3
新ઃ住宅ணށ数のਪҠ (戸) (年) 2016 2015 2014 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006 2018 2017 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1000,000 1200,000 1400,000 418,543 378,718 362,191 356,263 318,521 285,832 298,014 321,470 464,851 441,733 543,463 419,397 250,532 241,201 237,428 263,931 246,810 234,571 201,888 168,836 300,021 294,777 379,181 255,191 292,287 283,366 285,270 354,772 311,589 305,626 305,221 284,631 318,511 314,865 358,519 284,283 967,237 909,299 892,261 980,025 882,797 834,117 813,126 788,410 1,093,519 1,060,741 1,290,391 964,641 418,543 378,718 362,191 356,263 318,521 285,832 298,014 321,470 464,851 441,733 543,463 419,397 250,532 241,201 237,428 263,931 246,810 234,571 201,888 168,836 300,021 294,777 379,181 255,191 292,287 283,366 285,270 354,772 311,589 305,626 305,221 284,631 318,511 314,865 358,519 284,283 967,237 909,299 892,261 980,025 882,797 834,117 813,126 788,410 1,093,519 1,060,741 1,290,391 964,641 396,406 255,263 283,235 942,370 396,406 255,263 283,235 942,370 貸家 持家 分譲住宅 2019の宅Ϛーέット 消費税、ストック市場、省エネ、レジリエンス キーワード① ফඅ੫ ಈ減対策ので 増税後も好機が続く 可能性も 大する既存住宅௨キーワード② εトック 次世代住宅ポイントで リフォーム市場にも期待 戸建住宅の লエネ基४の化はݟૹり キーワード③ লΤω 施主への省エネ性能の 説明求める සするવͲう対Ԡするか キーワード④ ϨδϦΤϯε 新たな補助制度もスタート ΩーϫーυͰ୳Δ ௨লがදした 2018 ݐ築ண౷計調査報による と、18 の新設住宅ணށ数の う ち、 家 は 39 万 6,404 ށで、 ಉ 5.5ˋݮとৼりにݮগにస じました。 家は、28 万 3,235 ށでલ ൺ 0.4ˋ ݮとなり、ݮগ෯はΘか であるものの連続のݮগです。 一方、ৡ住宅はશ体では 25 万 5,263 ށでલと΄΅ಉじ水 準になっています。このうちマ ンションは、ಉ 3.8ˋݮの 11 万 510 ݐށ、ށ住宅はಉ 3.0ˋ増の 14 万 2,393 ށとなり、調さを ҡしています。 では、2019 の住宅市場は どのような動きを見せることにな るのでしΐうか。 2019 10 月日から消費੫ 率が現ߦのˋから 10ˋへとҾ き上げられる予ఆです。これに い、2019 月 31 日までに ܖ約をకすると、Ҿきしが 2019 10 月 1 日Ҏになって چ੫率がద用になります。の ため、まは 2019 月 31 日 までにۦΈध要のが発生す ることが予想できます。 たし、ճの増੫にして は、ʑな動ݮ対策がߨじられ ています。えば、住宅ローン ݮ੫については、現ߦ߇আ期 10 を消費੫率 10ˋがద用に なるケースでは 13 にまでԆ します。 さらに、すまい給の最大給 が現ߦの 30 万ԁから 50 万 ԁに大されるけでなく、所ಘ にする給要も؇され ます。 加えて、ଃ༩੫の非՝੫も現 ߦの 最 大 1,200 万 ԁ か ら 3,000 万ԁにまでされるのです。 住宅ϙイントもス タートします。このは、「 ڥ」、「安શ・安৺」、「߁ण・ 高齢者対Ԡ」、「子ҭてԉ、ಇき 方վ」にする住宅の新築とリ フォームを対として、ʑな 品とできるϙイントを༩す るものです。 こうした動ݮ対策のにつ いては、ຊの 2、3 ໘で介し ています。ここまで動ݮ対策が されたことで、消費੫率が 10ˋにҾき上げられたޙに住宅 を取ಘした方が、メリットが大き いとߟえる消費者が出てくるՄ能 がありうです。 (一)不動௨ܦӦڠձの 推計によると、2017 のطଘ住 宅௨量は 59 万 7,000 で、લ から 1 万 8,000 増加してい ます。2011 から連続で増 加向が続いています。 では、さらにطଘ住宅市場を 活化させていくために、「安৺ R 住宅」というをスタートさ せています。これは、一ఆの要 をクリアしたطଘ住宅を「安৺ R 住宅」とҐ置け、消費者が安৺ してطଘ住宅を取ಘできる市場 ڥをしようというものです。 こうしたのӨڹもあり、 ޙࠓطଘ住宅市場の大が続くこと が予想されます。 一方、リフォーム市場ですが、 消費੫率が 5ˋから 8ˋにҾき上 げられた時には、新築市場Ҏ上に 大きなଧをडけました。しか し、ճの増੫ではલ出の 住宅ϙイントが大きなӨڹもたらしうです。 住宅ϙイントでは、 リフォームについても 30 万ϙイ ントを上限として、窓のஅ熱վम などにϙイントを༩えます。ए 者・子ҭて帯がリフォーム事 ߦう場合、上限を 45 万ϙイン トにҾき上げるಛもあります。 しかも、طଘ住宅のߪ入をうリ フォームの場合、上限は 60 万ϙ イントとなります。このϙイント を上खくૌٻすることができ れば、増੫ޙもリフォームध要を 開することができるのではない でしΐうか。 では、パリڠఆを౿まえてこ れまでҎ上に温室効Ռガスの ݮをਤΖうとしています。住宅 で は、ZEH( ネ ッ ト・ θ ロ・ エ ネルギー・ϋウス)にするॿ などを実しています。 また、「ݐ築のエネルギー消 費能の向上にする๏」( ݐ築লエネ๏)をվਖ਼し、ݐށ宅などを対として、設計者であ ݐ築からݐ築ओに対してলエ ネ能にするઆをける が設されます。ॳ、 ݐށ住宅もめたશてのݐ築を対 としてলエネج準のクリアを ける予ఆでしたが、現ঢ়を౿ま えてলエネ能のઆの化に めたです。 しかし、লエネ能のઆが 化されると、消費者が住宅のল エネ能をڧく意するようにな ることが見まれます。 2018 はで自然災害が発 生し、ଟくのඃ害をもたらした でした。こうしたなかで、住宅のレ ジリエンス機能があらためて注さ れています。自然災害が発生したに、ඃ害を最খ限に抑するけ でなく、災害ޙもできるけ௨常の 生活をおくることができる機能が ڧٻめられているのです。 ࡁܦ業লでは、2019 の ZEH のॿのなかで、レジ リエンス機能をڧ化した住宅に対 して加のॿをߦう方をら かにしています。 住宅のレジリエンス機能を高め る設備も場しています。2019 月発売予ఆのパφιχック製 家ఉ用೩ྉ電「エネファーム」 には停電時でも最日(192 時)、発電を継続する機能が されています。これによって、 災害ޙの停電時でも電気を使用で きます。加えて、அ水時にエネ ファームの貯湯Ϣχットのタン クに貯まった水を用水としてར 用しやすくするために、水ൈきખ のվなどをߦいました。 いつ、どこで自然災害が発生し ても不ではないというঢ়گのな か、、ޙࠓ住宅のレジリエンス機 能は不Մのものになりうです。 2018 年の新設住宅着工戸数は、94 万 2370 戸となり、前年比で 2.3%の減少となりました。これで 2 年連続の減少 です。2019 年度については、消費税率の引き上げによる駆け込み需要と反動減が発生することも見込まれます。2019 年度の住宅市場の動向を 4 つのキーワードに分けて考察していきます。 CONTENTS Housing Market News 1  ໘ 2・3 ໘ 4  ໘ キーϫードで୳る2019年度の住宅Ϛーケット 2019年度 主な住宅取得支援策 ژΨスのエネルギーを利用して 安心ならしをʂ 発行:౦ژΨεגձ Ӧۀୈೋۀ෦ ˟105ʵ8527 ౦ژߓւ ؛1ʵ5ʵ20 ὸ 03ʵ5400ʵ3895 Housing Market News  1

