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PCRPCR酵素と機器 PCR Enzymes & Instruments 古細菌(Pyrococcus)由来の高性能 PCR酵素 ストラタジーンのPaq5000TM DNA Polymeraseは古細菌(Pyrococcus)由来の

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PCR酵素と機器 PCR Enzymes & Instruments

交換可能な3種類のサーマル・ブロックStratagene Gradient Cyclerのサーマル・ブ

ロックは96ウェル グラジエント、96ウェルFastグラジエント、384ウェル グラジエントの3種類から選択することができ、ブロックの交換も簡単に行えます。3種類のブロックの温度均一性は±0.4℃、温度正確性は±0.1℃と優れた温度制御能を誇ります。グラジエントは12段階でかかるので、条件検討を行う際に大変便利です。

96ウェル Fastグラジエントと384ウェル グラジエントにはゴールドコート シルバー製ブロックを使用しているので、上昇5℃/秒、下降3.5℃/秒のランピング速度が得られ、反応時間の大幅な短縮が可能です。

プログラムの至適化が容易

Stratagene Gradient Cyclerでは、酵素の種類やプライマーの配列、AT・GC含量、アンプリコンの長さなどから最適なプログラムを導き出し簡単にセットアップできます。操作は大きなタッチスクリーン上で、ドラッグ&ドロップで行います。さらに、USBメモリースティックを使ってプログラムのインポートやエクスポートが可能です。また、ストラタジーンの4種類のPCR試薬

(PfuTurbo®、PfuUltra® II Fusion、Herculase®

II Fusion、Paq5000™)、および3種類のQuikChange®シリーズに至適化した、計7種類のプログラムがプリセットされているので、ストラタジーンの試薬を使った実験をすぐに始めることができます。

確かな品質、安心の2年間保証Stratagene Gradient CyclerはNISTトレー

サブル・スタンダードによるキャリブレーションを行っています。また、レポートはGLPレポート対応で、厳密な管理を必要とする施設での実験に最適です。また、Stratagene Gradient Cyclerの保証期間は2年間なので、安心して使用できます。ストラタジーンなら、実績のある試薬と

装置のトータルでのサポートが可能です。

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問題点 Problem 解決法 Solution

PCRを行う際に、使用するDNA Polymeraseによってプ

ログラムを変更したり、新しい実験系を組む際に条件を検討したりするのが面倒で、多くの試行錯誤が必要でした。

Stratagene Gradient Cyclerでは、酵素の種類、プライマーの配列、アンプ

リコンの長さなどから最適なプログラムを導き出すことができます。また、ストラタジーンのPCR試薬やQuikChange® シリーズに対応するプロ

グラムがプリセットされています。

新しいグラジエント機能付きPCR機 Stratagene Gradient Cycler

Stratagene Gradient Cycler 仕様

96ウェル グラジエント 96ウェル Fast グラジエント 384ウェル グラジエントシステムカタログ# G5100A G5100B G5100Cシステム価格(税別) ¥980,000 ¥980,000 ¥980,000ブロック# G5100-64001 G5100-64002 G5100-64003ブロック価格(税別) ¥310,000 ¥430,000 ¥430,000ランピング速度 上昇3℃/秒、下降2℃/秒 上昇5℃/秒、下降3.5℃/秒 上昇5℃/秒、下降3.5℃/秒ブロック ニッケルコート アルミニウム製 ゴールドコート シルバー製 ゴールドコート シルバー製

温度センサー×4 温度センサー×4 温度センサー×4グラジエント温度 30℃~99℃グラジエント幅 最大30℃温度均一性 ±0.4℃(at 95℃)温度正確性 ±0.1(at 95℃)温度幅 4~99℃リッド温度 111℃~120℃(1℃刻みでの設定が可能)サンプルオーバーシュート <1℃ディスプレイ 6.5 in. (16.5 cm) LCD カラー・タッチ・スクリーンメモリー 10,000プログラム保存可能、ストラタジーン製品用プログラム7種類USB USBメモリースティックへのプロトコール保存制限なしリッド圧 チューブ、プレートにより調整可能PC 互換性 Windows XP以上レポート GLPレポート対応ポート USB 2.0 ポート使用可能なUSB接続機器 マウス、キーボード、バーコードリーダー、USBメモリースティックサイズと重量 31 cm (w) x 23 cm (h) x 45 cm (d)、14 kg電源 90V~250Vトレーサビリティ NISTトレーサブル・スタンダードによるキャリブレーション保証期間 2年

Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p1

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PCR酵素と機器 PCR Enzymes & Instruments

古細菌(Pyrococcus)由来の高性能PCR酵素ス ト ラ タ ジ ー ン の Paq5000TM DNA

Polymeraseは古細菌(Pyrococcus)由来のPCR酵素で、現在市販されているどのTaq系のPCR酵素よりも伸張性や感度、収量において高い性能を示します。本酵素は、Pfu等の他の古細菌由来のPCR酵素と異なり、エクソヌクレアーゼ活性(3'→5'と5'→3'の両方)を欠損しているため校正機能はありませんが、高速での伸張反応が可能になっています。ほとんどのTaq系のPCR酵素が1kbあたり

60秒の伸長時間を要するのに対して、本酵素では、1kbあたり30秒の伸長時間で同等以上の収量を得ることができます。また伸長鎖長も、Taq系のPCR酵素では4kbが限度であるのに対して、本酵素では1kbあたり30秒の短い伸長時間で、最長で6kbまでのテンプレートを増幅することができます。古細菌由来のPCR酵素にも、弱いながらも

Terminal deoxynucleotidyl Transferase (TdT)活性があることが知られています。通常はTdTにより3'末端に付加されたA突出はExo活性により削られるために、ほとんどの増幅産物が平滑末端になりますが、本酵素ではExo活性が欠損しているため3'末端にA突出を持つものと平滑末端を持つものが混在します。

ストラタジーン独自のホットスタート仕様

ストラタジーンの新製品、Paq5000 TM

Hotstart DNA Polymeraseは、ストラタジーン独自の方式によるホットスタート仕様で、特異性が向上し、室温での反応セットアップにも最適です。従来のホットスタート仕様のPCR酵素では、酵素を化学修飾したり、酵素の活性部位に抗体を結合させることにより、酵素の活性を阻害しておくのが一般的でした。本製品で採用されている新しいホットスタート方式では、ブロッキング分子がDNAに結合します。始めの95℃2分間の熱変性ステップでブロッキング分子が不活性化されることで

DNA分子にDNAポリメラーゼがアクセス可能な状態になり、以降のステップでポリメラーゼによる伸張反応が始まる、という真のホットスタートです。従来のホットスタート仕様のように、酵素そのものへの化学修飾や抗体の結合が無いため、反応の開始後に酵素は性能を100%発揮することができます。図1にあるように、Paq5000TM Hotstart

