度で結果を求

めることが可能です。

MILは、マルチプロセッシングと、マルチタスクプログラミングモデルを提

供します。データを共有しない複数のMILアプリケーションや、複数のス

レッドのMILアプリケーションは、Windows 2000/XPで実行可能です。

MILは、共有データへのアクセスを同期させるメカニズムがあり、同じリ

ソースをお互いに干渉させずに用いることが可能です。

MILは、フレーム画像及びシーケンス画像のディスクへの保存と、読み

込みをサポートしています。サポートしているファイルフォーマットは、TIF

(TIFF)、BMP、JPG(JPEG)、JP2(JPEG2000 bit streamのみ)、AVIと、RAW

(生データ)があります。

【製品ガイド】

Matrox Imaging Library

MIL (Matrox Imaging Library)

マシンビジョン、医療用画像処理、画像解析を網羅した関数群。

MILには画像処理と解析だけでなくボードとシステムの制御のための基

本モジュールもあります。

~ 旧製品データシート ~

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データフォーマット

画像取り込み

Matrox Intellicam

MIL モジュール一覧

画像表示

MILは、自動トラッキングと、ビデオレートにあわせたウィンドウ画像の更新

などの画面表示機能を持っています。また、画像は、ユーザ定義のウィンド

ウに表示することも可能です。ハードウェアによっては、CPUを介在させず

にライブビデオ画像上にグラフィックスをちらつくことなく非破壊オーバレイ

できます。

MILは、1,8,16,32bit整数型、32bit浮動小数点型のようなモノクロ画像

データの操作が可能です。また、Packed及びPlaner配列のRGB/YUV

フォーマットに格納したカラー画像も取り扱うことが出来ます。さらにそれら

のフォーマットの変換機能も有しています。

高品質な画像入力が、Matroxハードウェアラインナップから、実現可能で

す。MILでは、標準カメラ、高解像度、フレームオンデマンドカメラ、ラインス

キャナ、スロースキャンデバイス、VTR、カスタム仕様デバイスを含むほとん

どの種類のカラー及びモノクロソースから取り込んだ画像を処理できます。

なお、対応するカメラは使用するハードウェアにより異なりますので、詳細

はハードウェアの項をご参照ください。

MILは、カメラ設定ユーティリティのMatrox Intellicamをバンドルしていま

す。Intellicamは、さまざまな映像ソースに応じてMatroxハードウェアを操作

できるWindowsベースのプログラムです。

基本画像処理

基本画像処理には画素間演算、統計処理、フィルタリング、幾何学変

換、モフォロジー、FFT、領域分割が含まれます。

画素間演算

・閾値の自動(手動)設定(二値化、クリッピング)

・算術演算:加算、減算、乗算、整数除算、固定少数点割り算(二つの画

像、もしくは画像と定数)、反転、絶対値、コピー(条件付、マスク付等)、

定数でのバッファクリア

・論理演算:NOT,AND,NAND,OR,XOR,NOR,XNOR(二つの画像または

画像と定数)

・比較(最小/最大)

・ビットシフト

・LUT マッピング

・フレームアベレージング

統計処理

・ヒストグラム

・最小/最大ピクセル値

・あるピクセル値の位置

・二つの画像の差

・二次元から一次元へのプロジェクション

・ヒストグラム平滑化

フィルタリング

・ノイズ除去とスムージング:LPF(ガウシアン)、ランク(メディアン)

・エッジ強調:鮮鋭化、コントラスト強調鮮鋭化

・エッジ抽出:水平、垂直、ソーベル、ラプラシアン

・ユーザー定義カーネルでのカスタムフィルタ

モフォロジ演算

・エロージョン、ダイレーション、オープニング、クロージング、細線化(スケ

ルトン)、太線化、「ヒットorミス」、二値マッチング、距離、ラベリング

・任意の形、サイズのユーザー定義エレメントによるカスタムモフォロジ

幾何変換

・画像リサイズ(最近傍または補間)

・回転(最近傍または補間)

・サブピクセル変換

・極座標変換(直交座標←→極座標)

・1次多項式またはLUTベースのどちらかを用いた視覚的幾何変換

・1次多項式ワーピング:変換、回転、スケーリング、シャーリング

-LUTベースワーピング:遠近法マッピング、変換、回転、スケーリング、

シャーリング、四方コーナー効果

-カスタム変換、2次・3次変換(放射状、たる状、非線形レンズ歪)

FFT

周波数領域での分布の為に、実画像を周波数領域に変換、またはその

逆で周波数領域から実画像に逆変換します。結果は複素数形式、または

(表示範囲にスケールされた)パワースペクトラム+位相差形式で出力され

ます。

領域分割(watershed)

ウォーターシェッド変換による、連結粒子分離

・レギュラーとストレートウォーターシェッド(粒子分離)

・レギュラーウォーターシェッドとキャッチメントベース(Catchment basin)(背

景からの粒子分離)

粒子解析

画像中の粒子を分析します。粒子数のカウント、ラベリング、特徴量の計算

が可能です。50以上の異なるバイナリとグレースケールの特徴量を計算でき

ます。特徴量により粒子を選択・ソートできます。特定の特徴量の範囲に合致

する粒子の数が得られます。粒子の再構築と描画も可能です。

計算可能な特徴量

・ラベル番号

・面積

・重心

・周囲長(標準、コンベックス)

・サイズ:フェレ径(最小、最大、平均を任意の角度で)、長さ(サブピクセル

精度)、幅(サブピクセル精度)、伸び(長さ対幅の比)

・形:真円度、凹凸度(境界長とコンベックス長の比)、粒子中の穴の数、オ

イラー定数(粒子数-穴の数)、任意の次数のモーメント(重心モーメント

及び左上からのモーメント)

・位置:重心座標(サブピクセル精度)、外接四角形座標、最小/最大XY座

標、最小/最大XY座標に対応したX座標、最小/最大XY座標に対応し

たY座標

・ランレングス(連続したフォアグランドピクセルの水平方向の列):合計値、

長さ、位置

・粒子境界や内側の穴に応じた粒子のチェーンピクセルまたはピクセル座

・グレースケール計測:全てのピクセル合計値、最小値、最大値、中間値、

標準偏差、二乗和

・選択した粒子の描画

・粒子の再構築

計測と測長

参照マーカを手動で、または自動的に設定できます。1つの関数で複数

のマーカを検出します。マーカ間を正確に測定します。

・ポイント、エッジ、ストライプを指定

・エッジ、ストライプを自動抽出

・測定:

