8
18 20 68 10 17 2 0 1 8 18 調 5 20 調 1 1 64 2 2 0 1 8 1 2 68 10 17 7 0 9 3 6 1 99 8 20 2 0 1 8 西 3 10 20 憲法改悪・戦争する国づくりに反対し、 人間らしく働き生活できる 平和な社会をつくろう! 購読の申しこみは 日本医労連へ 購読料 年間 500円(送料込) (組合員の購読料は組合費に含む) 送金口座 中央労金荒川支店(普通預金) 1123296 郵便振替00160-6-84866 ホームページ http : //www. irouren. or. jp/ 電子メール n-ask@irouren. or. jp 医療・介護・福祉労働者の生活と権利、国民の命と健康を守る 1693 2018年8月9日 編集・発行 日本医療労働組合連合会 110 - 0013 東京都台東区入谷 - - 日本医療労働会館3階 TEL 03 3875 5871 発行 毎月2・4木曜日 昭和36年9月15日 第三種郵便物認可 大会スローガン 大会スローガン

日本医労連へ 編集・発行irouren.or.jp/publication/4cc3e3afce44feaf8c53001f87cc1c...日 本 医 労 連 は 、 7 月 18 日 〜 20 日 ま で の 3 日 間 、 群 馬 県

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Page 1: 日本医労連へ 編集・発行irouren.or.jp/publication/4cc3e3afce44feaf8c53001f87cc1c...日 本 医 労 連 は 、 7 月 18 日 〜 20 日 ま で の 3 日 間 、 群 馬 県

日本医労連は、7月18日〜20日までの3日間、群馬県安中市内で第68

回定期大会を開催しました。10年連続の増勢を達成し、過去最高の17万

7093人で迎えた大会は、全加盟組織から代議員182名、全体28

5名が参加しました。活発な討論が行なわれ、満場一致の賛成で採択し、

産別スト権も確立しました。

要求実現へ奮闘を

高橋勝行副執行委

員長が開会あいさつ

をし、議長団と大会

役員選出を行ないました。

主催者あいさつに立った森

田しのぶ執行委員長は、国民

の意向を無視し、数の力で社

会保障の連続改悪、特定秘密

保護法や安保法制の強行採

決、改憲策動などの暴走を続

ける安倍政権を批判。市民と

野党が共闘し、国民要求実現

のために奮闘していこうと訴

えました。また、「成長戦略

や経済政策とセットで、医療

・介護、年金、生活保護など

の社会保障の全分野にわたる

改悪が進んでいる。日本医労

連は、制度改悪を阻止する具

体的な取り組みを進めてい

く」と述べました。

来賓には、医団連を代表し

保団連の中重治事務局長、福

祉保育労の澤村直書記長、全

労連の小田川義和議長から激

励のあいさつを受け(発表

順)、JAL争議団の山口宏

弥団長から争議支援の訴えが

ありました。日本看護協会と

NNU(全米看護師連合)か

らのメッセージが紹介されま

した。

産別最賃の実現に向けて

森田進書記長が「2018

年度運動方針」を提案し、18年

度の運動の基調として、5点

に基づいて運動を進めていく

としました。①戦争法廃止・憲

法改悪阻止、いのちと平和を

守る政治の実現、②だれもが

人間らしく生活できる賃金底

上げと大幅賃上げ、③夜勤交

替制労働の実効ある規制と大

幅増員、働くルールの確立、④

社会保障の大改悪阻止、安全

・安心の医療・介護の実現、震

災復興、原発ゼロ、核兵器廃

絶など国民共同の課題の取り

組み、⑤20万人医労連の早期

達成、労働組合と共済事業の

拡大・強化、としました。特に、

医療・介護分野の産別最賃の

新設を厚生労働省大臣に申請

したことを報告しながら、全

国一律最賃制度の実現と合わ

せて産別最賃の新設への署名

や賛同を広げていくこと、組

合が憲法や政治問題に取り組

む意義について学習すること

について強調しました。

1号議案では、この1年間

奮闘してきた加盟組織のたた

かいの報告や方針を豊かにす

る64本の討論が行なわれま

した。

第2号議案「2018年

度予算案」は吉村得王彦書

記次長から提案が行なわ

れ、運動を強化する財政確

率に向けて討論が行なわれ

ました。

採決は、第1号議案(運

動方針)、第2号議案(予

算)は満場一致で可決。医

労連共済の事業報告・事業

方針等は、内田博之書記次

長が行ない、拍手で承認さ

れました。

ストライキ権を確立し、

役員選挙は全員信任。大会

宣言を拍手で承認し、最後

に畑中剛喜副委員長の閉会

挨拶、森田しのぶ中央執行

委員長の団結ガンバローで

大会を終了しました。

日本医労連中央執行委員長

森田しのぶ

第68回定期大会は、10年連

続の増勢、過去最高17万70

93人の組織で迎えることが

できました。

安倍政権は、発足からの約

6年で、社会保障の連続改悪、

安保法制など強行成立してき

ました。安倍政権が進める成

長戦略や経済政策とセット

で、医療・介護の連続的な制

度改悪、年金の削減、生活保

護の切り捨てが行なわれ、1

%の大企業と富裕層が富を手

にしながら、99%の国民の暮

らしを犠牲にする「財界中心」

の政治のもと、貧困と格差が

拡大しています。

今国会で成立した「働き方

改革一括法」は8本もの法律

案を一括審議して強行可決さ

せました。残業代ゼロや過労

死容認に繋がるもので、人間

らしい働き方の追求ではな

く、『定額・働かせ放題・過

労死促進制度』としか言えま

せん。

「医師の働き方改革に関す

る検討会」では、医師業務の

一部を看護師などに移管する

方向性を示し、医師の増員に

よる解決策ではありません。

過労死を防止するには、夜勤

交替制労働について、より厳

しい法規制をかけていくこと

が必要であり、「働き方改革」

を実施させない取り組みを強

めましょう。

制度・政策に大きな影響を

与え、医療・福祉労働者が誇

りをもって働き続けられる職

場をつくるため、その要求実

現にふさわしい量と質を持っ

た組織勢力が必要です。20万

医労連建設に向け奮闘しまし

ょう。

安倍政権が進める憲法改悪

や医療・社会保障、労働法制

の改悪を許さず、憲法を守り、

誰もが人間らしく誇りをもっ

て生き、働き続けられる職場

・社会をめざしましょう。積

極的な討論で、2018年度

の運動方針を確立いただくこ

とをお願いします。

西日本の豪雨災害で甚大な

被害をうけた3県(愛知・

岡山・広島)に、大会参加

者のメッセージでうまった

激布がおくられました。会

場では支援カンパもとりく

まれました。

10年連続増勢で大会迎える

執行委員長あいさつ(要旨)

要求前進のため20万医労連早期に

憲法改悪・戦争する国づくりに反対し、人間らしく働き生活できる平和な社会をつくろう!

購読の申しこみは

日本医労連へ購 読 料 年間1,500円(送料込)

(組合員の購読料は組合費に含む)送金口座 中央労金荒川支店(普通預金)1123296

郵便振替00160-6-84866ホームページ http ://www. irouren.or. jp/電子メール [email protected]. jp 医療・介護・福祉労働者の生活と権利、国民の命と健康を守る

第1693号 2018年8月9日

編集・発行

日本医療労働組合連合会〒110-0013 東京都台東区入谷1-9-5日本医療労働会館3階 TEL03(3875)5871発行 毎月2・4木曜日

( )昭和36年9月15日第三種郵便物認可

大会スローガン大会スローガン

Page 2: 日本医労連へ 編集・発行irouren.or.jp/publication/4cc3e3afce44feaf8c53001f87cc1c...日 本 医 労 連 は 、 7 月 18 日 〜 20 日 ま で の 3 日 間 、 群 馬 県

