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〒392-8502 長野県諏訪市大和三丁目 3 番 5 号 TEL: 0266-52-3131(代表) http://www.epson.jp この冊子は、FSC®認証紙と、環境にやさしい植物油インキを使用して 印刷しています。 見やすいユニバーサルデザインフォント を採用しています。 CORPORATE PROFILE セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 エプソン販売株式会社 エプソンダイレクト株式会社 宮崎エプソン株式会社 東北エプソン株式会社 秋田エプソン株式会社 エプソンアトミックス株式会社 エプソンアヴァシス株式会社 エプソンサービス株式会社 エプソンリペア株式会社 エプソンミズベ株式会社 有限会社エプソンスワン 国内関係会社 本 社 本 店 広丘事業所 豊科事業所 富士見事業所 諏訪南事業所 塩尻事業所 松本南事業所 村井事業所 伊那事業所 松本事業所 神林事業所 日野事業所 酒田事業所 千歳事業所 本社および国内事業所 長野県諏訪市 東京都新宿区 長野県塩尻市 長野県安曇野市 長野県諏訪郡 長野県諏訪郡 長野県塩尻市 長野県松本市 長野県松本市 長野県上伊那郡 長野県松本市 長野県松本市 東京都日野市 山形県酒田市 北海道千歳市 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

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〒392-8502 長野県諏訪市大和三丁目3番5号TEL: 0266-52-3131(代表)

http://www.epson.jp

この冊子は、FSC®認証紙と、環境にやさしい植物油インキを使用して印刷しています。

見やすいユニバーサルデザインフォントを採用しています。

CORPORATE PROFILE

セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018エプソン販売株式会社

エプソンダイレクト株式会社

宮崎エプソン株式会社

東北エプソン株式会社

秋田エプソン株式会社

エプソンアトミックス株式会社

エプソンアヴァシス株式会社

エプソンサービス株式会社

エプソンリペア株式会社

エプソンミズベ株式会社

有限会社エプソンスワン

国内関係会社

本 社

本 店

広丘事業所

豊科事業所

富士見事業所

諏訪南事業所

塩尻事業所

松本南事業所

村井事業所

伊那事業所

松本事業所

神林事業所

日野事業所

酒田事業所

千歳事業所

本社および国内事業所

長野県諏訪市

東京都新宿区

長野県塩尻市

長野県安曇野市

長野県諏訪郡

長野県諏訪郡

長野県塩尻市

長野県松本市

長野県松本市

長野県上伊那郡

長野県松本市

長野県松本市

東京都日野市

山形県酒田市

北海道千歳市

セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017

/ 2018

 私たちエプソンは、1942年の創業以来培ってきたエプソンのDNAである「省・小・精の技術」をベースに、革新的な製品・サービスにより、世界中のお客様に、お客様の期待を超え感動していただくため、すなわち「Exceed Your Vision」を実現し、「世の中になくてはならない会社」になるために、創造と挑戦を重ねてまいりました。

 そして2016年度から、10年後のエプソンがありたい姿と向かうべき方向を示した長期ビジョン「Epson 25」実現のための取り組みを始めました。エプソンは、これまで築き上げてきた事業基盤を活かしてさらに飛躍し、「省・小・精の価値で、人やモノと情報がつながる新しい時代を創造する」会社へと変わっていきます。

 今後、情報通信技術の進展により、あらゆる情報がインターネット上でつながるようになり、いわゆるサイバー空間はますます増大していきます。その結果、リアル世界にいるビジネス分野やコンシューマー分野のお客様にとっては、このサイバー空間との接点となる製品がさらに重要となります。

 このようなマクロトレンドを捉えエプソンは、リアル世界で実体のある究極のものづくり企業として、コア技術で実現する独創の製品・サービスを基に、「省・小・精の価値」をご提供していきます。つまり、お客様の無駄、手間、時間、コストを徹底的に省いたり、お客様の業務プロセスも含めて環境への負荷を劇的に低減したり、お客様の生産性、正確さ、創造性といったパフォーマンスを大幅に向上させるお手伝いをしてまいります。

 エプソンは、この「省・小・精の価値」をご提供することで、4つのイノベーションを起こし世界を変えていきます。オフィスや産業などのあらゆるプリントを環境性能の高いインクジェットで行い、さらには乾式オフィス製紙機によりオフィス内での紙再生も実現する「インクジェットイノベーション」。映像でコミュニケーションを革新する「ビジュアルイノベーション」、着ける・使う喜びをご提供する「ウエアラブルイノベーション」、ロボットが人々を支える未来を実現する「ロボティクスイノベーション」。これらの取り組みによって、人々を単純作業や時間とエネルギーの浪費から解放し、お客様がクリエーティブな知の生産性を高めたり、健康で安心な生活を楽しんだりすることのできる、持続可能で豊かな社会をつくり出していきます。

 私たちは、今までにない新しい価値を創造し続けるという志を実現する最良の方法として、エプソン流の垂直統合型ビジネスモデルを創り上げてきました。エプソンは、インクジェットプリントヘッドや、プロジェクターの光学エンジン、半導体・水晶デバイスなど、強みや優位性を持った独創のコアデバイスを、自ら開発し量産しています。このコアデバイスの特徴を熟知しているからこそ、自ら特長のある強い製品を企画・設計し、ものづくりの力を駆使して自らの手で完成品まで生産することで、お客様の期待を超える価値ある製品・サービスを、タイムリーにお届けすることができるのです。私たちはこのビジネスモデルにより、強い覚悟を持って4つのイノベーションを実現していきます。

 「Epson 25」においては、「人財」「技術」「生産」「販売」「環境」という事業基盤を強化し、ITも大いに活用して、この独自のビジネスモデルを進化させていきます。そして、ビジョンの実現に向けた取り組みを着実に進め、世の中に「なくてはならない会社」として、人やモノと情報がつながる新しい時代を創造していきます。エプソンの今後の歩みにご期待いただくとともに、より一層のご支援をお願い申し上げます。

代表取締役社長

目 次

私たちエプソンは志を高く持ち、より良い社会の実現に中心的な役割を果たす

「なくてはならない会社」を目指し、新しい価値の創造に挑戦しています。

WorkForce Enterprise

圧倒的なスピードと低消費電力を、オフィスで求められる画質とオフィスに設置できるコンパクトサイズで実現した高速ラインインクジェット複合機。インクジェットならではのシンプルな印刷プロセス、シンプルな構造に加え、印刷時に熱を使わないため、環境性能に優れています。エプソンの新たな挑戦にご期待ください。

経営者メッセージ

経営者メッセージ 2グループ概要 3事業構成 4長期ビジョン「Epson 25」 5-6中期経営計画 7ビジネスモデル 8

製品ラインアップオフィス・業務用途向け 9-12商業・産業用途向け 13-18ホーム・SOHO用途向け 19-21マイクロデバイス・その他 22

知財活動 23人材活用 24グローバルネットワーク 25-26会社沿革 27製品イノベーション 28環境活動 29

トピックWorkForce Enterprise 30

1 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 2セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

