中期経営計画説明会 - 日本アビオニクス（出展：Maxtech International,Inc. ） 2006年度サーモグラフィ世界市場シェア US$400M （450億円）その他

中期経営計画説明会

1

２００８年２月１５日

（200８年4月～20１１年3月）

日本アビオニクス株式会社

目次目次

2

1．エグゼクティブ・サマリー

2．本中期計画の基本方針

3．事業成長のイメージ

4．基盤事業（防衛・宇宙）

5．戦略成長事業（赤外線、接合・検査装置）

6．特長ある事業（プロジェクタ、高多層プリント配線板）

7．経営改革と財務ターゲット

エグゼクティブ･サマリーエグゼクティブ･サマリー

3日本アビオニクス株式会社

飛躍のステージへ！

市場創造型企業へ転換！

■民需事業を積極展開ＣＡＧＲ３４％で売上高２.５倍へ

特に、ニッチでも高いシェアと技術力を有する

赤外線のマーケット創造と接合・検査装置の市場深耕に事業戦略の重点を置く

■防衛事業は堅持

・永年にわたる信頼と実績で基盤事業として堅持

・技術の集積により底堅い売上を確保

本中計期間中　ＣＡＧＲ１８％を目指す！

本中期計画の基本方針本中期計画の基本方針

防衛・宇宙事業を基盤として

成長領域である民需事業を積極的に展開し

本中計年度において

飛躍的な成長を目指す


事業成長のイメージ事業成長のイメージ

5

防衛･宇宙事業防衛･宇宙事業

民需事業

民需事業

赤外線

接合･検査装置

高多層プリント配線板プロジェクタ

その他

市場創造型企業へ

2007(見込) 2010（計画)

３６９億円

戦略成長事業

基盤事業


特長ある事業

ＣＡＧＲ１８％

基盤事業

6

（防衛･宇宙事業）

宇宙ビジネス（地上システム、衛星搭載用通信機器関連）

日米共同開発、ＢＭＤ整備関連への参画

国内外の防衛関連企業とのアライアンス強化

基本戦略基本戦略


１．防衛産業の中核を担い、防衛体制の強化整備に貢献

２．非防衛ビジネスへの展開を加速

蓄積された信用と実績のある多くの防衛用コア技術　〔画像処理・信号処理技術、耐環境化技術、リアルタイム化技術等〕

活かして

市場環境市場環境


わが国を取り巻く脅威の多様化、複雑化

防衛省への移行と日米安全保障体制の強化

・ゲリラや特殊部隊による攻撃等への対応

・将来的な整備技術の研究開発

・大規模、特殊災害等への対応

宇宙基本法案の国会審議予定（２００７年６月２０日上程）

・防衛分野では早期警戒衛星、多目的通信衛星、即応小型衛星等を検討

・安全保障環境を踏まえた防衛力の近代化

・弾道ミサイル攻撃への対応

・より高度な情報通信態勢の構築

■防衛

■宇宙

・国民生活の向上、産業の振興、先端的宇宙開発を推進

本中計期間中は、防衛プロジェクトの谷で売上規模減少

139121

105

145 155172

0

25

50

75

100

125

150

175

2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010


事業規模の推移事業規模の推移（計画）（計画）

平均

大型プロジェクトの受注動向により、事業規模が変動

〔艦船建造計画、自動警戒管制システム等〕

（単位：億円）

本中計期間

ＣＡＧＲ△９％

見込

非防衛約５億円

計画

10

戦略成長事業

＜①赤外線機器＞

赤外線ビジネスグローバルＮｏ.１を目指す

ターゲットシェア

Ｗ／Ｗ３０％

赤外線事業の基本戦略赤外線事業の基本戦略

飛躍的成長が期待できるＷ/Ｗ市場


＜本中計期間にＤＶＥ除き２０％＞

５１億円５１億円

⇒年率６０％超⇒年率６０％超

の成長を目指すの成長を目指す

※DVE : Driver’s Vision Enhancement

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

モジュール

Ｆ/Ａ、電力、etc

サーモグラフィ

車載、

一般民需、etc

新市場/アプリケーション開拓

（単位：億円）


赤外線市場予測とターゲット赤外線市場予測とターゲット

800

1,500

2,200

（ＮＥＣ／日本アビオニクス推定）

2006 2010(E) 2012(E)