-距離、角度、線から点への距離(一次式)

-エッジ位置、位置変化、方向、強度、角度、幅、幅変化、コントラスト極

性、線、平均スペース、平均幅

-ストライプ位置、位置変化、角度、幅、幅変化、コントラスト極性、線、内

側エッジ数、平均スペース、平均幅

・アスペクト比調整

圧縮/伸長

JPEG、またはJPEG2000を使用してモノクロ、カラー画像の圧縮、伸長が

可能

・Lossy、Lossless圧縮をサポート

・8bit per pixel/plane(lossy JPEGのみ)

・16bit per pixel/plane

【製品ガイド】

Matrox Imaging Library

~ 旧製品データシート ~

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・planer RGB/YUV, Paked RGB/YUVに対して以下の画像への変換が可

-ロッシーJPEG:RGB/YUVplanar,packed YUV

-ロスレスJPEG:planar RGB

-JPEG2000:planar RGB/YUV

・シーケンスファイル対応(AVIファイル)

・圧縮率の変更可能(Qファクタ)

・カスタマイズ可能なJPEGコーデック

-Predictor #0,#1,#2対応(ロスレス)

-ハフ変換テーブル

-リスタート・マーカ

・カスタマイズ可能なJPEG2000コーデック

-画像サイズの指定

-特別な変換テーブル

-DWT回数の設定

Edge Finder

強力なエッジ抽出と解析ツールは欠陥検出に使用できます。

・特別な画像マスク

・対象物の輪郭もしくは、ラインの最高点を素早く抽出し、組み立てる。

・抽出パラメータ変更:精度、連鎖方法、フィルター等

・パラメータ構成調整:チェインリンクと多角形フィット(チェイン近似と近似許

容)

・途中結果の記録:角度、輝度、チェイン角度、チェイン輝度

・計算機能:平均強度、外接四角形、重心、Closure、凸周囲長、縦横比、

フェレ角(最大・最小)、フェレ径(最大・最小)、フェレ長(水平・垂直)、

ファーストチェインポイント、ラベル、縦横比、位置、サイズ、強度

・統合化されたキャリブレーションは光学的な歪や、遠近の歪の補正を保障

し、結果を実単位で返します。

・1/40以上の精度

・検出結果をパターン認識のために、GMFに送付

・計測の為に、GMFからモデル、ターゲットイメージを受け取る

・チェイン、エッジ近似をAutoCad DXFファイルで保存

・使い易いWindowsユーティリティをバンドル

Geometric Model Finder

ロボットガイダンス、 CMPウエハーアライメントやその他の難度高いアプリ

ケーションを解決するために、輪郭などの幾何学的な特徴を使用していま

す。独自のアルゴリズムには安定性・正確性・柔軟性が今までにないレベル

で備わっています

・サーチモデルにAutoCAD DXFファイルや、準備されている人口モデル

(円、クロス、楕円、直線、長方形、リング、正方形)を使用可能。

・無関係なエリア、特徴のない部分等にマスク設定可能

・エッジ描出の為の平滑度、最小閾値の指定

・回転(0~360°)、リサイズ(50~200%)にも高速に対応

・対象物の重なりにも対応

・全体もしくは部分的に均一ではないコントラスト変化(例えば鏡の反射な

ど)にも対応

・複数モデル/複数ターゲットも同時に高速サーチ

・デフォルトサーチパラメータの修正:

モデルおよびターゲットの許容範囲、フィッティングエラーと重み付けの

設定、終了条件と検出条件、個数、基準面と角度、歪み係数、角度とサ

イズの有効範囲、、最小分離基準、輪郭共有、サーチ角度、サーチ精

度、タイムアウト

・サーチ結果:

モデルインデックス、ターゲットスコア、モデル許容範囲、フィッティングエ

ラー、極性(負/正)、個数、スコア、位置(角度・サイズ含)

・キャリブレーションにより光学的・遠近的な歪み補正

・実寸法による結果表示

・最高精度 : 1/40ピクセル(位置精度)、0.05°(回転精度)、0.1%(スケーリ

ング精度)

・サーチ速度は回転角度には無関係であり、モデルの大きさや複雑さにも

ほとんど依存しません。

・使い易いWindowsユーティリティをバンドル

パターンマッチング

アライメント・計測・検査のアプリケーション解決のためにグレースケール

正規化相関(NGC)を用いています。このアルゴリズムは、ノイズが多い・焦

点が合っていない画像を扱うことができ、高速サーチのために高度なサー

チ手法を用いています。

・モデルを手動もしくは自動で設定

・モデルパラメータと“Don't care Pixel”を含むサーチ条件

あらかじめターゲット画像を変形・回転させておくことにより、高速なサーチ

および位置決めが可能

・デフォルトサーチパラメータを変更 :

モデル中心、座標、サーチエリア、位置精度、検出個数、検出条件、終

了条件

・サーチ結果 : スコア、検出個数、モデル位置(移動・回転)

・最高精度 : 1/40ピクセル(位置精度)、0.1°(回転精度)

・単純な背景もしくはモデルによって角度検出

バー&マトリクスコード

一般的なマトリックスコードの読み書き。回転、異サイズ、品質不良のコー

ドも簡単に扱えます。

・UPC-A、UPC--E/EAN-13、Code39、Code128、Codabar、BC412、

Interleaved 2of5、Pharmacode、Planet and Postnet 1D code 対応

・DataMatrix(ECC200含む)、Maxicode PDF417マトリックスコード対応

・使い易いWindowsユーティリティをバンドル

キャリブレーション

キャリブレーションは線形変換によりカメラ画像や画像中のオブジェクトの

画像、位置や計測値を補正するために使われます

・レンズ歪(すなわち非線形やたる状),アスペクト比,回転,視覚的歪みの

補正

・画像座標系から実座標系への換算もしくはその逆

・キャリブレーションマッピング(基準格子画像による歪補正)

