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板橋区立企業活性化センター 指定管理者公募要項 令和2年6月 板橋区 産業経済部 産業振興課

板橋区立企業活性化センター - Itabashi · スタートアップ・オフィス 20室 304.38㎡ シェアード・オフィス 8室 40.00㎡ 研修施設 254.10㎡(研修室4室、会議室1室)

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板橋区立企業活性化センター

指定管理者公募要項

令和2年6月

板橋区 産業経済部 産業振興課

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目 次

Ⅰ 施設の設置目的等 ··················································· 1

1 施設の設置目的

2 基本理念

3 重点的に取り組むべき基本理念

Ⅱ 対象施設の概要 ····················································· 1

1 設置条例及び規則

2 センターの概要

3 指定期間

Ⅲ 応募・選定について ················································· 2

1 応募に関する事項 ·························································· 2

⑴応募団体

①団体にかかる資格要件

②法人及びその役員にかかる要件

⑵公募手続き

①公募要項配布

②公募説明会及び施設見学

③質問受付・回答

⑶応募書類

⑷提出部数

⑸書類提出締切日

2 選定に関する事項 ·························································· 5

⑴選定手続き

①選定委員会

②選定方法

③第一次審査(書類審査)

④第二次審査(プレゼンテーション)

⑤指定管理者候補団体の選定

⑥審査結果の公表

⑦指定管理者の指定

⑵選定基準

⑶今後のスケジュール

⑷評価項目

⑸候補者としてふさわしい団体を選定できなかった場合の対応

Ⅳ 業務の実施について ················································· 8

1 業務内容 ·································································· 8

2 管理運営経費 ······························································ 8

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⑴利用料金制

⑵指定管理料

⑶指定管理者の収入

⑷利益等の適正化

⑸会計の独立

⑹管理口座

⑺サービス水準の設定

⑻情報公開について

3 行動規範 ································································ 11

4 業務の引継ぎ ···························································· 11

5 年間事業計画書の提出 ···················································· 11

6 事業報告 ································································ 11

⑴月報の提出

⑵事業報告書

7 指定管理者が行う業務に対する

監査及びモニタリング・評価に関すること ·································· 12

⑴監査

⑵指定管理者が行うモニタリング

⑶施設所管課が行うモニタリング

⑷評価委員会による評価

⑸立ち入り検査

8 環境マネジメントシステムについて ········································ 12

9 防火管理者の選任 ························································ 13

10 財産の帰属 ······························································ 13

11 指定管理者に対する監督等 ················································ 13

12 区内経済への貢献等の要請 ················································ 13

13 指定の取消等 ···························································· 13

14 指定管理者と板橋区の責任分担 ············································ 14

15 リスクへの対応 ·························································· 15

16 業務の継続が困難となった場合 ············································ 15

⑴指定管理者の責に帰すべき事由による場合の措置

⑵当事者の責に帰すことができない事由による場合の措置

17 注意事項 ································································ 15

Ⅴ 協定の締結 ······················································· 16

1 仮協定 ·································································· 16

2 基本協定 ································································ 16

3 年度協定 ································································ 17

Ⅵ 問合せ先 ························································· 17

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Ⅰ 施設の設置目的等

1 施設の設置目的

企業活性化センターは、創業及び中小企業の経営革新を支援し、区内産業の活性化を図ること

を目的として設置されました。

2 基本理念

企業活性化センターでは、創業希望者に対し、安価なレンタルオフィスや経営に関するセミナ

ー、インキュベーションマネージャーによる適切な技術的助言などを提供することによって、区

内での創業を支援しています。また、重大な経営課題を抱える区内中小企業者等に対し、様々な

角度から課題解決のための支援を行うことで、経営の革新、産業の活性化を図っています。

3 重点的に取り組むべき基本理念

①創業相談から融資支援、経営改善まで利用者の目的に合った適切な支援を提供することで、区

内産業の活性化を図る。

②利用者へ新規事業のヒントやスキルアップの機会を提供する。

③利用者に対して公平な運営を行うこととする。

Ⅱ 対象施設の概要

1 設置条例及び規則

施設の設置及び指定管理者選定の根拠となる条例及び規則は、以下のとおりです。

(1) 東京都板橋区立企業活性化センター条例(平成 14年 7月 9日東京都板橋区条例第 27号)

(2) 東京都板橋区立企業活性化センター条例施行規則(平成 18年 3月 31日東京都板橋区規則

第 28号)

2 センターの概要

(1) 所在地 板橋区舟渡一丁目 13番 10号アイ・タワー2階(平成 14年 10 月開設)