売上収益構成比

15.5%売上収益

セグメント利益

1,58578

億円

億円

売上収益構成比

17.5%売上収益

セグメント利益

1,796161

億円

億円

売上収益構成比

66.9%売上収益

セグメント利益

6,866841

億円

億円

売上収益 10,248 億円 事業利益 658 億円

会社概要グループ概要

プリンティングソリューションズ

連結

事業セグメント

セイコーエプソン株式会社(SEIKO EPSON CORPORATION)

1942年5月18日

長野県諏訪市大和三丁目3番5号

532億400万円

商   号

創   立

本   社

資 本 金

ビジュアルコミュニケーション事業セグメント

ウエアラブル・産業プロダクツ事業セグメント

その他売上収益

セグメント利益

15-4

億円

億円

プロジェクター、スマートアイウエア他

商業・産業向けプリンターオフィス・ホーム向けプリンター

ウエアラブル機器 ロボティクス マイクロデバイス他

2016年度事業セグメント別の概況事業構成

 独自のマイクロピエゾ技術などの強みを活かし、各製品の開発、製造、販売およびこれらに付帯するサービスを提供しています。

 創業から培ってきた超微細・超精密加工技術、高密度実装技術、低消費電力技術や高精度のセンシング技術、高度な精密メカトロニクス技術などの強みを活かし、各製品の開発、製造、販売およびこれらに付帯するサービスを提供します。

 独自のマイクロディスプレイ技術やプロジェクション技術などの強みを活かし、各製品の開発、製造、販売およびこれらに付帯するサービスを提供します。

* 連結売上収益は事業セグメント間取引を相殺した外部売上収益* 各事業セグメントの売上収益は、 事業セグメント間取引を含めた売上収益* 事業利益/セグメント利益とは、国際会計基準(IFRS)の適用にあたり、エプソンが独自に開示する利益であり、日本基準の営業利益とほぼ同じ概念

エプソングループ会社数

88社(当社含む)

国内17社、海外71社(2017年3月31日現在)

従業員数

連結72,420人単体12,238人(2017年3月31日現在)

■仕向地域別売上収益割合

■エプソングループ会社内訳

■所在地別連結従業員数割合

売上収益(連結)

(2016年度)10,248億円

日本24.5%

欧州20.7%

アジア・オセアニア26.4%

米州 28.4%

仕向地域別売上収益割合(2016年度)

日本26.5%

米州 4.1%

アジア・オセアニア66.3%

欧州 3.1%

所在地別連結従業員数割合

(2017年3月31日現在)

生産・開発8社

国内17社

(2017年3月31日現在)販売・サービス9社

生産・開発26社

海外71社

(2017年3月31日現在)販売・サービス45社

©Disney

3 4セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

エプソンが提供する「省・小・精の価値」

2016年3月、エプソンが今後さらに世の中に貢献し事業成長を実現していくために、2025年におけるありたい姿をイメージした長期ビジョン「Epson 25」を制定しました。

 エプソンは、これらのビジョンを掲げ、目標を達成していくことで、世の中に「なくてはならない会社」として、人やモノと情報がつながる新しい時代を創造していきます。

 いつでもどこでも簡単・便利で安心して製品を使える世界を創造し、お客様の無駄、手間、時間、コストを徹底的に省きます。

 エプソン製品をご使用いただくことで、お客様の業務プロセスも含めて環境負荷を低減し、お客様と社会の持続的な発展をもたらします。

パフォーマンス

環境

スマート

 高性能な製品により、お客様の生産性、正確さ、創造性というパフォーマンスを大幅に向上します。

長期ビジョン「Epson 25」

ビジョンステートメント

エプソンが起こす4つのイノベーションと事業領域

プリンティング領域 独自の「マイクロピエゾ技術」を磨き上げ、より高生産性領域へ飛躍します。 また、高い環境性能と、循環型の印刷環境をお客様へ提供します。

マイクロデバイス領域[4つのイノベーションを支える] エプソン独自のデバイス技術をコアに、水晶の「精」を極めたタイミングソリューション・センシングソリューションと、半導体の「省」を極めた省電力ソリューションにより、通信、電力、交通、製造がスマート化する社会をけん引するとともに、エプソン完成品の価値創造に貢献します。

ビジュアルコミュニケーション領域 独自の「マイクロディスプレイ技術」と「プロジェクション技術」を極め、ビジネスと生活のあらゆる場面で感動の映像体験と快適なビジュアルコミュニケーション環境を創造し続けます。

ウエアラブル領域 ウオッチのDNAを基盤に、正確な時間とセンシングに磨きをかけ、個性あふれる製品群を創り出し、さまざまなお客様に着ける・使う喜びを提供します。

ロボティクス領域 「省・小・精の技術」に加え、センシングとスマートを融合させたコア技術を製造領域で磨き上げ、それらの技術を広げて、あらゆる領域でロボットが人々を支える未来を実現します。

マイクロデバイス

 情報通信技術の進展によりサイバー空間が拡大していく中、リアル世界にいるお客様にとって、その接点となる製品がますます重要となります。エプソンはリアル世界で実体のある究極のものづくり企業として、強みである「省・小・精の技術」を基

に、「スマート」「環境」「パフォーマンス」という「省・小・精の価値」を提供し続けることで、4つのイノベーションを起こし、人やモノと情報がつながる新しい時代を創造していきます。

 エプソンは、プリンティング、ビジュアルコミュニケーション、ウエアラブル、ロボティクス、マイクロデバイスなどの事業を通じて、「省・小・精の価値」を提供し続けることで、4つの

イノベーションを起こし世界を変えていきます。また、各事業を横串にする事業基盤をさらに強化し取り組みを支えます。

5 6セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

 Epson 25 第1期中期経営計画は、これまで積み重ねてきた戦略の取り組みをベースに、「転換と開拓*1」の成果を継続させると同時に、Epson 25の実現に向けた戦略に基づき、製品開発の仕込みや必要な投資を積極的に行い、強固な基盤を整備していきます。 2016年を初年度とする3年間で、成長に向けた基盤をつくり上げることが、第2期中期経営計画以降での、売上収益の成長加速や収益性の向上を実現させる重要な第一歩になると考えています。 2016年度は、第1期中期経営計画達成に向け、大容量インクタンク搭載プリンターや、サイネージ・テキスタイル向けの大判インクジェットプリンターのほか、プロジェクターおよびロボットなどの戦略製品の販売は順調に拡大しています。また将来成長に向けた研究開発やオフィス・産業分野の開拓に向けた投資などの戦略的費用も着実に投入しました。

 エプソンは長年にわたり培ってきた独自のコア技術に基づき、インクジェットプリントヘッドやプロジェクターの光学エンジンなど、強みや優位性をもった独創のコアデバイスを、自ら開発し量産しています。 このコアデバイスの特長を熟知しているからこそ、自ら、強い製品を企画・設計し、ものづくりの力を駆使して完成品まで生産することで、お客様の期待を超える製品やサービスを、タイムリーにお届けすることが可能となります。さらに、このビジネスモデルは、エプソンの優れた技術や限られたリソースを最大限に活用するものであるため、より効率的に、お客様や事業領域を拡大することができます。

● SE15*2において「転換と開拓」を実現した事業領域は、その優位性をさらに強化し、成長を継続する。「転換と開拓」が遅れている事業領域は、すみやかに課題に対応し、成長軌道を確立する。