Presents Housing Market News CONTENTS · こうした動対策のにつ いては、の2、3で介し ています。ここまで動対策が されたことで、消費率が 10にき上げられたに住宅

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Page 1: Presents Housing Market News CONTENTS · こうした動対策のにつ いては、の2、3で介し ています。ここまで動対策が されたことで、消費率が 10にき上げられたに住宅

新設住宅着工戸数の推移(戸)

(年)20162015201420132012201120102009200820072006 201820170

200,000

400,000

600,000

800,000

1000,000

1200,000

1400,000

418,543378,718

362,191356,263

318,521

285,832298,014

321,470464,851

441,733543,463

419,397

250,532241,201

237,428263,931

246,810234,571

201,888168,836

300,021294,777

379,181

255,191

292,287283,366

285,270354,772

311,589305,626

305,221284,631

318,511314,865

358,519

284,283

967,237909,299892,261

980,025882,797

834,117813,126788,410

1,093,5191,060,741

1,290,391

964,641

418,543378,718

362,191356,263

318,521

285,832298,014

321,470464,851

441,733543,463

419,397

250,532241,201

237,428263,931

246,810234,571

201,888168,836

300,021294,777

379,181

255,191

292,287283,366

285,270354,772

311,589305,626

305,221284,631

318,511314,865

358,519

284,283

967,237909,299892,261

980,025882,797

834,117813,126788,410

1,093,5191,060,741

1,290,391

964,641

396,406

255,263

283,235

942,370

396,406

255,263

283,235

942,370

貸家 持家分譲住宅

2019年度の住宅マーケット消費税、ストック市場、省エネ、レジリエンス

キーワード① 消費税反動減対策の充実で

増税後も好機が続く可能性も

拡大する既存住宅流通市場

キーワード② ストック市場

次世代住宅ポイントでリフォーム市場にも期待

戸建住宅への省エネ基準の義務化は見送り

キーワード③ 省エネ

施主への省エネ性能の説明求める

頻発する自然災害にどう対応するか

キーワード④ レジリエンス

新たな補助制度もスタート

キーワードで探る

 国土交通省が公表した 2018 年の建築着工統計調査報告によると、18 年の新設住宅着工戸数のうち、貸家は 39 万 6,404 戸で、同 5.5%減と7年振りに減少に転じました。 持家は、28 万 3,235 戸で前年比 0.4%減となり、減少幅はわずかであるものの2年連続の減少です。 一方、分譲住宅は全体では 25万 5,263 戸で前年とほぼ同じ水準になっています。このうちマンションは、同 3.8%減の 11 万510 戸、戸建住宅は同 3.0%増の14 万 2,393 戸となり、好調さを維持しています。 では、2019 年度の住宅市場はどのような動きを見せることになるのでしょうか。 2019 年 10 月1日から消費税率が現行の8%から 10%へと引き上げられる予定です。これに伴い、2019 年3月 31 日までに請負契約を締結すると、引き渡しが2019 年 10 月 1 日以降になっても旧税率が適用になります。そのため、まずは 2019 年3月 31 日までに駆け込み需要の波が発生することが予想できます。 ただし、今回の増税に際しては、様々な反動減対策が講じられています。例えば、住宅ローン減