(2) 構造・階数 鉄筋コンクリート造 3階建の 2階部分

(3) 面 積 敷地面積 796㎡ 延床面積 985㎡

(4) 施設内容

スタートアップ・オフィス 20室 304.38㎡

シェアード・オフィス 8室 40.00㎡

研修施設 254.10㎡(研修室 4室、会議室 1室)

交流施設 205.38㎡(ワークステーション、交流多目的スペース)

その他 181.68㎡(事務所・ロビー・その他)

※アイ・タワーは、住居棟(地上 30階 地下 1階)と施設棟(地上 3階)からなり、セン

ターは施設棟の一部となります。

(5) 開館時間 午前 9時から午後 9時 30分まで

(6) 休館日 12月 29日から 1月 3日まで

(7) 指定管理期間中の大規模改修

指定期間中、板橋区が行う改修工事や大規模修繕の為に施設の休館を要する場合があります。

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改修・修繕については、その都度板橋区より協議を申し入れますのでご協力お願い致します。

3 指定期間

令和 3年 4月 1日から令和 8年 3月 31日まで(5年間)

Ⅲ 応募・選定について

指定管理者の応募・選定は、公募型プロポーザル方式により行います。

1 応募に関する事項

(1) 応募団体

① 団体にかかる資格要件

法人その他の団体又は複数の団体により構成されるグループ(以下、「共同事業体」とい

う)であって、次の要件を満たす団体であること

ア 団体又はその代表者が破産者で復権を得ない者でないこと

イ 地方自治法施行令第 167条の4第2項各号の規定により、本区における 一般競争入札

等の参加を制限されていないこと

ウ 募集に対し、申込時点から議会において指定が議決されるまでの間に板橋区の入札資

格停止措置を受けていないこと

エ 会社更生法に基づき更生手続開始の申立てがなされていないこと

オ 民事再生法に基づき再生手続開始の申立てがなされていないこと

カ 税等を滞納していないこと

キ 地方自治法第 244 条の2第 11 項の規定により、本区及び他の地方公共団体から指定

の取消し又は停止を受けていないこと

ク 労働基準法等の労働関係法令の違反により公訴、送検又は命令等の行 政処分(是正勧

告等の行政指導を除く。)を受けていないこと

※ 共同事業体の構成団体は、別の共同事業体の構成団体となっていないこと又は、単独の

応募者となっていないこと。

② 法人及びその役員にかかる要件

指定管理者になろうとする法人及びその役員が、次の要件を満たすこと

ア 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条に掲げる暴力団又は暴力団員

及びそれらの利益となる活動を行う団体でないこと

イ 区議会議員、区長、副区長が、代表者その他の役員でないこと

ただし、区長、副区長については、区が資本金その他これに準ずるものの2分の1以

上出資している団体を除く

(2) 公募手続き

① 公募要項配布

配布時期:令和 2年 6月 27日(土)から 7月 24日(金)まで

配布方法:板橋区ホームページにて配布します。窓口での配布は致しません。

(トップページ>区政情報>指定管理者>指定管理者の指定>指定管理者の募集(企業活

性化センター)

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ア 板橋区立企業活性化センター指定管理者公募要項

イ 申請に係る用紙一式

ウ 板橋区立企業活性化センター指定管理者が行う業務の概要

エ 平面図 ※7 月 10日(金)の説明会で配布します

オ センター歳出歳入実績及びオフィス・研修施設利用実績(7月 10日の説明会で配布し

ます)

カ 企業活性化センター条例及び同施行規則

② 公募説明会及び施設見学

下記の内容で公募説明会及び施設見学を行います。公募説明会への参加は必須ではありま

せんが、ご参加いただけない事業者には改めて説明の機会は設けませんのであらかじめご了

承ください。

実施時期:令和 2年 7月 10日(金) 午後 2時~午後 4時

実施場所:板橋区立企業活性化センター 研修室

参加人数:1団体 2人以内

※ なお、説明会に参加される団体は、7月 8日(水)までに産業振興課へ「現場説明会参

加申込書(様式 18)」を、電子メール・FAXでお申し込みください。

※ 車でのご来館はご遠慮ください。

③ 質問受付・回答

センターの業務や施設の内容等、公募に関する質問がある方は「質問票(様式 19)」にご

記入のうえ、E メール・FAXで送付してください。ただし、現場説明会に参加されていな

い団体の質問は受け付けません。

受付期間 6月 29日(月)から 7月 15日(水)午後 5時まで

質問回答予定日 7月 17日(金)

※回答は、現場説明会参加団体すべてに Eメールで回答します。

【現場説明会参加申込書申込先 及び 質問受付先】

板橋区産業経済部産業振興課 担当 関根

電 話:03-3579-2172 FAX:03-3579-9756

E-mail:[email protected]

