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会社概要
株式会社エクステンド
皆様方からご愛顧いただいておりました株式会社フィナンシャル・インスティチュートは、2015年12月に株式会社エクステンドに社名を変更いたしました。今日までに4,000社を超える企業の再生のご相談をお受けし、250社の企業の再生・売上向上をお手伝いさせていただきました。
会社名 株式会社エクステンド代表取締役 沖原 厚則本社(東京) 〒105-0004
東京都港区新橋1-7-11 橋善ビル4階
支社(大阪) 〒550-0004大阪市西区靭本町1-11-7 信濃橋三井ビルディング10階
従業員数 42名 (2016年3月末現在)
顧問契約社数 249社 (2016年3月末現在)
面談相談社数 4,174社 (2016年3月末現在)
1© EXTEND Corporation, 2016
野上智之プロフィール
公立大学法人北九州市立大学、商学部経営学科を卒業。
大学卒業後、大手システム会社に就職。その後、人との関わりを大切にしたい想いから、幼児から社会人までの個人向け教育事業と法人向け社員研修事業を運営する会社へ転職し、多くの新規部門の立ち上げに従事する。
また、西日本の責任者として、組織統括も行う。この部門の運営経験から、事業計画・営業戦略・業績管理・組織構築・評価制度など、多くのことを実践で学び、人財育成と収支損益の黒字がなければ、企業は元気にならないという想いが強くなり、資金管理も併せて支援ができる経営コンサルタントに転身。
10年超の現場実績で、現在12社の企業様の支援にあたる。
2© EXTEND Corporation, 2016
本日の内容 (14:00~16:00)
1.産業競争力強化法経営改善計画策定支援事業 経営改善サポート保証
2.経営改善サポート保証活用のための
経営改善計画書とは融資獲得の為の経営改善計画書の作成方法
3.成功事例紹介具体的に何をすべきか
◎ 個別相談(ご希望の方)本日 簡易なご相談 (16:00~)
後日 具体的なご相談 (90分程度)
3© EXTEND Corporation, 2016
産業競争力強化法
平成25年12月4日に「産業競争力強化法」が成立しました。
本法律は、アベノミクスの第三の矢である「日本再興戦略」(平成25年6月14日閣議決定)に盛り込まれた施策を確実に実行し、日本経済を再生し、産業競争力を強化することを目的としています。
我が国の産業競争力強化のためには、日本経済の3つの歪み、すなわち「過剰規制」、「過小投資」、「過当競争」を是正していくことが重要であり、本法律は、そのキードライバーとしての役割を果たすものであります。
具体的には、「企業実証特例制度」による企業単位での規制改革や、収益力の飛躍的な向上に向けた事業再編や起業の促進などの産業の新陳代謝を進めることで、我が国の産業競争力を強化します。
4© EXTEND Corporation, 2016
経営改善計画策定支援事業 資料②
6© EXTEND Corporation, 2016
経営改善計画策定支援事業 資料③
7© EXTEND Corporation, 2016
経営改善サポート保証
本保証制度の対象となるスキーム
①中小機構の再生支援全国本部
②事業再生ADR
③整理回収機構
④地域経済活性化支援機構
⑤東日本大震災事業者再生支援機構
⑥私的整理ガイドライン
⑦個人債務者の私的整理ガイドライン
⑧中小機構から出資した再生ファンド
⑨経営サポート会議(金融機関等の関係者により個々の事業者を
支援する信用保証協会等を事務局とした支援の枠組み)
9© EXTEND Corporation, 2016
①中小企業再生支援協議会
中小企業再生支援協議会は、産業競争力強化法127条に基づき、中小企
業再生支援業務を行う者として認定を受けた商工会議所等の認定支援機
関を受託機関として、同機関内に設置されています。中小企業再生支援協
議会は、平成15年2月から全国に順次設置され、現在は全国47都道府県
に1ヶ所ずつ設置されています。
中小企業再生支援協議会では、事業再生に関する知識と経験とを有する
専門家(金融機関出身者、公認会計士、税理士、弁護士、中小企業診断士
など)が統括責任者(プロジェクトマネージャー)および統括責任者補佐(サ
ブマネージャー)として常駐し、窮境にある中小企業者からの相談を受け付
け、解決に向けた助言や支援施策・支援機関の紹介や、場合によっては弁
護士の紹介などを行い(第一次対応)、事業性など一定の要件を満たす場
合には再生計画の策定支援(第二次対応)を実施しています。
10© EXTEND Corporation, 2016
②事業再生ADR
◆ADRとは
