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1 RPAに関する自治体向けアンケート結果について Ver1.1 一般財団法人全国地域情報化推進協会 20195XX

RPAに関する自治体向けアンケート結果について Ver1 · 勉強会タスクフォースに参画いただくよう促す予定。また、「 applic旅費負担があれば

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RPAに関する自治体向けアンケート結果について

Ver1.1

一般財団法人全国地域情報化推進協会2019年5月XX日

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期 間 2019年4月22日~2019年5月16日回答数 70団体/210団体(33.4%)

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・働き方改革は全ての自治体が改善が必要と考える喫緊の課題

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・約70%の自治体から、働き方改革の改善にICTの活用が必要との回答・現在の職場がICTを導入した環境であるため「必要」の回答が多数を占める

・必要ないとの回答約30%については業務手順の見直しや、属人化した業務の標準化がまづ必要との考えで必要に応じてICTを活用すべきという考えと想定

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・約80%の自治体から、RPAの有用性の回答。RPAへの期待感が現れ。

・また、必ずしも有益でないとの回答には、RPAについての情報不足や理解度不足が影響していると考えられる。・必ずしも有益でないには、RPA導入によるデメリット(一時的な業務の混乱等)も想定して回答されたことも想定される

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・既に実証・導入している自治体が約30%程度であり、導入検討・今後検討を合わせて、約70%の自治体が情報収集段階・一方、回答いただいた1/4の自治体が今後検討と回答しており、検討のための情報提供が必要。

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・RPA導入についての実証結果について、情報提供していただける自治体が約35%程度(24自治体)あり、APPLICとしては、各自治体からいただいた報告書を精査し、R

PA導入に向け、導入の進め方、効果的な自治体業務内容、効果検証方法などを情報発信していきたい。

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・補助事業への認識が91%と高く、各自治体のRPA導入に対する期待度が伺える。

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・RPAに対する高い関心や期待度がある一方、約80%の自治体は、RPA補助金事業に応募しなかったと回答

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・「時期尚早」と「期間的に間に合わない」との理由を合わせると、80%を超える比率となり、RPAに対する知識(情報)不足が原因と考えられる。・予算化の効果が説明しにくいなど他団体での実証結果から得られたデータがあれば加速的に普及する可能性もあると想定

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・約30%の自治体は効果検証についてのイメージがあるとの回答、Q4にて約30%の

自治体が実証・導入を進めているとの回答から、実証・導入が進んだ自治体はイメージできているが、今後、導入を検討している自治体にはRPA導入の効果検証についての情報提供が必要であると考えられる。

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・多くの回答として、「作業時間の比較」、「導入費用と削減費用の比較」があり、実証として効果測定を実施したと考えられる、本来、導入前の段階にて、どの程度の効果を期待できるかを想定する必要があり、今後の自治体への導入に向けては、導入前の期待効果(業務改善効果)をどのように設定するか、情報提供が必要である。

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

【主な記載事項:抜粋】・導入前後での、作業時間比較・導入前後での、財政(投資費用と削減費用)比較・RPA導入費用と導入後削減工数(削減費用換算)との比較による効果測定・導入前後での、作業時間変化と合わせ、職員の業務内容変化を比較

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・「どのような条件でも参加したい」との回答のあった自治体には、今後開催するRPA勉強会タスクフォースに参画いただくよう促す予定。また、「APPLIC旅費負担があれば

参加」自治体については、RPAの知見提供の可否などを再確認の上、参画について、ご連絡する予定。

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・「必ず必要」、「できれば欲しい」を合わせて、ほぼ全ての自治体が導入ガイドの必要性を訴えており、多くの自治体の業務効率化や働き方改革を推進することを目的としてのRPA導入に関する情報提供及び勉強会の開催などに期待が高い・ 「RPA導入ガイド」の作成には実証実験を基にした調査が急務であると考える

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・約77%の自治体が運用について、「外部の力が必要」と回答

・本来、RPAツールの運用について、導入した自治体による運用が基本であり、ここでもRPAツールの情報不足(導入準備不足)が顕著・自治体導入に向け、運用面についても情報提供が必要・自治体の規模、推進リーダの考え方により回答にばらつきがあると想定

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

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・具体的な金額での回答もあった中では、初期費用:30万円~600万円、運用費用:月額1万円~50万円と相当なばらつきがあり、RPA導入済の自治体としても妥当な費用感は把握できていないと考えられる・自治体の規模や、導入規模含めて、費用感についても情報提供が必要

アンケート結果と考察

考察と今後の活動

【主な記載事項:抜粋】・どの程度が妥当であるか不明・導入規模により、費用が変化すると考える・検討段階では判断できかねる・導入効果の程度による

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・ICT利活用ワーキングとして「自治体のためのRPA導入検討タスク」を立上げ・ワーキング参加の自治体からタスクフォースメンバー募集(アンケート結果から)・各導入済自治体から提供される、RPA導入報告書の収集と分析・上記、分析結果からの自治体向けRPA導入ガイドブック(初版)作成・「自治体のためのRPA導入検討」ワーキング参加自治体からRPA導入実証実験参画の募集(参画意思確認)

・自治体向けRPA導入ガイドブック(概要版)を基とした、実証実験を実施・実証実験結果を基に、自治体向けRPA導入ガイドブック(β版)へ改定・ワーキングにて上記、実証実験報告を実施自治体により公表*上記活動を2019年度末までに実施予定

アンケート結果まとめと今後の活動予定

今後のAPPLIC活動予定

【アンケート結果まとめ】・自治体業務の改善、働き方改革にRPAは有効・RPAに関する知見・情報不足が顕著・既に実証・導入済の自治体についても、あるべき姿を模索している・RPA導入・運用についての自治体向けガイドブック提供は急務