日本ユニシスグループの働き方改革...2019/09/30 · 日本ユニシスグループの働き方改革 2019 年 9 月日本ユニシス株式会社労働政策研究・研修機構

日本ユニシスグループの働き方改革

2019年9月日本ユニシス株式会社

労働政策研究・研修機構(JILPT)労働政策フォーラム「労働時間・働き方の日独比較」2019年9月30日

2 ©2019 Nihon Unisys, Ltd. All rights reserved.

会社紹介

社名日本ユニシス株式会社 Nihon Unisys,Ltd.設立 1958年（昭和33年）3月29日（設立6１年）代表者代表取締役社長平岡昭良資本金 54億8,317万円売上高 2,869億77百万円（連結、2018年3月期）従業員数 4,190名、グループ：7,817名(2018年3月31日現在)グループ会社 18社事業内容クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス、

コンピュータシステムやネットワークシステムの販売・賃貸、ソフトウェアの開発・販売、各種システムサービス

シンボルスポーツ実業団バドミントン部

髙橋・松友ペア


日本ユニシスグループの新しい存在意義

顧客・パートナーとともに社会を豊かにする価値を提供し社会課題を解決する企業

ビジネスエコシステムを創る中核となりデジタルトランスフォーメーションを実現する

プラットフォームを提供する

日本ユニシスグループが価値提供する注力領域を特定しビジネス拡大とともに人財改革・風土改革を推し進める

日本ユニシスの存在意義


Foresight in sight 2020 風土改革施策

⾃ら価値を創造し、ビジネスエコシステムをデザインする力を高めるため、イノベーション人財・経営人財育成などの人財改革と、多様な人財の活躍を促す組織改革を推進する。

・環境変革、価値観・スタイル変革、システム変革

・労働効率を向上し、新たな価値を創出

・多様な働き方に対応した環境の整備

・従業員エンゲージメントの向上

・ビジネスプロデュース人財の育成

・経営リーダー排出に向けた人材パイプラインの構築と人材育成プログラムの実施

・若手の積極的登用

Workstyle Foresight ®

・多様な人財の採用・活用・活躍支援

・ダイバーシティを受容する風土の醸成

・多様な人財によるビジネスエコシステム創出

・女性管理職比率10％達成（2020年度当社単体目標）

DiversityForesight ®

・業務構造・プロセスを見直し、標準化・バックキャスティング・マネジメントの定着・マネジメントとメンバーとのコミュニケーション強化(目標設定・評価制度など見直し)

ManagementForesight ®

組織・人財改革働き方改革ダイバーシティ推進業務プロセス・制度改革

・人的資本ポートフォリオの変革

・エントリーマネジメントの変革

・タレントマネジメント・ジェロントロジー時代に向けたシニア戦略化

・健康経営の推進

Human ResourceForesight TM

戦略的人事改革


働き方改革：Workstyle Foresight

新ビジネス創出や個々人の成長に向け個人生活も大切にしながら

豊かな発想ができるゆとりを持つためにメリハリのある健康的な働き方を目指す

日本ユニシスグループの働き方改革Workstyle Foresight

Workstyle Foresight ビジョン



ビジネスエコシステムの確立を支え、持続的競争優位の源泉となる人財を活かしながら

生産性３０％向上イノベーションを喚起する風土の醸成

を目的とした働き方改革を推進し、収益向上に資する

Workstyle Foresightのミッション



環境変革価値観・スタイル変革プロセス変革

戦略的ファシリティマネジメント（拠点整理、最適化）

残業メリハリ活動在宅勤務・テレワークペーパーレス健康経営

ICTツール活用（システム変革）クラウドファースト（Office365®利用）モバイルファースト（mobiGate®）Skype® for Business利用企業内SNS活用

会議改革電子承認Foresight in sight ®活動

働き方改革（Workstyle Foresight ）として4つの変革を実施働く環境（時間、場所）に関する施策働くスタイル(価値観) に関する施策仕事（業務）のプロセスに関する施策働く環境を支えるシステムに関する施策


