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経営管理ワークプレイス「fusion_place」適用事例紹介セミナー
営業・製造最前線の計数管理から、全グループ会社の管理会計まで
ワンパッケージで実現できます
第三部 事例紹介:Salesforceとfusion_placeとの連携
先進的試みとして、Salesforceの商談データをfusion_placeに連携することで、
全社業績見込に営業活動、受注確度が与える影響を可視化した事例をご紹介します。
事例紹介:Salesforceとfusion_placeとの連携
2018年5月25日
株式会社汐留コンサルティング
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Shiodome
Copyright(c) 2018 株式会社汐留コンサルティング. All Rights Reserved.
アジェンダ
1.会社紹介
2.弊社が認識する経営管理の課題とfusion_placeの強み
3.事例紹介: Salesforceとfusion_placeとの連携
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Shiodome
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会社紹介
会社名 株式会社汐留コンサルティング
本社 〒105-0021 東京都港区東新橋2丁目10-10 東新橋ビル2F
設立 2008年8月
拠点 東京、大阪、ニューヨーク
業務内容 各種コンサルティング業務・グループ経営管理・予算/業績管理・海外拠点へのロールアウト支援・内部統制対応支援・PMO支援 等
特長 元アンダーセン、ベリングポイント(現PWC)のメンバーを中心に、主に経営管理領域でのコンサルティングを行っております。近年では、グローバルで活躍している製造業を中心に、本社での経営管理支援や、本社からは目の届きにくい現地拠点へのコンサルティングも実施しております。
弊社が認識する経営管理の課題とfusion_placeの強み
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Shiodome
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弊社に寄せられる生の声
KPIの増減に伴うシステムメンテナンスコスト増加、エクセル回帰の傾向
課題 解決の方向性(例)
業績見込数値の精度を向上したいあるいは見込数値作成の作業効率を向上させたい
受注データ、販売データと業績見込や製造計画とのリンク
IFRSと管理会計の差が大きく、業績予測・分析が困難→管理会計がIFRSに追い付いていない(検収基準、リベート等)
グループ経営管理・各拠点の業務/システムの見直しAIを用いたデータ分析ツールの活用
予算番号・稟議番号単位での予算消化状況を把握したい
エクセルと親和性の高い経営管理システムの導入
予算策定から投資管理情報までを一つの経営管理システム内に統合
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Shiodome
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弊社が考えるfusion_placeの強み
・エクセルとの親和性が極めて高い集計作業・計算作業の大半をfusion_place上で管理可能
・安い、早い、分かりやすい他社製品とは導入コストの桁が違う
IT投資予算としてではなく、ユーザー部門予算として発注頂くケースあり導入に必要な期間が短い(2か月~
プロトタイピングによる短期間導入・要件聞いた2,3週後にはプロトで確認、実際に作った後のgapが少ない・競合製品はプロトに数か月単位。仕様追加に莫大なコスト
科目追加や帳票変更等、メンテナンスは原則としてユーザ(経企/経理等)が実施可能
・詳細分析が可能
事例紹介: Salesforceとfusion_placeとの連携
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クライアント概要
会社名 A社
本社 東京都
創業 2000年代 (東証一部上場)
業種 データ分析ツールの販売、分析業務受託等
連結 連結子会社ありただし管理会計の対象は本体のみ
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Shiodome
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A社でのfusion_place導入の背景
A社では、近年の業績拡大に伴い、予実管理の高度化/迅速化や見込管理のレベル向上が急務と
なっていました。
管理会計要件の多様化
・規模の拡大、複数事業への対応
