38
~ 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ ~ 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ JA MIYAGITOME 20TH ANNIVERSARY JA MIYAGITOME 20TH ANNIVERSARY みやぎ登米農業協同組合 みやぎ登米農業協同組合 宮城県登米市迫町佐沼字中江三丁目9番地の1 Tel 0220-22-8211(代表) Fax 0220-22-4731 ホームページ http://www.miyagitome.or.jp 「設立20周年記念誌」 1998~2017

地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

~ 地域とともに未来を創る  JAみやぎ登米20年の軌跡 ~~ 地域とともに未来を創る  JAみやぎ登米20年の軌跡 ~

JA MIYAGITOME 20TH ANNIVERSARY

JA MIYAGITOME 20TH ANNIVERSARY

みやぎ登米農業協同組合

みやぎ登米農業協同組合宮城県登米市迫町佐沼字中江三丁目9番地の1Tel 0220-22-8211(代表) Fax 0220-22-4731ホームページ http://www.miyagitome.or.jp

「設立20周年記念誌」1998~2017

Page 2: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

平成 9年 10月 14日

第 21回JA全国大会

J A 綱 領

-わたしたちJAのめざすもの-

わたしたちJAの組合員・役職員は、協同組合運動の基本的な定義・価

値・原則(自主、自立、参加、民主的運営、公正、連帯等)に基づき行動し

ます。そして、地球的視野に立って環境変化を見通し、組織・事業・経営

の革新をはかります。さらに、地域・全国・世界の協同組合の仲間と連携

し、より民主的で公正な社会の実現に努めます。

このため、わたしたちは次のことを通じ、農業と地域社会に根ざした組

織としての社会的役割を誠実に果たします。

わたしたちは

1.地域の農業を振興し、わが国の食と緑と水を守ろう。

1.環境・文化・福祉への貢献を通じて、安心して暮らせる豊かな地域

社会を築こう。

1.JAへの積極的な参加と連帯によって、協同の成果を実現しよう。

1.自主・自立と民主的運営の基本に立ち、JAを健全に経営し信頼を

高めよう。

1.協同の理念を学び実践を通じて、共に生きがいを追求しよう。

Page 3: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 11 -

経営理念発刊にあたって みやぎ登米農業協同組合代表理事組合長 榊 原   勇発刊を祝して  宮城県農業協同組合中央会会長     高 橋   正        登  米  市  長       熊 谷 盛 廣Ⅰ.JAみやぎ登米の概要 1.概  況 (1)管内の状況 (2)主要農産物 (3)組合員の推移 (4)出資金の推移 (5)主要事業取扱高の推移 2.組織機構図 3.主要事業所配置図Ⅱ.沿  革    第1年度から第9年度までのあゆみ(ダイジェスト)第10年度(平成19年度) 概況、主な事業第11年度(平成20年度) 概況、主な事業第12年度(平成21年度) 概況、主な事業第13年度(平成22年度) 概況、主な事業第14年度(平成23年度) 概況、主な事業震災特集ページ第15年度(平成24年度) 概況、主な事業第16年度(平成25年度) 概況、主な事業第17年度(平成26年度) 概況、主な事業第18年度(平成27年度) 概況、主な事業第19年度(平成28年度) 概況、主な事業第20年度(平成29年度) 概況、主な事業Ⅲ.協同活動の成果①くらしの活動②各部のイベント及び販促活動等③青年部・女性部の活動Ⅳ.自己改革の取組みについて(部門別の取組み)Ⅴ.みやとめさんの活動Ⅵ.歴代組合長・役員名簿 1.歴代組合長・役員名簿(平成30年4月現在) Ⅶ.褒  賞Ⅷ.JAみやぎ登米の特産品あとがき

 ……………………………………………………………………………………………1………………………2………………………3

   ………………………4

………………………………………………………………………………5~7

…………………………………………………………………………………8…………………………………………………………………9~10

………………………………11~12………………………………………………13………………………………………………14………………………………………………15………………………………………………16………………………………………………17

………………………………………………………………………18~19………………………………………………20………………………………………………21………………………………………………22………………………………………………23………………………………………………24………………………………………………25

……………………………………………………………………26~28

…………………………………29~30………………………………………………………………………31

…………………………………………32……………………………………………………………………………33~34

…………………………………………………………35~36…………………………………………………………………………………………37

目 次

Page 4: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 1 -

1.JAみやぎ登米は、JAの基本的使命と社会的責任

の重みを常に認識し、組合員結集による事業活動を展

開し、地域社会に対する信頼の確立を図ります。

2.JAみやぎ登米は、創意と工夫を活かした質の高い

サービスの提供により、組合員経済の向上および地域

社会の発展に貢献します。

経営理念

 JA設立20周年記念としてロゴマークならびにキャッチフレーズを設定しました。20周年の感謝を込めた各事業におけるキャンペーン・支店協同活動のイベント等をこのロゴマークとキャッチフレーズを活用してご案内してまいります。

20周年記念ロゴマーク・キャッチフレーズ

【ロゴマーク】

【キャッチフレーズ】

  ありがとう20年   地域と共に新たな未来へ

Page 5: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 2 -

 平成10年4月の登米郡8町の組合員、地域の期待を担ってみやぎ登米農業協同組合が誕生し、早くも20年の歳月が経ちました。 この間農業、農村を巡る環境は常に大きな変動の中におかれてきましたが、多くの組合員、地域利用者そして市、県、行政当局の御指導、御理解を頂き、ここに設立20年を迎える事ができました。組合員をはじめとする多くの関係各位に改めて感謝と敬意を表するところでございます。 近年は、国の規制改革推進会議等言われなき農協批判もある中、平成26年規制改革実施計画(閣議決定)に伴い平成31年5月までの農協改革集中推進期間として位置付けられ、改革を余儀なくされていますが、みやぎ登米農業協同組合設立以来一貫して地域農業の振興と農家所得の向上、地域貢献を果たすべく取組みを行い不断に改革・改善を実践してまいりました。 環境保全米の実践による高品質良食米の生産をはじめとする地域農業振興計画を実践し、畜産振興、園芸振興を図ってまいりました。成果として、全国一環境に優しい主食米産地としての評価を得、また、平成27年には、「第4回いきものにぎわい企業活動コンテスト」において、農業団体としてはじめて農林水産大臣賞を受賞することができました。畜産においては本州屈指の肉用牛産地として、先の「全国和牛能力共進会宮城大会」では、若雌の部において「さいぜんれつ号」が栄えある名誉賞を受賞し畜産振興に更なる弾みがつきました。園芸においては、胡瓜・キャベツ・花卉・苺の主力生産に加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が定着しております。一方では人口の減少、就農者の高齢化が進んでおり、一層の地域農業の構造改革、「地域営農ビジョン」の取組みが求められています。農協組織の体制改革を含めて、今後も組合員、地域利用者の負託に応えるべく取組みを強化してまいります。 今回の改革においては、地域営農類型が多様する中、それぞれの農家経営体にあった営農指導、経営相談、支援策の提案をしてまいります。大きくは、担い手、中核的担い手、多様な担い手と大別し、生産コスト引き下げや農業資金調達、経営相談、地域営農ビジョンの構築の支援等、渉外体制の充実を図り、「担い手支援センター」の設立を致しました。又、営農支援事業にも取り組んでまいります。一方組合員のくらしにおいては福祉事業の拡大、年金友の会活動、あぐりスクール「あぐリズム♬」を継続し、集落実行組合、青年部、女性部と共に支店協同活動の充実を図ってまいります。 みやぎ登米農業協同組合はこれからも協同組合運動を実践し、次世代に繋げる持続的農業の発展に努めてまいります。 結びに、20年という歳月の間、多くの組合員、役職員の皆様から、みやぎ登米農業協同組合に多大なるお力添えを頂きました事にあらためて感謝を申し上げ発刊にあたっての挨拶とします。

