未来の減速装置New power transrmission system

荻野工業株式会社OGINO KOGYO CO.LTD

OGINIC解説資料

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呉工場 : 〒737-0161 広島県呉市郷原町4010-6 （桑畑工業団地内）

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お問い合わせ

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■ 減速機の分類とOGINIC減速機の位置付け

・各種減速方式の中で，歯車式を詳しく分類

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◆ベルト式

◆チェーン式

◆摩擦式

◆歯車式（精密減速機）

平行軸歯車式

ウォーム歯車式

遊星歯車式

波動歯車式

揺動歯車式

OGINIC中空タイプ OGINIC中実タイプ

オ ギ ニッ ク

OGINICは，独自技術

（特許）を駆使した揺動

歯車式精密減速機とし

て開発されています。

軽量・コンパクト・ノンバックラッシ・低ヒステリシスを

実現した『未来の減速装置』 OGINICを開発

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■ OGINIC減速機の特徴

ニードルローラ

（３）減速比 ἱ = 8 ～ 10,000が可能

・1段から2段の噛合い減速機構を有しており，幅広い減速比が選択出来ます。

・低減速比の場合は，１段目の噛合いのみで対応可能です。更に，2段目の噛合いにも減速機構を付加する

ことで大きな減速比が実現出来ます。

※型番，仕様により減速比範囲や性能が異なる場合があります。

詳細は，定格表及び各型式の詳細諸元表を参照して下さい。

また，特注仕様については，直接お問い合わせ下さい。

（１）軽量＆コンパクト

・同一軸で入出力するシンプルな構造によりコンパクトな設計が可能。

・減速機構が集約されており，他の減速機構に対し軽量化が可能。

（２）中空軸と中実軸に対応

・一般的な中実軸タイプに加え，様々な用途が広がる中空軸タイプも可能。

・中空軸タイプは，他の減速機構に対し，外径を抑えた上で大口径の中空構造が提供可能。

（５）スムースな回転と低騒音を実現

・ニードルローラを介することでギアの回転が，

転がりに近い噛合いとなる為，非常に滑らかな

回転が実現。

・併せて，噛合い率を高く取ることが出来，歯打ち音

の発生が無く，低騒音を実現しています。

（４）ノンバックラッシ ・ 低ヒステリシス特性

・右図の様にギヤ間にニードルローラを挿入した噛合いとすることで，

スベリ伝達では無く転がりに近い伝達としています。

・また，ニードルローラが回転して摩擦を２箇所で分担する為，噛合い効率が

高い事と，予圧を与えても焼付きをおこさない構造によりノンバックラッシと

低ヒステリシスの両立が可能となります。

ギア

ギア

0

20

40

60

80

500 1000 1500 2000 2500 3000

騒音

レベ

ル（ｄ

BA

)

入力回転速度 (r/min)

Y社 2KWモータ

OGINIC 1/32

他社製品K 1/30

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■ OGINIC減速機の作動原理及び内部構造と構造上の特徴

（２） 内部構造と構造上の特徴

Fixed Gear(Z1)

Input Shaft

Output Gear(Z4)

Nutation Gear (Z2&Z3)

Case

＊入力軸に傾斜部を形成し，

ｾﾝﾀｰｷﾞｱ（Nutation Gear)

を揺動させている。

＊噛合い部にニードルローラを使い、

転がり作動させることで回転抵抗を減らし､

滑らかな回転を可能にしている。

θ

（１） 作動原理

・入力軸を回転すると，傾いて設置されたベアリング付センターギアが揺動回転。

・固定ギア周りを，固定ギアより歯の数が多いセンターギアが回転することで，

歯数差分センターギア外輪が回転（入力軸に対して減速回転）する。

・減速された回転が出力ギア付き出力軸に伝わり出力される。

（出力ギアとセンターギアに歯数差があれば，その分減速が追加される。）

ベアリング付き

センターギア

入力軸 出力ギア付き

出力軸

固定ギア

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■ 減速比と回転方向

　・減速比（ἱ）は，下記計算式で導かれます。

・OGINICは固定と回転の条件を変えることで様々な挙動コントロールが可能です。Z1：:9歯，Z2：10歯，Z3：:10歯，Z4：:10歯での減速比ἱを参考表示する。また，通常の減速機として使用する場合の

固定 入力回転 出力減速回転 出力増速回転 Input Shaft/Case/Output Shaft名を使用し固定/回転を変化させて表示する。

1.　減速正回転 ἱ=10 2.　減速逆回転 ἱ=-9

Input Shaft Case Output Shaft Input Shaft Case Output Shaft

3.　減速正回転 ἱ=10/9 4.　増速逆回転 ἱ=-1/9

Input Shaft Case Output Shaft Input Shaft Case Output Shaft

5.　増速正回転 ἱ=9/10 6.　増速正回転 ἱ=1/9

Input Shaft Case Output Shaft Input Shaft Case Output Shaft

※ 減速比　ἱ　がプラスの場合は，入力回転方向に対して同方向回転（正回転），マイナスの場合は，反対方向回転（逆回転）となります。

※ 減速比　ἱ　が＞１の場合は減速，＜１の場合は増速となります。

（１）減速比

※減速の場合の条件

歯数 Z1≦Z2 Z3≧Z4

ἱ = 減速比

Z1=Z1歯数

Z2=Z2歯数

Z3=Z3歯数

Z4=Z4歯数

Z2 × Z4

Z1 × Z31/ἱ = 1 -

Z1=49

Z2=50

Z3=50

Z4=50

⇒ἱ=50

50 × 50

49 × 501/ἱ = 1-

1=

50

計算例 Z4

Z1

Z2

Z3

（２）減速，増速と回転方向

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■ OGINICの用途

■ 各種用途でのOGINIC製作事例

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＜電動アシスト自転車＞

＜インホイールモータ＞

＜圧入機＞＜パワーステアリング＞

＜電動カート＞

＜産業用ロボット＞＜パワーゲート＞

＜ウィング＞

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■ 保有開発システムと評価試験機器

（１）開発システム

・2D CAD (Auto CAD)OGINICの変位解析事例

・3D CAD (Pro/ENGINEER)

・ギア設計プログラム　（AMTEC）

・構造解析 (Pro/MECHANICA)

OGINICの歯当り解析事例

（２）評価試験機器

・角度伝達誤差試験機

・耐久試験機

・総合試験機 総合試験機外観

・剛性試験機

・無響室

・アムスラー式圧縮試験機

・動バランス試験機 無響室での騒音測定

・マイクロスコープ

・サーモグラフィ

■ お問い合わせは，下記迄

　〒737-0161　広島県呉市郷原町4010-6 （桑畑工業団地内） TEL : 0823-77-1389（直通）　　mail : ogino@oginokk.co.jp　FAX : 0823-77-1361　　　　　　URL:http://www.oginokk.co.jp

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