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(3) 応募書類

応募書類はすべて A4サイズで統一してください。原則横書き、左綴じ(A3を使用する場合

は、A4サイズに折り込んでください)。応募に関して必要となる費用は、団体の負担とします。

① 指定管理者指定申請書(様式 1)

② 指定申請に係る誓約書(様式 2)

③ 団体に関する書類

・団体の概要について(様式 3)

・◆定款、寄附行為、規約またはこれに類する書類

・◆法人登記簿謄本

・◆印鑑証明書(提出日において発行の日から 3ヶ月以内のもの)

・◆納税証明書(法人税、消費税、地方消費税)(過去 3年間)

・◆貸借対照表(過去 3年間)

・◆財産目録(過去 3年間)

・◆損益計算書及び利益処分計算書又はそれに類する収支計算書(過去 3年間)

④ 応募団体の人的・技術的資源(様式 4)

⑤ 創業支援施設等類似施設の運営実績(様式 5)

⑥ 事業運営に関する基本方針(様式 6)

⑦ 施設の管理運営体制

・人員配置計画(様式 7)

・研修計画、人材育成計画(様式 8)

⑧ 施設の維持管理計画

・清掃・警備・施設設備等の維持管理(様式 9)

・危機管理体制(様式 10)

⑨ 利用者サービス及び利用率向上計画(様式 11)

⑩ 創業及び経営革新の支援に関する事業計画

・区指定事業に関する事業計画(様式 12)

・その他提案事業に関する事業計画(様式 13)

⑪ 区内経済への貢献計画(様式 14)

⑫ 収支計画書総括表(様式 15)

⑬ 支出計画内訳書(様式 16)

⑭ 収入計画内訳書(様式 17)

⑮ 選定結果通知送付用封筒 1 部(長 3 号封筒に選定結果通知の送付先を明記し、82 円切手

を貼付したもの)

(4) 提出部数

・正本:1部((3) 応募書類に記された項目①~⑭までの書類)

・副本:6部((3) 応募書類に記された項目④~⑭までの書類)