発刊にあたってみやぎ登米農業協同組合 代表理事組合長 榊 原   勇

Page 6: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 3 -

 この度は、みやぎ登米農業協同組合がめでたく「設立20周年」の節目を迎えられますこと、心よりお祝い申し上げます。 貴JAは、平成10年4月に旧登米郡内8JAの大同合併により誕生し、以来、今日に至るまで組合員と役職員が一丸となって協同活動に邁進され、地域農業の振興とJA事業、組織基盤の確立に取り組まれてこられました。 管内は、本県有数の米どころであり、古くから北上川や迫川の海運を利用し江戸に多くの米を供給し、江戸に米が登ったことが登米の由来とも聞いております。また、「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう!」を合言葉に貴JAから広まった環境保全米運動は、県内外から高い評価を得ております。最近では運動の一環として取り組んでこられました「田んぼの生き物調査」が、平成27年度「第四回いきものにぎわい企業活動コンテスト」において、全国のJAでは初めてとなる農林水産大臣賞を受賞なされております。これは継続して運動に取り組んできた成果の一つであります。 畜産においても東北有数の家畜飼養頭数を誇る大産地であり、昨年9月の第11回全国和牛能力共進会宮城大会では当地の「さいぜんれつ号」がみごと日本一を獲得し、全国にみやぎ登米の名を轟かせることとなりました。 こうしたJAの活動は農業生産に留まらず、農業体験「あぐリズム♬」開校による食農教育への取り組みや食農伝承館「和」の設置、マスコットキャラクター「みやとめさん」など生活・文化・福祉・広報活動全般にわたり、常に組合員や地域住民の期待や負託に応えながら、JAの存在価値を高められていることに深く敬意と感謝を表する次第です。 農業・JAをめぐる情勢は、かつてないほど厳しい状況にありJA経営に直結する大きな課題が山積しております。JAグループ宮城では、現在、JA自己改革を断行し、組合員とJAが共に未来へ進む協同活動に取り組んでおりますので、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 20年の歴史の中でJAみやぎ登米は、その時々の課題に対し真正面から取り組まれ、組合員の営農とくらしを守ってまいりました。こうした協同活動が評価され平成21年度にはJA全中の「優良農業協同組合表彰」を受賞されております。 これまでの協同活動を踏まえ、これからの新しい時代を見据えた中で組合員や地域住民とJA役職員が一層協力し合い、さらなる地域農業の振興と地域社会への貢献を通じて、貴JAが益々発展されますことをご祈念申し上げまして、発刊に寄せる言葉といたします。

発刊を祝して宮城県農業協同組合中央会  会 長 高 橋   正

なごみ

Page 7: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 4 -

 このたび、みやぎ登米農業協同組合が設立20周年を迎えられますことを、心からお祝い申し上げます。 平成10年4月に当時の登米郡8町8農協が広域合併して「みやぎ登米農業協同組合」が誕生し、はや20年が経過いたしました。この間、歴代組合長をはじめ役職員並びに組合員各位の英知とご努力により、本市農業の振興・発展に大きく貢献され、今日の確固たる基盤を築かれましたこと、心から敬意を表するものであります。 貴組合が、消費者の安全・安心のニーズに応えるため、全国に先駆けて取り組まれた環境保全米の栽培は、現在では市全体の約8割の地域で実践され、環境保全型農業の取組とともに良質米の産地として全国に認知されているところであります。 また、昨年9月に開催された第11回全国和牛能力共進会宮城大会(宮城全共)では、貴組合員が種牛の部第二区で宮城県勢初となる日本一の快挙を成し遂げるなど、宮城県代表として前回開催の長崎全共を上回る出品団体4位入賞の原動力となったことは、これまで取り組まれてきた育種改良や飼養管理技術などが全国の舞台において高く評価されたものと認識しております。肉用牛においては、飼養頭数はもとよりその品質においても本州最大の和牛の産地となり、園芸においても、きゅうり及びキャベツが国の野菜指定産地になるなど、本市は東北を代表する食材産地としても認知度が高まっています。農業を取り巻く情勢は、国において50年近く続いた米の生産調整が、平成30年産米から生産者や集荷業者などが自らの判断で需要に応じて生産する仕組みに移行するなど、新たな米政策がスタートいたしました。加えて、環太平洋経済連携協定(TPP)や欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)などの動向もあり、わが国の農業政策は大きな転換を迫られております。このような中、市といたしましては、本市農業を持続可能な誇れる産業として次代につないでいくためにも、これら激動する農業情勢をチャンスと捉え、産地間及び国際競争に打ち勝つ農業の確立を目指して各種取組を推進してまいりたいと考えているところであり、本市農業を牽引する貴組合の役割に大いに期待するところであります。 結びに、本記念誌が設立から組合員皆様とともに歩み発展してこられた「みやぎ登米農業協同組合」の20年の軌跡を振り返り、今後のさらなる発展の一助となることを願いますとともに、貴組合並びに組合員皆様のますますのご繁栄をご祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。

発刊を祝して

 登米市長 熊 谷 盛 廣

Page 8: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 5 -

Ⅰ.JAみやぎ登米の概要1.概  況(1)管内の状況 本組合は平成17年4月1日に誕生した登米市のうち、津山町を除いた旧登米郡8町(迫町、登米町、豊里町、石越町、南方町、米山町、中田町、東和町)を事業区域としております。登米市は宮城県北東部に位置し、北は岩手県一関市、藤沢町に接しております。 区域の東を北上川が、西を迫川が北から南へと流れ込み、その豊富な水源は生活用水のみならず、稲作を中心とする農畜産業を支える農業用水として非常に重要な役割を果たしております。また、北上川の東方は北上山地が縦走する山間地域となっており、迫川の西方は国内2番目のラムサール条約指定登録湿地である伊豆沼および長沼があり、毎年多くの渡り鳥が訪れます。区域の中央に広がる肥沃な穀倉地帯は県内有数の『米どころ』を形成し、管内全域で環境保全米運動を展開しております。 JA管内の面積は468.24㎢(宮城県全体の約6.4%)、人口は約8万人となっております。

(2)主要農畜産物【環境保全米の取り組み】 当JAでは「赤とんぼが乱舞する田んぼを目指そう!」を合言葉に、管内全水田面積の9割にあたる約8,300haで「環境保全米」の栽培に取り組んでいます。環境保全米は生産過程において、JAS有機から農薬化学肥料低減栽培までを3タイプ(A・B・C)に分け、最も多く取り組んでいるのがCタイプで、化学合成農薬の使用回数が当該地域で慣行的に行われている使用回数の1/2以下、かつ化学肥料(窒素成分)が当該地域で慣行的に行われている使用量の5割以下の栽培方法により生産されたお米です。