冷却

非冷却

防災

セキュリティ

車載

ＦＡ

消防

カテゴリー用途（例）

•プラント•ごみピット•火山監視

•テロ対策•空港・港湾監視•原発

•人命救助•火元・残火確認

•金型・製鉄•プロセス監視•組込（検査装置）

•ＤＶＥ（Driver’s Vision　　　 Enhancement)

ターゲット（例）

•防災機器メーカ•石油備蓄関連、他

•電力会社•警備会社•カメラメーカ、他

•自動車メーカ•鉄鋼メーカ、•エレクトロニクスメーカ、他

•自動車メーカ•車載機器メーカ、他

•消防機材メーカ、他

赤外線ビジネスに

飛躍的な成長を期待

ＦＡ・車載をはじめ、非冷却/モジュール分野が拡大と推測

11％

16％

11 ％

64 ％

CAGR06⇒12

19％13％

（車載除く）

12

15%

85%

日本アビオニクス株式会社 13

赤外線市場のＷ赤外線市場のＷ//ＷプレイヤーＷプレイヤー

（出展：Maxtech International,Inc.）

２００６年度サーモグラフィ世界市場シェア

US$400M（450億円）

その他

サーモ

Ｗ/Ｗシェア第３位第１位第２位

２００６推定

サーモ売上 250億円 80億円69億円

製品

ライン

ナップ

低価格機か

ら高級機ま

で豊富

ＰＰＭ市場

低中価格機

で急拡大

高中級機に

強く、低価

格機不足

成長分野注力、モジュール参入ＮＥＣグループでセンサ～ソリューションまで提供可能

（国内１位）

（モジュール）（0）（120）（不明）

Ａ社

（米国）

Ｂ社

（米国）

Ａｖｉｏグループ

グループ

（ＮＥＣ／日本アビオニクス推定）

※PPM : Predictive Preventive Maintenance

Ａｖｉｏグループの赤外線事業統合

ＮＥＣとの連携強化

モジュールビジネスの急速立上げ

　⇒アライアンスの推進

海外市場への積極展開

赤外線事業の４つの戦略赤外線事業の４つの戦略










Ａｖｉｏグループの赤外線事業統合Ａｖｉｏグループの赤外線事業統合

ＮＥＣＡｖｉｏ赤外線テクノロジー株式会社

（NEC Avio Infrared Technologies Co.,Ltd.）２００８年４月１日発足予定

ＡｖｉｏとＮＥＣ三栄の赤外線事業を統合し

グローバル市場に積極展開

開発力／製品企画力の強化

販売チャネル窓口の一本化

リソース集中による効率向上

〔国内〕〔海外〕

開発戦略

世界最高水準の赤外線に関連する技術を取得･深耕

– 市場ニーズに先行して応える新製品の開発（センサ開発含む）

– 市場拡大のための新規アプリケーションを発掘　　　　　　　

（自社開発、アライアンス）

開発戦略・生産／保守開発戦略・生産／保守


生産／保守

　　ＣＳ（特に品質とコスト）の向上– 福島アビオニクス㈱に生産集約し、生産性を向上

– 世界へ事業展開するためにサービスセンタを主要国へ展開

開発体制（赤外機器）：現状３０名を９０名へ順次増員

プロモーション戦略プロモーション戦略

18 日本アビオニクス株式会社

ＴＣＣ　（仮称）Training ＆ Consulting Center技術顧問（学識者）による高度な教育と

コンサルティング

　　　顧　客1. ユーザー（自社・他社）2. 顕在顧客3. 潜在・休眠顧客

　　　　顧顧　　客客1.1. ユーザー（自社・他社）ユーザー（自社・他社）2.2. 顕在顧客顕在顧客3.3. 潜在・休眠顧客潜在・休眠顧客

赤外線技術者資格認証制度

2010年予定

赤外線技術者資格認証制度

2010年予定

資格認証試験連携

ｾﾐﾅｰ教育

ｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ

