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このたびは、TOA 電話 PA コントローラーをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 正しくご使用いただくために、必ずこの取扱説明書をお読みになり、末長くご愛用くださいますようお願い申し上 げます。 電話 PA コントローラー PX-9C 取扱説明書

電話PAコントローラー PX-9C - 商品データダウン … 本機を使用することにより、加入電話回線を利用して外部の電話機から、本機に接続された放送設備で音声

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このたびは、TOA電話PAコントローラーをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。

正しくご使用いただくために、必ずこの取扱説明書をお読みになり、末長くご愛用くださいますようお願い申し上

げます。

電話PAコントローラー PX-9C

取扱説明書

2

目 次

安全上のご注意 ………………………………………………………………………………………………… 4

概 要 …………………………………………………………………………………………………………………… 6

特 長 …………………………………………………………………………………………………………………… 6

使用上のご注意 ………………………………………………………………………………………………… 6

各部の名称とはたらき前 面 ………………………………………………………………………………………………………………… 7後 面 ………………………………………………………………………………………………………………… 8

操作のしかた放送するとき(音声インターフェース機能)……………………………………………… 9接点出力チャンネルのON/OFFをするとき ……………………………………………… 11本機を手動で操作するとき外部からの呼び出しに応答する ……………………………………………………………………… 12本機に接続したマイクロホンで通話する ………………………………………………………… 12手動で接点出力チャンネルを操作する …………………………………………………………… 12

制御コード一覧制御コードの構成 …………………………………………………………………………………………… 13制御コードを受け付けたときの動作 ………………………………………………………………… 13

便利な機能自動着信応答機能…………………………………………………………………………………………… 14呼び出しベル機能 ………………………………………………………………………………………… 14自動終話機能…………………………………………………………………………………………………… 14停電補償機能 ………………………………………………………………………………………………… 14停電検出機能…………………………………………………………………………………………………… 14状態確認機能 ………………………………………………………………………………………………… 14

設定のしかた暗証番号の設定設定のしかた ………………………………………………………………………………………………… 15各スイッチとDTMF信号(プッシュボタン信号)のキーとの対応 …………………… 15

各種動作の設定着信動作の設定(DIPスイッチ1) ………………………………………………………………… 16呼び出し回数の設定(DIPスイッチ2) …………………………………………………………… 16確認信号の設定(DIPスイッチ3と4) …………………………………………………………… 16送話時間の設定(DIPスイッチ5) ………………………………………………………………… 17手動終話の設定(DIPスイッチ6) ………………………………………………………………… 17ミュートオフの設定(DIPスイッチ7) …………………………………………………………… 17

3

接点出力の動作設定終話時動作の設定(DIPスイッチ1) ……………………………………………………………… 18接点動作の設定(DIPスイッチ2) ………………………………………………………………… 18ワンショット時間の設定(DIPスイッチ3と4) ……………………………………………… 18

設置のしかた電源の接続 ……………………………………………………………………………………………………… 19電話回線への接続および電話機の接続 ……………………………………………………… 19放送設備を接続するとき ……………………………………………………………………………… 20音声応答装置を接続するとき ……………………………………………………………………… 21接点入出力に外部機器を接続するとき ……………………………………………………… 21着脱式ターミナルプラグの接続のしかた使用する線材 ………………………………………………………………………………………………… 22結線のしかた ………………………………………………………………………………………………… 22

ラックに取り付けるとき ……………………………………………………………………………… 23

故障かな?と思ったら ………………………………………………………………………………… 23

仕 様 ………………………………………………………………………………………………………………… 24付属品 ……………………………………………………………………………………………………………… 24別売品 ……………………………………………………………………………………………………………… 24

4

万一、異常が起きたら次の場合、電源プラグを抜いて販売店にご連絡ください。そのまま使用すると、火災・感電の原因となります。● 煙が出ている、変なにおいがするとき● 内部に水や異物が入ったとき● 落としたり、ケースを破損したとき● 電源コードが傷んだとき(心線の露出、断線など)

電源プラグを抜け

禁 止

屋外に設置しない本機は、屋内専用品です。屋外に設置すると、部品の劣化により、機器が落下して、けがの原因となります。また、雨などがかかると、感電の原因となります。

●ご使用の前に、この欄を必ずお読みになり正しくお使いください。●ここに示した注意事項は、安全に関する重大な内容を記載していますので、必ず守ってください。●お読みになったあとは、いつでも見られる所に必ず保管してください。

ここでは、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな表示をしています。内容をよく理解してから本文をお読みください。

図記号について

表示について

安全上のご注意

水にぬらさない本機に水が入ったりしないよう、また、ぬらさないようにご注意ください。火災・感電の原因となります。

指定外の電源電圧で使用しない表示された電源電圧を超えた電圧で使用しないでください。火災・感電の原因となります。

電源コードを傷つけない電源コードを傷つけたり、加工したり、熱器具に近づけたりしないでください。また、コードの上に重いものをのせないでください。火災・感電の原因となります。

