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分会回覧・掲示 2017年3月号 福井県教職員組合 女性部 NO.4 もし、窓口が学校ということになったら大変です! こんなことがあるかも・・・ その他、 提出されている草案 「家庭教育支援法案」 「家庭で親が子に国や社会に役立つ人になるための教育をしましょう。国や地方自治体はその手助け をします。」という法案。一見よさそうなのですが、国の価値観を押しつけ、男女や親子の役割を固定化 しかねない恐れもあります。この法が意図していることが、「お国のために役立つ子どもを育てよう」「戦 前の日本に戻ろう」・・・だとしたら怖いですね。 「フラワーアレンジメント講習会」 12月27日(木) 昨年に引き続き、希望がとても多かったお正月用のフラワーアレンジメントを教えて いただきました。黒色の器に松や桃色のラン、紫色の葉ボタンや赤色のカーネーション などを思い思いに生けました。明るい色の花がたくさんあり、お正月らしい華やかなア レンジメントになりました。 また、講習会は、地元で人気のアップルパイをいただきな がら、楽しいおしゃべりタイムで盛り上がりました。 【参加者の声】 ・講師の先生が二人いてくださり、いろいろ アドバイスをいただきながら生けることが できたので、初めてでしたが完成できました。 ・お正月の素敵なお花ができ、さらにおいしい アップルパイと飲み物をいただきながらゆっ くりとおしゃべりもでき、良いリフレッシュに なりました。来年度もこのような学習会がい いなと思いました。 吉田支部 そちらに〇〇という子が転校してきたと思う。昨年離婚をし たのだが、私はその子の親です。今度、授業参観に行きます。 子どもの家にも行きたいので、住所も教えてほしい。 〇〇ちゃんは、「お父さんとお母さんが一緒に暮らしていた時は、怖 くて嫌な思い出ばかりだ。」と言っていたわね。 もしかして、虐待があったのかも?でも真実はわからないし・・・ こんな難しい判断、法律で私たちに押しつけられてもできないわ! 早いもので今年度も残りわずかとなりました。一年間、ご理解ご協力いただきありがとうござ いました。心より感謝申し上げます。 私たち教職員が仕事に追われ、日々忙しく過ごしている間に、さまざまな法が成立したり改正 が行われたりしています。(まるで「国民が気づく前に行ってしまおう!」「じっくり考える時間を 与えてはいけない」としているかのように・・・) 今後法がつくられるかもしれないものを紹介します。「忙しい!」と言っている間に大変な国 になってしまわないよう、正しい知識をもち、自分自身そして子どもたちを守りましょう。 草案が提出されたもの 「親子断絶防止法案」 離婚後に子どもが一緒に住んでいない方の親(別居親)と交流を続けられるようにして、子ど もの健全な成長を確保していこうという法律。親に対しての義務というより地方自治体の責務 を明らかにするという意味あいが強いもの。地方自治体は親に対して「必要な情報提供、助言そ の他の援助を行う」とされています。 <問題点> 〇地方自治体といっても窓口がはっきりしていないこと 〇判断がとても難しいこと ・・・「DV・虐待の場合は特別な配慮をするように」と草案には書かれていますが、裁判所で さえ「DVや虐待」の事実認識に苦労しているのに、窓口になったところができるはずが ありません。 また、判断を誤ると、「(DV・虐待などしていないのに)情報提供を拒否された」として裁 判を起こされるリスクがあります。 〇子どもが「絶対に(別居親には)会いたくない。」と言っても、別居親の思いの方が優先される 可能性があること ・・・ 虐待でも日常的暴言や性的虐待は客観的証拠が残りにくいものです。客観的証拠が明 白に認められない場合、交流が認められる可能性が高くなります。 子どもの言い分や心の傷が無視される恐れがあります。

「フラワーアレンジメント講習会」 吉田支部 · 今後法がつくられるかもしれないものを紹介します。「忙しい!」と言っている間に大変な国

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Page 1: 「フラワーアレンジメント講習会」 吉田支部 · 今後法がつくられるかもしれないものを紹介します。「忙しい!」と言っている間に大変な国

■分会回覧 ・掲示 ■ 2 0 1 7 年 3月号

福井県教職員組合 女性部 NO. 4

もし、窓口が学校ということになったら大変です!

