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S-ROM-A TOTAL HIP SYSTEM Cementless Femoral Prosthesis (Fluted Stem with ZTT Proximal Sleeve) SURGICAL TECHNIQUE

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S-ROM-ATOTAL HIP SYSTEMCementless Femoral Prosthesis(Fluted Stem with ZTT™ Proximal Sleeve)

SURGICAL TECHNIQUE

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TABLE OF CONTENTS

フェモラルシステム 3

フェモラルステム-ネック 4

プロキシマルスリーブ 5

フェモラルヘッド 6 - 7

オシレーションアングル 7

術前プランニング 8

手術アプローチ 8

大腿骨頭切除 8

大腿骨髄腔へのアプローチ 9

スタンダードレングスステムの遠位リーミング 9

スタンダードステムよりも長いステム(カーブかストレート)の遠位リーミング

10

ZTTTMプロキシマルスリーブの「コーン」部の近位リーミング

10

ZTTTMプロキシマルスリーブの「トライアングル」部のリーミング

11 - 12

フェモラルトライアル 13

フェモラルトライアル挿入 14 - 15

トライアル整復 16

トライアルの抜去 16

プロステーシスのインプランティング 17 - 19

Femoral ProsthesisKey Information and Dimensions

The S-ROM-A Fluted Femoral Stem withZTT™ Proximal Sleeve Surgical Procedure

MILAGRO® BR

DePuy Synthes 32 DePuy Synthes THE S-ROM-A TOTAL HIP SYSTEM SURGICAL TECHNIQUE

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DePuy Synthes 3

STEMLENGTH

PROXIMALDIAMETER(18mm)

DISTALDIAMETER

STRAIGHT

TAPERED

S-ROM®

A. ステム径とステム長の表示 S-ROM-Aフェモラルステムは近位径 x遠位径 x長さで表示されます。例えば 18x13x140はその近位径 18mm、遠位径13mm、長さ140mmであることを意味します。(Figure 1)

B. ステム径 近位径は、ショルダー部での測定値であり、遠位径より

5mm大きくなっています。(遠位径が偶数の場合は 6mm大きくなっています。)(Figure 1)

遠位径は縦溝フルート基部の小直径です。セメントレス適用のためにデザインされた縦溝フルート頂部は小直径より0.75~ 1.25mm大きくなっています。(テンプレート、ウォールチャート、ラベル参照)縦溝フルート部の冠状面には遠位スロットがあります(遠位径 6,7mmを除く)。(Figure 2)

ステムトライアルは適切なプロキシマルスリーブの選択、また術中におけるトライアルとリーマーの選択に役立つよう、色分けされています。(Figure 4)

ステム径チャート表(Figure 3)Stem Size Standard Length (mm) Long Length (mm)

12x06 115 -

12x07 115 -

14x08 120 -

14x09 125/150 175

16x10 130 -

16x11 130 175

18x12 135 -

18x13 140 185

20x14 145 -

20x15 145 195

22x17 150 200

Figure 3 *ステム長はディスタルプレート部までの長さとなります。

C. ステム長 ステム長はショルダー部からステム遠位のカーブの手前の端まで mm単位で測定されます。ステムはスタンダード、ロングに分類され、実際の長さは各ステム長よって多少変動します。(テンプレート、ウォールチャート、製品ラベル参照)

スタンダードレングスステムは全てストレート形状です。ストレートステムはどのような前捻角度でもインプラント可能です。

ロングステムにはストレートと、左用と右用カーブステムがあります。カーブステムには予めネックアンテバージョンが備わっており、このため前捻角は調節できません。 

フェモラルシステム

Stem SizeColor Code

近位径 近遠径

12 6・7 パープル

14 8・9 シルバー

16 10・11 ゴールド

18 12・13 グリーン

20 14・15 ブルー

22 17 ブラック

Figure 4

Figure 1

Figure 2

Femoral ProsthesisKey Information and Dimensions

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DePuy Synthes 54 DePuy Synthes THE S-ROM-A TOTAL HIP SYSTEM SURGICAL TECHNIQUE

LATERALOFFSET

INCLUDEDANGLE

VERTICALDROP

NECK LENGTH

+0 HEAD

1

2

3

4

Standard Standard+Lat Calcar Replacement(CR) CR+Lat

51mm/+6mm(ロング/28mmのみ)48mm/+3mm(ミディアムプラス)45mm/+0mm(ミディアム)42mm/-3mm(スタンダード)