税については、現行の控除期間10年間を消費税率 10%が適用になるケースでは 13 年間にまで延長します。 さらに、すまい給付金の最大給付額が現行の 30 万円から 50 万円に拡大されるだけでなく、所得額に関する給付要件も緩和されます。 加えて、贈与税の非課税枠も現行の最大 1,200 万円から 3,000万円にまで拡充されるのです。 次世代住宅ポイント制度もスタートします。この制度は、「環境」、「安全・安心」、「健康長寿・高齢者対応」、「子育て支援、働き方改革」に資する住宅の新築とリフォームを対象として、様々な商品と交換できるポイントを付与するものです。 こうした反動減対策の詳細については、本紙の 2、3面で紹介しています。ここまで反動減対策が拡充されたことで、消費税率が10%に引き上げられた後に住宅を取得した方が、メリットが大きいと考える消費者が出てくる可能性がありそうです。

 (一社)不動産流通経営協会の推計によると、2017 年の既存住宅流通量は 59 万 7,000 件で、前年から 1 万 8,000 件増加してい

ます。2011 年から6年連続で増加傾向が続いています。 国では、さらに既存住宅市場を活性化させていくために、「安心R住宅」という制度をスタートさせています。これは、一定の要件をクリアした既存住宅を「安心R住宅」と位置付け、消費者が安心して既存住宅を取得できる市場環境を創造しようというものです。こうした制度の影響もあり、今後も既存住宅市場の拡大が続くことが予想されます。 一方、リフォーム市場ですが、消費税率が 5%から 8%に引き上げられた時には、新築市場以上に大きな打撃を受けました。しかし、今回の増税では前出の次世代住宅ポイント制度が大きな影響をもたらしそうです。 次世代住宅ポイント制度では、リフォームについても 30 万ポイントを上限として、窓の断熱改修などにポイントを与えます。若者・子育て世帯がリフォーム工事を行う場合、上限を 45 万ポイントに引き上げる特例もあります。しかも、既存住宅の購入を伴うリフォームの場合、上限は 60 万ポイントとなります。このポイント制度を上手く訴求することができれば、増税後もリフォーム需要を開拓することができるのではないでしょうか。

 国では、パリ協定を踏まえてこれまで以上に温室効果ガスの削減を図ろうとしています。住宅分野では、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する補助制度などを実施しています。 また、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)を改正し、戸建住

宅などを対象として、設計者である建築士から建築主に対して省エネ性能に関する説明を義務付ける制度が創設されます。当初、戸建住宅も含めた全ての建築物を対象として省エネ基準のクリアを義務付ける予定でしたが、現状を踏まえて省エネ性能の説明の義務化に留めた格好です。 しかし、省エネ性能の説明が義務化されると、消費者が住宅の省エネ性能を強く意識するようになることが見込まれます。

 2018 年は各地で自然災害が発生し、多くの被害をもたらした1年でした。こうしたなかで、住宅のレジリエンス機能があらためて注目されています。自然災害が発生した際に、被害を最小限に抑制するだけでなく、災害後もできるだけ通常の生活をおくることができる機能が強く求められているのです。 経済産業省では、2019 年度のZEH の補助制度のなかで、レジリエンス機能を強化した住宅に対して追加の補助を行う方針を明らかにしています。 住宅のレジリエンス機能を高める設備も登場しています。2019年4月発売予定のパナソニック製家庭用燃料電池「エネファーム」には停電時でも最長8日間(192時間)、発電を継続する機能が搭載されています。これによって、災害後の停電時でも電気を使用できます。加えて、断水時にエネファームの貯湯ユニット内のタンクに貯まった水を雑用水として利用しやすくするために、水抜き栓の改良などを行いました。 いつ、どこで自然災害が発生しても不思議ではないという状況のなか、今後、住宅のレジリエンス機能は不可欠のものになりそうです。

 2018年の新設住宅着工戸数は、94万 2370戸となり、前年比で2.3%の減少となりました。これで2年連続の減少です。2019年度については、消費税率の引き上げによる駆け込み需要と反動減が発生することも見込まれます。2019年度の住宅市場の動向を4つのキーワードに分けて考察していきます。

CONTENTS

Housing Market NewsPresents

1  面2・3 面4  面

キーワードで探る2019年度の住宅マーケット2019年度 主な住宅取得支援策東京ガスのエネルギーを利用して安心な暮らしを!