・オブジェクトの位置に応じ直交座標系をユーザー定義 可能

OCR

半導体ウエハのシリアルナンバの様な一定のサイズ・間隔で機械的に生

成された文字の読み取り、照合を行います。この機能はひどく品質の悪い

SEMIフォントを読みとるのに最適化されておりますが、お客様が定義した文

字も読みとることが出来ます。

・用意されているMICR、OCR A・B、SEMI M12-92、M13-88とユーザ定義

のフォントを使用可能

・新しいフォントの作成

・読み取り出来ない文字を指定した記号に置き換え

・複数文字列、ブランクに対応

・サンプルイメージに合致させるためのキャリブレーシ ョン

・文字列の読み取り

・文字列の照合

・結果(文字列、位置、スコア)の読み取り

・各位置の有効文字の定義

・既存フォントのセーブとロード

・フォントを画像へコピー、画像からフォントへコピー

・チェックサムによる評価

・使い易いWindowsユーティリティをバンドル

カメラオートフォーカス

オートフォーカスカメラの使用が可能で、モータ制御のフォーカスリングも

しくはモータ制御のカメラ位置制御機構付きのレンズをコントロールするた

めのユーザコールバック関数と併用して使用します。

・いろいろなオートフォーカスアルゴリズムによりフォーカス位置を決定

アプリケーション制御

エラーチェックや関数トレース、デフォルト設定による各バッファの確保や

デバックを行う環境制御関数です。

データ制御

MILデータ(画像を含む)バッファを扱う関数です。

・画像バッファの確保と解放

・ROIの定義

・データバッファの読み書きと直接アクセス

・モノクロ及びカラー(RGB、YUV)画像バッファに対応

・ベイヤーフィルターによるカラー画像の生成(16Bitに対応)

・RAW、TIFF,BMP,JPG、JTP2(ビットストリーム)のみ、AVIに対応

【製品ガイド】

Matrox Imaging Library

~ 旧製品データシート ~

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表示制御

画像表示、ズーム、パン、スクロール、LUTへの出力、テキストオーバーレ

イ制御等の関数を含みます。

・MILもしくはユーザウィンドウによる表示

・ホストCPUの介在なしに非破壊オーバレイ

・チラつきなしのライブ画像表示

・マルチスクリーンディスプレイサポート

・VGA、UXGA、NTSC/PAL、カスタムフォーマット

デジタイザ制御

デジタイザ(キャプチャーボード)の制御を行います。

・シングル,連続,非同期,ダブルバッファでの取込

・ゲイン、オフセット、色合い、明度、コントラストの選択

・入力LUT

・入力チャネル

・サブサンプリング

・トリガーと露光制御

・ユーザ(Auxiliary)I/O

グラフィック

画像への注釈時の基本描画セットです。

・線、長方形、円弧、円、楕円、ドット(色選択可能)

・テキスト描画(フォント、サイズ、色選択可能)

・粒子解析、パターンマッチング、Geometric Model Finder、測長、計測対応

などに対応した描画機能(重心、外接四角形など)

MILは科学・産業の全分野のアプリケーションで使われています。

画像処理

眼底検査

粒子解析

薬剤

Geometric Model Finder

ロボット工学

パターンマッチング

ICアライメント

計測・測長

ICリード検査

OCR

ウエハID認識

キャリブレーション

レンズ歪み補正

バー&マトリクスコード認識

データマトリクス

【製品ガイド】

Matrox Imaging Library

~ 旧製品データシート ~

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MILではWindowsアプリケーションを開発環境として従来の‘C’言語またはActiveX(OCX) を選択することが可能です。

従来の‘C’言語 OCX

MILの‘C’プログラミングインターフェースは関数とパラメータの記述にな

ります。関数は直感的にわかりやすいだけでなく高度に統合化されている

ため、アプリケーションを比較的少ないコーディングで開発することが出来

ます。

ActiveMILはMicrosoft Visual Basicの様なWindows用の高速アプリケー

ション開発(RAD:Rapid application development)環境のために統合化さ

れています。アプリケーション開発はドラッグアンドドロップやポイントアンド

クリックによる設定により行います。これにより従来の‘C’言語による開発に

比べて少ないコーディング量でアプリケーション開発が可能です。

■ActiveMILは、すべてのMIL機能を網羅し、数多くのメソッドを装備 (ActiveMILでの処理は、実行時は各MILのDLLを呼ぶ形式で製作されているため高速処理に対応)

ActiveMIL各コントロールとその用途

Application

アプリケーションコントロール

アプリケーションの制御・設定を行う

Application Default

アプリケーション・デフォルトコントロール

セットアップ時の情報を元に初期化を行う

System

システムコントロール

Matroxフレームグラバの制御・設定を行う

Display

ディスプレイコントロール

ディスプレイの制御・設定を行う

Digitizer

デジタイザコントロール

カメラの制御・設定を行う

Buffer

バッファコントロール

領域の確保・制御を行う

Graphic Context

グラフィック・コンテキストコントロール

文字列描画・図形描画を行う

Geometric Model Finder*

GeometricModelFinderコントロール

GeometricModelFinderを用いたパターンマッチングを行う

Pattern Matchng*

パターンマッチングコントロール

正規化相関を用いたパターンマッチングを行う

Image Processing*

基本画像処理コントロール

コンボリューション、二値化を行う

Blob Analysis*

粒子解析コントロール

粒子解析を行う

Measurement*

測長・計測コントロール

ポイント・エッジ・ストライプの検出・計算を行う

Calibration*

キャリブレーションコントロール

光学歪、遠近歪を補正するコントロール

Code*

バーコード/マトリックスコードコントロール

バーコード、マトリックスコードの読み取り・照合を行う

Character Recognition*

OCRコントロール

文字認識・照合を行う

【製品ガイド】

Matrox Imaging Library

~ 旧製品データシート ~

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・x86系プロセッサ搭載のPC

・Windows XP/2000

・最小メモリ

256MBのRAM (Non-Pagedメモリを除く)

・最小ハードディスク

開発環境:MILの場合100MB、ActivMILの場合150MB

ランタイム:MILの場合25MB、ActiveMILの場合30MB

・Microsoft Windows XP/2000それぞれに対応したMatrox Fram Grabberの

ドライバー(オプション)

・グラフィックスボード(Matrox製を推奨)

・Microsoft Visual C++ 6.0,Microsoft Visual Basic 6.0

ソフトウェアランタイムライセンス

動作環境

製品ラインアップ

コンパイラ環境

MIL Microsoft Visual C++ 6.0

Microsoft Visual C++.NET (DLL)

Active MIL Microsoft Visual Basic 6.0

Microsoft Visual C++ 6.0

(OCX)