DNA Polymerase と他社のホットスタート仕様Taq polymeraseの性能を、Human α1Antitrypsin遺伝子(3.9kb)を増幅することで比較したところ、Paq5000TM Hotstart DNAPolymeraseでは伸長時間が30秒/kbと他社Taqホットスタート製品の半分であったにもかかわらず、もっとも力強い増幅が得られています。また、スメアや非特異的増幅も観察されませんでした。この結果から、Paq5000TM

Hotstart DNA Polymeraseは現在市販されているTaq系ホットスタート酵素よりも、短い伸長時間で、高特異性かつ高収量で増幅することが出来る、高性能のホットスタートPCR酵素であることが示されています。

高性能ながら低価格を実現

Paq5000TM Hotstart DNA Polymeraseは3つの容量で販売しており(下表)、最大のユニット数の#600864 (5,000U)では、1Uあたり26.4円の低価格を実現しています。本製品は性能だけでなく、価格においてもTaqの代替となるPCR酵素です。本製品を日常のPCR、特にハイスループットで使用することにより、実験時間と経費を削減することができます。

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問題点 Problem 解決法 Solution

ハイスループットでPCR反応を行うには、室温での反

応セットアップが便利ですが、非特異的な増幅の原因となります。

ストラタジーンの高性能PCR酵素Paq5000TM にホットスタート仕様が登

場しました。Taq系酵素よりも伸長性、感度、収量において優れるという特徴はそのままに、ホットスタート仕様で安心して使用することができます。

高性能PCR酵素Paq5000TMにホットスタート仕様が登場

Paq5000Hotstart I I Q Q R R C C A A

3.9kb

図1 Paq5000TM Hotstart DNA Polymeraseと他社Hotstart Taq製品との比較Human α1 Antitrypsin 遺伝子(3.9kb)を増幅することでPaq5000TM Hotstart DNA Polymerase と他社HotstartTaq製品の比較を行いました。伸長時間はPaq5000TM のみ30秒/kbで行い、他社製品は各製品の推奨条件下で行いました。

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製 品 容 量 カタログ# 価格(税別)

Paq5000TM DNA Polymerase 500U 600680 ¥11,200

1,000U 600682 ¥16,800

5,000U 600684 ¥50,000

Paq5000TM Hotstart DNA Polymerase 500U 600860 ¥28,000

1,000U 600862 ¥44,000

5,000U 600864 ¥132,000

Paq5000TM DNA Polymerase

Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p2

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QPCRとQRT-PCR QPCR & QRT-PCR Enzymes & Instruments

わずか48分で反応終了!高速サイクリングを実現するBrilliant® II FASTシリーズ

ストラタジーンの新製品Brilliant® II FASTQPCRマスターミックスは、リアルタイム定量PCR反応40サイクルをわずか48分で終了可能な、高速サイクリングのために最適化された試薬です。リアルタイム定量PCR反応における感度、特異性、再現性を損なうことなく、より短い時間での反応が可能です。Brilliant®

II FAST QPCRマスターミックスは、ゲノムDNA、プラスミドDNA、cDNAなどの様々なターゲットでの増幅・検出に成功しています。本製品で使用されているホットスタートTaqDNA polymeraseは、従来のBrilliant® IIシリーズとは異なり、短時間でのホットスタートが可能で、ランに必要な時間を最小限にすることができます。

高速サイクリングでも優れた感度、増幅性、再現性

Brilliant® II FASTマスターミックスは、他社製のFASTタイプのQPCR試薬と比較して、高い感度が得られることが確認されています。図1にあるように、Mx3005P®リアルタイム定量PCRシステムを用いて競合他社製品との比較を行ったところ、Ctの立ち上がりがより早

く(Ctが小さく)、レプリケート間の再現性がより優れていました。また、幅広い範囲のテンプレート濃度で従来のBrilliant® II と同等の増幅感度が得られることから(図 2)、Brilliant® IIの最高の性能をそのままに、反応時間の短縮を実現することができます。

装置にあわせてROX濃度を選択可能なBrilliant® II Low/High ROXTM

Master Mixリアルタイム定量PCR装置は採用している

蛍光励起・検出系の違いにより、必要となるROXTM reference dyeの濃度が異なります。ストラタジーンの新製品Brilliant® II Low/HighROXTM Master Mixは、マスターミックスにROXTM reference dyeを最適な濃度で加えているため、より迅速な反応セットアップが可能になります。

Brilliant® II Low/High ROXTM Master MixではROX濃度にLowとHighの2種類のバージョンがあるので、使用している機種に最適なマスターミックスを選ぶことができます。

Low ROXTM:Stratagene Mx3000P®、Mx3005P®,Mx4000P®, Applied Biosystems社 7500

High ROXTM:Applied Biosystems社ABIPRISM® 7000、ABI PRISM® 7700, 7300,7900HT, 7900HT Fast

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問題点 Problem 解決法 Solution

リアルタイム定量PCRにおいてハイスループット解析

へのニーズが高まっていますが、従来の試薬では長い反応時間が必要であったり、反応のセットアップに手間がかかったりしていました。

ストラタジーンの新製品Brilliant® II FAST Master Mixは、Brilliant® II

シリーズの高い感度、特異性、再現性を維持したまま、40サイクルの

反応を48分で終了することができます。また、ストラタジーンの新製

品Brilliant® II Low/High ROXTM Master MixはROXTM reference dyeがマ

スターミックスに含まれるので反応液の調整に便利です。

高性能QPCR試薬Brilliant® IIII シリーズに48分での反応が可能なFASTタイプ、便利なROXプレミックスタイプが登場

Brilliant® II シリーズ 反応数プローブ用 SYBR® Green用

ROX 別添 Low ROX High ROX ROX 別添 Low ROX High ROX

Master Mix400 600804 600806 600805 600828 600830 600829

QPCR10 x 400 600815 600817 600816 600831 600833 600832

FAST Master Mix400 600845 – – 600843 – –

10 x 400 600846 – – 600844 – –

Master Mix400 600809 600837 600838 600825 600835 600836

QRT-PCR 10 x 400 600818 600841 600842 600826 600839 600840

1-stepCore Reagents

400 600810 – – – – –

10 x 400 600819 – – – – –

QRT-PCR400 600827 – – 600834 – –2-step

図1 Brilliant® II FASTマスターミックス(青)は他社FAST製品(赤)と比べて高感度(Ct値が小さい)かつ高い再現性が得られています。

図2 Brilliant® II FASTマスターミックス(青)は広いダイナミック・レンジにおいて、スタンダードタイプのBrilliant® II(水色)と同等の増幅感度が得られています