アースを接続する接地しないで使用すると、感電の原因となります。ただし、ガス管は危険ですから、接続しないでください。

不安定な場所に置かないぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かないでください。落ちたり、倒れたりして、けがの原因となります。

行為を禁止する記号 行為を強制する記号

分解禁止 禁 止 接触禁止 強 制 電源プラグを抜け

アース線を接続せよ

禁 止

禁 止

禁 止

禁 止

アース線を接続せよ

警告 誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。

5

接触禁止

雷が鳴ったらさわらない雷が鳴り出したら、電源プラグにはさわらないでください。感電の原因となります。

分解禁止

内部を開けない、改造しない内部には電圧の高い部分があり、ケースを開けたり、改造したりすると、火災・感電の原因となります。内部の点検・調整・修理は販売店にご依頼ください。

液体の入った容器や小さな金属物を上に置かないこぼれたり、中に入った場合、火災・感電の原因となります。

内部に異物を入れない本機の前面カバー内部から金属類や燃えやすいものなど、異物を差し込んだり、落とし込んだりしないでください。火災・感電の原因となります。

禁 止

禁 止

警告 誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。

強 制

ラックに取り付けるときの注意次のことを必ずお守りください。守らないと、火災・けがの原因となることがあります。● ラックは安定したところに据え付け、アンカーボルトなどで転倒・移動防止の処置を行うこと。

● 電源コードをコンセントに接続するときは、コンセントの許容電流を超えないこと。

● 当社のラックに取り付けるときは、別売のラックマウント金具MB-15Bに付属のねじを使用してください。

● 他社のラックに取り付けるときは、そのラックに合ったねじを使用してください。

湿気やほこりの多い場所などに置かない湿気やほこりの多い場所、直射日光のあたる場所や熱器具の近く、油煙や湯気のあたるような場所に置かないでください。火災・感電の原因となることがあります。

ぬれた手で電源プラグをさわらないぬれた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となることがあります。

電源コ-ドを引っ張らない電源プラグを抜くときは、電源コ-ドを引っ張らないでください。コ-ドが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。必ずプラグを持って抜いてください。

電源プラグを抜け

移動させるときは電源プラグを抜く差し込んだまま移動させるとコードが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。

禁 止

禁 止

禁 止

注意 誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。

お手入れの際、長期間使用しない場合の注意お手入れのときや長期間本機をご使用にならないときは、安全のため、電源プラグをコンセントから抜いてください。守らないと、感電・火災の原因となることがあります。

電源プラグを抜け

6

本機を使用することにより、加入電話回線を利用して外部の電話機から、本機に接続された放送設備で音声を拡声したり、本機に接続された機器を遠隔操作したりすることができます。これらの機能をテレコントロールといい、DTMF信号(プッシュボタン信号)を用いて行います。また、本機に接続された電話機またはマイクロホンからの音声や音声応答装置からの音声メッセージを電話回線を通じて相手の電話機に送出することもできます。

概 要

● 放送設備(マイクロホン、ミキサーなど)を接続し、加入電話回線に音声を送出したり、受信することができます。(音声インターフェース機能、接点出力チャンネル1に連動)

●音声ファイルやアナウンスマシンなどを接続することによって、自動着信時に内蔵の不在メッセージ以外にユーザーに合ったメッセージを送出することができます。(外部音声応答装置接続機能、接点出力チャンネル4に連動)

● DTMF信号(プッシュボタン信号)の制御コードによって、外部から加入電話回線を通じて、4系統の接点出力信号を独立して制御したり、接点入力信号の状態を音声メッセージやDTMF信号で確認することができます。

●本機を第三者に不用意にテレコントロールされるのを防止するために、暗証番号を設定することができます。●手動により、本機に入る回線の入/切や、本機から操作する接点出力チャンネル1~4の入/切が自由にできます。

●停電時でも動作できるように、外部電源を接続するDC電源入力端子があります。●卓上に置いて使用することも、ラック(EIA規格)に組み込んで使用することもできます。

特 長

● 付属の電源コードは、本機専用品です。本機以外の機器に使用しないでください。●テレコントロールをする電話機は、NTTのアナログ回線に接続されているものをお使いください。NTTのISDN回線をご利用の場合は、ISDNターミナルアダプターの回線レベルの調整が必要になります。光回線、IP電話、携帯電話、PHSなどからの制御に関しては、それらの回線または機器の事業者にお問い合わせください。ただし、NTTのアナログ回線以外で使用された場合の動作については、保証の限りではありません。

●テレコントロールはDTMF信号(プッシュボタン信号)を用いて行います。DTMF信号を送出できる電話機をお使いください。ダイヤル回線に接続していても、DTMF信号に切り換えられる電話機の場合は、PX-9Cの電話番号にかけた後、メッセージが終わってから、DTMF信号に切り換えると、テレコントロールをすることができます。

