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Oracle Eloqua Engage
User Guide
http://docs.oracle.com
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 16-Mar-2018
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 2 of 86
Contents
1エンゲージ概要 4
1.0.1企業のマーケティング側のメリット 6
2エンゲージのインストール 8
3エンゲージへのアクセス 12
4エンゲージの再構成 14
5エンゲージの使用 17
5.1個人Eメールの送信 17
5.2 Eloquaで作成されたEメールの送信 22
5.3エンゲージおよびエンゲージ・クラシックでEメール・テンプレートを使用可能にする方法 32
5.4 Eメール署名の作成 35
5.5エンゲージEメールへのハイパーリンクの追加 37
5.6エンゲージEメールへのイメージの追加 39
5.7エンゲージEメールへの添付ファイルの追加 42
5.8エンゲージEメールへのフィールド・マージの追加 44
5.9エンゲージEメールへの署名の追加 47
5.10エンゲージEメールのプレビュー 51
5.11送信元Eメール・アドレスの変更 53
6 Eメール送信履歴の表示 55
7エンゲージ・レポート 62
7.1エンゲージ上位テンプレート・レポート 62
7.1.1概要 62
7.1.2 「上位テンプレート」レポートへのアクセス 63
7.1.3レポート・フィルタ 63
7.1.4レポート結果のエクスポート 65
7.2受信者によるエンゲージEメール・レポート 65
7.2.1概要 65
7.2.2 「受信者によるEメール」レポートへのアクセス 65
7.2.3レポート・フィルタ 66
7.2.4レポート結果のエクスポート 68
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8エンゲージ統合 69
8.1 Oracle Sales Cloudへのエンゲージ・リンクの追加 69
8.2 Salesforceへのタブまたはボタンとしてのエンゲージの組込み 72
8.3Microsoft Dynamics 2013へのエンゲージの組込み 77
8.4 CRM onDemandへのエンゲージの組込み 81
8.5 SSOを使用したOKTAへのエンゲージの組込み 84
8.5.1構成 84
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1エンゲージ概要
注意 :このドキュメントは、応答性エンゲージについて記載しています。標準の、非応答性バー
ジョンの場合は、「エンゲージ・クラシック」を参照してください。ここで違いの詳細を参照してくださ
い。
エンゲージは、Eloquaの営業ツールの1つです。エンゲージを使用することで、営業プロセス全体で頻繁
に使用されるEメールを絶えず再作成しなくても済むようになります。営業担当者がマーケティング承認
済のメッセージ、ブランディングおよびコンテンツを確実に使用するようにし、Eメールのパーソナライズおよび
送信した各Eメールのトラッキングも可能にします。エンゲージの応答性設計により、営業担当者は、関
連性の高い、トラッキング可能なEメールを外出先でも携帯電話やタブレットから簡単に送信できます。
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1.0.1企業のマーケティング側のメリット
通常のマーケティング・キャンペーンEメールを作成するのと同じ場所で営業Eメールを作成しま
す。
営業チームが見込み客に送信するマーケティング・コンテンツを制御します。
営業チームが処理中に新しいコンタクトを追加すると、そのコンタクトはEloquaおよびCRMと同期
されます。
エンゲージを通じて送信されたEメールは、Eloqua、およびCRMやプロファイラのコンタクト・レコード
に記録されます。
詳細は、このビデオを参照してください。https://www.youtube.com/playlist?list=PLw7GyH-Hj8cN_
oEV8epjsq-PB0uRUOC4E
注意 :応答性バージョンのエンゲージにアクセスするには、そのエンゲージがEloquaインスタンスにイ
ンストールされている必要があります。インストールすると、顧客管理者は、このプログラムを使用
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するユーザーに表示されるオプションをカスタマイズできます。エンゲージのインストールと構成の詳
細を参照してください。
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2エンゲージのインストール
注意 :このドキュメントは、応答性エンゲージについて記載しています。標準の、非応答性バー
ジョンの場合は、「エンゲージ・クラシック」を参照してください。ここで違いの詳細を参照してくださ
い。
エンゲージを使用するには、アプリケーションをインストールし、Eloquaインスタンスの設定を構成する必要
があります。
重要 :インストール・プロセスは、クライアント管理者権限を持つユーザーが実行する必要がありま
す。
エンゲージ・アプリケーションをインストールする手順は、次のとおりです。
1. 次のエンゲージ・インストール用URLに従います。
https://login.eloqua.com/Apps/Cloud/Admin/Catalog/Add/d321bf52-fd08-4b3f-b5fa-
96448cc466b9/00-14-9C-60-13-3C-AA-E3-2E-9A-2B-E9-7D-B1-B3-B6
2. 必要に応じて、Eloqua資格証明を使用してログインします。
3. 「受け入れてインストール」をクリックして、「アプリケーション」リストにアプリケーションを追加します。
4. 「エンゲージのグローバル設定」を構成します。
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i. インスタンスで有効にするオプションの横にあるチェック・ボックスを選択します。
受信者
受信者のオートコンプリートの有効化 :有効にした場合、Eメールで受信者
リストに名前を入力すると、Eloquaコンタクトが検索されます。このオプション
はデフォルトでは使用不可になっています。
最大受信者数を制限 : 1つのEメールを送信できる受信者の最大数を指
定します。このオプションはデフォルトでは使用不可になっています。
Eメール作成
空白テンプレートの使用の許可 :有効にすると、エンゲージ・ユーザーは空
白のEメールのオプションを使用してEメールを作成できます。無効にすると、
エンゲージ・ユーザーはエンゲージにテンプレートとして保存された既存の
EloquaのEメールのみを使用できます。デフォルトでは、このオプションが有効
になっています。
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共有テンプレートの作成の許可 :有効にすると、適切な権限を持つエン
ゲージ・ユーザーは、エンゲージEメールを保存して、他のユーザーがアクセス
できるようにすることができます。デフォルトでは、このオプションが有効になっ
ています。すべてのユーザーが私的使用を目的としてエンゲージEメールを
保存できます。
コンテンツ
イメージの許可 :有効にすると、エンゲージ・ユーザーはEメールにイメージを
挿入できます。イメージはEloquaイメージ・ライブラリに格納され、使用する
には適切なアセット権限が必要です。デフォルトでは、このオプションが有効
になっています。イメージの挿入の詳細を参照してください。
添付ファイルの許可 :有効にすると、エンゲージ・ユーザーはEメールに添付
ファイルを挿入できます。添付ファイルはEloquaのファイル・ストレージ・ライブ
ラリに格納され、使用するには適切なアセット権限が必要です。デフォルト
では、このオプションが有効になっています。添付ファイルの挿入の詳細を参
照してください。
フィールド・マージの有効化 :有効にすると、エンゲージ・ユーザーはEメールに
フィールド・マージを挿入できます。フィールド・マージはEloquaのファイル・スト
レージ・ライブラリに格納され、使用するには適切なアセット権限が必要で
す。デフォルトでは、このオプションが有効になっています。フィールド・マージ
の挿入の詳細を参照してください。
テキストの書式設定
フォントの色およびフォントの強調表示の有効化 :有効にすると、エンゲー
ジ・ユーザーは選択したテキストのフォントの色および強調表示を変更でき
ます。デフォルトでは、このオプションが有効になっています。
フォントおよびフォント・サイズの選択の許可 :有効にすると、エンゲージ・ユー
ザーはテキストのスタイルおよびサイズを変更できます。デフォルトでは、この
オプションが有効になっています。
ii. 「保存」をクリックします。
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5. 「承諾」をクリックするか、ユーザーを切り替えます。
これで、アプリケーションがインストールされ、「アプリケーション」リスト(「プラットフォーム拡張機能」セクション
の「設定」 > 「アプリケーション」)に表示されます。摘要の表示、構成設定の変更、再インストールま
たはアンインストールを行うには、アプリケーションを選択します。また、ステータスや依存関係をチェックす
ることもできます。
警告 :構成設定を変更するには、「アプリケーション」にナビゲートし、アプリケーションを選択し
て、「構成」アイコン をクリックします。「再インストール」アイコン を選択すると、構成プロセス
全体が強制的に再実行されます。再インストール中は、すべてのユーザーがアプリケーションを使
用できなくなります。
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3エンゲージへのアクセス
注意 :エンゲージにアクセスするには、Eloquaインスタンスにインストールする必要があります。イン
ストールすると、顧客管理者は、このプログラムを使用するユーザーに表示されるオプションをカス
タマイズできます。エンゲージのインストールと構成の詳細を参照してください。
エンゲージには、次の方法でアクセスできます。
直接 : https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage/compose
自動ログイン: https://login.eloqua.com/autoLogin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス
>&Url=/apps/salesTools/engage/compose
SAML: https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス
>&ReturnUrl=/apps/salesTools/engage/compose
SFDC IDP: https://<podURL>/sso/sfdc/v1/svp.aspx?LP=<ログイン・プリフィクス
>&RU=/apps/salesTools/engage/compose
<podURL>を、Eloquaに正常にログインした後のブラウザのURL (secure.p01.eloqua.comなど)に
置き換えてください。PODを確認する方法の詳細は、ここをクリックしてください。
ログイン・プリフィクスは、ログイン・ページで「会社」フィールドに入力する会社名を表す4文字の
コードです。このパラメータをURLに追加するには、LoginPrefix=<プリフィクス>と入力します。<プリ
フィクス>は、4文字の会社名に置き換えます。Eloquaで会社のログイン・プリフィクスを取得するに
は、「設定」 > 「設定」 > 「会社のデフォルト」にナビゲートします。
前述のアクセスURLを使用して、受信者を挿入するための情報を追加したり、Eメール・テンプレートを
選択できます。
特定の受信者を指定して「テンプレートの選択」をオープンする場合 : ...?emailAddress=
{emailaddress}
空白のEメールをオープンする場合 : ...?blank=true
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 13 of 86
このオプションを選択すると、空白のEメールの作成がインスタンスに許可されている場合に(「エン
ゲージのグローバル設定」で管理 )、空白のEメールがオープンします。空白のEメールの作成が許
可されていない場合は、「Eメールの選択」がオープンし、使用可能なテンプレートが表示されます
(空白のEメールのオプションは使用できません)。
特定の受信者を指定して、空白の個人Eメールをオープンする場合 :
…?blank=true&emailAddress={emailaddress}
特定のテンプレートをオープンする場合 : ...?emailId={templateID}
templateIDを確認するには、Eloquaで目的のEメールを探してオープンし、URLを参照します。
URLの最後の部分が、エンゲージのURLにtemplateIDとして代入した値です。
例 : Eメール・テンプレートのEloqua URLが
https://secure.p02.eloqua.com/Main.aspx#emails&id=581の場合、エン
ゲージのURLに次を追加します。...?emailId=581。完全なエンゲージのURLは次の
ようになります。
https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage/compose?emailI
d=581
受信者を指定して、特定のテンプレートをオープンする場合 : ...?emailAddress=
{emailaddress}&emailId={templateID}
複数の受信者を指定する場合は、カンマまたはセミコロンを使用して区切ります。
?emailAddress={emailaddress},emailAddress={emailaddress},emailAddress=
{emailaddress},...