製品型番 説明

MIL 7 DEV P

(パラレルポート用) Matrox Imaging Library(MIL),

ActiveMIL,

Matrox Genesis Native Library,

Matrox Intellicam MIL 7 DEV U

(USBポート用)

MIL 7 ADD DEV P MIL開発者用追加パッケージ

MIL 7 ADD DEV U

・ランタイムライセンス ハードキー 製品型番 使用可能機能

MIL 7 RT M 0 0 0 0 0 P or U 基本画像処理+正規化相関

MIL 7 RT M I J 0 0 0 P or U 基本画像処理+正規化相関+Cod

eRead+OCR+JPEG

MIL 7 RT 0 0 0 G 0 0 P or U GMFのみ

MIL 7 RT M I J 0 E 0 P or U GMF以外

MIL 7 RT M I J G 0 0 P or U EdgeFinder以外

MIL 7 RT M I J G E 0 P or U 全て

MIL 7 RT A I J G E S

G:GMF(Geometric Model Finder)の使用

0:なし

J:JPEGとJPEG2000の使用

0:なし

I:OCR、BAR/MATRIXコードモジュールの使用

0:なし

A:基本画像処理、粒子解析、測長、キャリブレーション使用

M:(A)+正規化相関マッチング

0:なし

E:Edge Finderの使用

0:なし

S:Matrox以外の1394デバイスの使用

0:なし

ソフトウエアランタイムライセンス固体固有番号ドングル

製品型番 説明

MIL 7 ID P パラレルポート用ドングル

MIL 7 ID U USB用ドングル

・メンテナンスプログラム (バージョンアップ期間契約)

MIL Ver.7は1年間のメンテナンスプログラムを含んでいます。このプ

ログラムは登録ユーザに1年間の無償バージョンアップを提供する物

で、1年間の終了時に更新していただけます。

製品型番 説明

MIL MAINTENANCE 1年間延長

MIL ADD DEV MAINT 追加パッケージ1年間延長

【製品ガイド】

Matrox Imaging Library

詳細資料はMatrox社HPからdatasheetをダウンロードして下さい。 http://www.matrox.com/imaging/products/mil/home.cfm

~ 旧製品データシート ~

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画像入力、データ転送、表示用 開発ツールキット

製品の特長

画像の取込・データ転送・表示機能を網羅した扱いやすい

プログラミング用ライブラリ

・ 再販ライセンスフリー

・ アプリケーションは簡単に新しいハードウェアに移植可能

・ マルチプロセスとマルチスレッドに対応

・ TIFF,BMP,AVIそしてraw(生)画像フォーマットをサポート

・ Windows 2000/XPにてDLLまたはOCXを使用可能

・ Matrox Intellicam カメラ設定ユーティリティ同梱

MIL-Liteは入力、データ転送、グラフィック、表示を網羅しており、最適化

された関数群からなる高レベルな開発ツールキットです。MIL-Liteはこれら

の必要とされるファンクションを全て含んでおり、簡単にプログラミングでき

ます。しかも再販ライセンスはフリーです。‘C’言語のみを用いてのプログ

ラミングの他、‘C’言語とActiveX(OCX)を組み合わせてのプログラミングも

可能です。

高度に最適化された画像ライブラリ

高まる生産性

高速開発

開発を手助けし、生産性を高めるように設計されたMIL-LiteはMatrox社

の提供する全てのハードウェアに共通のAPI、直観的で使いやすい関数群

とプログラム環境の選択肢を提供しています。開発者はDLL又はActiveX

(OCX)コントロールを使ってC言語でプログラムを作れます。

Windows アプリケーションの素早い開発のためにMIL-Lite には

ActiveMIL-Liteが同梱されます。ActiveMIL-Liteは画像入力、転送、表示

用のActiveXコントロール(OCX)の集まりです。ActiveMIL-LiteはMicrosoft

Visual BasicまたはC++といった高速アプリケーション開発(RAD)環境に最

適化されています。

ActiveMIL-Liteによりお客様は素早くかつ簡単に画像処理アプリケーショ

ンへカスタムユーザーインターフェースを加えることが可能です。アプリ

ケーション開発ではツールのドラッグアンドドロップとポイントアンドクリックに

よる設定で結果としてコーディングが減少します。デバッグは即時実行とエ

ラー解析のための詳細情報付きエラーレポートにより非常に簡単です。

ActiveMIL-Liteで開発担当者はユーザーインターフェースを気にせず、処

理に集中できるため開発時間の節約が可能です。

共通のAPIはMatrox Imagingのハードウェアのどれで取り込みを行う際にスムーズなサポートを供給します。また、MIL- LITE はIEEE1394準拠のイメージングデバイスからの取り込みもサポートします。画像表示はMatrox製のGraphicコントローラを推奨していますが、他のGraphicコントローラでも使用可能です。

共通のAPI

MatroxはMIL-Liteを特に最先端でコスト削減と開発時間の短縮の相反

する要求に直面している開発者のために提供しております。MIL-Liteを用

いることによりソフトウェア開発時間は短縮できる一方、長期間にわたり利

益を享受できます。現在開発中の資産は長期にわたり将来まで利益をもた

らします。

ソフト資産の保護

再利用可能なアプリケーションコード

一旦アプリケーションを構築すれば、それを別のボードに移植するには、

ほんの僅かなコード変更だけで済みます。

マルチプロセッシングとマルチスレッド

MIL-Liteはマルチプロセスとマルチスレッドプログラミングに対応しています。

MIL-Liteのデータを共有しない複数のMIL-Liteアプリケーションやデータを共

有するマルチスレッドでのMIL-LiteアプリケーションはWindows 2000/XP上で

動作します。

MIL-Liteは共有したMIL-Liteデータへのアクセスの同期メカニズムを有

し、同じMIL-Lite資源を使用する複数のスレッドがお互いに干渉しないよう

になっています。これらの機能はWindows 2000/XPとの組み合わせにより、

マルチプロセッサPCで複数のCPUへの負荷分散をするアプリケーションの

製作を可能にします。

【製品ガイド】

MIL Lite7.5

~ 旧製品データシート ~

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MIL-Liteはディスクへの画像のセーブとロードの機能をサポートしていま

す。サポートしているフォーマットはMILの生データの他、TIFF、BMPです。

セーブとロード

・x86系プロセッサ搭載のPC

・Windows 2000/XP

・最低256MBのRAM(Non-pagedメモリを除く)