●本機はNTT交換機からのサービストーン(発信音*1、話中音*2)を検知すると受信動作を終了します。そのため、サービストーンと同じ信号を含んだ音が電話機のマイクを通じて本機に送られると、電話機との通信が切れてしまうことがあります。したがって、以下のような周囲音が発生している状況下では、電話機の使用をできるだけ避けてください。・発信音*1と同じ400 Hzの連続音が発生している場所・BGM(400 Hz成分を含む信号が周期的に発生)の流れている場所・騒々しい換気扇などの近く(400 Hz成分を含む連続信号が発生)*1 発信音(ダイヤルトーン): 400 Hzの連続音

(電話機の受話器を持ち上げたときに聞こえる「ツー」という音)*2 話中音(ビジートーン) : 400 Hzの断続音

(通話が終わり、相手が受話器をおろしたときに聞こえる「ツー、ツー、ツー」という音)

●テレビ、パソコンの近くなどに設置しないでください。本機に雑音が入ることがあります。●本機は精密機械ですので、強い衝撃や振動は避けてください。故障の原因となります。●本機を清掃するときには、必ず電源を切ってから、乾いた布でふいてください。また、ひどい汚れは中性洗剤をしみこませた布を使用してください。ベンジン・シンナー・アルコール類・化学ぞうきんなどは絶対に使用しないでください。変形や変色の原因になります。

使用上のご注意

7

[前面]

各部の名称とはたらき

1

2

3

6

5 7

4

8 9

カバー内部

1. 接点出力表示灯各接点出力が出力されているときに点灯します。

2. 接点出力キー1秒以上押すと、該当するチャンネルの接点出力が出力されます。

3. 自動着信表示灯点灯:外部の電話(局線)からの呼び出しが

あったとき自動的に着信し、本機が応答します。

消灯:局線からの呼び出しがあっても自動着信をしません。本機に接続した電話機で応答して、通常の通話ができます。

4. 自動着信キー自動着信をする(ON)か、しない(OFF)かを設定します。1 秒以上押すと、押すたびにON/OFFが切り換わり、その設定状態は自動着信表示灯(3)で確認できます。

5. 局線表示灯局線が入っているときに点灯します。

6. 局線キー手動で局線を入/切するときに使用します。

7. 動作表示灯正常動作のときに点灯します。停電した場合、復旧後に点滅します。接点出力キー(2)、自動着信キー(4)、局線キー(6)のいずれかを押すことによって、点灯状態に戻ります。

8. 暗証番号設定スイッチ暗証番号を設定します。( P. 15)

9. 動作設定スイッチ

● DIPスイッチ1(着信動作)着信時の動作について設定します。( P. 16)

● DIPスイッチ2(呼出回数)自動着信時の呼び出し回数を設定します。( P. 16)

● DIPスイッチ3、4(確認信号)動作確認信号の種類を設定します。( P. 16)

● DIPスイッチ5(送話時間)本機から送話できる時間を設定します。( P. 17)

● DIPスイッチ6(手動終話)手動操作で終話させる必要があるか、ないかを設定します。( P. 17)

● DIPスイッチ7(ミュートオフ)音声出力のミュートの設定をします。( P. 17)

● DIPスイッチ8(メンテナンス)メンテナンス時に使用します。通常はOFFで使用してください。

※工場出荷時の設定

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

スイッチの設定位置

8

10. アース端子

11. ACインレット付属の電源コードを接続します。

12. DC電源入力端子DC24 V電源を接続します。

13. 電話機モジュラーコネクター電話機を接続します。

14. 局線モジュラーコネクター電話回線を接続します。

15. 接点出力端子外部機器の制御用の出力端子です。アンプなどのリモート端子を接続します。

16. 接点入力端子外部機器のモニター用の入力端子です。マイクロホン、センサーなどの接点を接続します。

17. 接点出力動作設定スイッチ

● DIPスイッチ1(終話時動作)終話時の接点出力の動作を設定します。( P. 18)

● DIPスイッチ2(連続/ワンショット切替)外部からの操作で接点出力が出されたときの動作を設定します。( P. 18)

● DIPスイッチ3、4(時間)ワンショット時間を設定します。( P. 18)

18. 音声応答入力音量調節器音声応答入力端子(19)に接続した機器の音量を調節します。

19. 音声応答入力端子音声ファイル、アナウンスマシンなどの出力を接続します。

20. 音声入力音量調節器音声入力端子(21)に接続した機器の音量を調節します。

21. 音声入力端子マイクロホン、外部機器などの出力を接続します。

22. 音声入力感度切換スイッチ音声入力の感度を「マイク」または「ライン」に切り換えます。

23. 音声出力端子アンプの入力端子に接続します。

[後面]

10 11 12 13 14 18

19

20

21

22 2315

16

17

アース端子は必ず接続してください。接地しないで使用すると、感電の原因となります。ただし、ガス管は危険ですから、接続しないでください。

警告

9

■ 放送するとき(音声インターフェース機能)

マイクロホンやミキサーなどの放送設備を本機に接続すると、電話回線に送出された音声を拡声することができます。音声入力端子と音声出力端子にプラグを差し込むと、接点出力チャンネル1は音声インターフェースモードとなり、音声の制御を行います。(他のチャンネルとは連動していません。)

