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Oracle Direct Seminar
実践!! 高可用性システム構築-Data Guard基本編-
日本オラクル株式会社
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 2
• Oracle の高可用性ソリューション
• Oracle Data Guard の種類とアーキテクチャー
• Oracle Data Guard のメリット
• Oracle Data Guard 11g でリソース有効活用
• Appendix
• Oracle Data Guard 11g その他の機能拡張
Agenda
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 3
• Oracle の高可用性ソリューション
• Oracle Data Guard の種類とアーキテクチャー
• Oracle Data Guard のメリット
• Oracle Data Guard 11g でリソース有効活用
• Appendix
• Oracle Data Guard 11g その他の機能拡張
Agenda
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企業システムを取り巻く環境
• 企業にとって、システムの停止は業務継続に直結する問題
24時間365日の
連続運用
競争の優位性を
握る鍵
顧客、株主との
信頼関係
法的な義務
予期しない、または計画されたシステムの停止に対して
業務を継続できるように事前に業務継続計画の策定が必要
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 5
システム停止の要因計
画外
停止
計画
停止
コンピュータ障害
ストレージ障害
人的エラー
データ破損
データ変更
サイト障害
システム変更
データ障害
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事業継続のために-Oracleの高可用性ソリューション-
計画
外停
止計
画停
止
Data Guard,Real Application Clusters,
Streams,Replicationコンピュータ障害
ストレージ障害
人的エラー
データ破損
データ変更
サイト障害
システム変更
データ障害
自動ストレージ管理(ASM),
Recovery Manager(RMAN), フラッシュ・リカバリ領域
Oracle セキュリティ機能, LogMiner,
フラッシュバック・テクノロジー
Data Guard,ブロック検査, ブロック・チェックサム,
HARDイニシアチブ, Streams,Replication,
RMAN,フラッシュ・リカバリ領域
Data Guard, Streams, Replication, RMAN
Data Guard, オンライン再編成および再定義,
Streams,Replication
Data Guard(ローリング・アップグレード),
自動ストレージ管理, 動的リソース・プロビジョニング,
トランスポータブル表領域
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 7
Agenda
• Oracle の高可用性ソリューション
• Oracle Data Guard の種類とアーキテクチャー
• Oracle Data Guard のメリット
• Oracle Data Guard 11g でリソース有効活用
• Appendix
• Oracle Data Guard 11g その他の機能拡張
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 8
通常時
コピー
障害時
本番サイト
スタンバイ・サイト
本番サイト
スタンバイ・サイト
通常時は本番サイトに接続 障害発生時にはスタンバイ・サイトに接続
Oracle Data Guard とは
• 障害・災害対策サイトとして災害対策サイトとして予備システムを構築し、いざというときに切り替えて使用することで事業の継続を可能にする
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 9
Oracle Data Guard とは
• Oracle Data Guardとは、DBのミラーリング機能
• REDOログの転送によってスタンバイ・データベースを構築
• 性能とデータロスを考慮し、柔軟に同期・非同期の転送設定が可能
オンラインREDOログ
スタンバイREDOログ
データファイル
データファイル
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
ログの自動転送転送された
REDOログ情報を書き込む
RFSLGWR LNS
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 10
Data Guard の種類
ロジカル・スタンバイ・データベース (論理構造が等しい)
SQL Apply
転送されたREDOログからSQL文を生成して適用 参照業務
フィジカル・スタンバイ・データベース (物理構造が等しい)
Redo Apply
バックアップ転送されたログをリカバリの
機能を利用して適用ログの自動転送
プライマリデータベース
• フィジカル・スタンバイ・データベース
• データブロック・レベルでプライマリ・データベースと等しい
• ロジカル・スタンバイ・データベース
• 論理的にレベルでプライマリ・データベースと等しい
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 11
フィジカル・スタンバイデータベース
• リカバリの機能を利用してスタンバイに適用プライマリと物理的に等しく、バックアップの代わりになる
スタンバイREDOログデータ
ファイル
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
RFS転送プロセス
MRP