● Epson 25で目指す、「スマート、環境、パフォーマンス」のお客様価値を、製品やサービスの形に創り上げ、成長を確実なものとする。

● Epson 25を実現するために、短期的な利益成長を勘案しつつも、必要な経営資源はタイムリーかつ着実に投下する。

● 新しいビジネスモデルを早期に確立し、お客様にお届けする仕組みを充実する。

エプソン流の垂直統合型ビジネスモデルビジネスモデル

中期経営計画

Epson 25 第1期中期経営計画の位置付け

Epson 25 第1期中期経営計画の基本方針

2018年度目標 2025年度目標2021年度目標

安定的な売上収益成長高収益体質の確立

第3期中期

成果を出して利益成長第2期中期

0

5,000

10,000

15,000

20,000[億円]

12,000

17,000

12,000億円

960億円8%

継続的に10%以上

成長加速

収益性向上10%

17,000億円

2,000億円12%

15%

10,924

10,924億円

849億円7.8%

9.5%

売上収益

事業利益ROS

ROE

2015年度実績

ROS 7.8% ROS 8% ROS 10% ROS 12%

CAGR +5.1%

CAGR +3.2%

基盤づくり製品の仕込み第1期中期

* CAGR:年平均成長率 * ROS:売上収益事業利益率 * ROE:親会社所有者帰属持分当期利益率

実績レート:¥120.14/USD、¥132.58/EUR   目標の前提レート:¥115.00/USD、¥125.00/EUR

*2 2009 年度から2015 年度までの長期ビジョン

*1 ビジネスモデルの転換・ 新規領域の開拓

7 8セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

オフィス・業務用途向け

オフィス向け

オフィス・業務用途向け製品ラインアップ

 高性能なPrecisionCoreラインヘッドを搭載することで最大100枚/分*1という印刷スピードを実現しビジネスインクジェットプリンターのラインアップを拡充しました。加えて高生産性を提供するページプリンター、外出先でも快適なプリント環境を提供するモバイルプリンターなど、ビジネスシーンにおける多様なニーズにお応えします。

ビジネスシーンにおける多様なプリントニーズに対応インクジェットがオフィスを変える

インクジェットプリンター

高い基本性能と信頼性で業務効率向上に貢献

高速ラインインクジェット複合機 高画質と低印刷コストに加えて、100枚/分*1の生産性を実現しています。 インクジェットならではの多彩な用紙対応力により、お客様のニーズにお応えします。

 ビジネスバッグに入れて持ち歩けるのはもちろん、使わない時はデスクの引き出しに入れる、キャビネットに立ててしまえるなど、場所を取らずに収納できます。

大容量インクジェット複合機/プリンター 消耗品の交換頻度が低減され、在庫管理の手間も省くことができるほか、ページプリンターよりも低いプリントコストと低消費電力を実現しています。

いつでもどこでも使える、軽量・コンパクトサイズバッテリー内蔵モバイルプリンター

A4モノクロページプリンター A3カラーページプリンター

A3カラーページ複合機

高速ラインインクジェット複合機

 POP・グラフィックに適した高い印刷品質や業務帳票印刷などに適した高い生産性を実現し、お客様の多様なニーズにお応えするラインアップを展開。ビジネスインクジェットプリンターと合わせて、最適なプリント環境を提供します。

インクジェットイノベーション

 オフィス内で、使用済みの紙から機密情報を完全抹消した上で、新たな紙を生み出します。プリンティングのリーディングカンパニーとしてエプソンは、お客様に安心して紙を使っていただけるよう、紙のサイクルを変える技術の開発に取り組みました。PaperLabにより、紙に新たな価値を与え、循環型社会の活性化を目指します。

 PaperLabの鍵となる技術は、水を使わずに、紙を繊維化し、結合、成形して新たな紙を生み出すドライファイバーテクノロジー。

ドライファイバーテクノロジーによる世界初*2の乾式オフィス製紙機*3

使用済みの紙 繊維化紙を繊維に戻す

結合結合素材により

強度や白色度を向上する

成形加圧して成形する

新たな紙へ

ドライファイバーテクノロジー

*2 2016年11月時点(当社調べ) *3 機器内の湿度を保つために少量の水を使用

高画質、高速スキャン機能を兼ね備えた豊富なラインアップ

 膨大な紙文書を高速・高信頼性で電子化し、目的に合わせて分類・保存・共有でき、業務の効率化を支えるドキュメントスキャナー。  フィルムや写真を高精細・高画質に電子化できるフォトスキャナー。  紙やフィルムをデジタル化するお客様のさまざまなニーズに応えられる製品を取りそろえています。

A4 高速ドキュメントスキャナー

A4 高画質フォトスキャナー

* 販売地域、モデル名については各販売会社にお問い合わせください。

乾式オフィス製紙機PaperLab

Wi-Fi®対応A4モバイルスキャナー

ネットワーク対応A4 高速ドキュメントスキャナー

A3ドキュメントフラットベッドスキャナー

オフィス製紙機PaperLab

スキャナー

ページプリンター

*1 LX-10000FシリーズA4横片面の場合。印刷スピード算出方法についてはこちら。http://www.epson.jp/ products/bizprinter/note/popup09.htm

A3/A4大容量カラーインクジェット複合機

A4モバイルプリンター

A4モノクロインクジェット複合機

A3ドキュメントフラットベッドスキャナー

9 10セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

オフィス・業務用途向け

サービス向け

会議・教育向け

 超短焦点のため、投写面の前に立っても影ができにくく、電子ペンや指を使ってクリックしたり、ドラッグしたり、投写面上でパソコン操作が可能。さらに、多様な編集機能により、投写面上に直接文字や図形を書き込んだり、部分拡大させたりすることができ、授業・会議を効率化します。

 エプソン独自の光学技術によるシースルー表示とシリコンOLED(有機EL)ディスプレイの活用による映像やAR(拡張現実)に加え、子ども*1から大人までフィットする幅広いサイズ対応や、商用に対応する堅牢性・耐久性により、美術館・博物館、映画館や劇場での字幕や観光ガイドなど、新しいサービススタイルを実現します。

多様な編集機能により、授業・会議を効率化

ビジュアルイノベーション

新しいサービススタイルを実現

ビジネスプロジェクター(モバイルモデル)

超短焦点壁掛け対応プロジェクター

スマートグラス(商用モデル)

 レジやカウンターなどで求められる多様な出力ニーズに対応する豊富なラインアップをそろえています。使用場所を広げるモバイルモデルにはオートカッター採用モデルも用意し、店舗業務の効率化やサービス向上に貢献します。

レシートプリンター

 銀行窓口に必要な小切手処理やレシート発行業務を1台でこなす複合機。小切手画像の電子化だけでなく、インクジェットによる裏書き印刷を行いながら、200枚/分という高速処理を実現しています。

チェックスキャナー

レシートプリンタースタンダードモデル

レシートプリンターモバイルモデル

チェックスキャナー

レシートプリンターインテリジェントモデル

レシートプリンタースタンダードモデル(小切手処理対応)

 店舗に限らず流通業で使用される、複写伝票・連続帳票(宅配便伝票、仕入伝票、在庫伝票)から単票紙まで、さまざまな帳票に対応したドットインパクトプリンターをそろえています。