?emailAddress={emailaddress};emailAddress={emailaddress};emailAddress=
{emailaddress};...
最初のパラメータは、?で始まる必要があります。各パラメータは、&で区切ります。
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4エンゲージの再構成
エンゲージに表示されるオプションは、アプリケーションをインストールしたときに選択した設定によって異な
ります。これらの設定を再構成するには、AppCloudカタログを使用する必要があります。
重要 :構成プロセスは、クライアント管理者権限を持つユーザーが実行する必要があります。
エンゲージを再構成する手順は、次のとおりです。
1. Eloquaにログインします。
2. 「設定」 をクリックします。
3. 「プラットフォーム拡張機能」セクションで「アプリケーション」をクリックします。
4. エンゲージ・アプリケーションを選択します。
5. 「構成」 をクリックします。
警告 :アプリケーションについて「再インストール」オプション を選択すると、インストール・
プロセス全体が強制的に再実行されます。再インストール中は、すべてのユーザーがアプ
リケーションを使用できなくなります。
6. 必要に応じて設定を再構成します。
インスタンスで有効にするオプションの横にあるチェック・ボックスを選択します。
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受信者
受信者のオートコンプリートの有効化 :有効にした場合、Eメールで受信者リストに
名前を入力すると、Eloquaコンタクトが検索されます。このオプションはデフォルトで
は使用不可になっています。
最大受信者数を制限 : 1つのEメールを送信できる受信者の最大数を指定しま
す。このオプションはデフォルトでは使用不可になっています。
Eメール作成
空白テンプレートの使用の許可 :有効にすると、エンゲージ・ユーザーは空白のE
メールのオプションを使用してEメールを作成できます。無効にすると、エンゲージ・
ユーザーはエンゲージにテンプレートとして保存された既存のEloquaのEメールのみ
を使用できます。デフォルトでは、このオプションが有効になっています。
共有テンプレートの作成の許可 :有効にすると、適切な権限を持つエンゲージ・
ユーザーは、エンゲージEメールを保存して、他のユーザーがアクセスできるようにす
ることができます。デフォルトでは、このオプションが有効になっています。すべての
ユーザーが私的使用を目的としてエンゲージEメールを保存できます。
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コンテンツ
イメージの許可 :有効にすると、エンゲージ・ユーザーはEメールにイメージを挿入で
きます。イメージはEloquaイメージ・ライブラリに格納され、使用するには適切なア
セット権限が必要です。デフォルトでは、このオプションが有効になっています。イ
メージの挿入の詳細を参照してください。
添付ファイルの許可 :有効にすると、エンゲージ・ユーザーはEメールに添付ファイル
を挿入できます。添付ファイルはEloquaのファイル・ストレージ・ライブラリに格納さ
れ、使用するには適切なアセット権限が必要です。デフォルトでは、このオプション
が有効になっています。添付ファイルの挿入の詳細を参照してください。
フィールド・マージの有効化 :有効にすると、エンゲージ・ユーザーはEメールにフィー
ルド・マージを挿入できます。フィールド・マージはEloquaのファイル・ストレージ・ライ
ブラリに格納され、使用するには適切なアセット権限が必要です。デフォルトでは、
このオプションが有効になっています。フィールド・マージの挿入の詳細を参照してく
ださい。
テキストの書式設定
フォントの色およびフォントの強調表示の有効化 :有効にすると、エンゲージ・ユー
ザーは選択したテキストのフォントの色および強調表示を変更できます。デフォルト
では、このオプションが有効になっています。
フォントおよびフォント・サイズの選択の許可 :有効にすると、エンゲージ・ユーザーは
テキストのスタイルおよびサイズを変更できます。デフォルトでは、このオプションが有
効になっています。
7. 「保存」をクリックして設定を保存します。
構成設定が更新されました。これらの設定はいつでも変更できます。
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5エンゲージの使用
Oracle Eloquaでテンプレートに基づいて作成した個人EメールまたはEメールを送信するには、エンゲージ
を使用します。イメージ、添付ファイル、ハイパーリンクなどを追加して、Eメールをカスタマイズします。
5.1 個人Eメールの送信
エンゲージで空白のキャンバスから新しいEメールを直接作成し、送信できます。この機能を使用するた
めには、「エンゲージのグローバル設定」で空白のEメールの作成を有効にする必要があります。
エンゲージを使用して個人Eメールを送信する手順は、次のとおりです。
1. エンゲージをオープンします。
2. 「構成」をクリックします。
3. 「空白のEメール」を選択し、「選択」をクリックします。署名を作成済の場合、その署名が空白の
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キャンバスに自動的に表示されます。
注意 :空白のEメールを作成するためのオプションは、エンゲージ・アカウントが「空白テンプ
レートの使用の許可」設定で構成されている場合にのみ表示されます。詳細は、エン
ゲージの再構成を参照してください。
4. Eメールを作成します。リッチ・テキスト・オプション(太字、斜体、下線、番号付け、箇条書きおよ
びインデント、さらにはフォントのスタイル、サイズおよび色 )を使用して、コンテンツをカスタマイズしま
す。また、ハイパーリンク、イメージ、添付ファイル、署名およびフィールド・マージを挿入することも
できます。
5. 「宛先」行にEメール受信者を入力します。
受信者のEメール・アドレスを手動で入力したり、Microsoft Outlook、.xlsファイルおよ
び.csvファイルからコンタクトをコピー・アンド・ペーストできます。
Eメール受信者の名前またはEメール・アドレスを入力すると、Eloquaコンタクトが検索され
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ます(この権限が「エンゲージのグローバル設定」で有効になっている場合 )。既存のEloqua
コンタクトを入力すると、名前が青色で表示されます。Eloquaコンタクトに一致しない新し
いEメール・アドレスやフィールド・マージ値がないEメール・アドレスは、オレンジで表示されま
す。Eメールを送信する前に、これらのコンタクトを保存するように要求されます。コンタクト
がグローバルに登録解除されている場合や、Eメール・アドレスがバウンスバックとしてフラグ
設定されている場合には、警告メッセージが表示されます。これらのコンタクトは赤色で表
示されます。「送信」をクリックすると、受信者がマスター除外リストに記載されているかどう
かもチェックされます。警告メッセージの「受信者を削除します。」をクリックして、グローバル
に登録解除されている受信者、バウンスバックとなっている受信者、およびマスター除外の
受信者を削除できます。
注意 :新しいコンタクトを追加するには、Eloquaでユーザー・プロファイルについて「コ
ンタクトの管理」の設定が有効になっている必要があります。この設定は、管理者
が「設定」 > 「ユーザー」 > 「グループ」 > 「処理権限」 > 「コンタクト」で変更できま
す。
受信者のEメール・アドレスは、単一行に表示されます。これにより、比較的小さな画面
で作業するときに、Eメールを編集するためのスペースをより広く確保できます。すべてのE
メール・アドレスが表示されるようにいつでも拡大できます。
別のテンプレートを選択しても、受信者は変更されません。
6. Eメール件名を入力します。
7. Eメールをプレビューします。
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8. (オプション) Eメールを保存します。
i. アイコンをクリックし、「別名保存」または「保存」を選択します。「別名保存」は、ア
セット作成権限を持つユーザーが使用できます。「保存」は、既存のEメールに対して編
集権限を持つユーザーが使用できます。
ヒント:また、「削除」を選択して、重複または不要なEメール・テンプレートを削除
することもできます。Eメール・テンプレートを削除するには、適切なアセット権限が
必要です。
ii. 必要に応じて「名前」、「件名」および「Eメール・グループ」を変更します。他のユーザーに
このEメールへのアクセスを許可する場合は、「他のユーザーと共有」チェック・ボックスを選
択します。
iii. 「保存」をクリックします。Eメールは、Eメールの選択のルート・フォルダにあるユーザー固有
のフォルダに保存されます(engage-personal-folder-{userId}-{username})。
重要 :ユーザーが保存済のEメールを他のユーザーと共有するためには、管理者が「エン
ゲージのグローバル設定」(「プラットフォーム拡張機能」セクションの「設定」 > 「アプリ
ケーション」)で「公開エンゲージEメールの作成を許可。」オプションを有効にする必要があ
ります。「エンゲージのグローバル設定」の構成の詳細を参照してください。
9. 「送信」をクリックします。
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Eloquaにまだ存在しない新しいコンタクトのEメール・アドレスを入力した場合、「コンタクト
の作成」ポップアップが表示されます。必須のコンタクト・フィールド(アスタリスクでマークされ
