q À o V ` h Ð ` T ` Ï Ô ¤ f s ° R U Z w p x s M T U p V Ï ? ¤ t t ... # (ú Ý D Ç Ô ý å ¢ R å £ D Ô y y Ô 5 Ô [ 立命館大学（京都）キャンパスアジア日中韓を巡る

ୈछ༣ศՄ ൛ ʢฏʣ ɹɹ ே ৽ ฉ 立命館大学（京都）日中韓を巡るキャンパスアジア東西大学校（釜山）広東外語外貿大学（広州）日本韓国中国日中韓キャンパスアジア国際フォーラム Campus Asia Campus Asia 箱田「キャンパスアジア・プログラム」を通じ、学生はどう成長したのか。川口広東外語外貿大の女子学生に「旅行はした?」と聞くと、「夜行バスで東京へ行って東方神起のライブをみた」と返ってきた。中国の若者が日本で韓国のスターに触れ合う。これこそがグローバル社会。アジアの若者の共通文化が生まれていると感じた。共同生活では「同じアジアでも習慣や文化がずいぶん違う」とぶつかり合いながらも、若者同士、青春を過ごす。国際結婚を意識する学生もいた。仲お互いの文化、習慣を学び、それぞれの言語でコミュニケーションを図ることで、相手国を理解する力がついた。これは、東アジアが平和に向かうための基礎となる。張最も大きな成果は異文化への理解。韓中日の学生を見ても、誰が日本人か韓国人か中国人かわからない。話し方、考え方、ファッションも似てきている。密な交流ができているからだろう。いま3カ国の関係は良くないが、互いを説得し、話し合うという習慣が身につけば、問題も解決に向かうだろう。箱田学生を受け入れる大学側の苦労も聞きたい。仲学生が困難にぶつかった際のフォローや、国の教育システムにいち早く対応できるようにするための工夫がいる。語学に精通した教員や留学経験を持つ教員の確保も必要。企業での研修など社会を学ぶ実践の機会を提供することも大事だ。張チャンスを十分に活用できるようにする知識や方法を教え込まないといけない。各国の言語、歴史、文化、社会政治などを身につけさせる。そうすることで相手の立場に立って考えることができ、歴史問題、領土問題などにおける摩擦を最小限に減らせる。川口課題はコスト面。現在は文部科学省の支援があるが、今後、大学が自前で負担しなければならなくなるかもしれない。そうした状況の時、学生の支援をどうしていくのかを考えていく必要がある。姜キャンパスアジア・プログラムの最大の長所は、自分の国とは違う世界に触れられることだ。自分の国ならば「生活のプロ」でいられるが、外国に行けば常識も言葉も違い、「生活のアマチュア」になる。だが、アマチュアの目だから見えてくることもある。自分の国を内側と外側の両面から見て、初めて客観的な理解につながる。箱田日中韓には歴史問題がある。どうすればうまくいくのか。東アジアの展望は。張経済的に躍進する東アジアは、「機会」と「葛藤」が共存する複雑な空間だ。韓国と中国の台頭によって、東アジアで秩序が変化してきた。日本に対し、韓国、中国は対等の関係を望んでいる。このため歴史や領土問題が浮上してきた。本当の平和と繁栄をもたらしていくためには、このプログラムのように韓中日の若い学生たちが交流し、主役となり、葛藤を減らして機会を最大限に生かす努力をすることが求められる。川口政治や軍事における衝突も問題だが、国民レベルでお互いを嫌悪したり反目しあったりする状況が生まれている。その状況に政治が反応している側面がある。それも深刻だ。「寛容は認識である」といういい言葉を先日見つけた。なぜ韓国の人があれだけ従軍慰安婦の問題に反応するのか、なぜ中国の人はあれだけ南京大虐殺の（犠牲者の）数にこだわるのか、そういったことについて、我々は「認識」をしなければならない。そこからしか「寛容」は生まれない。仲東アジアは平和的で安定的、そして繁栄する地域であってほしい。その目標を目指し、ともに力を合わせて発展することが必要だ。（双方がうまくいく）ウィンウィンの関係を築いていきたい。平和的で繁栄する東アジアの建設には、中日韓という、このエリアで影響力がある国の人々が協力するほかない。もう一つ大切なのは対話だ。キャンパスアジア・プログラムは3カ国の首脳会談で決められたものの一つだ。対話によって、いいきっかけが生まれることを示している。姜東アジアは大きく発展する可能性を秘める。だが日中韓に共通するのは不平等の拡大だ。不平等が拡大すると社会に矛盾が大きくなり、それが外側に転嫁される可能性が高まる。そうした緊張、対立を小さくしなければならない。社会構造の大きな変化を対外的な問題とせず、未来のビジョンをしっかりと構築することが大切だ。箱田若者への期待は。川口自分の思想や価値観など、基盤となるものをしっかり作り、それをベースにいろんな人たちとつきあう。それが確立すれば、グローバル化はちっとも怖くない。若者はいろんな体験をすることで、自分を一歩一歩高めていってほしい。仲未来の発展への責任を担ってほしい。未来の世界は若い人たちのものだ。未来がどうなるかは、努力にかかっている。若い皆さんがお互いを理解し合う包容力を持ち、平和な世界を築く責任を果たしてほしい。未来に向けて、どのように貢献できるのかを考えてほしい。張3カ国の間には過去のネガティブな記憶がある。それが私たちを支配している。しかし、今日あったことも明日にはもう歴史になる。若い人たちが肯定的な記憶を持つことで、未来は明るく変わっていく。