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キャンペーンキャンペーン

Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p3

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PCRクローニング PCR Cloning

哺乳類発現ベクターへも5分でクローニング

ストラタジーンの新製品、StrataCloneTM

Mammalian Expression Systemは、PCR産物を簡単・迅速・高効率に哺乳類発現ベクターに直接クローニングすることが可能なシステムです。本製品は、従来のStrataCloneTM と同様に、トポイソメラーゼⅠとCreリコンビナーゼの2つの酵素を利用しており、PfuUltraTM IIHS DNA polymeraseのような正確性の高い酵素を用いて増幅された平滑末端のPCR産物をVector Mix に加え、室温で5分間静置するだけでライゲーション反応が完了します。後は、付属のStrataCloneTM SoloPack® CompetentCellsを形質転換し、一晩培養するだけです(図1)。

CMVプロモーターによる発現、カナマイシン/ネオマイシン耐性

本製品では、ヒト・サイトメガロウイルス(CMV)プロモーターを使用しているので、目的タンパク質を広範囲にわたる哺乳類細胞株で恒常的に発現させることができます。ベク

ターにはkanamycin/neomycin耐性遺伝子があり、大腸菌ではカナマイシンで、哺乳類細胞ではネオマイシンで選択を行います。

3コピーのFLAG® タグまたはc-MycタグをC-末端またはN-末端に付加本製品には、3 x FLAG® または3 x c-Mycエ

ピトープ・タグをN-末端またはC-末端に付加するベクター、および全くタグの無いベクターの計5種類があり、遺伝子産物の機能解析の用途に合わせて選択することができます。タグを3コピー付加することにより、ウエスタン・ブロッティング、in situ染色、免疫沈降などの免疫学的測定法でのシグナル強度を16~64倍も向上させることができ、タンパク質の検出・トラッキングが容易になっています。FLAG®とc-Mycタグは、それぞれ8アミノ酸(DYKDDDDK)と10アミノ酸(EQKLISEEDL)と小さいため、融合させる目的のタンパク質の機能を損なうことがほとんどありません。また、各タグは免疫反応性が非常に高く、ストラタジーンで販売している抗体で検出可能なため、目的のタンパク質の同定のために特異的抗体を作製する必要はありません。

従来のStrataCloneTM にカナマイシン耐性遺伝子が追加

StrataCloneTM PCR Cloning KitおよびStrataCloneTM Blunt PCR Cloning Kitのベクターにカナマイシン耐性遺伝子が追加されました。いずれのベクターにも、アンピシリン耐性遺伝子、カナマイシン耐性遺伝子の両方がコードされているので、抗生物質の選択肢が増え、より便利になりました。

陽性クローンの検出と解析

インサートのサイズや方向の確認にはストラタジーンのPaq5000TM DNA Polymeraseを利用したPCRが便利です。6kbまでのターゲットを高感度・高収量で増幅できる上、コロニーPCRにも対応しているので、インサートサイズ、方向を予め確認し、必要なプラスミドのみを精製すれば時間とコストを削減することができます。詳しくは本誌P2を参照してください。

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問題点 Problem 解決法 Solution

遺伝子産物の機能解析で、哺乳類細胞での発現実験は非常に重要ですが、発現ベクターの作製には制限酵素処理やライゲーション反応など多段階の反応が必要で、長い時間がかかってしまいます。

ストラタジーンの新製品、StrataCloneTM Mammalian Expression Systemを

使うことで、正確性の高い酵素で増幅された平滑末端のPCR産物をたっ

た5分で発現ベクターに組み込むことができます。

StrataCloneTMシリーズに哺乳類用発現ベクター登場

StrataCloneTM 関連製品

製品 容量 カタログ# 価格(税別)

StrataCloneTM Mammalian Expression Untagged Vector System 20反応 240228 ¥62,800

StrataCloneTM Mammalian Expression N-terminal FLAG® Vector System 20反応 240229 ¥62,800

StrataCloneTM Mammalian Expression C-terminal FLAG® Vector System 20反応 240230 ¥62,800

StrataCloneTM Mammalian Expression N-terminal c-Myc Vector System 20反応 240231 ¥62,800

StrataCloneTM Mammalian Expression C-terminal c-Myc Vector System 20反応 240232 ¥62,800

Anti-FLAG® M2 Antibody, 200 µg 200µg 200471 ¥41,600

Anti-c-Myc monoclonal Antibody (Clone 9E10) 25µg 257260 ¥16,800

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N-terminal tag (if present)

PCR Product

C-terminal tag (if present)BGH poly A

neomycin/kanamycin

pUC ori

P CMV

<loxP>

StrataClone Mammalian

Expression Vectors

Topoisomerase I

neo/kan loxP loxP

Topoisomerase I

P CMV BGH pA pUC ori N-Tag C-Tag

PCR Product

PCR産物をStataClone™ Vector Mixに加えて、5分間室温で静置 Cre コンビナーゼを持ったStrataClone™ Competent Cellsにトランスフォーメーション

FLAG c-myc none

FLAG c-myc none

図1 StrataCloneTM PCR Cloning Kitの仕組み

Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p4

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Agilent 2100 バイオアナライザ Agilent Technologies

マイクロチップ型電気泳動装置Agilent 2100 バイオアナライザ半導体分野で培われた集積化技術を応用し

て、小さな基盤上に様々な反応系や複雑なチャネルを組み込む "Lab-on-a-chip" 技術。その技術に基づき、1999年に世界初のマイクロチップ型電気泳動装置として発売されたAgilent 2100 バイオアナライザは、今では、世界中の研究者に使用されています。分析のマイクロチップ化には、測定速度・

コスト・試料および試薬の節約・コンタミネーションの軽減・効率化など多くの利点があります。Agilentバイオアナライザは、1台でDNA、RNA、タンパク質電気泳動が可能であり、簡便な操作・全自動データ解析・小容量での分析を実現しました。そして、このたび、高感度タンパク質分析を実現したバイオアナライザ用新アッセイキット「Agilent HighSensitivity Protein 250キット」が発売されました。

タンパク質電気泳動で広いダイナミック・レンジ・高感度検出を実現

ここで紹介する「Agilent High SensitivityProtein 250キット」は、マイクロチップ上でタンパク質を迅速かつ高感度に分析する新しい手法です。本法では、試料タンパク質に蛍光標識を導