発行:東京ガス株式会社 営業第二事業部 〒105-8527 東京都港区海岸 1-5-20 ☎ 03-5400-3895

Housing Market News 1

Page 2: Presents Housing Market News CONTENTS · こうした動対策のにつ いては、の2、3で介し ています。ここまで動対策が されたことで、消費率が 10にき上げられたに住宅

名  称2019年度 2020年度

概  要4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

消費税率 2019年10月1日から消費税率が8%から10%に引き上げられる予定。2019年3月31日までに請負契約を締結すると、引き渡しが2019年10月1日以降であっても消費率は8%が適用される。

住宅ローン減税消費税率8%が適用になる場合、住宅ローンを活用して住宅を新たに取得すると、10年間にわたり年末のローン残高の一定割合を所得税から減税する制度。長期優良住宅、または低炭素住宅の認定を取得した住宅の場合、最大控除額は500万円。一般住宅は400万円。消費税率10%が適用になる場合は控除期間が13年間に延長される。

住宅ローン減税(住民税からの控除) 住宅ローン減税について、所得税から控除しきれない分を住民税から控除する制度。その上限は年間13.65万円。

認定長期優良住宅・認定低炭素住宅に係る税額控除(投資型減税)

住宅ローンを組まずに自己資金によって長期優良住宅を建設した場合でも所得税の特別控除を受けることができる制度。対象となるのは、長期優良住宅と低炭素住宅の認定を取得した住宅。最大控除額は65万円。

住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置

父母や祖父母などの直系尊属から住宅取得のための資金として贈与を受けた場合、通常の非課税枠である110万円にプラスして非課税枠を拡充する制度。省エネ性能、耐震性能、バリアフリー性能のうち、いずれかの性能が一定以上の水準を超えている住宅を取得する際には1,200万円まで非課税に。一般住宅の非課税枠は700万円。消費税が10%になる場合、2019年4月1日から質の高い住宅で3,000万円、一般住宅で2,500万円に非課税枠が拡充される予定。

相続時精算課税の特例 住宅取得資金等として親から贈与を受け、相続時精算課税を選択した場合に限り、2,500万円まで非課税になる。相続時精算課税とは、贈与を受けた時点ではなく、相続時に合わせて贈与税を支払うもの。

居住用財産の買換え等の場合の譲渡所得の課税の特例措置

住宅などを住替え(買換え)、または譲渡する際に住宅ローンが残ってしまった場合、その譲渡損失分を所得金額などから計算上除くことができる制度。これによって損失分を所得税から控除できる。

リフォーム減税〈投資型:耐震〉 耐震リフォームをローンを使わずに行う場合、工事費等の10%を所得税から控除する制度。最大控除額が25万円。

リフォーム減税〈投資型:省エネ〉

省エネリフォームをローンを使わずに行う場合、工事費等の10%を所得税から控除する制度。最大控除額は25万円。ただし、太陽光発電を設置すると最大控除額が10万円増額。

リフォーム減税〈投資型:バリアフリー〉 バリアフリーリフォームをローンを使わずに行う場合、工事費等の10%を所得税から控除する制度。最大控除額は20万円。

リフォーム減税〈投資型:三世代同居〉

三世代同居リフォーム(キッチン、浴室、トイレ又は玄関のうち少なくとも1つを増設し、いずれか2つ以上が複数箇所にある場合)をローンを使わずに行う場合、工事費等の10%を所得税から控除する制度。最大控除額はが25万円。

リフォーム減税〈投資型:長期優良住宅化リフォーム(耐震+省エネ+耐久性)〉

既存住宅の長期優良住宅認定を取得するために、ローンを使わずに耐震、省エネ、耐久性に関するリフォームを行った場合、工事費の10%を所得税から控除する制度。最大控除額は50万円。太陽光発電を設置する場合は60万円。

リフォーム減税〈投資型:長期優良住宅化リフォーム ( 耐震・省エネのいずれか+耐久性)〉

既存住宅の長期優良住宅認定を取得するために、ローンを使わずに耐震もしくは省エネのいずれかと、耐久性に関するリフォームを行った場合、工事費の10%を所得税から控除する制度。最大控除額は25万円。太陽光発電を設置する場合は35万円。

リフォーム減税〈投資型:耐震、省エネ、バリアフリー、耐久性併用〉

耐震、省エネ、バリアフリー、三世代同居という4つの要件の全て満たすリフォームをローンを使わずに行う場合、工事費等の10%を所得税から控除する制度。最大控除額は95万円。ただし、太陽光発電を設置すると最大控除額が10万円増額。

リフォーム減税〈ローン型:バリアフリー、省エネ、三世代同居、長期優良住宅化リフォーム(省エネ+耐久性)〉

ローンを利用しリフォームを行う場合、ローン残高の一定割合を所得税額から控除する制度。最大控除額は5年間で62.5万円(年間12.5万円)。対象はバリアフリー、省エネ、三世代同居、長期優良住宅化リフォーム(省エネ+耐久性)という4タイプの改修工事。借入金の年末残高が1,000万円以下の部分について控除を行う。

リフォーム減税〈固定資産税:耐震改修〉

耐震改修を行った場合、固定資産税を1年間2分の1減額する制度。とくに重要な避難経路として自治体が指定した道路の沿道にある住宅に限り、2年間、固定資産税を2分の1減額する。

リフォーム減税〈固定資産税:長期優良住宅化リフォーム〉

長期優良住宅化リフォームを行った場合、固定資産税を1年間3分の2減額する制度。とくに重要な避難経路として自治体が指定した道路の沿道にある住宅に限り、2年間、固定資産税を3分の2減額。ただし、耐震、省エネのいずれかのリフォームを行うことが必須。