【全国有数の登米産牛】 畜産は米とともに、県内第一位の販売額となっております。特に肉牛は「仙台牛」として、年間約3,600頭を仙台食肉市場、東京食肉市場に出荷しており、生産量だけでなく質においても全国から高い評価を得ています。

【安全・安心な野菜の提供】 「きゅうり」と「キャベツ」は野菜生産の主力であり、国の指定産地として県内一の出荷量を誇っています。また、学校給食への食材提供など「地産地消」運動にも積極的に取り組んでいます。

Page 9: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 6 - - 7 -

(1) 組合員の推移

(2) 出資金の推移

(3) 主要事業取扱高の推移

 ②信用事業

 ③長期共済保有高

貯  金 貸 出 金(単位:千円)

20,000,000

0

40,000,000

60,000,000

80,000,000

100,000,000

120,000,000

150,000,000

0

5,000,000

10,000,000

15,000,000

20,000,000

25,000,000

 ④購買品供給高

 ①販売品販売高米 穀 園 芸 畜 産

(単位:千円)

貯   金

貸 出 金

128,591,900

30,842,665

H24104,162,650

35,472,059

H19100,308,538

36,594,258

H1498,609,319

34,812,068

H10

(単位:千円)

200,000

0

400,000

600,000

800,000

1,000,000

1,200,000

正組合員 准組合員(単位:人)

5,000

0

10,000

15,000

20,000

正 組 合 員

准 組 合 員

合   計

14,111

2,312

16,423

13,337

2,517

15,854

H24 H29

14,900

2,056

16,956

H19

15,690

2,116

17,806

H14

16,516

1,999

18,515

H10

721,751,987

H24

830,571,630

H19

959,306,670

H14

1,020,161,150

H10

(単位:千円)

3,000,000

0

6,000,000

9,000,000

12,000,000

15,000,000

11,645,039

H24

 130,087,293

30,261,022

H29

598,862,581

H29

9,735,054

H29

11,203,941

H19

10,620,303

H14

11,084,551

H10

8,696,658

1,669,342

6,030,623

16,396,624

H247,963,759

1,884,648

8,365,971

18,214,379

H2910,282,060

1,849,555

7,170,467

19,302,083

H1912,654,161

1,823,708

6,247,065

20,724,935

H1415,144,742

2,016,085

6,772,706

23,933,534

H10米 穀

園 芸

畜 産

合 計

項   目

出 資 金 総 額(千円)正組合員一人当り(円)

H10

7,345,900444,774

7,023,235441,672

6,834,475446,461

6,625,930455,969

6,459,725468,787

H14 H19 H24 H29

H29H24H19H14H10

出資金総額

正組合員一人当り

出資金額

出資金総額 正組合員一人当り(単位:円)(単位:千円)

01,000,0002,000,0003,000,0004,000,0005,000,0006,000,0007,000,0008,000,000 480,000

470,000460,000450,000440,000430,000420,000410,000400,000

※千円未満切り捨てて表示しております。

Page 10: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 8 -

平成30年4月1日現在

管理・生活福祉事業本部

経 営 改 革 推 進 室

総 務 課

経 営 企 画 課総 務 部

人 事 教 育 課

リ ス ク 管 理 課

監 査 室

食 農 推 進 課 宅 建 セ ン タ ー

生 活 福 祉 部 福 祉 課 食材宅配セ ン タ ー

葬 祭 課

新田支店(金融支店)

金 融 課 北方支店(貯金支店)

迫 支 店共 済 課 森 支 店(貯金支店)

営 農 経 済 セ ン タ ー 迫 あ ぐ り 店 舗

金 融 課

と よ ま 支 店 共 済 課

営 農 経 済 セ ン タ ー と よ ま あ ぐ り 店 舗

金 融 課

調

豊 里 支 店 共 済 課

営 農 経 済 セ ン タ ー

金 融 課

共 済 課

南 方 支 店西 部 L A セ ン タ ー

豊 里 あ ぐ り 店 舗

金 融 課

石 越 支 店 共 済 課

営 農 経 済 セ ン タ ー 石 越 あ ぐ り 店 舗

JAバンク・共済事業本部

営 農 経 済 セ ン タ ー 南 方 あ ぐ り 店 舗

金 融 課

共 済 課

よ ね や ま 支 店南 部 L A セ ン タ ー

営 農 経 済 セ ン タ ー よねやま あぐり店舗

金 融 課 宝江支店(貯金支店)

共 済 課 上沼支店(貯金支店)部

な か だ 支 店東 部 L A セ ン タ ー 浅水支店(貯金支店)

営 農 経 済 セ ン タ ー

融 資 課

な か だ あ ぐ り 店舗

金 融 課

東 和 支 店 共 済 課東 和 あ ぐ り 店 舗

営 農 経 済 セ ン タ ーロ ー ン セ ン タ ー

西 部 M C共 済 保 全 課

南 部 M C共 済 部 共 済 普 及 課

信 用 推 進 課

農 業 金 融 セ ン タ ー金 融 部 資 金 課

中 央 M C

本店=7部 2室 22課 L P ガ ス セ ン タ ー事 故 相 談 課

支店=基幹支店8、金融支店1、貯金支店5迫 S S

LAセンター3、営農経済センター 8 農 業 機 械 課

「経済事業所等」 新 田 S S農 機 自 燃 部 自 動 車 課

カントリーエレベーター 7か所と よ ま S S

ライスセンター 1か所 燃 料 課

水稲種子センター 1か所 豊 里 S S

水稲種子温湯消毒施設 1か所 営 農 企 画 課石 越 S S

有機センター 7か所水 田 農 業 推 進 班

胡瓜選果場 1か所 南 方 S S

カーライフセンター 1か所 営 農 部 米 穀 課よ ね や ま S S

デイサービスセンター 2か所米 穀 検 査 課

介護支援センター 1か所 ブランド戦略推進会議 な か だ S S

Yショップ西郷店 1か所 園 芸 課東 和 S S

店舗外ATM 14か所畜 産 課

葬祭会館 3か所 配 送 セ ン タ ー

経 済 部 あ ぐ り 推 進 課J A グ リ ー ン

2.組織機構図

Page 11: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 9 - - 10 -

3.主要事業所配置図

南方支店南方町西山成前71番地の6

よねやま支店米山町西野字西裏8番地

豊里支店豊里町上町裏124番地

とよま支店登米町寺池目子待井82番地

東和支店東和町錦織字内ノ目71番地の1

カーライフセンター中田町石森字蓬田180番地の3

葬祭会館やすらぎホールさぬま迫町佐沼字天神前30番地の3

JAグリーン中田町石森字駒牽405番地の1

食農伝承館「和」中田町宝江黒沼字町80番地

新田支店迫町新田字狼ノ欠20番地の115

なかだ支店中田町石森字駒牽265番地の1

石越支店石越町北郷字長根126番地

本 店 迫町佐沼字中江三丁目9番地の1◇総務部◇金融部◇共済部◇営農部

◇生活福祉部

◇農機自燃部

◇経済部 なごみ

迫支店

Page 12: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 11 -

平成10年度(1998年)~平成18年度(2006年)