入し、水による希釈などの調製後、専用のマイクロチップに試料を注入し分析を行います。ウシ血清アルブミン(BSA)をプロトコルに従いラベル化した後、バイオアナライザで分析した結果、on-chip濃度にて約0.4 pg/µL~4.2 ng/µLの定量直線範囲を確認しました(図1)。診断におけるストレス試験や、抗体などタンパク質精製の際の分解産物や不純物のモニタリングなどに最適です(図2)。

分析タンパク質試料について

本法では、タンパク質試料に蛍光標識を導入する際、反応干渉物質の混入を避け、pHを至適条件(pH8~9)に調製することを推奨しています。干渉物質(primary amino 基やチオール基をもつ物質、界面活性剤)が試料中に混在する場合は、• キット添付の標準緩衝液による希釈• ゲルろ過スピンフィルタカラム等によるバッファ置換

などにより混入濃度を低減することを推奨しています。例えば、抗体精製などで多く使われる0.1M

Sodium citrate(pH3.0~6.0)や0.1M Sodiumacetate (pH4)を試料に用いている場合は、pH調製のみが必要となります。その場合はキット添付の標準緩衝液による希釈や、50mM NaOH添加などが有効です。試薬仕様および推奨条件等の詳細は弊社

ウェブサイトを参照してください。

問題点 Problem 解決法 Solution

タンパク質試料の組成確認などにSDS-PAGEを行い、

クマシー染色や銀染色により検出していますが、染色濃度の直線性(ダイナミック・レンジ)が約3桁と狭く、

定量的比較を行える範囲が限られています。

Agilent 2100 バイオアナライザのタンパク質分析用新アッセイキット

「Agilent High Sensitivity Protein 250キット」では4桁もの検出ダイナ

ミック・レンジを実現します。分析タンパク質試料中の0.01%の混入

物が検出可能です。

高感度タンパク質分析を実現したバイオアナライザ用新アッセイキット

図1 Agilent 2100 バイオアナライザとラボチップ

図2 定量直線範囲 およびラベル化反応の再現性(BSA)●ラベル化反応時濃度:1000, 100, 10, 1, 0.1 ng/µL、ラベル化後水で希釈(1:200)

○ラベル化反応時濃度:1 µg/µL、ラベル化後水で希釈(1:200~1:2,000,000)(On-chip濃度:0.4 pg/µL~4.2 ng/µL)

検出した不純物 抗体

2.7 pg/µL0.09%

5.4 pg/µL0.18%

IgG2886 pg/µL

93.5%

150 kDa

53kDa 59kDa

図3 モノクローナル抗体の不純物検出例混合率0.09%の不純物を検出ラベル化反応時の濃度:1 mg/mL 電気泳動条件:非還元条件

Agilent 2100

Agilent 2100 バイオアナライザ 電気泳動システム リミテッドバイオアナライザ電気泳動システムリミテッドは、電気泳動専用シングルシステムです。セルアッセイシステムへの対応、マルチシステムへの拡張が必要になる場合は下記のバイオアナライザをご選択ください。なお、2007年2月より21CFR Part11への対応が可能となりました、詳細は別途お問い合わせ下さい。 価格Agilent 2100 バイオアナライザ電気泳動デスクトップシステムリミテッド ¥2,901,000

Agilent 2100 バイオアナライザ電気泳動ノートシステムリミテッド ¥3,037,000

Agilent 2100 バイオアナライザ 電気泳動システムバイオアナライザ電気泳動システムで、セルアッセイのアプリケーションをご要望される場合、セルアッセイセット(G2948C)が必要です。

Agilent 2100 バイオアナライザ電気泳動デスクトップシステム ¥3,346,000

Agilent 2100 バイオアナライザ電気泳動ノートシステム ¥3,506,000

バイオアナライザ・アプリケーションキット(試薬・標準ラダとチップのキットです)Agilent High Sensitivity Protein 250キット 5067-1575 ¥64,000new

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Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p5

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Agilent 2100 バイオアナライザ Agilent Technologies

RNA品質管理の標準化された指標・RIN (RNA Integrity Number)

RNAは、サンプルを採取した時点から、さまざまな要因によって分解が始まります。特に、FFPE標本のように、サンプルの採取から長い期間にわたって保存されていたサンプルでは、しばしばRNAの劣化が見られます。

Chip上で電気泳動を行うAgilent 2100 バイオアナライザでは、ゲル電気泳動では困難だったデジタルデータ解析が可能となり、得られた泳動像を元にRNAの分解度を数値化するソフトウェア・アルゴリズム, RIN(RNAIntegrity Number)による客観的な管理が可能です。

分解したRNAがQPCRの結果に及ぼす影響

熱処理によって得られた、劣化レベルの異なる4つのRNAサンプル(図1、RIN2.3、4.6、6.5、8.9)を用いて、GAPDH、 HPRT1、YWHAZ遺伝子の3'および5'領域においてリアルタイム定量PCRを行いました(図2)。RINが減少するにつれて、アンプリコンの量が減少しています。また、GAPDH、 HPRT1では3'よりも5'領域でアンプリコンが減少しており、YWHAZでは5'よりも3'領域でアンプリコンが減少しています。これにより、劣化したRNAから逆転写反応で得たcDNAの同じ遺伝子でも、増幅する場所によりアンプリコンの増幅量が異なることが分かりました。このように、RNAの分解が原因でアンプリコンが減

少している場合、間違った結論を導いてしまう可能性があるため、RNAの品質チェックを行う必要があります。

SYBR® Green Iを用いた融解曲線解析の限界

SYBR® Green I を用いた融解曲線解析で、図3のように2峰性のピークが見られることがあります。これは目的のアンプリコンの配列に起因する場合と、非特異的な産物を含む2つのアンプリコンがあったことに起因する場合の2通りが考えられます。しかし、融解曲線解析だけでそれらを判別することは困難です。また、SYBR® Green I の融解曲線解析で得られるTmは、SYBR® Green I と結合するテンプレートとの比によっても変動するため、Tmとアンプリコンのサイズとの間に一定の関係はありません。目的のアンプリコンと、非特異的なアンプリコンのサイズの差がない場合もあり、アガロースゲル電気泳動よりも高

精度な解析が求められます。この二峰性を示したサンプルをAgilent 2100バイオアナライザで解析したところ、シングルバンドが検出され、特異的アンプリコンであることが確認できました。

アンプリコンの検証

Agilent 2100バイオアナライザは、アガロースゲル電気泳動では分離が困難なわずかな違いを分離することができる、高い分解能を備えています。目的のアンプリコンと近いサイズの非特異的アンプリコンがあった場合、アガロースゲル電気泳動では分離が困難ですが、Agilent 2100バイオアナライザなら、分離・検出が可能な場合があります。