たもの)のいずれにも値を入力する必要があります。コンタクト・フィールドは、Oracle Eloqua
でのセキュリティ・グループ設定および管理者からアクセスを許可されたビューによって異なり
ます。ドロップダウン・リストから目的のビューを選択します。ビューは、アルファベット順に表
示されます。
Eメールにフィールド・マージが含まれている場合、各コンタクトについて値を入力するため
に、それらのフィールドも「コンタクトの作成」ポップアップに表示されます。既存のコンタクトに
ついては、フィールド・マージの値が空白またはデフォルト値になっている場合、見込み客
により適したわかりやすいものになるように値を更新できます。
「保存」をクリックして各コンタクトを保存するか、「削除」をクリックしてEメール受信者リスト
からコンタクトを削除する必要があります。
Eメールを送信すると、最近の送信済Eメールの履歴と送信ステータスが表示されます。
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 22 of 86
5.2 Eloquaで作成されたEメールの送信
Eloquaでテンプレートとして作成された既存のEメールを使用して、エンゲージで新しいEメールを直接作
成し、送信できます。エンゲージでEメール・テンプレートを使用可能にする方法を参照してください。
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 24 of 86
1. エンゲージをオープンします。
2. 「構成」をクリックします。
3. Eloquaで作成された既存のEメールを選択します。
i. 使用可能なEloqua Eメールが表示されます。Eメールごとに、サムネイル・イメージ、ファイ
ル名、Eメール件名および最終変更日があります。20件のEメールがデフォルトで表示され
ます。さらにEメールを表示するには、「さらにロード」をクリックします。必要なEloqua Eメー
ルを検索することもできます。
探しているEメールをすばやく見つけるには、Eメールをソートします。
最近 :最近表示したEメールが表示されます。これがデフォルトのタブです。最初の
テンプレートは「空白のEメール」です(この権限が「エンゲージのグローバル設定」で
有効になっている場合 )。テンプレートを使用せずに、エンゲージで独自の個人E
メールを作成する場合は、これを選択します。
自分用 :自分が作成したEメールが表示されます。
すべて:使用可能なすべてのEメールが表示されます。最も新しいテンプレートが最
初にリストされます。
アイコンをクリックし、「削除」を選択して、重複または不要なEメール・テンプレートを削
除します。Eメール・テンプレートを削除するには、適切なアセット権限が必要です。
ヒント: 「自分用」タブおよび「すべて」タブでEメール・グループに基づいてEメールを
フィルタできます。フィルタ・アイコン をクリックし、ドロップダウンから目的のEメー
ル・グループを選択します。Eメール・グループのフィルタと検索を組み合せて、Eメー
ルのリストを絞り込むことができます。フィルタをクリアするには、Eメール・グループ・ド
ロップダウンで「すべて」を選択するか、またはEメール・グループ・ラベルを削除しま
す。Eメール・グループの管理の詳細を参照してください。
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 26 of 86
Eメールには、エンゲージで使用できるように適切な権限が設定されている必要がありま
す。エンゲージでEメールを使用可能にする方法を参照してください。
ii. 使用するEメールを選択し、「選択」ボタンをクリックするか、そのEメールをダブルクリックしま
す。フォルダ・アイコンをもう一度クリックすると、元に戻って別のEメールを選択できます。別
のEメールを選択すると、変更内容が上書きされます。
4. Eメール・コンテンツを編集します。許可されている場合、リッチ・テキスト・オプション(太字、斜体、
下線、番号付け、箇条書きおよびインデント、さらにはフォントのスタイル、サイズおよび色 )を使
用して、Eメール・コンテンツを編集できます。また、ハイパーリンク、イメージ、添付ファイル、署名
およびフィールド・マージを変更または挿入することもできます。
編集は、応答性Eメールと非応答性Eメールで異なります。応答性Eメールは、表示され
る画面のサイズに応じて動的にスケーリングされます。タブレットおよびモバイルでの表示に
最適です。非応答性Eメールは、より小さな画面内にスケーリングされます。
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保護されたテンプレートを基にしたEメールの編集可能なコンテンツには緑色のアウトライ
ンが表示され、編集アイコンが表示されます。標準テンプレートを基にしたEメールのロック
されたコンテンツにはグレーのアウトラインが表示され、ロック・アイコンが表示されます。
フィールド・マージは簡単に識別できます。Eメール全体で黄色で強調表示されます。
5. 「宛先」行にEメール受信者を入力します。
受信者のEメール・アドレスを手動で入力したり、Microsoft Outlook、.xlsファイルおよ
び.csvファイルからコンタクトをコピー・アンド・ペーストできます。
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Eメール受信者の名前またはEメール・アドレスを入力すると、Eloquaコンタクトが検索され
ます(この権限が「エンゲージのグローバル設定」で有効になっている場合 )。既存のEloqua
コンタクトを入力すると、名前が青色で表示されます。Eloquaコンタクトに一致しない新し
いEメール・アドレスやフィールド・マージ値がないEメール・アドレスは、オレンジで表示されま
す。Eメールを送信する前に、これらのコンタクトを保存するように要求されます。コンタクト
がグローバルに登録解除されている場合や、Eメール・アドレスがバウンスバックとしてフラグ
設定されている場合には、警告メッセージが表示されます。これらのコンタクトは赤色で表
示されます。「送信」をクリックすると、受信者がマスター除外リストに記載されているかどう
かもチェックされます。警告メッセージの「受信者を削除します。」をクリックして、グローバル
に登録解除されている受信者、バウンスバックとなっている受信者、およびマスター除外の
受信者を削除できます。
注意 :新しいコンタクトを追加するには、Eloquaでユーザー・プロファイルについて「コ
ンタクトの管理」の設定が有効になっている必要があります。この設定は、管理者
が「設定」 > 「ユーザー」 > 「グループ」 > 「処理権限」 > 「コンタクト」で変更できま
す。
受信者のEメール・アドレスは、単一行に表示されます。これにより、比較的小さな画面
で作業するときに、Eメールを編集するためのスペースをより広く確保できます。すべてのE
メール・アドレスが表示されるようにいつでも拡大できます。
別のテンプレートを選択しても、受信者は変更されません。
6. Eメール件名を変更します。
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 30 of 86
Eメール件名は、選択したテンプレートに基づいて事前挿入されます。これは変更可能で
す。
別のテンプレートを選択すると、Eメール件名は置換されます。
7. Eメールをプレビューします。
8. (オプション) Eメールを保存します。
i. アイコンをクリックし、「別名保存」または「保存」を選択します。「別名保存」は、ア
セット作成権限を持つユーザーが使用できます。「保存」は、既存のEメールに対して編
集権限を持つユーザーが使用できます。
ヒント:また、「削除」を選択して、重複または不要なEメール・テンプレートを削除
することもできます。Eメール・テンプレートを削除するには、適切なアセット権限が
必要です。
ii. 必要に応じて「名前」、「件名」および「Eメール・グループ」を変更します。他のユーザーに
このEメールへのアクセスを許可する場合は、「他のユーザーと共有」チェック・ボックスを選
択します。
iii. 「保存」をクリックします。Eメールは、Eメールの選択のルート・フォルダにあるユーザー固有
のフォルダに保存されます(engage-personal-folder-{userId}-{username})。
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 31 of 86
重要 :ユーザーが保存済のEメールを他のユーザーと共有するためには、管理者が「エン
ゲージのグローバル設定」(「プラットフォーム拡張機能」セクションの「設定」 > 「アプリ
ケーション」)で「公開エンゲージEメールの作成を許可。」オプションを有効にする必要があ
ります。「エンゲージのグローバル設定」の構成の詳細を参照してください。
9. 「送信」をクリックします。
Eloquaにまだ存在しない新しいコンタクトのEメール・アドレスを入力した場合、「コンタクト
の作成」ポップアップが表示されます。必須のコンタクト・フィールド(アスタリスクでマークされ
たもの)のいずれにも値を入力する必要があります。コンタクト・フィールドは、Oracle Eloqua
でのセキュリティ・グループ設定および管理者からアクセスを許可されたビューによって異なり
ます。ドロップダウン・リストから目的のビューを選択します。ビューは、アルファベット順に表
示されます。
Eメールにフィールド・マージが含まれている場合、各コンタクトについて値を入力するため
に、それらのフィールドも「コンタクトの作成」ポップアップに表示されます。既存のコンタクトに
ついては、フィールド・マージの値が空白またはデフォルト値になっている場合、見込み客
により適したわかりやすいものになるように値を更新できます。
「保存」をクリックして各コンタクトを保存するか、「削除」をクリックしてEメール受信者リスト