(2)第1693号(毎月第2・4木曜日発行)医 療 労 働 者( )昭和36年9月15日第三種郵便物認可2018年8月9日

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

運動方針に関連して64(文書発言1含む)の発言があり、この1年間の取り組みが報告

されると同時に、方針が補強されました。68回大会前に発生した西日本を中心とした豪雨

災害に対し、発言者はお見舞いと支援の決意を述べました。

7月の西日本豪雨で甚大な

被害があった3県が代表して

被害状況と今後の支援を訴

え、医療・福祉の果たす役割

の大きさを強調しました。

岡山県医労連

岩本

千鶴

代議員

今回の豪雨災害は、その被

害地域の程度の差こそあれ、

ほぼ西日本全域にわたる未曾

有の被害となった。岡山では

7月17日現在、死者61名、行

方不明3名。組合員の人的被

害こそなかったが、親族安否

不明1件、家屋全壊7件、床

上浸水23件、床下19件はじめ

自動車被害も多い。今後、メ

ンタルヘルス面も課題とな

る。27自治体のうち18が災害

救援法適応となった。復旧・

復興には長い道のりが予想さ

れる。支援カンパを是非お願

いしたい。私たちも頑張る。

愛媛県医労連

高橋

代議員

県全体の被害は深刻で、人

災の側面もあるとの指摘もで

ている。16日現在、死者・安

否不明者28名、全壊・半壊1

90件等など。断水被害が改

善していない厳しさと、深刻

な農業・漁業被害による経済

的打撃が大きい。今回の被害

であらためて公的医療機関・

施設の必要性と増員闘争の重

要性を認識した。地域医療構

想は許してはならない、職員

がゆとりを持たないと何もで

きない。

広島県医労連

富永

みち子

代議員

7月12日現在で、死者10

4名、不明者も家屋の全壊も

多い。4年前の土石流で被害

にあった地域もあり、深刻だ。

組合関係では住宅半壊など30

件、今後も被災状況を調査し

ていく。労組としての連絡網

の確立や、各人の日常的な防

災意識普及など、課題が明確

になった。支援を是非お願い

したい。

山口県医労連

中村

鈴枝

代議員

上関原発問題で住民訴訟を

起こし7月11日に勝利判決。

「公有水面埋め立て許可」と

いう県の裁量権を延長し続け

ているのは行き過ぎと認めら

れ、言い続けることで勝てる

んだと自信になった。電磁波

を出すためにドクターヘリが

飛べない、ブランド牛や名水

にも悪影響と、イージスアシ

ョア(陸上配備型迎撃ミサイ

ルシステム)配備に萩市でも

住民が立ち上がっている。ま

た、岩国の爆音問題では安保

法制に賛成の人も、生活破壊

の点で運動に参加。安倍政権

によって全国で平和や安全が

脅かされている、今こそ政治

を変えよう。

秋田県医労連

松坂

金浩

代議員

2017年12月19日、政府

は「北朝鮮の核ミサイル開発

が重大かつ差し迫った段階の

脅威」との名目で、イージス

アショアの国内配備を山口と

秋田で閣議決定した。秋田で

は今、反対署名に取り組んで

いる。設計者によると的中率

1%で成功と言われるそうだ

が、万が一、迎撃したとして

も日本の上空で核爆発を起こ

す危険も考えられる。1基1

500億円もかけて、武装強

化するより、ミサイルを打ち

合うような関係ではなく、平

和を進めることが大事。世界

の流れに逆行する安倍政権の

動きをみんなで止めよう。

北海道医労連

吉田

岳彦

代議員

自衛隊と米軍との合同軍事

訓練が進んでいる。米軍が望

めばいつでもどこでも日本中

を自由に使える。軍事費拡大

で社会保障費が削減されてい

ること、ガザで死んでいく子

どもたち、最賃で働いている

人の厳しさ、私たちは忙しさ

に想像力を奪われていない

か。どれも同じいのちであり、

行き過ぎた市場経済から人権

を守るたたかいだ。戦争と、

戦争に伴う経済が、どこに住

んでいてもいのちと暮らしを

圧迫している。始業前スタン

ディングを継続中だが、1人

でもできることを工夫して提

起する、先頭にたって行動す

ることが大事だ。

沖縄県医労連

宮里

武志

代議員

11月18日投票の沖縄県知事

選挙での全国の支援を訴え

る。沖縄ではこれ以上の基地

負担やオスプレイ配備反対で

市民と野党の共闘が進んでき

た。しかし、名護市長選挙結

果からも、日本政府はなりふ

り構わぬアメとムチ政策で分

断を図ろうとしている。しか

し、私たちには共同力・連帯

力がある。8月中旬にも辺野

古の土砂埋め立てを強行しよ

うとする沖縄防衛局に対し、

連日の座り込みで抗議してい

る。我々は絶対負けない、そ

れは勝つまでやるからだ。

長野県医労連

茂原

宗一

代議員

長野で開催された医療研は

全国から841名参加、ご協

力に感謝したい。医療労働者

が国民とともに医療・社会保

障の改善めざすこの取り組み

の意義をあらためて学び、医

労連運動の核となる運動であ

り次世代につなげていきた

い。今、長野県知事選挙に取

り組み中。現知事は反自民で

立候補した人だが、今回は最

初に安倍首相に推薦をもらい

に行った。県民の会の金井候

補は、7割の首長を訪問し懇

談している。国政・安倍政権

を揺るがす結果をめざしてた

たかう。

山形県医労連

高橋

元一

代議員

日本医労連方針に基づき、

18春闘をたたかった。3月15

日の統一行動は全地場民間単

組でスト実施、約500名が

参加。第2次回答も初めて統

一指定日・一斉団交を設定し、

3組合が上積み、3つが何ら

かの前進を得た。民医連の3

単組は第2次回答を出させた

が昨年実績に届かず、スト実

施。かけはし労組は結成以来

最高額の回答を、山形地区労

組と医療生協やまがた労組は

産別団交で粘り強くたたか

い、4次・5次回答を引き出

した。物価上昇に賃金が追い

付かない状況の中で、産別に

結集した統一闘争が重要だ。

最賃引き上げにも力を入れて

取り組んでいく。

群馬県医労連

石関

貞夫

代議員

利根保健生協労組の17秋闘

における0・8か月の低額回

答に対し、全国からの抗議と

激励のFaxに感謝。第2回

の団交では過去最高の145

名が参加、22時過ぎても誰も

帰らない状況だった。産別団

交で1・0か月に上げさせ、

3次回答では一律1万円の上

積みを引き出した。組合の交

渉力を強めること、組織拡大

が重要だ。組織率9割を超え

ていた二之沢愛育会労組で

は、組織率減少を回復するた

めにこの1年対策強化して18

名拡大した。県医労連のフル

専従体制を確立し、さらに頑

張りたい。

全医労

香月

直之

代議員

国立病院機構の回答は2

つ、「黒字なら人勧どおり」

「赤字なら賃上げしない」で、

経営責任を職員に押し付ける

ものだ。スト権を9割の賛成

で確立し、ストを背景にたた

かいを強化してきた。また、

特殊勤務手当と退職手当引き

下げについては多くの職員の

怒りをかい、短期間で2万筆

の反対署名集めて提出した。

機構は、強行突破も考えてい

る。人勧準拠組合の賃金闘争

を産別としても重視が必要。

京都医労連

坂田

政春

代議員

職場に賃上げへの切実な要

求はあるが、運動につながっ

ていないのが課題だ。春闘の

重要性を動画にしたり、春闘

アンケートも頑張っている

が、賃上げを実現した経験が

ない仲間も多く、あきらめ感

や経営者ともめたくないとい

う雰囲気もある。学習も必要

だし、制度改善に向けて30年

以上実施しているキャラバン

行動の経験を賃金闘争にも活

かせないかと思っている。新

結成の組合も元気にたたかっ

ている。青い鳥裁判(*)も

舞台は最高裁へ。いのちまも

る運動にも奮闘する。

*京都市立病院院内保育所「青い

鳥保育園」不当解雇事件

東京医労連寺

代議員

春闘アンケートで「生活が

苦しい」6割、「賃金不足額

5万円」がトップにも関わら

ず、要求額は1万円と大きな

ギャップがある。2月から闘

争体制強化で取り組んだが、

ベアゼロ、部分的な手当て改

善のみ。代表者会議で不当回

答には産別団交配置、ベア追

及の意思統一を行なった。結

核予防会労組はスト配置で粘

り強く交渉しベア獲得、東京

民医労は全支部で最賃100

0円以上とした。生計費原則

に基づく、職員が離職をしな

いような賃金改善を、ストを

背景に今後も進める。

ベースアップ・最賃引き上げで

ベースアップ・最賃引き上げで

国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民民生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活活ををををををををををををををををををををををををををををををををを豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊豊かかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかににににににににににににににににににににににににににににににににに変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変変えええええええええええええええええええええええええええええええええるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるのののののののののののののののののののののののののののののののののははははははははははははははははははははははははははははははははは労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労労組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組ののののののののののののののののののののののののののののののののの役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役役割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割割

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生活できる賃金を

生活できる賃金を

人間らしく

団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結ししししししししししししししししししししししししししししししししてててててててててててててててててててててててててててててててて前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前へへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ

団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団団結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結結ししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししししてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前前へへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ

西日本豪雨災害

西日本豪雨災害

つよめる

つよめる

支援と連帯

安倍政権の暴走ストップ

安倍政権の暴走ストップ

まもる

まもる

いのちと平和

Page 3: 日本医労連へ 編集・発行irouren.or.jp/publication/4cc3e3afce44feaf8c53001f87cc1c...日 本 医 労 連 は 、 7 月 18 日 〜 20 日 ま で の 3 日 間 、 群 馬 県

2018年8月9日( )昭和36年9月15日第三種郵便物認可医 療 労 働 者(毎月第2・4木曜日発行)第1693号(3)