金融、物流、小売店、流通業などの多様な印刷をサポートしお客様の生産性向上に貢献

業務用途(金融、物流、小売店、流通業)

ドットインパクトプリンター

複写・連続帳票用プリンター 単票紙・通帳印刷専用プリンター ビジネスプロジェクター

超短焦点壁掛け対応プロジェクター

 明るい部屋でもくっきり鮮明に見られる明るさを実現。また、「短焦点レンズ」により、短い距離でも大きな画面で投写ができます。A4サイズで薄さ44mm、重さが1.8kgのため、ノートパソコンや資料と一緒にビジネスバッグに楽に入るスリムさで、会議室間の移動はもちろん、外出先での使用にも適しています。

明るさと軽量モバイル性を両立し、外出先での会議やプレゼンに最適

* 販売地域、モデル名については各販売会社にお問い合わせください。

*1 本機の使用は、7歳以上を対象としています。

11 12セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

商業・産業用途向け

商業・産業用途向け製品ラインアップ

フォト・グラフィックス向け

 高速・高画質性能を進化させた独創のプリントヘッド「PrecisionCore」を最大限に活かし、幅広いインクに対応することで、商業・産業印刷分野の業務プロセスを革新していきます。

独創のプリントヘッドで、あらゆるプリントをインクジェットで実現

インクジェットイノベーション

 お客様のニーズや現場でのさまざまな実用性を追求した、幅広いラインアップを用意しています。*1 地理情報システム

 プロの写真家や写真愛好家の高画質に対するニーズに応え、多彩な色表現、鮮明な暗部表現を可能にします。

 圧倒的な表現力と生産性で高品位領域の厳しいニーズに対応します。

 写真ビジネスをトータルにサポートするエプソンの業務用フォトプリンター。 顧客のビジネス規模に応じたプリントシステム提案(複数台使用)が可能。また、インクジェット方式なので薬剤廃液が発生せず環境にも配慮しています。

フォトグラフィックスプリンター

 高画質とユーザビリティーの融合により、写真印刷、印刷プルーフ、POP作成、教材作成やCAD出力など、さまざまな用途に使用できます。

CAD/GIS、ポスター向け大判プリンター

フォト・プルーフ向け大判プリンター

フォト・プルーフ

産業用ラベル印刷機

工場、店舗用ラベルプリンター

CAD/GIS*1、ポスター

A2/A3グラフィック

ミニラボ

フォトプリンティングシステム

サイネージ向け

ラベル印刷向け

 サイン・ディスプレイ用途に適した信頼性、生産性、コストと安心感を提供します。看板製作業界の期待に応えた高画質・安全稼働を、導入しやすいTCO*2

で提供します。

 ラベル印刷プロセスのデジタル化により、生産コスト・環境負荷の低減や、多品種少量生産にも対応します。高画質はもちろん、高い生産性、簡単な操作性を実現します。

 高速印刷、多様なメディア対応性を実現した高生産性の印刷機でラベル印刷業者の高いニーズにお応えします。

 小型、高速ラベルプリンターにより、オンデマンドやインハウスプリントで、使い勝手の良いラベル印刷ソリューションを提供します。

*2 導入や維持・管理に関わる費用の総額

サイン・ディスプレイ向け大判プリンター

デジタルラベル印刷機

ハンドヘルドラベルプリンター

* 販売地域、モデル名については各販売会社にお問い合わせください。

カラーラベルプリンター

13 14セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

商業・産業用途向け

インクジェットイノベーション

 インクジェット技術によるデジタルテキスタイル印刷は、アパレルからインテリア、小物グッズまで広い用途に対応しています。高画質・高生産性が特長で、テキスタイルプリント業界の効率化・短納期のニーズにもお応えします。

テキスタイル向け

産業用インクジェットデジタル捺染機

 イタリアのロブステリ社(子会社)と共同開発した産業用インクジェットデジタル捺染機です。 従来のアナログ捺染と比べ、自由なデザイン表現を可能とし、多品種少量生産に短納期で対応でき、環境負荷も低く、オンデマンドでのサンプル作成にも適しています。

昇華転写プリンター

ガーメントプリンター

 最高1,440dpiの高画質プリントにより、アパレルに求められる粒状感の少ないプリントはもちろんのこと、写真、イラストなどを活用した高画質ソフトサインを簡単に実現します。

 Tシャツやポロシャツ、トートバッグなど、さまざまなガーメント(布地)に鮮やかで精細なプリントが可能。オリジナルプリントにも小ロットから対応できます。

テキスタイル向け大判昇華転写プリンター

業務用ヘルメットモデル(ヘルメットは含みません)

レーザー光源搭載3LCDプロジェクター

イベントサイネージ向け

産業向け

ビジュアルイノベーション

 レーザー光源を使った高画質プロジェクターで、明るさ25,000lmまでの機種をラインアップ。LCDパネルと蛍光体に耐光性と耐熱性に優れた無機素材を採用し、20,000時間のメンテナンスフリー*1を実現。360度あらゆるポジションでの設置を可能とし、さらに利便性を向上。堅牢性に優れ、密閉冷却構造を採用しスモークへの耐性も高めています。

 両眼シースルー型スマートヘッドセット「MOVERIO Pro」は、長時間使用を可能とする快適な装着性、ハンズフリーによる作業性の向上、高性能な各種センサーによる画像認識技術の活用などにより、現場の作業に新たな価値を生み出します。 さまざまな作業現場での環境に対応し、現場での作業支援、遠隔地からの作業支援が可能であるため、効率的に正確な作業をサポートします。 両眼シースルー型は、対象物と情報を目の前で同時に見ることができるため、余計な動作なく作業することができます。また、レンズははねあげ式で、使わないときには視界を確保でき、安全な作業環境を実現します。

レーザー光源搭載3LCDプロジェクター

スマートヘッドセット

*1 500lm以上のプロジェクター数量シェアにおいて(2001~2016年 Futuresource Consulting Limited調査)

プロジェクター16年連続世界シェアNo.1*1

レーザー光源で明るさと高い信頼性を両立

MOVERIO Proで現場の作業革新

* 販売地域、モデル名については各販売会社にお問い合わせください。

*1 製品の使用開始時と比較して明るさが50%低減するまでのおおよその時間。大気中に含まれる粒子状物質が0.04-0.20mg/m³での環境下での使用を想定。使用条件や環境によって時間は変動します。

産業用インクジェットデジタル捺染機

ガーメントプリンター

15 16セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

商業・産業用途向け

「省・小・精の技術」をベースとしたロボティクス技術とセンシング技術で自動化のハードルを下げる

高生産性と安定稼働を実現し、半導体産業の成長に寄与

 高精度で小型のスカラロボット(水平多関節ロボット)は、6年連続世界シェアNo.1*1を獲得しています。2017年にコントローラー一体型の「Tシリーズ」をラインアップに追加しました。

 既存の6軸ロボットラインアップに加え、設置面積を従来機種(C4)より約40%削減した世界初*2 の折りたたみ式新小型6軸ロボット「Nシリーズ」をリリースしました。*2 2015 年10 月、 6 軸ロボットにおいて(エプソン調べ)

