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https://www.pref.aichi.jp/site/kensetsugyo-fudosangyo/

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https://www.pref.aichi.jp/site/kensetsugyo-fudosangyo/

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○主な内容(令和2(2020)年10月1日施行)

1 長時間労働の是正(工期の適正化等)

  ■工期に関する基準を作成し、著しく短い工期による請負契約の締結を禁止

2 現場の処遇改善

  ■建設業許可の基準を見直し、社会保険への加入を要件化

  ■下請代金のうち、労務費相当分については現金払いするよう配慮

3 限りある人材の有効活用と若者の入職促進

  ■工事現場の技術者に関する規制を合理化

   ・元請の監理技術者に関し、これを補佐する者を置く場合は、2現場に限り、兼任を容認

   ・下請の主任技術者に関し、特定専門工事については、元請の主任技術者が下請の主任技

    術者が行うべき施工管理を併せて行う場合は、下請の主任技術者の設置を不要化

4 建設工事の施工の効率化の促進のための環境整備

  ■資材の欠陥に伴い施工不良が生じた場合、建設業者等への指示に併せて、国土交通大臣等

   が、建設資材製造業者に対して改善勧告・命令できる仕組みを構築

5 経営業務管理責任者に関する規制の合理化

6 合併・事業譲渡等に際し、事前認可の手続きにより円滑に事業承継できる仕組みの構築

7 その他の事項  ■発注者による施工上のリスクに関する事前の情報提供  ■元請負人の義務違反について、下請負人が許可権者等に通報したことを理由とした不利益   な取扱いを禁止  ■工事現場における下請業者の建設業許可証掲示義務を緩和  ■建設工事を適正に実施するために必要な知識及び技術等の向上の努力義務化  ■建設業者と地方公共団体等との連絡調整等、災害時における公共との連携の努力義務化  ■経営事項審査に関する見直し(令和3(2021)年4月1日から適用)

○今後の施行予定

  ■監理技術者講習の有効期間の見直し(令和3(2021)年1月1日施行)  ■技術検定制度の見直し(令和3(2021)年4月1日施行)

詳しくは、国土交通省のWebサイトをご覧ください。

改正建設業法等の一部が施行されました

 令和2(2020)年6月12日に公布された「建設業法及び公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律の一部を改正する法律(令和元年法律第30号)」の一部が10月1日から施行されました。

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https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000176.html

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建設業許可関係事務※における受付方法の変更について ※解体工事業者登録、浄化槽工事業者登録を含みます。

令和2年度建設業講習会の中止について

毎年、愛知県知事許可を受けた建設業者の方を対象に、建設業講習会を開催しておりますが、

令和2(2020)年度については、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、講習会の開催を

中止することとしました。

なお、講習会で説明を予定していた内容(下記参照)については、10月 16日(予定) に、都市総務課のWebサイト(https://www.pref.aichi.jp/site/kensetsugyo-fudosangyo/)に、

配布資料を掲載しますので、ぜひご覧ください。

〈掲載項目(予定)〉

・建設業の許可申請・届出の手続等に関すること

・経営事項審査申請手続等に関すること

・受発注者間の情報共有システムに関すること

・公契約条例に基づく労働環境の確認に関すること

・愛知労働局による建設業における時間外労働上限規制等について

・国土交通省による「建設業法令遵守について」

令和2(2020)年 4月 20日(月)から、窓口での受付対応を次のとおり、変更しております。

①窓口では、必要書類が整っていることを確認し、申請書・届出書をお預かりします。(仮受付)

《仮受付について》

○窓口では、建設業法及び同法施行規則に定める書類及び添付書類(法定書類)に不足が

ないことを確認します。(内容の確認、補正作業はしません。)

○法定書類に不足がある場合は、原則として、仮受付できません。

・郵送での仮受付も行っております。

所管窓口あてに郵送してください。

申請書に手数料(県証紙)は貼付しないでください。

・詳細はWebサイトをご確認ください。

(https://www.pref.aichi.jp/site/kensetsugyo-fudosangyo/)

②仮受付後、内容確認作業を行い、結果をお知らせします。

必要があれば、電話・FAX等により補正を行います。

③確認終了後、

◆申請の場合は、改めてご来庁いただき、手数料(県証紙)を納めていただいた後、本受付をし

ます。(本受付後の処理は、従来のとおりです。)

◆届出の場合は、本受付を行い、副本をお返しします。

ご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力いただきますようお願いします。

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URL: https://www.zenkaikouren.or.jp/

URL: http://www.jctc.jp/   一般財団法人 全国建設研修センター

 ○技術士法の2次試験(建設部門又は総合技術監理部門「建設」)に合格した技術士の方が、「特定・  一般建設業の営業所専任技術者」、「監理技術者」、「主任技術者」になる場合

