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User’s Manual 表紙 RL78/G12 ユーザーズマニュアル ハードウェア編 Rev.1.10 2012.09 16 16 ビット・シングルチップ・マイクロコントローラ www.renesas.com 本資料に記載の全ての情報は本資料発行時点のものであり、ルネサス エレクトロニクスは、 予告なしに、本資料に記載した製品または仕様を変更することがあります。 ルネサス エレクトロニクスのホームページなどにより公開される最新情報をご確認ください。

RL78/G12 ユーザーズマニュアル ハードウェア編...User’s Manual 表紙 RL78/G12 ユーザーズマニュアル ハードウェア編 Rev.1.10 2012.09 16 16 ビット・シングルチップ・マイクロコントローラ

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    anual

    表紙

    RL78/G12

    ユーザーズマニュアル ハードウェア編

    Rev.1.10 2012.09

    1616ビット・シングルチップ・マイクロコントローラ

    www.renesas.com

    本資料に記載の全ての情報は本資料発行時点のものであり、ルネサス エレクトロニクスは、 予告なしに、本資料に記載した製品または仕様を変更することがあります。 ルネサス エレクトロニクスのホームページなどにより公開される最新情報をご確認ください。

  • ご注意書き 1. 本資料に記載された回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報は、半導体製品の動作

    例、応用例を説明するものです。お客様の機器・システムの設計において、回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報を使用する場合には、お客様の責任において行ってください。これらの使用に起因して、お客様または第三者に生じた損害に関し、当社は、一切その責任を負いません。

    2. 本資料に記載されている情報は、正確を期すため慎重に作成したものですが、誤りがないことを保証するものではありません。万一、本資料に記載されている情報の誤りに起因する損害がお客様に生じた場合においても、当社は、一切その責任を負いません。

    3. 本資料に記載された製品デ-タ、図、表、プログラム、アルゴリズム、応用回路例等の情報の使用に起因して発生した第三者の特許権、著作権その他の知的財産権に対する侵害に関し、当社は、何らの責任を負うものではありません。当社は、本資料に基づき当社または第三者の特許権、著作権その他の知的財産権を何ら許諾するものではありません。

    4. 当社製品を改造、改変、複製等しないでください。かかる改造、改変、複製等により生じた損害に関し、当社は、一切その責任を負いません。

    5. 当社は、当社製品の品質水準を「標準水準」および「高品質水準」に分類しており、 各品質水準は、以下に示す用途に製品が使用されることを意図しております。

    標準水準: コンピュータ、OA機器、通信機器、計測機器、AV機器、 家電、工作機械、パーソナル機器、産業用ロボット等

    高品質水準: 輸送機器(自動車、電車、船舶等)、交通用信号機器、 防災・防犯装置、各種安全装置等

    当社製品は、直接生命・身体に危害を及ぼす可能性のある機器・システム(生命維持装置、人体に埋め込み使用するもの等) 、もしくは多大な物的損害を発生させるおそれのある機器・システム(原子力制御システム、軍事機器等)に使用されることを意図しておらず、使用することはできません。 たとえ、意図しない用途に当社製品を使用したことによりお客様または第三者に損害が生じても、当社は一切その責任を負いません。 なお、ご不明点がある場合は、当社営業にお問い合わせください。

    6. 当社製品をご使用の際は、当社が指定する最大定格、動作電源電圧範囲、放熱特性、実装条件その他の保証範囲内でご使用ください。当社保証範囲を超えて当社製品をご使用された場合の故障および事故につきましては、当社は、一切その責任を負いません。

    7. 当社は、当社製品の品質および信頼性の向上に努めていますが、半導体製品はある確率で故障が発生したり、使用条件によっては誤動作したりする場合があります。また、当社製品は耐放射線設計については行っておりません。当社製品の故障または誤動作が生じた場合も、人身事故、火災事故、社会的損害等を生じさせないよう、お客様の責任において、冗長設計、延焼対策設計、誤動作防止設計等の安全設計およびエージング処理等、お客様の機器・システムとしての出荷保証を行ってください。特に、マイコンソフトウェアは、単独での検証は困難なため、お客様の機器・システムとしての安全検証をお客様の責任で行ってください。

    8. 当社製品の環境適合性等の詳細につきましては、製品個別に必ず当社営業窓口までお問合せください。ご使用に際しては、特定の物質の含有・使用を規制するRoHS指令等、適用される環境関連法令を十分調査のうえ、かかる法令に適合するようご使用ください。お客様がかかる法令を遵守しないことにより生じた損害に関して、当社は、一切その責任を負いません。

    9. 本資料に記載されている当社製品および技術を国内外の法令および規則により製造・使用・販売を禁止されている機器・システムに使用することはできません。また、当社製品および技術を大量破壊兵器の開発等の目的、軍事利用の目的その他軍事用途に使用しないでください。当社製品または技術を輸出する場合は、「外国為替及び外国貿易法」その他輸出関連法令を遵守し、かかる法令の定めるところにより必要な手続を行ってください。

    10. お客様の転売等により、本ご注意書き記載の諸条件に抵触して当社製品が使用され、その使用から損害が生じた場合、当社は何らの責任も負わず、お客様にてご負担して頂きますのでご了承ください。

    11. 本資料の全部または一部を当社の文書による事前の承諾を得ることなく転載または複製することを禁じます。

    注1. 本資料において使用されている「当社」とは、ルネサス エレクトロニクス株式会社およびル

    ネサス エレクトロニクス株式会社がその総株主の議決権の過半数を直接または間接に保有する会社をいいます。

    注2. 本資料において使用されている「当社製品」とは、注1において定義された当社の開発、製造製品をいいます。

    (2012.4)

  •  ① 入力端子の印加波形� 入力ノイズや反射波による波形歪みは誤動作の原因になりますので注意してください。�

     CMOSデバイスの入力がノイズなどに起因して,VIL(MAX.)からVIH(MIN.)までの領域にとどまる

    ような場合は,誤動作を引き起こす恐れがあります。入力レベルが固定な場合はもちろん,VIL(MAX.)

    からVIH(MIN.)までの領域を通過する遷移期間中にチャタリングノイズ等が入らないようご使用く

    ださい。�

     ② 未使用入力の処理� CMOSデバイスの未使用端子の入力レベルは固定してください。�

     未使用端子入力については,CMOSデバイスの入力に何も接続しない状態で動作させるのではなく,

    プルアップかプルダウンによって入力レベルを固定してください。また,未使用の入出力端子が出

    力となる可能性(タイミングは規定しません)を考慮すると,個別に抵抗を介してVDDまたはGNDに

    接続することが有効です。�

     資料中に「未使用端子の処理」について記載のある製品については,その内容を守ってください。�

     ③ 静電気対策� MOSデバイス取り扱いの際は静電気防止を心がけてください。�

     MOSデバイスは強い静電気によってゲート絶縁破壊を生じることがあります。運搬や保存の際に

    は,当社が出荷梱包に使用している導電性のトレーやマガジン・ケース,または導電性の緩衝材,

    金属ケースなどを利用し,組み立て工程にはアースを施してください。プラスチック板上に放置し

    たり,端子を触ったりしないでください。��

     また,MOSデバイスを実装したボードについても同様の扱いをしてください。��

     ④ 初期化以前の状態� 電源投入時,MOSデバイスの初期状態は不定です。�

     電源投入時の端子の出力状態や入出力設定,レジスタ内容などは保証しておりません。ただし,

    リセット動作やモード設定で定義している項目については,これらの動作ののちに保証の対象とな

    ります。�

     リセット機能を持つデバイスの電源投入後は,まずリセット動作を実行してください。�

     ⑤ 電源投入切断順序�� 内部動作および外部インタフェースで異なる電源を使用するデバイスの場合,原則として内部電

    源を投入した後に外部電源を投入してください。切断の際には,原則として外部電源を切断した後

    に内部電源を切断してください。逆の電源投入切断順により,内部素子に過電圧が印加され,誤動

    作を引き起こしたり,異常電流が流れ内部素子を劣化させたりする場合があります。�

     資料中に「電源投入切断シーケンス」についての記載のある製品については,その内容を守って

    ください。�

     ⑥ 電源OFF時における入力信号� 当該デバイスの電源がOFF状態の時に,入力信号や入出力プルアップ電源を入れないでください。

    入力信号や入出力プルアップ電源からの電流注入により,誤動作を引き起こしたり,異常電流が流

    れ内部素子を劣化させたりする場合があります。�

     資料中に「電源OFF時における入力信号」についての記載のある製品については,その内容を守

    ってください。�

    CMOSデバイスの一般的注意事項��

  • このマニュアルの使い方

    対 象 者 このマニュアルはRL78/G12の機能を理解し,その応用システムや応用プログラムを設計,開発するユ

    ーザのエンジニアを対象としています。

    目 的 このマニュアルは,次の構成に示す機能をユーザに理解していただくことを目的としています。

    構 成 RL78/G12のマニュアルは,このマニュアルとソフトウェア編(RL78/G12ファミリ共通)の2冊に分か

    れています。

    RL78/G12

    ユーザーズ・マニュアル

    ハードウェア編

    RL78ファミリ

    ユーザーズ・マニュアル

    ソフトウェア編

    ●端子機能

    ●内部ブロック機能

    ●割り込み

    ●その他の内蔵周辺機能

    ●電気的特性(ターゲット)

    ●CPU機能

    ●命令セット

    ●命令の説明

    読 み 方 このマニュアルを読むにあたっては,電気,論理回路,マイクロコントローラの一般知識を必要とし

    ます。

    □一通りの機能を理解しようとするとき

    →目次に従って読んでください。本文欄外の★印は,本版で改訂された主な箇所を示しています。

    この"★"をPDF上でコピーして「検索する文字列」に指定することによって,改版箇所を容易に

    検索できます。

    □レジスタ・フォーマットの見方

    →ビット番号を□で囲んでいるものは,そのビット名称がアセンブラでは予約語に,コンパイラ

    では#pragma sfr指令で,sfr変数として定義されているものです。

    □RL78/G12マイクロコントローラの命令機能の詳細を知りたいとき

    →別冊のRL78ファミリ ユーザーズ・マニュアル ソフトウェア編(R01US0015J)を参照して

    ください。

    凡 例 データ表記の重み : 左が上位桁,右が下位桁

    アクティブ・ロウの表記 : ×××(端子,信号名称に上線)

    注 : 本文中につけた注の説明

    注意 : 気をつけて読んでいただきたい内容

    備考 : 本文の補足説明

    数の表記 : 2進数…××××または××××B

    10進数…××××

    16進数…××××H

  • 関連資料

    関連資料は暫定版の場合がありますが,この資料では「暫定」の表示をしておりません。あらかじめご了承くだ

    さい。

    デバイスの関連資料 資料番号 資 料 名

    和 文 英 文

    RL78/G12 ユーザーズ・マニュアル ハードウェア編 このマニュアル R01UH0200E

    RL78マイクロコントローラ ユーザーズ・マニュアル ソフトウェア編 R01US0015J R01US0015E

    フラッシュ・メモリ書き込み用の資料(ユーザーズ・マニュアル)