鹿児島県医労連

川上

真理

代議員

奄美医療生協労組では17秋

闘で14年ぶりの半日ストを実

施、回答を前進させた。25

0名の組合員だが、3回の団

交にのべ264名が結集。過

去最高の92名が参加するな

ど、毎回80名を超えた。切実

な職員の声に耳を貸さず、ス

トやるならやれば的な経営者

の組合軽視に130名が抗議

のストに突入した。0・03か

月の上積み要求に対し0・02

か月まで回答させ、結果、年

間予算を上回る実績となっ

た。このたたかいが「ベアは

当たり前」の春闘につながっ

た。

愛媛県医労連高

代議員

県医労連執行委員会で、最

賃アクションプランは「難し

い」「説明が無理」の声がで

た。一方で「でも1500円

になったら人も集まっていい

ね」の意見も。愛媛では一番

高いところでも看護師時給は

1300円。職場でわかりや

すいパンフやチラシが必要。

この運動を必ず春闘での賃上

げにつなげる必要がある。母

性保護を無視した妊産婦への

夜勤強制やパワハラが続いて

いる。介護等の少人数事業所

でも衛生推進者などをどう作

っていくか、学習・運動の強

化と推進が必要。

北海道医労連

鈴木

代議員

17年の衆院選で12区全てに

市民と野党の共同候補が誕生

し、8名が当選した。私たち

も要求を突きつけ、共闘でき

る候補者の支援決定を行なっ

た。当選した8名全員が「夜

勤改善・大幅増員署名」の紹

介・賛同議員を受けた。八雲

病院の後医療を求める取り組

みでも良い懇談ができてい

る。新卒看護師の過労自死裁

判は来年3月判決予定。新人

育成と職場改善は一体だと道

内6地区協で学習会を行な

い、働き続けられる職場づく

りとバトンをつなげていく人

づくりに力をいれる。

長野県医労連

川畑

和章

代議員

特養あずみの里「業務上過

失事件」は年内結審予定。公判

開始から3年半、事実を伝え

学習する中で、他人事ではな

いと全国の仲間に支援が広が

り感謝。先日の19回公判には

医労連本部も傍聴参加し、「医

療労働者」にも掲載された。

支援者集会にスパイを潜りこ

ませたのか、その時の発言を

証人尋問で問い正すなど警察

・検察権力は卑劣である。訴

因変更してまでも有罪にしよ

うとする異例の裁判、そして

長さ。必ず無罪を勝ち取り、控

訴させないたたかいを作る。

富山県医労連

大浦

義憲

代議員

全国の1%の組織である小

さな富山が、「看護職員の労働

実態調査」結果を記者発表し

世論喚起できた。夕方のテレ

ビでも放送され、「あんた写っ

とったね」と患者や地域に人

から声をかけられた。夜勤実

態調査含め、医労連の調査結

果を活用して自治体に丁寧に

働きかけてきた。県含めた自

治体数16のうち、看護も介護

も12ずつ意見書を上げさせて

いる。専従はいないが、フット

ワーク良く、小さな組織でも

やればできる。今後も頑張る。

愛知県医労連

矢野

彩子

代議員

4月から県医労連の専従と

なった。全国アクトの現地実

行委員だったメンバーは今、

ブロックアクトの成功に向け

て頑張っており、青年運動の

活性化につながった。夜勤改

善署名は6組織が目標達成

し、国会行動で紹介議員を9

名に増やした。さらに3議員

(敬称略

関・岡本:国民、本

村:共産)が国会で取り上げ

てくれた。一方、4割以上が

切迫流産・流産など愛知の実

態調査結果も厳しい。これら

結果をリーフにまとめ、キャ

ラバンで改善につなげたい。

新潟県医労連

吉田

美里

代議員

新潟県知事選挙の結果は残

念だったが、原発再稼働に反

対し市民共闘が進んだ。

新潟で介護対策委員会を立

ち上げて2年、自分たちの手

で集会を実現した。長野、宮

城からも参加頂き、介護の魅

力を大いに語り、力となった。

現場は深刻な人手不足、一方、

養成校は軒並み定員割れ、閉

校、今年度の募集取りやめな

ど厳しい状況だ。楽しく笑顔

で働ける取り組みをやってい

きたい。

全JCHO病院労組

金子

昌仁

代議員

機構発足4年間で累積16

0億円の純利益を出している

にも関わらず、機構はベアに

応えず、人勧下回る一時金の

施設あり、退職手当引き下げ

も提案。機構移行後初のスト

決行。13年ぶりのストで、ス

ト初めての組合員も多く不安

も出されたが、団結を強める

ことができた。また、違法な

宿日直に対する未払い賃金支

払いの是正勧告が労基署より

出されたことで、申告した支

部書記長の不当配転が発生し

た。労働委員会の和解検討も

拒否する病院側の姿勢を変

え、不当配転撤回を勝ち取り

たい。団体署名に協力を。

岩手医労連

中野

るみ子

代議員

東日本大震災で甚大な被害

を受けた県立病院が、18年3

月ですべて再建できた。しか

し、12時間の2交替提案や救

急対応をしないなど問題も多

い。労基署から賃金不払いの

是正勧告を受けた。臨床工学

技士の院内待機の賃金の扱い

など是正勧告項目は6つ。岩

手日報はじめNHK、民放も

取り上げ、労基法違反の内容

が正確に報道された。組織拡

大・強化とともに、働くルー

ルを守らせる取り組みをしっ

かりやっていく。

全日赤

鷹見

英征

代議員

福岡県赤十字血液センター

に単組を結成。夜勤は7名全

員が非正規、正規職員と同じ

高い専門的役割を担っている

が雇用差別が改善されず。雇

止め撤回と雇用継続を要求し

たが撤回されず、3月末の結

成に至った。県労働局に雇止

めに関する全てを申告し、行

政判断を求めていたところ、

局長名で日本赤十字社に文書

が交付。この雇止めが労契法

19条に照らし「認められるか

疑問」という内容。明らかな

無期転換ルール逃れだ。雇止

め撤回と職場復帰、制度改善

に向けて奮闘する。(当該代

議員2名が紹介された。)

全厚労

輝義

代議員

全厚労看護委員会はサービ

ス残業なくし、長時間労働改

善のため、3か年計画で取り

組んでいる。1年目は実態調

査・分析、2年目に具体的な

取り組み、3年目に総括・検

証の内容。調査では長時間労

働の実態と残業申請できない

状況がわかった。秋田では結

果をまとめ、定時で帰るには

287人の増員が必要である

ことを明確にした。また、福島

ではハラスメント裁判をたた

かっている。個人・団体署名

にご協力を。様々な取り組み

を通じて、組合の見える化に

努力したい。

全労災

黒木

博美

代議員

全労災は特別条項を認めな

い方針を堅持してきたが、昨

年末に緊急措置として協定し

た。交渉の中で機構本部の姿

勢を変えさせ、「時間外問題

は早急な対策を必要とする最

優先課題」と発言させた。6

月には、全支部・全施設で「時

間外削減対策・計画を出す」

と協定。緊急書記長会議を開

催し、医師の時間外について

病院長と交渉するよう指示。

労働者代表を取り、組合らし

くたたかうためには過半数組

織が必要。今年は組織拡大に

さらに力を入れる決意だ。

新潟県医労連

丸山

規子

代議員

済生会新潟第2病院におけ

る「辞めない職場づくり」の新

制度導入について発言する。

今年4月1日より、育児支援

のための短時間正職員制度を

基本としたバージョンⅡの運

用を開始した。週30時間勤務、

夜勤の有無は本人希望、賃金

・一時金は8割支給、定昇は

1年利用で3か月の延伸。延

伸分の差はあるが、退職金や

福利厚生は同等。現在13名が

利用し、辞職を考えていた人

が辞めずに働いている。今後、

希望者が増えても利用できる

ように頑張りたい。

福島県医労連

佐藤

啓子

代議員

大原病院は院内保育所の認

可化を目指し保育士の募集を

行なったが応募は1名のみ

で、採用困難職種であると経

営者がやっと認識。労組が長

く要求してきたパート保育士

の正職員化を認めた。一方、

経営困難を理由に急な廃園提

案の所もある。保育士と父母

会が立ち上がり、6月実施は

くい止めた。福島の原発につ

いて一言。福島には原発10基

あるが、震災・事故から7年

を経てやっと廃炉方針へ。し

かし、汚染土の再利用やモニ

タリングポスト撤去など国の

方針は許せない。第2の福島

を生まないためにも連帯して

たたかおう。

全医労前

むつみ

代議員

院内保育所がピジョン一括

委託から36の新事業所に引き

継がれた。希望する職員の雇

用継続と、保育の質の維持を

求めてたたかってきた。職員

の努力で質は保たれ

ているが、賃金・労

働条件が低い。多く

の支部で団交を行な

い改善要求した。看

護師も訴え、病院長

が院内保育所の大切

さを自覚するに至っ

ている。各委託業者

とも交渉し、少しず

つ改善を勝ち取って

きた。引き続き安心

して働ける、安心し

て預けられる保育所

を目指していく。

神奈川県医労連

牛込

知子

代議員

看護職員数の4分の1を占

める准看護師は、毎年1万人

以上養成されている。2年課

程通信制の受験資格が今年か

ら実務経験7年に短縮された

が、矛盾は拡大する一方だ。

神奈川県ではすでに実質的に

は准看養成を停止している。

県医労連では「神奈川移行教

育をすすめる仲間の会」とと

もに小論文の書き方や集中講

座など仲間の支援を続けてい

る。制度一本化にむけて大き

な運動をふってほしい。

三重県医労連

伊世

利子

代議員

県医労連で看護対策委員会

を立ち上げ、交流をもちなが

ら組織強化に力を入れてき

た。看護協会は認定看護師の

1日の労働時間は8時間

1日の労働時間は8時間

働くルールを

働くルールを

増員・夜勤改善で

Page 4: 日本医労連へ 編集・発行irouren.or.jp/publication/4cc3e3afce44feaf8c53001f87cc1c...日 本 医 労 連 は 、 7 月 18 日 〜 20 日 ま で の 3 日 間 、 群 馬 県