解体工事業のみなさまへ

とび・土工工事業の技術者を解体工事業の技術者とみなす経過措置期間が

令和3(2021)年3月31日をもって終了します

解体工事の技術者要件に関する経過措置について

建設業の許可申請について

 経過措置対象となる技術者(とび・土工工事業の技術者)を営業所専任技術者として解体工事業

の許可を受けている場合は、令和3(2021)年3月31日までに要件を備え、かつ変更してから2週

間以内に有資格者区分の変更届提出が必要です。変更届が未提出の場合、経過措置にて取得してい

る解体工事業許可は取り消し処分となりますのでご注意ください。

技術者要件について

 経過措置対象となる土木施工管理技士などの資格を保有している方が、令和3(2021)年4月1日

以降、「解体工事業の営業所専任技術者」、「監理技術者」、「主任技術者」になるためには、

『登録解体工事講習(以下、講習)』の受講又は解体工事業の実務経験(1年以上)のどちらかが

必要です。講習の対象者は以下の方々です。

 ○平成27(2015)年度までに合格した1級土木施工管理技士、1級建築施工管理技士の方が、「特定・  一般建設業の営業所専任技術者」、「監理技術者」、「主任技術者」になる場合

 ○平成27(2015)年度までに合格した2級土木施工管理技士(種別:土木)、2級建築施工管理技士  (種別:建築、躯体)の方が、「一般建設業の営業所専任技術者」、「主任技術者」になる場合

   TEL.03-3555-2196

  登録番号1号

   公益社団法人 全国解体工事業団体連合会

   登録番号2号

 ※上記に該当しない建設機械施工管理技士、解体工事以外の実務経験による技術者などの方は、講習を  受講しても資格を得られません(新たに土木・建築施工管理技士等の資格取得又は解体の実務経験  が必要です。)。

詳しくは、建設業第二グループ(☎052-954-6503)までお問い合わせください。

『登録解体工事講習』実施機関のご案内

  講習の受講等に関するご質問は、下記の実施機関へお問い合わせください。

申し込み等の詳細は各実施団体のWebサイトをご参照ください。

- 4 -

   TEL.042-300-1743

対象者

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① 健康保険被保険者証の写し(勤務先が特定できるものに限る)

(2)履歴事項全部証明書の原本【申請時3か月以内】

(3)健康保険等の加入状況が確認できる書類

URL: https://www.pref.aichi.jp/site/kensetsugyo-fudosangyo/

(ア)「上記被保険者証の写し」 + 「雇用保険被保険者証の写し」+ 「雇用保険被保険者資格取得      等確認通知書の写し」(被保険者区分が「1」のものに限る。)

建設業許可期間が満了となる方へ~許可申請時に必要な書類のご案内~

持 参 書 類

(1) [経営業務の管理責任者]と[専任技術者]に該当する方の常勤性の確認できる書類 (個人事業主本人は不要です。)

② ①で確認できない場合(勤務先が特定できない健康保険被保険者証、国民健康保険被保険者証、  後期高齢者医療被保険者証等)は、以下の(ア)~(オ)のいずれかの書類

(イ)「上記被保険者証の写し」 + 「住民税特別徴収税額決定通知書(特別徴収義務者用)の写し」    ※個人番号(マイナンバー)が印字されている場合は、その部分を隠して複写してください。

(ウ)「上記被保険者証の写し」 + 「厚生年金標準報酬額決定通知書の写し」

(エ)「上記被保険者証の写し」 + 「法人税確定申告書「表紙+役員報酬手当等内訳書」の写し」    + 「該当者個人の所得証明書(原本)」    ※法人税確定申告書は、所得証明書に対応する事業年度分について全て必要です。

(オ)「上記被保険者証の写し」 + 「源泉徴収票の写し」 + 「該当者個人の所得証明書(原本)」      ※源泉徴収票は、所得証明書に対応する年次のものが必要です。

※ 個人事業主については、住民票又は住民基本台帳ネットワークシステムにより確認します。  また、支配人登記を行っている方は、登記事項証明書が必要です。

 ①雇用保険:申請時直前の「労働保険概算・増加概算・確定保険料申告書」(控えの写し)及び        下記a~cのいずれかの書類        a.保険料の納入に係る「納付書・領収証書」の写し        b.「領収済通知書」の写し        c.「納付済額証明書」(原本)

 ②健康保険、厚生年金保険:申請時直前の健康保険及び厚生年金保険の保険料に係る「領収証書」の               写し又は「保険料納入告知額・領収済額通知書」の写し又は「納入証明                書」(原本)

☆  「建設業法及び公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律の一部を改正する法律(令和  元年(法律第30号)」の一部施行(令和2(2020)年10月1日)に伴い、上記内容が変更になる場  合があります。   また、上記の持参書類については一般的な申請の場合に必要となるものであり、場合によっては  追加で資料をご提出いただくことがあります。   詳しくは、建設業許可申請の手引き(申請手続編)をご覧いただくか、建設業第二グループ(☎  052-954-6503)までお問い合わせください。

☆  許可申請書等の用紙及び許可申請の手引きは都市総務課のWebサイトからダウンロードできます  のでご利用ください。

- 5 -

*事業年度終了届出書は提出済ですか。 変更事項の届出はお済みですか。

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労働保険

・国民健康保険組合(建設国保等)

・国民健康保険・国民健康保険組合(建設国保等)

〇〇

社会保険加入について

<これから、建設業許可を申請される方>

適切な社会保険への加入が、建設業許可の要件となりました!