受け取ったREDOログをリカバリの機能を利用して、スタンバイに適用
Mount
状態
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ロジカル・スタンバイデータベース
• REDOログからSQL文を生成してスタンバイに適用オープン状態のため、検索用に使用することができる
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
RFS
LSP
受け取ったREDOログからSQL文を生成して、スタンバイに適用
Open
状態
スタンバイREDOログデータ
ファイル
転送プロセス
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 13
フィジカルとロジカルの選択ポイント
フィジカル ロジカル
災害対策 ◎ ◎
ログ適用のパフォーマンス
◎• DBリカバリのパフォーマンスと同等
△• SQL文変換のためのオーバヘッドが生じる
スタンバイの同時利用
△• 読み取り専用でOpenすることでデータ検索
が可能、その間ログ適用停止
※Active Data Guard Optionによりログの適用を停止せずにデータ検索可能(11g~)
◎• スタンバイ側で制限無く検索可能
• スタンバイ側での索引作成も可能
計画停止の極小化
△• スイッチオーバ/フェイルオーバ実行中にDB
は一時的に停止する
※ロジカルに切り替えてからスイッチオーバすることでローリングPSR適用可能(11g~)
○• スイッチオーバ/フェイルオーバ実行中にDB
は停止しない
• ローリングPSR適用
• ローリングアップグレードを使用可能
運用管理 ◎・内部構成や設定などの面でシンプル
△• 伝播されないDDLあり
• データ型の制限
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 14
REDOログ情報転送のアーキテクチャー
1. LGWR同期転送(SYNC)
2. LGWR非同期転送(ASYNC)
アーカイブREDOログ
トランザクション
オンラインREDOログ
Ora
cle
Net
RFSLGWR
ARCHARCH
LSPMRP
スタンバイデータベース
アーカイブREDOログ
スタンバイREDOログ
① LGWR SYNC
② LGWR ASYNC
LNSsync
async
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 15
LGWR同期転送(SYNC)
• 生成されたREDOログ情報を同期で転送LGWRの書き込み時に、LNSが転送
オンラインREDOログ
アーカイブREDOログ
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
RFS
• データロスなし
• パフォーマンスは数パーセント劣化
• 転送完了まで次のREDOログへの書き込み処理を行わない
LNS
LGWR
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LGWR非同期転送(ASYNC)
• 生成されたREDOログ情報を非同期で転送オンラインREDOログファイルから情報を取得し、LNSが転送
オンラインREDOログ
アーカイブREDOログ
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
RFS
LGWR
• 転送ラグ分のみ失う可能性あり
• パフォーマンス劣化はほぼなし
LNS
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 17
REDO転送モードの選択
• パフォーマンスへの影響とデータロスはトレードオフの関係
設定方法
障害発生直前の数秒から
数十秒分の
トランザクション分
通常はほとんど無しLGWR 非同期転送
無し数パーセントの
パフォーマンス劣化LGWR 同期転送
プライマリ・データベースの障害時のデータロス
プライマリ・データベースへのパフォーマンスの影響
*1 : 「データロス」とは、
プライマリ・データベースとスタンバイ・データベースとのデータ差異が発生するという意味で使用
(*1 )
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 18
RACとの組み合わせでさらなる高可用性システムを構築
• Real Application Clusters(RAC)Oracle Database を仮想化し、高スケーラビリティ・高可用性を実現
Data Guard との組み合わせにより、より幅広い障害に対応
ノード数はプライマリとスタンバイで異なってもよい
RAC Data Guard
プライマリデータベース
スタンバイデータベース
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Agenda
• Oracle の高可用性ソリューション
• Oracle Data Guard の種類とアーキテクチャー
• Oracle Data Guard のメリット
• Oracle Data Guard 11g でリソース有効活用
• Appendix
• Oracle Data Guard 11g その他の機能拡張
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Data Guard のメリット~ネットワークの負荷が尐ない~
• ログのみを転送するので、ネットワークへの負荷が尐ない
オンラインREDOログ
スタンバイREDOログ
データファイル
データファイル
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
ログの自動転送転送された
REDOログ情報を書き込む
同期転送
非同期転送
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 21
検証結果:ストレージミラーとのI/O比較
• Oracle Corporation Mail System における検証結果
ネットワーク帯域幅
ネットワークI/O
およそ1/7!
およそ1/27!