ADR (Alternative Dispute Resolution)とは、「 裁判外紛争解決手続 」 の略称で、訴訟手続によらずに民事上の紛争の解決をしようとする当事者のため、公正な第三者が関与して、その解決を図る手続のことです。
ADRの手続は、裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律 ( ADR法 ) を根拠法とし、法務大臣の認証を受けた事業者 ( 認証ADR機関 ) がその手続を実施します。
◆事業再生ADRとは
事業再生ADRは、ADR手続の一種であり、「過剰債務に悩む企業」の問題を解決するため、平成19年度産業活力再生特別措置法(産活法)の改正により創設され、平成25年度産業競争力強化法(以下、「強化法」という。)第51条乃至第60条)により引き継がれた制度です。
事業再生ADR手続の利用目的は、事業価値の著しい毀損によって再建に支障が生じないよう会社更生法や民事再生法などの法的手続によらずに、債権者と債務者の合意に基づき、債務 ( 主として金融債務 ) について、猶予・減免等をすることにより、経営困難な状況にある企業を再建することであります。
11© EXTEND Corporation, 2016
③整理回収機構
株式会社整理回収機構は預金保険機構の100%出資による公的整理機関
(The Resolution and Collection Corporation 略称:RCC)。
1999年(平成11年)4月1日整理回収銀行と住宅金融債権管理機構(存続会社:住宅金融債権管理機構)の合併により誕生。
住専7社の債権回収と破綻金融機関の債権回収を主な業務とし、破綻金融機関の経営者に対する刑事・民事の責任追及も行う。
後に信託業務を兼営し、破綻・公的資金注入銀行以外の金融機関から債権を信託方式で時価取得し、再生または証券化を通じてオフバランス化する業務が追加された。しかし、時価で買収することから金融機関側から見れば売却の時点で損失計上を迫られること、不良債権のみ買い取られ事業再生ではなく回収のみ行われるという悪印象から、債権売却が進まず後に産業再生機構設立の契機となる。
12© EXTEND Corporation, 2016
④地域経済活性化支援機構
地域経済の活性化を図り、併せて、地域の信用秩序の基盤強化にも資するようにするため、有用な経営資源を有しながら過大な債務を負っている中小企業者その他の事業者の事業の再生の支援及び地域経済の活性化に資する事業活動の支援を行うことを目的に、次の業務に取り組んでいます。
(1) 事業再生支援業務
有用な経営資源を有しながら過大な債務を負っている事業者であって、その事業の再生を支援することにより地域経済の活性化が図られるような中小企業者等について、事業の見直しや再構築による十分な事業利益の確保、過大債務の削減等による財務の再構築等を図る事業再生計画に基づき、事業再生を支援します。
平成25年3月の法改正により、当機構による支援期間は3年以内から5年以内へと延長され、中小企業者等に対するより足の長い事業再生支援が可能となりました。また、支援決定時等における対象事業者名の公表についても、大規模事業者以外の事業者については一律の公表義務が無くなったことから、名称を公表することなく支援を受けることが可能となりました。
再生支援の決定は、同30年3月31日(あらかじめ主務大臣認可を得た事業者については同年9月30日)までに行うものとされています。
(2) 地域経済活性化事業活動支援業務
13© EXTEND Corporation, 2016
⑥私的整理ガイドライン
私的整理ガイドラインとは
平成13年に政府が発表した緊急経済対策を受けて採択されたもので、法的手続を使わず債権者と債務者との合意に基づき、債権放棄などを行うための手続規定です。
経済団体連合会や全国銀行協会などを委員とする私的整理に関するガイドライン研究会が公表したものであり、法的拘束力はないものの真に再建に値する企業の私的整理に関する金融界・産業界・経営者間の一般的コンセンサスとされています。
私的整理ガイドラインの特徴として、 債権者が債権の無税償却ができること、経営者と株主は責任を負うこと、法的再生と同水準かそれ以上の再生が図れること、法的再生手続きを申立てる可能性があることなどが挙げられます。
14© EXTEND Corporation, 2016
⑨経営サポート会議
☆経営サポート会議とは
経営改善計画を有する中小企業者と取引金融機関とが一堂に会して情報共有を行うことで、中小企業者の早期経営改善等を図ることを目的とした会議です。
☆利用場面
・返済方法の変更を考えているが、金融機関の対応が異なり意見交換をしたい。
・現状の資金繰りを金融機関に説明して協力を要請したい。