問題点 Problem 解決法 Solution

RNAの劣化はリアルタイム定量PCRの結果に大きな影

響を及ぼすため、品質の確認が不可欠です。また、SYBR®

Green Iによる融解曲線解析やゲル電気泳動によるアン

プリコンの確認だけでは、解析に限界があります。

Agilent 2100 バイオアナライザなら、RNAの品質管理の指標である

RIN(RNA Integrity Number)によるRNAの品質チェックや、電気泳

動によるアンプリコンの検証を、電気泳動からデータ解析まで僅か30分という迅速さで行うことが出来ます。

Agilent 2100 バイオアナライザによるリアルタイムPCR実験の検証

図1 Total RNAを75℃で熱処理し、分解度をRINで数値化

0

-2

-4

-6

-8

-10

-12

-14

RIN 8.9 RIN 6.5 RIN 4.6 RIN 2.3

GAPDH 5’ assay

GAPDH 3’ assay

A

0

-1

-2

-3

-4

-5

-6

-7

-8

-9

-10

RIN 8.9 RIN 6.5 RIN 4.6 RIN 2.3

HPRT1 5’ assay

HPRT1 3’ assay

B

0

-1

-2

-3

-4

-5

-6

RIN 8.9 RIN 6.5 RIN 4.6 RIN 2.3

YWHAZ 5’ assay

YWHAZ 3’ assay

C

図2 3種類の遺伝子における3'および5'領域のアンプリコンの相対定量A: GAPDH、B: HPRT1、C: YWHAZ

アッパーマーカ

ローワーマーカ

特異的産物

図3 融解曲線解析で二峰性を示したサンプルをAgilent 2100バイオアナライザで解析

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900, 1000 bp

473, 500 bp

300, 315 bp

100, 105 bp

900, 1000 bp

473, 500 bp

300, 315 bp

100, 105 bp

Agilent 2100バイオアナライザ(ゲル表示)

ゲル電気泳動

図4 Agilent 2100 バイオアナライザでの電気泳動結果(左)とゲル電気泳動結果(右)

キャンペーンキャンペーン

RIN 8.90 min

RIN 6.530 min

RIN 4.645 min

RIN 2.375 min

Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p6

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Agilent 2100 バイオアナライザ Agilent Technologies

RNAは壊れやすいマイクロアレイ実験は問題なく進んだの

に、解析してみると結果がおかしい…。そんな経験はありませんか?マイクロアレイを用いた遺伝子発現解析の成否に大きな影響を与えるのが、Total RNAの品質です。アレイ実験の前にTotal RNAの質をチェックすることが、実験を成功させ、結果を正しく解釈するために非常に重要なポイントです。

RNAの純度チェック吸光度計を使ったRNAの濃度確認の際に、

サンプルの純度も同時にモニターすることができます。コンタミネーション物質が多量に存在する場合、ラベル化の酵素反応が阻害されたり、RNAの定量値が不正確になるなどの悪影響があります。通常260nmと280nmの吸光度の比率を使っ

て純度をチェックしますが、その2波長のみのモニターでは、図1のBのような低波長領域に吸収を持つ物質のコンタミネーションを検出することができないため、RNA量を過剰に見積もってしまいます。純度確認のためには、連続吸収スペクトルパターンをモニターすることをお勧めします。

RIN:バイオアナライザが提供するTotal RNA品質確認ツール従来Total RNAの分解度合いの判定基準に

は、ゲル電気泳動を用いた18S/28S rRNAの比率が利用されてきました。しかし、ゲル電気泳動による確認には大量のRNAを必要とするばかりでなく、分解度を定量的に測定できない問題がありました。この問題を解決したのが、Agilent 2100 バイオアナライザが提供する、RIN(RNA Integrity Number)です。バイオアナライザでTotal RNAを分析する

と、その泳動パターンに基づき、ソフトウェアが自動でRNAの分解度を判定し、1から10までのスコアとして出力します(図2)。RINによって、より客観的にTotal RNAの分解度合いの評価ができるだけでなく、rRNAの比率を使った判定法と比較しても、より正確に本来の分解度合いを評価している可能性が示されています(参考文献BMC Molecular Biology2007.8:38)。

Total RNAの分解がマイクロアレイデータに与える影響

著しく分解を受けたTotal RNAを使ってマイクロアレイ実験を行なった場合、本来の遺伝子発現の差ではなく、分解の度合いの差を反映した結果を得る危険性があります。図3のScatter Plotは、一定時間熱処理して人為的に分解させたTotal RNA(RIN2.4)と、Intactな状態のTotal RNA(RIN7.3)をラベル化に用いたアレイデータの比較です。このように、全く同一のサンプルであって

も、分解を受けているために、あたかも発現変動があったかのような偽陽性をもたらすことがあります。マイクロアレイ実験の前に、サンプルの質を正しく把握し、より高品質のRNAを用いることが重要です。

問題点 Problem 解決法 Solution

遺伝子発現アレイのデータは、出発材料であるTotal RNAの純

度や分解度に大きく影響をうけます。しかし、UV-VISの吸光

度データだけでは、不純物の量やRNAの分解度はわかりません。

Agilent 2100 バイオアナライザのRIN機能を使用することで、

RNAの分解度を客観的に評価できます。純度の確認にはUV吸

収スペクトルのモニターが役立ちます。

遺伝子発現マイクロアレイ・サンプルのQuality Check

図1. A:純度の高いRNAのUV吸収スペクトルB:純度の低いRNAのUV吸収スペクトル

図2. 分解度合いの異なるTotal RNAの泳動パターンとRIN

図3. A:IntactなTotal RNAのアレイデータ同士の再現性B:IntactなTotal RNAのアレイデータと、分解を受けたTotal RNAのアレイデータとの比較

A B

キャンペーンキャンペーン

A B

Agilent 2100

製品 内容 カタログ# 価格(税別)

Agilent RNA6000 ナノキット RNA用ラボチップ25枚、電極洗浄用チップ2枚、スピンフィルタ、 5067-1511 ¥71,000(Total RNA、mRNA分析用) RNA6000ナノ用試薬、RNAナノラダ、マニュアル

Agilent RNA6000 ピコキット RNA用ラボチップ25枚、電極洗浄用チップ3枚、スピンフィルタ、 5067-1513 ¥76,000(Total RNA、mRNA分析用) RNA6000ピコ用試薬、RNAピコラダ、マニュアル

Agilent Small RNAキット 専用ラボチップ25枚、電極洗浄用チップ3枚、スピンフィルタ、 5067-1548 ¥99,000(Small RNA分析用) Small RNA用試薬、Small RNAラダ、マニュアル注意:Small RNAキットをご利用になるにはエキスパートソフトウェア Ver. B.02.03以上が必要です。

Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p9

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マイクロアレイ解析 Microarray Analysis

