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Oracle BPEL Process Manager を使用した JD Edwards EnterpriseOne 顧客信用情報の 問合せ

Oracle BPEL Process Manager を使用した...Oracle BPEL PM にJD Edwards EnterpriseOne のWeb サービスを取り込むには、物理的な.wsdl ファイル、またはWSDL ファ

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Oracle BPEL Process Manager を使用した

JD Edwards EnterpriseOne 顧客信用情報の

問合せ

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第 1 章 概要 このチュートリアルでは、JD Edwards EnterpriseOne(JDE E1)に対して顧客信用情報の問合せをおこないます。これは、

(a)JD Edwareds EnterpriseOne の公開されている Customer Business Service から WSDL を取得する、(b)WSDL を Oracle BPEL Process Manager(Oracle BPEL PM)に取り込み、Web サービス操作の getCustomerCreditInfo を呼び出す、といった 2段階の手順で構成されています。

前提条件:

• JD Edwards EnterpriseOne 8.12/8.97 がインストールされていること(Business Services Server を含む)

• JD Edwards EnterpriseOneの公開されているBusiness Servicesを更新センターまたは変更アシスタントからESUと

してダウンロードし、Business Services Server にインストールしていること

• Oracle SOA Suite

第 2 章 JDE E1 の WSDL の場所確認 Oracle BPEL PM に JD Edwards EnterpriseOne の Web サービスを取り込むには、物理的な.wsdl ファイル、または WSDL ファ

イルの場所を Oracle BPEL PM に示す URL のいずれかを指定する必要があります。これから説明する例では、Customer Master Business Service 用の WSDL ファイルの場所を確認する手順について学習します。

2.1 Oracle Enterprise Manager のオープン Web ブラウザを開き、JD Edwards EnterpriseOne Business Services があるサーバー上の Enterprise Manager の URL を入力し

ます。通常、この URL は次のような形式になります。

http://<EnterpriseOne アプリケーション・サーバー>/em/

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管理者の資格証明を入力し、「Login」をクリックします。

Enterprise Manager - Cluster Topology フォームが表示されます。

JD Edwards EnterpriseOne のビジネス・サービス・コンテナを選択します(この例での名前は BSSV_Container)。ビジネ

ス・サービス・コンテナのホームページが表示されます。

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「Web Services」タブを選択して、このコンテナにデプロイされているビジネス・サービスを表示します。

「CustomerManagerHttpPort」のラジオ・ボタンを選択します(これは、JD Edwards EnterpriseOne で顧客に使用されるト

ランザクション・タイプをサポートする Web サービス操作のための公開サーバーです)。「Test Service」ボタンをクリッ

クします。Test Web Services フォームが表示されます。

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この画面に表示されている URL をコピーし、末尾に文字列"?WSDL"を追加します。以下に例を挙げます。

http://<EnterpriseOne アプリケーション・サーバー>/PD812/CustomerManager?WSDL

この URL を Web ブラウザに入力すると、次の図のように WSDL の内容が表示されます。

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この URL を保存します。この Web サービスを取り込むには、URL を Oracle BPEL PM に設定する必要があります。

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第 3 章 Oracle BPEL PM プロセスの作成

3.1 起動 デスクトップ上のアイコンをクリックして、Oracle SOA Suite を起動します。起動するまで、しばらく時間がかかり

ます。

デスクトップ上のアイコンをクリックして、Oracle JDeveloper を起動します。

3.2 Oracle BPEL の作業領域とプロジェクトの作成 Applications – Navigator ウィンドウで「Applications」を右クリックし、「New Application…」を選択します。

アプリケーションの名前を入力します。ここでは、TestJDE と入力します。 「OK」をクリックして、アプリケーションを作成します。

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Create Project ウィンドウが表示されます。「Cancel」をクリックします(「Cancel」をクリックすることに注意してくだ

さい)。

JDeveloperのメイン・ウィンドウに戻ります。Applicationsウィンドウに作成したTestJDEが表示されています。「TestJDE」アプリケーションを右クリックし、「New Project…」を選択します。

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New Gallery ウィンドウで、「BPEL Process Project」を選択して、「OK」をクリックします。