受託・共同研究

①サーモグラフィの普及啓蒙

②顧客サービスの向上目的

国内初！サーモグラフィの教育・コンサル専門組織を設置予定国内初！サーモグラフィの教育・コンサル専門組織を設置予定

大学・研究機関業界団体

大学・研究機関業界団体








20

ＮＥＣとＡｖｉｏのコラボレーションＮＥＣとＡｖｉｏのコラボレーション

　　ＮＥＣＮＥＣ

①デバイス事業①デバイス事業　　非冷却赤外線センサの　　非冷却赤外線センサの

　　　　開発､素子開発､素子((チップチップ))のの

　　生産　　生産

②防衛用装置事業②防衛用装置事業

　【対防衛市場】　【対防衛市場】

①ｶﾒﾗ､ﾓｼﾞｭｰﾙ､ｾﾝｻ事業①ｶﾒﾗ､ﾓｼﾞｭｰﾙ､ｾﾝｻ事業

②販売事業②販売事業

③ＳＩ事業③ＳＩ事業

　　カメラ開発･生産　　カメラ開発･生産

　　モジュール開発･生産　　モジュール開発･生産

　　営業･マーケティング　　営業･マーケティング　　

【対非防衛市場】【対非防衛市場】

センサセンサ供給供給


　ＮＥＣ　ＮＥＣＡｖｉｏＡｖｉｏ

　赤外線テクノロジー　赤外線テクノロジー

21

赤外線一気通貫の事業展開赤外線一気通貫の事業展開

３２０×２４０

６４０×４８０

センサセンサカメラカメラ

◇サーモグラフィ（既存）①センサモジュール　　　　　センサ＋付加価値　　　　　　（読出回路、補正処理等）

②カメラモジュール　　　　　①＋処理機能＋レンズなど

ｾｷｭﾘﾃｨﾓｼﾞｭｰﾙｾｷｭﾘﾃｨﾓｼﾞｭｰﾙ

消防用ﾓｼﾞｭｰﾙ消防用ﾓｼﾞｭｰﾙ

防災・プロ防災・プロセス監視セス監視消防消防

ＦＡＦＡ（金型監視）（金型監視）

セキュリセキュリティ監視ティ監視

車載車載

ｿﾘｭｰｼｮﾝｿﾘｭｰｼｮﾝ

防災・ｾｷｭﾘﾃｨ防災・ｾｷｭﾘﾃｨ監視ｼｽﾃﾑ監視ｼｽﾃﾑ

（ｱﾗｲｱﾝｽ）

成長戦略

◇監視・特定用途（新規）

モジュールモジュール

競争優位戦略


１６０×１２０

エンドユーザー、カメラメーカー、ＳＩｅｒへ積極的に供給

事業ドメインの拡大を実現する製品ラインナップ

PC

(ｵﾌﾟｼｮﾝ

ｿﾌﾄ)

表示・VF・LCD

筐体レンズ画像処理

①イメージャ

②温度表示ON/OFF③ミドルウェア

I/FI/F

センサモジュールセンサモジュール

カメラモジュールカメラモジュール

温度計測設置型温度計測設置型

センサ

《参考》製品戦略《参考》製品戦略

低価格から冷却型高性能まで温度計測カメラ事業温度計測カメラ事業

ソリューション


,








24

センサセンサカメラカメラ

モジュールモジュールソリューションソリューション

アライアンスの積極展開による市場創造

＜販売＞

商社

ＳＩｅｒ等

＜開発＞

製造メーカ

光学メーカ等

海外市場国内市場


モジュールビジネスの急速立上げモジュールビジネスの急速立上げ

ＮＥＣＡｖｉｏ赤外線テクノロジー株式会社

（NEC Avio Infrared Technologies Co.,Ltd.）

,








26

海外市場への積極展開海外市場への積極展開


海外販売拠点の設立

　　第一弾として米国・ドイツ（2008年４月予定）　　– マーケットリサーチの強化

– 有力なディストリビュータ、ＳＩｅｒの開拓

販売チャネルの強化– 販売店教育の強化

– サービスセンターの充実

販売体制の強化– 現状１５名を２倍超へ増員

– モジュール専任部隊の新設

,

赤外線事業の目標赤外線事業の目標

売上高

２００７見込

ＣＡＧＲ

８１億円５０％

営業利益率　９％　６％

赤外線５１億円６５％

ｼｽﾃﾑｿﾘｭｰｼｮﾝ３０億円２０％


２０１０(計画)