(4)第1693号(毎月第2・4木曜日発行)医 療 労 働 者( )昭和36年9月15日第三種郵便物認可2018年8月9日

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養成を止め特定行為研修に力

を入れている。また、地域医

療構想について住民の会とし

て要請されて参加している

が、名ばかりの短い会議で意

見を言う場も保障されない。

治療が必要でも退院させられ

る患者の不安、住民置き去り

の医療政策が進められている

ことを市民にアピールしてい

こう。来年の医療研は三重で

開催。みんなで成功させよう。

神奈川県医労連

古岡

孝広

代議員

メーデーは1886年のデ

トロイトで始まった。12〜14

時間労働が当たり前だった時

に、「8時間労働、8時間は

自分の時間、8時間は睡眠時

間」の要求を掲げ35万人がス

トで決起。日本では33年後の

1920年、上野公園でメー

デーが行なわれた。神奈川で

はこの間、休診でのメーデー

参加という風習が失われつつ

ある。経営状況が厳しく、1日

でも診療して収益を上げたい

と管理者が考えているから。

民医労ではメーデー診療阻止

に向け、申し入れを実施した

が、拡大傾向。学習が必要だ。

静岡県医労連

堀田

有朋子

代議員

静岡では県医労連、自治労

連、静厚労と共に「看護連絡

会」を結成し、看護師の要求

実現のための行動を行なって

いる。今年のナースウェーブ

は120名目標を超え、14

0名が参加。内容は、日本看

護協会前会長・坂本すが氏の

講演と、静岡市内アピール行

進。15時、18時、21時のロー

カルテレビで取り上げられ、

特に21時は看護現場について

踏み込んだ内容となった。ア

ピール行進も参加者から「楽

しかった」「スッキリした」

と好評、市民も応援してくれ

る。今後も見える行動で、要

求実現のために頑張る。

国共病組中

良子

代議員

看護協会は今年4月、労働

安全衛生ガイドラインを発表

した。看護師が、安全で健康

に働き続けられるということ

を示したとされている。内容

は、ライフサイクルに沿った

具体的な問題点やリスクを示

したもの。看護管理者には職

場全体の意識改革や業務上の

危険に備える体制強化の参考

として、さらに職員への教育

・支援ツールとして役立てて

ほしいとも言っている。看護

管理者に期待することは難し

く、まさに労働組合、日本医

労連が先頭に立って具体化す

べき。正循環・週32時間労働

を前面に出した改善を。その

ための署名提案に賛成。

大阪医労連

代喜

伸吾

代議員

大阪北部地震から1ヶ月経

過。カンパのお礼を申し上げ

たい。病院も被害を受けた。

災害時の政治の責任は大き

い。全国に災害拠点病院は5

79あり、大阪に18ある。3

日分の水・燃料・医薬品の確

保や、医療チームの派遣体制、

ヘリの離着陸場の確保が義務

とされる一方、大阪の補助は

年間50万円のみ。医療介護を

守る労働組合からの発信と、

災害時対策の改善をさせる必

要がある。昨年結成した「ぽ

ぷら労働組合」は、組合員を

約5倍に増やし、一時金をも

とに戻させるなど奮闘してい

る。

岩手医労連

金野

耕治

代議員

東日本大震災から7年半、

いのちまもる取り組みを重視

してきた。被災した県立3病

院を再建させたのは住民との

共同の力。一方で3つの病院

が診療所化や医療機能の縮小

がすすめられた。「明るい県

政をつくる会」では、県立病

院の再建を公約に掲げ、その

ことが現知事の政策にも活か

されている。地域から声をあ

げて運動していくことが大き

な成果に結びつくことを学ん

だ。患者や地域住民のいのち

と暮らしをどうまもっていく

のかが、医療の労働組合とし

て重要になっている。

茨城県医労連

藤田

代議員

茨城県内20団体が参加し、

要求をもちより、毎年7月に

3日間かけて県交渉してい

る。この「茨城共同運動」は

約15年続いており、茨城県医

労連は医療・介護を担当。先

の豪雨災害を見るにつれ、東

日本大震災と2015年茨城

・栃木で起きた鬼怒川の決壊

洪水を思い出す。常総市は医

療費の減免措置も申請せず打

ち切られたが、県での対策を

約束させた。河川の防水対策

を怠った国への賠償裁判が始

まる。3年経過も生活再建は

半ば。西日本の豪雨災害にも

長い支援が必要だ。保障政策

の充実を訴えていきたい。

和歌山県医労連

佐藤

英昭

代議員

地域医療構想で、急性期病

床が半減になる計画。市長選

の争点としてたたかってい

る。県は地域医療連携推進法

人を推奨の方向で、すでに看

護師派遣などが、水面下で始

まっている。構想会議は行な

われているが、情報が公開さ

れていない。和歌山は6年間

で救急医80人養成の一方で、

急性期病床を減らすなど矛盾

した状況だ。秋と春のキャラ

バン行動で事業所訪問を行な

っているが人員不足による事

業所の閉鎖、処遇改善がすす

まないなど、問題が明確にな

っている。地域の実情に合わ

せた改善を求める。

青森県医労連

工藤

詔隆

代議員

2013年から3年かけ生

活保護が大幅に切り下げられ

た。生きるのを諦めろといわ

んばかり。政府はさらなる引

き下げを計画している。その

根拠は、最低所得層より、まだ

生活保護の方が恵まれている

という理屈。ここを比較し対

立・分断させる。低賃金化が進

むほど生活保護も下げられる

負の連鎖。国は生存権保障を

放棄し、自己責任にすり替え

る。個別のたたかいにしてし

まっては運動も、世論の高ま

りも期待できず、医労連の重

点課題である最賃引き上げ、

社保充実の前進もない。今こ

そ本気で立ち上がるときだ。

福岡県医労連

米本

弘美

代議員

大牟田吉野病院は、昭和38

年の三井三池炭鉱炭じん爆発

大災害を契機に設置された労

災病院。組合員は、「大牟田

労災病院廃止に伴う確認書」

実現に向け地域と共同して運

動している。この確認書は平

成18年厚労省と協定したもの

で、内容は、CO患者の最後

の一人まで国が補償、医療体

制の充実、高次脳機能障害の

中核医療機関を目指すなど。

これまで国会請願採択・数々

の集会・厚労省交渉などを行

なってきたが確認書の実現に

は至っていない。国の責任は

確認しているので、実現にむ

けさらに運動を進めていく。

京都医労連塩

代議員

全国341の構想区域のう

ち、24の区域で病院再編が議

論され医師不足が再編の背景

となっている。厚労省の医師

需給の中間とりまとめでは

「2033年には医師の需給

は均衡する、その推計を根拠

に医師養成数を減らす」など、

地域の実態と大きくかけ離れ

た方向を打ち出した。日本医

労連として、批判と運動の具

体化をお願いしたい。医療費

適正化計画が全県で策定され

ており、入院医療費の適正化

ができなければ次は地域別診

療報酬が出てくる。広がれば

大変なことになる。運動が必

要だ。

全医労

近藤

正樹

代議員

静岡富士病院の統廃合は強

行されたが、反対運動の中で

富士医療圏での救急診療機能

の必要性を認めさせ、当初計

画にない静岡医センでのショ

ートステイも実施させること

ができた。八雲病院の機能移

転は患者・家族の要望として

いるが、実際患者・家族は八

雲の地での療養を希望してい

る。機構は移転目標を202

0年8月としている。引き続

き支援をお願いしたい。独法

徳島病院は神経・筋疾患の基

幹施設。吉野川市議会は「徳島

病院の存続を求める意見書」

を満場一致で採択。住民の合

意なき廃止は許されない。

石川県医労連

嵯峨

代議員

地域医療構想で、石川全体

で2775床削減される。急

性期3400床削減し、回復

期2200床を増やす計画。

石川中央医療圏では高度急性

期で2000床近い削減計

画。県に策定状況の情報公開

を求めたが公開されず。全国

で未公開は4県のみ。2月7

日厚労省から各県に「地域医

療構想の進め方」という文書

が発信され、「この計画は地

域住民の協力が不可欠だから

議事録や資料はホームページ

で公開するように」となって

いることを指摘し、6月議会

で「今年度から公開します」

の答弁を引き出した。

宮城県医労連

小玉

高弘

代議員

この1年で3つの新組合を

立ち上げることができた。い

ずれも介護職場で、2つはヘ

ルパーステーションで働く非

正規職場。医労連共済のメリ

ットを説明し、手厚い制度に

共感し結成。もう1つはデイ

サービスで、腰痛診断書を提

出し休みを申し出ると、「皆

同じ。我慢して働け」と言わ

れ怒り爆発。誰かが職場を変

えなければと結成を決意。「組

合のおかげで一人で悩むこと

がなくなった」「安心感があ

る」と組合員にも喜ばれ、組

合の大切さをあらためて実

感。引き続き組織拡大に奮闘

する決意だ。

北海道医労連

黒澤

幸一

代議員

北海道では、非正規労働者

の無期転換を契機に組織化キ

ャンペーンに1年半かけて取

り組み118人を組織した。

市民講座では、労連と産別が

一体となってマスコミも活用

し取り組んだ。旭川では、参

加者からの相談で、さっそく

医労連に加盟し、雇止め撤回

させた。室蘭大学でも「5年

上限で雇止め」を撤廃させた。

いずれも、当事者自身が労働

組合に入ってしっかり声を上

げたことが教訓。要求実現と

組織拡大と行動がバラバラで

は前に進めない。戦略的社会

的組織化に皆で踏み出そう。

山形県医労連

上田

代議員

山形県医労連は、過去最高

の昨年に30名届かず。単組ご

との取り組みへの差も大き

く、県医労連として支援と全

体的な組織強化を目指した

い。県医労連青年部のプレア

クトで経験交流を行なった。

楽しい活動と次世代の発掘の

視点を持って取り組む。非正

規の組織化も課題。医労連共

済がカギになる。篠田労組で

は非正規調理師全員を正規職

員にすると経営側が明言し、

対象者への説明会が始まっ

た。組合加入が処遇改善への

近道だと訴え、未加入者の拡

医療・介護はいのちの砦

医療・介護はいのちの砦

2020万人医労連早期達成へ

万人医労連早期達成へ

まもる

まもる

まもる

まもる

地域医療・社会保障

産別の仲間の権利

Page 5: 日本医労連へ 編集・発行irouren.or.jp/publication/4cc3e3afce44feaf8c53001f87cc1c...日 本 医 労 連 は 、 7 月 18 日 〜 20 日 ま で の 3 日 間 、 群 馬 県

2018年8月9日( )昭和36年9月15日第三種郵便物認可医 療 労 働 者(毎月第2・4木曜日発行)第1693号(5)