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 32 of 86
からコンタクトを削除する必要があります。
Eメールを送信すると、最近の送信済Eメールの履歴と送信ステータスが表示されます。
5.3 エンゲージおよびエンゲージ・クラシックでEメール・テンプレートを使用可能にする方法
エンゲージおよびエンゲージ・クラシックでは、Eloquaで作成されたEメール・テンプレートにアクセスできま
す。
エンゲージでテンプレートを使用可能にする手順は、次のとおりです。
1. Eメール・グループを作成して構成します。
i. 「アセット」 > 「Eメール設定」 > 「Eメール・グループ」にナビゲートします。
ii. エンゲージで使用可能にするEメール・グループを作成または選択し、「このEメール・グルー
プをEloqua for Salesで使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。
©2017Oracle Corporation. All rights reserved 33 of 86
iii. 「権限」をクリックします。
iv. このEメール・グループのユーザーおよびセキュリティ・グループの権限を指定します。セキュリ
ティ・グループがEメール・グループに追加されていることを確認してください。
v. 「保存」をクリックします。
2. エンゲージに関連付けられたEメール・テンプレートをEメール・グループに追加します。
i. 既存のEメール・テンプレートをオープンするか、新しいテンプレートを作成します。
ii. 「Eメール・グループ」ドロップダウンをクリックし、必要なEメール・グループを選択します。
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3. Eメール・テンプレートの権限を設定します。
i. 「処理」 をクリックし、「権限」を選択します。
ii. ユーザーおよびセキュリティ・グループの権限を指定して、エンゲージでEメール・テンプレート
にアクセスできるユーザーを決定します。「表示」権限を持つユーザーが、このアセットを使
用できるようになります。
iii. 「保存」をクリックします。
これで、適切な権限を持つユーザーがエンゲージでEメール・テンプレートを使用できるようになりました。
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5.4 Eメール署名の作成
エンゲージ・ユーザーは、空白のEメールに自動的に挿入される、パーソナライズされたEメール署名を作
成できます。テンプレートを選択すると、Eメール署名は上書きされます。
エンゲージでEメール署名を作成する手順は、次のとおりです。
1. 「設定」 をクリックします。
2. 「署名を空白のEメールに含めます。」ボックスを選択します。
3. 署名を作成します。リッチ・テキスト・オプション(太字、斜体、下線、番号付け、箇条書きおよび
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インデント、さらにはフォントのスタイル、サイズおよび色 )を使用してパーソナライズします。
4. 「設定の保存」をクリックします。
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Eメール署名が作成されました。次に個人Eメールを作成する際には、署名が自動的に追加されます。
5.5 エンゲージEメールへのハイパーリンクの追加
エンゲージEメールにハイパーリンクを挿入できます。ハイパーリンクは、クライアントをランディング・ページ、
ファイル、Webページ、システム処理、または情報を入力して送信できる事前にアドレスが入力されたE
メールにルーティングできます。また、コンテンツがロックされていないかぎり、Eメールの既存のハイパーリンク
を変更することもできます。
エンゲージEメール内のハイパーリンクは、自動的にトラッキングされます。プレビュー中や送信履歴の表
示中にハイパーリンクをクリックしても、トラッキング・データに追加されません。リンク・トラッキングの詳細を
参照してください。
Eメールにハイパーリンクを追加する手順は、次のとおりです。
1. 新規にエンゲージEメールを作成するか、またはEloqua Eメール・テンプレートをオープンします。
2. ハイパーリンクとして使用するテキストを選択し、ツールバーの「ハイパーリンク」 をクリックしま
す。テキストを選択しないと、ハイパーリンクはカーソル位置に挿入されます。
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3. 受信者をルーティングするURLを入力します。また、受信者に表示するテキストを変更することも
できます。
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4. 「OK」をクリックして変更内容を保存します。「OK」ボタンは、テキストが「URL」フィールドに入力さ
れると有効になります。
ハイパーリンクのテキストまたはURLは、いつでもクリックして編集できます。「削除」を選択すると、URLの
みが削除され、テキストはEメールに残ります。Eメールにある複数のハイパーリンクを選択して、「ハイパー
リンク」 をクリックした場合、最初のハイパーリンクのみが変更されます。
5.6 エンゲージEメールへのイメージの追加
Eloquaイメージ・ライブラリまたは自分のデバイスからイメージをエンゲージEメールに挿入できます。また、
新規および既存のイメージにハイパーリンクを追加することもできます。
自分のデバイスからアップロードしたイメージは、Eloquaのイメージ・ライブラリのルート・フォルダにあるユー
ザー固有のエンゲージ・フォルダに保存されます(engage-personal-folder-{userId}-{username})。
前提条件:
管理者が「エンゲージのグローバル設定」(「プラットフォーム拡張機能」セクションの「設定」 >
「アプリケーション」)でエンゲージEメールにイメージを挿入できるようにしておく必要があります。「エ
ンゲージのグローバル設定」の構成の詳細を参照してください。
Eloquaのイメージには、エンゲージで使用できるように適切なアセット権限が設定されている必要
があります。管理者は、イメージの表示および編集アセット権限を有効にすることで、セキュリティ・
グループを使用してこの設定を管理できます。デフォルトのアセット権限の詳細を参照してくださ
い。
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Eメールにイメージを追加する手順は、次のとおりです。
1. 新規にエンゲージEメールを作成するか、またはEloqua Eメール・テンプレートをオープンします。
2. Eメール内で、イメージを表示する位置にカーソルを置きます。必要に応じて、後で移動すること
もできます。ツールバーの「イメージ」アイコン をクリックします。
3. Eloquaイメージ・ライブラリからイメージを選択するか、または「アップロード」をクリックしてローカル・
デバイスを参照します。
イメージのアップロードでは、ファイル・タイプgif、jpg、jpeg、pgnおよびsvgがサポートされています。
最大ファイル・サイズは5MBです。オプションでイメージの名前を変更できます。
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4. 「選択」をクリックします。イメージはEメールに表示されます。
5. (オプション)イメージにハイパーリンクを追加します。
i. イメージをクリックします。
ii. URLを入力します。
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iii. 「OK」をクリックします。「OK」ボタンは、テキストが「URL」フィールドに入力されたときにのみ
有効になります。
5.7 エンゲージEメールへの添付ファイルの追加
Eloquaファイル・ストレージ・ライブラリまたはデバイスからエンゲージEメールに添付ファイルを挿入できま
す。これにより、コンタクトにホワイトペーパーやイベントの招待などの関連情報を送信して、エンゲージメ
ントを促進できます。
添付ファイルは、ユーザー固有のエンゲージ・フォルダにアップロードできます。このフォルダは、Eloquaのファ
イル・ストレージ・ライブラリ(「アセット」 -> 「コンポーネント」 -> 「ファイル・ストレージ」)のルート・フォルダにあ
るengage-personal-folder-{userId}-{username}です。
前提条件:
管理者が「エンゲージのグローバル設定」(「プラットフォーム拡張機能」セクションの「設定」 >
「アプリケーション」)でエンゲージEメールに添付ファイルを挿入できるようにしておく必要がありま
す。「エンゲージのグローバル設定」の構成の詳細を参照してください。
ファイルには、エンゲージで使用できるように適切なアセット権限が設定されている必要がありま
す。管理者は、イメージの表示および編集アセット権限を有効にすることで、セキュリティ・グルー
プを使用してこの設定を管理できます。デフォルトのアセット権限の詳細を参照してください。
Eメールに添付ファイルを追加する手順は、次のとおりです。
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1. 新規にエンゲージEメールを作成するか、またはEloqua Eメール・テンプレートをオープンします。
2. ツールバーの「添付ファイル」アイコン をクリックします。
3. Eloquaファイル・ストレージ・ライブラリからファイルを選択するか、または「アップロード」をクリックして
ファイルを参照します。「追跡リンク」または「添付ファイル」としてファイルを挿入できます。
「追跡リンク」オプションを使用すると、Eメールの本文にトラッキングされるURLを追加して
Eloquaのファイル・ストレージ・ライブラリにホストされているファイルを指すことができます。こ