Ⅱ.沿革

旧登米郡内8つのJAが合併して「JAみやぎ登米」が誕生

JAグリーン・配送センター落成

第1回通常総代会、同7月に続会

臨時総代会

臨時総代会(役員報酬・事業計画の一部変更を原案通り承認)

JAみやぎ登米公式ホームページオープン

平成10年 4月

平成11年 4月

平成11年 6月

平成11年 7月

平成11年 8月

平成13年 9月

JAみやぎ登米

Page 13: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 12 -

低温・日照不足の異常気象による「JAみやぎ登米農作物異常気象災害対策本部」を設置

管内全域で環境保全米運動への取り組み開始

登米市の指定金融機関として業務開始

集落営農ビジョンづくり運動開始

第35回日本農業賞(集団組織の部)大賞受賞 JAみやぎ登米稲作部会連絡協議会が「環境保全米運動」の取り組みが評価され、第35回日本農業賞(集団組織の部)大賞受賞

当JA初となるセルフ給油所(なかだ給油所)をオープン

管内6ヵ所の自動車センターを集約し、「カーライフセンター」をオープン

南方基幹支店オープン 南方地域のJA拠点となる南方基幹支店をオープン

本支店機能の見直しにより25支店を基幹支店8支店、金融支店7支店、ふれあい店10店に再編

平成15年 8月

平成16年 2月

平成17年 4月

平成17年12月

平成18年 2月

平成18年 4月

平成18年12月

平成19年 3月

平成19年 3月

Page 14: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 13 -

平成19年度(2007年)WTO農業交渉・日豪EPA交渉対策JAみやぎ登米総決起大会 我が国の農業や食料自給率に甚大な影響が懸念される「WTO農業交渉」・「日豪EPA交渉」に対処して、総決起大会を開催し、政府に重要品目の除外や毅然とした姿勢で交渉を中断することを求める決議を採択

JAみやぎ登米誕生10年記念式典 10月20、21日に開催した第10回アグリフェスタにおいて、JAみやぎ登米誕生10年記念式典を挙行。退任された組織関係者への感謝状の贈呈、経済評論家の内橋克人氏の記念講演を行う。 組合員毎戸に誕生10年記念誌「10年の想いを明日の飛躍に」を発刊

米・畜産・農業所得・WTO対策JAみやぎ登米組合員総決起大会 経営所得安定対策の見直しや米の緊急対策、計画生産の実効性確保、原油・輸入飼料の価格高騰対策についての大会決議等を採択

よねやま給油所、南方給油所新装オープン よねやま給油所、南方給油所をセルフサービス型給油所に新装オープン

迫給油所新装オープン 迫給油所をセルフサービス型給油所に新装オープン

平成19年 4月

平成19年10月

平成19年11月

平成19年11月

平成20年 1月

Page 15: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 14 -

平成20年度(2008年)ローンセンターオープン 機構改革により経営管理室を設置。組織広報課を総務課と統合。土・日曜日も営業のローンセンターを本店構内にオープン

年金友の会連絡協議会設立総会 JA共済全国優績組合表彰

原油・肥料・飼料等の高騰対策緊急本部設置 世界的な穀物需給の逼迫や原油・肥料・飼料等の高騰に対し、「生産コストに着目した経営安定対策」と「低コストに向けた支援対策」を実施。緊急対策資金の創設による金利負担や燃料油の値引き等、64,427千円相当の支援を行う。

阿部長壽前組合長がJA全中功労表彰を受賞 

とよま給油所新装オープン とよま給油所をセルフサービス型給油所に新装オープン

平成20年 4月

平成20年 4月

平成20年 5月

平成20年 8月

平成21年 3月

平成21年 3月

Page 16: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 15 -

平成21年度(2009年)飛鳥Ⅱクルーズで行く伊豆諸島クルーズと横浜の旅 「飛鳥Ⅱクルーズ定期積金」の企画により、当JA初となる豪華客船旅行に200名を超える参加 

豊里給油所新装オープン 豊里給油所をセルフサービス型給油所に新装オープン 葬祭会館やすらぎホールみなみかたオープン

 

平成21年度「優良農業協同組合表彰」受賞 合併以来十数年に亘る功績が認められ、平成22年3月5日に開催された全国農業協同組合中央会第56回通常総会において、当組合が平成21年度「優良農業協同組合表彰」を受賞

平成21年 9月

平成21年 9月

平成21年12月

平成22年 3月

Page 17: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 16 -

平成22年度(2010年)機構改革により生活福祉部を新設 生活福祉部を新設し、生活課、福祉課、葬祭課の3課体制とする。

南部農機センター(南部MC)オープン 中央MC(中田町宝江)、西部MC(迫町北方)に続き、南部MCをよねやま町域にオープン あぐりスクール「あぐリズム♬」開校 未来を担う子どもを対象とした農業体験あぐりスクールを開校。第一期生として管内の小学生33名が参加

よねやま基幹支店新装オープン よねやま町域1支店体制となる、よねやま基幹支店を旧米岡支店跡地にオープン

TPP参加断固反対ハガキ要請投函 農林水産大臣をはじめとした宮城県選出国会議員などに対し、交渉参加断固反対のハガキ1,100枚を郵送

石越給油所新装オープン 石越給油所をセルフサービス型給油所に新装オープン

TPP参加断固反対JAみやぎ登米組合員代表者緊急要請集会の開催 約900名が参加し、TPP交渉への参加に断固反対する集会宣言を採択 水稲種子温湯消毒センターオープン 温湯消毒した水稲種子の供給開始

デイサービスセンター「まごころ みなみかた」オープン 管内2か所目となるデイサービスセンターをオープン

平成22年 4月

平成22年 4月

平成22年 5月

平成22年 7月

平成22年11月

平成22年11月

平成22年12月

平成23年 1月

平成23年 2月

Page 18: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 17 -

平成23年度(2011年)支店力強化活動をスタート とよま支店をモデルに支店力強化活動をスタート。支店毎に理想の支店を目指し、来店者サービス、イベント、職員のスキルアップに関することなど、職員自らが企画したアクションプランを実践。平成25年度には全支店で支店力強化活動に取り組む。

第13回通常総代会開催 平成23年3月に発生した東日本大震災の影響により、通常総代会を1か月繰り延べて開催

「STOP・ザ・TPP」TPP交渉参加断固反対JAみやぎ登米大会 生産組織代表や総代、集落実行組合長、青年部・女性部ら250人が参加し交渉参加断固阻止を訴えた。

石越基幹支店オープン 震災で大きな被害があった石越基幹支店を支店構内敷地に新築

鹿野勝悦前組合長がJA全中功労表彰を受賞 

やすらぎホールさぬまオープン 葬祭課事務所を備えた葬祭会館「やすらぎホールさぬま」をオープン

JAみやぎ登米公式ホームページをリニューアル

平成23年度~

平成23年 7月

平成23年11月

平成24年 2月

平成24年 3月

平成24年 3月

平成24年 3月

Page 19: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 18 -

東日本大震災の対応

東日本大震災からの復旧・復興

東日本大震災の発生に伴い災害対策本部を設置 3月11日(金)午後2時46分、東北地方太平洋沖地震発生。直ちに対策本部を設置。被害状況の把握にあたる。管内でも家屋の倒壊、地盤沈下、道路の陥没に加え、電気・電話・水道等のライフラインが寸断。被害の大きさに状況把握には困難を極めた。 平成23年3月末まで、災害対策本部会議を延べ18回開催。平成22年度決算を約1か月遅らせて、JA施設の復旧に係る見積書の徴求並びに共済連による団体建物火災共済の査定作業を完了させる。 決算書に災害損失引当金および団体火災共済による補填額を計上する。