リ フ ォ ー ム 減税〈 固定資産税:省エネ改修、バリアフリー改修〉 省エネ、バリアフリー改修を行った場合、固定資産税を1年間3分の1減額する制度。

新築住宅の固定資産税の減額 新築住宅を取得した場合、固定資産税を減額する制度。一般住宅の場合、3年間2分の1(中高層は5年間2分の1)、長期優良住宅の場合、5年間2分の1(中高層は7年間2分の1)減額する。

不動産取得税の特例 不動産取得税の軽減措置。一般住宅は課税標準を1戸につき1,200万円減額し、税率を本則税率4%から3%に軽減。長期優良住宅は課税標準を1,300万円減額し、税率を3%に軽減する。

住宅用家屋の所有権の保存登記等に係る特例措置(認定長期優良住宅、認定低炭素住宅)

住宅用家屋の所有権保存登記の税率を一般住宅特例の0.15%から、認定長期優良住宅と認定低炭素住宅では0.1%に引き下げる制度。移転登記も0.3%から0.1%に引き下げ。ただし、戸建ての場合は移転登記は0.2%に引下げ。

制  度

すまい給付金住宅を購入した人を対象に、最大で30万円を給付する制度。所得水準に応じて給付額は変わる。消費税率が10%になる場合、2019年10月1日から最大給付額が50万円に引上げられる。また、給付が得られる収入額の目安も510万円以下から775万円以下に拡充される。ただし、消費税率10%が適用になるケースに限る。

次世代住宅ポイント制度「環境」、「安全・安心」、「健康長寿・高齢者対応」、「子育て支援、働き方改革」に資する住宅の新築・リフォームに対して、様々な商品などと交換できるポイントを付与する制度。発行ポイント数の上限は新築で35万ポイント、リフォームで30万ポイント。ただし、若者・子育て世帯がリフォームを行う場合、上限を45万ポイントに引き上げる(既存住宅を購入し、リフォームを実施すると上限は60万ポイント)。

地域型住宅グリーン化事業

地域における木造住宅の生産体制を強化するために、資材供給、設計、施工などの連携体制を構築し、地域型住宅を供給する事業に対する補助制度。長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅(建築物省エネ法に基づいて省エネ性能が通常よりも高いと認定された住宅)を供給する場合、1戸当たり110万円を上限に補助を実施。ゼロ・エネルギー住宅の場合の上限は140万円。加えて、主要構造部に地域材を利用すると20万円、三世代同居のための設備などを設置すると30万円が加算される。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォームを行う際の補助制度。劣化対策と耐震性のほか、省エネ性、維持管理・更新の容易性などの基準をクリアするためのリフォーム工事が対象。劣化対策及び耐震性の基準に適合し、その他1つの基準をクリアした評価基準型の補助上限が1戸当たり100万円。リフォームを行い長期優良住宅(増改築)の認定を取得する認定長期優良住宅型の上限は200万円。さらに一次エネルギー消費量を省エネ基準比20%削減する高度省エネルギー型の上限は250万円。三世代同居改修工事を行う場合は上限が50万円加算される。

住宅ストック維持・向上促進事業

新築時に行う仕様のグレードアップに関する費用や、住宅履歴の作成などの住宅の質向上に関する経費を対象に補助を実施。住宅事業者、建築士、不動産事業者、検査業者、金融機関等により構成される協議会等を事業主体とした事業を公募。

太陽光発電の余剰買取制度 太陽光発電で発電した電力のうち、自家消費分を除いた余剰分を買い取る制度。2019年度の買取り価格は、10kWh未満のシステムの場合、1kWh当たり24円。出力抑制装置の設置が求められる地域では同26円。10kWh以上のシステムの場合、14円+税。

民生用燃料電池(エネファーム)導入支援補助金

家庭用燃料電池システム(エネファーム)に関する補助制度。機器購入費と工事費について、基準価格と目標価格を設定したスキームで補助を実施する。基準価格以下の場合、SOFC(個体酸化物形燃料電池)に8万円を補助。また、基準価格を上回る裾切価格以下の場合、SOFCに4万円を補助する。裾切価格を上回る場合には補助対象外。

ZEH化等による住宅における低炭素化促進事業

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に対する補助制度。補助額は定額70万円。低炭素化に資する素材を一定量使用するか、先進的な再エネ熱利用技術を活用する場合、別途補助。蓄電池についても2万円/kWhで別途補助。

ZEH+実証事業 将来のさらなる普及に向けて供給を促進すべき住宅として、通常のZEHよりも高性能のZEH+に対する補助制度。補助額は定額115万円。レジリエンスをさらに強化するために必要な措置を講じた住宅には、追加補助。

高性能建材による住宅の断熱リフォーム事業

既存の戸建住宅、集合住宅の断熱リフォームに対する補助制度。戸建住宅では1戸当たり120万円、集合住宅では同15万円を上限に補助を実施。加えて、家庭用蓄電池を導入する場合、設備費(定額:2万円/kWh、上限20万円)、工事費(上限5万円)を別途補助。さらに、家庭用蓄熱設備等の設備費と工事費を合わせて補助(上限5万円)。

融  資

フラット35S 省エネ、耐震、バリアフリー、耐久性・可変性という要件のうち、いずれかひとつの要件を満たす場合、長期固定金利の住宅ローンであるフラット35の金利を0.25%引き下げる制度。要求性能の水準が高いAプランは当初10年間、少し要求性能が低くなるBプランは当初5年間の金利を引き下げる。

フラット35Sリノベ 改修工事によって一定以上の住宅性能を向上した既存住宅を購入する場合、長期固定金利の住宅ローンであるフラット35の金利を0.5%引き下げる制度。要求性能の水準が高いAプランは当初10年間、少し要求性能が低くなるBプランは当初5年間の金利を引き下げる。