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Name フィールドにプロセス名として JDEQueryCustomerCredit を入力し、Template ドロップダウン・リストで

「Synchronous BPEL Process」を選択します。「Finish」をクリックします。

TestJDE アプリケーションの下に JDEQueryCustomerCredit プロジェクトが作成されます。Applications – Navigator ウィン

ドウで、ファイルを確認できます。

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3.3 JDE 顧客信用情報への問合せを挿入するパートナー・リンクの

作成 1. Oracle JDeveloper Designer の右上の Component Palette セクションで、ドロップダウン・リストから「Services」を

選択します。

2. 「PartnerLink」アクティビティを、JDeveloper Designer ウィンドウの右側にある Services ヘッダーの下にドラッ

グ・アンド・ドロップします。JDeveloper Designer ウィンドウの両側に、パートナー・リンクをドロップできるセ

クションがあることに注意してください。

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3. Create Partner Link ウィンドウで、パートナー・リンクの名前を指定し、WSDL File テキスト・ボックスに WSDL URL(第 2 章で確認した URL)を入力します。

Partner Link Type ボックスが表示されたら、「Yes」を選択します。

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次の値を入力して、パートナー・リンクの作成を終了します。

Name:RI_CustomerManager Partner Role:Oracle_E1_SBF_SEI_PkgBldFile_RI_CustomerManager_Role Partner Link Type は自動的に選択されます。

「OK」をクリックします。

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3.4 Invoke アクティビティの作成 1. JDeveloper Designer の右上にある Component Palette セクションで、ドロップダウン・リストから「Process

Activities」を選択します。

2. Component Palette セクションから「Invoke」をドラッグ・アンド・ドロップします。

receiveInput アクティビティの直後にあるキャンバス上にドロップします。

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3. 「Invoke_1」アイコンをダブルクリックして、Invoke ウィンドウを表示します。

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4. 次の値を入力します。

a. Invoke Name に、Invoke_JDECustomerCredit を設定します。

b. 懐中電灯型アイコンを選択して Partner Link を RI_CustomerManager に設定し、「OK」をクリックします。

c. Operation を getCustomerCreditInfo に設定します。

d. Input Variable テキスト・フィールドの横にある魔法の杖型のアイコン(「Auto-create variable」)をクリッ

クして、このアクティビティの変数を作成します。

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「OK」をクリックして、デフォルトの変数名を受け入れます。

e. Output Variable テキスト・フィールドの横にある魔法の杖型のアイコン(「Auto-create variable」)をクリッ

クして、このアクティビティの変数を作成します。前の手順と同じように、「OK」をクリックしてデフォル

トの変数名を受け入れます。

f. 「OK」をクリックして、Invoke の変更を受け入れます。Invoke アクティビティの設定は、次の図のようにな

ります。

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3.5 Invoke アクティビティに入力リクエスト・データを送信する 初期割当ての作成

1. JDeveloper Designer の右上にある Component Palette セクションのドロップダウン・リストで「Process Activities」が選択されていることを確認します。

2. Component Palette の「Assign」アクティビティを、receiveInput アクティビティと Invoke_JDECustomerCredit アクティビティの間にドラッグ・アンド・ドロップし、入力変数の Input フィールドを Invoke 入力変数にコピーで

きるようにします。 3.

4. ドロップした「Assign」アイコンをダブルクリックして、Assign ウィンドウを表示します。 5. 「General」タブをクリックします。 6. Name フィールドに CopyInput と入力します。

7. 「Apply」をクリックします。 8. 「Copy Operation」タブをクリックします。

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9. 「Create」をクリックして Create オプション・ウィンドウを表示し、「Copy Operation…」を選択します。

10. 次のように変更します。

ここでは、ユーザー入力(client:input 変数)を BPEL プロセスに取り込み、JDE の Web サービスで Invoke 手順の

入力変数(JDE E1 のアドレス帳番号を表す entityId 変数)に割り当てていることに注意してください。

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11. 「OK」をクリックして Create Copy Rule ウィンドウおよび Assign ウィンドウを閉じます。