①組合員組織による支援活動 …震災後、被災地における活動として、各生産部会による支援活動や食材の提供等を実施。女性部による避難所での炊き出しや支援物資の提供。青年部による南三陸町入谷地区への水稲苗の提供等を行う。②職員互助会によるボランティア活動 …津波で大きな被害を受けた南三陸町で、職員述べ125名(25日間)がガレキ撤去等の支援活動を行う。③建物共済の支払状況 …JAみやぎ登米の地震被害に対する建物共済の支払額は、平成23年度末で16,352件、19億46百万円となった。④東京電力福島第一原発事故に関連する放射性物質問題 …農畜産物風評被害・価格の低迷、牧草の給与自粛・汚染稲わらの保管問題等による東京電力への損害賠償請求を実施。平成27年度末までには、8,889件52億30百万円の請求に対し、46億70百万円の支払状況となる。⑤被災したJA施設の復旧 …平成22年度決算で計上したJA施設の解体・修繕・建設に要する額である災害損失(引当金含む)は8億98百万となった。(団体火災共済金として3億59百万円を受け入れている)23年度より倒壊の可能性がある施設の解体、カントリー・倉庫の修繕のほか、被害の大きかった石越支店事務所の建設に向けて取り組んだ。⑥災害義援金の受入 …JAグループや取引先より、総額5億8百万円の義援金を受け入れる。⑦見舞金の進呈 …震災で被害を受けられた組合員に災害見舞金(総額1億26百万円)を進呈⑧塩化カリ肥料の無償配付 …平成24年産米・大豆の放射性物質低減対策として塩化カリを無償配付することを決定

平成23年 3月

Page 20: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 19 -

⑨大地震を想定した震災訓練の実施 …大震災での教訓を活かし、防災意識を向上させることを目的にJA本店および各支店において震災訓練を実施。以後、毎年3月11日の震災の日に訓練を実施している。⑩災害時における業務の早期復旧に向けた整備 …本店と全基幹支店を含む主要事業所間に無線機を設置。災害時の非常用電源として、本店本館事務所をカバーする発電機を設置。また、全セルフ給油所に、停電時に即時対応できる発電機用コンセントを整備。発電機等は中型1台、小型3台を準備し、在庫状況に応じて同時に4か所のセルフ給油所が稼働可能となる。

荷崩れした倉庫内(迫町大瀬倉庫)

地震災害対策本部を本店に設置 女性部による支援物資の搬入

Page 21: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 20 -

平成24年度(2012年)広報誌「米にけーしょん」誌面を全ページフルカラーにリニューアル

TPP交渉参加断固阻止緊急集会 生産組織代表や総代、集落実行組合長、青年部・女性部など230名が参加し緊急集会を開催。政府に対し十分な情報開示や国民的議論の展開などを求める集会宣言を採択

第14回通常総代会において新たに女性理事2名を選任

東和給油所オープン 東和給油所を移転し、管内8か所目となるセルフ給油所としてオープン

環境保全米こだわりのササニシキ復活プロジェクト栽培塾開校

吉田農業倉庫の新築 震災の被害により解体を余儀なくされた農業倉庫の集約化として、米山町の旧吉田支店敷地に農業倉庫を新築。約11万俵を低温で保管できるほか、約6,700袋の検査ができる検査場を併設

西郷店舗をリニューアル、ヤマザキショップ西郷店オープン

県内JAグループによる「みやぎ新JAビジョン研究会」に参画

平成24年 4月

平成24年 5月

平成24年 6月

平成24年 7月

平成24年 7月

平成24年11月

平成24年12月

平成25年 1月

Page 22: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 21 -

平成25年度(2013年)JAみやぎ登米青年部TPP交渉参加断固反対トラクターデモ 迫町内で青年部によるトラクターデモを実施。トラクター等20台を動員し、7キロの道のりで力強くデモを行った。 

JA・登米市・仙台ロイヤルパークホテルによる3者連携協定を締結 JA・登米市・仙台ロイヤルパークホテルの3者による登米産食材の供給・PRに関する連携協定締結 

職員集落担当制をスタート 集落実行組合長と職員が集落の課題やJA事業への提案等の情報交換を行うことを目的に職員集落担当制がスタート。毎月の集落実行組合長訪問は現在も継続している。

出逢いの場提供イベント「友こん」の開催 出逢いの場提供イベント「友こん」を開催。25年度は3回のイベントを実施

東日本大震災で被災した施設の復旧に目途 平成23年度から被災したJA施設の修繕・解体・建築を進め、平成25年度末をもって復旧がほぼ終了する。

平成25年 6月

平成25年 6月

平成25年 7月

平成25年 8月

平成26年 3月

Page 23: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 22 -

平成26年度(2014年)肉牛部会で銘柄を「仙台牛」に統一

とよま支店営農経済関連施設オープン とよま町域の営農機能の拠点として、営農経済センター、あぐり店舗、野菜集出荷場、米検査場を新築  地域営農ビジョンづくり運動キックオフ大会 農地を守り次世代へ農業を継承する取り組みとして、地域営農ビジョンづくり運動をスタート。集落での話し合いや農業経営の意向把握のためアンケート調査を実施

なかだ農業倉庫の新築 被災し解体が余儀なくされた倉庫の集約として、中田町のカントリーエレベーターに隣接して農業倉庫を新築。約8万俵を低温で保管できるほか、約6,300袋の検査ができる検査場および、管内3施設目となる均質化装置を併設 

広報誌「米にけーしょん」発行200号

デイサービスセンターまごころ開所10周年記念式典 デイサービスセンターまごころ開所10周年記念式典を開催

平成26年 4月

平成26年 4月

平成26年 5月

平成26年 8月

平成26年11月

平成26年 3月

Page 24: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 23 -

平成27年度(2015年)サイボーグ009きゅうり出荷式 登米市出身の漫画家石ノ森章太郎氏の代表作である「サイボーグ009」を管内産のきゅうり出荷箱に採用。仙台・東京を中心に出荷されているきゅうりの知名度アップに貢献  

葬祭会館やすらぎホールいしこしオープン 食農伝承館「和」完成 中田町宝江に食農伝承館「和」が完成。食農推進課(旧生活課)の事務所に加え、調理室、研修室を備える。

第4回いきものにぎわい活動コンテスト農林水産大臣賞受賞 生物多様性の保全に優れた活動をする企業や団体などを表彰する同コンテストにおいて、平成15年から続く環境保全米運動ならびに平成18年から続く田んぼの生き物調査の取り組みが評価され、農林水産大臣賞を受賞