れにより、Eメールの受信者がEloquaでトラッキングされているファイルにクリックスルーできる
ようになります。
「添付ファイル」オプションを使用すると、実際の物理ファイルを従来の添付ファイルとしてE
メールに含めることができます。
4. 「選択」をクリックします。添付ファイルはEメールに表示されます。
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5.8 エンゲージEメールへのフィールド・マージの追加
エンゲージEメールにフィールド・マージを挿入できます。フィールド・マージを使用すると、コンタクト・レコー
ド、イベント、カスタム・オブジェクトまたは問合せ文字列値からの情報を使用して、Eメール、フォームおよ
びランディング・ページをパーソナライズできます。たとえば、フィールド・マージを使用して、Eメールにコンタ
クトの名前を追加したり、すでに保持している情報をフォーム・フィールドに事前移入したり、非表示の
フォーム・フィールドで処理可能なデータを渡してコンタクトを適切な営業担当者にルーティングします。
フィールド・マージは、Eloquaコンポーネント・ライブラリに作成されて格納されます。フィールド・マージの詳
細を参照してください。
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Eメールにフィールド・マージを追加する手順は、次のとおりです。
1. 新規にエンゲージEメールを作成するか、またはEloqua Eメール・テンプレートをオープンします。
2. ツールバーの「フィールド・マージ」アイコン をクリックします。
3. フィールド・マージを選択します。フィールド・マージ名で検索すると、目的のフィールド・マージをす
ばやく見つけることができます。
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4. 「選択」をクリックします。フィールド・マージがカーソル位置に挿入されます。
5.9 エンゲージEメールへの署名の追加
エンゲージEメールに署名を挿入できます。署名は、「署名レイアウト」領域のEloquaコンポーネント・ライ
ブラリに作成されて格納されます。イメージ、フィールド・マージおよびハイパーリンクを含めることができま
す。署名レイアウトの詳細を参照してください。
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前提条件:
Eloquaの署名レイアウトには、エンゲージで使用できるように適切なアセット権限が設定されてい
る必要があります。管理者は、イメージの表示または編集アセット権限を有効にすることで、セ
キュリティ・グループを使用してこの設定を管理できます。デフォルトのアセット権限の詳細を参照
してください。
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Eメールに署名を追加する手順は、次のとおりです。
1. 新規にエンゲージEメールを作成するか、またはEloqua Eメール・テンプレートをオープンします。
2. Eメール内で、署名を表示する位置にカーソルを置きます。必要に応じて、後で移動することもで
きます。ツールバーの「署名」アイコン をクリックします。
3. 署名を選択します。署名の名前で検索すると、目的の署名をすばやく見つけることができます。
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4. 「選択」をクリックします。署名がカーソル位置に挿入されます。
5.10 エンゲージEメールのプレビュー
プレビュー機能を使用すると、送信する前にEメール・コンテンツを検証できます。そのため、テストEメール
を(自分や同僚に)送信する必要がなくなり、時間を節約できるとともに、正確なレポートを維持できま
す。プレビューには、最初の受信者に送信されるEメールが表示され、必要なフィールド・マージ(本文や
署名など)、動的コンテンツ、クラウド・コンテンツなどが挿入されます。Eメールをプレビューし、必要に応じ
て編集に戻ることができます。
エンゲージEメールをプレビューする手順は、次のとおりです。
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1. 新しい個人エンゲージEメールを作成するか、またはEloqua Eメールをテンプレートとして使用しま
す。
2. 必要に応じて、コンテンツを編集します。
3. 受信者および件名を入力します。
注意 : 「宛先」フィールドと「件名」フィールドが挿入されると、「プレビュー」ボタンが有効に
なります。
4. 「プレビュー」をクリックします。最初の受信者に送信されるEメールが、フィールド・マージ、動的
フィールド、クラウド・コンテンツなどが移入された状態でプレビューに表示されます。
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5. エンゲージEメールに戻って編集を続行するには、プレビュー画面で「編集」をクリックします。Eメー
ルを送信するには、「送信」をクリックします。
5.11 送信元Eメール・アドレスの変更
エンゲージ(およびその他のEloqua) Eメールの送信元のEメール・アドレスを変更できます。
重要 :この変更は、EloquaでEメールを送信するときの送信元および返信先アドレスに影響しま
す。
送信元Eメール・アドレスを変更する手順は、次のとおりです。
1. Oracle Eloquaで、「設定」 をクリックします。
2. 「ユーザーおよびセキュリティ」セクションの「ユーザー」をクリックします。
3. 必要なユーザーを選択するか、新しいユーザーを作成します。
4. 「一般情報 (署名フィールド)」を展開します。
5. 「Eメール返信先アドレス」フィールドに、必要な返信先アドレスを入力します。
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6 Eメール送信履歴の表示
Eメール送信履歴には、過去のEメールの送信ステータスが表示されます。これは、エンゲージにログイン
したとき、およびEメールを送信した後に表示されます。
Eメール送信履歴を表示する手順は、次のとおりです。
1. 次のいずれかの方法を使用して、エンゲージのホーム・ページにナビゲートします。
エンゲージにログインします。
「エンゲージ」アイコン をクリックします。
Eメールを送信します。
正常に送信されたEメールのリストが、送信ステータス、日付、およびEメールのオープンとクリックの
回数とともに表示されます。
緑のアイコンは、Eメールがすべての受信者に正常に送信されたことを示します。
オレンジのアイコンは、Eメールが一部の受信者に正常に送信されたことを示します。
赤のアイコンは、Eメールがいずれの受信者にも正常に送信されなかったことを示します。
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「失敗したEメール送信」ボタンをクリックして、送信されなかったEメールを表示します。
2. Eメールを選択して追加の詳細情報を表示します。様々なタブを調べて、送信したEメールの詳
細を参照してください。
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「Eメール」タブ: Eメールのサムネイル・イメージが表示されます。
「送信済」タブ: Eメールの受信者が表示されます。プロファイラのライセンスがある場合は、
受信者の名前をクリックして追加の詳細情報を表示できます。
「オープン」タブ: Eメールをオープンした受信者が表示されます。Eメールのオープンの計算
方法の詳細を参照してください。
「クリック」タブ: Eメール内のリンクをクリックした受信者が表示されます。
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7エンゲージ・レポート
エンゲージ・レポートでは、送信したEメールのパフォーマンスを把握できます。
レポートにアクセスするには、エンゲージをオープンし、送信したEメールのページで「レポート」をクリックする
か、または次のURLから直接アクセスします。
https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage/reports。
エンゲージ・レポートには次の2つのタイプがあります。
エンゲージ上位テンプレート・レポート
受信者によるエンゲージEメール・レポート
ヒント:レポートは、CRMに埋め込むことができます(エンゲージおよびプロファイラと同様 )。
7.1 エンゲージ上位テンプレート・レポート
7.1.1概要
エンゲージ上位テンプレート・レポートでは、特定の期間にわたるテンプレートのパフォーマンスに関する情
報が提供されます。このため、パフォーマンスが良好なテンプレートを再利用できます。
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7.1.2 「上位テンプレート」レポートへのアクセス
「上位テンプレート」レポートにアクセスする手順は、次のとおりです。
1. エンゲージをオープンします。
2. 送信済Eメールのページで「レポート」をクリックします。
7.1.3レポート・フィルタ
レポートには、ログインしているユーザーが送信したEメールが表示されます。
検索および日付ピッカーを使用すると、表示するテンプレートの数を制限できます。
テンプレート名で検索します。
送信日で結果をフィルタします。ドロップダウンから標準の時間枠を使用するか、またはカレンダを
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クリックしてカスタムの日付を入力します。デフォルトの時間枠は先週です。
結果は、デフォルトでは最も高い一意のオープン・レートでソートされます。「ソート・キー」ドロップダウンを
使用すると、別のメトリックでソートできます。