大につなげたい。

東京医労連

松崎

実和

代議員

東京医労連は分会単位も含

め100余り多様な組織があ

り、組織強化・拡大の到達も

まちまちだ。各組織の相互乗

り入れ支援での仕掛けづくり

を進めてきた。春は「早朝宣

伝応援キャンペーン」を開始

し、3か月で延べ121か所

で宣伝行動を行なった。「組

織強化なくして拡大なし!」

実践しながら学ぶ集団を鍛

え、運動の土台を広げること

が必要。取り組みは着実に前

進している。粘り強く継続し

たい。

愛知県医労連

西尾

美沙子

代議員

今年3つの新組合を結成し

た。介護セミナーに共済チラ

シを同封したことと、ハラス

メントによる相談からの結

成。労働組合排除の動きには、

県医労連総力をあげ組合を守

ることを位置づけた。第10次

組織3か年計画では、未組織

の組織化が重点。地域とのつ

ながりを作り、質的・量的にも

組織を拡大しようと計画して

いる。

組合結成で目の当たりにし

たのは、組合のない職場は無

権利、ハラスメントに苦しん

でいるということ。最賃引き

上げと産別最賃の実現を訴え

組織化を進めたい。

福岡県医労連

門馬

睦男

代議員

全国組合以外の公的病院が

国立病院機構に準拠するとい

う強行姿勢が目立ち、一方的

に賃下げという現状がある。

そんな中、未加盟・未組織の

病院で働く仲間たちから、た

たかいへの関心が高まってい

る。県医労連大会で討論を聞

いてもらい交流を深めようと

3つの未加盟組合に案内し

た。労働者代表選挙を改めて

位置付ける。全日赤九州ブロ

ック血液センター労組で、非

正規労働者の書記長が見事労

働者代表になり、無期転換も

勝ち取った。その影響力を通

じて、組織拡大につなげたい。

熊本県医労連

中嶋

啓子

代議員

年20件の相談があった。国

の補助金目当ての営利目的で

A型作業所が多くできてい

る。そこで働く40代シングル

マザーを軟禁状態で退職勧

奨、解決金2か月分を要求す

ると「労働組合はヤクザか。

出せるのは1万」と回答し決

裂。現在裁判闘争中。次に、30

代アスペルガーの社会福祉士

の男性は、発達障害伝えず働

いていた。解決金で終わった

が、今後の働き方が心配だ。立

場の弱い労働者よりさらに弱

い立場の障害を持った方々の

問題に重要性を感じている。

北海道医労連

田村

優実

代議員

介護労働者の組織化に取り

組んでいる。コミュニティー

オーガナイジング(人を組織

し、リーダーを養成し、社会を

変革していくための理論や技

術のツール)を取り入れ、劇

的に変化している。地域で働

く介護労働者との接点を作

り、道筋を作る。団結の力で

介護を変革することへの共感

を引き出すことが重要。北海

道はデッカイ道、プロジェク

トメンバーは7人のみ。白石

区に対象を絞り、60か所のデ

イに訪問を繰り返し信頼関係

が深まった。いま第2ステー

ジへの戦略作りの最中。

埼玉医労連清

代議員

多様な職種と圧倒的に非正

規労働者の多い介護労働者の

組織化は難しいと感じてい

る。低賃金で常勤並みの時間

を働いている非正規が多く、

生活できず離職せざるをえな

い。登録ヘルパーは短時間労

働が圧倒的で、なかなか会え

ない。説明会で訴えたことも

あるが反応がなかった。実態

把握が必要。常勤化し、処遇

改善につなげ辞めさせない取

り組みしたい。介護カフェの

取り組みなど地道に継続して

いく。

全労災

浅山

麻実

代議員

組織強化にむけて、支援が

必要な支部には本部でオルグ

対策をとってきた。通年で組

織拡大に取り組むため、組織

拡大専任担当者会議を開催。

県医労連の支援も大きな力と

なり、支援が必要な支部には、

支部団交にも入ってもらっ

た。県医労連が一緒に運動し

てくれることで支部との関係

ができつつある。労災病院を

守り、地域医療を守るために

は県医労連への結集は不可

欠。今後も連携しながら組織

強化をすすめたい。

北海道医労連

吉田

岳彦

代議員

道医労連は全国組合との協

力関係を強めてきた。全労災

釧路支部は、本部と連携し団

交にも参加し、交渉で成果を

得たことで、支部内に労組の

大切さが広がった。また、釧

路赤十字病院の看護職員か

ら、パワハラ相談が道医労連

に入り、日常的なパワハラ横

行の実態を聞き対応してい

る。組織の課題は、県医労連

と全国組合が一緒に運動をす

すめることが重要だと実感し

ている。県労連への結集で、

団交に地域の声も反映。原則

的な運営で初めて組合が頼ら

れ組織拡大につながる。互い

に支えあう関係を作りたい。

福井県医労連

千津子

代議員

執行委員会体制が脆弱な県

医労連だが、多くの方からの

支援により少しずつ県の活動

が前進してきた。専従配置も

実現させ、キャラバン行動で

は県の取り組みが大きくテレ

ビ報道された。県主催の初の

交流企画では、未組織からも

参加。組合同士の繋がりを深

め、新しい仲間も加わった。

退勤調査も、協力を得て、実

施することが出きた。今後も

組織拡大や未結集単組への働

きかけを強め、重点署名も目

標を掲げ取り組みたい。

島根県医労連

小村

智也代議員

県医労連では、「学習は全て

の活動の基礎」との考えで学

習に力を入れている。DVD

や動画共有サイト、学習の友

や憲法ブックレットを使用

し、憲法や労働問題・原発・

平和など様々なテーマで話し

あい、労働条件改善に向けて

問題意識を共有している。学

習により、情勢を学び、物事の

考え方、社会の仕組みを理解

することが物事の本質をとら

えることに繋がると思う。世

代交代で若い役員が増えたこ

とにより、労組の力を弱めま

いと、執行委員会で勤通大を

改めて取り組んだ。今まで以

上の活動を頑張りたい。

広島県医労連

植山

靖志

代議員

府中みくまり病院労組で働

く自分は、県医労連加入後に、

医労連共済の存在と共済が労

働者の立場で作られているも

のだと知った。健全な職場を

提供したいとの思いで共済を

広め、執行部会での幾度かの

協議の末、慶弔共済へ加入す

ることができた。個人共済の

加入も進め、共済の強みであ

る「休業給付」を全面にだし、

説明することで加入者を獲

得。今後も確保に向け活動し

たい。今回の災害で、繋がり

がなかった組合員がボランテ

ィアに参加。組合を強くする

新しい手掛かりを得た。

埼玉医労連小

健司

代議員

埼玉民医労では新組合員歓

迎会で、労組の基礎や共済な

ど説明。メーデー集会やナー

スウェーブ行動に合わせて取

り組みの歴史や参加意義に関

する学習会などを実施。埼玉

では青年部がないため、青年

部再建に向けて積極的に企画

開催や活動を実施している。

アクト参加の呼びかけやブロ

ックアクトの企画準備、また

青年役員向けに経営資料の見

方などの学習、ヒバクシャ署

名行動と合わせた交流会を開

催した。青年の組合活動への

結集を目指す。

徳島県医労連

琢也

代議員

県医労連では、労働環境の

改善を目指し、労働安全衛生

活動強化のツールとして「持

ち上げないケア実行委員会」

を立ち上げ、ノーリフトポリ

シーを活用した組織拡大に取

り組んでいる。セミナー開催

を実施し、未組織に働きかけ

労組への加入結集へと繋げて

いる。単組内でも、安全衛生委

員会として学習会や、利用者

も巻き込んだノーリフトの試

験導入を実施している。今後

は連続セミナーを開催し組合

員との関係づくりの場を作っ

ていきたい。昨年11月に青年

部を再建。企画に継続的に参

加してもらえるよう頑張る。

佐賀県医労連

永家

なち子

代議員

介護施設の「デイサービス

ほほえみの里」では2人が突

然解雇通告を受け、就業を拒

否され不当解雇された。その

後、県医労連に加入。会社は

交渉に応じず、労働審判も無

視、解雇の必要性について納

得のできる説明もしていな

い。6月に組合側の全面勝利

で和解が成立した。全国から

の争議支援カンパに感謝。県

では「希望の家労組」が1年

がかりで結成した。初の団体

交渉実施後、施設側の不当労

働行為が起き、委員長宛に「組

合脱退届」が郵送された。労

働委員会に相談後、斡旋成立。

現在、窓口交渉を重ねている。

群馬県医労連

古川

真由美

代議員

青年部・介護福祉部の部会

運営に取り組み、運動を進め

てきた。部会の特色を作り、

定例会議を実施すること、情

報交換・情報共有ができるこ

とを目標にしてきた。青年部

は「親睦と交流、学習」を主

に行ない、参加者ゼロになら

ない取り組みを続けたい。女

性部は、労働問題や署名活動

に取り組んだ。介護福祉部は

「交流と学習」がメイン。多

くの職種が参加し、学習して

いる。部会の活性化のために、

明確な活動目標をもち、参加

しやすい運営や環境づくりに

努めたい。

山口県医労連

中村

代議員

2回の青年部大会を開催し

た。1回目はパワハラ・セク

ハラの学習を行ない、泣き寝

入りしないように学習を深め

た。2回目は岩国基地問題に

ついて座学と基地見学を含め

たフィールドワークを実施。

現地の不安や安保問題、米軍

が守ってくれるという若い世

代の思い込みによる反対運動

への影響など学習できた。特

徴として、県内の組合青年が

活動しやすいように独自財活

を企画し行っている。

女性協議会

武田

特別代議員

女性がいきいきと輝いて働

き続けられる職場実現のため

に運動している。年休・連休

・生休の3休(サンキュー)

を合言葉に諸権利を知って・

知らせて・職場を変えようの

3C(サンシー)の取り組み

を推進。春の母性保護月間で

は、Tシャツを作成。厚労省

要請では人手不足への体制整

備やマタハラ指導強化などを

要請した。働きやすい職場実

現のために運動を広げ奮闘す

る。青

年協議会

門岡

特別代議員

日本医労連青年協では「遊

び・学び・アクトする」をス

ローガンに要求実現に向け取

り組んでいる。昨年実施した

ハラスメント調査の記者会見

では多くの取材をうけ、勤務

環境の改善と相談窓口の啓発

の必要性を訴えた。10月の青

年学習交流集会では「社会保

障」をテーマに貧困と格差、

最賃を学習する。青年の大き

な役割として次世代育成と組

織拡大がある。新人オリの成

功体験など広め、20万医労連

達成の中心的役割を担いた

い。

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(6)第1693号(毎月第2・4木曜日発行)医 療 労 働 者( )昭和36年9月15日第三種郵便物認可2018年8月9日