現在、DNAマイクロアレイを使った網羅的解析は、遺伝子発現にとどまらず、DNAのコピー数変化の網羅的解析(アレイCGH)、複製・転写調節の研究(ChIP-on-chip、メチレーション)、選択的転写産物の同定、マイクロRNAのプロファイリングなど、その応用範囲が急速に拡大しつつあります。ここでは、アジレント社が提供するマイクロアレイのトータル・ソリューションを紹介します。

次世代高感度マイクロアレイ

アジレント社ではヒューレット・パッカード社時代から培ったインクジェットプリンタ技術を用いて、1 x 3 inchの標準サイズのスライドグラス上で60merのオリゴマーをIn situ合成しています。最新のインクジェット技術を用いる事により、高感度、高品質、高精度のアレイをロット差なく提供しています。

マスクレスのため、アレイのフォーマットやコンテンツをフレキシブルに変更する事ができます。現在、1枚のスライドに24万スポットまで搭載する事が可能ですが、2008年中に100万スポットを搭載した高密度アレイの販売を予定しています。アジレントアレイの最大の特長は、製造技術の改良により、100%近い合成収率でDNAオリゴマーを合成できるようになったことです。これにより、従来のマイクロアレイで限界とされていた3 log程度のダイナミック・レンジの問題を解消し、他に比類のない5 logのダイナミック・レンジを達成する事が出来ました。これまで見逃していた低発現領域の遺伝子や転写・調節因子を新たに検出できるようになり、生命科学に新たな知見をもたらす事が期待されます。

オミクス研究を加速する、幅広い製品ラインアップ

アジレントでは、研究者の多様なニーズに答えるために、幅広い製品ラインアップを提供しています。

【遺伝子発現】Human, Mouse, Ratの他、多様なモデル生

物について5 logのダイナミック・レンジで網羅的に発現解析が可能。

【CGH / CNV】最適化されたプローブによりノイズ・レベ

ルを抑え、微細なコピー数の変化を捉える事が出来ます。また、臨床サンプルのように、不均質なサンプルや、FFPEサンプルでも解析することができます。

【miRNA】画期的なプローブ・デザインにより、高い

特異性と感度でmiRNAのプロファイリングを可能にします。Sanger InstituteのmiRBase10.1(Human, Mouse, Rat)に対応しています。(12.0対応の新デザインも近日発売予定)

【ChIP-on-chip】MITのホワイトヘッド研究所が考案した高

精度のChIP-on-chip。Human、Mouse、酵母、ハエ、その他の生物種で信頼性の高いDNA-Proteinの相互作用(結合)を検出します。

【DNAメチレーション】世界で始めて、CpGアイランドのDNAメチ

ル化の網羅的解析用アレイを市販化しました。エピジェネティクス解析を加速させるツールです。

【カスタムアレイ】目的の生物種がカタログにない、より解像

度高く解析がしたい、一度に多数のサンプルを解析したい。そのようなご希望に答えるため、アジレントではWebベースのカスタムアレイ・デザイン・ツールeArrayを提供しています。デザイン料は無料で、かつ、1スライドグラスでもカスタムアレイをオーダーする事が可能です。アジレントアレイのフレキシビリティを生かしたまさに画期的なツールです。

サンプルQCからデータ解析まで、すべてをサポート

アジレントでは、アレイだけではなく、ハードウェア(バイオアナライザ、ハイブリオーブン、スキャナなど)、サンプル調製試薬(ラベル化試薬、ハイブリ試薬、洗浄バッファ)、ソフトウェア(数値化ソフト、GeneSpring、DNA Analytics)などサンプルQCからデータ解析まで、マイクロアレイの実験に必要なツールをトータルで提供しています。また、どのアプリケーションでも同一のハードウェアを使用することが出来るので、余分な投資をすることなく複数のアプリケーションを組み合わせた統合解析が可能になります。マイクロアレイの実験は始めてという方に

もご安心いただけるように、実際のマイクロアレイを使った各種トレーニングも開催しています。また、マイクロアレイのスペシャリストによるサポートも充実しており、お客様の研究をお手伝いします。

問題点 Problem 解決法 Solution

遺伝子発現アレイ以外のアプリケーションのアレイも実験したいのですが、新たな設備投資は困難です。

アジレントが提供するトータル・ソリューションでは、遺伝子発現、CGH / CNV、miRNA、ChIP-on-chip、DNAメチレーションのアレイを

共通のハードウェアで使用することができます。

アジレントDNAマイクロアレイ ゲノミクス・トータル・ソリューション

Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p10

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マイクロアレイ解析 Microarray Analysis

アジレント遺伝子発現データの特長その①

マイクロアレイでは高発現している遺伝子しか検出できない、と思っていませんか?従来のマイクロアレイデータはシグナル強

度のダイナミックレンジが 3 log前後であり、主に高発現の遺伝子を網羅的に解析するツールと考えられてきました。アジレントはマイクロアレイ製造技術の向

上、プロトコルの更なる最適化を行った結果、遺伝子発現アレイデータでは、これまでのアレイの常識を覆し、他に類のない約5 logにわたるダイナミックレンジの広さを達成しました(図1B)。これまでマイクロアレイで検出することが困難だったパスウェイ上で重要な役割をもつ低発現遺伝子も、高発現遺伝子群と同時に捉えることができるようになりました。

アジレント遺伝子発現データの特長その②

もう1つの特長は低発現領域とノイズレベルを約2桁にわたって検出できることです。マイクロアレイのデータには、必ずノイズが含まれます。低発現領域の遺伝子がノイズと同じシグナルレベルに検出されると、これらを区別することができません。

アジレントの遺伝子発現マイクロアレイデータでは、ダイナミックレンジが広がったことで、従来はノイズと区別することができなかった遺伝子群も解析可能になりました。またアジレントの数値化ソフトウェア

(Feature Extraction)は、数値化時に独自のアルゴリズムを用いて、マイクロアレイごとに各スポットのシグナル強度がバックグラウンドと有意に差があるかを判定します。このアルゴリズムにより、ノイズレベルと同等のシグナルのスポットに自動的にフラグをたて、低発現領域の遺伝子と区別しています。

データの信頼性

アジレントは2005年から行われたFDAのMAQC(Microarray quality control)Projectに参加しました。このプロジェクトでは市販の複数のメーカのマイクロアレイを用い、データの評価が行われました。マイクロアレイのデータは定量PCRでバリ

デーションされ、アジレントのマイクロアレイは定量PCRとの相関が最も高いと評価を得ました。しかも、MAQCで使用されたマイクロアレイは、旧バージョンのマイクロアレイであり、現行製品では性能はさらに向上しています(図2)。