※なお、(3) ③のうち、◆印が付いている書類は、正本以外に別途 1部(コピー可)提出し

てください。

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(5) 書類提出締切日

締切日:令和 2年 7月 24日(金)午後 5時まで

提出場所:板橋区産業経済部産業振興課(情報処理センター5階)へ持参してください。

① 提出された書類の内容変更・追加はできません。

② 応募書類は返却いたしません。

③ 書類提出後に応募辞退するときは、書面で届け出てください。

④ 応募書類の記載に虚偽、不正があった場合、応募団体及びその関係者に著しく社会的信用

を損なう行為等があった場合には失格とします。

⑤ 応募 1団体に付き 1提案とし、複数提案はできません。

⑥ 板橋区議会の指定議決(令和 2年 12月中旬予定)前に板橋区の入札参加資格停止措置を受

けた場合は、指定管理者候補団体の選定を取り消すものとします。

2 選定に関する事項

(1) 選定手続き

① 選定委員会

「板橋区立企業活性化センター指定管理者候補団体の選定に関する要綱」に基づき、「板

橋区立企業活性化センター指定管理者選定委員会」を設置し、指定管理者候補団体の選定を

行います。

② 選定方法

指定管理者候補団体の選定は、第一次審査及び第二次審査により行います。

③ 第一次審査(書類審査)・・・・・・・・・・令和 2年 8月下旬

第一次審査は、資格要件・財務状況について書類審査を行います。応募団体多数の場合は、

5 団体以内を第一次審査通過団体とします。ただし、応募団体の数に関わらず、応募資格を

満たしていない場合は失格とし、一定の水準に満たないと認められる場合は不合格とするこ

とがあります。第一次審査の結果は、9月 3日までに郵送でお知らせします。

④ 第二次審査(プレゼンテーション)・・・・・令和 2年 9月上旬予定

第二次審査は、第一次審査通過団体について、団体の経営・実績に関する審査及びプレゼ

ンテーションによる審査を行います。団体の代表者又はその代理の方 3 名まで出席し、説明

することができます。第二次審査の結果は、10月上旬までに郵送でお知らせします。

⑤ 指定管理者候補団体の選定

選定委員会において指定管理者候補団体及び次点となる団体を選定します。選定後、区は

指定管理者候補団体と細目協議を行います。指定管理者候補団体と協議が整わないときは、

選定委員会において次点となった団体と協議を行います。

⑥ 審査結果の公表

審査結果は、区のホームページで公表します。

⑦ 指定管理者の指定

区議会での議決後、指定管理者の指定を行います。

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(2) 選定基準

選定委員会による選定基準は以下のとおりです。これらの基準を満たす団体のうち、最も適

切に管理運営を行うことができると認められる団体を選定します。

① 団体として安定的な経営基盤、事業実績、人的・技術的資源を有するとともに、法令順守

や透明性・公平性の確保といった行動規範や社会責任・貢献、SDGsについての取組がある

こと。

② 事業運営及び収支計画に対する提案内容が、センターの効用を最大限に発揮するものであ

るとともに、その管理に係る経費の縮減を図るものであること。

③ 利用者の平等な利用を確保するとともに、利用者サービスの向上を図るものであること。

(3) 今後のスケジュール

とき 実施内容

令和 2年 6月 27日(土) 公募の周知開始

6月 29日(月) 応募書類受付開始

6月 29日(月) ~ 7月 15日(木) 質問受付・参考資料配布期間

7月 10日(金) 公募説明会・施設見学会

7月 17日(金) 質問回答予定日

7月 24日(金) 応募書類提出〆切

9月 3日(木) 第一次審査結果の通知

9月上旬予定 指定管理者選定委員会開催

第二次審査会(プレゼンテーション)

10月上旬予定 審査結果通知

10月中旬予定 仮協定の締結等

12月上旬予定 指定管理者の指定

令和 3年 1月予定 区との協議及び引継ぎ等開始

令和 3年 3月予定 協定書の締結

令和 3年 4月 1日(木) 業務開始

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(4) 評価項目

選定委員は、下記評価項目により採点を行います。

評 価 項 目

Ⅰ 管理運営の妥当性

1 民間能力の活用、住民サービスの向上

① 設置目的を達成するための管理運営に係る経営方針、SDGsの理念を踏まえた区の施

策との整合性

② 当該施設を取り巻く環境やニーズに対する理解・対応

③ 安全配慮・感染症対策を含む危機管理対策

④ 備品管理・設備保守計画

⑤ 魅力ある提案内容・事業計画、利用促進策

⑥ 利用者へのおもてなし、高齢者・障がい者への配慮、公平性の確保

⑦ 地域・他施設との事業連携、区民・NPOとの協働

⑧ 施設の有効活用、サービス向上につながる自主事業等

2 管理運営経費の節減

⑨ 提案金額(※価格評価点)

⑩ 収支計画の妥当性、利益や還元方法に対する考え方

Ⅱ 管理運営主体の適格性

3 団体の経営方針、管理運営能力、実績・専門性 等

⑪ 経営方針、管理運営能力、同種施設の管理運営実績、専門性の有無

⑫ 職員の雇用方針や労働環境、職員配置、研修・支援体制

4 行動規範、社会的責任・貢献 等

⑬ 法令遵守、透明性、情報公開・個人情報保護、高齢者・障がい者雇用への取組、環境

への配慮 等

⑭ 区内経済への貢献(区内事業者への発注、区内の雇用拡大)

※ 応募団体(共同事業体を構成するいずれかの団体を含む)が区内事業者である場合には、地域

経済の活性化や雇用促進を図るため、選定の合計点の5%を加点いたします。

(5)候補者としてふさわしい団体を選定できない場合の対応

① 審査の結果、候補者となることができる最低基準点以上の団体が存在しなかった場合は、周知

方法等を工夫のうえ、再度公募を行うものとする。

② 選定した団体が提出した書類等に虚偽があることが判明した場合、協議調整が整わなかった

場合その他選定した団体を候補者として選定できなくなった場合は、次点候補者と協議を行い、

候補者とするものとする。

なお、次点候補者がいない場合は、再度公募を行う。

③ ①及び②において、施設管理上緊急に指定管理者を指定しなければならない場合は、公募によ

らないことができる。

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Ⅳ 業務の実施について

1 業務内容

指定管理者が行う業務の詳細は、別添「指定管理者が行う業務の概要」をご覧ください。主な

事業は、以下のとおりです。

(1) センターの利用に関すること

(2) 区内における創業支援に必要な事業

(3) 区内中小企業の経営革新に必要な事業

2 管理運営経費

(1) 利用料金制

センターは利用料金制を導入しており、指定管理者は区からの指定管理料のほか、利用者か

らの利用料金及び各事業の収入等を自らの収入とすることができます。

(2) 指定管理料

① 指定管理料の内訳

ア 業務報酬

人件費単価は、次の積算表を参考に算出します。

人件費 (共済費を含む)