3.6 Invoke アクティビティから出力データを送信する割当ての作成 ここでは、前記の手順を繰り返して、JDE 問合せ呼出しから出力変数へのレスポンスを設定します。今回は、Assign アク

ティビティを Invoke アクティビティの次に置きます。

1. JDeveloper Designer の右上にある Component Palette セクションで、ドロップダウン・リストから「Process Activities」が選択されていることを確認します。

2. Component Palette の「Assign」アクティビティを、Invoke_JDECustomerCredit アクティビティと replyOutput アクティビティの間にドラッグ・アンド・ドロップし、Invoke 出力変数の Output フィールドを replyOutput 入力変

数にコピーできるようにします。 3. ドロップした「Assign」アイコンをダブルクリックして、Assign ウィンドウを表示します。 4. 「General」タブをクリックします。 5. Name フィールドに CopyOutput と入力します。

6. 「Apply」をクリックします。 7. 「Copy Operation」タブをクリックします。 8. 「Create」をクリックして Create オプション・ウィンドウを表示し、「Copy Operation…」を選択します。

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9. 次のように変更します。

ここでは、Invoke 手順の出力(amountCreditLimit)を取り込み、それを BPEL プロセスの出力変数(amountCreditLimit)に割り当てていることに注意してください。これが Oracle BPEL Console に返され、ユーザーに結果として表示されます。

10. 「OK」をクリックして Create Copy Rule ウィンドウおよび Assign ウィンドウを閉じます。この時点で、BPEL プロセス

の作成は完了しました。これで、BPEL プロセスを構築してデプロイすることができます。

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3.7 BPEL プロセスの検証、コンパイルおよびデプロイ 注:この項では、BPEL Process Manager を起動して、JDeveloper のデフォルト・ドメインに接続できる必要があります。

1. Applications Navigator セクションに移動します。 2. 「JDEQueryAccount」BPEL プロジェクトを右クリックします。 3. 「Deploy」→「SOAServerConnection」→「Deploy to default domain」の順に選択します(注:SOAServerConnection

は、クラスルームの設定によっては名前が異なる場合があります)。

4. BPEL プロセスがコンパイルされて、デプロイされます。下部のウィンドウで、エラーがないか確認します。エラー

が表示されていない場合は、デプロイメントが正常に完了しています。

5. エラーが表示されている場合は、適切な修正を実施して再度デプロイします。警告は無視してください。 6. エラーなくデプロイされたら、ワークフロー・プロジェクトをテストできます。

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3.8 BPEL プロセスの例

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第 4 章 統合のテスト

4.1 Oracle BPEL Console からの BPEL プロセスのテスト Oracle BPEL Console から Insert を起動して、BPEL プロジェクトをテストできます。

デスクトップ上で URL をクリックし、Internet Explorer を使用して Oracle BPEL Console にログインします。

1. デフォルトの Username は oc4jadmin、デフォルトの Password は oracle1 です。

2. Deployed BPEL Processes リストの「JDEQueryCustomerCredit」をクリックします。

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3. HTML フォームを確認できる JDEQueryCustomerCredit BPEL プロセスの Initiate タブが表示されます。ここでは、

問合せに JDE Entity ID(アドレス帳番号)を入力します。サンプルの JDE Entity ID は、次の数字です。

3001

別のサンプルとして、次の数字も使用できます。 4242 3111

これらの数字の 1 つを、次の図のように payload の input に入力します。次に、「Post XML Message」ボタンをク

リックします。

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4. テスト・リクエストが同期処理されたことを示すメッセージおよび完了までの所要時間が表示されます。また、

返された結果(顧客の信用限度)が表示されます。

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5. 「Audit Instance」リンクをクリックして、完了した BPEL プロセスを検証し、各ステップの値を参照できます。

Audit リンクをクリックすると次のように表示されます。

次のようなページが表示されます。ページ内にあるさまざまな操作をクリックすると、JDE への問合せをおこなった

BPEL プロセスの各手順を確認できます。

「More...」リンクをクリックすると、入力パラメータおよび出力パラメータといった プロセス実行の詳細な情報を確認できます。

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