  令和2(2020)年10月1日から、新規申請に限らず、全ての申請をする場合において、適切な 社会保険に加入していることが建設業許可の要件となりました。

所属する事業所就労形態

社会保険事業所の形態

常用労働者の数

雇用保険医療保険

(いずれかに加入)年金保険

法人

1人~常用労働者

厚生年金

・協会けんぽ

・健康保険組合・適用除外承認を受けた国民健 康保険組合(建設国保等)※1

- 役員等 -

雇用保険※2

厚生年金

・協会けんぽ・健康保険組合・適用除外承認を受けた国民健 康保険組合(建設国保等)※1

個人事業主

5人~常用労働者

雇用保険※2

・協会けんぽ

厚生年金・健康保険組合・適用除外承認を受けた国民健 康保険組合(建設国保等)※1

1人~4人常用労働者

雇用保険※2

国民年金・国民健康保険

-事業主、一人親方

-国民年金

保険の加入状況が変わったら「健康保険等の加入状況」の提出をお忘れなく!

:事業主に従業員を加入させる義務があるもの   :個人の責任において加入するもの

※1 年金事務所において健康保険の適用除外の承認を受けることにより、国民健康保険に加入。   (この場合は、協会けんぽに加入し直す必要はありません。)

   適用除外承認による国民健康保険組合への加入手続きについては日本年金機構のWebページ   を参照。(http://www.nenkin.go.jp/service/seidozenpan/yakuwari/20150518.files/0703.pdf)

※2 週所定労働時間が20時間以上等の要件に該当する場合は常用であるか否かは問いません。

●詳細については、加入する保険を担当する機関にお問い合わせの上、手続きをしてください。

・医療保険、厚生年金保険 → 事務所の所在地を所管する年金事務所等

・雇用保険 → 最寄りのハローワーク等

●「適切な保険」を確認するためのフローチャートについては国土交通省のWebサイトを参照。 (https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000080.html)

<既に、建設業許可をお持ちで保険の加入状況が変わった方>

https://www.pref.aichi.jp/site/kensetsugyo-fudosangyo/- 6 -

  令和2(2020)年10月から「健康保険等の加入状況」を報告する様式が、様式第7号の3に変 更になりました。  保険加入状況に変更があった場合は2週間以内に、従業員数のみに変更があった場合は事業年 度経過後4か月以内に届け出る必要があります。

  届出窓口は、次のとおりです。名古屋市内に事業所がある場合 … 愛知県自治センター2階 都市総務課名古屋市以外の市町村に事業所がある場合 … 各市町村を所管する建設事務所

詳しくは都市総務課のWebサイトをご覧ください。

◇労働者が加入しなければならない保険を確認してください。

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 ○違反への対応

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労働災害の撲滅に向け、取組の強化・充実をお願いします

~建設業者はじめ関係機関のみなさまへ~

県発注工事における社会保険未加入対策について

 愛知県では、社会保険未加入対策として、社会保険等に未加入の建設業者(元請業者)については、入札参加資格審査の申請を受け付けておりません。また、すべての下請業者について社会保険等の加入状況を確認するとともに、次のとおり対策を実施しております。

 ○対策の内容  愛知県建設局、都市整備局、建築局、農業水産局、農林基盤局及び企業庁が発注するすべての建設工事について、元請業者に対し、社会保険等に未加入の業者(関係法令により適用除外とされている者は除く。)を下請負人とすることを禁止しております 。

 社会保険未加入業者と一次下請契約を締結した元請業者には、①制裁金の請求、②指名停止、③工事成績評定の減点といった措置を講じることとなります。

○ 県内の建設業においては、令和元(2019)年に645件の労働災害(週4日以上の休業)