センター長 5,990千円

副センター長 4,913千円

一般職員 4,049千円

常用非正規 3,159千円

臨時 (法定福利費あり) 1,994千円

臨時 (法定福利費なし) 1,730千円

「指定管理料算定にかかる人件費単価積算表 令和2年度」財政課資料

イ 管理運営委託費

管理運営費・設備保守管理費・事業費・経営改善チーム経費 等

ウ 小破修理費

小破修理費として毎年度 80万円程度を計上し、年度ごとに清算します。

② 指定管理料の算定・支払い

指定管理料は、年度ごとに区の予算額の範囲内で指定管理者と協議を行い、年度協定によ

り定めるものとします。また、支払方法についても年度協定において定めることとします。

令和3年度の提案上限価格 46,995,000円

(3) 指定管理者の収入

指定管理者の収入として見込まれるものは、以下のとおりです。

① 指定管理料

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② 利用料金(スタートアップ・オフィス、シェアード・オフィス、研修室、会議室、付帯設

備の使用料)

利用料金については、条例及び施行規則に定める額を上限として、区長の承認を得て、指

定管理者が定めることができます。

③ 創業及び経営革新の支援に関する事業に係る収入(講座・講習会等の受講料・教材費等)

※参考 区が実施する講座・講習会等の受講料算定方式は次のとおりです。

講師謝礼等の経費÷受講者定員+実費

④ その他管理運営に伴い発生する収入(複写機利用料等)