レポート・メトリック
このレポートでは、次のメトリックが取得されます。
メトリック 説明
一意のオープン・レート Eメール内の追跡リンクがクリックされた回数です。(一意のオープン数 /配信総数 )
一意のオープン数は、Eメールを1回以上オープンした受信者 (元の受
信者またはEメール転送 )の数です。同じ受信者がEメールをオープンし
たすべての回数がカウントされるわけではありません。
Oracle Eloquaでは、受信者がEメールに含まれるトラッキング・ピクセ
ル・イメージをロードしたか、Eメール内のリンクをクリックした場合に、E
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メトリック 説明
メールがオープンされたとしてカウントします。Eメールのオープンの計算
方法の詳細を参照してください。
クリックツーオープン・レート 送信済の一意のクリックスルーを送信済の一意のオープン数で除算し
た値です。(一意の送信済クリックスルー/一意の送信済オープン)一意
の送信済クリックスルーは、1通のEメールの少なくとも1つのリンクをクリッ
クした元の受信者の数です。これには、転送と思われるもののクリック
はカウントされません。一意の送信済オープンは、Eメールを少なくとも1回オープンした元受信者の数です。転送の可能性がある場合には、
オープンをカウントしません。
7.1.4レポート結果のエクスポート
レポート結果をMicrosoft Excel (.xlsx)ファイルにエクスポートできます。
結果をエクスポートする手順は、次のとおりです。
1. フィルタを使用して、結果を絞り込みます。フィルタ基準に一致する結果がエクスポートされます。
2. 「エクスポート」をクリックします。
3. Microsoft Excelファイルをオープンするか、またはマシンに保存します。
注意 : Microsoft Excelエクスポート・ファイルは、10,000行に制限されています。
7.2 受信者によるエンゲージEメール・レポート
7.2.1概要
受信者によるエンゲージEメール・レポートでは、特定の期間に送信したEメールをだれがオープンし、だ
れがクリックしたかに関する情報が提供されます。
7.2.2 「受信者によるEメール」レポートへのアクセス
「受信者によるEメール」レポートにアクセスする手順は、次のとおりです。
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1. エンゲージをオープンします。
2. 送信済Eメールのページで「レポート」をクリックします。
3. 「上位テンプレート」ドロップダウンをクリックし、「受信者によるEメール」を選択します。
7.2.3レポート・フィルタ
レポートには、送信したEメールの受信者のリストが表示されます。複数の受信者に送信したEメール
は、個別にリストされます。
日付ピッカーを使用すると、表示するEメール受信者の数を制限できます。ドロップダウンから標準の時
間枠を使用するか、またはカレンダをクリックしてカスタムの日付を入力します。デフォルトの時間枠は先
週です。
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結果はソートされ、デフォルトでは最近送信したEメールで始まります。「ソート・キー」ドロップダウンを使
用すると、別のメトリックでソートできます。
レポート・メトリック
このレポートでは、次のメトリックが取得されます。
メトリック 説明
オープン合計 Eメールがオープンされた回数。これには、元の受信者または転送され
た受信者による複数のオープンが含まれます。
Oracle Eloquaでは、受信者がEメールに含まれるトラッキング・ピクセ
ル・イメージをロードしたか、Eメール内のリンクをクリックした場合に、Eメールがオープンされたとしてカウントします。詳細は、「Eメール・オープ
ンの計算」を参照してください。
クリック合計 Eメール内のトラッキングされるリンクがクリックされた回数。これには、同
じ受信者による複数のクリックが含まれます。
ハード・バウンスバック ハード・バウンスバックのために配信できなかったEメールの合計数。
ハード・バウンスは、永久的に配信できなかったEメールです。ハード・バ
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メトリック 説明
ウンスの一般的な理由として、Eメール・アドレスまたはドメイン名が無
効である場合があります。
7.2.4レポート結果のエクスポート
レポート結果をMicrosoft Excel (.xlsx)ファイルにエクスポートできます。
結果をエクスポートする手順は、次のとおりです。
1. フィルタを使用して、結果を絞り込みます。フィルタ基準に一致する結果がエクスポートされます。
2. 「エクスポート」をクリックします。
3. Microsoft Excelファイルをオープンするか、またはマシンに保存します。
注意 : Microsoft Excelエクスポート・ファイルは、10,000行に制限されています。
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8エンゲージ統合
注意 :このドキュメントは、応答性エンゲージについて記載しています。非応答性バージョンの場
合は、「エンゲージ・クラシック統合」を参照してください。
エンゲージは、Oracle CRM onDemandやSalesforceなど、様々な顧客関係管理 (CRM)システムに組
み込むことができます。この統合によって、選択したシステム内から、より簡単かつ便利に営業ツールにア
クセスできるようになります。
すべてのEメールなど、エンゲージのアクティビティをCRMに同期できます。新しいコンタクトやテンプレートが
CRMに表示されるまでにかかる時間は、EloquaインスタンスとCRM間に設定された統合ルールによって
異なります。
ログインURLを組み込むことによって、CRMからエンゲージにアクセスできます。CRMがSalesforceの場
合、エンゲージでは、IDプロバイダとしてのSalesforceの使用もサポートされています。
注意 :エンゲージ・クラシックをすでにCRMに組み込んでいる場合は、ログインURLを置換する必
要があります。
8.1 Oracle Sales Cloudへのエンゲージ・リンクの追加
Sales Cloudアカウントにエンゲージ・リンクを追加するには、次の2つの主なステップを実行する必要があり
ます。
1. エンゲージ・リンクの作成
2. レイアウトへのエンゲージ・リンクの追加
ステップ1: エンゲージ・リンクの作成
エンゲージ・リンクを作成する手順は、次のとおりです。
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1. 管理者資格証明を使用してログインします。
2. 「ナビゲータ」アイコンをクリックし、「ツール」で「カスタマイズ」 > 「アプリケーション・コンポーザ」をクリッ
クします。
3. 左側のペインで、「アプリケーション」ドロップダウン・リストから「マーケティング」を選択します。
4. 「オブジェクト」 > 「標準オブジェクト」 > 「営業リード担当者」を展開し、「処理およびリンク」を選
択します。
5. 「作成」 をクリックしてリンクを作成し、次の情報を入力します。
表示ラベル:エンゲージ
名前 : Eloqua_Engage
タイプ: 「リンク」を選択します。
URL定義 :次のいずれかのURLを入力します。
直接 :
def eURL="https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage?YYYY
自動ログイン:
def eURL="https://login.eloqua.com/autoLogin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス
>&Url=/apps/salesTools/engage?YYYY
SAML:
def eURL="https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix=<ログイン・プリ
フィクス>&ReturnUrl=/apps/salesTools/engage?YYYY
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注意 : YYYYはオプションです。
コンタクトのEメール・アドレスを指定してエンゲージを起動するには、YYYYを
sendTemplateToContacts/" + nvl(PersonEmail,"no email")に置き換えます。
テンプレート・ピッカーをオープンしてエンゲージを起動するには、YYYYを
emailChooser=trueに置き換えます。
特定のテンプレートを指定してエンゲージを起動するには、YYYYをemailId=
{templateID}に置き換えます。
注意 : LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス>を置き換えます。プリフィクスは、ELQAの
ような4文字の識別コードです。かわりに、<サイトID>を使用することもできます。サ
イトIDは、33のような数値コードです(これよりもはるかに長い場合もあります)。プリ
フィクスが不明な場合は、My Oracle Support (support.oracle.com)を使用して
サービス・リクエスト(SR)のログを記録してください。このパラメータを無視することもで
きます。その場合は、最初に見つかった、Eloquaに保存されている資格証明を使
用してログインが試行されます。
6. 「検証」 をクリックして、スクリプトを検証します。
7. 「保存」をクリックします。
ステップ2: レイアウトへのエンゲージ・リンクの追加
エンゲージ・リンクをレイアウトに追加する手順は、次のとおりです。