操作のしかた

1 本機に接続された電話回線の番号に電話をかける。呼び出し音(3回または7回)が鳴った後、「ただ今外出しています。」というメッセージが2回流れます。

●本機に音声応答装置を接続している場合は、音声応答装置から独自のメッセージが流れます。(外部音声応答装置接続機能)

●暗証番号を登録していないときは、「こちらは自動音声装置です。制御コードを押してください。」というメッセージが流れます。手順3に進んでください。

2 メッセージが終わった後、暗証番号と を押す。暗証番号が合っていると、「はい、制御コードを押してください。」というメッセージが流れます。暗証番号が間違っていると、1~2回目は「もう一度押してください。」というメッセージが流れ、3回目は「もう一度かけ直してください。」というメッセージが流れた後、本機は自動的に終話します。

メッセージが流れた後、30秒以内に暗証番号を押さないと、本機は自動的に終話します。

ご注意

ご注意

 

NTTアナログ回線

ページングマイクロホンPM-660D外部の電話機

リモートユニットRU-2001

スピーカーPAアンプTA-130

PX-9C

デジタルアナウンスマシンEV-350P

~~

X X

PX-9C の電話番号

X X #

暗証番号(設定した桁数)

10

3 制御コードを押し、通話する。

● 暗証番号を押した後、30秒以内に制御コードを押さないと、本機は自動的に終話します。●無効な制御コードを押すと、「はい、制御できません。」というメッセージが流れます。正しい制御コードを押し直しください。

3-1 電話機から放送する場合

を押します。「はい、1番つけました。」というメッセージが流れます。本機に接続されたアンプの電源が入り、本機の音声出力端子から受話音声を送出します。電話機を使って放送してください。

3-2 本機に接続したマイクロホンの音声を電話機側で聞く場合

を押します。本機に接続されたアンプの電源が入り、マイクロホンの音声を電話回線へ送出します。

4 電話を切る。

を押すと、「はい、終了します。」というメッセージが流れ、本機は自動的に終話します。また、アンプの電源も自動的に切れます。手動終話設定スイッチがOFFのときは、受話器を置いて電話を切っても、本機は話中音を検出して自動的に終話します。( P. 17)

♯00

♯21

♯11

ご注意

1 #1

はい、1番つけました。

通話(放送)PX-9C

2 #1PX-9C通話

00 #

はい、終了します。

11

■ 接点出力チャンネルのON/OFFをするとき

1 本機に接続された電話回線の番号に電話をかける。放送するときと同様です。( P. 9)

2 メッセージが終わった後、設定した暗証番号と を押す。放送するときと同様です。( P. 9)

3 制御コードを押す。制御したい接点出力チャンネル番号、機能番号、および を押します。(制御コード P. 13)

例えば、接点出力チャンネル1をONにするときは、 を押すと、「はい、1番つけました。」というメッセージが流れます。

●本機に放送設備が接続されている場合は、接点出力チャンネル1は操作できません。

●本機に音声応答装置が接続されている場合は、接点出力チャンネル4は操作できません。

●暗証番号を押した後、30秒以内に制御コードを押さないと、本機は自動的に終話します。

●無効な制御コードを押すと、「はい、制御できません。」というメッセージが流れます。正しい制御コードを押し直しください。

4 電話を切る。

を押すと、「はい、終了します。」というメッセージが流れ、本機は自動的に終話します。受話器を置いて電話を切っても、本機は話中音を検出して自動的に終話します。

♯00

ご注意

♯11

X X

PX-9C の電話番号

X X #

暗証番号(設定した桁数)

XX #

制御コード

00 #

はい、終了します。

12

■ 本機を手動で操作するとき●外部からの呼び出しに応答する

外部の電話から呼び出しがあったとき、本機に接続している電話機で応答すると、通常の通話ができます。自動応答に切り換えたいときは、局線キーを押して受話器を置いてください。

PX-9C

電話機

PX-9C

X

PX-9C の電話番号

1

呼び出し音

呼び出し

通話

AB

●本機に接続したマイクロホンで通話する

音声インターフェース機能を使用している場合、外部の電話機から制御コードを押して、本機側を送話にするとマイクロホンで通話することができます。本機側は外部の電話機からの音声をスピーカーでモニターできます。リモート機能付きのマイクロホンを使用しているときは、マイクロホンのトークスイッチをONにすると本機側が送話、OFFにすると本機側が受話になります。

●本機側から送話できる時間は、10分または1時間に設定できます。残り時間が15秒になると、警告音を電話機側へ送出します。

●本機側のマイクロホンとスピーカーは、本機側が送話のときはマイクロホン、受話のときはスピーカーだけしか使えません。

ご注意

●手動で接点出力チャンネルを操作する

接点出力チャンネルを本機から直接制御したいときは、制御したいチャンネルの接点出力キーを1秒以上押します。

●接点出力キーは、軽く触れただけでは動作しません。●本機に放送設備が接続されている場合は、接点出力チャンネル1は操作できません。

●本機に音声応答装置が接続されている場合は、接点出力チャンネル4は操作できません。

ご注意

PX-9C

通話マイクOFF

マイクON

A B

1 秒以上押す。

接点出力キー 1~4

PX-9C

制御 2

13

■ 制御コード一覧●制御コードの構成

制御コードは、「チャンネル番号または0」、「機能番号」、「終端符号」で構成されています。

終端符号 機能番号 0:接点出力を切る(OFF) 1:接点出力を入れる(ON) 2:接点入力状態確認 チャンネル番号または「0」 0:システム制御用 1:1番(接点出力チャンネル 1) 2:2番(接点出力チャンネル 2) 3:3番(接点出力チャンネル 3) 4:4番(接点出力チャンネル 4)