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 22
Data Guard のメリット~様々な障害への対応が可能~
• Oracle レベルでの多重化により不正データの伝播も防止
オンラインREDOログ
スタンバイREDOログ
データファイル
データファイル
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
ログの自動転送
WRITE WRITE
不正データが伝播されない
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 23
Data Guard のメリット~データロスを防止~
• 転送に失敗したログを自動取得・適応相互通信により、ギャップシーケンスの存在を自動認識
アーカイブログ単位で再送し、同期化を保証
Network
障害
10 10
11
11
再送
1分間隔で問い合わせる
プライマリデータベース
スタンバイデータベース
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 24
Data Guard のメリット~高速な業務復旧~
• 障害発生時の自動高速フェイルオーバー
Fast-Start Failover
プライマリの稼働確認
プライマリに切り替える
復旧後は自動でスタンバイとなる
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
オブザーバ
状態を常に監視
1
2
3
45
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 25
検証結果:障害復旧にかかる時間
30
8
0
5
10
15
20
25
30
35
40
内部フェールオーバ時間
障害検知時間
秒
【負荷情報】
同時60接続更新系トランザクション : 3000処理/分
• 追加処理 : 890処理/分
• 更新処理 : 1500処理/分
• 削除処理 : 700処理/分
障害検知時間はシステム毎に設定可能です
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Data Guard のメリット~計画停止時間の最小化~
• ローリングアップグレードによるオンラインでのメンテナンス
1
A(本番) B(スタンバイ)
ノードBを停止ノードBをアップグレード
Upgrade
ノードBを再起動し、再同期後にスイッチ
Upgrade済
2
A(スタンバイ) B(本番)
ノードAを停止ノードAをアップグレード
Upgrade
Upgrade済
3
A(スタンバイ) B(本番)
ノードAを再起動し、再同期後にスイッチ
Upgrade済
Upgrade済
4
A(本番) B(スタンバイ)
Oracle Database 10g (10.1.0.3)以降で使用可能Data Guard構成が可能なOSの組み合わせ(一部を除き基本的同じOS)
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved.27
既存OracleDB
GoldenGate
新規OracleDB
GoldenGate
双方向同期
データ移行/複製
ログの高速転送ログの取得/適用 ログの取得/適用
• 独自のログ解析/適用機構を採用
• GoldenGate間での高速なログ転送を実現
新規システム既存システム
特徴
【ご参考】Oracle GoldenGate主な特徴
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved.
【ご参考】GoldenGateを活用したDBアップグレード
28
新システム旧システム
②DBのアップグレード
GoldenGateがトランザクションレベルの差分コピーを自動実行
①初期コピー(Exp/Imp, Datapump, トランスポータブル表領域, Data Guard, Backup/Restore, GoldenGate)
③GoldenGateによるレプリケーション
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved.29
新システム旧システム ⑥接続切り替え
⑤データ同期の確認
GoldenGateによるレプリケーション
④アプリケーションのアクセスを停止
リアルタイムな差分コピーによって移行時の停止時間を極小化
【ご参考】GoldenGateを活用したDBアップグレード
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Data Guard のメリット~運用・管理が容易~
• Oracle Enterprise Manager を用いた運用・管理
プライマリ・データベース
の情報
スタンバイ・データベース
の情報
フェイルオーバーの実行にかかる
推定時間
REDOの転送
と適用の進行に関するサマリ
ーグラフ
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 31
Data Guard のメリット~運用・管理が容易~
• Oracle Enterprise Manager を用いた運用・管理
スタンバイの適用頻度
プライマリのREDO生成量
REDOの転送と適用の差分
テスト・アプリケーションの
実行
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 32
Data Guard のメリット~運用・管理が容易~
• REDOログ適用時にデータファイルを自動で追加・削除自動スタンバイ・ファイル管理
データファイル追加
スタンバイにも自動追加
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
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Agenda
• Oracle の高可用性ソリューション
• Oracle Data Guard の種類とアーキテクチャー
• Oracle Data Guard のメリット
• Oracle Data Guard 11g でリソース有効活用
• Appendix
• Oracle Data Guard 11g その他の機能拡張
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高可用性システムに関する声
障害によるシステム停止だけでなく、メンテナンスのためのシステム停止にも時間短縮が求められている。
1つのシステムで、開発環境・テスト環境・本番環境・バックアップ環境・災害対策環境 を用意する必要があるため予算が膨大になってしまう。
災害対策の必要性は理解するが、普段寝かせておく環境に投資するのはもったいない/説得材料が足りない。
Oracle Data Guard 11gでスタンバイ・リソース徹底活用
高可用性システムのTCOを大幅削減 !!