こんなことがあるかも・・・

その他、

提出されている草案

「家庭教育支援法案」「家庭で親が子に国や社会に役立つ人になるための教育をしましょう。国や地方自治体はその手助け

をします。」という法案。一見よさそうなのですが、国の価値観を押しつけ、男女や親子の役割を固定化

しかねない恐れもあります。この法が意図していることが、「お国のために役立つ子どもを育てよう」「戦

前の日本に戻ろう」・・ ・だとしたら怖いですね。

「フラワーアレンジメント講習会」 12月27日(木)

昨年に引き続き、希望がとても多かったお正月用のフラワーアレンジメントを教えて

いただきました。黒色の器に松や桃色のラン、紫色の葉ボタンや赤色のカーネーション

などを思い思いに生けました。明るい色の花がたくさんあり、お正月らしい華やかなア

レンジメントになりました。

また、講習会は、地元で人気のアップルパイをいただきな

がら、楽しいおしゃべりタイムで盛り上がりました。

【参加者の声】

・講師の先生が二人いてくださり、いろいろ

アドバイスをいただきながら生けることが

できたので、初めてでしたが完成できました。

・お正月の素敵なお花ができ、さらにおいしい

アップルパイと飲み物をいただきながらゆっ

くりとおしゃべりもでき、良いリフレッシュに

なりました。来年度もこのような学習会がい

いなと思いました。

吉 田 支 部

そちらに〇〇という子が転校してきたと思う。昨年離婚をし

たのだが、私はその子の親です。今度、授業参観に行きます。

子どもの家にも行きたいので、住所も教えてほしい。

〇〇ちゃんは、「お父さんとお母さんが一緒に暮らしていた時は、怖

くて嫌な思い出ばかりだ。」と言っていたわね。

もしかして、虐待があったのかも?でも真実はわからないし・・・

こんな難しい判断、法律で私たちに押しつけられてもできないわ!

早いもので今年度も残りわずかとなりました。一年間、ご理解ご協力いただきありがとうござ

いました。心より感謝申し上げます。

私たち教職員が仕事に追われ、日々忙しく過ごしている間に、さまざまな法が成立したり改正

が行われたりしています。(まるで「国民が気づく前に行ってしまおう!」「じっくり考える時間を

与えてはいけない」としているかのように・・・)

今後法がつくられるかもしれないものを紹介します。「忙しい!」と言っている間に大変な国

になってしまわないよう、正しい知識をもち、自分自身そして子どもたちを守りましょう。

草案が提出されたもの

「親子断絶防止法案」離婚後に子どもが一緒に住んでいない方の親(別居親)と交流を続けられるようにして、子ど

もの健全な成長を確保していこうという法律。親に対しての義務というより地方自治体の責務

を明らかにするという意味あいが強いもの。地方自治体は親に対して「必要な情報提供、助言そ

の他の援助を行う」とされています。

<問題点>

〇地方自治体といっても窓口がはっきりしていないこと

〇判断がとても難しいこと

・・・「DV・虐待の場合は特別な配慮をするように」と草案には書かれていますが、裁判所で

さえ「DVや虐待」の事実認識に苦労しているのに、窓口になったところができるはずが

ありません。

また、判断を誤ると、「(DV・虐待などしていないのに)情報提供を拒否された」として裁

判を起こされるリスクがあります。

〇子どもが「絶対に(別居親には)会いたくない。」と言っても、別居親の思いの方が優先される

可能性があること

・・・ 虐待でも日常的暴言や性的虐待は客観的証拠が残りにくいものです。客観的証拠が明

白に認められない場合、交流が認められる可能性が高くなります。

子どもの言い分や心の傷が無視される恐れがあります。

Page 2: 「フラワーアレンジメント講習会」 吉田支部 · 今後法がつくられるかもしれないものを紹介します。「忙しい!」と言っている間に大変な国

「フラワーアレンジメント」12月26日(月)