・開発環境には最低55MB(MIL-Lite)または75MB(ActiveMIL-Lite)の

HDD空き容量

・ランタイムでは6MB(MIL-Lite)または8MB(ActiveMIL-Lite)のHDD空き容量

・グラフィックスカード(Matrox製を推奨)

・Microsoft VisualC++6.0/C++ .NET,Visual Basic6.0

動作環境

コンパイラ環境

製品ラインアップ

※MIL LITE 7には登録ユーザに1年間の無償バージョンアップを提供する

メンテナンスプログラムを含んでいます。期間終了時迄に更新していた

だくことになります。

MIL-Liteではライブ表示中の画像表示ウィンドウは自動的にトラッキング

され更新されます。MIL-Liteではライブ表示中のオーバーレイも可能で

す。また、Dual-screenやMulti-Head表示もサポートしています。

画像表示

MIL-LiteにはMatrox Intellicamカメラ設定ユーティリティが同梱されてい

ます。Intellicamは対話的に種々の画像ソースに応じてハードウェアの設定

が可能なWindowsベースのプログラムです。

Matrox Intellicam

MIL-Lite Microsoft Visual C++ 6.0

Microsoft Visual C++ .NET

(DLL)

Active MIL-Lite Microsoft Visual Basic 6.0

Microsoft Visual C++ 6.0

(OCX)

製品型番 説明

MIL LITE 7 MIL-Lite,

ActiveMIL-Lite,

Matrox Intellicam

※LTE MAINTENANCE 1年間分のプログラム延長

【製品ガイド】

MIL Lite7.5

詳細資料はMatrox社HPからdatasheetをダウンロードして下さい。 http://www.matrox.com/imaging/products/mil-lite/home.cfm

~ 旧製品データシート ~

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MIL関数一覧

1.基本画像処理

・ MimAllocResult 結果格納域の確保

・ MimArith 画素間演算

・ MimArithMultiple 複数の画像を用いて画素間演算を行う。

・ MimBinarize 2値化

・ MimClip クリッピング

・ MimClose クロージング

・ MimConnectMap 3×3マッピング(論理フィルタ)

・ MimConvert 色変換

・ MimConvolve コンボリューション

・ MimCountDifference 画素間の差分を取る

・ MimDilate ダイレーション

・ MimDistance 距離画像変換

・ MimEdgeDetect エッジ検出(強度・角度)

・ MimErode エロージョン

・ MimFindExtreme 画像内の最小、最大画素の座標

・ MimFlip 画像を水平/垂直方向に回転させる

・ MimFree 結果格納領域の解放

・ MimGetResult 結果の取り出し

・ MimGetResult1d 結果の取り出し(1次元)

・ MimHistogram ヒストグラム

・ MimHistogramEqualize ヒストグラム平滑化

・ MimInquire 結果格納域の情報取得

・ MimLabel ラべリング

・ MimLocateEvent 画素値処理

・ MimLutMap LUTデータ変換

・ MimMorphic モフォロジー変換

・ MimOpen オープニング

・ MimPolarTransform 極座標変換及び直交座標変換

・ MimProject プロジェクション

・ MimRank ランクフィルター

・ MimResize 画像のリサイズ・平行移動

・ MimRotate 画像の回転

・ MimShift ビットシフト

・ MimThick シックニング゙(太線化)

・ MimThin シニング (細線化)

・ MimTransform 高速フーリエ変換・離散コサイン変換

・ MimTranslate 画像をX・Y変位において変換する

・ MimWarp ワーピング

・ MimWatershed 分離処理

・ MimZoneOfInfluence Zone of influence処理

2.測長

・ MmeasAllocContext 計測コンテクスト領域を確保する

・ MmeasAllocMarker マーカーを設定する

・ MmeasAllocResult 計測結果バッファを確保する

・ MmeasCalculate 指定のマーカーカラー計測する

・ MmeasControl 計測コンテクストを設定する

・ MmeasDraw マーカー情報/検出結果の描画

・ MmeasFindMarker マーカーをサーチし計測する

・ MmeasFree 計測結果バッファを開放する

・ MmeasGetResult 指定のタイプの計測結果を得る

・ MimGetResultSingle 複数のマーカーカラー計測結果を得る

・ MmeasInquire マーカーパラメータなどを得る

・ MmeasRestoreMarker マーカーをディスクカラー呼び出す

・ MmeasSaveMarker マーカーをディスクにセーブする

・ MmeasSetMarker マーカーパラメータを設定する

3.粒子解析-特徴量計測

・ MblobAllocFeatureList 特徴リストエリア確保

・ MblobAllocResult 結果格納エリア確保

・ MblobCalculate 計算を実行する

・ MblobControl 4連結/8連結等の解析モード設定

・ MblobDraw 粒子特徴/結果情報の描画

・ MblobFill 基準に合う粒子を塗りつぶす

・ MblobFree エリア解放

・ MblobGetLabel 指定座標のラベル値を得る

・ MblobGetNumber 粒子数

・ MblobGetResult 結果を配列に読み出す

・ MblobGetResultSingle 結果を一つ読み出す

・ MblobGetRuns 粒子のランレングス情報を得る

・ MblobInquire 上記設定を問い合わせる

・ MblobLabel ラベル画像を塗りつぶす

・ MblobReconstruct 画素中の粒子を復元する

・ MblobSelect 対象粒子を選択する

・ MblobSelectFeature 計算する特徴量の指定

・ MblobSelectFeret 任意方向フェレ径指定

・ MblobSelectMoment 任意次数モーメント指定

計算する特徴量

ラベル値

面積(画素数)

周囲長(斜めは√2)

外接長方形(X,Yに平行)座標と長方形に接する点の座標

粒子の最初の座標

最小フェレ径と、その時の角度

最大フェレ径と、その時の角度

平均フェレ径

最小凸包の周囲長

穴の数

インターセプト数(θ=0, 45, 90, 135 degree)

濃度の和

最小濃度

最大濃度

濃度の分散

重心座標

原点周りのモーメント(X0Y2, X2Y0, X1Y1)

重心周りのモーメント

主軸角度

任意角度のフェレ径

任意次数のモーメント(Xm・Yn)