が発生しており、その約3分の1が墜落・転落によるものとなっています。

○ 本県では、県内の建設現場で働く人たちの安全と健康を確保するとともに、処遇の改善

と地位の向上を図ることを目的として、平成31(2019)年3月に、「建設工事従事者の安

全及び健康の確保に関する愛知県計画(以下「愛知県計画」)を策定し、建設工事の請負契

約における適切な安全経費の積算や工期の設定、元請負人と下請負人との適切な役割分担、

元請負人による安全衛生管理の徹底や一人親方等の安全確保、建設業者による安全対策の

取組の促進や i-Construction の推進、安全衛生教育の促進、墜落・転落災害の防止対策

の充実強化などに取り組んでいます。

特に、本県の建設業における外国人労働者数は、令和元(2019)年10月末現在で8,926

人と、東京都、神奈川県に次いで多いことから、特徴的な取組として、外国人労働者の労

働災害防止対策の促進を位置付けています。

○ 労働災害の撲滅に向けては、地域一丸となった具体的な取組が必要不可欠ですので、建

設業者をはじめ関係機関のみなさまのご理解・ご協力をお願いします。

「愛知県計画」の詳細については、都市総務課のWebサイトをご覧ください。

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/toshi-somu/keikaku.html

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1 届出が必要な方

2 届出書類(保険の場合)※供託の場合はご相談ください。

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/toshi-somu/0000030384.html

3 提出方法

    〈提出先・お問い合わせ先〉

※ 届出書様式は当課のWebページからダウンロードできます。

令和2(2020)年9月30日基準日 住宅瑕疵担保履行法の届出手続について

 「住宅瑕疵担保履行法」に基づき、新築住宅を引き渡した事業者は、毎年3月31日及び9月30日の基準日ごとに、資力確保措置状況についての届出を行うことが必要です。令和2(2020)年9月30日の基準日の届出期間は、10月1日(木)から10月21日(水)(必着)までです。 愛知県知事の許可・免許を受けている建設業者・宅地建物取引業者の方は、愛知県へ届出をしてください。

    ※1…平成22年9月30日以前に新築住宅の引き渡しがあり、平成22年10月1日       以降に新築住宅の引き渡しが全くない場合は、届出の必要はありません。

    ※2…「実績ゼロ」の場合は、保険法人から送付される保険契約締結証明書を添付する       必要はありません。「届出様式」のみを提出してください。

区分 届出様式 添付書類

建設業者 第一号様式 保険会社から郵送される下記の書類・保険契約締結証明書・保険契約締結証明書【明細】記入・押印箇所あり

※引き渡し実績がない場合は、添付書類は必要ありません。宅地建物取引業者 第七号様式

      電話052-954-6589(ダイヤルイン)

   新築住宅を引き渡した建設業者や宅地建物取引業者が「保険加入」及び「供託」の資力  確保措置をしていない場合や、行政庁へ資力確保措置状況の届出書を提出していない場合  は、監督処分や罰則の適用対象となります。   また、届出書の提出をせず基準日の翌日から起算して50日を経過した日以後は、新たな  請負契約や売買契約ができなくなり、それに違反した場合にも、監督処分や罰則の適用対  象となります。

  郵送(必着)または窓口へ持参してください。なお、郵送の場合は、「住宅瑕疵担保履行 法届出書在中」と朱書きで記載していただき、簡易書留等確実に到着する方法でお願いしま す。

      愛知県都市整備局都市基盤部都市総務課(愛知県自治センター2階)      〒460-8501 名古屋市中区三の丸3-1-2

平成22年10月1日から令和2年9月30日まで

に新築住宅の引き渡しはありましたか? ※1

届出の必要はありません

令和2年4月1日から令和2年9月30日までに

新築住宅の引き渡しはありましたか?

「実績ゼロ」の届出

が必要です ※2

下記の届出様式に添付書類をつけて

届出が必要です

はい いいえ

はい いいえ

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○主任技術者

○監理技術者

○直接的かつ恒常的な雇用関係

○主任技術者から監理技術者への変更

○専任が求められる工事

○他の工事現場の主任技術者又は監理技術者との兼務

  下表の「○」のような場合に、他の工事現場との兼務が認められます。

請負代金の額 請負代金の額

3,500万円*未満 3,500万円*以上

請負代金の額

公共性のある 3,500万円*未満

重要な工事 請負代金の額

3,500万円*以上

○営業所専任技術者について

  ※ 改正建設業法の施行について、詳しくは、国土交通省のWebサイトをご覧ください。

 工事途中で下請契約の請負代金の額が4,000万円(建築一式工事の場合は6,000万円)以上となったような場合には、元請特定建設業者は、主任技術者に代えて監理技術者を設置しなければなりません。 ただし、あらかじめ変更が予想される場合には、当初から監理技術者になり得る技術者を置かなければなりません。

工事現場に配置する技術者について

 建設工事の適正な施工を確保するためには、施工を行っている工事現場に、建設工事の内容に合った所定の資格・経験を有する技術者を配置し、施工状況の管理・監督をすることが必要です(建設業法第26条)。

 建設業者は、請け負った建設工事を施工する場合には、請負金額の大小、元請・下請に関わらず、必ず工事現場に施工の技術上の管理をつかさどる主任技術者を配置しなければなりません。

 なお、令和2(2020)年10月1日の改正建設業法の施行※により、下請の主任技術者に関し、特定専門工事については、元請の主任技術者が下請の主任技術者が行うべき施工管理を併せて行う場合には、下請の主任技術者の配置が不要となりました。(特定専門工事とは、専門工事のうち、下請代金の合計額が3,500万円未満の鉄筋工事及び型枠工事)