⑤ 目的事業収入

産業施設に関する販売用商品の販売など清涼飲料水以外の自販機などを設置することで、施

設の設置目的の範囲内において施設利用者の利便性を図り、指定管理者側は見込まれる歳入か

ら委託料を差し引くことができる事業収入です。当該事業収入については、すべて指定管理者

の収入とするため、区への利益還元は必要ありません。

(4) 利益等の適正化

区では、指定管理料の適正化と安定的な指定管理業務の遂行を確保するため、あらかじめ本

指定管理業務における指定管理者の適正な利益等(営業利益と販売費及び一般管理費)を定め、

適正な運営を図っていきます。

応募の際、ご提出いただく収支計画書において、応募者が希望する利益(営業利益)と想定

される本社経費(販売費及び一般管理費)を提示してください。なお、本社経費の算定にあた

り、自らの財務諸表における割合を根拠とせずに算出した場合は、以下の項目を明らかにした

書類を収支計画書に添えて提出してください。

① 本社経費の算出根拠とその科目(内訳):科目は税理士が妥当性を判断できるレベルまで

具体的に記入してください。

② 応募団体の財務諸表において上記①の科目に対応する額:財務諸表上、その科目が明らか

でない場合は、財務諸表と収支計画書が比較できるように財務諸表を作り替えて提出して

ください。

東京税理士会板橋支部により、妥当な利益率と本社経費率を算出します。

当初設定する利益等の率を超過した場合の還元方法については、あらかじめ基本協定書に記

載すると供に、毎年度、年度協定事項協議時に指定管理者が利益率超過分還元型もしくは、利

益等計画時還元型のいずれかより選択することとします。

ア 利益等率超過分還元型

当初設定した利益等の率を超過した場合は、その超過した率の2分の1に相当する額

を、経営努力に対するインセンティブ付与の観点から、指定管理者の利益として認め、残

り2分の1に相当する額は区に還元します。

還元方法は、現金による還付を原則とします。しかしながら当該年度の予算では見込ん

でいないものの、利用者への予防保全としての安全性・快適性の向上や、施設利用率の向

上を追求することにより、利用者はもとより区及び指定管理者双方の利益還元成果を望む

ものであることから、以下の選択肢の中から指定管理者と協議の上決定するものとしま

す。

1)現金による還付

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2)施設の安全性につながる修繕及び工事

3)施設利用者の要望を踏まえた備品の更新

4)施設の設置目的の範囲内で、区民サービスの向上に資する無料事業の実施

還元にあたっては、1つあるいは複数の方法を選択して、区に全額還元するものとしま

す。その際、1)施設の安全性につながる修繕及び工事、または 2)施設利用者の要望を踏ま

えた備品の更新の方法において還元する場合の総額及び1件当たりの上限については、協

定書に定める修繕及び工事、並びに備品購入費の総額及び1件当たりの上限とします。

また、計画的に実施する修繕工事との関係や備品の帰属について、あらかじめ明らかし

た上で還元方法を選択するものとします。

区は、事業報告を受けてから1か月以内に還元方法や内容(概算額や件名など)を承認

し、指定管理者は、事業報告を行う年度内に還元を完了させるものとします。

なお、利益等の率が年度協定書に定めた率を下回った場合は、必要な利益等を認めた上

での事業活動の結果であることから、補填等の対応はしないものとします。

イ 利益等計画時還元型

毎年度、指定管理者は事業計画書を作成し、区と年度協定を協議の上、定める利益等

(本社経費及び利益の合計)について、年度協定時に利益等の2分の1(端数切捨)に相

当する額を指定管理料より先に還元する場合は、収支報告時に利益等の率を超過した場合

でも利益の還元を求めないものとします。

指定管理者間における競争性の硬直化を防止すると供に、経営努力の成果に対するイン

センティブ付与の効果をより高める観点から、当初設定した利益等の率を超過する利益額

はすべて指定管理者の利益として認めます。

ただし、指定管理者が収支報告時に設定した利益の率を超過しない場合においても、区

は年度協定時に差し引いた利益等額の返還は行わないものとします。

(5) 会計の独立

指定管理者は、管理運営に係る経理事務を行うにあたり、自身の団体と独立した会計帳簿書

類及び経理規程を設けてください。

(6) 管理口座

団体自身の口座とは別に、本管理運営経費と収入を管理する口座を設置してください。

(7) サービス水準の設定

「サービス水準」とは、公の施設の設置目的を実現するために、指定管理期間において

指定管理者が達成すべき目標とその数値のことです。サービス水準を設定し、評価するこ

とで、区民サービスの質の向上を「見える化」し、区と指定管理者が施設における課題や

成果を共有した上で、改善へとつなげていくことが可能となります。

指定管理団体は、基本協定を締結する際に、指定管理期間に達成する具体的な目標と

サービス水準(評価指標及び目標値)を設定し、それぞれについて5か年の内訳を明記

した「サービス水準書」を提出します。

サービス水準書の作成にあたり、「具体的な目標」と「サービス水準(評価指標及び目

標値)」は、本要項に記載する施設の設置目的、基本理念、行動規範を踏まえ、基本理念

の達成に資するものを選定し、その理由も明らかになるように記載します。

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(8) 情報公開について

応募書類は、東京都板橋区情報公開条例に基づき、情報公開の対象となります。ただし、非

開示事由(同条例第6条第1項第1号~第6号)に該当する場合は非公開とすることができ

ることから、情報公開請求があった際には、必要に応じて区と応募者が協議するものとしま

す。

3 行動規範

指定管理者は、当該センターが公の施設であることを常に念頭におき、公平な運営を行うこと

とし、特定の団体が有利又は不利となる運営をしないこと。また、以下に挙げた法令等のほか、

業務を遂行するうえで関連する法令等がある場合はそれらを遵守してください。

(1) 地方自治法

(2) 板橋区立企業活性化センター条例

(3) 板橋区立企業活性化センター条例施行規則

(4) 板橋区個人情報保護条例

(5) その他関係法令

※ 指定期間中に上記法令等に改正があったときは、改正された内容を適用します。

4 業務の引継ぎ

(1) 板橋区議会の指定議決(令和 2年 12月中旬予定)後、板橋区及び現在の指定管理者と業務

の引継ぎを行うこととします。

(2) 指定期間内に指定が取り消された場合又は次期指定管理者候補団体が決定した場合は、セ

ンターの管理運営に支障を来さないよう、業務の引継ぎを区及び次期指定管理者候補団体に

対して行うこととします。

(3) 業務の引継ぎにかかる経費は、それぞれの指定管理者の負担となります。

5 年間事業計画書の提出

指定管理者は、指定期間内においては、毎年 2月末日までに次に掲げる事項を定めた事業計画

書を区に提出し、その承認を得なければなりません。

(1) 管理運営業務体制

(2) 事業の内容

(3) 管理運営業務に要する経費の総額及び内訳

(4) その他区が必要と認める事項

6 事業報告

指定期間中は、以下の事業報告をしていただきます。

(1) 月報の提出

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指定管理者は、月報(業務内容:オフィス入居者状況、利用状況、収入状況、施設の管理状