簡便なプロトコル

アジレントの遺伝子発現マイクロアレイ用プロトコルは、T7 RNA polymeraseを用いた簡便で迅速なラベル化法を採用しています。スタートRNAサンプルの品質チェック後(P9参照)、ラベル化から数値化ファイルを得るまで、わずか1日半で終えることができます。操作上特別な技術を必要としないので、生物実験の経験があればどなたでも簡単に実験することができます。実物のマイクロアレイとサンプルを使用したトレーニング・コースも毎月定期的に開催しています。

問題点 Problem 解決法 Solution

マイクロアレイは遺伝子発現を網羅的に解析できる

けれども、ダイナミックレンジが3 logしかないことが、

より深いデータ解析の可能性を狭めています。

アジレントが提供する遺伝子発現用マイクロアレイのデータは、

5 logのダイナミックレンジを初めて可能にし、かつ定量PCRとの相関

は良好です。プロトコルも簡便で時間を取りません。

比類なき5 logのダイナミックレンジがもたらすインパクト

図1 遺伝子発現マイクロアレイのダイナミックレンジと検出された遺伝子群

Agi

lent

Gen

e E

xpre

ssio

nlo

g ra

tio

qPCR log ratio

12

10

8

6

4

2

0

-2

-4

-6

-8

-10

-12

-12 -10 -8 -6 -4 -2 0 2 4 6 8 10 12

User1 : n=607, r =0.94, m=0.94User2 : n=602, r =0.94, m=0.97User3 : n=597, r =0.94, m=0.96

図2 アジレント遺伝子発現マイクロアレイデータおよび定量PCRデータの相関(定量PCRはMAQCプロジェクトのデータより引用)

Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p11

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ソフトウェア Software Solutions

サンプル間誤差や実験誤差

全てのサンプルや実験には必ず誤差が含まれています。どのステップでどの程度の誤差が含まれているかを考慮することによって、解析結果として言えることと言えないことがはっきりします。GeneSpring GXでは、Qualitycheck機能で誤差の原因を予測することができます(図1)。

正規化

実験誤差と考えられるばらつきを正規化することで、生物学的な変動を見つけやすくすることができます。GeneSpring GXではmedi-an shift、Quantile、Scalingなど複数の正規化法を使用できます。

フィルタリング

発現量や再現性などの指標を基に信頼できないデータをフィルタリングすることで、その後の解析に使用する信頼できるデータを作成します。

発現差解析

繰り返し実験を行ったデータはT検定やANOVAなどの統計検定を行うことによって、再現性良く変化した遺伝子を抽出することができます(図2)。

生物学的な解釈

マイクロアレイでは解析後に数多くの遺伝子が発現変動を示します。こういった膨大なデータを一つ一つ眼で見ていくのは現実的ではありません。GeneSpring GXはGO Analysis機能(図3)やFind Significant Pathway機能(図4)で、解析結果と関連性の高い生物学的な情報を抽出します。

その他のツール

NCBIからマイクロアレイのプラットフォームに依存しない、生物種ごとのBiologicalGenomeをダウンロードすることにより、マイクロアレイやそれ以外の実験データにも膨大なアノテーションを付与することができます。また、異なる生物種間でもHomology Table

機能を使用することでIDの変換テーブルを作成し、遺伝子リストを異なる生物種に翻訳することが可能です。

問題点 Problem 解決法 Solution

マイクロアレイ等の網羅的な発現解析を行った場合、サンプル間の誤差や実験誤差により、適切な比較結果が得られない、また、結果として得られた遺伝子リストをどのように解釈したらよいかがわからない等の問題点が多くありました。

アジレントが提供するGeneSprin GXは各社のアレイ・プラットフォーム

に対応し、サンプル間誤差の正規化や変動遺伝子の抽出、さらに抽出した遺伝子リストの生物学的な解釈まで研究者をサポートします。最新のGeneSpring GXでは、miRNAアレイやExonアレイ、リアルタイムPCRの

データにも対応し幅広い実験プラットフォームに対応しています。

GeneSpring GXによるマイクロアレイデータ解析アプローチnew

図1 サンプル間の3D PCA

図2 Volcano plot

図3 GO Pie chart

図4 Pathway View

Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p12

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Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p13

AAAgilent 2100 バイオアナライザはゲル板を使用しないマイクロチップ型電気泳動装置です。1台でRNA、DNA、タンパク質の電気泳動が可能であり、電気泳動からデータ解析までを全自動で行います。ゲルイメージだけでなく、エレクトロフェログラム(ピーク表示)によっても分析結果を表示することができます。また、オプションでフローサイトメトリー分析に対応することも可能です。

FA Qこのコーナーでは、お客様からの技術や製品に関する様々な疑問や質問に回答しながら、最新の技術情報を提供していきます。

今回は、Agilent 2100 バイオアナライザに関して寄せられる質問に、弊社のテクニカルサービス部が回答します。

分析機器を小型化するとさまざまな利点が得られます。

たとえば、分析時間の短縮、サンプル消費量の低減、複雑

な作業の自動化と統合化、データの精度や再現性の向上な

どです。

Agilent 2100 バイオアナライザは、生体サンプルの分析に

Lab-on-a-Chip テクノロジーを応用した世界初の装置で自動化

された高速分析と高品質なデジタルデータを提供します。

Agilent 2100 バイオアナライザはRNAサンプルの品質分析

において、ゲル電気泳動に代わる業界標準となっています。

また、DNA断片分析においてもアガロースゲル電気泳動に、

タンパク質サンプル分析についてはSDS-PAGE に取って代わ

りつつあります。

Agilent 2100 バイオアナライザのさらにユニークな点は、

電気泳動分析に加えて、細胞の蛍光パラメータを分析する

フローサイトメトリー分析にも対応しているところです。

この用途の広さにより、Agilent 2100 バイオアナライザは煩

雑で面倒なゲル電気泳動に代わる Lab-on-a-Chipテクノロジー

を用いた機器としてタンパク質、DNA、RNAの電気泳動、お

よび細胞分析用機器として、最も高い評価を受け、分子生

物学者や生化学者にとって欠くことのできないツールと

なっています。

本製品の詳細は以下のウェブサイトを参照して下さい。http://www.chem-agilent.com/contents.php?id=50

QQ Agilent 2100 バイオアナライザでは何ができるのですか?

QQ Agilent 2100 バイオアナライザの特徴を教えてください。

AAすぐに使用できる試薬キットを使って、最小限のサンプル消費量(1~4µl)で、電気泳動からデータ解析までわずか30分で終了します(図1)。データをデジタル化することにより、データ管理と保存の省力化、ラボ間での結果比較を簡単に行うことができます。さらに、有害薬品の使用量や廃棄物の量を大幅に軽減することができます。

QQ Agilent 2100 バイオアナライザにはどのようなシステムがあるのですか?