●本機側からメッセージを送出しているときは、制御コードの受け付けはできません。

●外部音声応答装置接続機能を使用しているときは、接点出力チャンネル4をテレコントロールすることはできません。

ご注意

●制御コードを受け付けたときの動作

・最初に押す番号がチャンネル番号のときは、メッセージを流します。ただし、音声インターフェース機能を使用しているときは、接点出力チャンネル1のみ動作が異なります。

X 0 #

制御コード

「はい、X番切りました。」

X 1 # 「はい、X番つけました。」

X 2 # 「はい、X番ついています。」

「はい、X番切れています。」

メッセージ 制御コード

1 1 # アンプの電源が入り、音声出力端子に受話信号を送出します。メッセージ 1回目「はい、1番つけました。」      2回目以降「ツー、ツー。」

1 2 # アンプの電源が入り、マイクロホンの音声を電話回線に送出します。メッセージはありません。

動作

※ 音声インターフェース機能を使用しているとき

・最初に押す番号が「0」のときは、本機は次のような動作をします。また、入力途中の制御コードをキャンセルすることができます。

0 0 #

制御コード

終話

0 1 # 呼び出しベルON

0 2 #

* #

状態確認

入力取り消し

通話および接点出力の動作を終了し、待機状態になります。

本機に内蔵されているベルを 1分間鳴らします。ただし、下記のいずれかの場合は、途中でベルを止めることができます。 ・局線キーを押して、局線表示灯を消灯させたとき ・終話したとき ・新しい制御コードを受信したとき

停電があったかどうかを、音声メッセージやDTMF信号で確認できます。

動作 詳細

入力途中の制御コードをキャンセルして、次の制御コード待ちになります。間違った制御コードを押してしまったときにこの操作をすると、最初からやり直すことができます。終端符号(#)により終結した制御コードには影響しません。

14

■ 自動着信応答機能

自動着信表示灯が点灯状態のとき、呼び出し信号が入ると、音声メッセージやDTMF信号で応答することができます。自動着信表示灯が消灯状態のとき、本機に接続した電話機で応答して通常の通話ができます。

外部からの呼び出し信号を受信しても、本機はベルを鳴らしません。本機に電話機を接続すると、その電話機だけが鳴ります。

■呼び出しベル機能

テレコントロールの制御信号によって、本機に内蔵のベルを鳴らすことができます。テレコントロールしているとき、本機側の人を呼び出すのに便利です。

外部の電話機から制御コード を押すと、「ただいま呼び出しています。しばらくお待ちください。」というメッセージが流れ、本機側でベルが1分間(3秒間隔で繰り返し)鳴り続けます。

本機に接続した電話機で応答しても、ベルは鳴り続けます。受話器を取った後、局線キーを押すと、ベルは止まります。

■自動終話機能

つぎのとき、本機は自動的に終話します。

●制御コード を受け付けたとき。●話中音を受け付けたとき。●暗証番号を3回間違えたとき。●暗証番号が30秒以内に受け付けられなかったとき。●暗証番号を受け付けてから30秒以内に最初の制御コードが受け付けられなかったとき。

■停電補償機能

DC電源入力端子にDC24 V電源を接続すると、停電時も内部の状態を保持し、動作させることができます。

■停電検出機能

DC24 V電源が接続されていないときは、停電があると接点出力はすべてOFFになり、同時に停電があったことを動作表示灯が点滅して知らせます。この停電検出表示は、局線キー、自動着信キー、接点出力キーのいずれかを押すことによって、解除することができます。

■状態確認機能

外部の電話機から制御コード を押すと、本機の状態が以下のメッセージで確認できます。

正常時   :「はい、正常です。」停電後のとき:「はい、停電がありました。」

♯20

♯00

ご注意

♯10

ご注意

便利な機能

15

■ 暗証番号の設定

第三者から不用意にテレコントロールされるのを防止するために、暗証番号を設定できます。暗証番号は、0~9までの数字とA~Dまでの英字を組み合わせて、4桁以内で設定します。暗証番号をなしに設定することもできます。(工場出荷時は「0000」に設定されています。)暗証番号が一致しないときは、すべての制御ができません。

●設定のしかた

1 前面のカバーを外す。

2 暗証番号設定スイッチを左から順にドライバーなどで設定する。暗証番号を3桁以内に設定するときは、最終桁の次に「F」を設定します。

設定のしかた

●各スイッチとDTMF信号(プッシュボタン信号)のキーとの対応

スイッチの位置

DTMF信号のキー

0

0

1

1

2

2

3

3

4

4

5

5

6

6

7

7

8

8

9

9

A

A

B

B

C

C

D

D

「A」「B」「C」「D」のDTMF信号は日本国内で一般的に販売されている電話機には付いていません。これらを暗証番号に使用すると、通常の電話機からは制御できなくなります。