45mm/+6mm(ロング/28mmのみ)42mm/+3mm(ミディアムプラス)39mm/+0mm(ミディアム)36mm/-3mm(スタンダード)

39mm/+6mm(ロング/28mmのみ)36mm/+3mm(ミディアムプラス)33mm/+0mm(ミディアム)30mm/-3mm(スタンダード)

30ネック

36ネック42ネック

A. サイズ (Figure 5)

1. ネック長(NECK LENGTH)はステムショルダーからヘッドの中心までの距離測定値です。

2. 頚体角(INCLUDED ANGLE)はネックとステムが交わって形成される角度です。これは全ての S-ROM-Aステムで 135°です。

3. ラテラルオフセット(LATERAL OFFSET)はヘッドの中心からステムの中心までの水平距離です。

4. 垂直距離(VERTICAL DROP)はヘッドの中心からステムのショルダーまでの垂直距離です。

フェモラルステム - ネック

B. ネックのデザイン (Figure 6A~ D)(4通りの選択肢)

Figure 5

Figure 6A Figure 6C

Figure 6E-2

Figure 6D Figure 6B

C. ネックチャート(9/10テーパー - 3mmヘッド使用時 *) (Figure 6E-1, 6E-2)(全てのネックは135°の頸体角を有します。)

NeckStyle

Neck Length(mm)

Lateral Oset(mm)

Vertical Drop(mm)

Standard 30 Neck 30 28 21

Standard 36 Neck 36 32 25

Standard 42 Neck 42 37 30

Standard 30 + 4 Lat 30 32 21

Standard 36 + 8 Lat 36 40 25

Calcar Replacement (CR) 36 32 46

CR + 4 Lat 36 36 46

CR + 8 Lat 36 40 46

Figure 6E-1 *ステムのネック表示は全て-3mmヘッド(スタンダード)が基準となります。

*ネック長ラテラルオフセットならびに垂直距離の詳細については、Figure 5ならびにP.6を ご参照ください。

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DePuy Synthes 5

A. ZTT ™プロキシマルスリーブのサイズ これらのサイズには 3つのサイズがあります(Figure 7)

1. 【内径】この数字(12、14、16、18、20または 22)はスリーブの近位内径を示し、近位ステムサイズを指定します。例えば 20はそのスリーブが 20x15ステムに適合することを意味します。

2. 【外径】(スリーブは円錐形なのでコーンサイズとしても知られている。)これは B.D.F で表示され、ステムの直径に加わるスリーブの厚さを示しています。(Figure 7)

・ 「B」コーンはステム近位径に 3mmを追加。

・ 「D」コーンはステム近位径に 5mmを追加。

・ 「F」コーンはステム近位径に 7mm を追加。

3. トライアングルサイズ-これはコーンの外径からのエクステンションを示します。(スモール、ラージまたは XX ラージで表示)

・ 「スモール(SML )」は、コーン外径から 9.5mm突出。

・ 「ラージ(LRG )」は、コーン外径から13.5mm突出。

・ 「XXラージ(XXL )」は、コーン外径から17.5mm突出。

例えば 20Dラージと表示されたスリーブトライアルは外径が D(5mm追加)、トライアングルがラージ(13.5mm突出)で 20x15ステムに適合するスリーブです。

スリーブトライアルはトライアルステムの色と一致する色分けがされています。

プロキシマルスリーブ

Figure 7

B. プロキシマルスリーブ用コニカルリーマー 各サイズのプロキシマルスリーブのリーミングに使用するコニカルリーマーがあります。右記のウォールチャートは各リーマーの最大径を示しています。(Figure 8)

ReamerDesig.

Diameter(mm)

ReamerDesig.

Diameter(mm)

ReamerDesig.