 発注者から直接工事を請け負い(元請)、かつ4,000万円(建築一式工事の場合は6,000万円)以上を下請契約して施工する特定建設業者にあっては、主任技術者に代えて監理技術者を工事現場に配置しなければなりません。

 主任技術者又は監理技術者については、工事を請け負った建設業者との間に「直接的かつ恒常的な雇用関係」が必要とされています。よって在籍出向者や派遣、短期雇用などの技術者の配置は認められないことになっています。

 主任技術者又は監理技術者の現場専任が求められる工事は、「公共性のある施設若しくは工作物又は多数の者が利用する施設若しくは工作物に関する重要な建設工事」で工事1件の請負代金の額が3,500万円(建築一式工事は7,000万円)以上のものと定められています。

 なお、令和2(2020)年10月1日の改正建設業法の施行※により、元請の監理技術者に関し、これを補佐する者を置く場合は、2現場に限り兼任できることになりました。

他 の 建 設 工 事

区   分公共性のある重要な工事

左記以外の工事

*「○」は現在の建設工事において主任技術者となっている者が、他の建設工事の主任技術者又は監理技術者と兼務できる場合 をいう。できない場合は「×」で表示。*「請負代金の額3,500万円」について、建築一式工事の場合は「請負代金7,000万円」と読み替える。*「請負代金の額」は、税込み。

 営業所の専任技術者は、請負契約締結にあたり技術的なサポートを行うことをその職務として、所属営業所に常勤していることが原則です。専任技術者が現場の技術者になれる例外規定はありますが、専任が求められる現場については、主任技術者又は監理技術者になることはできません。

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× ×

上記以外の工事 ○ × ○

現在の建設工事

○ × ○

×

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000175.html

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 元請負人が注文者から部分払(出来高払)や完成払を受けた時は、支払を受けた日から1か月以内のできる限り短い期間内に、支払を受けた金額の割合に相応する下請代金を支払わなければなりません。特に、特定建設業者の場合は、注文者から支払を受けたか否かにかかわらず、建設工事の完成を確認した後、下請負人が引渡しの申し出を行った日から起算して50日以内のできる限り短い期間内に、下請代金の支払を行うようにしてください。

 元請負人が注文者から前払金を受領した場合には、下請負人に対して必要な費用を前払金として適正に支払ってください。また、公共工事に係る前払金については、直接振込の実施の徹底を図ってください。

- 10 -

3 検査及び引渡しについて

 元請負人は、下請負人から建設工事が完成した旨の通知を受けたときは、当該通知を受けた日から20日以内のできる限り短い期間内に、検査を完了してください。

 元請負人は、検査によって建設工事の完成を確認した後、下請負人からの申し出があったときは、特約がされている場合を除いて、直ちに当該建設工事の目的物の引渡しを受けてください。

4 下請代金の支払について

 下請代金は、少なくとも労務費相当分(社会保険料の本人負担分を含む。)を現金払とするよう支払条件を設定してください。手形期間については、120日以内のできる限り短い期間としてください。特に、特定建設業者は、一般の金融機関による割引を受けることが困難な手形の交付による支払をしてはならないことにも留意してください。

 下請代金の支払は、請求書提出締切日から支払日までの期間をできる限り短くしてください。

 通常必要と認められる期間に比して著しく短い工期とする請負契約を締結することのないようにしてください。

下請契約及び下請代金支払の適正化について

1 見積りについて

 下請代金の設定については、書面による見積依頼をし、具体的な見積内容を提示(交付)の上、見積に必要な一定の期間を設けてください。その際、必要な経費に十分留意するとともに、賃金等に加えて、法定福利費、一般管理費等の必要な諸経費を適切に考慮し、材料費等については、市場価格を参考に適切な価格設定をしてください。

 追加・変更契約の際にも、着工前に書面による見積依頼及び見積書の提出を徹底してください。

 工事の工程ごとの作業及びその準備に必要な日数を明らかにして、見積りを行うよう努めてください。

 注文者は、工期又は請負代金に影響を及ぼす事象が発生するおそれがあるときは、請負契約を締結するまでに建設業者に対して必要な情報を提供してください。

2 契約について

 建設工事標準下請契約約款又はこれに準拠した内容を明示した、書面による着工前の契約を徹底してください。

 下請代金の支払時に建設廃棄物の処理費用等を相殺する場合(赤伝処理)には、当該事項の具体的な内容を、当事者同士の対等な立場での合意に基づき、契約書面に明記してください。元請負人が一方的に決めた請負代金の額で契約させること(指値発注)がないようにしてください。

 工事内容、工期又は請負代金に変更が生じる場合には、双方の協議等の適正な手順により、変更工事の着工前に書面による契約をもって変更してください。工事の全体数量等が直ちに確定できない場合には、追加・変更部分が契約変更の対象になること及び契約変更等を行う時期、具体的な作業内容、契約単価の額の三点を記載した書面を追加・変更工事の着手前に下請負人と取り交わし、内容が確定した時点で遅滞なく契約変更等の手続きを行ってください。

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10月~12月は「建設業取引適正化推進期間」です!