    資料番号 資 料 名

    和 文 英 文

    PG-FP5 フラッシュ・メモリ・プログラマ R02UT0008J R02UT0008E

    注意 上記関連資料は予告なしに内容を変更することがあります。設計などには,必ず最新の資料をご使用くださ

    い。

    その他の資料 資料番号 資 料 名

    和 文 英 文

    ルネサス マイクロコンピュータ 総合カタログ R01CS0001J R01CS0001E

    半導体デバイス 実装マニュアル 注

    NEC半導体デバイスの品質水準 C11531J C11531E

    NEC半導体デバイスの信頼性品質管理 C10983J C10983E

    静電気放電(ESD)破壊対策ガイド C11892J C11892E

    半導体 品質/信頼性ハンドブック C12769J -

    マイクロコンピュータ関連製品ガイド 社外メーカ編 U11416J -

    注 「半導体デバイス実装マニュアル」のホーム・ページ参照

    和文:http://japan.renesas.com/products/package/manual/index.jsp

    英文:http://www.renesas.com/products/package/manual/index.jsp

    注意 上記関連資料は予告なしに内容を変更することがあります。設計などには,必ず最新の資料をご使用くださ

    い。

  • すべての商標および登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。

    EEPROMは,ルネサス エレクトロニクス株式会社の登録商標です。

    Windows,Windows NTおよびWindows XPは,米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における

    登録商標または商標です。

    PC/ATは,米国IBM社の商標です。

    SuperFlashは,米国Silicon Storage Technology, Inc.の米国,日本などの国における登録商標です。

    注意:本製品はSilicon Storage Technology, Inc.からライセンスを受けたSuperFlash®を使用しています。

  • 目次-1

    目次

    第1章 概 説 … 1

    1. 1 R5F102とR5F103の違い … 1 1. 1. 1 データ・フラッシュ … 1 1. 1. 2 オンチップ・オシレータ特性 … 2 1. 1. 3 周辺機能 … 2

    1. 2 特 徴 … 3 1. 3 オーダ情報 … 4 1. 4 端子接続図(Top View)… 5

    1. 4. 1 20ピン製品 … 5 1. 4. 2 24ピン製品 … 6 1. 4. 3 30ピン製品 … 7

    1. 5 端子名称 … 8 1. 6 ブロック図 … 9

    1. 6. 1 20ピン製品 … 9 1. 6. 2 24ピン製品 … 10 1. 6. 3 30ピン製品 … 11

    1. 7 機能概要 … 12

    第2章 端子機能 … 14

    2. 1 ポート機能 … 14 2. 1. 1 20ピン製品 … 14 2. 1. 2 24ピン製品 … 15 2. 1. 3 30ピン製品 … 16

    2. 2 ポート以外の機能 … 18 2. 2. 1 製品別の搭載機能 … 18 2. 2. 2 機能説明 … 19

    2. 3 端子の入出力回路と未使用端子の処理 … 20

    第3章 CPUアーキテクチャ … 24

    3. 1 メモリ空間 … 24 3. 1. 1 内部プログラム・メモリ空間 … 32 3. 1. 2 ミラー領域 … 36 3. 1. 3 内部データ・メモリ空間 … 37 3. 1. 4 特殊機能レジスタ(SFR:Special Function Register)領域 … 39 3. 1. 5 拡張特殊機能レジスタ(2nd SFR:2nd Special Function Register)領域 … 39 3. 1. 6 データ・メモリ・アドレッシング … 39

    3. 2 プロセッサ・レジスタ … 47 3. 2. 1 制御レジスタ … 47 3. 2. 2 汎用レジスタ … 50 3. 2. 3 ES, CSレジスタ … 53 3. 2. 4 特殊機能レジスタ(SFR:Special Function Register)… 54 3. 2. 5 拡張特殊機能レジスタ(2nd SFR:2nd Special Function Register)… 59

    3. 3 命令アドレスのアドレッシング … 65 3. 3. 1 レラティブ・アドレッシング … 65 3. 3. 2 イミーディエト・アドレッシング … 65 3. 3. 3 テーブル・インダイレクト・アドレッシング … 66 3. 3. 4 レジスタ・ダイレクト・アドレッシング … 66

    3. 4 処理データ・アドレスに対するアドレッシング … 67 3. 4. 1 インプライド・アドレッシング … 67

  • 目次-2

    3. 4. 2 レジスタ・アドレッシング … 67 3. 4. 3 ダイレクト・アドレッシング … 68 3. 4. 4 ショート・ダイレクト・アドレッシング … 69 3. 4. 5 SFRアドレッシング … 70 3. 4. 6 レジスタ・インダイレクト・アドレッシング … 71 3. 4. 7 ベースト・アドレッシング … 72 3. 4. 8 ベースト・インデクスト・アドレッシング … 75 3. 4. 9 スタック・アドレッシング … 76

    第4章 ポート機能 … 79

    4. 1 ポートの機能 … 79 4. 2 ポートの構成 … 79

    4. 2. 1 20, 24ピン製品 … 80 4. 2. 2 30ピン製品 … 101

    4. 3 ポート機能を制御するレジスタ … 123 4. 4 ポート機能の動作 … 134

    4. 4. 1 入出力ポートへの書き込み … 134 4. 4. 2 入出力ポートからの読み出し … 134 4. 4. 3 入出力ポートでの演算 … 134 4. 4. 4 異電位(1.8 V系, 2.5 V系, 3 V系)外部デバイスとの接続方法 … 135

    4. 5 兼用機能使用時のポート関連レジスタの設定 … 136 4. 6 ポート機能使用時の注意事項… 143

    4. 6. 1 ポート・レジスタn(Pn)に対する1ビット・メモリ操作命令に関する注意事項 … 143 4. 6. 2 端子設定に関する注意事項 … 144

    第5章 クロック発生回路 … 145

    5. 1 クロック発生回路の機能 … 145 5. 2 クロック発生回路の構成 … 146 5. 3 クロック発生回路を制御するレジスタ … 148

    5. 3. 1 クロック動作モード制御レジスタ(CMC)… 148 5. 3. 2 システム・クロック制御レジスタ(CKC)… 150 5. 3. 3 クロック動作ステータス制御レジスタ(CSC)… 151 5. 3. 4 発振安定時間カウンタ状態レジスタ(OSTC)… 152 5. 3. 5 発振安定時間選択レジスタ(OSTS)… 154 5. 3. 6 周辺イネーブル・レジスタ0(PER0)… 156 5. 3. 7 動作スピード・モード制御レジスタ(OSMC)… 157 5. 3. 8 高速オンチップ・オシレータ周波数選択レジスタ(HOCODIV)… 158 5. 3. 9 高速オンチップ・オシレータ・トリミング・レジスタ(HIOTRM)… 159

    5. 4 システム・クロック発振回路 … 160 5. 4. 1 X1発振回路 … 160 5. 4. 2 高速オンチップ・オシレータ … 163 5. 4. 3 低速オンチップ・オシレータ … 163

    5. 5 クロック発生回路の動作 … 163 5. 6 クロックの制御 … 165

    5. 6. 1 高速オンチップ・オシレータの設定例 … 165 5. 6. 2 X1発振回路の設定例 … 166 5. 6. 3 CPUクロック状態移行図 … 167 5. 6. 4 CPUクロックの移行前の条件と移行後の処理 … 170 5. 6. 5 CPUクロックの切り替えとメイン・システム・クロックの切り替えに要する時間

    … 171 5. 6. 6 クロック発振停止前の条件 … 171

    5. 7 発振子と発振回路定数 … 172

  • 目次-3

    第6章 タイマ・アレイ・ユニット … 173

    6. 1 タイマ・アレイ・ユニットの機能 … 174 6. 1. 1 単独チャネル動作機能 … 174 6. 1. 2 複数チャネル連動動作機能 … 175 6. 1. 3 8ビット・タイマ動作機能(チャネル1, 3のみ)… 176

    6. 2 タイマ・アレイ・ユニットの構成 … 177 6. 3 タイマ・アレイ・ユニットを制御するレジスタ … 185

    6. 3. 1 周辺イネーブル・レジスタ0(PER0)… 186 6. 3. 2 タイマ・クロック選択レジスタ0(TPS0)… 187 6. 3. 3 タイマ・モード・レジスタ0n(TMR0n)… 189 6. 3. 4 タイマ・ステータス・レジスタ0n(TSR0n)… 194 6. 3. 5 タイマ・チャネル許可ステータス・レジスタ0(TE0)… 195 6. 3. 6 タイマ・チャネル開始レジスタ0(TS0)… 196 6. 3. 7 タイマ・チャネル停止レジスタ0(TT0)… 197 6. 3. 8 タイマ入力選択レジスタ0(TIS0)… 198 6. 3. 9 タイマ出力許可レジスタ0(TOE0)… 199 6. 3. 10 タイマ出力レジスタ0(TO0)… 200 6. 3. 11 タイマ出力レベル・レジスタ0(TOL0)… 201 6. 3. 12 タイマ出力モード・レジスタ0(TOM0)… 202 6. 3. 13 ノイズ・フィルタ許可レジスタ1(NFEN1)… 203 6. 3. 14 ポート・モード・レジスタ0, 1, 3, 4(PM0, PM1, PM3, PM4)… 204

    6. 4 タイマ・アレイ・ユニットの基本ルール … 205 6. 4. 1 複数チャネル連動動作機能の基本ルール … 205 6. 4. 2 8ビット・タイマ動作機能の基本ルール(チャネル1, 3のみ)… 207

    6. 5 カウンタの動作 … 208 6. 5. 1 カウント・クロック(fTCLK)… 208 6. 5. 2 カウンタのスタート・タイミング … 210 6. 5. 3 カウンタの動作 … 211

    6. 6 チャネル出力(TO0n端子)の制御 … 216 6. 6. 1 TO0n端子の出力回路の構成 … 216 6. 6. 2 TO0n端子の出力設定 … 217 6. 6. 3 チャネル出力操作時の注意事項 … 218 6. 6. 4 TO0nビットの一括操作 … 222 6. 6. 5 カウント動作開始時のタイマ割り込みとTO0n端子出力について … 223

    6. 7 タイマ・アレイ・ユニットの単独チャネル動作機能 … 224 6. 7. 1 インターバル・タイマ/方形波出力としての動作 … 224 6. 7. 2 外部イベント・カウンタとしての動作 … 228 6. 7. 3 分周器としての動作(ユニット0のチャネル0のみ)… 232 6. 7. 4 入力パルス間隔測定としての動作 … 236 6. 7. 5 入力信号のハイ/ロウ・レベル幅測定としての動作 … 240 6. 7. 6 ディレイ・カウンタとしての動作 … 244

    6. 8 タイマ・アレイ・ユニットの複数チャネル連動動作機能 … 248 6. 8. 1 ワンショット・パルス出力機能としての動作 … 248 6. 8. 2 PWM機能としての動作 … 255 6. 8. 3 多重PWM出力機能としての動作 … 262

    6. 9 タイマ・アレイ・ユニット使用時の注意事項 … 269 6. 9. 1 タイマ出力使用時の注意事項 … 269

    第7章 12ビット・インターバル・タイマ … 271

    7. 1 12ビット・インターバル・タイマの機能 … 271 7. 2 12ビット・インターバル・タイマの構成 … 271 7. 3 12ビット・インターバル・タイマを制御するレジスタ … 272