・経営改善計画を策定したので、スピーディに課題を解決したい。
☆経営サポート会議の特長
中小企業者が策定した経営改善計画を一堂に会した取引金融機関にまとめて
説明できます。
会議運営にかかる諸費用は、原則として無料です。
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⑨経営サポート会議 (一般)
中小企業者 メイン行
事前要請
保証協会中小企業者 メイン行
開催の方向性決定
経営サポート会議の開催(中小企業者による支援要請内容の説明と質疑応答)
結果集約
取引金融機関による支援
© EXTEND Corporation, 2016
⑨経営サポート会議 (経営改善計画策定支援事業・大阪版)
17© EXTEND Corporation, 2016
保証協会への会議開催の意思表示(口頭)
案件の発生企業と認定支援機関による計画作成
関係機関との計画案調整
計画への合意形成
同時並行が望ましい
経営サポート会議の実施
経営サポート会議開催の案内送付
保証協会による会議の日程調整
⑨経営サポート会議 (経営改善計画策定支援事業・大阪版 当日の流れ)
18© EXTEND Corporation, 2016
・資料配布(企業側で用意)・当日の流れの説明
事務局
・開催のあいさつ事務局
・経営計画の説明・20~30分程度
企業・認定支援機関
・質疑応答・意見交換
企業・出席機関
・同意書発行等の合意形成方法・今後のスケジュールの確認
事務局
成功事例紹介1
項目 状況 備考
業種 建設業
年商 50,000千 売上同等
利益 3,000千 毎期利益増加
実質自己資本 ▲40,000千 実質債務超過
借入金 35,000千 月商8ヶ月
債務償還年数 12年 妥当年数
手元現預金 400千 月中資金不足
取引行数 3行
課題 粗利率が低い
買掛金・租税の滞納
経理体制が脆弱
20© EXTEND Corporation, 2016
成功事例紹介1
• 効果
保証協会付融資の短期・長期を合算し、経営サポート保証で15年返済に巻き替えしました。
工事引当の継続的な融資支援を約束しました。
21© EXTEND Corporation, 2016
成功事例紹介1
22© EXTEND Corporation, 2016
残高 当初元金 15年元金 負担
合計 15,429 229 86 △143
長期A 2,500 50 86
長期B 2,000 45 -
長期C 5,712 86 -
長期D 3,217 48 -
短期E 2,000 0 -
成功事例紹介2
項目 状況 備考
業種 工業製品卸業
年商 900,000千 毎期売上減少
利益 100千 毎期利益増加
実質自己資本 ▲40,000千 実質債務超過
借入金 300,000千 月商4ヶ月
債務償還年数 3,000年 途方もない数字
手元現預金 10,000千 月中資金不足
取引行数 8行 多い
課題 大手の業績に左右される
粗利率が低い
固定資産がない
23© EXTEND Corporation, 2016
成功事例紹介2
• 効果
条件変更分はそのまま条件変更の継続ができました。
新規融資60,000千が15年返済で実行されました。
引き続き手形割引枠の確保を約束しました。
24© EXTEND Corporation, 2016
本制度を活用できる企業様 (都道府県により異なる要件あり)
• 経営を抜本的に見直し、改善したいという意欲のある企業様。
• 通常返済でもリスケ中でも利用可能で、資金繰りが苦しい企業様。
• 過去は苦しい業績であったが、現在若しくはこれからは
前向きな業績になる企業様。
• 借換後の返済ができるキャッシュフローを確保できる企業様。
• 利益を見ているのではないので、減価償却費など経費を計上して赤字企業でもよい。
• 試算表が正しく毎月作成している企業様。
• 粉飾はほどほどの企業様。
• プロパーが少ない企業様。
• メイン行が積極的である。25© EXTEND Corporation, 2016
本制度の課題
• 制度をほとんど知られていません。
(金融機関・税理士・経営者)
• 経営改善計画書を作る人がいません。
26© EXTEND Corporation, 2016
注意点
• H28年予算はありますが、H29年以降は
いつまであるか不明です。
• 計画策定には半年程度かかります。
• 予算は消化次第、終了します。
27© EXTEND Corporation, 2016
コンサルティング8つの指針
強みを伸ばし、弱みを強化する。そうして、バランスの良い八角形を目指します。
平日(祝日除く)9時30分~18時30分
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