Workstyle Foresight ：４つの変革

カテゴリ施策

①環境変革フリーアドレス拡大サテライトオフィス利用促進

②価値観・スタイル変革

残業メリハリ・年休取得推進活動テレワーク拡大、テレワーク・デイズ参加T3活動

③プロセス変革Foresight in sight 活動VPMM

④システム変革 ICT活用／インフラ整備


①環境変革：フリーアドレス、サテライトオフィス

他拠点の集約・省スペース化とともにコミュニケーション活性化を目指しフリーアドレス化を実施

働き方改革・多様な働き方への対応として大手町・新宿・丸の内サテライトオフィスの利用を促進

■フリーアドレス ■サテライトオフィス

環境変革価値観・スタイル変革

プロセス変革

ICTツール活用（システム変革）


①環境変革：サテライトオフィス

利用者数の遷移

サテライトオフィスの利用者数などを毎月モニタリング。定期的に利用者アンケートを実施し随時改善実施。

・携帯の充電器が欲しい

・文房具が欲しい・PCの充電器が欲しい・打ち合わせスペースが欲しい


プロセス変革



②価値観・スタイル変革：残業メリハリ・年休推進活動

残業メリハリ年休取得日数

全社員年間目標

残業ゼロ（5時間以下）の月を年1回以上 : 100% 年休取得率：80％以上

残業メリハリ活動100％、年休取得率80％を目指す活動

• 年休取得奨励日の設定• アニバーサリー休暇の実施• 連続休暇取得の推奨• 休暇取得予定カレンダーの運用推奨

• 勤怠報告システムでの入退館時刻とPCログオンログオフ時刻可視化


プロセス変革



時間の使い方（意識）と業務（仕組み）を見直し、考える機会とする

残業時間ゼロの月を年間で1ヶ月以上達成【目標】

風土化

見える化

分析

対応

成長・チャレンジ

特定の人/チーム/組織の残業が多い、残業が定常化している、などの状況認識

会議が多い、トラブルや緊急対応が多い、移動/出張が多いなど分析リソース配分の見直し、

会議改革、Skype会議の利用、品質向上、知財活用、組織をまたがる業務の調整など対応

残業ゼロにチャレンジしながら、自己啓発、社外ネットワーク拡大社会貢献活動などにもチャレンジ

残業一覧

アンケート


プロセス変革


②価値観・スタイル変革：残業メリハリ・年休推進活動


②価値観・スタイル変革：テレワーク拡大

2017年より全社員対象の「③テレワーク」を開始場所や時間を有効活用する柔軟な働き方の促進を目指す

②主たる事業場以外での就業・サテライトオフィス、他事業所・外出・出張中の一時立ち寄り

②主たる事業場以外での就業

在宅勤務（Smart-Work）主たる事業場以外での就業テレワーク拡大

①在宅勤務（Smart-Work）

①在宅勤務（Smart-Work）・生産性および効率性向上を目的に一定期間自宅で業務に従事する在宅勤務制度（登録制）

①在宅勤務（週3以上）

2017年度~

2008年度

2016年度

NULグループのテレワークの進化

③テレワーク・⾃宅を含め、一日就業が可能な場所での就業

テレワーク先駆者百選総務大臣賞※受賞

※総務大臣賞：総務省がテレワーク先駆者百選として公表した企業等の中から、他社が模範とすべき優れた取組を行っている企業等に授与


プロセス変革



イベント参加により、さらなるテレワークの

定着へ

②価値観・スタイル変革：テレワーク・デイズ参加

日本ユニシス・グループのテレワーク・デイズ参加方針

情報共有掲示板を活用した実証実験

【2017年】期間：1日参加率：41%

【2018年】期間：5日参加率：64%※BCP訓練も同時

実施

【2019年】期間：15日(平日のみ)参加率：集計中※TDM対応として各組織が検討している対策も同時実施

写真出典：”災害写真データベース”.一般財団法人消防防災科学センター


プロセス変革



イントラパーソナル・ダイバーシティ（個の中の多様性）の促進

②価値観・スタイル変革： T3(Time to Think)活動

実施施策施策内容

T3活動（Time To Think）

毎週、担当している業務以外のこと（新ビジネスのアイデア創出やリサーチ等）に取り組む活動

ROLESROLES

ROLESROLES


プロセス変革



④システム変革：ちゃちゃっと案内

知的エージェントサービス「RinzaTalk®（リンザトーク）」を社内向けサービスとして提供

チャットボットの活用で情報収集の時間を短縮


プロセス変革



④システム変革：RPA、o365活用

情報システム部門主導で、社内にRPAを展開

生産性向上、業務効率化をもたらすソフトウェアロボットによる業務の代行➡操作・作業を⾃動化する技術

RPA（Robotic Process Automation）


プロセス変革


例：「契約代行分請求書発行のための請求データ入力」をRPA化することで仕事量は約30分の1に

Skype for Business／企業内SNSなどの活用により、コミュニケーションの促進／生産性の向上を図る


エンゲージメント・マネジメント

組織における自律的なエンゲージメント向上～エンゲージメント向上を通じた“ありたい姿”の実現～

ありたい姿(To Be)

現状(As Is)

日本ユニシスグループの企業価値向上の原動力となる、強い「組織力」の醸成を目的として、組織における自律的エンゲージメント向上を推進する「エンゲージメント・マネジメント施策」を実施

企業価値向上の原動力となる強い「組織力」

期待・満足度

理念戦略への共感仕事のやりがい

職場の一体感


社員相互に “感謝やリスペクトを見える化”

Strategy

Skill

Structure System

Staff Style

SharedValues

感謝したい相手に“感謝の気持ち”を贈る

日々のチャレンジや変革活動への参加にポイントを付与

エンゲージメント・マネジメント：F-POINT

働き方改革


会社と社員の双方がより強固な信頼関係を築きながら成長し続ける

エンゲージメント・マネジメント

Strategy

Skill

Structure System

Staff Style

人財改革

SharedValues

組織改革働き方改革

Hard Elements

Soft Elements

ビジネスエコシステム戦略オープンイノベーション戦略風土改革／人財改革ダイバーシティ＆インクルージョン

ビジネスプラットフォームICTプラットフォームユニシスCDP/F-POINT

構造改革／業務プロセス改革組織編制／組織開発専任部署人事制度改革

T3活動Foresight in sight活動

4-LAB®人財育成体系キャリアパススキルディクショナリ

ユニシスCDP /F-POINT変革リーダー育成多様な人財の戦力化


働き方改革経営への効果

生産性向上36％


働き方改革経営への効果

Diversity Foresight ®

ManagementForesight ®

Workstyle Foresight ®

働き方改革組織・人財改革

ダイバーシティ推進

業務プロセス・制度改革

Human ResourceForesight ™戦略人事改革

Documents

日本ユニシスグループの働き方改革...2019/09/30 · 日本ユニシスグループの働き方改革 2019 年 9 月 日本ユニシス株式会社 労働政策研究・研修機構

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