平成27年 4月

平成27年 6月

平成27年 8月

平成27年10月

なごみ

なごみ

Page 25: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 24 -

平成28年度(2016年)オリジナルマスコットキャラクター「みやとめさん」の活動開始 JAみやぎ登米をPRするマスコットキャラクター「みやとめさん」の活動を開始。各種イベント・お祭りへの参加や子どもたちとのふれあい等、地域を元気にする活動に大活躍している。

動画が見られる広報誌をスタート 広報誌「米にけーしょん」の紙面において、写真にスマートフォン(専用アプリのインストール必要)をかざすと動画が見られるという取り組みをスタート

県北東部地区JA合併研究会より脱退 協議をすすめるなかで「県下1JAを目指すことが前提」や「県北地区一円での合併も協議すべき」など、各JAが合併に求める方向性に違いがあり、4JAの意思結集までには至らず、その有効性を判断できなかったことから、合併研究会を脱退した。

榊原勇組合長がJA全中功労表彰を受賞

平成28年 4月

平成28年 5月

平成28年12月

平成29年 3月

Page 26: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 25 -

平成29年度(2017年)本店構内に農業金融センターオープン 担い手農家や農業法人への訪問活動を通じて経営相談や情報提供を行う農業金融センターをオープン  

機構改革により営農経済部を営農部と経済部に再編し、経済渉外体制もスタート 営農部と経済部に再編し、生産資材の価格競争力や供給体制の強化を図るため、営農経済部を営農部と経済部に再編。さらに、経済部には担い手経営体のニーズに対応した生産購買事業の相談機能の強化を図るため経済渉外を配置

和牛の祭典第11回全国和牛能力共進会宮城県大会において上位入賞 第2区代表の小野寺正人さんが、宮城県初となる優等賞1席で日本一の快挙

平成29年 4月

平成29年 7月

平成29年 9月

Page 27: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 26 -

Ⅲ.協同活動の成果

 JAでは組合員や地域住民に「くらし」の中で感じる様々な「想い」や「願い」などのニーズに応える活動として、多種多彩な催し物を行っています。各町域単位で創意工夫し開催した、夏祭りや秋祭りなどには多くの来場者が訪れ、大盛況となっています。 南方支店七夕フェス

豊里支店収穫祭石越支店七夕まつり

よねやま支店父の日イベント

①くらしの活動

【1.多種多彩な催し物】

【2.町域毎の独自イベント】

 支店窓口では、記念日に合わせて「お客様感謝デー」を実施。記念日にちなんだ粗品を「感謝の言葉」とともに来店者へプレゼントしています。母の日にはカーネーションを、バレンタインデーにはチョコレートをプレゼントしており、他にも様々な取り組みを行っています。

とよま女性部と園児たちが野菜の収穫

【3.地域貢献活動】

 地域の幼稚園や保育園で、児童たちと一緒に七夕飾りの作成を行ったり、児童たちが作った作品の支店展示や園内での野菜栽培の手伝いも積極的に行い、JAならではの活動も展開しています。 また、清掃活動や交通安全の啓蒙といった、貢献活動も行っています。

Page 28: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 27 -

 金融部では、年金友の会の会員を対象とした「パークゴルフ大会」や「グラウンドゴルフ大会」などのイベントや各支部の活動支援を通じて、会員相互の親睦や健康増進に繋がる機会を提供しています。また、会員の輪を広げるため、年金相談会なども随時開催しております。

組合長杯年金友の会グラウンドゴルフ大会

JA共済アンパンマン交通安全キャラバン

②各部のイベント及び販促活動等

【1.金融部】

 農機自燃部・生活福祉部が年2回開催する展示会では、様々な農機具や自動車、ガス器具、生活用品など多彩なラインナップを誇ります。また、平成30年3月の展示会からは営農資材ブースも追加し、組合員をはじめ地域住民の方など、多くの来場者が訪れています。

農機・自動車・生活サマーフェア

【3.農機自燃部・生活福祉部】

【2.共済部】 共済部では、次世代層との関係強化と地域貢献活動として「少年野球大会」や「少年サッカー大会」、「フットサル大会」を開催しております。また、子どもたちに交通マナーやルールを学んでもらい、交通事故防止につなげるイベントを開催し、地域とのつながりを強化する活動を行っています。

晴海トリトン販促

【4.営農部】 営農部の各課(営農企画課・米穀課・園芸課・畜産課)では、さらなる農業所得及びブランド力の向上を目指し、各地で販促活動を行っています。「環境保全米ひとめぼれ」などのJAみやぎ登米農畜産物のPRを通し、消費者との交流を図っております。

Page 29: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 28 -

③青年部・女性部の活動

 日本農業にとって農家を取り巻く状況は、日々厳しくなっており、青年部の果たす役割はより重要になってきています。様々な活動を通じ、盟友一人ひとりのスキルアップと組織の強化を図りながら、「食」と「農」の価値を消費者や次世代へ発信を行っています。 青年部ではJAを拠り所として盟友相互の交流を深めながら、地域の小学校へ出向き、「バケツ

稲づくり」指導の継続や「あぐりスクール」への協力など、次代を担う子どもたちへの食農教育にも積極的に取り組んでいます。 また、この厳しい農業情勢の中で、あらためて「JA青年組織綱領」の精神に立ち返り、地域のリーダーとしての責務を自覚すると共に、多くの盟友や仲間と連帯・切磋琢磨することで、登米農業・地域社会の発展につなげるべく活動を行っています。

【青年部】

 女性部では、「食と農」を基軸とした活動を通して、新しい活動や仲間づくりに取り組んでおり、協同組合の一員として自ら学習活動を進め、JAの事業や活動に積極的に参加・参画しております。 世代や組織を超えた仲間との交流や食農教育活動、助け合い活動等を通じて、JA女性組織の魅力を組合員や地域に発信し組織強化にも励んでいます。

 また、平成 27 年 8 月に中田町に完成した、食農伝承館「和」( 調理設備及び研修室を備える )を拠点に、次世代への伝統料理継承等を目的とする「食農プロジェクトチーム」の立ち上げや「百歳元気プロジェクト」の実践、健康を守る活動として、JA総合健診や脳健診といった各種健康診断の啓蒙活動も積極的に行っています。

【女性部】

なごみ

南方町青年部の農業体験スクール南方町青年部の農業体験スクール

バケツ稲の取り組みバケツ稲の取り組み

第19回健康まつり第19回健康まつり

第2回クッキング・フェスタ第2回クッキング・フェスタ

Page 30: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 29 -

Ⅳ.自己改革の取組みについて(部門別の取組み)

 生産資材価格の引き下げによる農業者所得の確保を目標に、生産資材の有利調達に向け仕入機能の強化を行っております。 また、経済渉外体制を整備し、農業者に寄り添った経営支援や情報の提供を行い、取引条件に応じた弾力的な生産資材価格の実現に向け努めてまいります。

※DASH(ダッシュ)とはD…Dream理想 A…Agricultuer農業 S…Support支援H…Humanrelation…人間関係・信頼関係の頭文字を取った愛称