すべての発言が、議案に賛成の立場から補強いただく

内容で、64本(文書発言1本含む)の発言がありました。

新たに開始する夜勤改善・

大幅増員署名の要請項目に、

「週労働32時間」を明記すべ

きという意見がありました

が、具体的な数字を要請項目

に入れると、「労基法では週

40時間だから」と地方議会や

国会でも賛同が広がらないた

め、32時間という具体的な数

字は要請項目に入れていませ

ん。しかし、夜勤交替制労働

者の週労働時間を短縮すべき

という要求は高く掲げていま

すから、インターバル確保や

正循環を実現させて夜勤時間

短縮と夜勤保障休暇などを要

求する形で国会議員や地方議

員に理解を求めて行きたいと

考えます。産別全国最賃アク

ションプランの取り組みで

は、学習パンフや最低生計費

リーフ、学習用パワーポイン

トなどを作成して学習の推進

を提起しています。すでにこ

れらの学習資材で推進されて

いる組織もありますし、なお

一層新たな資料がほしいとい

う要望でありましたら、具体

的に内容についてリクエスト

いただきたいと思います。中

央最低賃金審議会終了時点で

は、今回の特定最賃申し出の

取り扱い結果が判明しますの

で、その結果を受け、秋以降

の取り組みの具体化を提起し

たいと思います。

西日本豪雨災害で被災され

た方々にお見舞いを申し上

げ、今大会の中でも支援カン

パにご協力いただきましたこ

とに感謝いたします。引き続

きできる限りの支援を行って

いきたいと思います。西日本

豪雨災害に限らず、その直前

には大阪北部地震、あるいは

九州豪雨など、毎年のように

災害が襲ってきています。私

たちは国民のいのちと健康、

くらしを支える労働者とし

て、災害を受けた時に痛感し

ている、行政の対応の至らな

さ、そして公立・公的医療機

関や介護・福祉施設の果たす

役割の重要性、そこで働く労

働者の安定した人員配置の重

要性など、災害対応時の教訓

をまとめ、自治体や国に対す

る要請の取り組みを強めたい

と思います。

医療研に関して議案書での

取り上げ方が少ないのではと

の意見もいただきました。私

自身もまとめ集会で報告した

通り、医療研運動の原点を見

つめなおし、地域医療・介護

の充実をめざす上で、参加者

がこれまでの運動に確信を持

って帰ることができた長野医

療研になったと感じていま

す。議案書作成日程との関係

で、開催した内容が反映され

ていませんが、機関紙「医療

労働者」でも開催した内容を

大きく取り上げていますの

で、来年以降は「医療労働者」

を大会資料に入れるなど工夫

したいと思います。

春闘の産別団交で大きな成

果を上げた報告もありまし

た。産別統一闘争に結集を強

める中で賃金水準の引き上げ

を図っていく、このことに確

信を持つことが重要だと思い

ます。そして、医療や介護の

処遇改善に対する政府の動き

は、一方で医療・介護・社会

保障の抑制策を強めつつも、

看護師や介護職の賃金水準の

改善に言及し始めましたし、

医師をはじめとして労働時間

管理の改善にも言及していま

す。この政府の姿勢を作り出

したのは私たちの運動です

し、その変化をしっかりと受

け止めながら、更なる具体的

な手立てを政府に求めて行く

取り組みを強めていくことが

大切です。要求にこだわりを

持って、要求討議を深めて、

組合員に要求への執着心を持

ってもらう。このことが運動

の広がりと前進に確実につな

がっていく重要な要素だと思

います。

増員闘争と労働条件改善の

課題です。労安活動の重要性

も強調されました。引き続き

労安活動の手引きやチェック

シートも活用しながら、すべ

ての組織で推進していただき

たいと思います。大幅増員闘

争については、国会請願署名

の紹介・賛同議員が115名

にまで広がり、国会の中でも

委員会質疑などにつながり、

野党統一候補の多くが紹介議

員を応諾されたと発言があり

ました。この野党統一候補が

増えていけば、私たちの国会

請願が野党共同提案に結びつ

いていく可能性も大きく広が

っています。新署名でも大い

に奮闘しましょう。不払い労

働やサービス残業解消の取り

組みでは、労基署を活用し改

善させた取り組みの紹介もあ

りましたし、この間、大規模病

院を中心に労基署から是正勧

告を受ける病院が相次ぎまし

た。秋闘方針でも、不払い労

働根絶・年休取得促進月間の

取り組みを提起しています。

キャンペーンも張って大いに

取り組みをすすめましょう。

公立・公的病院の統廃合の

動きに対してですが、中央執

行委員会でも対応を強めよう

との検討をしています。社保

対策委員会と全国組合協議

会、自治体病院部会、地域医

療振興協会や済生会対策の担

当者などで具体化をすすめて

いきたいと思います。

有期雇用労働者の無期転換

の取り組みを組織拡大につな

げて成果を引き出した報告、

青年のかかわりを強めること

で組織拡大を成功した報告、

青年組合員が組織拡大強化に

かかわり結果を出すことで運

動への達成感と確信につなが

っていくとの発言は、まさに

重要な教訓だと思います。全

国組合の単組・支部と県医労

連の連携についても重要な教

訓が発言の中で出されまし

た。組織拡大強化の課題であ

ると同時に、公立・公的病院

の統廃合の動きが強まる中

で、その動きにストップをか

けていくうえでも求められて

いる連携だと思います。

私たちの組織は全国47県す

べてにあり、組織力量の強弱

はあっても、お互いに支援し

あって運動を前にすすめる取

り組みを続け、その経験を蓄

積しています。引き続き、新

しい方針に基づいて運動を広

げ、立憲主義破壊、国民生活

破壊のこの悪政を転換させ

て、私たちと国民共通の切実

な要求を実現させる決意を確

認しあえた大会討論だったと

思います。また新たな1年を

奮闘する私の決意も述べまし

て、総括答弁にいたします。

ありがとうございました。

定期大会2日目の夕食交流

会では、医労連共済の表彰式

が行なわれました。表彰式で

は、森田しのぶ中央執行委員