フラット35(子育て支援型、地域活性化型)

若年子育て世帯による既存住宅の取得や、U・J・Iターンなどに伴う新築住宅・既存住宅の取得に対する支援策。フラット35の金利を当初5年間、0.25%引き下げる(地方活性化型:地方移住支援は当初10年間、0.3%に引き下げ)。ただし、住宅金融支援機構と連携して取り組みを進める地方公共団体に限る。

現行の住宅ローン減税制度では、10 年間にわたり控除を行いますが、消費税率10%が適用になる場合は控除期間が13 年間となります。延長となる3年間については、①借入金年末残高(上限 4,000 万円)の 1%、②建物購入価格(上限4,000 万円)の 2%の 3 分の 1 のいずれか低い金額が控除されます。

父母や祖父母などの直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合、贈与税が非課税となる減税制度があります。この制度についても、消費税率が10%になると非課税枠が大幅に拡充されます。

すまい給付金についても、消費税率10%が適用になる場合、最大給付額が現行の30万円から50万円に増額になるだけでなく、給付のための収入の要件も緩和されます。

消費税率10%が適用になる場合の控除期間が13年間に

父母や祖父母からの住宅資金の贈与も減税措置が拡充

消費税率10%で給付額が増え、給付要件も緩和

消費税対策として新たに創設された次世代住宅ポイント制度は、新築とリフォームを対象にポイントを付与するもの。新築(貸家は除く)については、①エコ住宅、②長持ち住宅、③耐震住宅、④バリアフリー住宅に対して、1戸当たり30万ポイントを付与する。加えて、優良ポイントとして、①認定長期優良住宅、②低炭素認定住宅、③性能向上計画認定住宅、④ZEHのいずれかに適合していると、1戸当たり5万ポイントが加算される。さらに、オプションポイントとして、ビルトイン食器洗機、掃除しやすいレンジフードなどの家事負担軽減設備を採用すると、追加ポイントを獲得できる仕組み。新築の上限は1戸当たり35万ポイント。リフォーム(貸家を含む)は、30万ポイントを上限として、窓の断熱改修などにポイントを与える。若者・子育て世帯(若者世帯:40歳未満の世帯、子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯)がリフォーム工事を行う場合、上限を45万ポイントに引き上げる特例もある。しかも、既存住宅の購入を伴うリフォームの場合、上限は60万ポイントとなる。若者・子育て世帯以外の世帯で、安心R住宅を購入しリフォームを行う場合、上限は45万ポイント。既存住宅を購入しリフォームを行う際には各リフォームのポイントが2倍カウントされるという特例も用意されている。

次世代住宅ポイント制度が新たにスタート

ポイントの発行

ポイントの交換対象商品等

住宅の新築(貸家を除く) 住宅のリフォーム(貸家を含む)

ポイント発行申請の期間

「環境」、「安全・安心」、「健康長寿・高齢者対応」、「子育て支援、働き方改革」に資する住宅の新築・リフォームが対象。

(注)本制度と補助制度が重複する新築住宅、リフォーム工事に対する補助制度との併用は原則不可。

「環境」、「安全・安心」、「健康長寿・高齢者対応」、「子育て支援、働き方改革」に資する商品等

ポイント発行申請の期間:2019 年6月頃~

10月

住宅ローン減税制度の概要住宅購入1 年目

2年目

3年目

4年目

5年目

6年目

7年目

8年目

9年目

10年目

11年目

12年目

13年目

8% 消費税率10%

上限 13.65 万円

最大控除額65万円

最大2,500万円までを非課税

譲渡損失分を控除

最大控除額25万円

最大控除額25万円〈太陽光発電を設置すると35万円〉

最大控除額50万円〈太陽光発電を設置すると60万円〉

最大控除額20万円

最大控除額25万円〈太陽光発電を設置すると35万円〉

最大控除額25万円

最大控除額95万円〈太陽光発電を設置すると105万円〉

最大控除額62万5,000円

減額割合2分の1、減額期間1年

減額割合3分の1、減額期間1年

減額割合3分の2、減額期間1年

5年間2分の1(認定長期優良住宅〈戸建〉の場合)3年間2分の1(一般住宅〈戸建〉の場合)

1,200万円減額(一般住宅)、1,300万円減額(長期優良住宅)