    7. 3. 1 周辺イネーブル・レジスタ0(PER0)… 272 7. 3. 2 動作スピード・モード制御レジスタ(OSMC)… 273

  • 目次-4

    7. 3. 3 インターバル・タイマ・コントロール・レジスタ(ITMC)… 274 7. 4 12ビット・インターバル・タイマの動作 … 275

    第8章 クロック出力/ブザー出力制御回路 … 276

    8. 1 クロック出力/ブザー出力制御回路の機能 … 276 8. 2 クロック出力/ブザー出力制御回路の構成 … 277 8. 3 クロック出力/ブザー出力制御回路を制御するレジスタ … 277

    8. 3. 1 クロック出力選択レジスタ0, 1(CKS0, CKS1)… 277 8. 3. 2 ポート・モード・レジスタ1, 3(PM1, PM3)… 279

    8. 4 クロック出力/ブザー出力制御回路の動作 … 280 8. 4. 1 出力端子の動作 … 280

    第9章 ウォッチドッグ・タイマ … 281

    9. 1 ウォッチドッグ・タイマの機能 … 281 9. 2 ウォッチドッグ・タイマの構成 … 282 9. 3 ウォッチドッグ・タイマを制御するレジスタ … 283

    9. 3. 1 ウォッチドッグ・タイマ・イネーブル・レジスタ(WDTE)… 283 9. 4 ウォッチドッグ・タイマの動作 … 284

    9. 4. 1 ウォッチドッグ・タイマの動作制御 … 284 9. 4. 2 ウォッチドッグ・タイマのオーバフロー時間の設定 … 285 9. 4. 3 ウォッチドッグ・タイマのウインドウ・オープン期間の設定 … 286 9. 4. 4 ウォッチドッグ・タイマのインターバル割り込みの設定 … 287

    第10章 A/Dコンバータ … 288

    10. 1 A/Dコンバータの機能 … 288 10. 2 A/Dコンバータの構成 … 290 10. 3 A/Dコンバータで使用するレジスタ … 292

    10. 3. 1 周辺イネーブル・レジスタ0(PER0)… 292 10. 3. 2 A/Dコンバータ・モード・レジスタ0(ADM0)… 293 10. 3. 3 A/Dコンバータ・モード・レジスタ1(ADM1)… 300 10. 3. 4 A/Dコンバータ・モード・レジスタ2(ADM2)… 301 10. 3. 5 10ビットA/D変換結果レジスタ(ADCR)… 303 10. 3. 6 8ビットA/D変換結果レジスタ(ADCRH)… 303 10. 3. 7 アナログ入力チャネル指定レジスタ(ADS)… 304 10. 3. 8 変換結果比較上限値設定レジスタ(ADUL)… 305 10. 3. 9 変換結果比較下限値設定レジスタ(ADLL)… 305 10. 3. 10 A/Dテスト・レジスタ(ADTES)… 306 10. 3. 11 A/Dポート・コンフィギュレーション・レジスタ(ADPC)… 306 10. 3. 12 ポート・モード・コントロール・レジスタ0, 1, 4, 12, 14(PMC0, PMC1, PMC4,

    PMC12, PMC14)… 307 10. 3. 13 ポート・モード・レジスタ0, 1, 2, 4, 12, 14(PM0, PM1, PM2, PM4, PM12,

    PM14)… 308 10. 4 A/Dコンバータの変換動作 … 310 10. 5 入力電圧と変換結果 … 312 10. 6 A/Dコンバータの動作モード … 313

    10. 6. 1 ソフトウエア・トリガ・モード(セレクト・モード,連続変換モード)… 313 10. 6. 2 ソフトウエア・トリガ・モード(セレクト・モード,ワンショット変換モード)… 314 10. 6. 3 ソフトウエア・トリガ・モード(スキャン・モード,連続変換モード)… 315 10. 6. 4 ソフトウエア・トリガ・モード(スキャン・モード,ワンショット変換モード) … 316 10. 6. 5 ハードウエア・トリガ・ノーウエイト・モード(セレクト・モード,連続変換モード)

    … 317

  • 目次-5

    10. 6. 6 ハードウエア・トリガ・ノーウエイト・モード(セレクト・モード,ワンショット変換モード)… 318

    10. 6. 7 ハードウエア・トリガ・ノーウエイト・モード(スキャン・モード,連続変換モード)… 319

    10. 6. 8 ハードウエア・トリガ・ノーウエイト・モード(スキャン・モード,ワンショット変換モード)… 320

    10. 6. 9 ハードウエア・トリガ・ウエイト・モード(セレクト・モード,連続変換モード) … 321

    10. 6. 10 ハードウエア・トリガ・ウエイト・モード(セレクト・モード,ワンショット変換モード)… 322

    10. 6. 11 ハードウエア・トリガ・ウエイト・モード(スキャン・モード,連続変換モード)… 323

    10. 6. 12 ハードウエア・トリガ・ウエイト・モード(スキャン・モード,ワンショット変換モード)… 324

    10. 7 A/Dコンバータの設定フロー・チャート … 324 10. 7. 1 ソフトウエア・トリガ・モード設定 … 325 10. 7. 2 ハードウエア・トリガ・ノーウエイト・モード設定 … 326 10. 7. 3 ハードウエア・トリガ・ウエイト・モード設定 … 327 10. 7. 4 温度センサ使用時の設定(例 ソフトウエア・トリガ・モード, ワンショット変換モ

    ード時)… 328 10. 7. 5 テスト・モード設定 … 329

    10. 8 SNOOZEモード機能 … 330 10. 9 A/Dコンバータ特性表の読み方 … 333 10. 10 A/Dコンバータの注意事項 … 336

    第11章 シリアル・アレイ・ユニット … 340

    11. 1 シリアル・アレイ・ユニットの機能 … 341 11. 1. 1 3線シリアルI/O(CSI00, CSI01, CSI11, CSI20)… 341 11. 1. 2 UART(UART0-UART2)… 342 11. 1. 3 簡易I2C(IIC00, IIC01, IIC11, IIC20)… 343

    11. 2 シリアル・アレイ・ユニットの構成 … 344 11. 3 シリアル・アレイ・ユニットを制御するレジスタ … 350

    11. 3. 1 周辺イネーブル・レジスタ0(PER0)… 351 11. 3. 2 シリアル・クロック選択レジスタm(SPSm)… 352 11. 3. 3 シリアル・モード・レジスタmn(SMRmn)… 353 11. 3. 4 シリアル通信動作設定レジスタmn(SCRmn)… 354 11. 3. 5 シリアル・データ・レジスタmn(SDRmn)の上位7ビット … 357 11. 3. 6 シリアル・フラグ・クリア・トリガ・レジスタmn(SIRmn)… 358 11. 3. 7 シリアル・ステータス・レジスタmn(SSRmn)… 359 11. 3. 8 シリアル・チャネル開始レジスタm(SSm)… 361 11. 3. 9 シリアル・チャネル停止レジスタm(STm)… 362 11. 3. 10 シリアル・チャネル許可ステータス・レジスタm(SEm)… 363 11. 3. 11 シリアル出力許可レジスタm(SOEm)… 364 11. 3. 12 シリアル出力レジスタm(SOm)… 365 11. 3. 13 シリアル出力レベル・レジスタm(SOLm)… 366 11. 3. 14 シリアル・スタンバイ・コントロール・レジスタ0(SSC0)… 367 11. 3. 15 ノイズ・フィルタ許可レジスタ0(NFEN0)… 368 11. 3. 16 ポート入力モード・レジスタ0, 1(PIM0, PIM1)… 369 11. 3. 17 ポート出力モード・レジスタ0, 1, 4, 5(POM0, POM1, POM4, POM5)… 369 11. 3. 18 ポート・モード・レジスタ0, 1, 3-6(PM0, PM1, PM3-PM6)… 370

    11. 4 動作停止モード … 371 11. 4. 1 ユニット単位で動作停止とする場合 … 372 11. 4. 2 チャネルごとに動作停止とする場合 … 373

    11. 5 3線シリアルI/O(CSI00, CSI01, CSI11, CSI120)通信の動作 … 374 11. 5. 1 マスタ送信 … 375

  • 目次-6

    11. 5. 2 マスタ受信 … 383 11. 5. 3 マスタ送受信 … 391 11. 5. 4 スレーブ送信 … 399 11. 5. 5 スレーブ受信 … 407 11. 5. 6 スレーブ送受信 … 413 11. 5. 7 SNOOZEモード機能(CSI00のみ)… 421 11. 5. 8 転送クロック周波数の算出 … 425 11. 5. 9 3線シリアルI/O(CSI00, CSI01, CSI11, CSI20)通信時におけるエラー発生時の処理

    手順 … 427 11. 6 UART(UART0-UART2)通信の動作 … 428

    11. 6. 1 UART送信 … 429 11. 6. 2 UART受信 …437 11. 6. 3 SNOOZEモード機能(UART0受信のみ)… 443 11. 6. 4 ボー・レートの算出 … 448 11. 6. 5 UART(UART0-UART2)通信時におけるエラー発生時の処理手順 … 452

    11. 7 簡易I2C(IIC00, IIC01, IIC11, IIC20)通信の動作 … 453 11. 7. 1 アドレス・フィールド送信 … 455 11. 7. 2 データ送信 … 459 11. 7. 3 データ受信 … 462 11. 7. 4 ストップ・コンディション発生 … 466 11. 7. 5 転送レートの算出 … 467 11. 7. 6 簡易I2C(IIC00, IIC01, IIC11, IIC20)通信時におけるエラー発生時の処理手順 … 469

    第12章 シリアル・インタフェースIICA … 470

    12. 1 シリアル・インタフェースIICAの機能 … 470 12. 2 シリアル・インタフェースIICAの構成 … 473 12. 3 シリアル・インタフェースIICAを制御するレジスタ … 476

    12. 3. 1 周辺イネーブル・レジスタ0(PER0)… 476 12. 3. 2 IICAコントロール・レジスタ00(IICCTL00)… 476 12. 3. 3 IICAステータス・レジスタ0(IICS0)… 481 12. 3. 4 IICAフラグ・レジスタ0(IICF0)… 483 12. 3. 5 IICAコントロール・レジスタ01(IICCTL01)… 485 12. 3. 6 IICAロウ・レベル幅設定レジスタ0(IICWL0)… 487 12. 3. 7 IICAハイ・レベル幅設定レジスタ0(IICWH0)… 487 12. 3. 8 ポート・モード・レジスタ6(PM6)… 488

    12. 4 I2Cバス・モードの機能 … 489 12. 4. 1 端子構成 … 489 12. 4. 2 IICWL0, IICWH0レジスタによる転送クロック設定方法 … 490

    12. 5 I2Cバスの定義および制御方法 … 491 12. 5. 1 スタート・コンディション … 491 12. 5. 2 アドレス … 492 12. 5. 3 転送方向指定 … 492 12. 5. 4 アクノリッジ(ACK)… 493 12. 5. 5 ストップ・コンディション … 494 12. 5. 6 ウエイト … 495 12. 5. 7 ウエイト解除方法 … 497 12. 5. 8 割り込み要求(INTIICA0)発生タイミングおよびウエイト制御 … 498 12. 5. 9 アドレスの一致検出方法 … 499 12. 5. 10 エラーの検出 … 499 12. 5. 11 拡張コード … 500 12. 5. 12 アービトレーション … 501 12. 5. 13 ウエイク・アップ機能 … 503 12. 5. 14 通信予約 … 506 12. 5. 15 その他の注意事項 … 510 12. 5. 16 通信動作 … 511