Diameter(mm)

12B 15 16D 21 20D 25

12D 17 16F 23 20F 27

14B 17 18B 21 22B 25

14D 19 18D 23 22D 27

14F 21 18F 25 22F 29

16B 19 20B 23

Figure 8

S L XXL

F

S L

D

S L

B

S L XXL

F

S L

D

S L

B

S L XXL

F

S L

D

S L

B

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DePuy Synthes 76 DePuy Synthes THE S-ROM-A TOTAL HIP SYSTEM SURGICAL TECHNIQUE

フェモラルヘッド-3、+0、+3、+6mm *の 4種類のネック長があります。 (Figure 9) テーパサイズは 9/10となります。

A. ネック長の追加 -3ヘッド(スタンダード) : ネック長に 0mmを追加 +0ヘッド(ミディアム) : ネック長に 3mmを追加 +3ヘッド(ミディアムプラス) : ネック長に 6mmを追加 +6ヘッド(ロング 28 のみ) : ネック長に 9mmを追加

B. ラテラルオフセットの追加 -3ヘッド : 0mmを追加 +0ヘッド : 2mmを追加 +3ヘッド : 4mmを追加 +6ヘッド : 6mmを追加

C. 垂直距離の追加 -3ヘッド :垂直距離に 0mmを追加 +0ヘッド : 垂直距離に 2mmを追加 +3ヘッド :垂直距離に 4mmを追加 +6ヘッド :垂直距離に 6mmを追加

D. ヘッド径別ネック長 22mm、(コバルトクローム製)スタンダード -3(スタンダード)、+0(ミディアム)、+3(ミディアムプラス) 26mm、(コバルトクローム製)スタンダード -3(スタンダード)、+0(ミディアム)、+3(ミディアムプラス) 28mm、(コバルトクローム製)スタンダード -3(スタンダード)、+0(ミディアム)、+3(ミディアムプラス)、+6(ロング)

* 22.225 mmヘッドのサイズ+3mm及び 28mmヘッドのサイズ+6mmにはスカートが付いており、このため可動域(オシレーションアングル)はスタンダード -3、+0、+3を用いた場合よりも小さくなります。

+3mm22mm+はスカート付*

+6mm(28mmのみ)

+0mm-3mm

Figure 9

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DePuy Synthes 7

オシレーションアングル最もオシレーションアングルが有効になり活用できるヘッド長

22mm/ -3mm(スタンダード)ヘッド26mm/ +0mm(ミディアム)ヘッド28mm/ +0mm(ミディアム)ヘッド

The S-ROM-A Fluted Femoral Stem withZTT™ Proximal Sleeve Surgical Procedure

※ ネック長さは -3mm(スタンダード)ヘッドが基準となります。

【スカート付ヘッド】22mm +3mm (ミディアムプラス)、28mm +6mm (ロング)         ※ +6mmヘッドは 28mm のみ

ネック長Stem Base Neck Length

-3 +0 +3 +6

スタンダード ミディアム ミディアムプラス ロング30 30 33 36 39

36 36 39 42 45

42 42 45 48 51

オフセット長Stem Base STD NeckOff-Set Length

-3 +0 +3 +6

スタンダード ミディアム ミディアムプラス ロング

30 28 30 32 34

36 32 34 36 38

42 36 38 40 42

骨頭中心高さStem Base STD Neck Head Center Hight

-3 +0 +3 +6

スタンダード ミディアム ミディアムプラス ロング

30 21 23 25 27

36 25 27 29 31

42 29 31 33 (35)

Stem Base CR Neck Head Center Hight

-3 +0 +3 +6

スタンダード ミディアム ミディアムプラス ロング

36 46 48 50 52

51mm/+6mm(ロング/28mmのみ)48mm/+3mm(ミディアムプラス)45mm/+0mm(ミディアム)42mm/-3mm(スタンダード)

45mm/+6mm(ロング/28mmのみ)42mm/+3mm(ミディアムプラス)39mm/+0mm(ミディアム)36mm/-3mm(スタンダード)

39mm/+6mm(ロング/28mmのみ)36mm/+3mm(ミディアムプラス)33mm/+0mm(ミディアム)30mm/-3mm(スタンダード)

30 ネック

36 ネック42 ネック

63。

7.5mm

63。

63+63=126 deg ROM

22mm Head

9mm

10mm

9/10テーパー

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MILAGRO® BR

DePuy Synthes 98 DePuy Synthes THE S-ROM-A TOTAL HIP SYSTEM SURGICAL TECHNIQUE

術前プランニング

手術アプローチ

大腿骨頭切除

S-ROM-Aトータルヒップシステムには専用のテンプレートが用意されています。テンプレートはステム径、ステム長、ネック長、プロキシマルスリーブならびにアセタブラカップの各々について揃っています。各テンプレートは色分けされ、選択しやすいようインデックスがついています。詳しいテンプレーティングと処置は、別冊の「Pre-Operative Templating With The S-ROM-A Total Hip System」をご参照ください。  