AA以下の2つの仕様から選択可能です。◆ 電気泳動アプリケーション専用の交換式カートリッジ付きAgilent

2100バイオアナライザリミテッド◆ 電気泳動およびフローサイトメトリーアプリケーション用の交換式カートリッジ付きAgilent 2100 バイオアナライザ

どちらの装置仕様にも次の内容が含まれます。1. チッププライミングステーション2. チップボルテックスミキサ3. 機器コントロールおよびデータ解析用のAgilent 2100 エキスパートソフトウェア(規制環境下でのコンプライアンスサポートに拡張可能。また、オプションで21 CFR Part11にも対応可能)

4. システムおよびアプリケーションに関するサービスとサポート5. PC、プリンタ

図1 操作は簡単な3スステップで終了

1.操作はとても簡単チップの調製

• すぐに使える試薬キット• わかりやすい簡易説明書• 作業時間は5分以内• 有害薬品使用量と廃棄物の量を激減

• µLレベルのサンプル消費量

2.全自動分析スタート

• ボタンを押すだけで、分析を開始

• 設定済みの分析メソッド• 内部標準を使用してデータを自動補正/計算

3. 30分でデジタルデータを表示リアルタイムデータも表示

• 自動データ解析• 他のアプリケーションやプログラムとデータを共有

• ユーザの違いに左右されないデータ解析

• RNA QCアプリケーション用のRINアルゴリズム

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Strategies 日本語版 Vol.4 No.1 p14

AARINとはRNAの分解度を評価するための新しい基準です。ソフトウェアは、試料のエレクトロフェログラムが図3に示した分解度の異なるRNA

のエレクトロフェログラムのどれに近いかを評価し、自動的に試料RNAの分解度を10段階に分類します。RNAの分解度はその後の実験結果に大きな影響をおよぼします。マイクロアレイの実験では、RNAの品質管理の標準的な指標としてRINが使用されており、これをリアルタイム定量PCRにも応用することが可能です。Agilent 2100 バイオアナライザとAgilent RNAキットを使ったRINによる RNAの品質確認により、手間や時間を大幅に削減し実験の再現性と信頼性を大きく高めることが可能です。

QQ RIN (RNA Integrity Number) とは何ですか?

AA次に挙げるキットを販売しています。

◆ RNAキット

• 5067-1511:Agilent RNA6000ナノキット

• 5067-1513:Agilent RNA6000ピコキット

• 5067-1548:Agilent Small RNAキット

◆DNAキット

• 5067-1504:Agilent DNA1000キット

• 5067-1506:Agilent DNA7500キット

• 5067-1508:Agilent DNA12000キット

◆Proteinキット

• 5067-1517:Agilent Protein 230 キット

• 5067-1515:Agilent Protein 80 キット

• 5067-1575:Agilent High Sensitivity Protein 250キット

◆セルアッセイキット

• 5067-1519:Agilentセルアッセイキット(リミテッドシステムおよびセルアッセイのオプションを付けていないシステムには対応していません。)

Agilent RNAキットでは、最小限のサンプル消費でRIN(RNA Integrity

Number)によるRNAの迅速な分解度チェックを行うことができます。25ナノグラムまたは50ピコグラムと言った最小限のサンプル消費で、total RNA サンプルやmRNAサンプルの高速分析を行うことができます。

Agilent DNAキットでは、高分解能でDNA断片を分離し、そのサイズと濃度を測定します。また、ゲル電気泳動では困難な極めて低い濃度から高濃度までの幅広い定量範囲で定量できるので、PCR反応における不純物の検出とその定量を行い、非特異的産物の生成を定量的に評価することができます。

QQ どのような試薬キットを販売しているのですか?

AAAgilent 2100 バイオアナライザは全世界で5,000台以上の販売実績があり、7,000報以上の科学論文で使用されています。

◆ 代表的なアプリケーション

• マイクロアレイまたはリアルタイム定量PCR実験前のRNA サンプルの分解度チェック(RNAキット)

• PCR/multiplex PCR およびRT-PCR生成物の分離分析(DNAキット)

• タンパク質発現分析(Proteinキット)

• タンパク質の精製過程における純度チェック(Proteinキット)

• ジーンサイレンシングおよびアポトーシスの実験における細胞の分析(セルアッセイキット)

QQ Agilent 2100 バイオアナライザの実績はどれくらいあるのでしょうか?また、どのようなアプリケーションで使用されているのでしょうか?

図2 RNA測定時のエレクトロフェログラムとRIN (RNA Integrity Number)

Agilent Proteinキットでは、迅速かつ信頼性の高いタンパク質解析を可能にします。遺伝子組み換えタンパク質の発現、タンパク質の安定性研究、または抗体医薬品の開発において、タンパク質の大きさ、純度、濃度の詳細を迅速に得ることができます。

Agilent セルアッセイキットでは、オンチップフローサイトメトリーにより蛍光標識細胞の分析を簡単に行うことができます。タンパク質発現における細胞へのトランスフェクション実験、細胞培養でのアポトーシス研究、遺伝子抑制実験におけるトランスフェクション条件の最適化など、さまざまな分野の研究で、簡単にオンチップフローサイトメトリーを実施することができます。

RIN: 1 RIN: 2 RIN: 3 RIN: 4 RIN: 5

RIN: 6 RIN: 7 RIN: 8 RIN: 9 RIN: 10

分解

非分解図3 RINによるRNA品質(分解度)の評価

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キャンペーンキャンペーン

販売店

〒192-8510東京都八王子市高倉町9-1カスタマコンタクトセンター

0120-477-111

email_ [email protected]

www.agilent.com/chem/jp

アジレント・テクノロジー株式会社

Mx3000P® QPCRシステムキャンペーン(2009年3月31日ご注文分まで)

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ストラタジーンとアジレントが統合して最強チームを結成!

スターターキット構成内容★高純度のトータルRNAを高収量で精製 - Absolutely RNA® Purification Kit

★幅広い温度帯で活性を維持し、高感度、高収量の逆転写酵素 - AffinityScript™ RT

★高感度かつ優れた再現性・定量性のリアルタイム定量PCR試薬- Brilliant® Master Mixシリーズからお好きな製品をお選びください!

★RNAサンプル中の抑制因子検出のための高品質外部コントロール - Alien® Control

★高品質のコントロール用トータルRNA - Stratagene® QPCR ⦆Reference Total RNA

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Brilliant® II Fast シリーズ全品 20% OFF !!速い!! なのに高感度・高い再現性 !

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