【製品ガイド】

MIL関数一覧

~ 旧製品データシート ~

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MIL関数一覧

4.キャリブレーション

・ McalAlloc キャリブレーション オブジェクトの確保

・ McalAssociate キャリブレーション情報の関連付け

・ McalControl キャリブレーション制御の設定

・ McalFree キャリブレーション オブジェクトの解放

・ McalGrid 歪補正用グリッドの設定

・ McalInquire キャリブレーション情報の取得

・ McalList 歪補正用座標リストの設定

・ McalRelativeOrigin 座標系の原点/方向移動

・ McalRestore キャリブレーション情報をファイルから読込

・ McalSave キャリブレーション情報の保存

・ McalTransformCoordinate 座標のキャリブレーション

・ McalTransformImage 画像の歪み除去

・ McalTransformResult 結果値のキャリブレーション

5.Geometric Model Finder

・ MmodAlloc GMFコンテキストの確保

・ MmodAllocResult GMF結果格納領域の確保

・ MmodControl GMFコンテキストの制御

・ MmodDefine GMFコンテキストへのモデルの定義

・ MmodDraw モデル特徴/結果情報の描画

・ MmodFind GMFサーチの実行

・ MmodFree GMF結果格納領域の解放

・ MmodGetResult GMF結果の取得

・ MmodInquire GMFコンテキスト情報の取得

・ MmodMask マスク領域の設定

・ MmodPreprocess GMFコンテキストの前処理

・ MmodRestore GMFコンテキストの読み込み

・ MmodSave GMFコンテキストの書き込み

6.パターンマッチング

・ MpatAllocAutoModel モデルを自動で定義する

・ MpatAllocModel モデルを定義する

・ MpatAllocResult 結果格納域を確保

・ MpatAllocRotatedModel 回転モデルを定義する

・ MpatCopy テンプレートをバッファへコピー

・ MpatDraw モデル情報/結果情報の描画

・ MpatFindModel パターンマッチングを実行する

・ MpatFindMultipleModel 複数モデルでマッチング実行

・ MpatFindOrientation 画面や物体の傾きを検知する

・ MpatFree 上記領域を解放

・ MpatGetNumber マッチングした数を返す

・ MpatGetResult 結果を読み出す

・ MpatIuguire パターンマッチング情報の取得

・ MpatPreprocModel モデルの前処理を実行する

・ MpatRead モデルオープンしたファイルから読込む

・ MpatRestore モデルをファイルから読み込む

・ MpatSave モデルをディスクに保存する

・ MpatSetAcceptance サーチスコア許容レベルの設定

・ MpatSetAccuracy 位置精度の設定

・ MpatSetAngle スコア受け入れレベルの設定

・ MpatSetCenter モデルの中心設定

・ MpatSetCertainty サーチコア確信レベルの設定

・ MpatSetDontCare モデル中のドントケア画素の設定

・ MpatSetNumber サーチ個数の設定

・ MpatSetPosition サーチエリアの設定

・ MpatSetSearchParameter 内部パラメータの設定

・ MpatSetSpeed サーチスピードの設定

・ MpatWrite モデルをオープンしたファイルに書出す

7.Edge Finder

・ MedgeAlloc エッジコンテキストの確保

・ MedgeAllocResult エッジファインダ結果格納領域確保

・ MedgeCaluculate エッジ抽出と特徴量計算

・ MedgeControl エッジコンテキストの制御

・ MedgeDraw エッジ情報描画

・ MedgeFree エッジコンテキストと結果格納領域の開放

・ MedgeGetResult エッジファインダ結果の取得

・ MedgeInquire エッジコンテキストと結果格納領域情報の取得

・ MedgeMask マスク領域の設定

・ MedgeRestore エッジコンテキストの読み込み

・ MedgeSave エッジコンテキストの書き込み

・ MedgeSelect 対象エッジの選択

8.文字認識

・ MocrAllocFont カスタムフォント用領域を確保する

・ MocrAllocResult 結果格納バッファを確保する

・ MocrCalibrateFont フォントをキャリブレートする

・ MocrControl OCR制御制御情報を設定する

・ MocrCopyFont 画像カラーフォントをコピーする

・ MocrFree バッファを解放する

・ MocrGetResult OCR結果バッファカラー結果を得る

・ MocrHookFunction イベントに関数をフックする

・ MocrImportFont ファイルカラーフォントを読込む

・ MocrInquire OCRフォント情報を得る

・ MocrModifyFont フォントの大きさを変える

・ MocrReadString 画像中の文字を読み取る

・ MocrRestoreFont フォントを復帰させる

・ MocrSaveFont ファイルにフォントを書込む

・ MocrSetConstraint 文字拘束条件を設定する

・ MocrVerifyString 画像中の文字を検証する

9.バーコード/マトリックスコード認識

・ McodeAlloc コードオブジェクトの確保

・ McodeControl コードオブジェクトの制御

・ McodeFree コードオブジェクトの解放

・ McodeGetResult コードオブジェクトカラー結果を得る

・ McodeInquire コードオブジェクト情報の取得

・ McodeRead コードの読み取り

・ McodeRestore コードオブジェクトの読み込み

・ McodeSave コードオブジェクトの書き込み

・ McodeWrite アスキー文字列からコードイメージを生成する

【製品ガイド】

MIL関数一覧

~ 旧製品データシート ~

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10.グラフィックス

・ MgraAlloc グラフィックコンテクストの確保

・ MgraArc 楕円を描く

・ MgraArcFill 塗りつぶし楕円を描く

・ MgraBackColor バックグラウンドカラー指定

・ MgraClear バッファクリア

・ MgraColor カラー指定

・ MgraControl グラフィックコンテクストの制御

・ MgraDot 点を描く

・ MgraFill 領域塗りつぶし

・ MgraFont 文字フォント指定