ご注意

矢印の向いている方向が設定位置です。

カバー内部

カバー

暗証番号設定スイッチ

PX-9C

1000 100

暗証番号

10 1

[暗証番号を「14」に設定するときの例]

左から順に「1」「4」「F」と設定します。

[暗証番号をなしに設定するときの例]一番左のスイッチを「F」に設定します。暗証番号をなしにすると、自動着信後すぐにテレコントロールできます。

「F」より右側はどの位置でもよい。

1000 100

暗証番号

10 1

「F」

「F」より右側はどの位置でもよい。

1000 100

暗証番号

10 1

「1」 「4」 「F」

カバー

つめを下に押して、取り外す。

16

■ 各種動作の設定

前面カバー内の動作設定スイッチ(DIPスイッチ1~8)で各種動作の設定をします。

※ DIPスイッチ8は、メンテナンス時に使用します。通常はOFFで使用してください。

●着信動作の設定(DIPスイッチ1)

DIP スイッチの設定

(工場出荷時)

設定内容

自動着信キーの設定に従います。

前面パネルの自動着信キーが OFF(自動着信表示灯が消灯の状態)になっていても、呼び出し信号が 15回鳴ると、自動着信します。

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

●呼び出し回数の設定(DIPスイッチ2)

着信時に呼び出し信号が何回で、自動着信するかを設定します。

DIP スイッチの設定

(工場出荷時)

設定内容

3回

7回

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

カバー内部

カバー

動作設定スイッチ

PX-9C

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

15

26

8

呼出回数 3,4 確認信号手動終話 7 ミュートオフ

メンテナンス

着信動作送話時間

スイッチの設定位置

●確認信号の設定(DIPスイッチ3と4)

外部から自動着信したときの応答信号や、テレコントロールのときの制御に対する確認信号の種類を設定します。

DIP スイッチの設定

(工場出荷時)

設定内容

音声メッセージのみ

信号は送出されません。

DIP スイッチの設定 設定内容

DTMF信号のみ

音声メッセージと DTMF信号

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

17

●送話時間の設定(DIPスイッチ5)

本機に接続したマイクロホンから送話できる時間を選択します。

DIP スイッチの設定

(工場出荷時)

設定内容

10分間

1時間

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

●手動終話の設定(DIPスイッチ6)

DIP スイッチの設定

(工場出荷時)

設定内容

ビジートーン を 6 回検出すると自動終話します。外部の電話機との通話において、相手が終話のための制御コードを押さずに電話を切っても、本機は自動終話します。

ビジートーン を検出しても自動終話しません。この設定の場合、終話させるには、手動操作によって、前面パネルの局線キーを押して、局線を切る必要があります。

通話の相手が電話機を切ったときに聞こえる「ツー、ツー」という音です。

*1

*1

*1

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

●ミュートオフの設定(DIPスイッチ7)

DIP スイッチの設定

(工場出荷時)

設定内容

DTMF 信号 を検出すると音声出力をミュートします。また、応答のために DTMF 信号を回線に送出するときもミュートします。ただし、検出してからミュートをかけるまでの 40~50 ms 間は信号音が流れます。

DTMF 信号 を検出しても音声出力をミュートしません。応答のために DTMF 信号を回線に送出する場合、正しい制御コードの応答についてはミュートし、間違った制御コードの応答についてはミュートしません。

「ピ、ポ、パ」というプッシュボタン信号です。

*2

*2

*2

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

OFF 1 2 3 4 5 6 7 8

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■ 接点出力の動作設定

後面のDIPスイッチでチャンネルごとに接点出力の動作を設定することができます。

●終話時動作の設定(DIPスイッチ1)

DIP スイッチの設定

(工場出荷時)

設定内容

終話した時点でも保持されます。(終話時保持)

終話した時点で自動的に切れます。(終話時断)

OFF

1 2 3 4

OFF

1 2 3 4

●接点動作の設定(DIPスイッチ2)

操作されたときの接点出力の動作を連続出力動作またはワンショット動作に設定します。

DIP スイッチの設定

(工場出荷時)

設定内容

外部から制御された状態を保持します。(連続出力動作)

後面の DIP スイッチ 3 と 4(次項参照)で設定した時間、接点出力が入り、その後自動的に切れます。(ワンショット動作)

OFF

1 2 3 4

OFF

1 2 3 4

本機に放送設備を接続して使用している場合は、接点出力チャンネル1のみ、このスイッチ設定に関係なく、終話と同時に切れます。

ご注意

●ワンショット時間の設定(DIPスイッチ3と4)

接点出力動作の設定で、ワンショット動作に設定したときのパルス幅を設定します。この時間はまた、制御コードを押した後、確認信号が送出されるまでの待ち時間にもなります。接続する機器に応じて設定してください。

DIP スイッチの設定

(工場出荷時)