  • 目次-7

    12. 5. 17 I2C割り込み要求(INTIICA0)の発生タイミング … 519 12. 6 タイミング・チャート … 540

    第13章 乗除・積和演算器 … 555

    13. 1 乗除・積和演算器の機能 … 555 13. 2 乗除・積和演算器の構成 … 555 13. 3 乗除・積和演算器を制御するレジスタ … 561

    13. 3. 1 乗除算コントロール・レジスタ0(MDUC)… 561 13. 4 乗除・積和演算器の動作 … 562

    13. 4. 1 乗算(符号なし)動作 … 562 13. 4. 2 乗算(符号付)動作 … 563 13. 4. 3 積和演算(符号なし)動作 … 564 13. 4. 4 積和演算(符号付)動作 … 565 13. 4. 5 除算動作 … 567

    第14章 DMAコントローラ … 569

    14. 1 DMAコントローラの機能 … 569 14. 2 DMAコントローラの構成 … 570 14. 3 DMAコントローラを制御するレジスタ … 572

    14. 3. 1 DMAモード・コントロール・レジスタn(DMCn)… 573 14. 3. 2 DMA動作コントロール・レジスタn(DRCn)… 575

    14. 4 DMAコントローラの動作 … 576 14. 4. 1 動作手順 … 576 14. 4. 2 転送モード … 577 14. 4. 3 DMA転送の終了 … 577

    14. 5 DMAコントローラの設定例 … 577 14. 5. 1 CSI連続送信 … 577 14. 5. 2 A/D変換結果の連続取り込み … 579 14. 5. 3 UART連続受信+ACK送信 … 580 14. 5. 4 DWAITnビットによるDMA転送保留 … 581 14. 5. 5 ソフトウエアでの強制終了 … 582

    14. 6 DMAコントローラの注意事項 … 584 第15章 割り込み機能 … 586

    15. 1 割り込み機能の種類 … 586 15. 2 割り込み要因と構成 … 586 15. 3 割り込み機能を制御するレジスタ … 593

    15. 3. 1 割り込み要求フラグ・レジスタ(IF0L, IF0H, IF1L, IF1H, IF2L, IF2H)… 597 15. 3. 2 割り込みマスク・フラグ・レジスタ(MK0L, MK0H, MK1L, MK1H, MK2L ,

    MK2H)… 599 15. 3. 3 優先順位指定フラグ・レジスタ(PR00L, PR00H, PR01L, PR01H, PR02L,

    PR02H, PR10L, PR10H, PR11L, PR11H, PR12L, PR12H)… 601 15. 3. 4 外部割り込み立ち上がりエッジ許可レジスタ(EGP0),外部割り込み立

    ち下がりエッジ許可レジスタ(EGN0)… 604 15. 3. 5 プログラム・ステータス・ワード(PSW)… 605

    15. 4 割り込み処理動作 … 606 15. 4. 1 マスカブル割り込み要求の受け付け動作 … 606 15. 4. 2 ソフトウエア割り込み要求の受け付け動作 … 608 15. 4. 3 多重割り込み処理 … 608 15. 4. 4 割り込み要求の保留 … 612

  • 目次-8

    第16章 キー割り込み機能 … 613

    16. 1 キー割り込みの機能 … 613 16. 2 キー割り込みの構成 … 613 16. 3 キー割り込みを制御するレジスタ … 614

    16. 3. 1 キー・リターン・コントロール・レジスタ(KRCTL)… 614 16. 3. 2 キー・リターン・モード・レジスタ(KRM0, KRM1)… 615 16. 3. 3 キー・リターン・フラグ・レジスタ(KRF)… 616 16. 3. 4 ポート・モード・レジスタ0, 4, 6, 12(PM0, 4, 6, 12)… 616

    第17章 スタンバイ機能 … 617

    17. 1 スタンバイ機能と構成 … 617 17. 1. 1 スタンバイ機能 … 617 17. 1. 2 スタンバイ機能を制御するレジスタ … 618

    17. 2 スタンバイ機能の動作 … 621 17. 2. 1 HALTモード … 621 17. 2. 2 STOPモード … 625 17. 2. 3 SNOOZEモード … 630

    第18章 リセット機能 … 632

    18. 1 リセット要因を確認するレジスタ … 639 18. 1. 1 リセット・コントロール・フラグ・レジスタ(RESF)… 639

    第19章 パワーオン・リセット回路 … 641

    19. 1 パワーオン・リセット回路の機能 … 641 19. 2 パワーオン・リセット回路の構成 … 641 19. 3 パワーオン・リセット回路の動作 … 642 19. 4 パワーオン・リセット回路の注意事項 … 645

    第20章 電圧検出回路 … 647

    20. 1 電圧検出回路の機能 … 647 20. 2 電圧検出回路の構成 … 648 20. 3 電圧検出回路を制御するレジスタ … 648

    20. 3. 1 電圧検出レジスタ(LVIM)… 649 20. 3. 2 電圧検出レベル・レジスタ(LVIS)… 650

    20. 4 電圧検出回路の動作 … 653 20. 4. 1 リセット・モードとして使用時の設定 … 653 20. 4. 2 割り込みモードとして使用時の設定 … 655 20. 4. 3 割り込み&リセット・モードとして使用時の設定 … 657

    20. 5 電圧検出回路の注意事項 … 662 第21章 安全機能 … 664

    21. 1 安全機能の概要 … 664 21. 2 安全機能で使用するレジスタ … 665 21. 3 安全機能の動作 … 665

    21. 3. 1 CRC演算機能(汎用CRC)… 665 21. 3. 2 RAMパリティ・エラー検出機能 … 668 21. 3. 3 RAMガード機能 … 669 21. 3. 4 SFRガード機能 … 670 21. 3. 5 不正メモリ・アクセス検出機能 … 671

  • 目次-9

    21. 3. 6 周波数検出機能 … 672 21. 3. 7 A/Dテスト機能 … 674

    第22章 レギュレータ … 677

    22. 1 レギュレータの概要 … 677 第23章 オプション・バイト … 678

    23. 1 オプション・バイトの機能 … 678 23. 1. 1 ユーザ・オプション・バイト(000C0H-000C2H)… 678 23. 1. 2 オンチップ・デバッグ・オプション・バイト(000C3H)… 679

    23. 2 ユーザ・オプション・バイトのフォーマット … 680 23. 3 オンチップ・デバッグ・オプション・バイトのフォーマット … 683 23. 4 オプション・バイトの設定 … 684

    第24章 フラッシュ・メモリ … 685

    24. 1 フラッシュ・メモリ・プログラマによる書き込み方法 … 686 24. 1. 1 プログラミング環境 … 687 24. 1. 2 通信方式 … 687

    24. 2 外部デバイス(UART内蔵)による書き込み方法 … 688 24. 2. 1 プログラミング環境 … 688 24. 2. 2 通信方式 … 689

    24. 3 オンボード上の端子処理 … 690 24. 3. 1 P40/TOOL0端子 … 690 24. 3. 2 RESET端子 … 690 24. 3. 3 ポート端子 … 691 24. 3. 4 REGC端子 … 691 24. 3. 5 X1, X2端子 … 691 24. 3. 6 電 源 … 691

    24. 4 データ・フラッシュ … 692 24. 4. 1 データ・フラッシュの概要 … 692 24. 4. 2 データ・フラッシュを制御するレジスタ … 693 24. 4. 3 データ・フラッシュへのアクセス手順 … 694

    24. 5 プログラミング方法 … 694 24. 5. 1 フラッシュ・メモリ制御 … 694 24. 5. 2 フラッシュ・メモリ・プログラミング・モード … 695 24. 5. 3 通信方式 … 696 24. 5. 4 通信コマンド … 697 24. 5. 5 シグネチャ・データの説明 … 698

    24. 6 セキュリティ設定 … 699 24. 7 セルフ書き込みによるフラッシュ・メモリ・プログラミング … 701

    24. 7. 1 フラッシュ・シールド・ウインドウ機能 … 703 第25章 オンチップ・デバッグ機能 … 704

    25. 1 E1オンチップ・デバッギング・エミュレータとRL78/G12の接続 … 704 25. 2 オンチップ・デバッグ・セキュリティID … 706 25. 3 ユーザ資源の確保 … 706

    第26章 10進補正(BCD)回路 … 708

    26. 1 10進補正回路の機能 … 708 26. 2 10進補正回路で使用するレジスタ … 708

  • 目次-10

    26. 3 10進補正回路の動作 … 709 第27章 命令セットの概要 … 711

    27. 1 凡 例 … 712 27. 1. 1 オペランドの表現形式と記述方法 … 712 27. 1. 2 オペレーション欄の説明 … 713 27. 1. 3 フラグ動作欄の説明 … 714 27. 1. 4 PREFIX命令 … 714

    27. 2 オペレーション一覧 … 715 第28章 電気的特性 … 732

    28. 1 絶対最大定格 … 733 28. 2 発振回路特性 … 734

    28. 2. 1 X1クロック発振回路特性… 734 28. 2. 2 オンチップ・オシレータ特性 … 734

    28. 3 DC特性 … 735 28. 3. 1 端子特性 … 735 28. 3. 2 電源電流特性 … 739

    28. 4 AC特性 … 744 28. 5 シリアル通信特性 … 746

    28. 5. 1 シリアル・アレイ・ユニット … 746 28. 5. 2 シリアル・インタフェースIICA … 762 28. 5. 3 オンチップ・デバッグ(UART)… 763

    28. 6 アナログ特性 … 763 28. 6. 1 A/Dコンバータ特性 … 763 28. 6. 2 温度センサ特性 … 765 28. 6. 3 POR回路特性 … 765 28. 6. 4 LVD回路特性 … 766

    28. 7 データ・メモリSTOPモード低電源電圧データ保持特性 … 767 28. 8 フラッシュ・メモリ・プログラミング特性 … 768 28. 9 フラッシュ・メモリ・プログラミング・モード引き込み時のタイミング・スペック … 768

    第29章 外形図 … 769

    29. 1 20ピン製品 … 769 29. 2 24ピン製品 … 770 29. 3 30ピン製品 … 771

    付録A 改版履歴 … 772

    A. 1 本版で改訂された主な箇所 … 772 A. 2 前版までの改版履歴 … 774

  • RL78/G12 ルネサスマイクロコンピュータ

    1

    R01UH0200JJ0110Rev.1.10

    2012.09.28

    R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    第1章 概 説

    1. 1 R5F102とR5F103の違い RL78/G12のR5F102とR5F103の違いは,次のとおりです。

    ・データ・フラッシュの搭載/非搭載

    ・高速オンチップ・オシレータの発振周波数精度

    ・シリアル・インタフェースのチャネル数

    ・DMA機能の搭載/非搭載

    ・安全機能の搭載/非搭載

    1. 1. 1 データ・フラッシュ R5F102は,2KBのデータ・フラッシュを搭載しており、R5F103はデータ・フラッシュを搭載しておりません。

    製品 データ ・フラッシュ

    R5F102

    R5F1026A, R5F1027A, R5F102AA,

    R5F10269, R5F10279, R5F102A9,

    R5F10268, R5F10278, R5F102A8,

    R5F10267, R5F10277, R5F102A7,

    R5F10266注

    2KB

    R5F103

    R5F1036A, R5F1037A, R5F103AA,

    R5F10369, R5F10379, R5F103A9,

    R5F10368, R5F10378 R5F103A8,

    R5F10367, R5F10377, R5F103A7,

    R5F10366

    非搭載

    注 R5F10266はRAMが256Byteと少ないため,お客様のプログラムの仕様によっては,データ・フラッシュ・

    ライブラリを実行するためのスタック領域が確保できず,データ・フラッシュへの書き込み/消去ができない場合があります。

    注意 ユーザ・プログラムでフラッシュ・メモリの書き換えを行う場合は,各ライブラリを利用するため,フ

    ラッシュROM, RAM領域を使用します。そのため,RL78ファミリ フラッシュ・セルフ・プログラミング・ライブラリ Type01 ユーザーズマニュアルおよびRL78ファミリ データ・フラッシュ・ライブラリType04 ユーザーズマニュアルを必ずご確認の上,ご使用ください。