・ MgraFontScale 文字描画サイズ゙指定

・ MgraFree グラフィックコンテクストの解放

・ MgraInquire 上記指定を得る

・ MgraLine 線を描く

・ MgraRect 四角形を描く

・ MgraRectFill 塗りつぶし四角形を描く

・ MgraText 文字列を描く

11.LUT生成

・ MgenLutFunction log,sin等の関数形のLUTを作る

・ MgenLutRamp 線形のLUTを作る

・ MgenWarpParameter*1 MimWarpで使用する係数を作る

12.画像入力

・ MdigAlloc デジタイザの確保

・ MdigChannel 入出力チャンネルの切り替え

・ MdigControl デジタイザ制御情報の設定

・ MdigFocus*1 オートフォーカス

・ MdigFree デジタイザの解放

・ MdigGrab カメラ入力

・ MdigGrabContinuous 連続カメラ入力

・ MdigGrabWait カメラ入力の完了待ち

・ MdigHalt 上記の停止

・ MdigHookFunction 入力イベントへの関数フック

・ MdigInquire デジタイザ情報の取得

・ MdigLut 入力LUTを設定

・ MdigReference 入力ADのリファレンスレベル設定

13.画像表示

・ MdispAlloc 画像表示の確保

・ MdispControl*2 表示ウィンドウの制御

・ MdispDeselect 表示バッファの解除

・ MdispFree 画像表示の解放

・ MdispHookFunction 表示イベントへの関数フック

・ MdispInquire 表示パラメータの取得

・ MdispLut 表示LUTの指定

・ MdispOverlayKey オーバーレイキーの指定

・ MdispPan 表示オフセットの指定

・ MdispSelect 表示バッファの選択

・ MdispSelectWindow 表示バッファの選択

・ MdispZoom 表示倍率の指定

14.アプリケーションコントロール

・ MappAlloc MILアプリケーションの確保

・ MappAllocDefault MILデフォルト設定の確保

・ MappControl MILアプリケーションの制御

・ MappControlThread スレッド・イベントの確保と制御

・ MappFree MILアプリケーションの解放

・ MappFreeDefault MILデフォルト設定の解放

・ MappGetError エラー情報の取得

・ MappGetHookInfo フックイベントの情報を得る

・ MappHookFunction フック関数を登録する

・ MappInquire アプリケーションの情報を得る

・ MappModify MILオブジェクトの変更

・ MappTimer MILタイマーの制御

15.システムコントロール

・ MsysAlloc システムの確保

・ MsysControl システムの動きを制御する

・ MsysFree システムの解放

・ MsysInquire システムの情報を得る

・ MsysGetHookInfo フックイベントの情報を得る

・ MsysHookFunction フック関数を登録する

16.MILファンクションディベロッパーズツールキット

・ MfuncAlloc 疑似MIL関数を確保する

・ MfuncAllocId 疑似MILオブジェクトを確保する

・ MfuncGetError エラーコードを得る

・ MfuncErrorReport エラーメッセージをレポートする

・ MfuncFreeAndEnd 疑似MIL関数を終了する

・ MfuncFreeId MIL IDを解放する

・ MfuncIdGetObjectType オブジェクトタイプを得る

・ MfuncIdGetObjectUserPtr ポインタを得る

・ MfuncIdSetObjectType オブジェクトタイプをアサインする

・ MfuncIdSetObjectUserPtr ポインタをアサインする

・ MfuncModified MILバッファの変更を通知する

・ MfuncParamDouble パラメータを登録する

・ MfuncParamCheck MILアプリケーションパラメータを読む

・ MfuncParamId MIL IDパラメータを登録する

・ MfuncParamLong パラメータを登録する

・ MfuncParamPointer パラメータを登録する

・ MfuncParamRegister MILアプリケーションのフラグを読む

・ MfuncParamString パラメータを登録する

・ MfuncStart 疑似MIL関数の開始を通知する

MIL/MIL-Lite関数一覧

【製品ガイド】

MIL/MIL-Lite関数一覧

~ 旧製品データシート ~

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17.メモリ管理

・ MbufAlloc1d*2 1Dバッファの確保

・ MbufAlloc2d*2 2Dバッファの確保

・ MbufAllocColor*2 カラーバッファの確保

・ MbufBayer ベイヤー変換

・ MbufChildColor カラーChildバッファの確保

・ MbufChildColor2d カラー2D Childバッファの確保

・ MbufChild1d 1D Childバッファの確保

・ MbufChild2d 2D Childバッファの確保

・ MbufClear バッファの塗りつぶし

・ MbufControl*2 バッファ属性の制御

・ MbufControlNeighborhood*1 近傍演算(カスタムモフォロジ/コンボリューション)

パラメータの設定

・ MbufCopy データコピー

・ MbufCopyClip クリップ付きデータコピー

・ MbufCopyColor カラーデータのコピー

・ MbufCopyColor2d 2Dカラーデータのコピー

・ MbufCopyCond 条件付きコピー

・ MbufCopyMask マスク付きコピー

・ MbufCreateColor*2 カラーバッファの作成

・ MbufCreate2d*2 2Dデータバッファの作成

・ MbufDiskInquire*2 ファイル内バッファデータ情報入手

・ MbufExport*2 データバッファのファイルへの出力

・ MbufExportSequence*2 連続画像バッファのファイルへの出力

・ MbufGet ユーザ配列へのバッファコピー

・ MbufBayer Bayer変換

・ MbufGetColor ユーザ配列へカラーバッファコピー

・ MbufFree バッファの解放

・ MbufGetColor2d ユーザ配列への2Dカラーデータの取得

・ MbufGetLine ユーザ配列へのラインデータの取得

・ MbufGet1d ユーザ配列への1Dデータの取得

・ MbufGet2d ユーザ配列への2Dデータの取得

・ MbufImport*2 ファイルデータのバッファへの転送

・ MbufImportSequence*2 連続画像ファイルのバッファへの転送

(.aviファイル)