登録免許税 0.1%に引下げ

1kWh当たりの買取価格24円

最大1戸当たり100万円を補助

最大30万円を給付 最大50万円を給付

1戸当たり70万円を補助

120万円を補助

最大1戸当たり190万円を補助※ゼロ・エネルギー住宅の場合

最大1戸当たり300万円を補助※高度省エネルギー型住宅の場合

最大 3,000 万円が非課税〈質の高い住宅〉最大 2,500 万円が非課税〈一般住宅〉

※消費税率 10%が適用になる場合

1戸当たり115万円を補助

最大 1,200 万円が非課税〈質の高い住宅〉最大 700 万円が非課税〈一般住宅〉※消費税率8%が適用になる場合

最大控除額 500 万円〈長期優良住宅、低炭素住宅〉最大控除額 400 万円〈一般住宅〉

控除期間 10 年間 ※消費税率 8%が適用になる場合

最大控除額 500 万円〈長期優良住宅、低炭素住宅〉+α最大控除額 400 万円〈一般住宅〉+α

控除期間 13 年間 ※消費税率 10%が適用になる場合

編集協力:ハウジング・トリビューン編集部

3月31日までの契約であれば、2019年10月1日以降の引き渡しでも消費税率8%が適用。

新築で最大35万ポイントを付与リフォームで

最大30万ポイントを付与

消費税率8%時収入額の目安※ 給付基礎額425万円以下 30万円

425万円超475万円以下 20万円475万円超510万円以下 10万円

※収入額の目安は、扶養対象となる家族が1人(専業主婦、16歳以上の子どもなど)の場合をモデルにした結果

消費税率10%時収入額の目安※ 給付基礎額450万円以下 50万円

450万円超525万円以下 40万円525万円超600万円以下 30万円600万円超675万円以下 20万円675万円超775万円以下 10万円

住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置について

契約年

消費税率10%が適用される方 左記以外の方※1

質の高い住宅※2

左記以外の住宅(一般)

質の高い住宅

左記以外の住宅(一般)

2016年1月~2019年3月 1,200万円 700万円2019年4月~2020年3月 3,000万円 2,500万円 1,200万円 700万円2020年4月~2021年3月 1,500万円 1,000万円 1,000万円 500万円

2021年4月~2021年12月 1,200万円 700万円 800万円 300万円※1 消費税率8%の適用を受けて住宅を取得等した方のほか、個人間売買により既存住宅を取得等した方。※2 質の高い住宅とは、①省エネルギー性の高い住宅(断熱等性能等級4又は一次エネルギー消費量等級4以上)、②  耐震性の高い住宅(耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上又は免震建築物)、③バリアフリー性の高い住宅(高  齢者等配慮対策等級3以上)のいずれかの性能を満たす住宅。

● 対象とする住宅(契約等の期間)契約 引渡し

注文住宅(持家)・リフォーム

・2019年4月1日~2020年3月31日に請負契約・着工をしたもの(※)

2019年10月1日以降に

引渡しをしたもの

分譲住宅

・2018年12月21日~2020年3月31日に売買契約を締結したもの(ただし、同期間に分譲事業者が施工者と請負契約・着工したものに限る)

・2018年12月20日までに完成済みの新築住宅であって、2018年12月21日~2019年12月20日に売買契約を締結したもの

※税率引上げ後の反動減を抑制する観点から、2018 年 12 月 21 日~ 2019 年 3 月 31 日に請負契約を締結するものであっても、着工が 2019 年 10 月 1 日~ 2020 年 3 月 31 日となるものは特例的に対象となる。

発行ポイント数:1戸あたり上限35万ポイント①〜④いずれかに適合する場合、1戸当たり30万ポイント①エコ住宅(断熱等級4又は一次エネ等級4を満たす住宅)

②長持ち住宅(劣化対策等級3かつ維持管理対策等級2等を満たす住宅)

③耐震住宅(耐震等級2を満たす住宅又は免震建築物)

④バリアフリー住宅(高齢者等配慮対策等級3を満たす住宅)

※ 1 上記に加え、より高い性能を有する住宅(認定   長期優良住宅や ZEH 等)の場合には、5 万ポ   イントを加算。※ 2 ビルトイン食器洗機、宅配ボックスなど「家事   負担軽減に資する設備を設置した住宅」につい   ては、設備の種類に応じたポイント数の合計を   付与。※ 3 「耐震性のない住宅の建替」については、15 万   ポイントを付与。

発行ポイント数:1戸あたり上限30万ポイント①開口部の断熱改修②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修③エコ住宅設備の設置④耐震改修⑤バリアフリー改修⑥家事負担軽減に資する設備の設置⑦若者・子育て世帯による既存住宅の購入に伴う一定規模(100万円)以上のリフォーム工事   等

【上限特例】 〈若者・子育て世帯〉  ・上限を45万ポイントに引上げ。  ・既存住宅を購入しリフォームを行う場合は、上   限を60万ポイントに引上げ。    ※若者世帯:40歳未満の世帯      子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯 〈若者・子育て世帯以外の世帯〉  ・安心R住宅を購入しリフォームを行う場合は、   上限を45万ポイントに引上げ。

フラット35の金利を10年間、または5年間にわたり0.25%引き下げ

フラット35の金利を10年間、または5年間にわたり0.5%引き下げ

フラット35の金利を5年間にわたり0.25%引き下げ

8万円を補助(基準価格以下のSOFCの場合)

2019 年度 主な住宅取得支援策 *一部、未確定の制度もあり

11~13年目までの各年の控除限度額対象者:消費税率10%が適用される住宅を取得等して、2019年10月1日〜2020年12月31日までの間に入居された方 以下のいずれかの小さい額 ①年末の住宅ローン残高(上限4,000万円)の1% ②建物購入価格(上限4,000万円)の2%÷3※長期優良住宅や低炭素住宅は、住宅ローン残高及び建物購入価格の上限は5,000万円

年末のローン残高の1%を10年間にわたり所得税や住民税から控除。ただし、年間の最大控除額は一般住宅で40万円、長期優良住宅と低炭素住宅で 50万円。10年間の最大控除額は一般住宅で400万円、長期優良住宅と低炭素住宅で500万円。

3年延長

POINT1

POINT2

POINT3

POINT4

2 Housing Market News   Housing Market News 3

Page 3: Presents Housing Market News CONTENTS · こうした動対策のにつ いては、の2、3で介し ています。ここまで動対策が されたことで、消費率が 10にき上げられたに住宅