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    2R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    1. 1. 2 オンチップ・オシレータ特性

    (1) R5F102の高速オンチップ・オシレータ・発振周波数精度

    発振子 条 件 MIN. MAX. 単位

    TA = -20~+85 ℃ -1 +1 高速オンチップ・オシレータ

    発振周波数精度 TA = -40~-20 ℃ -1.5 +1.5

    %

    (2) R5F103の高速オンチップ・オシレータ・発振周波数精度

    発振子 条 件 MIN. MAX. 単位

    高速オンチップ・オシレータ

    発振周波数精度

    TA = -40~+85 ℃ -5 +5 %

    1. 1. 3 周辺機能

    R5F102とR5F103は,次に示す周辺機能に違いがあります。

    R5F102 R5F103 RL78/G12

    20, 24ピン製品 30ピン製品 20, 24ピン製品 30ピン製品

    UART 1チャネル 3チャネル 1チャネル

    CSI 2チャネル 3チャネル 1チャネル

    シリアル・インタフェース

    簡易I2C 2チャネル 3チャネル なし

    DMA機能 2チャネル なし

    CRC演算 あり なし

    RAMガード あり なし

    安全機能

    SFRガード あり なし

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    3R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    1. 2 特 徴

    ○高速(0.04167 μ s:高速オンチップ・オシレータ・クロック24 MHz動作時)から低速(1 μ s:1 MHz動作時)

    まで最小命令実行時間を変更可能

    ○汎用レジスタ:(8ビット・レジスタ×8)×4バンク

    ○ROM:2~16 KB,RAM:256B~2KB, データ・フラッシュ:- /2 KB

    ○高速オンチップ・オシレータ:24/16/12/8/4/1 MHz(TYP.)から選択可能

    ○フラッシュ・メモリ

    ブロック消去,書き換え禁止(セキュリティ機能)

    バッググランド・オペレーション(BGO):データ・フラッシュ書き換え中,コード・フラッシュ内の命令

    実行

    ○セルフ・プログラミング機能対応

    ○オンチップ・デバッグ機能内蔵

    ○パワーオン・リセット(POR)回路,電圧検出(LVD)回路内蔵

    ○ウォッチドッグ・タイマ内蔵(専用の低速オンチップ・オシレータ・クロックで動作可能)

    ○乗除・積和演算器内蔵

    ・16ビット×16ビット = 32ビット(符号付/符号なし)

    ・32ビット÷32ビット = 32ビット(符号なし)

    ・16ビット×16ビット+32ビット = 32ビット(符号付/符号なし)

    ○キー割り込み機能内蔵

    ○クロック出力/ブザー出力制御回路内蔵

    ○10進補正(BCD)回路内蔵

    ○I/Oポート:18/22/26本(N-chオープン・ドレイン:2本)

    ○タイマ

    ・16ビット・タイマ :4/8チャネル

    ・ウォッチドッグ・タイマ :1チャネル

    ・12ビット・インターバル・タイマ:1チャネル

    ○シリアル・インタフェース

    ・CSI :1/2/3チャネル

    ・UART :1/3チャネル

    ・簡易I2C :0/2/3チャネル

    ・I2C :1チャネル

    ○異電位インタフェース:1.8/2.5/3 V動作デバイスと接続

    ○8/10ビット分解能A/Dコンバータ:8/11チャネル

    ○スタンバイ機能:HALT, STOP, SNOOZEモード

    ○電源電圧: VDD = 1.8~5.5 V

    ○動作周囲温度:TA = -40~+85 ℃

    備考 製品により,搭載している機能が異なります。1. 7 機能概要を参照してください。

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    4R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    ○ROM, RAM容量 フラッシュROM データ・フラッシュ RAM 20ピン 24ピン 30ピン

    2 KB - - R5F102AA

    2 KB

    - - R5F103AA 2 KB R5F1026A注 R5F1027A注 -

    16 KB

    1.5 KB

    R5F1036A注 R5F1037A注 - 2KB R5F10269注 R5F10279注 R5F102A9 12 KB

    1 KB

    R5F10369注 R5F10379注 R5F103A9

    2 KB R5F10268注 R5F10278注 R5F102A8 8 KB

    768B

    R5F10368注 R5F10378注 R5F103A8

    2KB R5F10267 R5F10277 R5F102A7 4 KB

    512B

    R5F10367 R5F10377 R5F103A7

    2 KB R5F10266 - - 2 KB

    256B

    R5F10366 - -

    注 セルフ・プログラミング機能かデータ・フラッシュ機能使用時は639バイト(詳細は,第3章 CPUアーキテクチャ参照)

    1. 3 型名一覧

    図1-1 RL78/G12の型名とメモリ・サイズ,パッケージ

    型名 R 5 F 1 0 2 A A A x x x S P

    パッケージの種類 SP:SSOP, 0.65mmピッチ NA:WQFN, 0.50mmピッチ

    ROM番号(ブランク品は省略)

    用途分類

    A:民生用途,動作周囲温度:-40~+85℃ D:産業用途,動作周囲温度:-40~+85℃

    ROM容量

    6:2KB 7:4KB 8:8KB 9:12KB A:16KB

    ピン数

    6:20ピン 7:24ピン A:30ピン

    RL78/G12グループ 102:データ・フラッシュ搭載 103:データ・フラッシュ非搭載

    ROMの種類

    F:フラッシュ・メモリ

    ルネサス・マイコン

    ルネサス半導体

    ★ ★

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    5R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    ピン数 パッケージ

    データ・ フラッシュ

    用途

    区分注 オーダ名称

    搭載 A

    D

    R5F1026AASP, R5F10269ASP, R5F10268ASP, R5F10267ASP, R5F10266ASP

    R5F1026ADSP, R5F10269DSP, R5F10268DSP, R5F10267DSP, R5F10266DSP

    20ピン 20ピン・プラスチック

    SSOP(4.4×6.5)

    非搭載 A

    D

    R5F1036AASP, R5F10369ASP, R5F10368ASP, R5F10367ASP, R5F10366ASP

    R5F1036ADSP, R5F10369DSP, R5F10368DSP, R5F10367DSP, R5F10366DSP

    搭載 A

    D

    R5F1027AANA, R5F10279ANA, R5F10278ANA, R5F10277ANA

    R5F1027ADNA, R5F10279DNA, R5F10278DNA, R5F10277DNA

    24ピン 24ピン・プラスチック

    WQFN(4X4)

    非搭載 A

    D

    R5F1037AANA, R5F10379ANA, R5F10378ANA, R5F10377ANA

    R5F1037ADNA, R5F10379DNA, R5F10378DNA, R5F10377DNA

    搭載 A

    D

    R5F102AAASP, R5F102A9ASP, R5F102A8ASP, R5F102A7ASP

    R5F102AADSP, R5F102A9DSP, R5F102A8DSP, R5F102A7DSP

    30ピン 30ピン・プラスチック

    SSOP

    (7.62 mm(300)) 非搭載 A

    D

    R5F103AAASP, R5F103A9ASP, R5F103A8ASP, R5F103A7ASP

    R5F103AADSP, R5F103A9DSP, R5F103A8DSP, R5F103A7DSP

    注 用途区分け 図1-1 RL78/G12の型名とメモリ・サイズ,パッケージ を参照してください。

    1. 4 端子接続図(Top View)

    1. 4. 1 20ピン製品

    ・20ピン・プラスチックSSOP(4.4×6.5)

    20191817161514131211

    12345678910

    P21/ANI1/AVREFMP22/ANI2P23/ANI3P10/ANI16/PCLBUZ0/SCK00/SCL00P11/ANI17/SI00/RxD0/SDA00 /TOOLRxDP12/ANI18/SO00/TxD0/TOOLTxDP13/ANI19/TI00/TO00/INTP2P14/ANI20/TI01/TO01/INTP3P61/KR5/SDAA0/(RxD0)P60/KR4/SCLA0/(TxD0)

    P20/ANI0/AVREFPP42/ANI21/SCK01 /SCL01 /TI03/TO03注

    P41/ANI22/SO01注/SDA01注/TI02/TO02/INTP1P40/KR0/TOOL0

    P125/KR1/SI01注/RESETP137/INTP0

    P122/KR2/X2/EXCLK/(TI02)/(INTP2)P121/KR3/X1/(TI03)/(INTP3)

    VSSVDD

    注 R5F102製品

    備考1. 端子名称は,1. 5 端子名称を参照してください。

    2. ( )内の機能は,周辺I/Oリダイレクション・レジスタ(PIOR)の設定により,割り当て可能です。

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    6R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    1. 4. 2 24ピン製品

    ・24ピン・プラスチックWQFN(4×4)

    P40/KR0/TOOL0P41/ANI22/SO01注/SDA01注/TI02/TO02/INTP1

    P42/ANI21/SCK01注/SCL01注/TI03/TO03P20/ANI0/AVREFPP21/ANI1/AVREFM

    P22/ANI2

    P23

    /AN

    I3P

    10/A

    NI1

    6/P

    CLB

    UZ0

    /SC

    K00

    /SC

    L00注

    P11

    /AN

    I17/

    SI0

    0/R

    xD0/

    SD

    A00注

    /TO

    OLR

    xDP

    12/A

    NI1

    8/S

    O00

    /TxD

    0/TO

    OLT

    xDP

    13/A

    NI1

    9/TI

    00/T

    O00

    /INTP

    2P

    14/A

    NI2

    0/TI

    01/T

    O01

    /INTP

    3

    P12

    5/K

    R1/

    SI0

    1注/R

    ES

    ET 

    P13

    7/IN

    TP0

    P12

    2/K

    R2/

    X2/

    EX

    CLK

    /(TI0

    2)/(I

    NTP

    2)P

    121/

    KR

    3/X

    1/(T

    I03)

    /(IN

    TP3)

    VS

    S

    VD

    D

    P00/KR6/(SI01)注P01/KR7/(SO01/SDA01)注P02/KR8/(SCK01/SCL01)注P03/KR9P60/KR4/SCLA0/(TxD0)P61/KR5/SDAA0/(RxD0)

    exposed die pad

    1 2 3 4 5 6

    121110 9 8 7

    18 17 16 15 14 13192021222324

    注 R5F102製品

    備考1. 端子名称は,1. 5 端子名称を参照してください。

    2. ( )内の機能は,周辺I/Oリダイレクション・レジスタ(PIOR)の設定により,割り当て可能です。

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    7R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    1. 4. 3 30ピン製品