 高齢化や農業形態の多様化などの変化に対応した地域営農の仕組みづくりを促進するため、引き続き「地域営農ビジョンづくり運動」を展開し、「担い手支援センター」設置による担い手支援の充実と支援強化も行ってまいります。 また、「みやぎ登米農畜産物」の直接販売の拡大やマーケットインに基づく作物の作付誘導など、「ブランド戦略推進会議」に専任担当者を配置し有利販売と生産拡大を推進してまいります。

営農部に「担い手支援センター」を開所(平成30年4月)

渉外体制の愛称「DASH」を発表

【1.営農部】

 組合員・地域住民とのふれあい活動として、青年部・女性部を中心に、「あぐりスクール」や「バケツ稲づくり」への参加・指導と様々な食農教育活動の展開や「JAみやぎ登米のつどい」コンサートを開催しております。 また、福祉・葬祭の各事業においては、多様化する利用者ニーズへの対応を図りながら、地域に密着した効率的かつ質の高いサービス提供を行っております。

まごころみなみかたへの女性部訪問

【3.生活福祉部】

【2.経済部】

Page 31: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 30 -

 「ひと・いえ・くるま」の3分野保障の充実を図るため、全戸訪問活動である3Q訪問活動(全戸訪問活動)と保障点検活動である「あんしんチェック」を継続して行い、組合員・利用者とのつながりを通じた活動を展開してまいります。 また、次世代層との交流として「少年野球大会」や「少年サッカー大会」、「フットサル大会」を開催し、地域貢献活動も展開してまいります。

 地域に密着し、地域の農業とくらしに役立つ金融機関を目指し、支店を中心に組合員・利用者の情報提供や各種相談を行っています。平成29年度には、県内初となる「農業金融センター」を設置し、認定農業者や農業法人等への経営・融資相談を行っています。 また、渉外活動を通じて相続相談などライフイベントに沿った相談活動を積極的に行ってまいります。

農業金融センター開所時

組合長旗争奪少年野球大会

【4.金融部】

 組合員や地域住民など幅広い世代と共に活動する「くらしの活動」を通じた、アクティブ・メンバーシップの確立と地域の活性化に取り組みながら、次世代後継者の正組合員加入および女性の正組合員加入を推進し、事業利用の拡大とJAファンづくりに向けた准組合員の加入促進に努めてまいります。 また、試行的に導入している「エリア管理体制」を継続し、効率的かつ効果的な事業運営を行ってまいります。

アグリフェスタ(平成28年度)

【6.総務部】

【5.共済部】

Page 32: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 31 -

Ⅴ.みやとめさんの活動

 平成28年4月よりJAオリジナルマスコットキャラクター「みやとめさん」の活動を開始。JAみやぎ登米のPRのため活躍の場を広めています。

みやとめさん プロフィール主な活動:JAみやぎ登米のPR活動

所  属:JAみやぎ登米 総務部総務課 広報担当(2016年4月1日付採用)

出 身 地:宮城県登米市

年  齢:不詳

性  別:不詳(環境保全米発祥の地・仙台牛の主産地「登米市」で育った

お米と牛の妖精)

性  格:農家のことをいつも考え、まっすぐな性格でやんちゃ。

好きな食べ物:環境保全米で作ったおにぎりと登米産いちご「もういっこ」

趣  味:登米産農産物のおいしさを伝えるため、世界中を旅すること。田

んぼの生き物調査

特  技:きどころ寝

特  徴:登米産環境保全米をたくさん食べて身体が黄金色に輝き、登米産いちご「もういっこ」が美味しすぎて髪

の毛とほっぺがいちご色になった。

四次元ふろしきの中身:唐草模様のふろしきにはパスポートのほか、環境保全米のおにぎりやゼロゼロきゅうり、地

中海キャベツなど、登米管内のおいしいものがたくさん詰まっている。

JAマスコットキャラクター「みやとめさん」

 JAみやぎ登米PRイベントなどには欠かせない存在の「みやとめさん」は、市内のイベントや各町域でのイベントなどへ参加しています。  「みやとめさん」を通して、組合員や地域住民へJA事業の利用促進やJAファン拡大を目的に、日々励んでいます。 また、市外や県外でのイベントや農畜産物の販売促進活動へも積極的に参加し、会場を盛り上げています。

南方支店での母の日イベント 市内の食料品店での販促活動

県外でのPRイベント

Page 33: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 32 -

Ⅵ.歴代代表理事組合長・役員名簿

歴代代表理事組合長

 JAみやぎ登米設立後、4氏が代表理事組合長を務めています。

役員名簿(平成30年5月現在)代表理事組 合 長代表理事専  務

常務理事

常務理事

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

榊 原   勇

佐 野 和 夫

須 藤 正 美

岩 淵 洋 二

星   郁 男

熱 川 德 郎

佐々木   修

土 井 まきの

佐 藤 勇 蔵

小野寺 圭 一

星   あゆみ

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

佐 藤 雅 彦

佐 藤   昇

千 葉 盛 悦

石 川 信 喜

小野寺 孝 広

髙 﨑 喜 浩

平 山   清

千 葉 文 治

武 山 節 雄

佐々木   寛

星   惣 一

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

代表監事

監  事

監  事

監  事

常勤監事

及 川 健 吉

佐々木 徳 朗

及 川 光 雄

佐 藤 芳 之

丸 山 祐 亀

三 塚 慶 文

熊 谷 卓 郎

遠 藤 哲 雄

佐 藤 繁 人

佐 藤 純 一

早 坂 彰 一

初代

菅 原 芳 雄◆在任期間

平成10年4月1日

 ~平成14年6月26日

第2代

阿 部 長 壽◆在任期間

平成14年6月26日

 ~平成20年6月25日

第3代

鹿 野 勝 悦◆在任期間

平成20年6月25日

 ~平成23年7月28日

第4代

榊 原   勇◆在任期間

平成23年7月28日

    ~現在に至る

Page 34: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 33 -

・組 合  平成21年度「優良農業協同組合表彰」      受賞日/平成22年3月5日

 当組合の環境保全米運動を中心とした安全・安心な農畜産物の提供の取り組み、組合員・地域住民のJAに対する理解と事業参加などが高く評価され、全国700有余のJAの中から栄えある受賞となりました。 ※優良農業協同組合表彰とは、事業運営、その他の取り組みが優良であると認められたJAに対して、全国農業協同組合中央会(JA全中)が表彰するものです。

Ⅶ.褒 章

第4回いきものにぎわい活動コンテスト農林水産大臣賞

 「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう!」を合言葉に、管内全水田面積の9割にあたる約8,300haで取り組む「環境保全米」の栽培や、平成18年から環境保全米のほ場で実施している「田んぼの生き物調査」の取り組みが評価され平成27年10月には、生物多様性の保全に優れた活動をする企業や団体などを表彰する、第4回いきものにぎわい企業活動コンテスト(国土緑化推進機構などが主催)において「農林水産大臣賞」を受賞しました。

