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電池診断装置(電池診断技術)
⼤阪市淀川区⻄中島5-13-12 谷ビル1FTEL: 06-4805-8728 FAX: 06-4805-8722
http://goiku.com2015.6.2
電池診断装置 コンピューティング・アナライザー
電池の良し悪しがわずか1秒で解析できる診断装置
この機器のご利⽤によって
○ 使⽤中の電池の”良否”、”性能”、”残量”を短時間に正確に知ることが できる。
○ その結果、「安全・安心」に電池の活⽤ができる。
○ この技術は、鉛、ニッケル水素、リチウムイオンなど、あらゆる二次 電池に活⽤される。
充電式電池に関して
鉛電池が⾃動⾞のエンジンスターター⽤の適⽤に始まり、携帯ラジオ・オーディオに、また、昨今は、携帯電話、スマートフォン等の情報端末機器には必須のものとなっています。
将来は、EV、エネルギー環境整備にも⼤々的に適⽤される計画も種々報じられています。今や、電池を考えない機器は存在し得ない趨勢にあります。しかし、電池に関するユーザーの認識はどの程度か、電池への信頼感はどうかに関してはユーザー個々によって⼤きく違いがあるのではと感じられます。
充電式電池に関して(適応例)
携帯電話 デジタルカメラ ゲーム機
モバイルコンピュータ
電動工具ハイブリッド⾃動⾞ その他
医用器具
デジタル血圧計 ペースメーカー電動⾞椅⼦
充電式電池に関して(形状)
充電式電池(充電すれば何度も使用できる電池)
乾電池(充電できない使い捨て電池)
鉛蓄電池 ニッケルカドミウム電池 ニッケル水素電池 リチウムイオン電池
マンガン電池・アルカリマンガン電池 リチウム電池
46.6億個
電池使用上の課題
外観からは使用している電池が「良いのか、悪いのか?」⾒えない、分からない。しかし、なんとなく良くない気がする。
どうやって判断しているか?電圧で判断 ← 乾電池からの慣習 乾電池は、電圧を測れば、その容量がおおよそ推定できた。
充電式電池は充電すれば電圧は復帰するしかし、すぐ使えなくなった。電圧はあったのにどう判断すれば良いのか?
電池の電圧は何なのか?
あるボトルに水を注入する事を想定・水の水位(h )が電圧(V)に相当する。
・⼊っている水の量(リットル:L )は、底面積(S )と 水位(h )を掛け合わせた量となる。 L= h × S
・この底面積が電池では、電流容量(Ah) に相当する。 したがって電池の今ある電気量(Q )は Q = V × Ah = Wh となる。
・上面までの高さをh_maxとすると、 このボトルに蓄える事のできる量(L_max)は L_max = h_max となる。
・電池の場合は、 最⼤電圧(V_max)とすると、 蓄えられる最⼤電気量(Q_max)は Q_max = V_max × Ah となる。 ただし、この最⼤電圧は、電池種によって異なる。
V
ボトル
水位 h
底面積(S)
h_max
電池の容量とは?
電池の容量は、蓄える事のできる最⼤電気量(W_maxgh)である。W_maxgh = V_max × Ah電流容量(Ah)に⽐例する。
最⼤電圧(V_max)は、電池種によって決まる。(右表)したがって、同じ電池種であれば電池の性能は電流容量次第となり、この計測が短時間、簡易に可能となれば、今使っている電池の性能を知ることができる。
※ 従来は、いったんフルに充電し、その後、⼀定の電流(A)で放電し、所定の電圧まで低下するまでの時間(h)とから電流容量(Ah)を算出していた。通常4時間以上、⼤型電池では10時間以上を要していた。
電池種 定格電圧(V) 最大電圧(V)
鉛 2.0 2.3
ニッケルカドニューム/ニッケル水素 1.2 1.4
リチウムーイオン(燐酸鉄系) 3.2 3.6
リチウムーイオン(Co, Ni, Mn 系) 3.7 4.2上記電圧は、⼀般的数値であり、メーカ、機種によって微妙に異なる。
電池診断装置 コンピューティング・アナライザー
Computing Analyzer
従来は、数10時間を要した電池の性能や容量の計測が、わずか1秒で可能となる電池診断装置
●特許技術「 Advanced I.C & C方式 」●特許技術「 充電状態計測装置 」
この2つの特許技術により、○ 電池劣化度(SOH)○ 電池残量(SOC) を瞬時に正確に測定します。
リチウムイオン電池、鉛電池、ニッケル水素電池等にも応⽤できます。
電池診断装置の構造
� 世界初、当社独⾃の特許技術による電池診断� プリンターによりデータ出⼒可能(オプション)� データ解析⽤のノートパソコンと接続可能(USB端⼦装備)� LANにより、ホストコンピュータへの接続も可能
導入する効果
・電池パック・セルの良否、充電率を数秒で正確に測定できます。・電池は、リチウムイオン、鉛、ニッケル水素など、あらゆる種類に対応が可能 (電池の種類ごとに設定を変える必要があります)・検査装置として、生産ラインに簡単に組み込めます。
電池の検査に関わる費用と時間の大幅な削減へ
電池診断装置の用途
○ 電池製造工場の生産ライン○ 品質管理・性能検査○ 出入荷時の性能チェック○ 電池組み⽴て時の品質均⼀化○ 定期検査
など多様な場面で活⽤いただけます。
電池の生産ラインへの導入
電池診断装置
リチウムイオン電池生産ラインに電池診断装置を組み込み
充電・放電検査での応用
従来の充放電検査では�高価で大掛かりな設備・場所が必要�充電・放電に数時間〜数十時間かかる
電池診断装置の各検査工程への導入
数秒で容量(SOH)と充電率(SOC)を正確に診断!!
受け入れ検査出荷検査
定期抜き取り検査工程内検査
ガソリンタンク、水ボトルのような流体容器と異なり、電気エネルギーを溜める電池は、容器の容量⾃体が変化します。その原因は種々ありますが、短期的には温度が関係し、⻑期的には経年変化があります。
そして、充電/放電の不適正な無理な使⽤による劣化促進もあります。この変化を的確に捉えることにより、電池使⽤上の従来曖昧であった表⽰量が正確になり、信頼できる機器設計となり、また、種々の電池にかかわる災害もより完璧に防止することができます。
本技術は、単に電池の診断装置としてだけでなく、安全・安心な充電方式、正確なFUELメーターなどに広く応⽤展開できるものと確信します。
是非、本商品に込められた技術のご展開と商品ご活⽤への検討を給わりたくお願いする次第です。
まとめ