12月26日(月)、大下公子先生を講師にお招きし、

お正月に向けたフラワーアレンジメントを行いました。

今年で4回目になるフラワーアレンジメントですが、

参加した会員は、大下先生の説明を熱心に聴きながら

取り組み、お正月らしい素敵な作品を仕上げていまし

た。

「新年を迎える花ができ、たいへんうれしいです。」

「お花を活けることに苦手意識をもっていましたが、丁寧な指導で分かり

やすかったです。」「お花を活けて、気持ちがリフレッシュできました。」など

の感想や「毎年、楽しみにしています。来年もぜひ・・・」との声をたくさんい

ただきました。

「学習会&食事会」8月26日(金)

「県女性部学習会」・「北ブロ母と女性教職員の会」の報告の後、食事会も行いました。

おいしい料理を囲みながら、日頃の教育活動への思いや悩みを語り合い、交流を深めました。

小学校再編により部員数は少なくなりましたが、当日はたくさんの部員の参加を得られました。

楽しく、にぎやかなひとときを過ごし、お互い明日へのパワーを養いました。

<感想>

・「イキイキ笑顔大作戦」を聞いて、私も割り箸で「笑顔ストレッチ」を続

けてアンチエイジングに挑戦してみたいです。

・「北ブロ母と女性教職員の会」で、安藤哲也さんの「仕事も育児も楽

しもう!笑顔のパパが社会を変える」という講演を聴き、安藤さんの

ような男性が増えるといいなと思いました。

・ふだん、学校が違うとなかなか話ができないのですが、今日は楽しく

語り合うことができました。こういう機会が年に1回はあると、互いの

交流が深まるし、それを励みにがんばろうと思います。

大 野 支 部

三 方 支 部

2017年度 予定6月 15日 女性部大会・学習会

8月1・2日 全国母と女性教職員の会 東京

8月20・21日 北陸ブロック母と女性教職員の会

福井県開催

11月 11日 県母と女性教職員の会(県教研12分科会)

「すべては笑顔のために~食と野菜と笑顔の関係~」

8月 9日(火)

8月9日(火)に、福井市テンダロッサにおいて、美味しいランチをいただきながら講師の先

生からお話を伺いました。講師を務めて下さったのは、テンダロッサシェフ由比寛さんとスク

ールカウンセラーの川合久利子さんです。

川合さんのご主人が移動販売されている野菜と、シェフの「笑顔でお帰りいただきたいと

の想い」がたっぷりこもった美味しいお料理、お二人の講師の先生のパワフルで魅力的な生

き方のお話から、多くのパワーをいただきました。

(参加者の感想から)

・とても元気づけられるお話でした。枠を設けないことが

成功の秘訣だったといわれていたことが印象的でした。

学校現場はどうしても"こうあるべき"枠や"ここまで達成"

というような評価にとらわれがちです。

先生のお話を聞いて、もう少しその枠にとらわれない余裕のある

働き方をしていきたいなと感じました。

・とってもおいしいお料理と共に、楽しい素敵な時間を過ごせ

ました。ありがとうございました。川合先生の前向きな明るい

生き方にとても元気がいただけました。

「フラワーアレンジメント」12月26日(月)

12月26日(月)に勝山中部中学校において、お正月花を使った

フラワーアレンジメントとリースづくりを行いました。講師の先生

からはこつを教えていただくのですが、 それぞれの個性が作

品に彩を添えます。他校の参加者との会話も楽しみながらの活

動です。

この時期はクリスマスやお正月に向かう頃で毎年の開催を

予定に組み込んでいる組合員も多数います。この時期の準備

を兼ねつつ、お花や会話から元気をもらうひと時となりました。

坂 井 支 部

勝 山 支 部