28

戦略成長事業

＜②接合･検査装置＞


接合･検査装置事業の基本戦略接合･検査装置事業の基本戦略

市場　　：携帯、デジカメ、ＰＣ、デジタルＴＶ

ｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ：パルスヒート、抵抗溶接、封止、外観検査

２．海外市場拡販の強化

３．新製品による新市場の開拓

レーザ応用製品

１．得意なアプリケーションで市場深耕

成長市場の深耕　：中国、韓国、台湾、東南アジア

未開拓市場の攻略　：ベトナム、インド、ロシア、ＥＵ、北米

販売チャネルの強化：中国駐在事務所の設置、新チャネル開拓

製品別の戦略製品別の戦略


１．接合装置：コア技術を武器に新市場を開拓

　①既存基盤：水晶デバイス市場トップシェア堅持

　②新市場　：ＭＥＭＳ＆新地域(欧米)､レーザ応用装置等で拡大

　　　　　　 (封止装置需要、シーム工法が拡大)

２．接合ユニット：海外市場と新市場での売上拡大

　①既存基盤：得意分野の拡充

　　　　　　　(パルスヒート市場シェア拡大、抵抗溶接の拡充)

　②海外市場：重点地域(中国､韓国､東南アジア)の拡充

　③新規市場：レーザ(樹脂溶着、金属溶着等)市場への参入

３．外観検査装置

　①ＣＯＦ･ＦＰＣ市場をターゲットにトップシェア奪回

　②海外(韓国､台湾)への攻勢 ※COF : Chip On Film

※FPC : フレキシブルプリント配線板

接合･検査装置のロ－ドマップ接合･検査装置のロ－ドマップ


Ａｖｉｏコア技術

パルスヒ-ト炉（工法変化に対応）

小型PKG用装置

パルスヒ－ト電源抵抗溶接電源

検査装置

接合装置

精密接合技術

画像処理技術

自動化技術

外観検査装置

接合電源

レ-ザ装置

封止装置

樹脂用装置

ハンダ用装置

金属用装置

用途拡大

非接触製品強化

ラインナップ強化

用途拡大

FPC検査装置

COF検査装置

幅広化

高機能化、高性能化

小型化対応

31

20102007

〔最終製品の代表格〕

携帯電話

薄型テレビ

《参考》接合･検査装置の製品群《参考》接合･検査装置の製品群

液晶、カメラ同軸ケ－ブルハンダ付け

全自動シーム溶接機

着信モ－タ

マイク、スピ－カ

被覆線溶接樹脂部品

熱カシメ

パルスヒート電源

インバータ溶接電源樹脂加工装置

ＣＯＦ外観検査装置

ＣＯＦフィルム

回路パターン検査


水晶振動子気密封止

※COF : Chip On Film

接合･検査装置事業の目標接合･検査装置事業の目標

売上高

２００７見込

ＣＡＧＲ

営業利益率　１４％　１５％

接合･検査装置４１億円３０％


２０１０(計画)

34

特長ある事業


①プロジェクタ事業①プロジェクタ事業

(１)重点戦略

　①差別化戦略の徹底

　　・書画カメラ内蔵プロジェクタを進化

　　・価格以外の競争優位性を拡大

　②特定市場への攻勢を加速

　　・文教市場の更なる深耕

　　・企業向け需要の掘り起こし

　③海外市場の展開

　　・海外企業とのアライアンス展開

DLP、DLPメタリオンロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です。SDロゴは商標です。

“実物投影機能”ドキュメント

サンプル


“世界のオンリーワン商品”