S-ROM-A手術器具で施行される手術アプローチは、前側方および後側方アプローチに適応しています。

大腿骨頭を切除するために大腿骨切除テンプレートが用意されています。テンプレートの頚部にあるホールを大腿骨頭の中心に設置します。ガイドのネック長は 36mmに設定されています。

テンプレートの内側にあるスロットは、カットする最も遠位のカットラインを示しますが(Figure1)保存的に頚部を骨切りする事を推奨します。(Figure 2)

最終的な頚部切除は大腿骨処理後に行います。

The S-ROM-A Fluted Femoral Stem withZTT™ Proximal Sleeve Surgical Procedure

Figure 2Figure 1

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DePuy Synthes 9

大腿骨髄腔へのアプローチ

スタンダードレングスステムの遠位リーミング

大腿骨髄腔をリーミングするために梨状筋窩をエントリーポイントとしてアプローチすると良いとされています。(Figure 3Aと3B)大腿皮質に穴を開けるためのステップドスタータードリル、ボックスチゼル Ø 16mmが用意されています。

先の丸いストレート遠位リーマーが用意されています。また各サイズごとのデプスストッパーが用意されております。術前計画にて仮決定したサイズのデプスストッパーゲージを使用し、大転子頂部にストッパー先端を合わせるようにリーミングを行ないます。(Figure 4)このリーミングは最小の遠位リーマーは 6mmから用意されており、皮質に接触するまで順次大きくリーミングしてください。この際、使用した最終リーマーはインプラントするフェモラルステムの小直径と同サイズもしくは、0.5mmオーバーリーミングを行ってください。これは骨の状態にも左右されます。(Figure 5)

Figure 4Figure 5

Figure 3A

Figure 3B

注意:遠位リーミングでは髄腔内を正しくリーミングするよう、大腿骨髄腔へのエントリーポイントは大転子の内側部に溝ができるよう、できるだけ外側からアプローチする事を推奨します。そうすることでプロステーシスが内反するのを避けることができます。

大転子頂部

カタログ番号 サイズ

14mm x 8.9mm シルバーライン

16mm x 10.11mm ゴールドライン

18mm x 12.13mm グリーンライン

20mm x 14.15mm ブルーライン

22mm x 17mm ブラックライン

Stem Size (mm)

Final Distal Reamer (mm)

12 x 6 6mm

12 x 7 7mm

14 x 8 8mm

14 x 9 9 or 9.5mm

16 x 10 10 or 10.5mm

16 x 11 11 or 11.5mm

18 x 12 12 or 12.5mm

18 x 13 13 or 13.5mm

20 x 14 14 or 14.5mm

20 x 15 15 or 15.5mm

22 x 17 17 or 17.5mm

リーマー デプスストッパーゲージ

Distal Reamer Selection for Straight Stems

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MILAGRO® BR

DePuy Synthes 1110 DePuy Synthes THE S-ROM-A TOTAL HIP SYSTEM SURGICAL TECHNIQUE

スタンダードステムよりも長いステム(カーブかストレート)の遠位リーミング

S-ROM-Aロングフェモラルステムにはストレートのタイプと、約 150mmのところで前方にカーブしているタイプがあります。これらのステムをインプラントする際には前方皮質の突出を避けるために大腿骨リーミングに配慮を必要とします。

Figure 7Figure 6

ZTT™プロキシマルスリーブの「コーン」部の近位リーミング「コーン」リーマーを用いてプロキシマルスリーブの「コーン」部のリーミングを行います。用いるステムの遠位小直径に 5mmもしくは 6mm(偶数遠位径の場合)を加えて近位スリーブのサイズを決定してください。(P.3チャート参照)

例えば遠位ステムサイズが 13mmなら、「コーン」リーマーは18を選択します。(18Bで開始する)(Figure 6)

このリーミングは、スリーブサイズ径の最小(B)の「コーン」リーマーで開始します。用いるステムと同じ遠位径を表示したパイロットシャフトを「コーン」リーマーにねじ込み装着します。術前プランニングで予定サイズのネック長のマーキング(30、36または 42)が大転子の先端のレベルになるまで「コーン」リーマーでリーミングしてください。(Figure 7)