防災レシピ「日々のごはんともしものごはん」

2014年12月調査(n=1,200)     2018年10月月調査(n=1,200)

日頃から不安に思うこと(2014年と2018年の比較)

0

20

40

60

80

100(%)

振り込め

詐欺

火山の噴火

漏電・感電

ガス漏れ

大雪

放火

落雷

子供を狙う

犯罪

暴行・障害

などの犯罪

過失による

火災

突風・竜巻

空き巣・ひった

くりなどの犯罪

ゲリラ豪雨・

集中豪雨

台風

交通事故

不安に思う

ことはない

地震

75.0

52.321.3 19.7

33.3 17.8 28.8 28.1 23.1 14.5 22.9 18.0 15.7 16.2 12.9 7.515.3

75.3

49.4 46.137.7

29.4 27.2 22.4 21.9 19.7 18.5 13.4 12.9 12.8 12.510.6

10.3

75.0

52.321.3 19.7

33.3 17.8 28.828.828.8

28.1 23.1 14.5 22.9 18.0 15.7 16.2 12.9 7.515.3

75.3

49.4 46.137.7

29.4 27.2 22.4 21.9 19.7 18.5 13.4 12.9 12.8 12.510.6

10.3

※複数回答【TULIPWEB調査2014年12月/n=1,200】【TULIPWEB調査2018年10月/n=1,200】

専用アプリの画面イメージ

「あなたとエネパ」アプリ画面

ミストサウナ付浴室暖房乾燥機

防災レシピ「日々のごはんともしものごはん」表紙

防災レシピ

※詳細は東京ガスホームページまで。http://www.tokyo-gas.co.jp/index.html

※停電発生時にエネファームが発電してお り、都市ガスと水道が供給状態であるこ とが必要です。

● ネットワークとつながる  「IoT」仕様

東京ガスのエネルギーを利用して安心な暮らしを!

 本冊子は、災害が発生して一時的にライフラインや物流が寸断された状況下でも、いかに普段と変わらない生活ができるようにするか? 「食」を切り口に考えていただきたいという思いで制作しました。 この冊子では、いくつかの料理を1つの鍋で同時に作るため、燃料や水の節約になる、ポリ袋を用いた「お湯ポチャ」レシピ、保存のきく食材を使いながら備蓄する「ローリンストック」を活用したレシピを紹介します。東京ガスホームページからダウンロードできます。【URL】https://www.tokyo-gas.co.jp/scenter/hibimoshi/

レジリエンス機能を標準搭載したパナソニック製エネファーム2019年4月より発売

新たな「くらし見守りサービス」 これからの住宅にヒートショック対策を

自然災害に備える~TOPIC 1

ご自宅・ご家族の見守り~TOPIC 2 ヒートショックに備える~TOPIC 3

 東京ガス都市生活研究所で、2014 年と2018 年に「日頃から不安に思うこと」についてのアンケート結果を比較したところ、トップは「地震」で変わりませんが、「台風」「ゲリラ豪雨・集中豪雨」と回答した人の割合は約 2倍に増えていました。また、「空き巣」や「子供を狙う犯罪」なども入っており、様々な不安があることが分かりました。これらの不安への備えに役立つコンテンツをご紹介します。

 集中豪雨や台風などの自然災害が増加しており、非常時にエネルギーを供給できる装置としてエネファームへの期待が高まっています。 新製品では総合効率を 97%に向上させるとともに、熱源機一体型の場合、貯湯タンクのお湯の熱を、ぬるくなった床暖房用の温水に移して温めるので、床暖房使用時のガス消費量を抑えることができます。 また、非常時に役立つ「停電時発電継続機能」を標準装備しました。 豪雨などで停電が予想される場合に、あらかじめ発電モード

 都市生活研究所のアンケートでは、空き巣や子供を狙う犯罪の不安が挙がっていました。 東京ガスは、ガスメーターを

活用した「ガス見守り」サービスを提供していますが、2 月 28日より、スマートフォン・タブレット端末向け専用アプリで自

宅や家族を見守ることができる新たな「くらし見守りサービス」を販売開始しました。 自宅のドアや窓に設置したセンサーや家族が携帯するセンサーを、自宅に設置するホームゲートウェイを介して専用アプリと連動させることで、カギや窓の閉め忘れや、子供やご家族の帰宅などをお知らせします。

 ヒートショックが原因となる死亡事故に限りませんが、入浴中に急死した方が約 19,000 人と推計されたこともあります。高齢者は血圧変化を起こしやすく、体温の調節機能も低下しがちなことから、注意が必要です。しかし、都市生活研究所のアンケート調査では過半数がヒートショックを知らないと答えています。 新築住宅やリフォームの検討をするお客さまへは、ヒートショック対策として浴室や脱衣室の暖房をおすすめしていきたいですね。

 東京ガスは、幹事企業として「STOP!ヒートショック(TM)」プロジェクトを立ち上げ、ヒートショック対策の普及・啓発に取り組んでいます。【URL】https://heatshock.jp

にしておけば停電時も発電を継続※し、停電時専用コンセントから最大 500W までの電力が使えます。

 東京ガスが提供するスマートフォンアプリ「あなたとエネパ」と連携することで、「光熱費の見える化」や「給湯や床暖房の遠隔操作」を実現します。 外出中に豪雨予報に気づいたときは、遠隔操作で発電を開始して、万一の停電に備えられます。

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