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1. 「アプリケーション・コンポーザ」の左側のメニューで、このドキュメントのステップ1で使用したオブジェ
クトを探し、「ページ」をクリックします。
2. 「詳細ページ・レイアウト」セクションで、リンクを追加するレイアウトを選択し、「編集」 をクリッ
クします。
3. 担当者概要フォームの横にある「編集」アイコンをクリックします。
4. 「使用可能なフィールド」列で、作成したエンゲージ・リンクを選択し、 矢印をクリックして、
「選択したフィールド」列にリンクを移動します。
5. リストの横にある上下の矢印を使用してリスト上でリンクの位置を調整し、「保存してクローズ」を
クリックします。
8.2 Salesforceへのタブまたはボタンとしてのエンゲージの組込み
注意 :このドキュメントは、応答性エンゲージについて記載しています。非応答性バージョンの場
合は、「エンゲージ・クラシック統合」を参照してください。
この項では、Salesforce.com内で営業チームのユーザーがエンゲージをシームレスに使用できるように変
更する手順を説明します。
エンゲージをSalesforce内にデプロイするには、次の2つの方法があります。
上部のナビゲーション・タブとして
リードおよびコンタクト・ページ・レイアウトのボタンとして
Salesforceへのタブとしてのエンゲージの組込み
Salesforceにタブとしてエンゲージを組み込む手順は、次のとおりです。
1. Salesforceにログインします。
2. 「Settings」 > 「Create」(「Build」セクションの下 ) >「Tabs」にナビゲートします。
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3. Salesforce用に「Web Tabs」セクションの下に設定した「エンゲージ」タブの隣にある「編集」をクリッ
クします。
4. デフォルトのタブ設定のままステップ3まで「次」をクリックします。このステップで、ボタンのURLを入力
する必要があります。「ボタン」または「リンクURL」セクションの既存のURLを次のいずれかに置き
換えます。
直接 : https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage
自動ログイン: https://login.eloqua.com/autoLogin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス
>&Url=/apps/salesTools/engage
SAML: https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィク
ス>&ReturnUrl=/apps/salesTools/engage
Salesforce IDP: https://<podURL>/sso/sfdc/v1/svp.aspx?LP=<ログイン・プリフィクス
>&RU=/apps/salesTools/engage
注意 : <podURL>を、Eloquaに正常にログインした後のブラウザのURL
(secure.p01.eloqua.comなど)に置き換えてください。PODを確認する方法の詳細
は、ここをクリックしてください。ログイン・プリフィクスは、ログイン・ページで「会社」
フィールドに入力する会社名を表す4文字のコードです。このパラメータをURLに追
加するには、LoginPrefix=<プリフィクス>と入力します。<プリフィクス>は、4文字の
会社名に置き換えます。Eloquaで会社のログイン・プリフィクスを取得するには、
「設定」 > 「設定」 > 「会社のデフォルト」にナビゲートします。
5. 変更内容を保存します。「エンゲージ」タブをクリックすると、エンゲージにシームレスにログインでき
るようになりました。標準のlogin.salesforce.comではなく、専用のSalesforceドメインから
Salesforceにログインしていることを確認してください。
Salesforceのリードおよびコンタクト・ページ・レイアウトへのボタンとしてのエンゲージの組込み
Salesforce内のリード/コンタクト・ページ・レイアウトには、エンゲージのボタンが複数ある場合があります。
次のステップでは、最も一般的な2つのボタンを変更する手順を説明します。
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Salesforceのリードおよびコンタクト・ページ・レイアウトにボタンとしてエンゲージを組み込む手順は、次のとおり
です。
1. Salesforceにログインします。
2. 「Settings」 > 「Customize」 (「Build」セクションの下 ) > 「Leads」 > 「Buttons, Links, and
Actions」にナビゲートします。
3. エンゲージ用に作成したボタンのいずれかを探し、クリックして編集します。ほとんどの場合、リード
/コンタクト・オブジェクトにエンゲージのボタンが複数あります。それぞれのボタンを使用して、必要
なテンプレート、Eメールの特定の受信者などをオープンできます。あるいは、「New Button」また
は「Link」をクリックして、新たなボタンから始めることもできます。
i. ボタンに一意で認識しやすいラベルと名前を付けます。
ii. 「Display Type」で、「Detail Page Button」を選択します。
iii. このボタンが動作の場合には、エンゲージを起動するのは既存のウィンドウか新規のウィン
ドウか、ウィンドウにはサイドバーを表示するかどうかを選択します。
iv. メインのボックスに、ログイン方法に応じて、次のいずれかのURLを入力します。
直接 : https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engageZZZZ
自動ログイン: https://login.eloqua.com/autoLogin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィ
クス>&Url=/apps/salesTools/engageZZZZ
SAML: https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix=<ログイン・プ
リフィクス>&ReturnUrl=/apps/salesTools/engageZZZZ
Salesforce IDP: https://<podURL>/sso/sfdc/v1/svp.aspx?LP=<ログイン・プリフィ
クス>&RU=/apps/salesTools/engageZZZZ
注意 : <podURL>を、Eloquaに正常にログインした後のブラウザのURL
(secure.p01.eloqua.comなど)に置き換えてください。PODを確認する方法
の詳細は、ここをクリックしてください。ログイン・プリフィクスは、ログイン・ペー
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ジで「会社」フィールドに入力する会社名を表す4文字のコードです。このパ
ラメータをURLに追加するには、LoginPrefix=<プリフィクス>と入力します。<
プリフィクス>は、4文字の会社名に置き換えます。Eloquaで会社のログイ
ン・プリフィクスを取得するには、「設定」 > 「設定」 > 「会社のデフォルト」に
ナビゲートします。
v. ZZZZを、各ボタンに割り当てる処理に置き換えます。
特定の受信者を指定して「テンプレートの選択」をオープンする場合 :
...?emailAddress={emailaddress}
空白のEメールをオープンする場合 : ...?blank=true
このオプションを選択すると、空白のEメールの作成がインスタンスに許可されている
場合に(「エンゲージのグローバル設定」で管理 )、空白のEメールがオープンします。
空白のEメールの作成が許可されていない場合は、「Eメールの選択」がオープン
し、使用可能なテンプレートが表示されます(空白のEメールのオプションは使用で
きません)。
特定の受信者を指定して、空白の個人Eメールをオープンする場合 :
…?blank=true&emailAddress={emailaddress}
特定のテンプレートをオープンする場合 : ...?emailId={templateID}
templateIDを確認するには、Eloquaで目的のEメールを探してオープンし、URLを
参照します。URLの最後の部分が、エンゲージのURLにtemplateIDとして代入し
た値です。
例 : Eメール・テンプレートのEloqua URLが
https://secure.p02.eloqua.com/Main.aspx#emails&id=
581の場合、エンゲージのURLに次を追加します。...?emailId=581。
完全なエンゲージのURLは次のようになります。
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https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage/comp
ose?emailId=581
受信者を指定して、特定のテンプレートをオープンする場合 : ...?emailAddress=
{emailaddress}&emailId={templateID}
複数の受信者を指定する場合は、カンマまたはセミコロンを使用して区切ります。
?emailAddress={emailaddress},emailAddress=
{emailaddress},emailAddress={emailaddress},...
?emailAddress={emailaddress};emailAddress=
{emailaddress};emailAddress={emailaddress};...