近位大腿骨髄腔が皮質と接するまで順次大きい「コーン」リーマー(D、F)を使用していきます。

皮質との最初の接触は、皮質骨前方(転子下部分)で感じられます。

もし、「コーン」リーマーの上部が小転子のレベルより下になれば、たいていの場合 36+21 CRカルカーリプレイスメント)ネックが適用となります。

注意:「コーン」リーマーは逆回転させないでください。逆回転させるとパイロットシャフトがはずれることがあります。

骨頭中心

大転子頂部42mm36mm30mm

Prox.Stem Size

(mm)

Final Proximal Reamer/Cone

Selection (mm)

12 B / D

14 B / D / F

16 B / D / F

18 B / D / F

20 B / D / F

22 B / D / F

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DePuy Synthes 11

ZTT™プロキシマルスリーブの「トライアングル」部の近位リーミングスリーブの「トライアングル」部の配置を決定します。たいていの場合トライアングル部は近位大腿骨内側へ設置されます。しかしネックの前捻角とは関係なく、スリーブ本体のトライアングル部は近位大腿骨中のどこにでも設置することができます。

「トライアングルミラーフレーム」を用いてスリーブのトライアングルに適合するように骨をリーミングしてください。

Figure 8A

Figure 8B

Figure 10Figure 9

Final Conical Reamer Used

Cone Reamer & Miller Frame No.

12B 1N

12D 2N

14B 2

14D,16B 3

14F,16D,18B 4

16F,18D,20B 5

18F,20D,22B 6

20F,22D 7

22F 8

A.

最終リーミングのコーンリーマーサイズに対応するミラーシェルを選択します。まず「コーン」リーマー上の 1桁の数字 1N~ 8と「コーン」リーマーの実際のサイズを調べます。(Figure 8A)次に、「コーン」リーマーに対するミラーシェルのリファレンスガイドをご覧ください。(Figure 8B)

B.

用いるステムのサイズのパイロットシャフトをミラーシェルに装着してください。

C.

選択したミラーシェルにミラーフレームを挿入してください。このフレームを大腿骨に挿入します。この器械が確実かつ完全に挿入・固定できるように「ティーハンドル」を軽く叩いてください。この時点においてミラーシェル上の同じネック長ラインは、用いた最終「コーン」リーマー上のネック長マークと同様に大転子の先端部まで挿入できます。(Figure 9)ミラーフレームの「リング」とリーミングする部分とを一直線にしてください。(Figure 10)

D.

使用するステムの近位サイズ(12、14、16、18、20、22)に対応するミラーカッターを選び、ティーハンドル(手動)もしくは、パワーソースに取り付けます。

Conical Reamer to MillerShell Reference Guide

骨頭中心

大転子頂部42mm36mm30mm

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MILAGRO® BR

DePuy Synthes 1312 DePuy Synthes THE S-ROM-A TOTAL HIP SYSTEM SURGICAL TECHNIQUE

E.

ミラーカッターをフレームに挿入するためにミラーフレームを持ち上げた状態で保持し、遠位先端のパイロットホールを露出させます。(Figure 11)パイロットピン①がフレームのホールに完全に据え付けられ、またパイロットピンの軸受がフレームの輪に完全に据え付けられるようにミラーカッターを挿入します。切削する海綿骨とミラーカッターが接触するようにミラーフレームを下げてください。

F.

パワーリーマーもしくは手動にてカッターを回転させながら骨皮質に接するまでミラーカッターを前進させます。

G.