況、小破修理工事、職員研修等の統計・報告)を作成し、区に提出していただきます。

(2) 事業報告書

指定管理者は、年度終了後 30日以内に事業報告書を作成し、区に提出していただきます。

7 指定管理者が行う業務に対する監査及びモニタリング・評価に関すること

(1) 監査

地方自治法第 199条第 7項の規定により、区長又は監査委員が必要と認めたときは、指定管

理者が行う公の施設の管理の業務にかかる出納関連の事務について監査を行います。

(2) 指定管理者が行うモニタリング【毎年実施】

管理業務の実施状況など協定書に定める事項の点検・確認をする事業報告を作成するととも

に、指定管理者が自らの責任と費用に基づき、利用者の意見や要望等を把握するために利用者

アンケートを行い、自己評価を行います。アンケートの実施方法は、個別面接・回収箱・郵送・

インターネットなどの中から指定管理者の判断で、適正な実施を確保します。

(3) 施設所管課が行うモニタリング【毎年実施】

区は、指定管理者の業務の遂行状況等を確認するため、モニタリングを適時実施します。モ

ニタリングの結果、指定管理者が業務の基準を満たしていないことが明らかなときは、区は指

定管理者に対して業務の改善等の指示を行うことがあります。

(4) 評価委員会による評価【令和5年度中を予定】

指定期間の中間年には利用者代表等を含めた「評価委員会」を設置し、事業報告書の内容審

査、利用者アンケート調査結果の内容審査、現地調査及びヒアリングなど評価委員会による評

価を実施します。また、評価委員会が行う評価を補完するため、財務状況と労働条件の点検を

外部専門家により実施します。評価の結果については、ホームページ等に公表します。

① 財務状況の点検(経営状況の分析・評価)

目的:公の施設の管理運営を安定的・継続的に代行できる状況にあるか確認

内容:税理士等による書類審査、ヒアリング等

② 労働条件の点検(労働環境の分析・評価)

目的:適正な労働環境(労働基準法関係等)の確認と確保

内容:社会保険労務士による現地確認、書類審査、従業員面接、ヒアリング

(5) 立ち入り検査

区は、指定管理者に対して、業務及び経理の状況について報告を求め、実地に調査し、又は

必要な指示を行うことができます。

8 環境マネジメントシステムについて

指定管理者は、センターの管理業務を履行するにあたり、板橋区環境マネジメントシステム

(ISO14001)に基づき、環境保全に向けた取組みをしなければなりません。

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9 防火管理者の選任

指定管理者は、区に代わり消防法に定める防火管理者を定め、防火管理上必要な業務を行わせ

るほか、消防計画の作成その他の火災予防等に当たるものとします。指定管理者が消防署へ届け

出ることになりますが、板橋区長との連名になりますので、区に協議してください。

10 財産の帰属について

備品購入、消耗品にかかわらず、指定管理料に基づき購入した物品は全て帰属権を区とします。

11 指定管理者に対する監督等

区は、センターの適正な管理運営を期するため、指定管理者に対して随時業務内容又は経理の

状況に関する報告を求め、ヒアリングや実地調査を行います。また、施設の状況を把握し、板橋

区の施策へ反映するための視察等についても協力していただきます。

12 区内経済への貢献等の要請

(1) 再委託先、従事者雇用について区内事業者・区民を優先するよう努力してください。

(2) 従前の指定管理者に雇用されていた者の雇用に配慮してください。

(3) 障害者雇用促進法に基づき、障がい者の雇用拡大に配慮してください。

13 指定の取消等

指定管理者が管理運営の業務又は経理の状況に関する区長の指示に従わないとき、業務の評価

結果が条例第 27条第 3項各号に掲げる基準を満たしていないとき、条例第 29 条に規定する管理

の基準等を遵守しないときなど、当該指定管理者による管理を継続することが適当でないと認め

られる場合は、区は条例第 30 条の規定によりその指定を取り消し、又は期間を定めて管理運営

業務の全部若しくは一部の停止を命ずることがあります。

指定の取消し、業務停止命令を行う場合は、行政手続法及び行政不服審査法の規定に基づき、

意見陳述の機会の付与、不服の申し立ての制度があります。

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14 指定管理者と板橋区の責任分担

項 目 指定管理者 板橋区

施設の管理業務(オフィス入居審査、施設の貸出、利

用指導、受付案内、利用者サービス等) ○

施設の維持管理(清掃、施設保守点検、設備等法定点

検害虫駆除、安全衛生管理及び光熱水費・通信費支出

等)、環境保全

物品管理(備品を含む) ○

施設利用の承認・不承認・承認の取消し ○

利用料金制度に伴う料金収受事務 ○

事故対応(被害者対応、関係機関への報告など) ○ (指示等)

災害時対応(連絡体制確保、被害調査・報告、応急措

置等) ○ (指示等)

災害復旧 ○

(休館等、工事への協力) (指示等)

行政財産の目的外使用に関すること(自動販売機の

設置)

(使用電気量及び電気料

金の報告)

(有償貸付契約・貸付料

及び電気料の徴収)

施設の改修及び修繕等

注) 総額として年度協定により支払う金額が限度 ○ (大規模改修工事)