設定内容

1秒

2.5 秒

DIP スイッチの設定 設定内容

5秒

10 秒

OFF

1 2 3 4

OFF

1 2 3 4

OFF

1 2 3 4

OFF

1 2 3 4

PX-9C

接点出力動作設定スイッチ

OFF

1 2 3 4設定

スイッチの設定位置

19

■ 電源の接続

AC電源およびDC24 V電源を接続すると、通常はAC電源で動作します。停電時など、AC電源からの電源供給がない場合は、内部で自動的にDC24 V電源側に切り換わります。DC電源入力端子に直接バッテリーを接続すると、停電時のバックアップ電源として使用できます。

設置のしかた

■電話回線への接続および電話機の接続

局線モジュラーコネクターをNTTのアナログ回線に接続します。必要に応じて、電話機を電話機モジュラーコネクターに接続します。電話機モジュラーコネクターと局線モジュラーコネクターは内部で並列に接続されています。

※着脱式ターミナルプラグの接続のしかたについては、P. 22をお読みください。

AC100 V

必ずアース接続してください。

DC電源入力端子

PX-9C

DC 24 V バッテリー

NTTアナログ回線

電話機

PX-9C

電話コンセントがある場合は、付属のモジュラーコードで接続してください。

直接配線方式の場合は、資格者の工事が必要です。

3 ピンプラグ方式の場合は、市販の 3ピンプラグ変換アダプターを別途ご用意ください。付属のモジュラーコードで 3 ピンプラグ変換アダプターに接続してください。

または

3ピンプラグ変換アダプター(市販品)

電話機モジュラーコネクター 局線モジュラーコネクター

モジュラーコード(付属品)

モジュラーコード(付属品)

●本機はNTTのアナログ回線に準拠して設計していますので、NTTのアナログ回線に接続してください。● NTTの ISDN回線に接続する場合は、ISDNターミナルアダプターの回線レベルの調整が必要になります。●光回線、IP電話回線などに接続したい場合は、NTTのアナログ回線用の機器を接続して使用できるか、その事業者にお問い合わせください。

● NTTのアナログ回線以外で使用された場合の動作については、保証の限りではありません。

ご注意

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■ 放送設備を接続するとき

 

 

ページングマイクロホンPM-660D

音声入力感度切換スイッチはライン側にします。

または

*1

*1

*2

*2

音声入力端子へ

音声出力端子音声入力端子接点入力端子接点出力端子(チャンネル1)(チャンネル1)

出力端子リモート端子

AC100 V

AC100 V

ページングマイクロホンPM-660

リモートユニットRU-2001

ACアダプターAD-122

使用するケーブルによっては、加工が必要となることがあります。

スピーカー

4~16Ω制御(電話ページング)

H C C

PAアンプ TA-130

(PAアンプ TA-130 底面端子部)

PX-9C

音声入力感度スイッチはマイクロホン側にします。PM-660の場合は、制御出力がないので、PX-9C側で通話の方向を切り換えることはできません。相手の電話機側のキー操作で通話の方向を切り換えてください。

※着脱式ターミナルプラグの接続のしかたについては、P. 22をお読みください。

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■ 音声応答装置を接続するとき

音声ファイルやアナウンスマシンなどの音声応答装置を本機に接続すると、自動着信時に独自のメッセージで応答することができます。音声応答入力端子にプラグを差し込むと、接点出力チャンネル4は音声応答装置の制御を行います。(他のチャンネルとは連動していません。)基本的な操作のしかたは、音声応答装置を接続していないときと同様です。

ビジー出力がない音声応答装置を接続することもできます。そのときは、接点出力チャンネル4の接点出力動作設定スイッチの時間設定スイッチで設定した3倍の時間(3~30秒)が音声メッセージの送出時間になります。

ご注意

■接点入出力に外部機器を接続するとき

● 音声入力端子に外部機器を接続しているときは、接点出力チャンネル1をテレコントロール用には使用できません。

●音声応答入力端子に外部機器を接続しているときは、接点出力チャンネル4をテレコントロール用には使用できません。

ご注意

※着脱式ターミナルプラグの接続のしかたについては、P. 22をお読みください。

AC100 V

デジタルアナウンスマシンEV-350P(後面)

接点入力端子(チャンネル4)

音声応答入力端子

起動入力端子

ビジー出力端子

接点出力端子(チャンネル4)

PX-9C

外部機器の動作中モニター出力端子へ

外部機器のリモート端子(接点入力)へ

接点入力端子(チャンネル1~4)

接点出力端子(チャンネル1~4)

PX-9C

※ 着脱式ターミナルプラグの接続のしかたについては、P. 22をお読みください。

22

■ 着脱式ターミナルプラグの接続のしかた

DC電源入力端子の接続には付属の着脱式ターミナルプラグ(2P)、接点入出力端子の接続には付属の着脱式ターミナルプラグ(4P)を使用します。

●使用する線材

端子ねじ

PX-9C後面の端子へ

1 着脱式ターミナルプラグ(付属品)