骨からこのフレームを取り出すために先ずミラーカッターを取り出します。動く限りTハンドルを時計と反対回りに回し、ピンがスロットの上部に触れるまで持ち上げてください。最後に上向きに叩いて組み立てたままのマイラーフレームとマイラーシェルを取り出してください。(Figure 13)

この時点で骨皮質が十分に露出しているかどうか検討し、次にミラーフレーム上のマーキング②がミラーシェルの上部と一例に並んだ所で示されるそのスリーブに適するトライアングルサイズを記録することをお薦めします。(Figure 12Aおよび 12B)また添付のトライアルスリーブを用いることによって最終のプロキシマルスリーブを選択してください。

Figure 11

Figure 12B

Figure 12A

注意:ミラーカッターを髄腔に前進させるためにトライアングルミラーフレームを叩かないでください。

トライアングルの大きさを決定

Figure 13

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DePuy Synthes 13

フェモラルトライアルA. ストレートステム用トライアルステム

(解剖学的要求と骨調整に基づいて選択される以下のコンポーネントから組み立てられます。)

組み立てるために:

トライアルネックとトライアルボディーのインデックスマークが一直線になるようにトライアルネックをトライアルボディーの上に置いてネジを締めてください(ヘックスヘッドドライバー使用可)。このネジ止めによりニュートラルな回転が可能となります。トライアルネックを回す場合、トライアルボディーの上部の各刻みは 10°変化します。パイロットシャフトをトライアルボディーの遠位部にねじ込み装着してください。(Figure 14)

B.カーブドステム用トライアル

これらのトライアルはワンピースで、パイロットシャフトは不要です。また、近位遠位サイズに従って色分けされています。トライアルネック上のインデックスマークとトライアルステム上に表示されている左または右の表示とが一直線になるようにトライアルネックを取り付けてください。ステムに備わっている前捻はトライアルに自動的に組み込まれています。(Figure 15)トライアルが遠位大腿骨に固定され抜けなくなるのを防ぐためにトライアルステムの遠位直径はインプラントの小直径より0.25mm小さくなっています。

C.トライアルスリーブ

(色分けされている)使用した最終「コーン」リーマーのサイズと同サイズで、トライアングルリーミングによって決定されたトライアングルサイズのトライアルスリーブを選択してください。

D.トライアルヘッド

予定するヘッド径と必要なネックの長さに従ってトライアルヘッドを選択してください。

1.トライアルネック(必要なネックの長さによって決定される):30、36、42、36+CR21、30+4LAT オフセット、36+8LAT オフセット、36+CR21+4LATオフセット、36+CR21+8LATオフセット *すべてのネック長は、-3mmヘッド(スタンダード)が基準となります。

2.トライアルボディー(色分けされている)-使用した最終「コーン」リーマー(12、14、16、18、20、22)に従って選択してください。

3.遠位パイロットシャフト(色分けされている)-使用するステムの遠位直径が表示されているパイロットシャフトを選択してください。ストレートのロングステムにはパイロットシャフトエクステンションを使用してください。

注意:全てのステムが全てのネック形状に利用できるわけではありません。テンプレート或いは製品カタログ情報を参照してください。

Figure 14 Figure 15

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MILAGRO® BR

DePuy Synthes 1514 DePuy Synthes THE S-ROM-A TOTAL HIP SYSTEM SURGICAL TECHNIQUE

フェモラルトライアル挿入A. ストレートステム用トライアルスリーブの挿入

リーミングした大腿骨の中へ選択したトライアルスリーブを緩く設置してください。この際トライアングルが正しい位置に設置されていることを確かめてください。

適切なスリーブイントロデューサー(12、14、16、18、20、22)を選択し、それをスリーブイントロデューサーハンドルに取り付け、さらに選択したステムの遠位径と同じサイズを表示した遠位パイロットシャフト上にネジ止めしてください。

イントロデューサーをトライアルスリーブに挿入してください。この際イントロデューサー上の凸部とトライアルスリーブ中の凹部とを確実に合わせ、またイントロデューサーの平らな側を確実に大転子に向けてください。トライアルスリーブが挿入されるまでイントロデューサーハンドルを叩いてください。(Figure 16)

B. カーブドステム用トライアルスリーブの挿入

カーブドトライアルステムを使用しなければならない場合には、トライアルスリーブを単独で大腿骨に挿入しないでください。12ページ D節「ステムトライアルの挿入-カーブ」をご参照ください。

B. トリミング

保存的に骨頭を切除している場合は、トライアルスリーブを挿入してから、大転子を傷つけないように注意しながら内側近位部のまわりをトライアルスリーブの上部のレベルまでトリミングしてください。(Figure 17)

トリミングする

Figure 17

Figure 16

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D. ステムトライアルの挿入

ストレート :このトライアルステムは手で容易に挿入できます。トライアルボディーの前部と後部の凸部をトライアルスリーブの凹部に確実にはめてください。(Figure 18)