キャンパスアジア・プログラムの恵まれた環境が個人の特典ではないのだと自覚して、韓中日のリーダーになるという大きな夢を抱いてほしい。姜年前には「アジアのなかの日本」ではなく「アジアと日本」と言っていた。地域の概念は、時代とともに意味が見いだされ、作られていくものだ。若い人たちが意識して作らなければ、「東北アジア」や「東アジア」という概念を持ち、住すみ処かとすることはできない。大人は、若い世代に負の遺産を残さないよう頑張らねばならない。日中韓の未来へ　　人を育てる私は九州で生まれ、熊本で青春時代を送りました。九州と朝鮮半島、中国大陸はとても近い。経済がうまくいき、大衆的な文化が相互に広がっていけば、日本の若者が中国や韓国で職を求め、週末に日本へ帰る、あるいは韓国の若者が平日は九州や大阪で働き、週末に韓国に帰るそんな未来が訪れるのではないかと夢見てきました。しかし、日中韓の未来には、黒い雲がたちこめています。過去の歴史から現在を照らし、そこから未来を描けないだろうか。そう考え、日中韓を代表する3人の文豪夏目漱石、魯迅、韓国で「近代文学の先駆者」といわれる李光洙イグァンスのことを紹介したいと思います。漱石はロンドンに留学し、日本が無理に無理を重ねて欧化していくことへの疑念を抱いていました。しかし、近代化は避けられない。「涙をのんで、上滑りに滑っていかなければならない」と当時何度もそう語っています。彼は日本を超えた、「東洋」としかいいようのない知性を持っていました。日本、韓国、中国のベースになっている漢詩や漢文の世界に親しんでいたことが大きい。「一つのアジア」を感じることができたんだと思います。その漱石に私淑し、強い影響を受けた魯迅もまた、近代化を成し遂げた日本と、封建制の中にまどろむ中国、そしてヨーロッパの間で、様々な複雑なものを抱えていました。李光洙は、韓国では親日派の作家として極めて否定的な評価を受けています。けれど彼は「韓国の漱石」と言っても過言ではありません。民族主義者、モダニスト、ヒューマニスト、そして親日派として弾圧されたこの人の青春もまた、幾重にも引き裂かれています。3人が悩み、解決できなかった問題が、今も普遍的なテーマとして我々に突きつけられているのではないでしょうか。100年前、漱石は「私の個人主義」と題する講演で、「国家が説くモラルより個人の唱えるモラルの方がはるかに高い」と述べました。この姿勢こそ、日中韓の若者に必要なことだと思います。国家には、場合によってはむき出しの対立があります。しかし高いモラルを持った個人が集まることで、初めて無軌道なナショナリズムや国家主義とは違う、人と人との混じり合いができます。若者たちが、国家を超えた「東アジア」という意識を持つことができれば、日中韓の未来はきっとひらかれると信じています。基調講演カン・サンジュン東京大教授などを経て今年度から聖学院大学長。専攻は政治学、政治思想史。新聞、テレビ、雑誌などで幅広く活躍。著書に「在日」「悩む力」「オリエンタリズムの彼方へ」など。在日コリアン2世。聖学院大学長姜　尚中さん「一つのアジア」漱石も感じた日中韓の大学連携をテーマにしたフォーラム「アジアの未来を切り拓ひらく人材育成を目指して」（立命館大学、広東外語外貿大学〈中国〉、東西大学校〈韓国〉主催、朝日新聞社後援）が5日、大阪市天王寺区の大阪国際交流センターで開かれた。3大学は、日中韓の学生が3カ国を2年間かけて移動しながら共同学習や共同生活をする「キャンパスアジア・プログラム」＝＝を実施している。3大学の学長・総長が、東アジアに詳しい姜尚中・聖学院大学長を交え、多文化協働型の人材育成の意義について語り合った。コーディネーターは箱田哲也・朝日新聞論説委員。フォーラムでは、「移動キャンパス」の内容と成果について、立命館大学、広東外語外貿大学、東西大学校の学生らが発表した＝大阪市天王寺区、堀内義晃撮影学生の考え方似てきた ■ 学びやすさ一層工夫を自分の国客観的に理解 ■ 相手知り寛容生まれる立命館大学、広東外語外貿大学、東西大学校の学部学生人が2年間で3カ国を移動する。学生は1年目、自国以外の2言語を自分の大学で集中的に学習。2年目は中、日、韓の順番で約週間ずつ滞在し、寮で共同生活をしながら現地語の講義を受ける。フィールドワーク型の授業や、週末を利用した文化体験、ホームステイなどの課外活動もある。3年目も同じ順番で移動する。文部科学省による「大学の世界展開力強化事業」（2011年度採択分）の中間評価で、最高のS評価を受けた。3大学はプログラムを常設化する方針を決めている。3大学のキャンパスアジア・プログラム共同プログラム　３大学実践板東久美子文部科学審議官来賓であいさつし、「優れたモデルケースとして、キャンパスアジア・プログラムがさらに発展し、多くの大学に刺激を与えてくれることを期待したい」と述べた。学長・総長ら語る広東外語外貿大学長（中国）仲偉合さん東西大学校総長（韓国）張済国さん立命館大学長川口清史さんかわぐち・きよふみ専門は経済学。立命館大の教学部長や政策科学部長などを経て２００７年に学長。日本私立大学連盟常務理事なども務める。チョン・ウェイフー主な研究テーマは通訳理論、通訳教学、翻訳学など。中国翻訳協会副会長や中国広東省社会管理研究会長なども務める。チャン・ジェグク専攻は政治学、法学。韓国外交部政策諮問委員、米国弁護士など様々な分野にも携わる。慶応義塾大学政治学博士。

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