 建設業における取引の適正化については、従来から、建設業法(昭和24年法律第100号)の厳正かつ適正な運用により、法令の遵守指導等を通じ、その推進を図ってきたところです。 しかしながら、依然として建設業の請負契約における不適切な取引が指摘されていることから、建設業の健全な発達を促進するため、建設業取引の適正化をより一層推進する必要があります。 このため、令和2(2020)年度は10月から12月までを「建設業取引適正化推進期間」として、建設業の取引適正化の法令遵守に関する活動を行います。

宅地や建物の適正な取引及び広告について(宅地建物の取引には免許が必要です)

 宅地や建物の取引を業として行う(宅地建物取引業)には、宅地建物取引業法(以下「法」という。)を遵守し、適正な取引を行わなければなりません。

1 無免許営業の禁止について  宅地建物取引業を営むには宅地建物取引業の免許が必要です(法第3条第1項)。免許を受け ないで宅地建物取引業を営むことは禁止されています(法第12条第1項)。  また、免許を持たない者が、Webページや新聞折り込みチラシなどの広告により、宅地を分譲 する旨や、住宅の売買の媒介(仲介)をする旨を表示することも禁止されています(法第12条 第2項)。

2 誇大広告等の禁止について  宅地建物取引業者が行う広告については、誇大広告等の禁止(法第32条)などの法律による規 制のほかに、「不動産の表示に関する公正競争規約」及び「不動産業における景品類の提供の制 限に関する公正競争規約」により必要な表示事項などが定められています。

【1.標 語】「みんなで守る適正取引」

【2.期 間】令和2(2020)年10月1日~12月28日

【3.主 催】国土交通省、都道府県

【4.実施内容】・建設業者等を対象とした講習会等の開催

・立入検査等の実施

・ポスターの配布・掲示等

・新聞、機関誌、ホームページ等や各種媒

体等を通じた広報

活 動 内 容

問合せ先宅地建物取引業免許について…愛知県都市整備局都市基盤部都市総務課不動産業グループ

電話052-954-6582、6583(ダイヤルイン)公正競争規約について・・・・東海不動産公正取引協議会(愛知県不動産会館)

電話052-529-3300

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~ 宅地建物取引業者のみなさまへ ~

水害リスクに係る情報の説明が義務化されました

家賃支援給付金について

〇 家賃支援給付金は、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上の減少に直面する事業者

の事業継続を下支えするため、地代・家賃(賃料)の負担を軽減することを目的に、国が賃借

人(テナント)に対して6か月分の給付金(法人:最大 600 万円、個人事業者:最大 300 万

円)を支給する制度です。

〇 この制度では、賃貸人(オーナー)等にも申請者(テナント)に給付金が振り込まれる旨が

通知され、オーナー等が賃料を減免している場合は、減免前の額に戻すことで、元の賃料を対

象とした給付金を受け取れる仕組みとなっています。

〇 申請期間は、令和 3(2021)年1月 15 日(金)までで、申請方法は、家賃支援給付金ポータ

ルサイトからの電子申請となります。

詳しくは、家賃支援給付金ポータルサイトをご覧いただくか、コールセンターまでお問い合

わせください。

家賃支援給付金ポータルサイト https://yachin-shien.go.jp/

家賃支援給付金コールセンター 0120-653-930

受付時間 8:30~19:00

平日・日曜日対応(土曜日・祝日除く)

近年の大規模水災害の頻発により甚大な被害が生じている中で、宅地建物取引業法施行規則

が改正され、令和2(2020)年8月 28 日から不動産取引の重要事項説明時に、水害ハザード

マップにおいて対象物件の所在地を示し、説明することが義務化されました。

詳しくは、下記の Web サイトをご覧いただくか、都市総務課不動産業グループ(052-954-

6583)までお問い合わせください。

国土交通省

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_fr3_000074.html

都市総務課

https://www.pref.aichi.jp/toshi-somu/takken/00_takken_kyoutuu/suigairisuku.pdf

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受発注者間の情報共有システムについて

愛知県が発注する建設工事では、建設分野における生産性向上の取組の一環として、受発注者

間の工事書類の処理を効率化する「情報共有システム(ASP)」を利用しています。「2 システ

ムの対象工事」に該当する場合は「3 情報共有システムの利用方法」に従ってください。

1 情報共有システムとは・・打合せ簿等の工事書類の電子提出を行うことができます

2 システムの対象工事(令和2年 10 月時点)

建設局

都市整備局

令和2年4月1日以降契約の全工事 (令和2年1月から一部工事で先行利用開始済み)

対象外とする工事

・電子納品を行わない工事

(指示票工事等)

・やむを得ない事情のある

場合(要協議。詳しくは

運用ガイドライン 4 ペ

ージを参照)