受賞日/平成27年10月15日

Page 35: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 34 -

・金 融   第5回JAバンク全国大会優績JA表彰     受賞日/平成18年2月14日

  第9回JAバンク全国大会優績JA表彰     受賞日/平成22年2月18日

  第11回JAバンク全国大会優績JA表彰     受賞日/平成24年2月16日

  第12回JAバンク全国大会優績JA表彰     受賞日/平成25年2月14日

・共 済    JA共済全国優績組合表彰           受賞日/平成20年5月15日

  新契約優績表彰(総合優績の部)       受賞日/平成25年5月16日

  自動車損害調査サービス最優秀組合賞     受賞日/平成28年4月13日

  自動車損害調査サービス最優秀組合賞     受賞日/平成29年4月12日

  自動車損害調査サービス最優秀組合賞     受賞日/平成30年4月11日

・農機自燃   第4回JA-SS CSアップコンテスト 団体の部 最優秀賞

                        受賞日/平成27年8月20日

  平成28年度JA-LPガススキルアップコンテスト 最優秀賞

                        受賞日/平成28年9月15日

  第6回JA-SS CSアップコンテスト 配送サービスの部 最優秀賞

                        受賞日/平成29年8月24日

 JA共済の普及にあたり、組合員の生活総合保障の拡充とJA事業の発展に寄与した活動が評価され受賞する「優績組合表彰」を、平成15年度から平成19年度までの5年間、連続で受賞したこと評価され「連続受賞優績表彰」を受賞しました。 ※JA共済全国優績組合表彰とは、その年度の普及推進で優秀な成績を挙げたJAに対して、全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)が表彰するものです。

Page 36: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 35 -

Ⅷ.JAみやぎ登米の特産品環境保全米 農薬や化学肥料に頼らず、安全と安心を考えた米づくりです。JAでは平成15年より耕畜連携による「環境保全米」を取り組み始め、JAS有機(Aタイプ)~農薬化学肥料節減栽培(Cタイプ)まで、「ひとめぼれ」を中心に生産しています。 平成18年3月にはJAみやぎ登米稲作部会連絡協議会が「第35回日本農業賞(集団組織の部)」を受賞するなど、高い評価を頂いています。現在ではJA管内の9割を超える水田で「環境保全米」に取り組んでいます。

仙台牛 県内で飼育されている黒毛和牛の中で、最上級のA5・B5等級と評価されたものしか認められない仙台牛は、約4割以上が登米地域の牛です。 登米市の和牛生産は全国上位・東北随一を誇り、豊かな自然環境の中で生産される「ひとめぼれ」などの豊富な稲わらと水、生産者個々の飼育技術が良質な和牛を作りあげています。平成26年度から統一化されたみやぎ登米産「仙台牛」は各種枝肉品評会でも上位を獲得するなど、高い評価を頂いています。

きゅうり 品質が大変良いことで市場評価も高く、国の指定産地になっています。 また、収穫量・出荷量とも県内第一位を誇っており、文字通り県内一のきゅうり産地です。生産者数及び出荷数量が特に多く、販売額は約7億7,000万円と園芸振興の牽引役であり、園芸振興の中心的な役割を果たしています。 平成29年度にはJAみやぎ登米胡瓜部会を設立し、生産基盤の拡充が図られることにより、より良質なきゅうりの生産と供給が期待されます。

Page 37: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 36 -

キャベツ 集約型土地利用の中心作目として国の指定産地になっています。販売額は年間約1億400万円(H29年度)の実績であり、県内第一位の産地になっています。 土地利用型の安定品目として期待されております。

花卉 スプレー菊・ストック・トルコギキョウなどを中心に生産量が増加しています。 各生産部会が中心となり、いろいろな種類の花を栽培しています。品目毎に専門部が存在し出荷査定会や現地検討会などを行いながら、品質の向上を図っています。 また、平成21年度から行っている市内小学校での「フラワーアレンジメント」体験を通して、児童たちへの「花育活動」にも力を入れています。

特別純米酒 登米環境保全米 パックごはん甘酒 大吟醸糀みるく JAでは独自ブランドでの商品の展開をしています。それぞれの原料には管内で生産している「ササニシキ」や酒造好適米「蔵の華」、環境保全米「ひとめぼれ」が使用されています。 特別純米酒「登米」はちょっと甘めな口あたりが特徴で、ふくらみのある味わいとコクが楽しめます。 環境保全米「パックごはん」は管内産の環境保全米「ひとめぼれ」を食べやすいパックごはんにしたもので、酸味料不使用・無添加によるごはん本来の風味がします。 甘酒「大吟醸糀みるく」は管内産「ササニシキ」と米糀だけを使用した「ノンアルコール商品」で、あっさりとした口あたりがします。

Page 38: 地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡 ~ · 2018-11-09 · 加え近年土地利用型野菜の導入をすすめ、水稲をベースとした循環型農業が

- 37 -

JAみやぎ登米設立20周年記念誌

■発行日:平成30年5月■発 行:みやぎ登米農業協同組合■印 刷:宮城県登米市迫町森字平柳258     川内印刷株式会社

あとがき 平成30年4月「設立20周年」という節目の年を迎えることができました。合併当初の役員の多くはすでに退任され、職員も7割の職員が既に退職されました。合併当初を知る関係者が少なくなる中、平成19年に発刊した誕生10年記念誌「10年の想いを明日への飛躍に」に続き、この節目に設立20周年記念誌『地域とともに未来を創る JAみやぎ登米20年の軌跡』を無事発刊することができました。 この記念誌を通じて、JAみやぎ登米のこれまでの協同活動の歴史と功績を回顧できるものになったと思っております。また、これからの取り組みについて、簡単でありますがご紹介させて頂きました。我がJAみやぎ登米は、これから10年後、20年後もJAみやぎ登米として地域にあり続けるために、確実に新たなステージへ一歩を踏み出しております。 記念誌発行にあたっては、限られた誌面や時間的な制約もあり、十分満足できる資料とはならなかったかもしれません。内容については、十分調査、校正を行いましたが、誤字、脱字等いたらぬ点がございましたらご容赦願います。 最後になりますが寄稿を頂いた皆様、また、この誌面作りにご協力頂いた皆様に対して編集担当者一同この誌面をお借りして厚く御礼申し上げます。

 平成30年5月                      (文:佐々木安之)

総 務 部 部 長総 務 部 総 務 課 課 長営 農 企 画 課 課 長南方支店西部LAセンター総 務 部 経 営 企 画 課金 融 部 融 資 課共 済 部 事 故 相 談 課農 機 自 燃 部 自 動 車 課営 農 部 営 農 企 画 課経 済 部 あ ぐ り 推 進 課生 活 福 祉 部 食 農 推 進 課総 務 部 総 務 課総 務 部 総 務 課総 務 部 総 務 課総 務 部 総 務 課

佐々木   謙 佐々木 安 之須 藤 高 志 佐々木 智 晴 編集委員白 鳥 絵 理 編集委員菊 地 隆 志 編集委員小野寺 昌 彦 編集委員佐 藤 拓 夫 編集委員星  高 之 編集委員湯 澤   稔 編集委員小野寺 弘 展 編集委員菅 野   真 松 浦  希 佐 藤 清 司菅 原 恵 美

設立20周年記念誌編集会議 参加者名簿