    ・30ピン・プラスチックSSOP(7.62 mm(300))

    302928272625242322212019181716

    123456789101112131415

    P21/ANI1/AVREFMP22/ANI2P23/ANI3P147/ANI18P10/SCK00/SCL00注/(TI07/TO07)P11/SI00/RxD0/TOOLRxD/SDA00注/(TI06/TO06)P12/SO00/TxD0/TOOLTxD/(TI05/TO05)P13/TxD2注/SO20注/(SDAA0)/(TI04/TO04)P14/RxD2注/SI20注/SDA20注/(SCLA0)/(TI03/TO03)P15/PCLBUZ1/SCK20 /SCL20 /(TI02/TO02)P16/TI01/TO01/INTP5/(RxD0)P17/TI02/TO02/(TxD0)P51/INTP2/SO11P50/INTP1/SI11 /SDA11P30/INTP3/SCK11 /SCL11

    P20/ANI0/AVREFPP01/ANI16/TO00/RxD1

    P00/ANI17/TI00/TxD1P120/ANI19P40/TOOL0

    RESETP137/INTP0

    P122/X2/EXCLKP121/X1

    REGCVSSVDD

    P60/SCLA0P61/SDAA0

    P31/TI03/TO03/INTP4/PCLBUZ0

    注 R5F102製品

    注意 REGCはコンデンサ(0.47~1 μ F)を介し,VSSに接続してください。

    備考1. 端子名称は,1. 5 端子名称を参照してください。

    2. ( )内の機能は,周辺I/Oリダイレクション・レジスタ(PIOR)の設定により,割り当て可能です。

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    8R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    1. 5 端子名称

    REGC: Regulator Capacitance ANI0-ANI3,

    ANI16-ANI22:

    Analog Input RESET: Reset

    RxD0-RxD2: Receive Data AVREFM: Analog Reference

    Voltage Minus SCK00, SCK01, SCK11,

    SCK20:

    Serial Clock Input/Output AVREFP: Analog Reference

    Voltage Plus SCL00, SCL01,

    SCL11,SCL20, SCLA0:

    Serial Clock Input/Output EXCLK: External Clock Input

    (Main System Clock) SDA00, SDA01, SDA11,

    SDA20, SDAA0:

    Serial Data Input/Output INTP0-INTP5: Interrupt Request From

    Peripheral SI00, SI01, SI11, SI20: Serial Data Input

    KR0-KR9: Key Return

    P00-P03: Port 0

    SO00, SO01, SO11,

    SO20:

    Serial Data Output

    P10-P17: Port 1 TI00-TI07: Timer Input

    P20-P23: Port 2 TO00-TO07: Timer Output

    P30-P31: Port 3 TOOL0: Data Input/Output for Tool

    P40-P42: Port 4

    P50, P51: Port 5

    TOOLRxD, TOOLTxD: Data Input/Output for

    External Device

    P60, P61: Port 6 TxD0-TxD2: Transmit Data

    P120- P122, P125: Port 12 VDD: Power Supply

    P137: Port 13 VSS: Ground

    P147: Port 14

    PCLBUZ0, PCLBUZ1: Programmable Clock

    Output/Buzzer Output

    X1, X2: Crystal Oscillator (Main

    System Clock)

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    9R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    1. 6 ブロック図

    1. 6. 1 20ピン製品

    PORT 1 P10 - P14

    PORT 2 P20 - P234

    PORT 4 P40- P42

    2PORT 6

    PORT 12

    5

    BUZZER/CLOCKOUTPUTCONTROL

    WINDOWWATCHDOG

    TIMER

    CRC

    INTERVALTIMER

    10-bitA/D CONVERTER

    11ch

    PCLBUZ0

    P60-P61

    P121-P122, P125

    Clock Generator+

    Reset Generator

    X1 X2/EXCLK

    RESET

    POWER ONRESET/

    VOLTAGEDETECTOR

    ON-CHIP DEBUG

    TOOL0TOOLTxD

    TOOLRxD

    BCDADJUSTMENT

    MULTIPLIER&DIVIDER

    MULITIPLY-ACCUMULATOR

    IICA0

    Low SpeedON-CHIP

    OSCILLATOR15kHz

    High SpeedON-CHIP

    OSCILLATOR1-24MHz

    Main OSC1-20MHz

    TAU0 (4ch)

    SAU0 (2ch)

    ch03

    ch01

    ch00

    ch02

    UART0

    IIC00 注

    CSI01注

    CSI00

    SCL01SDA01

    SCLA0SDAA0

    SCL00SDA00

    RxD0TxD0

    SCK01SI01

    SO01

    SCK00SI00

    SO00

    IIC01 注

    9

    6

    4

    KEY RETURN6ch KR0-KR5

    INTP0-INTP3

    ANI2-ANI3, ANI16-ANI22ANI0/AVREFPANI1/AVREFM

    PORT 13 P137

    INTERRU PTCONTROL

    4ch

    TI00 /TO00

    TI01 /TO01

    TI02 /TO02

    TI03 /TO03

    RL78CPUCORE

    INTERRU PTCONTROL

    DMA注2ch

    RAM1.5KB

    CODE FLASH :16KBDATA FLASH:2KB 注

    3

    3

    VDD VSS

    12-bit

    注 R5F102製品 ★

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    10R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    1. 6. 2 24ピン製品

    PORT 1 P10 - P14

    PORT 2 P20 - P234

    PORT 4 P40- P42

    2PORT 6

    PORT 12

    5

    PCLBUZ0

    P60-P61

    P121-P122, P125

    X1 X2/EXCLK

    RESET

    TOOL0TOOLTxD

    TOOLRxD

    IICA0

    Main OSC1-20MHz

    TAU0 (4ch)

    SAU0 (2ch)

    ch03

    ch01

    ch00

    ch02

    UART0

    CSI00

    SCL01SDA01

    SCLA0SDAA0

    SCL00SDA00

    RxD0TxD0

    SCK01SI01

    SO01

    SCK00SI00

    SO00

    9

    10

    4

    KEY RETURN10ch KR0-KR9

    INTP0-INTP3

    PORT 0 P00-P034

    ANI2-ANI3, ANI16-ANI22ANI0/AVREFPANI1/AVREFM

    PORT 13 P137

    RL78CPU

    CORE

    RAM1.5KB

    3

    3

    VDD VSS

    TI00 /TO00

    TI01 /TO01

    TI02 /TO02

    TI03 /TO03

    ON-CHIP DEBUG

    BCDADJUSTMENT

    MULTIPLIER&DIVIDER

    MULITIPLY-ACCUMULATOR

    INTERRUPTCONTROL

    INTERRUPTCONTROL

    4ch

    WINDOWWATCHDOG

    TIMER

    Low SpeedON-CHIP

    OSCILLATOR15kHz

    High SpeedON-CHIP

    OSCILLATOR1-24MHz

    POWER ONRESET/VOLTAGEDETECTOR

    ClockGenerator+

    Reset Generator10bit

    A/D CONVERTER11ch

    BUZZER/CLOCKOUTPUTCONTROL

    CRC

    INTERVALTIMER

    IIC00 注

    CSI01注

    IIC01 注

    DMA注2ch

    CODE FLASH :16KBDATA FLASH:2KB 注

    12-bit

    注 R5F102製品

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    11R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    1. 6. 3 30ピン製品

    PORT 1 P10 - P17

    PORT 2 P20 - P234

    PORT 4 P40

    P120

    2PORT 6

    PORT 12

    8

    PCLBUZ0-PCLBUZ1

    P60-P61

    P121-P122

    X1 X2/EXCLK

    RESET

    TOOL0TOOLTxD

    TOOLRxD

    IICA0

    Main OSC1-20MHz

    SCLA0SDAA0

    6

    2

    6 INTP0-INTP5

    PORT 0 P00-P012

    ANI2-ANI3, ANI16-ANI19

    PORT 13 P137

    RL78CPUCORE

    DMA注2ch

    RAM 2KB

    CODE FLASH :16KBDATA FLASH:2KB 注

    2

    ON-CHIP DEBUG

    BCDADJUSTMENT

    MULTIPLIER&DIVIDER

    MULITIPLY-ACCUMULATOR

    INTERRUPTCONTROL

    INTERRUPTCONTROL

    6ch

    WINDOWWATCHDOG

    TIMER

    CRC

    INTERVALTIMER

    Low SpeedON-CHIP

    OSCILLATOR15kHz

    High SpeedON-CHIP

    OSCILLATOR1-24MHz

    POWER ONRESET/VOLTAGEDETECTOR

    Clock Generator+

    Reset Generator

    10bit A/D CONVERTER

    8ch

    BUZZER/CLOCKOUTPUT CONTROL

    VOLTAGEREGULATOR REGC

    PORT 14 P147

    PORT 5 P50, P512

    PORT 3 P30, P312

    SAU0 (4ch)

    UART0

    UART1 注

    IIC00 注

    RxD0TxD0

    RxD1TxD1

    SCL00SDA00

    CSI11 注SCK11

    SO11SI11

    IIC11 注SCL11SDA11

    SCK00

    SO00SI00 CSI00

    SAU1 (2 ch) 注 

    UART2

    IIC20

    RxD2TxD2

    SCL20SDA20

    SCK20

    SO20SI20 CSI20

    TAU (8 ch)

    ch2TI02/TO02

    ch3TI03/TO03

    ch0

    ch1

    ch4

    ch5

    ch6

    ch7

    TI00TO00

    TI01/TO01

    TI04/TO04)

    TI05/TO05)

    TI06/TO06)

    TI07/TO07)

    ANI0/AVREFPANI1/AVREFM

    12-bit

    注 R5F102製品

    備考 ( )内の機能は,周辺I/Oリダイレクション・レジスタ(PIOR)の設定により,割り当て可能です。

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    12R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    1. 7 機能概要

    周辺I/Oリダイレクション・レジスタ(PIOR)を00Hに設定したときの機能概要を示します(R5F102Axのタイ

    マ出力を除く)。

    (1/2) 20ピン 24ピン 30ピン 項 目

    R5F1026x R5F1036x R5F1027x R5F1037x R5F102Ax R5F103Ax

    コード・フラッシュ・メモリ 2-16 KB注1 4-16 KB

    データ・フラッシュ・メモリ 2 KB - 2 KB - 2 KB -

    RAM 256 B -1.5 KB 512 B -1.5 KB 512 B -2KB

    アドレス空間 1 Mバイト

    高速システム・クロック X1, X2(水晶/セラミック)発振,外部メイン・システム・クロック入力(EXCLK)

    1~20 MHz:VDD = 2.7~5.5 V, 1~8 MHz:VDD = 1.8~5.5 V

    メイン・

    システム・

    クロック 高速オンチップ・オシレー

    タ・クロック

    HS(高速メイン)モード:1~24 MHz(VDD = 2.7~5.5 V),1~16 MHz(VDD = 2.4~5.5 V)

    LS(低速メイン)モード:1~8 MHz(VDD = 1.8~5.5 V)

    低速オンチップ・オシレータ・クロック 15 kHz(TYP.)