“操作性向上”ＰＣレス

プレゼンテーションソフト

“ネットワーク化”遠隔会議

無線ＬＡＮ

様々なプレゼンテーションシーンで

新しいソリューションを提供

様々なプレゼンテーションシーンで

新しいソリューションを提供

書画カメラ内蔵プロジェクタを進化

①プロジェクタ事業①プロジェクタ事業

(2)当社の強み･特長の拡大

　①製品力

　　・書画カメラ内蔵　

　②市場浸透力に余地あり

　　・ﾘﾋﾟｰﾄﾕｰｻﾞの拡大　　　→認知度の向上

　　・ＣＳの向上

　③生産力

　　・ものづくり革新を加速

国内シェア　金額：８.５％（4位）　　　　　　台数：３.５％（11位）


②高多層プリント配線板②高多層プリント配線板

《参考》市場別売上(２００７年度見込)

４１億円

高信頼性市場

半導体計測市場

情報通信市場



(１)重点戦略

　①高付加価値製品指向の徹底

　　・高難度領域でのビジネスモデルの確立

　②差別化戦略の強化

　　・最先端技術開発（高速・高周波・高精細）

　　・超短納期の推進

　③戦略投資の展開

　　・高品質･高効率･省力化生産工場の実現


ものづくり革新を推進し

超短納期を実現

ものづくり革新を推進し

超短納期を実現


“６つの『高』の限界に挑戦”

高信頼性市場

通信市場

情報市場

半導体計測市場

高多層

高精細／高精度

高板厚

高速／高周波

４つの市場で(2)当社の強みの拡大

　①製品力

　　・超高多層品　

　②技術力　　・高難度

　　・高信頼性技術

　　・開発スピード

　③生産力

　　・高多層短納期

　　・多品種少量生産

特長ある事業の目標特長ある事業の目標

売上高

２００７見込

ＣＡＧＲ

プロジェクタ２３億円１１％

高多層ﾌﾟﾘﾝﾄ配線板４１億円７％


２０１０(計画)

経営改革と財務ターゲット

41

４つの改革４つの改革


業務プロセス改革ムリ・ムダ・ムラを徹底的に排除組織構造・プロセス・役割分担を見直し

人事制度改革多様な働き方に対応する環境整備モチベーション向上に繋がる制度の構築

ものづくり改革

生産性向上２倍

付加価値と

品質の作り込み

生産性向上による

原価低減と棚卸削減

開発技術改革

開発スピード２倍

製品／サービスは事業成長の原点と認識

先端技術で

顧客要求を満たす製品開発

事業競争力の強化

棚卸資産削減

原価率低減

受注拡大

財務ターゲット財務ターゲット


売上高

２００７見込２０１０(計画)

３６９億円ＣＡＧＲ１８％

営業利益１２億円

防衛・宇宙事業：△　９％

民需事業　　　：　３４％　　

民需比率５３％７８％

営業利益率３.３％７.０％

経常利益１０億円経常利益率２.７％６.０％

ＲＯＥ２０％

配当性向２５％

Ｄ／Ｅレシオ１.０倍１.２倍－

－

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防衛･宇宙事業防衛･宇宙事業

民需事業

民需事業

赤外線

その他

市場創造型企業へ

2007(見込) 2010（計画)

３６９億円

戦略成長事業

基盤事業


特長ある事業

ＣＡＧＲ１８％

プロジェクタ

接合･検査装置

高多層プリント配線板


本資料取扱上の注意本資料取扱上の注意

　本資料に記載されている将来の業績に関する見通しは、

現在入手可能な情報に基づくものであり、潜在的なリス

クや不確定要素を含んでおります。　　　　　　　　　

　そのため、実際の業績は、今後の事業領域を取り巻く

経済状況、市場の動向により、記載された業績見通しと

は異なる場合がありますことをご承知おきください。

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中期経営計画説明会 - 日本アビオニクス（出展：Maxtech International,Inc. ） 2006年度サーモグラフィ世界市場シェア US$400M （450億円）その他