カーブ :トライアルスリーブをトライアルステムに軽く取り付け、両方を同時に挿入してください。これは手で容易に実施できます。必要ならステムイントロデューサーを使用しても構いません。(Figure 19)

トライアルステムとトライアルスリーブが設置できれば、トライアルフェモラルヘッドをトライアルネックの上に取り付けてください。

Figure 19Figure 18

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トライアル整復ネック長が長すぎる、あるいは短すぎる場合

トライアルヘッドおよびネックまたはそのどちらかを交換してトライアルステムボディーに取り付けることができます。

前捻を調整する場合(ストレートステムのみ)*

トライアルネックとトライアルボディーを止めているネジを緩めて、トライアルネックを新たな位置まで回してください。(各刻みは 10°)最終位置が決定されれば、電気メスを使って適切な位置で骨に印を付けてください。(Figure 20)

アセタブラカップおよびポリダイアルインサートのオフセットまたはそのどちらかの位置を再検討することも必要となる場合もあります。この時点でX線を用いることもおすすめします。

トライアルステム

通常、トライアルステムは手で容易に取り出せます。(必要ならループとスラップハンマーもしくは、ステムセパレータを準備してください。)

トライアルスリーブの抜去

トライアルスリーブリムーバーの遠位フックをスリーブ遠位外側と近位内側部分に引っかけてハンドルを叩いてください。堅固なトライアルスリーブや食い込んだプロステーシスのスリーブを取り出さなければならない場合にはスリーブリムーバーを利用することも可能です。(Figure 21)

*注意:カーブドステムでは前捻位置は予め決定されています。カーブドステムは大腿骨の自然な弓形状になっているからです。トライアルの弓形状は対応する実際のインプラントの弓形と同様であり、トライアルの前捻の位置は実際のインプラントの前捻の位置に相当します。

注意:トライアル抜去時にトライアルネックをトライアルステムから外さないようにしてください。そうすれば正しい向きに組み立てられたトライアルを、実際のインプラントの前捻の位置を決定する際、参考として用いることができます。

Figure 20

トライアルの抜去

Figure 21

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プロステーシスのインプランティング

A. ストレートステム用プロキシマルスリーブの挿入

最終トライアルスリーブのサイズに合うスリーブを、リーミングした大腿骨の中へ手で緩く置いてください。この際トライアングルが正しい位置になっているか確かめてください。

各サイズごとのスリーブイントロデューサー(12、14、16、18、20、22)を選択して、それをスリーブイントロデューサーハンドルに取り付け、さらに最終遠位リーマーと同じサイズを表示した遠位パイロットシャフトにネジ止めしてください。

次にイントロデューサーをスリーブに挿入し、イントロデューサーの凸部とスリーブの凹部を確実に合わせ、またイントロデューサーの平らな面を確実に大転子に向けてください。スリーブが完全に設置されるまでイントロデューサーハンドルを叩いてください。(Figure 22)

B.カーブドステム用プロキシマルスリーブの挿入

カーブステムを使用しなければならない場合には、スリーブを単独に大腿骨に挿入しないようにしてください。

15ページ D項「カーブドステムの挿入」をご参照ください。

注意:ロッキングテーパー表面に絶対に異物がつかないように注意してください。

Figure 22

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プロステーシスのインプランティングC. ストレートステムの挿入

ディスタルフルートを噛み合わせる前に(上首尾のトライアル整復に従って)望ましい前捻の位置にステムを調整することが重要です。トライアルステムを基準としてください。

ステムの内側部の「正中線」を決定し、それをスリーブの上部に示された予定の前捻角度と一直線にしてください。*スリーブには 20°毎に印が付いており、これはトライアルネック/ステムボディーコンビネーション上の 2つの刻み分に相当します。また、組み立てたトライアルステムも参考となります。(Figure 23)

※スリーブの上部に印が付いていない場合には「Version Indicator Template」 がシップ添付されています。

ステムを叩いている間、確実に回旋をコントロールするために、正しい前捻の位置でステムドライバーとピンパンチをステムに噛み合わせてください。ステムがスリーブと大腿骨との両方に完全に挿入されるまでステムドライバーを叩いてステムを挿入させます。(Figure 24)