 ICテストハンドラーとは、半導体の検査工程で半導体をテスターに搬送し、テスト結果に基づいて、分類する装置です。 独自のロボットテクノロジーを採用したエプソンのICテストハンドラーは、高い生産性と安定稼働に加え、お客様の視点に立った取り扱いやすさを兼ね備えています。

産業用ロボット

ICテストハンドラー

ロボティクスイノベーション

力覚センサー 自律型双腕ロボットは、人間の目と同じように、3次元空間上で対象物の位置・姿勢を正確に認識し、手首に力覚センサーを搭載した2本のロボットアームにより自在に力を加減して、自律的に判断しながら作業を行うロボットです。人が用いる工具などをロボット自身が操って、さまざまな作業を自動化することができます。また、移動や再設置が簡単で、移動させても特別な調整などを行うことなく、別の場所ですぐ作業をさせることができます。多品種少量生産や小ロットのJIT*3対応など、従来難しかった人手作業の自動化を実現します。*3 必要なものを必要な時に必要な量だけ生産するシステム

 エプソンの得意とするセンシング技術である水晶圧電方式を採用した力覚センサーは、「高剛性でありながら高感度」という、相反する特性を兼ね備えています。

*1 産業用スカラロボットの2011~2016年の金額および数量ベースの出荷実績において(株式会社富士経済『2012~2017ワールドワイドロボット市場の現状と将来展望』調べ)

自律型双腕ロボット

導体をテです。Cテスト様の視点

ICテストハンドラー

RSシリーズ LSシリーズ

新小型6軸ロボットNシリーズCシリーズ

自律型双腕ロボット (2017年製品化予定)

スカラロボット

6軸ロボット

* 販売地域、モデル名については各販売会社にお問い合わせください。

Gシリーズ Tシリーズ

17 18セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

ホーム・SOHO用途向け

ホーム・SOHO用途向け製品ラインアップ

 最新のフォト複合機は、スリムなコンパクトサイズ。無線 LAN対応により場所を選ばずどこにでも置けます。また、迷わず操作できる先読み機能やうっかりミスを知らせるなどの親切機能を装備。A3対応機ではパソコンなしでのA3原稿コピー機能も搭載。スマートフォンやタブレットからの印刷など、多彩なプリント環境に対応しています。

 エプソンのプロジェクターは、明るく自然で目に優しい映像を滑らかに再生できる特長をもつ3LCD方式を採用しています。 エプソンはあらゆるシーンにおいて、プロジェクターによる大画面を通じて、感動や思いを伝えるビジュアルコミュニケーションの可能性を広げます。

 エプソン独自の光学技術によるシースルー表示とシリコンOLED(有機EL)ディスプレイの採用により、視野と一体化した「リアルなAR(拡張現実)表現」が可能になりました。シースルーの特長を活かし、ドローンの機体を目視しながら空撮映像をリアルタイムに確認したり、現実に映像を重ねあわせた体感型のゲームを楽しむなど、これまで経験したことのない新たなライフスタイルを提案します。

 インク満タン1年分*1。ケタ違い大容量、エコタンク方式。圧倒的な低ランニングコストの実現によりビジネスを加速します。

 ファクス機能を搭載しつつも、導入しやすい本体価格、高解像度印刷を実現。 プリントニーズに合わせて選べる2種のカートリッジに対応するA3モデル、小さなオフィスでも省スペースデザインでコンパクトに収まるA4モデルなどをラインアップしています。

*1 カラーモデルはA4カラー文書、モノクロモデルはA4モノクロ文書を1カ月あたり300ページプリントした場合を想定して算出。

インクジェットイノベーション

ホーム向けインクジェットプリンター

SOHO向けインクジェットプリンター

コンパクトサイズで、置き場所を選ばず、写真も文字もキレイに印刷できるプリンター

わが家が映画館に

高画質、小型・軽量化を実現したスマートグラス

ハイクオリティーモデル

豊富なラインアップ

 高精細な映像を楽しめるハイクオリティーモデル、手軽にホームシアターを楽しめるDVDプレイヤー内蔵モデルなど豊富なラインアップをそろえています。

小さくて美しい。高画質で使いやすい。進化が詰まった新カラリオ。

機ではパソコンなしでのA3原稿コピー機能もの印刷など、

A4多機能モデル

大容量インクタンク搭載インクジェットプリンター

ビジネスインクジェットプリンター(カートリッジモデル)

機能は多彩に、ボディーは小さく。進化したエコタンク搭載モデル誕生。

A4カラー複合機

A3カラ―複合機

A4モノクロ複合機

ビジュアルイノベーション

プロジェクター

スマートグラス

ハイエンドホームシアタープロジェクター

A3対応多機能モデル

A3カラー複合機 A4カラー複合機

DVDプレイヤー内蔵モデル

* 販売地域、モデル名については各販売会社にお問い合わせください。

19 20セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

ウオッチ

水晶デバイス

 水晶素材の高精度・高安定という特長を、独自のQMEMS®技術により最大限に引き出し、スマートフォンなどのコンシューマー機器からインフラや車載機器のような高精度・高信頼性が求められる市場へ、水晶デバイスを提供しています。振動子・発振器・リアルタイムクロックモジュールなどのタイミングデバイスと、ジャイロセンサーなどのセンシングデバイスで、さまざまな業界のニーズにお応えしています。さらに、マイクロ原子発振器のような特長あるデバイスで新しい価値を生み出します。

 低消費電力技術を核に開発した、LCDコントローラーおよびマイクロコントローラー、ASIC、液晶ドライバーなどの半導体を提供しています。ウエアラブル機器から車載機器に至るまで、多様な製品でエプソンの特長ある半導体が使われています。

 独自の微細合金粉末製造技術により、電子部品などの原材料となるさまざまな高機能粉末を開発し提供しています。

 薄膜形成の独自技術による高付加価値の表面処理加工(ウエハーのAu-Sn合金めっき、ウオッチバンドの加飾など)を、電子機器、半導体、自動車、医療などの産業分野へ提供しています。

 エプソン独自のデバイス技術をコアに、水晶の「精」を極めたタイミングソリューション・センシングソリューションと、半導体の「省」を極めた省電力ソリューションにより、通信、電力、交通、製造がスマート化する社会をけん引します。

「省・小・精の技術」を極めたデバイス製品

産業・ロボティクス

通信・ネットワーク

省精 独自のデバイス技術

センサー・IoT ロボティテテ クス

省省電力ソリューション

水晶・セ

た 精 独独デ

センサー・IoT

センシングソリューション

通信・ネットワーク

産業・ロ

タイミングソリューション

微細合金粉末

恒温槽付水晶発振器(OCXO)

温度補償水晶発振器(TCXO)

プログラマブル水晶発振器 ジャイロセンサーリアルタイムクロックモジュール

マイクロ原子発振器

液晶ドライバーLCD

コントローラーマイクロ

コントローラー特定用途向け

集積回路(ASIC)イ

半導体

微細合金粉末 表面処理加工

その他

マイクロデバイス

* 販売地域、モデル名については各販売会社にお問い合わせください。

ウエアラブルイノベーション

 ウオッチのDNAを基盤に、正確な時を刻むウオッチ技術とセンシング技術に磨きをかけ、個性あふれる製品群を創り出し、さまざまなお客様に着ける喜びを提供します。

独自の精密加工技術とセンシング技術を融合し、身に着ける喜びを提供します

 先進性と独創性を兼ね備えた技術のフロンティアを追求し、最先端技術でアナログウオッチを極めます。エプソンならではの精密加工技術と、最先端のセンシングテクノロジーを駆使してウオッチの新たな価値を提供します。デザイン面でも、どこまでも自然に、どこまで美しく表現できるのかということにこだわりました。