    汎用レジスタ (8ビット・レジスタ×8)×4バンク

    0.04167 μ s(高速オンチップ・オシレータ・クロック:fIH = 24 MHz動作時) 最小命令実行時間

    0.05 μ s(高速システム・クロック:fMX = 20 MHz動作時)

    命令セット ・データ転送(8/16ビット)

    ・加減/論理演算(8/16ビット)

    ・乗算(8ビット×8ビット)

    ・ローテート,バレル・シフト,ビット操作(セット,リセット,テスト,ブール演算)など

    合計 18 22 26

    CMOS入出力 12 16 21

    CMOS入力 4 4 3

    I/Oポート

    N-chオープン・ドレーン入

    出力(6 V耐圧)

    2

    16ビット・タイマ 4チャネル 8チャネル

    ウォッチドッグ・タイマ 1チャネル

    12ビット・インターバル・

    タイマ

    1チャネル

    タイマ

    タイマ出力 4/8注2本(PWM出力注3:3/7注2本)

    注1. R5F10266とR5F10366は,セルフ・プログラミング機能は使用できません。

    2. R5F102Axで,PIOR0 = 1に設定した場合です。

    3. 使用チャネルの設定(マスタとスレーブの数)によって,PWM出力数は変わります(6. 8. 3 多重PWM出力

    機能としての動作参照)。

    注意 ユーザ・プログラムでフラッシュ・メモリの書き換えを行う場合は,各ライブラリを利用するため,フラッ

    シュROM, RAM領域を使用します。そのため,RL78ファミリ フラッシュ・セルフ・プログラミング・ライ

    ブラリ Type01 ユーザーズマニュアルおよびRL78ファミリ データ・フラッシュ・ライブラリType04 ユー

    ザーズマニュアルを必ずご確認の上,ご使用ください。

  • RL78/G12 第 1章 概 説

    13R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    (2/2) 20ピン 24ピン 30ピン 項 目

    R5F1026x R5F1036x R5F1027x R5F1037x R5F102Ax R5F103Ax

    1本 クロック出力/ブザー出力

    2.44 kHz ~ 10 MHz(周辺ハードウエア・クロック:fMAIN = 20 MHz動作時)

    8/10ビット分解能A/Dコンバータ 11チャネル 8チャネル

    シリアル・インタフェース 【R5F1026x (20ピン),R5F1027x (24ピン)】

    ・CSI:2チャネル/簡易I2C:2チャネル/UART:1チャネル

    【R5F102Ax (30ピン)】

    ・CSI:1チャネル/簡易I2C:1チャネル/UART:1チャネル

    ・CSI:1チャネル/簡易I2C:1チャネル/UART:1チャネル

    ・CSI:1チャネル/簡易I2C:1チャネル/UART:1チャネル

    【R5F1036x (20ピン),R5F1037x (24ピン)】

    ・CSI:1チャネル/簡易I2C:0チャネル/UART:1チャネル

    【R5F103Ax (30ピン)】

    ・CSI:1チャネル/簡易I2C:0チャネル/UART:1チャネル

    I2Cバス 1チャネル

    乗除算・積和演算器 乗算 :16ビット×16ビット = 32ビット(符号付/符号なし)

    除算 :32ビット÷32ビット = 32ビット(符号なし)

    積和演算 :16ビット×16ビット+32ビット = 32ビット(符号付/符号なし)

    DMAコントローラ 2チャネル - 2チャネル - 2チャネル -

    内部 18 16 18 16 26 19 ベクタ割り込み要因数

    外部 5 6

    キー割り込み 6 10 -

    リセット ・RESET端子によるリセット

    ・ウォッチドッグ・タイマによる内部リセット

    ・パワーオン・リセットによる内部リセット

    ・電圧検出回路による内部リセット

    ・不正命令の実行による内部リセット注

    ・RAMパリティ・エラーによる内部リセット

    ・不正メモリ・アクセスによる内部リセット

    パワーオン・リセット回路 ・パワーオン・リセット :1.51±0.03 V

    ・パワーダウン・リセット:1.50±0.03 V

    電圧検出回路 立ち上がり:1.88 V~4.06 V,立ち下がり:1.84 V~3.98 V(12段階)

    オンチップ・デバッグ機能 あり

    電源電圧 VDD = 1.8~5.5 V

    動作周囲温度 TA = -40~+85 ℃

    注 FFHの命令コードを実行したときに発生します。

    不正命令の実行によるリセットは,インサーキット・エミュレータやオンチップ・デバッグ・エミュレー

    タによるエミュレーションでは発生しません。

  • RL78/G12 第 2章 端子機能

    14R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    第2章 端子機能

    2. 1 ポート機能 各ポートで設定した入出力やバッファ,プルアップ抵抗は,兼用機能に対しても有効です。

    2. 1. 1 20ピン製品 機能名称 入出力 機 能 リセット時 兼用機能

    P10 ANI16/PCLBUZ0/

    SCK00/SCL00

    P11 ANI17/SI00/RxD0/

    SDA00/TOOLRxD

    P12 ANI18/SO00/TxD0/

    TOOLTxD

    P13 ANI19/TI00/TO00/

    INTP2

    P14

    入出力 ポート1。

    5ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    アナログ入力に設定可能。入力ではポート・モード・コントロー

    ル・レジスタ1(PMC1)でデジタルかアナログかを設定(1ビッ

    ト単位で設定可能)。

    P10, P11の入力はTTL入力バッファに設定可能。

    P10-P12の出力はN-chオープン・ドレイン出力(VDD耐圧)に設定

    可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能(1ビット単位)。

    アナログ入力

    ポート

    ANI20/TI01/TO01/

    INTP3

    P20 ANI0/AVREFP

    P21 ANI1/AVREFM

    P22 ANI2

    P23

    入出力 ポート2。

    4ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    アナログ入力に設定可能。入力ではA/Dポート・コンフィギュレ

    ーション・レジスタ(ADPC)でデジタルかアナログかを設定。

    アナログ入力

    ポート

    ANI3

    P40 入力ポート KR0/TOOL0

    P41 ANI22/SO01/SDA01/

    TI02/TO02/INTP1

    P42

    入出力 ポート4。

    3ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    P41, P42はアナログ入力に設定可能。入力ではポート・モード・

    コントロール・レジスタ4(PMC4)でデジタルかアナログかを設

    定(1ビット単位で設定可能)。

    P41の出力はN-chオープン・ドレイン出力(VDD耐圧)に設定可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能(1ビット単位)。

    アナログ入力

    ポート

    ANI21/SCK01/SCL01/

    TI03/TO03

    P60 KR4/SCLA0/(TxD0)

    P61

    入出力 ポート6。

    2ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    出力はN-chオープン・ドレイン出力(6V耐圧)。

    入力ポート

    KR5/SDAA0/(RxD0)

    P121 KR3/X1/

    (TI03)/(INTP3)

    P122 KR2/X2/EXCLK/

    (TI02)/(INTP2)

    P125

    入力 ポート12。

    3ビット入力ポート。

    P125はソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗を使用可

    能。

    入力ポート

    KR1/SI01/RESET

    P137 入力 ポート13。

    1ビット入力ポート。

    入力ポート INTP0

    備考 ( )内の機能は,周辺I/Oリダイレクション・レジスタ(PIOR)の設定により,割り当て可能です。

  • RL78/G12 第 2章 端子機能

    15R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    2. 1. 2 24ピン製品 機能名称 入出力 機 能 リセット時 兼用機能

    P00 KR6/(SI01)

    P01 KR7/(SO01/SDA01)

    P02 KR8/(SCK01/SCL01)

    P03

    入出力 ポート0。

    4ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    P01の出力はN-chオープン・ドレイン出力(VDD耐圧)に設定可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能(1ビット単位)。

    入力ポート

    KR9

    P10 ANI16/PCLBUZ0/

    SCK00/SCL00

    P11 ANI17/SI00/RxD0/

    SDA00/TOOLRxD

    P12 ANI18/SO00/TxD0/

    TOOLTxD

    P13 ANI19/TI00/TO00/

    INTP2

    P14

    入出力 ポート1。

    5ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    アナログ入力に設定可能。入力ではポート・モード・コントロー

    ル・レジスタ1(PMC1)でデジタルかアナログかを設定(1ビッ

    ト単位で設定可能)。

    P10, P11の入力はTTL入力バッファに設定可能。

    P10-P12の出力はN-chオープン・ドレイン出力(VDD耐圧)に設定

    可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能(1ビット単位)。

    アナログ入力

    ポート

    ANI20/TI01/TO01/

    INTP3

    P20 ANI0/AVREFP

    P21 ANI1/AVREFM

    P22 ANI2

    P23

    入出力 ポート2。

    4ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    アナログ入力に設定可能。入力ではA/Dポート・コンフィギュレ

    ーション・レジスタ(ADPC)でデジタルかアナログかを設定。

    アナログ入力

    ポート

    ANI3

    P40 入力ポート KR0/TOOL0

    P41 ANI22/SO01/SDA01/

    TI02/TO02/INTP1

    P42

    入出力 ポート4。

    3ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    P41, P42はアナログ入力に設定可能。入力ではポート・モード・

    コントロール・レジスタ4(PMC4)でデジタルかアナログかを設

    定(1ビット単位で設定可能)。

    P41の出力はN-chオープン・ドレイン出力(VDD耐圧)に設定可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能(1ビット単位)。

    アナログ入力

    ポート

    ANI21/SCK01/SCL01/

    TI03/TO03

    P60 KR4/SCLA0/(TxD0)

    P61

    入出力 ポート6。

    2ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    出力はN-chオープン・ドレイン出力(6V耐圧)。

    入力ポート

    KR5/SDAA0/(RxD0)

    P121 KR3/X1/

    (TI03)/(INTP3)

    P122 KR2/X2/EXCLK/

    (TI02)/(INTP2)

    P125

    入力 ポート12。

    3ビット入力ポート。

    P125はソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗を使用可

    能。

    入力ポート

    KR1/SI01/RESET

    P137 入力 ポート13。

    1ビット入力ポート。

    入力ポート INTP0

    備考 ( )内の機能は,周辺I/Oリダイレクション・レジスタ(PIOR)の設定により,割り当て可能です。

  • RL78/G12 第 2章 端子機能

    16R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    2. 1. 3 30ピン製品 (1/2)

    機能名称 入出力 機 能 リセット時 兼用機能

    P00 ANI17/TI00/TxD1

    P01

    入出力 ポート0。

    2ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    アナログ入力に設定可能。入力ではポート・モード・コントロー

    ル・レジスタ0(PMC0)でデジタルかアナログかを設定(1ビッ

    ト単位で設定可能)。

    P01の入力はTTL入力バッファに設定可能。

    P00の出力はN-chオープン・ドレイン出力(VDD耐圧)に設定可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能(1ビット単位)。

    アナログ入

    力ポート ANI16/TO00/RxD1

    P10 SCK00/SCL00/

    (TI07/TO07)

    P11 SI00/RxD0/

    TOOLRxD/SDA00/

    (TI06/TO06)

    P12 SO00/TxD0/

    TOOLTXD/

    (TI05/TO05)

    P13 TxD2/SO20/

    (SDAA0)/

    (TI04/TO04)

    P14 RxD2/SI20/SDA20/

    (SCLA0)/

    (TI03/TO03)

    P15 PCLBUZ1/SCK20/

    SCL20/(TI02/TO02)

    P16 TI01/TO01/INTP5/

    (RxD0)

    P17

    入出力 ポート1。

    8ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    P10, P11, P13-P17の入力はTTL入力バッファに設定可能。