建築局 令和2年7月1日以降着手の工事で、契約図書等

で指定された工事のうち、受注者が希望するもの

農業水産局

農林基盤局

令和2年4月1日以降契約工事から試行

(農地林務関係工事かつ仕様書で指定した工事)

企業庁 仕様書で指定した工事等 (令和2年7月1日試行開始済み)

3 情報共有システムの利用方法

実施方法

(運用ガイドラ

イン、手引き)

愛知県発注工事における情報共有システムの利用範囲、実施方法及び留意事

項を Web サイトに掲載しています。

【愛知県情報共有運用ガイドライン】 https://www.pref.aichi.jp/site/cals/johokyoyu.html

※このほか、建築局及び企業庁は手引き(案)を定めています。 建築局:https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kensetsu-kikaku/kenchiku-kijyun.html

企業庁:https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kigyo-somu/0000028916.html

操作方法

ヘルプデスク

愛知県発注工事で利用する「あいち建設情報共有システム」のマニュアル及

びヘルプデスクは次の Web サイトをご確認ください。

【あいち建設情報共有システム ポータルサイト】

http://www.aichi-toshi.or.jp/akjs-ps

運営者:公益財団法人愛知県都市整備協会

4 ガイドライン改定やシステム研修会など最新情報は Web サイトでご確認ください

https://www.pref.aichi.jp/site/cals/johokyoyu.html 愛知県情報共有 検索

5 お問い合わせ先

ガイドラインに関すること :愛知県建設企画課 業務・情報管理グループ 052-954-6513

操作や利用手続に関すること:公益財団法人愛知県都市整備協会ヘルプデスク

052-756-0032

※個別の工事に関することは、発注機関へお問い合わせください。

保管システム(県運営)

総括監督員主任監督員専任監督員

(現場技術員)

現場代理人主任(監理)

技術者

打合せ簿提出

打合せ簿受理

電子成果作成

検査

検査員

打合せ簿施工写真

図面

電子成果作成

インターネット

情報共有システム

電子成果確認

オンラインで提出

移動時間削減、開庁時間を気にせず現場に集中

確認状況が見えてレスポンス意識向上

電子媒体(CD)不要

人件費、交通費、印刷製本費等の削減※システム利用料の負担発生

書類のファイリング不要在宅・出先でも確認可

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◆ 建設現場「三つの密」の回避等に向けた取組事例

  https://www.mlit.go.jp/common/001353628.pdf

新型コロナウイルスに関連した中小・小規模企業向けの支援について

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建設現場での「三つの密」を避けましょう

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するためには、建設工事の現場において、元請人をはじめ、施工に携わるすべての事業者が、それぞれの立場で、極力、「三つの密」の回避や影響の軽減を図ることが重要です。 特に、建設現場での朝礼・点呼、各種打合せ、着替えや食事休憩、密室・密閉空間における作業などについて、他の作業員と一定の距離を保つことや作業場所の換気の励行など、「三つの密」の回避や影響緩和のための対策を徹底するようお願いします。

1 県による支援

(1)総合的な経営相談がしたい方へ

●中小・小規模企業総合相談窓口(主に経営や資金繰り支援など)

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/sangyo-seisaku/0000049897.html

●労働相談コーナー(主に労働に関する相談)

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/rodofukushi/shingatakorona.html

(2)企業経営の課題を解決するためのアドバイスを専門家から受けたい方へ

公益財団法人あいち産業振興機構 専門家派遣事業(利用料減免の場合あり)

http://www.aibsc.jp/support/692

(3)資金繰りのため、融資を受けたい方へ

県制度融資(緊急小口つなぎ資金、感染症対応資金、セーフティネット4号・5号、

大規模危機対応、経営あんしん)

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kinyu/

2 国による支援

(1)コロナで売上が半減した事業者の方へ

持続化給付金(経済産業省) https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html

(2)コロナで地代・家賃(賃料)の支払いが負担となっている方へ

家賃支援給付金(経済産業省)

https://www.meti.go.jp/covid-19/yachin-kyufu/index.html

(3)コロナの影響を乗り越えるために前向きな投資を行う方へ

生産性革命推進事業(中小企業基盤整備機構)

https://seisansei.smrj.go.jp/

(4)従業員の雇用を維持したい方へ

雇用調整助成金(コロナ特例)(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html

3 令和2年度あいち産業労働ガイドブック

愛知県が実施している相談、融資制度、補助金・助成金などの産業労働支援を網羅する

とともに、国、関係機関の支援策も紹介しています。

https://www.pref.aichi.jp/sangyo-seisaku/guidebook/index.html

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同和問題(部落差別)の解決に向けて

1 同和問題(部落差別)とは  私たちは、生まれながらにして自由・平等であり、幸せで健康に生きる権利を持ってい ます。こうした願いや権利は基本的人権といわれ、憲法でも保障されており、不当に侵し てはならないものです。  しかし、日常生活の中で、私たちは古くからの因習や世間体にとらわれたものの見方、 考え方に影響され、時に誤った判断をして、知らず知らずのうちに、人権を侵し、人の幸 せを踏みにじっていることもないとは言えません。  とりわけ、我が国の人権にかかわる重大な社会問題に同和問題(部落差別)があります。  同和問題(部落差別)とは、日本社会の歴史的過程で形づくられた身分差別により、結 婚や就職などの社会的関係で、現代においても特定の地域の生まれや出身などというだけ で、差別されることがあるという日本固有の人権問題です。