TRUME

 オリエントの伝統と、エプソンのウオッチ技術の融合により進化した、美しく、高精度、高品質なメカニカルウオッチです。メカニカルムーブメントの精度を追求した組み立て工程、調整には今も多くの手作業が息づいており、往年の人の手による丁寧な腕時計づくりを現代に受け継いでいます。「実用にして上質」機械式ならではの「着ける喜び」を提供します。

ORIENT STAR /ORIENT

 ランニングや登山などのアクティビティをサポートするリスタブルGPSです。 自社開発のセンシング技術で高精度と長時間稼働を実現しました。レースから日常生活までフルサポートします。

WristableGPS

 多様に変化する表示と、そこからバンド部にまで広がるグラフィックがスマートキャンバスの特徴です。時を計るのではなく“時を感じ、時を楽しむ”という、新しい表現を可能にし、生活に彩りを与えます。

Smart Canvas

室内光でも充電可能なライトチャージ機能を備え、各種センサーを搭載する、独創の高機能アナログウオッチ

オリエントスター初の月齢表示機能を搭載 オリエントスター メカニカルムーンフェイズ

WristableGPS / U350シリーズ

表示画面に高解像度、広視野角の電子ペーパー「Easy View Display」採用

ホーム・SOHO用途向け

表野Vi

350シリーズ

解像度、広視ペーパー「Easylay」採用

ウオッチバンドの加飾

ウエハーのAu-Sn合金めっき

ウオ

合金めっきっ

* ブランド表記は販売国・地域によって異なります。 本資料は、日本国内における表記を記載しています。

オリジナルデザインシリーズSmart Canvas / Flower モデル

マイクロデバイス・その他製品ラインアップ

21 22セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

 エプソンは、独自のコア技術を磨き上げ、高度なものづくり力を組み合わせてイノベーションを創発するエプソン流の垂直統合型ビジネスを展開し、イノベーションを支える知財活動を重視しています。2015年、世界知的所有権機関(WIPO)が発表した「The top 100 global patent applicants」ランキングでは、世界7位にランクインしました。 さらに、インクジェットプリンターやプロジェクターなど自社製品分野においては、質・量ともに業界トップレベルの特許を有しており、この業界屈指の知財力が独自のコア技術の創出を支えています。

 エプソンは、継続的な知財活動により、科学技術の向上と発展に寄与したことが認められ、2016年度は、世界的な情報サービス企業であるトムソン・ロイター IP&Science事業を前身とする、クラリベイト・アナリティクス主催の「Top 100 グローバル・イノベーター 2016」アワードにおいて、世界の革新企業および研究機関のトップ100社に6年連続で選出されました。6年連続受賞した企業は、世界で39企業・機関、そのうち日本企業は14社です。 また、公益社団法人発明協会主催の「平成28年度全国発明表彰」「平成28年度関東地方発明表彰」などの外部表彰も受けており、社外から高い評価をいただいています。

登録特許件数ランキング

平成28年度全国発明表彰(過去20年間で15件受賞) 平成28年度関東地方発明表彰(過去20年間で23件受賞)

* 2016年の特許公開件数ランキング(当社調べ)(2016/1/1~12/31)

* 2015年に発表された、2003~2012年のランキングです。

* 2016年の登録特許件数ランキング(当社調べ)(2016/1/1~12/31)*1 中国は外国企業のみのランキング(2016/1/1~12/31)

業界屈指の知財力

ワールドワイドでトップレベルの特許出願数

エプソンの知財力に高い評価

インクジェットプリンター

プロジェクター

水晶デバイス

ロボティクス

1111

インクジェットプリンター

プロジェクター

水晶デバイス

ロボティクス

1111

7

15

16

日本

米国

中国 *1

分野別特許出願公開件数ランキング

世界知的所有権機関(WIPO)「The top 100 global patent applicants」ランキング

1983-1992年 1993-2002年 2003-2012年

世界16位

世界18位

世界7位

エプソンのイノベーションを支える知財活動知財活動

 「グローバルに集う多様な人材の能力を最大化し、世界で勝つ強い組織を構築する」という人材基盤ビジョンを掲げ、日本国内における少子高齢化、グローバルな経済成長・教育水準の向上など国内外の環境変化に適応していくために、「多様な人材の活躍に向けた基盤整備」「人材の育成」「組織風土改革・バリューの浸透」を実行していきます。 これにより、最適な仕事を最適な人材が担いながら、世界中のエプソンに属する社員の総合力を結集し、「Epson 25」の実現を目指しています。

人材基盤ビジョン

 バリューチェーンとは、原材料の調達から製品・サービスが顧客に届くまでの企業活動を、一連の価値(Value)の連鎖(Chain)として捉える考え方です。  エプソンは、企画から販売までを自社で一貫して取り組む垂直統合型ビジネスモデルを採用し、グローバルに展開しています。お客様の声に基づいて、関係部門が新しい価値を創出しご提供することで、お客様に驚きや感動をお届けします。 これらの実現には高い能力を兼ね備えた多様な人材が必要であり、エプソンは人材基盤ビジョンや人材開発方針などにのっとり計画的に採用と育成を行い、人材が十分に活躍できる環境を整備しています。

人材育成

人材活用

企業のバリューチェーンを支える人材の計画的な採用と育成

 エプソンの人材育成の特長は、新入社員から管理職層に至るまで、それぞれのキャリアの節目で実施される階層別集合研修で得た知識(Off-JT)を、その後のOJTで確実に修得させていることです。 階層別集合研修の後、新入社員であれば1年間、その他の研修であれば3カ月間を実践フォロー期間と位置付け、研修での学びを踏まえた行動計画を作成し、上司によるOJTを通じ実践することで、実際の業務に活用できるよう能力・技能を高めています。 人材の育成にはOJTとOff-JTのバランスが重要であり、各職場において、能力向上に向けた役割の付与とそのための教育プログラムの受講、職場間ローテーションを含めた最適配置などを行うことを通じて人材を育成しています。

適切な教育プログラムと最適配置

バリューチェーン概念図

23 24セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

5352

39

3840

41 63

34

35625055

5960

5651 33

36

47

61 37

2

5

17

セイコーエプソン株式会社本社(日本)

Epson Singapore Pte. Ltd.

Epson (China) Co., Ltd.

Epson America,Inc.

Epson Europe B.V.