・ MbufInquire*2 データバッファ情報入手

・ MbufLoad*2 MILファイルの読込

・ MbufPut ユーザ配列データをバッファに書込

・ MbufPutColor ユーザ配列データをカラーバッファに書込

・ MbufPutColor2d ユーザ配列データを2Dカラーバッファに書込

・ MbufPutLine ユーザ配列データをラインバッファに書込

・ MbufPut1d ユーザ配列データを1Dバッファに書込

・ MbufPut2d ユーザ配列データを2Dバッファに書込

・ MbufRestore*2 指定ファイルカラーデータ復帰

・ MbufSave データバッファのファイルセーブ

・ MbufGetHookInfo フックイベントの情報を得る

・ MbufHookFunction フック関数を登録

MIL/MIL-Lite関数一覧

*1 MILのみ対応となります

*2 MIL-LITEは次の項目を扱う事が出来ません。

JPEG / JPEG2000ファイル

画像処理関連バッファ

【製品ガイド】

MIL/MIL-Lite関数一覧

~ 旧製品データシート ~

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Matrox 画像処理 ライブラリ

MIL/ActiveMIL Ver7.5 Benchmarks

512×512×8bit画像を処理した場合

画像処理オペレーション

Odyssey Xpro

PowerPC 1GHz

133MHz MPX

HeliosXA/XCL

133MHz PA wtith

2.8GHz Xeon

Xeon 3.06GHz

533MHz FSB

PC2100 DDR

SDRAM

4Sight-II

Celeron1.2GHz

100MHz FSB

PC100 SDRAM

【基本処理】

画素間演算(加算) 0.25ms 0.24ms 0.57ms 1.60ms

輪郭抽出(Sobel) 0.19ms 0.18ms 1.10ms 3.00ms

コンボリューション(3×3) 0.18ms 0.16ms 1.10ms 2.40ms

コンボリューション(5×5) 0.23ms 0.23ms 2.90ms 6.70ms

膨張/収縮(3×3、二値) 0.12ms 0.048ms 0.04ms 0.12ms

膨張/収縮(3×3、濃淡) 0.18ms 0.17ms 0.46ms 2.30ms

膨張/収縮(3×3、ユーザ定義、二値) 0.12ms 0.10ms 0.15ms 0.39ms

膨張/収縮(3×3、ユーザ定義、濃淡) 0.19ms 0.16ms 0.65ms 2.00ms

膨張/収縮(5×5、ユーザ定義、二値) 0.12ms 0.096ms 0.59ms 1.70ms

ヒストグラム 1.30ms 0.47ms 0.42ms 1.80ms

LUT変換 0.30ms 0.30ms 0.38ms 2.60ms

ロスレスJPEG 8.10ms 3.60ms 3.40ms 6.50ms

ロッシーJPEG 4.40ms 1.80ms 1.70ms 3.30ms

ロスレスJPEG2000 - - 91.80ms 185.90ms

ロッシーJPEG2000 - - 63.40ms 138.30ms

ベイヤー変換(8bit) - - 1.80ms 7.20ms

回転(30°,55°) 3.70ms 0.99ms 1.70ms 4.90ms

ワーピング 3.60ms 1.00ms 4.40ms 6.80ms

【パターンマッチング】

正規化相関(128×128、回転なし) 0.62ms 0.39ms 0.35ms 1.60ms

正規化相関(32×32、回転なし) 2.40ms 1.80ms 1.80ms 4.10ms

正規化相関(128×128、±5°) 2.60ms 1.60ms 2.10ms 4.80ms

正規化相関(32×32、±5°) 5.70ms 3.10ms 3.60ms 7.50ms

【幾何学パターンマッチング】

GMF(128×128、±180°90~110%、1:1) 14.00ms 6.30ms 5.60ms 12.00ms

GMF(128×128、±180°50~200%、1:1) 25.00ms 15.00ms 14.00ms 41.00ms

GMF(128×128、±180°90~110%、1:4) 34.00ms 20.00ms 19.60ms 50.30ms

GMF(128×128、±180°90~110%、4:4) 42.00ms 25.00ms 23.70ms 57.30ms

【エッジファインダー】

輪郭抽出(4000エレメントポイント) - - 20.60ms 41.40ms

細線化(4000エレメントポイント) - - 38.00ms 85.00ms

【粒子解析】

面積(100粒子) 0.51ms 0.25ms 0.23ms 0.49ms

面積+二値重心(100粒子) 0.58ms 0.29ms 0.26ms 0.55ms

面積+濃淡重心(100粒子) 2.20ms 0.88ms 0.77ms 2.00ms

【測長】

エッジ抽出(処理領域 16×4) 0.23ms 0.073ms 0.024ms 0.11ms

複数エッジ抽出(128×16) 0.41ms 0.17ms 0.093ms 0.31ms

【OCRとコード読み取り】

OCR読み取り(12文字、404×54エリア) 33.00ms 12.00ms 13.50ms 27.50ms

OCR照合(SEMI 12文字、404×54エリア) 12.00ms 2.80ms 2.80ms 6.00ms

バーコード読み取り 2.30ms 0.42ms 0.44ms 1.00ms

データマトリックス読み取り 7.90ms 2.90ms 2.90ms 7.20ms

【製品ガイド】

MIL7.5 Benchmarks

~ 旧製品データシート ~

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OS・コンパイラ対応表 (MIL/MIL-Lite7.5, ActiveMIL/ActiveMIL-Lite7.5, Genesis Native Library3.1)

Windows 98SE1 Windows Me Windows NT 4.0

Workstation (with SP6a)2

Windows 2000 Professional (with SP2)2

XP Professional

CronosPlus

MIL/MIL-Lite 7.5

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

ActiveMIL/ ActiveMIL-Lite 7.5

MSVC++ 6.03 MSVB6.05 (共にSP5)2

Meteor-II and

Meteor-II/ Multi-

Channel

MIL / MIL-Lite 7.5 MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

ActiveMIL / ActiveMIL-Lite 7.5

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

Meteor-II/Digital5

and Meteor-II/

Camera Link5

Genesis Native Li-brary 3.1

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MIL / MIL-Lite 7.5 MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

ActiveMIL / ActiveMIL-Lite 7.5

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

Meteor-II/1394

MIL / MIL-Lite 7.5 MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

ActiveMIL / ActiveMIL-Lite 7.5

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

Orion

MIL / MIL-Lite 7.5 MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

MSVC++ 6.03 (SP5)2 MSVC++.NET4

ActiveMIL / ActiveMIL-Lite 7.5

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

Orion for 4Sight-II

MIL / MIL-Lite 7.5 MSVC++ 6.03 (SP5)2

MSVC++ 6.03 (SP5)2

ActiveMIL / ActiveMIL-Lite 7.5

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

Corona-II

MIL / MIL-Lite 7.5 MSVC++ 6.03 (SP5)2

MSVC++ 6.03 (SP5)2

MSVC++ 6.03 (SP5)2

MSVC++ 6.03 (SP5)2

ActiveMIL / ActiveMIL-Lite 7.5

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

MSVC++ 6.03 MSVB 6.05 (共にSP5)2

【製品ガイド】

OS・コンパイラ対応表

1. SEはSecond Editionの略称です。 2. SPはService Packの略称です。

3. MSVC++ はMicrosoft Visual C++の略称です。 4. MSVC++.NETはMicrosoft Visual C++.NETの略称です。

5. MSVBはMicrosoft Visual Basicの略称です

~ 旧製品データシート ~