2 差別解消のために  国はこの問題を解決するために、特別措置法を定め、地方公共団体とともにさまざまな 事業を進めてきました。その結果、道路や住宅など生活環境の改善は進みましたが、いま だに差別意識は根強く残り、結婚を妨げられたり、就職で不平等に扱われたり、日常生活 で差別を受けるなどの問題が見受けられるところです。  このため、平成28(2016)年には「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行されま した。この法律は、部落差別は許されないものであるとの認識のもとに、部落差別の解消 の必要性について国民の理解を深めるよう努めることにより、部落差別のない社会を実現 することを目指したものです。

3 えせ同和行為に屈しないために  「えせ同和行為」とは、同和の名の下に、企業等に対し、高額図書の購入や下請けへの 参加の強要、寄付金・賛助金あるいは示談金の強要など、不当な利益や義務なきことを求 める行為を言います。  この行為は、国民に「同和は怖い」といった誤った意識を植え付け、同和問題(部落差 別)の解決を阻害する大きな要因になっています。  この行為は絶対に許されるものではなく、愛知県内においては名古屋法務局、愛知県警 察本部、愛知県、名古屋市、愛知県弁護士会が協力し、「えせ同和行為対策連絡会」を設 置して、その排除のために努力しています。  「えせ同和行為」には、まず同和問題(部落差別)について正しく理解し、毅然とした 態度で対処することが大切です。もし、不当な要求を受けた場合は、安易な金銭的解決を もちかけたり、その場しのぎの安易な妥協をしたりせず、早い時期に上記の関係機関等に 連絡し、その対策を相談することが必要です。  なお、愛知県における相談は、次のところで行っています。 愛知県県民文化局人権推進課  電話 052-954-6167(ダイヤルイン)

4 公正な採用選考のために  日本国憲法では、基本的人権として「職業選択の自由」をすべての国民に保障し、誰も が自由に自分の適性や能力に応じて職業を選ぶことができるものとされています。事業主 は、就職の機会均等の確保を図る当事者として、同和問題をはじめとするあらゆる人権問 題についての正しい理解と認識のもとに、公正な採用選考を行うことが必要です。このた め、常時使用する従業員数が一定規模(愛知県では30人)以上の事業所等に、「公正採用 選考人権啓発推進員」(以下、「推進員」という。)の設置をお願いしています。推進員 は職業安定機関が実施する研修会に参加し、当該事業所における公正な採用選考システム の確立のために必要な知識、理解及び認識を深め、就職差別問題等不適切事象の未然防止 に努めていただいております。

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愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所(名古屋市北区辻町字流7番6)

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暴力団排除について

○ 本県では、愛知県暴力団排除条例(平成23(2011)年4月1日施行)を制定し、県、事 業者及び県民が協働して、暴力団排除に取り組んでいます。

表紙写真の紹介

 愛知県の環境行政・衛生行政における拠点施設として、令和2(2020)年3月に竣工しました。 「環境首都あいち」にふさわしい全国モデルとなる新エネ・省エネ施設として、最新の環境配慮技術を導入し、ZEB(Nearly ZEB)の認証を受けた建築物です。

<施設の概要>  名  称:愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所  場  所:名古屋市北区辻町字流7番6  敷地規模:約12,558.94㎡  建  物:延床面積8,147.46㎡、新本館・研究棟 地上4階建て       [ 東側(写真、右)] 環境調査センター       [ 西側(写真、左)] 衛生研究所  主な特徴:公共施設で全国トップクラスとなるNearly ZEBの認証を取得       「あいち環境学習プラザ」及び「愛知県気候変動適応センター」を併設

〇 建設業法及び宅地建物取引業法では、許可や免許に係る欠格要件として、暴力団排除条 項を定めています。排除対象者に該当する場合は、許可や免許を与えない事由及び許可や 免許の取消事由となります。

【排除対象者】

・暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者(以下「暴力団員等」)

・未成年者の法定代理人が暴力団員等

・法人で役員等又は政令で定める使用人が暴力団員等

・個人で政令で定める使用人が暴力団員等

・暴力団員等がその事業活動を支配する者

【愛知県暴力団排除条例】

愛知県から暴力団を排除するため、

・県、事業者、県民が果たすべき責務

・暴力団の排除に関する基本的施策

・暴力団排除に関する禁止行為

・暴力団排除特別区域における禁止行為

等について定めています。ああああああ

詳しくは、愛知県警察のWebサイトをご覧ください。https://www.pref.aichi.jp/police/anzen/soshiki/haijo/index.html