    P10-P15, P17の出力はN-chオープン・ドレイン出力(VDD耐圧)に

    設定可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能(1ビット単位)。

    入力ポート

    TI02/TO02/(TxD0)

    P20 ANI0/AVREFP

    P21 ANI1/AVREFM

    P22 ANI2

    P23

    入出力 ポート2。

    4ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    アナログ入力に設定可能。入力ではA/Dポート・コンフィギュレ

    ーション・レジスタ(ADPC)でデジタルかアナログかを設定。

    アナログ入

    力ポート

    ANI3

    P30 INTP3/

    SCK11/SCL11

    P31

    入出力 ポート3。

    2ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能(1ビット単位)。

    入力ポート

    TI03/TO03/INTP4/

    PCLBUZ0

    P40 入出力 ポート4。

    1ビット入出力ポート。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能。

    入力ポート TOOL0

    備考 ( )内の機能は,周辺I/Oリダイレクション・レジスタ(PIOR)の設定により,割り当て可能です。

  • RL78/G12 第 2章 端子機能

    17R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    (2/2) 機能名称 入出力 機 能 リセット時 兼用機能

    P50 INTP1/SI11/SDA11

    P51

    入出力 ポート5。

    2ビット入出力ポート。

    P50の出力はN-chオープン・ドレイン出力(VDD耐圧)に設定可能。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能(1ビット単位)。

    入力ポート

    INTP2/SO11

    P60 SCLA0

    P61

    入出力 ポート6。

    2ビット入出力ポート。

    N-chオープン・ドレイン出力(6 V耐圧)

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    入力ポート

    SDAA0

    P120 入出力 アナログ入

    力ポート

    ANI19

    P121 X1

    P122

    入力

    ポート12。

    1ビット入出力ポートと2ビット入力専用ポート。

    P120はアナログ入力に設定可能。入力ではポート・モード・コン

    トロール・レジスタ12(PMC12)でデジタルかアナログかを設定。

    P120のみ,入力/出力の指定が可能。

    P120のみ,ソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗を使

    用可能。

    入力ポート

    X2/EXCLK

    P137 入力 ポート13。

    1ビット入力専用ポート。

    入力ポート INTP0

    P147 入出力 ポート14。

    1ビット入出力ポート。

    アナログ入力に設定可能。入力ではポート・モード・コントロー

    ル・レジスタ14(PMC14)でデジタルかアナログかを設定。

    1ビット単位で入力/出力の指定可能。

    入力ポートではソフトウエアの設定により,内蔵プルアップ抵抗

    を使用可能。

    アナログ入

    力ポート

    ANI18

  • RL78/G12 第 2章 端子機能

    18R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    2. 2 ポート以外の機能 2. 2. 1 製品別の搭載機能 機能名称 20ピン製品 24ピン製品 30ピン製品 機能名称 20ピン製品 24ピン製品 30ピン製品

    ANI0 ○ ○ ○ SCL00 ○注 ○注 ○注 ANI1 ○ ○ ○ SCL01 ○注 ○注 - ANI2 ○ ○ ○ SCL11 - - ○注 ANI3 ○ ○ ○ SCL20 - - ○注 ANI16 ○ ○ ○ SDA00 ○注 ○注 ○注 ANI17 ○ ○ ○ SDA01 ○注 ○注 - ANI18 ○ ○ ○ SDA11 - - ○注 ANI19 ○ ○ ○ SDA20 - - ○注 ANI20 ○ ○ - SI00 ○ ○ ○ ANI21 ○ ○ - SI01 ○注 ○注 - ANI22 ○ ○ - SI11 - - ○注 INTP0 ○ ○ ○ SI20 - - ○注 INTP1 ○ ○ ○ SO00 ○ ○ ○ INTP2 ○ ○ ○ SO01 ○注 ○注 - INTP3 ○ ○ ○ SO11 - - ○注 INTP4 - - ○ SO20 - - ○注 INTP5 - - ○ TI00 ○ ○ ○ KR0 ○ ○ - TI01 ○ ○ ○ KR1 ○ ○ - TI02 ○ ○ ○ KR2 ○ ○ - TI03 ○ ○ ○ KR3 ○ ○ - TI04 - - (○) KR4 ○ ○ - TI05 - - (○) KR5 ○ ○ - TI06 - - (○) KR6 - ○ - TI07 - - (○) KR7 - ○ - TO00 ○ ○ ○ KR8 - ○ - TO01 ○ ○ ○ KR9 - ○ - TO02 ○ ○ ○ PCLBUZ0 ○ ○ ○ TO03 ○ ○ ○ PCLBUZ1 - - ○ TO04 - - (○) REGC - - ○ TO05 - - (○)

    RESET ○ ○ ○ TO06 - - (○)

    RxD0 ○ ○ ○ TO07 - - (○)

    RxD1 - - ○注 X1 ○ ○ ○

    RxD2 - - ○注 X2 ○ ○ ○

    TxD0 ○ ○ ○ EXCLK ○ ○ ○

    TxD1 - - ○注 VDD ○ ○ ○

    TxD2 - - ○注 AVREFP ○ ○ ○

    SCK00 ○ ○ ○ AVREFM ○ ○ ○

    SCK01 ○注 ○注 - VSS ○ ○ ○

    SCK11 - - ○注 TOOLRxD ○ ○ ○

    SCK20 - - ○注 TOOLTxD ○ ○ ○

    SCLA0 ○ ○ ○ TOOL0 ○ ○ ○

    SDAA0 ○ ○ ○

    注 R5F102製品

    備考 ( )内の機能は,周辺I/Oリダイレクション・レジスタ(PIOR)の設定により,割り当て可能です。

  • RL78/G12 第 2章 端子機能

    19R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    2. 2. 2 機能説明

    機能名称 入出力 機 能

    ANI0-ANI3, ANI16-ANI22 入力 A/Dコンバータのアナログ入力(図10-46 アナログ入力端子の処理参照)

    AVREFP 入力 A/D コンバータの基準電位(+側)入力

    AVREFM 入力 A/D コンバータの基準電位(-側)入力

    INTP0-INTP5 入力 外部割り込み要求入力

    有効エッジ指定:立ち上がり,立ち下がり,立ち上がりと立ち下がりの両エッジ

    KR0-KR9 入力 キー割り込み入力

    PCLBUZ0-PCLBUZ1 出力 クロック出力/ブザー出力

    REGC - 内部動作用レギュレータ出力安定のための容量を接続

    コンデンサ(0.47~1 μ F)を介し,VSSに接続してください。

    RESET 入力 外部リセット入力

    外部リセット端子を使用しない場合,直接か抵抗を介してVDDに接続してくださ

    い。

    RxD0-RxD2 入力 UART0-UART2のシリアル・データ入力

    TxD0-TxD2 出力 UART0-UART2のシリアル・データ出力

    SCK00, SCK01, SCK11, SCK20 入出力 CSI00, CSI01, CSI11, CSI20のクロック入力/出力

    SI00, SI01, SI11, SI20 入力 CSI00, CSI01, CSI11, CSI20のシリアル・データ入力

    SO00, SO01, SO11, SO20 出力 CSI00, CSI01, CSI11, CSI20のシリアル・データ出力

    SCLA0 入出力 I2Cのクロック入力/出力

    SDAA0 入出力 I2Cのシリアル・データ入力/出力

    SCL00, SCL01, SCL11, SCL20 出力 簡易I2C(IIC00, IIC01, IIC11, IIC20)のクロック出力

    SDA00, SDA01, SDA11, SDA20 入出力 簡易I2C(IIC00, IIC01, IIC11, IIC20)のシリアル・データ入出力

    TI00-TI07 入力 16ビット・タイマ00-07への外部カウント・クロック/キャプチャ・トリガ入力

    TO00-TO07 出力 16 ビット・タイマ00-07 出力

    X1, X2 - メイン・システム・クロック用発振子接続

    EXCLK 入力 メイン・システム・クロック用外部クロック入力

    VDD - 正電源

    VSS - グランド電位

    ノイズやラッチアップ対策として,VDD-VSSライン間へのバイパス・コンデンサ

    (0.1 μ F程度)を最短距離でかつ,比較的太い配線を使って接続してください。

    TOOLRxD 入力 フラッシュ・メモリ・プログラミング時外部デバイス接続用UART受信端子

    TOOLTxD 出力 フラッシュ・メモリ・プログラミング時外部デバイス接続用UART送信端子

    TOOL0 入出力 フラッシュ・メモリ・プログラマ/デバッガ用データ入出力

    リセット解除時のTOOL0端子の状態で,起動時の動作モードが決定します。オン

    チップ・デバッグを許可する場合は,外部抵抗を介してVDDに接続してください

    (プルダウン禁止)。

    TOOL0 動作モード

    VDD 通常動作モード

    0 V フラッシュ・メモリ・プログラミング・モード

    詳細は24. 5. 2 フラッシュ・メモリ・プログラミング・モード参照。

  • RL78/G12 第 2章 端子機能

    20R01UH0200JJ0110 Rev.1.10 2012.09.28

    2. 3 端子の入出力回路と未使用端子の処理 各端子の入出力タイプと,未使用端子の処理を表2-2, 2-3に示します。

    表2-1 未使用端子の処理(20, 24ピン製品)

    端子名称 入出力回路タイプ 入出力 未使用時の推奨接続方法

    P00/KR6/(SI01) 注

    P01/KR7/(SO01/SDA01) 注

    P02/KR8/(SCK01/SCL01) 注

    P03/KR9注

    8-R

    P10/ANI16/PCLBUZ0/SCK00/

    SCL00

    P11/ANI17/SI00/RxD0/SDA00/

    TOOLRxD

    11-V

    P12/ANI18/SO00/TxD0/

    TOOLTxD

    P13/ANI19/TI00/TO00/INTP2

    P14/ANI20/TI01/TO01/INTP3

    11-U

    P20/ANI0/AVREFP

    P21/ANI1/AVREFM

    11-T

    P22/ANI2

    P23/ANI3

    11-G

    入力時:個別に抵抗を介して,VDDまたはVSSに接続してください。

    出力時:オープンにしてください。

    P40/KR0/TOOL0 8-R 入力時:個別に抵抗を介して,VDDに接続かオープンにしてください。

    出力時:オープンにしてください。

    P41/ANI22/SO01/SDA01/TI02/

    TO02/INTP1

    P42/ANI21/SCK01/SCL01/TI0

    3/TO03

    11-U 入力時:個別に抵抗を介して,VDDまたはVSSに接続してください。

    出力時:オープンにしてください。

    P60/KR4/SCLA0/(TxD0)

    P61/KR5/SDAA0/(RxD0)

    13-R

    入出力

    入力時:個別に抵抗を介して,VDDまたはVSSに接続してください。

    出力時:オープンにして0を出力,または個別に抵抗を介して,VDD

    かVSSに接続して,1を出力してください。

    P121/KR3/X1/(TI03)/(INTP3)

    P122/KR2/X2/EXCLK/(TI02)/

    (INTP2)

    37-C 個別に抵抗を介して,VDDまたはVSSに接続してください。

    P125/KR1/SI01/RESET 42-B PORTSELB = 0:個別に抵抗を介して,VDDまたはVSSに接続してくだ

    さい。

    PORTSELB = 1:直接または個別に抵抗を介して,VDDに接続してく

    ださい。

    P137/INTP0 2

    入力