Figure 23

注意:ステムスリーブが完全に挿入されると、叩いている時の音の高さが明らかに変化します。ステムがスリーブ中に完全に固定された後はステムのショルダーとスリーブの上部との間に2~3mmの隙間が生じます。(Figure 24)この隙間はテーパーロックメカニズムが作用するために必要な構造となっています。

注意:セラミックスタイプのフェモラルヘッドを使用する場合は、特にステムテーパーネック部分が傷つかない様、取り扱いには十分ご注意ください。保護用のシリコンキャップを装着し、挿入用打込器にて、挿入を慎重に行ってください。

Figure 24

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D. カーブドステムの挿入

プロキシマルスリーブをカーブドステム上に緩く設置しておきます。ステムの彎曲を大腿骨の彎曲に合わせながらステムの遠位部分を調整した大腿骨に挿入し、できるだけ深くまで手で挿入させてください。カーブドステムは調整した大腿骨の自然な彎曲に必ず沿わせて挿入する必要があります。前捻 90°からローテーションさせながら挿入してください。手による挿入が不可能になれば、ステムをインプラントする間確実に回旋をコントロールするためにステムドライバーとピンパンチをステムに噛み合わせてください。ステムドライバーを叩いてステムを前進させます。この際ステムが大腿骨の彎曲の周辺を進む時にプロキシマルスリーブがリーミングされた大腿骨中へ適切にインプラントされるようにします。またロッキングテーパー表面がクリーンな状態を保つように特に注意してください。スリーブを最終的な位置に設置した後、音の高さが変化してステムがプロキシマルスリーブ中に固定されたことを示すまで引き続きステムドライバーを叩いてください。(Figure 25)

E. フェモラルヘッド

最終的なフェモラルヘッドを挿着する前に、トライアルヘッドをステムのネックに装着し最終的なトライアル整復を行うようにしてください。フェモラルヘッドをステムのネック上に設置し、フェモラルヘッドインパクターを使ってヘッドをステムに設置し固定してください。(Figure 26)

F. ステム抜去

ステムを抜去する場合、スリーブとステムの隙間にステムスリーブセパレータを用い間隙を作ります。その間隙部にステム抜去器(Figure 27)とスライドハンマーシャフトおよびスライドハンマーウェイトを組み立て垂直方向に抜去します。

注意:ロッキングテーパーに絶対に異物がつかないように注意してください。セラミックヘッド使用の場合、二度叩きしないでください。

Figure 25

Figure 26

Figure 27

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取り扱い及び使用に際しては以下の点に注意してください。□ インプラントの使用は 1回限りです。再使用はしないでください。□ 万一、包装が破れていたり、ボックスシールがはがされている場合は使用しないでください。□ 高温多湿及び直射日光を避けて保存してください。□ その他詳しい取り扱い及び使用上の注意は添付文書をご参照してください。

鋼製品取扱注意事項□ ご使用前に、全ての手術器械に腐食、損傷、欠け傷、かき傷等がないことを確認してください。□ ひどく傷が付いて摩耗している切削器械(例として、ドリル、骨切り器、リーマー、ラスプ、ガイド、チゼル等)や駆動器械(例としてドライバー、ピン、タップ、マレット、インパクター等)は、破損するおそれがありますので、絶対に使用しないでください。

□ 手術中、衛生域で使用する手術器械については、使用前に必ず適切な方法で、滅菌を行ってください(滅菌製品は除く)。□ 使用後は、洗浄、すすぎ等の汚染除去を行い保管してください(滅菌製品は除く)。□ 上記の滅菌、使用、保管等は、全ての手術器械の耐用年数に影響を与えることがあります。□ 手術器械を正しく使用し、保守・点検を行ったとしても、器械が摩耗や劣化することを予めご了承ください。

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製造販売元

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

デピューシンセス・ジャパン

ジョイント リコンストラクション事業部

depuysynthes.jp

T. 03 4411 6085

〒 101-0065 東京都千代田区西神田3丁目5番2号

手術手技書

販 売 名 : S-ROM-A 人工股関節システム 承認番号: 21500BZY00399000

販 売 名 : J&J ジョイント システムズ 承認番号: 20800BZY00186000

販 売 名 : エンデュランス人工股関節システム 承認番号: 20800BZY00042000

販 売 名 : S-ROM-A 人工股関節システム用手術器械 届出番号: 13B1X00204D00014