長から各加盟組織の代表者に

賞状と記念品が贈られまし

た。今

年の表彰は、加入30%目

標の達成について行ない、単

組・支部も対象となる「年間

連続拡大(石川民医労)」「火

災共済年間10件以上拡大(岡

山医生協労組)」などは、秋

の共済推進全国交流集会で行

ないます。

◆目標達成組織◆

《個人共済・11組織》

全日赤・北海道医労連

・新潟県医労連・群馬県

医労連・栃木県医労連・

山梨県医労連・東京医労

連・静岡県医労連・奈良

県医労連・滋賀県医労連

・広島県医労連

《火災共済・4組織》

滋賀県医労連・香川県

医労連・愛媛県医労連・

長崎県医労連

《自動車共済・2組織》

愛媛県医労連・沖縄県

医労連

採択結果◆第1号議案(運動方針)全会一致で可決◆第2号議案(予算)全会一致で可決◆会計報告・会計監査拍手で承認◆共済方針・予算拍手で承認□役員選挙全員信任□スト権投票(有効投票178票)反対1、保留0、賛成177

(写真上)「香川表彰されま

した〜嬉しい〜

(#^.^#)/」

(写真下)火災共済達成組織の

皆さん

個人共済目標達成組織の皆さん

「達成しちゃったぜ〜!!」

自動車共済達成組織の皆さん

今回、新潟県医労連も

個人共済の目標を達成し

ていましたが、資料と表

彰から取り落としていま

した。訂正しお詫び申し

上げます。

目標達成組織を表彰

個人・火災・自動車

個人・火災・自動車

引き続き医療研運動を広げよう

引き続き医療研運動を広げよう

社保闘争

社保闘争

組織拡大強化

組織拡大強化

質問や要望に関して

質問や要望に関して

賃金闘争

賃金闘争

安倍改憲ストップ、政治革新で要求実現を

安倍改憲ストップ、政治革新で要求実現を

大幅増員闘争、労働条件改善

大幅増員闘争、労働条件改善

災害対策に関して

災害対策に関して

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2018年8月9日( )昭和36年9月15日第三種郵便物認可医 療 労 働 者(毎月第2・4木曜日発行)第1693号(7)

大 会 宣 言日本医労連は7月18日~20日までの3日間、群馬県安中市において第68回定

期大会を開催し、7全国組合・47都道府県医労連から、代議員182人、傍聴・役員等あわせて285人が参加しました。組織拡大の到達は、すべての組織が奮闘した結果、組合員数17万7093人・10年連続増勢、過去最高を217人上回り大会を迎えることができました。

私たちはこの1年間、安倍政権が企む明文改憲の動きに断固として反対し、憲法改悪阻止で一致する多くの個人や団体とともに職場・地域でたたかいをすすめてきました。昨年から取り組んでいる「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」(3千万人署名)は、1,800万筆を超え共闘の輪が広がっています。

今大会は、文書発言を含む64本の発言で活発な討論が行われました。西日本豪雨災害では、岡山、広島、愛媛の被災県から被害状況の報告と支援の訴えがあり、大災害はいつどの地域でも起こりうることを念頭に災害への備えや医療・介護・福祉労働者の大幅増員の必要性が強調され、東日本大震災、熊本地震、大阪北部地震の被災各県からも教訓が語られました。また、米軍基地問題をはじめ平和とくらしをまもるたたかい、産別団交など粘り強いたたかいでベアを勝ち取った報告や、看護職員の労働実態調査を記者発表し世論に訴えた経験、地域医療を守るたたかいや、働くルールの確立に向けた教訓と組織拡大強化の経験、労働組合の見える化が求められていることなどが、熱く語られました。

国民多数の反対を無視し、過労死促進と指摘される「働き方改革」一括法案を強行採決した与党の暴挙を、私たちは決して許すことはできません。私たちは国民のいのちと健康をまもる立場からたたかいの手を緩めず、労働者自らが求める「真の働き方」改革を実現させるために全力をあげてたたかうことを確認しました。だれもが8時間労働で人間らしく生活できる賃金・労働条件の実現と産別最賃の新設をめざし、職場・地域で大いに奮闘しましょう。

安全・安心の医療・介護・福祉をめざす私たちの運動は、幅広い国民の願いとかみ合って、社会を変える大きな力となっています。新たに始まる夜勤改善・大幅増員署名は、3年間・毎年100万筆を目標に、全加盟組織・全組合員で取り組むことを確認しました。秋の「いのちまもるキャラバン行動」では、憲法改悪・戦争する国づくり阻止、地域医療の確保と夜勤改善・大幅増員を求めるキャンペーンを広げる決意を固めました。職場・地域で対話を広げ、すべてのはたらく仲間とともに、声をあげていきましょう。

いのちと平和をまもり、社会保障の切り捨てを許さない運動を広げ推進するためにも、日本医労連の組織を強く大きくすることが必要です。2018年度は第9次組織拡大3か年計画の最終年度です。800万人の医療・介護・福祉労働者を視野に、早期に組織数19万人を突破し、20万医労連の達成を図りましょう。共通する要求や目的のために結集し、強固な医療産別の建設をめざします。

平和と民主主義を守り、社会保障の充実で、だれもが安心して生き働き続けられる社会を実現するために、今大会で決定した方針にしっかりと団結し、全国のなかまと共に奮闘することをここに宣言します。

2018年7月20日日本医療労働組合連合会第68回定期大会

定期大会に3名の来賓の皆さんにご挨拶いただきました。お忙しいなか、ありがとうございました。

全労連小田川 義和議長

福祉保育労澤村 直書記長

医団連代表保団連

中 重治事務局長

衆議院議員日吉雄大(立民)/長谷川嘉一(立民)/岡本あき子(立民)/櫻井周(立民)/佐々木隆博(立民)/池田真紀(立民)/生方幸夫(立民)/山崎誠(立民)/逢坂誠二(立民)/神谷裕(立民)/柚木道義(国民民主)/伊藤俊輔(国民民主)/笠井亮(共産)/塩川鉄也(共産)/小川淳也(希望) /関健一郎(希望)(16議員)

参議院議員市田忠義(共産)/山下芳生(共産)/小池晃(共産)/山添拓(共産)/吉良よし子(共産)/武田良介(共産) /田名部匡代(国民民主)/舟山康江(国民民主)/桜井充(国民民主)/森ゆうこ(自由党)/又市征治(社民)(11議員)

