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PSTN会議操作ステップガイド
PSTN会議とは?
マイクロソフトが提供する電話会議サービス「Office 365 E5 PSTN会議」
PSTN会議は、Skype for Business上で提供されている電話会議サービスです。インターネットに接続できないユーザーが、電話を使ってSkype for Businessのオンライン会議に参加できます。
携帯電話あるいは固定電話から、指定の電話番号(アクセスポイント)にダイヤルし、続いて電話会議IDやPIN番号をダイヤルするだけで、オンライン会議に参加可能です。
PSTN会議は世界各国にアクセスポイントを用意しているため、海外から電話会議に参加する場合も、安価な国内通話料で済みます。高額な国際通話料はかかりません。PSTN会議のアクセスポイントが設置されている国・地域に関する最新情報は、https ://products .office. com/en-us/business/international-availabilityで確認できます。
電話会議サービス
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基本設定編(ダイヤルイン接続)PSTN会議の使い方を説明します。これから紹介するように、3ステップで簡単にPSTN会議は利用することができます。
それでは、PSTN会議の設定方法について紹介していきます。まずはOffice 365にサインインし、Outlookの画面から、「新しいSkype会議」ボタンをクリックします。
「新しいSkype会議」の設定
会議の出席依頼の設定画面が表示されますので、会議の開催日時を設定し、「宛先」欄に参加者を入力します。さらに「件名」を付けて、「送信」ボタンをクリックすれば、「宛先」欄に入力した相手に会議の開催案内がメールで届きます。
開催日時や参加メンバーの設定
開催案内メールを受け取ったユーザーは、メールに記載されている電話番号にダイヤル。続けて、指示に従い、電話会議IDなど入力すれば、会議に参加できます。海外にいる場合には、「電話番号の検索」をクリックすると、現在自分がいる国のアクセスポイントの電話番号を調べることができます。
会議に電話で参加する
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電話で招待編(ダイヤルアウト接続)PSTN会議では、参加してほしい相手を電話で直接呼び出し、電話会議に招待することもできます。主催者側から電話をかけるため、参加者に通話料はかかりません。
Skype for Businessでの会議中、クライアント画面の右上にある「招待」ボタンをクリックします。
会議への招待ボタンをクリック
「名前または電話番号で招待」画面が表示されるので、テキストボックス内に招待したい人の電話番号を入力するなどして、電話をかけます。これで、相手を電話で呼び出し、電話会議に招待することができます。
[One Point]このように主催者側から電話をかけて電話会議に招待する方法は、一般的に「ダイヤルアウト接続」と呼ばれています。一方、基本設定編で紹介した、参加者自身で電話をかける参加方法は、「ダイヤルイン接続」と言います。
電話をかけて会議に招待
PCやスマートデバイスからインターネットに接続できる環境にいるが、インターネット回線が不安定で音声が途切れてしまう……。こうしたシチュエーションでもPSTN会議は有効です。オンライン会議への参加時に「次の番号で電話を受ける」を選択すれば、音声についてはPSTN会議のダイヤルアウト接続を使って会議に参加できます。資料共有などはSkype for Business、音声はPSTN会議という両者の併用ができるのです。
PSTN会議とSkype for Businessを併用する
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事前準備編PSTN会議はSkype for Business上で提供される電話会議サービスです。PSTN会議を開催するには、Skype for Businessが必要になります。
「Microsoft Edge」などのWebブラウザからOffice 365のサインインページ(https://portal.office.com)にアクセスし、ユーザーIDとパスワードを入力してサインインします。※ここではWindows 10パソコンでのインストール方法を紹介しています。他のOSの場合、若干異なる可能性があります。
Office 365にサインインする1
サインインしたら、画面右上の歯車アイコンをクリックすると表示されるメニューの中から「Office 365の設定」を選択します。
「Office 365の設定」を選択2
Skype for Businessとは?
Skype for Businessのインストール
「Skype for Business」(旧称:Lync)は、マイクロソフト社が提供するリアルタイムコミュニケーションツールです。インスタントメッセージの送信、オンライン会議、通話などの機能を備えています。
PSTN会議は、このSkype for Business上で提供されるサービスであるため、PSTN会議による電話会議を設定する際には、Skype for BusinessがインストールされたPCやスマートデバイスが必要になります。
なお、Skype for BusinessがインストールされたPCやスマートデバイスが必須なのは、PSTN会議の主催者のみです。PSTN会議による電話会議には、Skype for Businessがインストールされていない携帯電話/スマートフォンや固定電話から参加できます。
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「設定」画面が表示されるので、「ソフトウェア」をクリックします。
「ソフトウェア」をクリック3
インストール作業が完了したら、早速Skype for Businessにサインインしてみましょう。Skype for Businessのクライアントを起動し、「サインイン アドレス」の欄にユーザーIDを入力して「サインイン」ボタンをクリックします。すると、次にパスワードの入力が求められるので、パスワードを入力します。以上でSkype for Businessが利用可能になります。
Skype for Businessへのサインイン5
左側の「Skype for Business」をクリックし、続けて「インストール」ボタンをクリックします。すると、Webブラウザの下部にダイアログ画面が表示されるので「実行」ボタンをクリックします。これでSkype for Businessのインストール作業が始まりますので、後は指示に従いながらインストール作業を完了させます。
Skype for Businessのインストール4
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Skype for Businessの基本的な使い方を紹介します。誰かに連絡したい場合には、「ユーザーを検索」欄に、連絡したい相手の名メールアドレスなどを入力すると、連絡先リストにその相手が表示されます。そして、連絡したい人にマウスカーソルを合わせると、その相手にどのようなアクションを行うかが選択できます。
コミュニケーションしたい相手に連絡する
コミュニケーションが始まると、音声、ビデオ、インスタントメッセージ、デスクトップ/資料共有などの手段を統合的に使って、相手とやり取りできます。通話中に、他の人を呼び出すことも可能です。
コミュニケーション中の操作方法
Skype for Businessの基本的使い方
各アイコンの役割
自分のビデオを停止自分の音声をミュート自分のデスクトップや資料を共有通話を切断
連絡したい相手を検索する
インスタントメッセージの送信
音声通話の要求の開始
ビデオ通話の要求の開始
連絡先の情報を表示
その他
インスタントメッセージの送信
他の参加者を通話に招待
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