施設の法的管理 ○

管理瑕疵責任 設計や構造に関するもの ○

運営や日常管理に関するもの ○

包括的管理責任(管理瑕疵(かし)責任を除く) ○

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15 リスクへの対応

指定期間中、主なリスクについては、以下の負担区分を基本とします。

リスクの種類 内 容 指定管理者 板橋区

法令などの変更 指定管理者が行う管理運営業務に影響

を及ぼす法令等の変更 協議事項

物価 指定後のインフレ、デフレ ○

金利 金利変動 ○

施設競合 施設競合による利用者減、収入減 ○

需要変動 当初の需要見込みと異なる状況 ○

運営費の膨張 区以外の要因による運営費の膨張 ○

施設損傷

施設、機器等の損傷 協議事項

管理上の瑕疵による火災事故等 ○

損害賠償

施設、機器等の不備又は施設管理上の瑕

疵による事故 協議事項

指定管理者の責による施設管理又は運

営上の瑕疵による事故 ○

災害時 本施設が防災拠点として利用された場

合の業務停止による運営リスク 協議事項

16 業務の継続が困難となった場合

(1) 指定管理者の責に帰すべき事由による場合の措置

指定管理者の責に帰すべき事由により事業の継続が困難となった場合は、区は指定の取消及

び協定の解除をするものとします。この場合、区に生じた損害は指定管理者が賠償するものと

します。なお、次期指定管理者が円滑かつ支障なくセンターの管理運営業務を遂行できるよう、

引継ぎを行うものとします。

(2) 当事者の責に帰すことができない事由による場合の措置

不可抗力等、区及び指定管理者双方の責に帰すことができない理由により、センターの管理

運営業務の継続が困難になった場合は、業務継続の可否について協議するものとします。協議

の結果、業務の継続が困難だと判断した場合は、区は指定の取消及び協定の解除をするものと

します。

17 注意事項

(1) 指定管理者は、センターの管理運営に係る業務の全部又は主たる管理業務を第三者に委託

しないこと。

(2) 区の条例及び規則に準拠した情報公開及び個人情報保護に関する規程を定め、職員に周知

徹底すること。

(3) 事業継続計画(BCP)、緊急対応策、防犯対策についてマニュアルを作成し、職員に周知徹

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底すること。

(4) 指定管理者が施設の管理運営にかかる各種規程又は要綱を作成するときは、区と協議して

行うこと。

(5) 業務に必要な各種規程がないときは、板橋区の諸規定に準じて、又はその趣旨に基づいて

業務を実施すること。

(6) 指定管理者は、この要項に規定するもののほか、指定管理者の業務の内容及び処理につい

て疑義が生じた場合は、区と協議の上決定するものとする。

(7) 板橋区の施策、事業には協力すること。

(8) 職員が基本的人権について正しい認識をもって業務の遂行をするよう、適切な研修を実施

すること。

(9)情報公開について、応募書類は、東京都板橋区情報公開条例に基づき、情報公開の対象とな

ります。ただし、非開示事由(同条例第6条第1項第1号~第6号)に該当する場合は非公開

とすることができることから、情報公開請求があった際には、必要に応じて区と応募者が協

議するものとします。

Ⅴ 協定の締結

選定結果を基に、指定管理者候補団体との協議を踏まえ仮協定を締結します。議会の議決後に仮

協定を締結した団体を指定管理者に指定し、本協定を締結する予定です。なお、協定書の発効は令

和 3年 4月 1日とします。主な協定内容は、以下のとおりです。

1 仮協定

(1) 対象施設及び指定期間に関する事項

(2) 指定管理者候補団体及び指定に関するに関する事項

(3) 区と指定管理者候補団体の義務に関する事項

(4) 準備行為に関する事項

(5) 選定または指定の取消しに関する事項

(6) 基本協定が不調となった場合の費用負担に関する事項

(7) 地位の譲渡などの禁止に関する事項

2 基本協定

(1) 指定期間に関する事項

(2) 利用の許可等に関する事項

(3) 事業計画に関する事項

(4) 利用料金に関する事項

(5) 区が支払うべき経費に関する事項

(6) 管理業務を行うにあたり保有する情報の公開及び個人情報の保護に関する事項

(7) 自主事業に関する事項

(8) 事業報告及び事業評価に関する事項

(9) 不服申し立て及び損害賠償の取り扱いに関する事項

(10) 引継ぎに関する事項

(11) 指定の取消し及び管理業務の停止に関する事項

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(12) モニタリング、評価に関する事項

(13) 区内経済への貢献に関する事項

(14) 定款等の重要事項が変更になった場合の届出に関する事項

(15) 特別な事情により協定を改定することができることに関する事項

(16) 協定に定めのない事項についての協議に関する事項関する事項

3 年度協定

(1) 業務の仕様に関する事項

(2) 当該年度に実施する事業計画に関する事項

(3) 当該年度に支払うべき経費に関する事項

(4) 履行確認等事業報告に関する事項

Ⅵ 問合せ先

板橋区 産業経済部 産業振興課 担当:関根

電 話:03-3579-2172 FAX:03-3579-9756

E-mail:[email protected]