労働組合日本自治体労働組合総連合/日本国家公務員労働組合連合会/全日本教職員組合/全日本建設交運一般労働組合/全国自動車交通労働組合総連合会/全国検数労働組合連合/郵政産業労働者ユニオン/全国印刷出版産業労働組合総連合会/映画演劇労働組合連合会/特殊法人等労働組合連絡協議会/全国金融労働組合連合会/全日本年金者組合/全労連・全国一般労働組合/全労連公務部会・公務労組連絡会/岩手県労働組合連合会/福島県労働組合総連合/山梨県労働組合総連合/千葉県労働組合連合会/神奈川県労働組合総連合/長野県労働組合連合会/富山県労働組合総連合/静岡県労働組合評議会/愛知県労働組合総連合/滋賀県労働組合総連合/京都地方労働組合総評議会/全大阪労働組合総連合/兵庫県労働組合総連合/奈良県労働組合連合会/岡山県労働組合会議/島根県労働組合連合会/福岡県労働組合総連合/大分県労働組合総連合/全国労働組合総連合共済会/日本国家公務員労働組合連合会共済会/国土交通労働組合/全労働省労働組合/全国税労働組合/全国税関労働組合/日本民間放送労働組合連合会/国民春闘共闘委員会/東京地方組合評議会/全国建設関連産業労働組合連合会/全国大学高専教職員組合/全日本港湾労働組合/全国医師ユニオン/国鉄労働組合/全農協労連/全国建設労働組合総連合/全日本損害保険労働組合/日本新聞労働組合連合/日本乗員組合連絡会議/航空労組連絡会/東京土建一般労働組合(53団体)

医療関係・民主団体・その他団体公益社団法人日本看護協会/全日本民主医療機関連合会/中央社会保障推進協議会/日本医療福祉生活協同組合連合会/新日本医師協会/全国生活と健康を守る会連合会/全国腎臓病協議会/医療法人坂上健友会・大戸診療所/国民大運動実行委員会/働くもののいのちと健康を守る全国センター/日本高齢者運動連絡会/自由法曹団/全国商工団体連合会/労働運動総合研究所/労働者教育協会/日本婦人団体連合会/新日本婦人の会中央本部/日本国民救援会/日本原水爆被害者団体協議会/安保破棄中央実行委員会/日本平和委員会/国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会/全国革新懇/日本のうたごえ全国協議会/治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟/農民運動全国連絡会/(26団体)

海外国際看護師協会(ICN)/韓国保健医療労働組合(KHMU)/ベトナム保健労働組合(VNUHW)/全米看護師連盟(NNU)(4団体)

*祝花を寄贈いただきました*全労連共済/中央労働金庫荒川支店

29期事業報告と30期活動方針の提案を内田博之書記次

長が大会3日目に行ない、代議員の承認を受けました。

加入者7万3千人に

活動報告では、29期も「共

済説明会」など旺盛に取り組

まれ、加入者は7万3千人を

超え、組合員加入率が約3割

になったと報告がされまし

た。また、給付では、医療共

済が給付率144%となり、

給付枠では欠損が出たもの

の、費用枠の効率的な執行で、

事業全体では剰余が出たこと

が報告されました。

新歓でも加入推進

30期活動方針では、各組織

での加入推進に意思統一や、

新歓での共済活用、セット共

済の型上げや火災共済の推進

が呼びかけられ、キャンペー

ンでの助成を追加することも

提案されました。

制度見直しの討議を

あわせて、制度見直しにつ

いて提案が行なわれました。

給付が予算を大きく超える

医療共済については、加入拡

大と、制度の骨格は維持しな

がら給付率を下げる協議を始

めることが提起されました。

ガン給付特約は、提案を保

留し、出されている制度上の

懸念などを精査し、来年1月

の中央委員会で取り扱いを決

定していくことが提案されま

した。

本部OB制度については、

現行55歳からの制度を65歳か

らの制度にするための予備提

案が行なわれました。

自動車共済については、全

労連共済への統合を確認し、

統合での制度変更の周知など

取り組みが提起されました。

共済推進にむけて、拡大キ

ャンペーンの助成がさらに拡

大されました。

秋・春の単組支部の説明会

への助成は、これまで各1回

だったものを各2回として、

「自前の講師」への準備支援

(記念品2千円分)も新設さ

れました。

新歓への支援として、新入

職員の加入推進で、単組支部

への助成(5月効力発生で1

名2千円、6月効力発生で1

名1千円分の記念品進呈)が

新設されています。

その他にも、組織一律共済

の討議や、火災共済の推進な

どで助成を新設しています。

詳細は、共済発文書129

8号を確認して下さい。

魅魅力力つたえて共共済済推推進進キャンペーンの助成さらに大きく

新歓でも共済利用を

新歓でも共済利用を

医労連医労連

祝電メッセージ

来賓あいさつ

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(8)第1693号(毎月第2・4木曜日発行)医 療 労 働 者( )昭和36年9月15日第三種郵便物認可2018年8月9日

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役職名

選出組織及び役職名

運営委員長

森田

しのぶ

日本医労連中央執行委員長

副委員長

森田

日本医労連書記長

事務局長

内田

博之

日本医労連書記次長

事務局次長

瀧川

日本医労連中央執行委員

運営委員

前園

むつみ

全医労書記次長

岡野

全厚労書記

山口

早苗

全日赤中央執行委員

金子

昌仁

全JCHO病院労組書記次長

浅山

麻実

全労災書記次長

坂本

北海道医労連書記次長

松坂

金浩

秋田県医労連書記長

永島

達哉

千葉県医労連書記長

幸島

元彦

愛知県医労連副執行委員長

坂田

賢治

滋賀県医労連書記長

藤本

広島県医労連書記長

金子

竜太

高知県医労連書記長

池田

勝久

鹿児島県医労連書記長

五十嵐

建一

日本医労連中央執行委員

齋藤

康雄

東京医労連書記次長

桜井

恭子

公共労中央執行委員

荒木

友里

新潟県医労連書記次長

写真右から

森川

息吹さん(全医労)

井上

純さん(徳島県医労連)

木村

順子さん(三重県医労連)

大会議長団

◎議事運営委員会五十嵐 真理子(全日赤)岡野 学 (全厚労)金子 昌仁 (全JCHO)桜井 恭子 (公共労)松崎 みどり(関信・茨城)柳生 剛志 (関西・京都)中村 久 (中国・山口)三浦 宜子 (副執行委員長)

◎資格審査委員会小松 征史 (全労災)板倉 尚美 (国共病組)坂本 諭 (北海道)菊地 和樹 (東北・岩手)川上 真理 (九州・鹿児島)寺園 通江 (中央執行委員)

◎大会宣言起草委員田中 直光 (中央執行委員)藤田 省吾 (中央執行委員)松田 加寿美(中央執行委員)

◎大会書記長米沢 哲 (中央執行委員)

◎大会書記武田 学 (書記局)通縁 由貴江(書記局)

◎中央選挙管理委員(2017年度)玉村 美冴子(全医労)河野 昌晃 (全日赤)上田 潤 (東北・山形)中務 愛子 (中国・岡山)

22001188年年度度 選選挙挙管管理理委委員員玉村 美冴子(全医労)河野 昌晃 (全日赤)佐藤 英昭 (関西・和歌山)井樋口 美香子(九州・沖縄)

22001188年年度度 顧顧問問のの委委嘱嘱奥山 邦彦

(敬称略)

中央副執行委員長

鎌倉 幸孝長野

中央執行委員

渡辺 勇仁山形

会計監査委員桶谷 努全医労

中央執行委員原 英彦愛知

中央執行委員瀧川 聡福岡

中央執行委員長

森田 しのぶ全日赤

書記次長

内田 博之山梨

中央執行委員

菅原 忠全労災

日本医労連

中央執行委員

中央執行委員

油石 博敬北海道

中央副執行委員長

佐々木 悦子全医労

中央副執行委員長

松本 隆浩京都

会計監査委員高橋 ただし全厚労

中央執行委員林 信悟愛知

中央執行委員田中 直光熊本

書記次長

吉村 得王彦大阪

中央執行委員

藤田 省吾埼玉

中央副執行委員長

三浦 宜子全医労

中央副執行委員長

日高 琢二福岡

会計監査委員鮫島 彰神奈川

中央執行委員石堂 吉輝奈良

中央執行委員

松尾 晃全厚労

中央執行委員

松田 加寿美北海道

中央執行委員

青山 光東京

中央副執行委員長

畑中 剛喜全厚労

書記長

森田 進東京

中央執行委員黒澤 幸一北海道

中央執行委員湖山 隆司鳥取

中央執行委員

中村 健一全日赤

中央執行委員

米沢 哲東京

退任役員

ご苦労様でした

中央副執行委員長

高橋 勝行福島

中央執行委員

大島 賢全JCHO病院労組

中央執行委員井上 純徳島

書記次長

温井 伸二北海道

中央執行委員

五十嵐 久美子岩手

中央執行委員

村上 眞一東京

中央副執行委員長中丸 登代子全医労

大会議長

お疲れ様でした

大会議長

お疲れ様でした

日本医労連共済 第30期運営委員日本医労連共済 第30期運営委員

第68回定期大会役員のみなさんご苦労様でした

第68回定期大会役員のみなさんご苦労様でした

中央副執行委員長中野 千香子

東京

中央執行委員金子 竜太高知

会計監査委員加藤 貴群馬

2018年度2018年度

中央執行委員五十嵐 建一書記局

中央執行委員寺園 通江書記局

中央執行委員山口 一秀書記局