欧州周辺

3254

49

57

58

46

42 45

48

2 1

3 4

6

5

7

8

11

13

14

43

44

53

52

54

49

38

4041

34

3633

35

51

62

5056

55

59

60 57

58

6339

32

2

34

6228

9

10

20

19

7

521

12

10 11 1213

14

3

4

217

3

2

415

16

1

2

1

17

1615

18 19

2021

22 2324

25

26

27

3128

3029

9

グローバルネットワーク

 1968年、エプソンは初の海外生産拠点をシンガポールに設立して以来、時代によって、地域によって、さまざまなお客様のニーズを的確に把握し、素早く、柔軟に対応するために、販売・サービス拠点をはじめ、生産や開発拠点を世界各地に展開しています。

開発拠点地域統括

支店

1234567891011121314151617181920

JapanEpson Korea Co., Ltd.Epson Taiwan Technology & Trading Ltd.TekCare CorporationEpson Hong Kong Ltd.Epson Philippines CorporationEpson India Pvt. Ltd.Epson India Pvt. Ltd. (Sri Lanka Branch)Epson India Pvt. Ltd. (Bangladesh Branch)Epson (Malaysia) Sdn. Bhd.P.T. Epson IndonesiaEpson (Thailand) Co., Ltd.Epson Australia Pty. Ltd.Epson Australia Pty. Ltd., New Zealand OfficeEpson America, Inc.Epson Accessories, Inc.Epson Electronics America, Inc.K-SUN CorporationEpson Canada Ltd.Epson Mexico, S.A. de C.V.

販売・サービス拠点

212223242526272829303132333435363738

394041424344454647484950515253545556

57585960616263

1819202122

12345

1234

12

Epson Guatemala, S.A.Epson Costa Rica, S.A.Epson Panama SRLEpson Venezuela, SRLEpson Colombia Ltda.Epsodecua Cia, Ltda.Epson Peru, S.A.Epson do Brasil Industria e Comercio, Ltda.Epson Chile, S.A.Epson Argentina, SRLEpson Rio De Janeiro Importadora e Exportadora Ltda.Epson Europe B.V., Belgium OfficeEpson Europe B.V., Hungary OfficeEpson Europe B.V., Poland OfficeEpson Europe B.V., Czech Republic OfficeEpson Europe B.V., Romania OfficeEpson Europe B.V., Moscow OfficeEpson Europe B.V., Denmark Office

Epson Europe B.V., Norway OfficeEpson Europe B.V., Sweden OfficeEpson Europe B.V., Finland OfficeEpson Europe B.V., Saudi Arabia OfficeEpson Europe B.V., Kenya OfficeEpson Europe B.V., South Africa OfficeEpson Europe B.V., Middle East OfficeEpson Europe B.V., Israel OfficeEpson Europe B.V., Kiev OfficeEpson Europe B.V., Kazakhstan OfficeEpson Deutschland GmbHEpson Deutschland GmbH, Switzerland OfficeEpson Deutschland GmbH, Austria OfficeEpson (U.K.) Ltd.Epson (U.K.) Ltd., Ireland OfficeEpson France S.A.Epson Italia S.p.A.For.Tex S.r.l.

Epson Italia S.p.A., Istanbul Office (Turkey)Epson Italia S.p.A., Athens Office (Greece)Epson Iberica S.A.Epson Iberica S.A., Sucursal em PortugalEpson CIS Ltd.Epson Europe Electronics GmbHEpson Europe Electronics GmbH, Helsinki Office

Seiko Epson Corporation, Korea OfficeSeiko Epson Corporation, Hong Kong Branch

JapanTianjin Epson Co., Ltd.Epson Surface Engineering (Zhenjiang) Co., Ltd.Epson Precision Suzhou Co., Ltd.Shanghai Sanhuan Magnetics Co., Ltd.Fujian Epson Co., Ltd.Epson Engineering (Shenzhen) Ltd.E&G Electronic (Shenzhen) Ltd.Orient Watch (Shenzhen) Ltd.Epson Precision (Philippines), Inc.Epson Precision (Johor) Sdn. Bhd.Singapore Epson Industrial Pte. Ltd.P.T. Epson BatamP.T. Indonesia Epson IndustryEpson Portland Inc.Epson Paulista Ltda.Epson Telford Ltd.Fratelli Robustelli S.r.l.Epson Precision Malaysia Sdn. Bhd.Epson Precision (Thailand) Ltd.Epson Wuxi Co., Ltd.Epson Precision (Shenzhen) Ltd.

2017年3月31日現在

1234567891011121314151617

生産拠点

Epson America, Inc.Epson Europe B.V.Epson (China) Co., Ltd.Epson Singapore Pte. Ltd.

JapanEpson Research and Development, Inc.Epson Electronics America, Inc., Vancouver Design CenterEpson Canada Ltd. (Development Center)Epson Norway Research and Development AS

18

18

25 26セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

「EPSON」の由来

エプソンの歴史

 「EPSON」というブランド名称は、事業領域を広げる発端となった「EP-101」が由来です。「EP(Electric Printer)」が新しい価値をお客様に提供したように、さまざまな分野で、価値ある製品・サービスである子どもたち、「SON」を多く生み出し続けていこうという思いが込められています。

 1942年の創業以来、エプソンは新たな時代を切り開くいくつもの画期的な製品を生み出してきました。 世界初のクオーツウオッチは時計史に革命をもたらし、「EPSON」ブランドの由来となったデジタルプリンター「EP-101」は、画期的な小型・軽量化と構造のシンプルさによる高い耐久性・信頼性を誇り世界中で大反響を巻き起こしました。さらに、一般家庭での写真印刷文化を定着させた高精細なカラーインクジェットプリンター、企業におけるプレゼンテーションの方法を変えた液晶プロジェクターなど数多くの革新的な製品が生まれています。 それら製品開発の源泉となる技術が創業以来培ってきた「省・小・精の技術」です。エプソンは、この「省・小・精の技術」をベースに新たなコア技術を加えてさらに進化させ、ものづくり企業として、お客様の期待を超える製品・サービスの提供にたゆみなく取り組み、これからも新しい時代を創り続けていきます。

エプソングループの歩み

世界初の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」

1942年創業~60年代 19701942.5 セイコーエプソンの前身として、

(有)大和工業創立

1959.5 (有)大和工業と(株)第二精工舎(現セイコーインスツル(株))諏訪工場が合体、社名を(株)諏訪精工舎とする

1961.12 信州精器(株)(1982年にエプソン(株)に社名変更)設立

1964.10 東京オリンピックでセイコーグループが公式計時を担当

1968.8 初の海外生産拠点Tenryu (Singapore) Pte. Ltd.(現Singapore Epson Industrial Pte. Ltd.)設立(ウオッチケース、プレス加工部品、自動旋盤部品の製造)

1968.9 世界初の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」を発売

1969.12 世界初のアナログクオーツウオッチ「セイコー クオーツ アストロン 35SQ」製品化

1975.4 初の海外販売拠点Epson America, Inc. 設立(コンピューターおよび周辺機器、各種電子デバイスの販売、サービス)