締まる ゆるむ

マイナスドライバー

1

3

2

推奨マイナスドライバー:ブレード幅が3 mm程度のもの*

ビット形状 3 mm

7 mm単線、より線

用 途 線 材 むきしろ

DC電源入力端子用

接点入出力端子用

単線 :φ0.5~2 mmより線:0.2~3.3 mm2

単線 :φ0.32~1.29 mmより線:0.08~1.3 mm2

より線を使用するときは、むきしろ部分にはんだめっきをすることは避けてください。線材を締め付けたときに、はんだスズが破砕し、接触抵抗が高くなるため、接続部の温度が異常に上昇することがあります。

ご注意

1 着脱式ターミナルプラグの端子ねじをゆるめて線材を差し込む。

2 端子ねじをしっかり締め付ける。※線材を引っ張って抜けないことを確認してください。

3 着脱式ターミナルプラグを機器側のターミナルブロックに差し込む。

●結線のしかた

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故障かな?と思ったら

ACコンセントからプラグが外れていませんか?

ACコードが本体から外れていませんか?

自動着信スイッチがOFFになっていませんか?

プッシュホンでなく、DP(ダイヤルパルス)用電話機を使用していませんか?

電話回線からのモジュラープラグが本体に確実に差し込まれていますか?

暗証番号や制御コードを正しく押しましたか?

# キーを押しましたか?

確認信号選択スイッチがOFFになっていませんか?

スイッチを 1秒以上押していますか?

音声出力端子または音声入力端子にプラグが差し込まれていますか?

アンプの音量は適切に調節されていますか?

音声入力感度切換スイッチは正しい位置になっていますか? 

音声入力・音声応答入力の各音量調節器が適切に調節されていますか?

モジュラープラグが外れかけていませんか?

確認するところ

前面パネルの表示灯が点灯しない。

外出先からテレコントロールできない。

本機から手動で操作できない。

音声インターフェース機能を使用できない。

音声がうまく伝わらない。

症 状

■ラックに取り付けるとき

ラックに取り付けるときは、別売のラックマウント金具MB-15Bを使用します。

ラック取付ねじ 5 × 12(MB-15Bに付属)

ファイバーワッシャー(M5用)(MB-15Bに付属)

タッピンねじ3×14(MB-15Bに付属)

ラックマウント金具 MB-15B

PX-9C

MB-15Bに付属のラック取付ねじは、当社のラック専用です。他のラックには使用しないでください。守らないと、本機が落下し、けがの原因となることがあります。

注意

133-06-00012-00

仕 様

●付属品

電源コード(2 m) ……………………………… 1モジュラーコード(3 m) …………………… 1

2P着脱式ターミナルプラグ ………………… 14P着脱式ターミナルプラグ ………………… 4

●別売品

ラックマウント金具:MB-15B

AC100 V、50/60 HzまたはDC24 V(2P着脱式ターミナルブロック)7 W加入電話回線、PBX内線1回線300~3,400 Hz呼び出し信号による自動捕捉、または手動捕捉外部PA機器リモート制御可能(チャンネル1の接点入出力に連動)通話方式:接点入力またはテレコントロールによる切換式双方向通話音声出力:1回路、-10 dB*、600Ω、平衡、ホーンジャック音声入力:1回路、マイク(-59 dB*、600Ω、平衡)/ライン(-20 dB*、

50 kΩ、不平衡)切り換え、ホーンジャック内部音声合成または外部音声応答装置接続・制御可能(チャンネル4の接点入出力に連動)外部音声応答入力:1回路、-20 dB*、50 kΩ、不平衡、ホーンジャックDTMF信号1~4桁または「なし」に設定可能4(音声インターフェース機能・外部音声応答装置接続機能未使用時)制御出力:無電圧メイク接点

接点容量… DC30 V、100 mA入力信号:無電圧メイク接点

検出条件… DC24 V、10 mA、ループ抵抗200Ω以下出力動作:連続/ワンショット切り換え可能、終話時自動断設定可能各チャンネルごとにON/OFF/状態確認が可能音声合成信号、DTMF信号4P着脱式ターミナルブロック自動着信0~+40℃90 %RH以下(ただし結露のないこと)パネル:プレコート鋼板、黒(マンセルN1.0近似色)、3分艶420(幅)×46.3(高さ)×219(奥行)mm2.5 kg

電 源消 費 電 力適 用 回 線回 線 容 量使 用 音 声 帯 域回 線 捕 捉音声インターフェース

音 声 応 答

制 御 信 号暗 証 番 号チ ャ ン ネ ル 数

制 御 コ ー ド確 認 信 号入 出 力 端 子

網 制 御 機 能使 用 温 度 範 囲使 用 湿 度 範 囲仕 上 げ寸 法質 量

* 0 dB=1 V

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

フリーダイヤル 0120 - 108 - 117ナビダイヤル 0570-064-475(有料)FAX 0570-017-108(有料)※ PHS、IP電話からはつながりません。

TOA お客様相談センター商品の内容や組み合わせ、設置方法などについての技術的なお問い合わせにお応えします。受付時間 9:00 ~ 17:00(土日、祝日除く)

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