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リアルタイム・クエリー
• 読み取り専用オープン状態でREDOログの適用が可能
• 読み取り専用オープン状態のフィジカル・スタンバイを参照可能
• スタンバイ・サイトを参照用本番環境として有効活用
Oracle Active Data Guard
プライマリ・データベース フィジカル・スタンバイ
リアルタイムクエリー
Read-
only
Open状態
Active Data Guard
参照業務
日次処理
レポートバッチ
REDO受信継続
REDO適用継続
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高速増分バックアップ
• 10gで追加されたバックアップ機能がスタンバイ側で利用可能
• スタンバイ・サイトでバックアップを取得可能
• 変更があった領域のみを読み込んでバックアップ
Oracle Active Data Guard
プライマリ・データベース フィジカル・スタンバイ
Read-
only
Open状態
Active Data Guard
高速増分バックアップ バックアップ量縮小
バックアップ時間短縮
リカバリ時間短縮
REDO受信継続
REDO適用継続
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検証結果 ~スタンバイ有効活用~
スタンバイサイトのCPUリソース活用率
リアルタイムクエリーでスタンバイデータベース活用
ログデータ転送
0
10
20
30
40
5060
70
80
90
100
0 60 120 180 240 300 360 420 480 540 600
時間(s)
CP
U利
用率
(%)
11g
従来
Oracle Active Data
GuardではスタンバイでREDO適用中においても
リソースを有効活用
従来はログ適用中はスタンバイサイトを有効活用できない
GRID Center
最新検証結果
オンラインショッピング 日次処理/レポートバッチ
株式会社 日立製作所様との共同検証結果
Active Data Guard
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スナップショット・スタンバイ
• フィジカル・スタンバイを一時的にテスト用途で活用
• スタンバイ・サイトを開発・テスト環境として有効活用
テスト用クライアント
Read/Writ
e
Open状態
受信したREDOは適用せずに保持
フラッシュバック・データベース・ログを取得
プライマリ・データベース スナップショット・スタンバイ
REDO受信継続
REDO適用一時停止
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スタンバイ・リソース徹底活用で高可用性システムのTCO大幅削減を実現
プライマリ・データベース フィジカル・スタンバイ
リアルタイムクエリーテスト用
クライアント 高速増分バックアップ
バックアップに活用!
参照業務やレポート用途
に活用!開発・テストに活用!
ローリングアップグレード(オンラインメンテナンス)に活用
Active Data Guard
障害/災害対策時可用性はもちろん確保!
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Active Data Guard とスナップショット・スタンバイの比較
• どちらもフィジカル・スタンバイを有効活用するための機能
オープンモード
テストを行う際に、一時的にスナップショット・スタンバイへ切り替える
テストが終了したらフィジカル・スタンバイへ戻す
REDO受信が可能なため、
プライマリの更新データは保護される
REDO適用を行うには、
フィジカル・スタンバイへの切り替えが必要
Read / Write
テスト用データベースとして使
用可能
フィジカル・スタンバイを常時参照業務や高速増分バックアップ機能を使用したバックアップ運用の用途で活用
REDO受信/適用が可能
従来のフィジカル・スタンバイの動作と同じ
Read-Only
参照業務(※)
高速増分バックアップで使用
想定される使用方法REDO受信/適用
スナップショット・スタンバイ
Oracle
Active Data
Guard
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10g/11g、フィジカル/ロジカル の相違点
※1:REDO適用を止める必要あり※2:Optionが必要※3:同期転送の場合のみ可能
10gフィジカル 10gロジカル 11gフィジカル 11gロジカル
参照 △※1 ○ ○※2 ○
バックアップ ○ × ○ ×
高速増分バックアップ × × ○※2 ×
ローリングアップグレード × ○ ○ ○
開発テスト × × ○ ×
転送/適用データ制限 無 有 無 有
REDO暗号化 ○※2 × ○※2 ○※2
REDO圧縮 × × ○※2 ○※2
FSFO △※3 △※3 ○ ○
RMANネットワーク複製 × × ○ ○
その他
スタンバイ機の利用
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まとめ
• Oracle の高可用性ソリューションData Guardで様々な障害対策を実現
• Oracle Data Guard の種類とアーキテクチャープライマリデータベースとスタンバイデータベース
• Oracle Data Guard のメリットネットワーク負荷が尐ない・様々な障害への対策が可能・高速な業務復旧
• Oracle Data Guard 11g でリソース有効活用フィジカルスタンバイデータベースの有効活用
• Appendix
Oracle Data Guard 11g その他の機能拡張をご紹介していますので是非ご一読下さい
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製品をインストールせず無償で体験いただけます
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•Oracle Databaseバージョンアップ支援サービス
•Weblogic Serverバージョンアップ支援サービス
•Oracle Developer/2000(Froms/Reports)
Webアップグレード相談サービス
■移行支援サービス
•SQL Serverからの移行支援サービス
•DB2からの移行支援サービス
•Sybaseからの移行支援サービス