最初のパラメータは、?で始まる必要があります。各パラメータは、&で区切ります。
重要 : {email_address}を置き換える必要があります。
リード・オブジェクトの場合は、{email_address}を{!lead.email}に置き換えます。
コンタクト・オブジェクトの場合は、{email_address}を{!contact.email}に置き換えます。
注意 :テンプレートIDを確認するには、Oracle Eloquaまたはエンゲージでテンプレートを
オープンします。テンプレートIDがURLに表示されます。
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4. ボタンの変更内容をすべて保存し、リード/コンタクトをロードしてテストします。リード/コンタクト・レ
コードで、これらのエンゲージ・ボタンをクリックすると、エンゲージにシームレスにアクセスできるように
なりました。標準のlogin.salesforce.comではなく、専用のSalesforceドメインからSalesforceにロ
グインしていることを確認してください。
注意 :既存のボタンを変更するのではなく新規のボタンを作成するには、組織で使用するペー
ジ・レイアウトにそのボタンを追加する必要があります。これを行うには、「Settings」 >
「Customize」(「Build」セクションの下 ) > 「Leads」(または「Contacts」) > 「Page Layouts」にナビ
ゲートします。ページ・レイアウトにボタンを追加し、リストで「Button」を選択します。新規のボタン
をレイアウト内の指定された「Custom Buttons」領域にドラッグし、「Save」をクリックします。
8.3 Microsoft Dynamics 2013へのエンゲージの組込み
エンゲージをMicrosoft Dynamics 2013に組み込むことができます。
エンゲージをDynamics 2013にインストールする手順は、次のとおりです。
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1. 「Settings」 > 「Customization」 > 「Customizations」 > 「Customize the System」にナビゲート
します。
2. 「Entities」 > 「Contact」 > 「Forms」を選択します。
3. エンゲージを追加するフォーム(「Main」など)をダブルクリックします。
4. 上部のメニューの「Insert」をクリックします。
5. 「OneColumn Tab」を追加します。任意の名前を設定します。
6. このタブにIFRAMEを追加します。
i. Name: IFRAME_Engage
ii. URL: http://about:blank
iii. Label: Eloqua Engage
iv. 「Restrict cross-frame scripting」の選択が解除されていることを確認します。
7. 「Formatting」タブを選択します。行数を設定して、高さを変更します(20に設定してみてくださ
い)。
8. 「Dependencies」タブを選択します。「email」を依存フィールドとして追加します。
9. 「OK」をクリックして、IFRAMEウィンドウをクローズします。
10. 「Form」モデルで、「Form Properties」をクリックします。
11. 「Events」タブをクリックします。
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12. 「Form Libraries」で、「Add」をクリックし、「New」をクリックします。
i. Name: new_EPPOnLoad
ii. Type: Script (JScript)
iii. 「Save」および「Close」をクリックします。
13. 次に、新しく作成したフォーム・ライブラリ「new_EPPOnLoad」をダブルクリックします。
14. 「Text Editor」で、(選択したログイン方法に応じて)次のいずれかのコード・スニペットをコピー・アン
ド・ペーストします。
i. 直接ログイン
var newUrl = "https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage?YYYY
Xrm.Page.ui.controls.get("IFRAME_Engage").setSrc(newUrl);
ii. 自動ログイン
var newUrl = "https://login.eloqua.com/autoLogin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス
>&Url=/apps/salesTools/engage?YYYY
Xrm.Page.ui.controls.get("IFRAME_Engage").setSrc(newUrl);
iii. SAML SSO
var newUrl = "https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix=<ログイン・プリ
フィクス>&ReturnUrl=/apps/salesTools/engage?YYYY
Xrm.Page.ui.controls.get("IFRAME_Engage").setSrc(newUrl);
注意 : YYYYはオプションです。
コンタクトのEメール・アドレスを指定してエンゲージを起動するには、YYYYを
emailAddress="+ document.getElementById("emailaddress1").title;に置き換え
ます。
テンプレート・ピッカーをオープンしてエンゲージを起動するには、YYYYを
emailChooser=trueに置き換えます。
特定のテンプレートを指定してエンゲージを起動するには、YYYYをemailId=
{templateID}に置き換えます。
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注意 : LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス>を置き換えます。プリフィクスは、ELQAの
ような4文字の識別コードです。かわりに、<サイトID>を使用することもできます。サ
イトIDは、33のような数値コードです(これよりもはるかに長い場合もあります)。プリ
フィクスが不明な場合は、My Oracle Support (support.oracle.com)を使用して
サービス・リクエスト(SR)のログを記録してください。このパラメータを無視することもで
きます。その場合は、最初に見つかった、Eloquaに保存されている資格証明を使
用してログインが試行されます。
15. 「Save」をクリックし、新しく作成したライブラリをクリックします。
16. 「OK」をクリックします
17. 「保存」をクリックします
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18. モデルを公開します。
19. 必要に応じて、Leadsエンティティについて前述の手順を繰り返します。
8.4 CRM onDemandへのエンゲージの組込み
注意 :このドキュメントは、応答性エンゲージについて記載しています。非応答性バージョンの場
合は、「エンゲージ・クラシック統合」を参照してください。
エンゲージをCRM onDemandに組み込む際には、次の2つの主なステップを実行する必要があります。
1. Webアプレットの作成
2. ページ・レイアウトへのWebアプレットの追加
注意 : 2つのアプレットを作成する必要があります。リード用のアプレットとコンタクト用のアプレットで
す。次の手順はコンタクトに関するものですが、リードについても同じ手順を実行できます。
ステップ1: コンタクトおよびリードのWebアプレットの作成
Webアプレットを作成する手順は、次のとおりです。
1. 管理者資格証明を使用してCRM onDemandにログインします。
2. 「ユーザー」 > 「設定」 > 「管理」にナビゲートします。
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3. 「アプリケーションカスタマイズ」をクリックします。
4. 「レコードタイプセットアップ」で、「担当者」をクリックします。
5. 支払レイアウト管理で、「担当者Webアプレット」をクリックし、次の情報を入力します。
名前 :名前を入力します。(例 :コンタクト・エンゲージ)
場所 : 「詳細ページ」を選択します。
タイプ: 「URL」を選択します。
URL:次のいずれかのURLを入力します。
直接 :
https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage?emailAddress%3D%%%Ema
il_Address%%%
自動ログイン: https://login.eloqua.com/autoLogin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィ
クス>&Url=/apps/salesTools/engage?emailAddress%3D%%%Email_
Address%%%
SAML: https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix=<ログイン・プ
リフィクス
>&ReturnUrl=/apps/salesTools/engage?emailAddress%3D%%%Email_
Address%%%
高さ: 800と入力します。
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6. 「保存」をクリックします。
ステップ2: ページ・レイアウトへのWebアプレットの追加
アプレットをページ・レイアウトに追加する手順は、次のとおりです。
1. 「ユーザー」 > 「設定」 > 「管理」にナビゲートします。
2. 「アプリケーションカスタマイズ」をクリックします。
3. 「ページレイアウト管理」で、「担当者ページレイアウト」をクリックします。
4. 変更するページ・レイアウトを選択します。
注意 :ステップ2およびステップ3を構成する必要はありません。ステップ4 (関連情報 )をクリッ
クして続行します。
5. 「使用不可情報」列で、作成したWebアプレットを探して強調表示し(左クリックを1回 )、「>」矢
印をクリックして「使用可能情報」列に移動します。
6. 「使用可能情報」列でアプレットを選択し、「>」矢印をクリックして「表示する情報」列に移動しま
す。
7. 「終了」をクリックします。
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重要 :リードについても前述のステップを繰り返してください。
8.5 SSOを使用したOKTAへのエンゲージの組込み
注意 :このドキュメントは、応答性エンゲージについて記載しています。非応答性バージョンの場
合は、「エンゲージ・クラシック統合」を参照してください。
このガイドでは、OKTAを介してエンゲージをシームレスに構成し、アクセスする方法を説明します。
8.5.1構成
高レベルの構成ステップは次のとおりです。
1. SSOを使用したOKTAでのエンゲージの構成
2. OKTAアプリケーションとしてのEloqua Salesへのアクセス
ステップ1: SSOを使用したOKTAでのエンゲージの構成
エンゲージは、どの場所からも1つのURLでアクセスできるアプリケーションです。ブラウザで単独で起動す
ることもできますが、通常はCRMシステム内に組み込まれます。構成した後、OKTAと連携させてシーム
レスにアクセスできるようにするには、エンゲージを更新する必要があります。
OKTAとのSSOをエンゲージに構成する手順は、次のとおりです。
1. 次のURLを入力します。
https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス
>&ReturnUrl=/apps/salesTools/engage
注意 : LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス>を置き換えます。プリフィクスは、ELQAのような4文字
の識別コードです。かわりに、<サイトID>を使用することもできます。サイトIDは、33のような数値
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コードです(これよりもはるかに長い場合もあります)。プリフィクスが不明な場合は、My Oracle
Support (support.oracle.com)を使用してサービス・リクエスト(SR)のログを記録してください。この
パラメータを無視することもできます。その場合は、最初に見つかった、Eloquaに保存されている
資格証明を使用してログインが試行されます。<IDPid>を、SSO設定のIDPの一意のIDに置き
換えます。
注意 : EloquaのIDPの一意のIDを確認するには、ID管理プロバイダ・インタフェースに戻ります。
OKTA用に設定したIDプロバイダの名前を右クリックし、「リンクを新しいタブで開く」をクリックしま
す。
新しいブラウザ・タブでURLを確認し、「....Display/」の後ろに表示されているIDをコピーします。
このようにURLの書式を正しく設定したら、ユーザーのOKTAセッションがブラウザでアクティブになっている
かぎり、そのURLにインターネット上のどの場所からもアクセスでき、エンゲージへのシームレスなアクセスが
可能になります。
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ステップ2: OKTAアプリケーションとしてのエンゲージへのアクセス
ユーザーがOKTAで「Apps」からエンゲージに直接アクセスできるようにする場合は、次の手順を実行でき
ます。
1. 前述のSSOの構成に関する項の手順を繰り返して、Eloqua Engageの新しいSAML2テンプレー
トを作成します。
2. SAML2テンプレートを作成する際に、「Default Relay State」フィールドに次の値を追加します。
ReturnURL=%2FsalesTools%2FEngage