1975.6 エプソンブランド制定

19801983.5 国内の販売会社としてエプソン販売

(株)設立

1985.1 国内の生産会社として庄内電子工業(株)(現東北エプソン(株))設立

1985.11 (株)諏訪精工舎が子会社のエプソン(株)と合併し、セイコーエプソン(株)に社名変更

2000

2010

2001.5 全世界の主要68拠点で環境管理システムの国際規格ISO14001の認証取得完了

2002.6 米国電気電子技術者協会(IEEE)より電子産業の発展に寄与した企業へ贈られる革新企業賞を受賞

2003.6 東京証券取引所市場第一部へ株式上場

2004.11 クオーツウオッチ「セイコー クオーツ アストロン 35SQ」(1969年)がIEEEの「マイルストーン賞」に認定

2013.9 インクジェットプリントヘッド技術「PrecisionCore(プレシジョンコア)」を発表

2015.9 コーポレートガバナンス基本方針を制定

2015.12 ドライファイバーテクノロジーによる世界初の乾式オフィス製紙機PaperLabを開発

2016.12 デジタル捺染機の研究開発施設として、イノベーション・リサーチラボとプリンティング・リサーチセンターをイタリアのコモ地域に開設

2005.4 全世界でブランド力強化を推進。グローバルタグライン「Exceed YourVision」を制定

19901990.1 オランダ、アムステルダムに

Epson Europe B.V.(ヨーロッパ地域統括会社)設立

1992.10 国内全事業所および関連会社の生産工程においてフロン全廃を達成米国環境保護庁より「1992年成層圏オゾン層保護賞(企業賞)」を受賞

1994.4 国内全事業所においてISO9000シリーズの規格認証取得を完了

1998.4 中国、北京に地域統括会社Epson (China) Co., Ltd.を設立

1998.2 長野オリンピックでセイコーグループが公式計時を担当

エプソンのイノベーションの歴史製品イノベーション

EP SON EPSON「 」=+Electric Printer 多くの価値ある子どもたち「SON」

会社沿革

27 28セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018

お客様の業務プロセス全体を含め商品・サービスで環境負荷低減

省・小・精の技術省エネルギー・プロセス変革・最適化

お客様の業務プロセスお客様の業務プロセス

省省エネルギー

お客様のお客様の業務プロセス業務プロセス

エプソンのものづくりエプソンのものづくり

「Epson 25」環境ステートメント

 エプソンは、2017年2月、長期ビジョン「Epson 25」で示す4つのイノベーションの一つ、「インクジェットイノベーション」の具体化として、独自のコア技術であるマイクロピエゾ技術を生かした独創のコアデバイス「高速PrecisionCoreラインヘッド」と、その新ヘッドを搭載したオフィス向け「高速ラインインクジェット複合機」を発表しました。 この、今までにない高速・シンプル機構の複合機の投入により、オフィス印刷市場で、レーザー方式からインクジェット方式へのテクノロジーシフトを引き起こします。

*1 LX-10000FシリーズA4横片面の場合。印刷スピード算出方法についてはこちら。http://www.epson.jp/products/bizprinter/note/popup09.htm*2 TEC値算出条件:オフィスでの使用を想定した1週間の平均消費電力量。国際エネルギースタープログラムVer.2.0で定められた測定法による数値。

 エプソンは、地球の環境負荷許容量を認識し、世界の誰もがその許容量を等しく分け合うものと考え、2050年に向けて“商品とサービス”のライフサイクルにわたるCO2排出を10分の1*1にすることを目指します。あわせて、生態系の一員として、地域社会とともに生物多様性の修復と保全を行います。

 地球環境保全は人類にとって重要な課題です。エプソンは、1980年代のフロン全廃の取り組みを行うなど、企業責任として環境課題に取り組んできました。現在2050年をターゲットとした「環境ビジョン2050」を実現するため、要所に中間目標を置き、現実とのギャップを埋めながら着実な取り組みを行っ

ています。長期ビジョン「Epson 25」では、生産工程の環境負荷低減や商品そのものによる環境貢献、さらにはお客様の業務プロセスで生じる環境負荷低減に貢献できる商品・サービスを提供していきます。

2008年、エプソンは長期的な指針としてありたい姿「環境ビジョン2050」を策定し、その実現に向けて環境活動を展開しています。

エプソンのアプローチ

 革新的な「省・小・精の技術」で商品・サービスのライフサイクルにわたる環境負荷低減をお客様価値として提供し、持続的な発展をもたらします。

 エプソンは、商品の環境性能の向上や製造・輸送・販売活動などの事業活動において、さらに環境負荷低減を進めてまいります。また、エプソンの独創の商品で、従来とは異なる業務プロセスをお客様に提案し、環境負荷を低減しながら経済発展をしていただくことで、お客様とともに地球環境保全に貢献します。

環境ビジョン2050環境活動

「環境ビジョン2050」ステートメント

インクジェットが実現した高速性

*1 2006年度比

トピック WorkForce En

terprise

 エプソンのインクジェット技術は、他のインクジェット方式と比較しても、優位性を有しています。熱で気泡を発生させインクを噴射するサーマル方式はヒーター劣化やインクの種類の制約が大きくなりますが、エプソンが採用するピエゾ方式は電圧による機械的な動きによってインクを噴射するため、熱を使わず、上記のような劣化や制約が少なくなります。

 さらに、ピエゾ技術を進化させて開発したエプソンのPrecisionCoreプリントヘッドは、ノズルの高密度化による、画質と生産性のさらなる向上に成功。ヘッドを構成するチップのモジュール化と自社生産体制の構築により、高い信頼性や拡張性に加え、低コストも実現し、他のピエゾ方式に対しても極めて高い優位性を発揮します。

エプソン独自のインクジェット技術

新しい時代へ。これからのオフィスはインクジェットが変えていく。

 エプソンが高精度な技術で築きあげてきたPrecisionCoreプリントヘッドが、ラインヘッドへとさらに進化を遂げました。高密度化を実現し、プリントチップの斜め配列により、プリントヘッド自体の超小型化に成功しました。また、エプソン独自の正確で、かつ高速の用紙搬送技術(静電吸着ベルト)を採用。これらの技術の結晶が印刷速度100枚/分*1を実現しました。

*2 あるべき姿、ありたい姿としてビジョンをまず描き、次にそこへ至るためのシナリオを検討する手法

る環境負荷低減に貢献できる商品・サます。

姿としてビジョン*2 あるべき姿、ありたい姿あるべき姿 ありたい姿

1998 2006 2010 2015 202519998

Action07Action07

20108 2006

ction07ction07

Action2010

nnon00

SE15

Epson 25

1515

onn 25EpsoE商品・サービスで環境負荷を低減

で減

バックキャステ

ィング*2

お客様の業務プロセスお客様の業務プロセス

エプソンのものづくりエプソンのものづくり

卓越した環境性能

 印字プロセスに熱を使わないインクジェットプリンターは、低消費電力化に有効。LX-10000Fは、100枚/分*1の速度を実現しながら、最大約320Wと圧倒的な低消費電力で環境負荷を低減。さらに、一般オフィスで使用される100V・15Aの電源環境で利用でき、電源工事不要で、すぐに導入、稼働が可能です。

文字・細線も精緻な高画質

 プリントチップを斜め配列することにより、小型のプリントヘッドでも600×1,200dpi(最大2,400dpi)の高解像度を実現。さらに、ノズル自己診断システムを搭載。プリントヘッドのドット抜けを1枚印刷するごとに自動的に検知し、画質を調整します。また、オフィス文書として、普通紙でも高画質を実現するために、水に濡れてもにじみにくく、用紙の裏抜けもしにくい水性顔料インクを使用。スピードだけでなく、高画質なプリントをご提供します。

LX-10000Fシリーズ

消費電力

以下320W

TEC値*2

kWh1.2

印刷速度*1

枚/分100

LX-10000Fシリーズ

29 30セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018 セイコーエプソン株式会社 会社案内 2017 / 2018