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専用お問い合わせフォームにてご相談内容を承ります。
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※こちらから詳細確認のお電話を差し上げる場合がありますので、ご登録されている連絡先が最新のものになっているか、ご確認下さい。
0120-155-096
※月曜~金曜 9:00~12:00、13:00~18:00
(祝日および年末年始除く)
システムの検討・構築から運用まで、ITプロジェクト全般の相談窓口としてご支援いたします。
システム構成やライセンス/購入方法などお気軽にお問い合わせ下さい。
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Appendix- Oracle Data Guard 11g その他の機能拡張 -
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 52
RMANによるスタンバイ・データベース作成
• 従来方法による作成RMANの複製機能によりフィジカル・スタンバイを作成
複製は取得済みのRMANバックアップファイルから行う
プライマリ側にフルバックアップ取得のためのディスク領域が必要
作成時間=バックアップ取得時間 + 転送時間 + 複製時間
バックアップファイル
①RMANによるオンラインバックアップ
バックアップファイル
③RMANバックアップファイルからのデータベース複製
②scp/ftp によるバックアップファイルの転送
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 53
RMANによるスタンバイ・データベース作成
• ネットワーク経由の複製機能による作成稼動中のデータベースをネットワーク経由で直接複製
Oracle Database 11g RMAN新機能
フルバックアップ取得のためのディスク領域が不要
スタンバイ・データベース構築時間の短縮
①RMANによるオンラインデータベースファイルの直接コピー
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 54
Fast-start Failover の機能拡張
• 非同期REDO転送に対応プライマリ-スタンバイ間のタイムラグ許容範囲を設定
障害発生時にタイムラグが許容範囲内であればフェイルオーバー
• 柔軟なフェイルオーバー条件設定が可能ORAエラーの指定
ヘルス・チェックで検出可能な障害の指定
ヘルスコンディション 説明
Datafile Offline 書き込みエラーのためデータ・ファイルがオフラインになった場合
Corrupted Controlfile ディスク障害による制御ファイルの破損
Corrupted Dictionary ディクショナリ破損
Inaccessible Logfile IOエラーのためLGWR書き込みができなくなった場合
Stuck Archiver デバイスが使用不能によってREDOログをアーカイブできなくなった場合
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 55
Fast-start Failover の機能拡張
• 非同期REDO転送に対応 プライマリ-スタンバイ間の最新REDOのタイムラグを認識
プライマリの稼働確認
タイムラグが許容範囲内であればプライマリに切り替え
復旧後は自動でスタンバイとなる
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
オブザーバ
状態を常に監視
1
2
3
45
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 56
ギャップ解決時のREDO圧縮
• ギャップ解決時に転送されるREDOを圧縮転送時にプライマリ側でREDOを圧縮
受信時にスタンバイ側でREDOを伸長
圧縮によって転送時間が短縮
圧縮/伸長処理によってCPUリソースを消費
• Oracle Database 11g Advance Compressionによって提供される機能
転送時にREDO
は圧縮されている
プライマリ・データベース スタンバイ・データベース
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 57
フィジカル・スタンバイを使用したローリング・アップグレード
フィジカル・スタンバイ
ロジカル・スタンバイ
アップグレード
フィジカル・スタンバイ
• 11g では、フィジカル・スタンバイを一時的にロジカル・スタンバイに変更することが可能
• Flashback Database によってフィジカル・スタンバイに変換
ALTER DATABASE RECOVER TO
LOGICAL STANDBY KEEP IDENTITY;
ロジカル・スタンバイへの変換
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 58
ロジカル・スタンバイ機能拡張
• Transparent Data Encryptionに対応スタンバイサイトで暗号化REDOレコードを変換
プライマリとスタンバイで同一のWalletを使用
フィジカル・スタンバイでは10gより対応済み
• 対応データ型、PL/SQLパッケージの拡張XMLTypeに対応
対応PL/SQLパッケージの追加
DBMS_SCHEDULER
DBMS_REDIFINITION
DBMS_RLS
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 59
ライセンス種類
フィジカル・スタンバイ(Redo Apply)
ロジカル・スタンバイ(SQL Apply)
ローリング・アップグレードローリング・アップグレード
(10gより可能)
スナップショット・スタンバイ(テスト用途での利用)
リアルタイム・クエリー(読取専用での利用)
高速増分バックアップ(RMAN利用)
Advanced
Compression
Option
Advanced Security
Option
Transparent Data
Encryption に対応(10gより
可能)
Transparent Data
Encryption に対応
Database
Enterprise
Edition
Active
Data Guard
Option
機能
ネットワーク圧縮(ギャップ解決時に転送するREDOログの圧縮)
11gで大幅に強化されたData Guard
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