・数値粒度、報告サイクル、計算方法(原価、配賦)が
財務会計とは異なるため、独自に数値作成が必要
・実績よりも見込数値を重視
見込数値の精度、報告スピード向上が必須
経営と現場の乖離
・現場はSFDCで受注・売上見込を部署/担当者単位で週次管理
経営は月次報告、セグメント/事業部単位
管理会計システムの未整備
・KPIや報告粒度、組織体制の変更に即座に対応するため、
管理会計はエクセルで実施
→膨大なエクセルファイル、シート、数式、ピボットが誕生
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Shiodome
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お客様のニーズと課題
予算集計工数の削減各部署から予算データをエクセルで集計。計画修正・見直の度に作業工数が必要
予算番号単位の費消状況把握各施策の予算費消状況を現場や意思決定者が把握できず。経理も質問がある度に集計作業が必要
見込数値の鮮度・精度・粒度の向上
SFDCデータをクレンジング後に、ピボット集計、報告資料へ転記。これらの工数のため見込数値作成は原則月一度のみ
予算
見込
ハンド管理工数の削減 管理会計用の数値作成は全てエクセル上で実施
詳細分析の実施ピボットのドリルダウン機能が使えず、経営企画も現場も原因分析が困難
実績
現場と経営の用語/数値の統一プロダクトやプロジェクトのマスタが、現場(SFDC)、経企で不統一。異なる用語/数値で会話
ニーズ 業務上の課題
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fusion_placeでのシステム化イメージ
データベース
実績取込フォーム
業績見込フォーム
予実分析用フォーム
◼ 詳細データは伝票明細・見込データ元帳に保持し、サマリデータを予実管理元帳に連携
各種フォームにてサマリから詳細データにドリルダウン可能
◼ 予算立案業務は、システム操作習熟期間が少なく現場が混乱することを懸念し、エクセル
で作成された予算案をエクセルリンクで取込
◼ 実績は会計システムから月次で、見込はSFDCから週次で、CSVでデータ連携
◼ プロジェクトマスタ・取引先マスタはSFDCから、CSV等で週次連携
売上・コスト見込取込フォーム
売上見込
コスト見込
Salesforce.com
予算ファイル(エクセルリンク)
会計システム
伝票明細
予算集計ファイル(エクセルリンク)
予算番号別費消状況確認フォーム
伝票単位までドリルダウン可能
伝票明細元帳
見込データ元帳
予実管理元帳
勘定科目/組織/取引先/プロダクト/プロジェクト/予算番号別にデータを保持
商談情報までドリルダウン可能
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SFDCとの連携
・ データ分析ツールと、そのツールを用いたデータ分析業務受託、各種システム導入が主な商品。SFDC内でそれらの受注データを「商談」単位で管理
・ 商談単位で「請求済み」「受注」「商談中」のようなステータスや「確度A」「確度B」等の受注確度を示す情報を保持
・ 営業情報の管理から請求書発行業務までを実施
・ ダウンロードした商談情報を、セグメント等の不足情報をVLOOKUP等で補った上で、ピボットテーブルで売上見込を集計。その後に経営会議資料に転記
・ 出力データには入力ミスや文字化けが多く、データクレンジングに工数が必要・ 科目コード、部門コードがなく、名称のみ保持。ハンドで集計用コードを入力。・ 現場と経営管理でマスタが不統一であり、管理したい粒度が異なる
・ 集計/転記の工数が多大
・ エクセルではドリルダウンしにくいため、分析・深堀りができない
現状業務
課題
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SFDCとの連携
• SFDC側での入力ルールや命名規則を徹底し、データクレンジングを不要に
• マスタ類は現場管理レベルに合わせ、fusion_place内で経営管理レベルに変換/集約
• コードがない情報は、fusion_place標準の変換テーブルを活用し、名称→コードの変換を実施
• 商談単位のデータをfusion_placeに取り込み、自動集計ステータス/受注確度を自動でバージョン別(MINやMID、FULL)等に集計
対応方法
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バージョンと受注確度の関係
SFDCの商談データが保持しているステータス・確度情報を、fusion_place内で「バージョ
ン」として経営管理用の数値に変換しました。
FULL
(最大値)MAX MID
MIN
(ほぼ確実)
1 :見込み案件 ○
2C :商談中確度C ○ ○
2B :商談中確度B ○ ○ ○
2A :商談中確度A ○ ○ ○ ○
3 :受注 ○ ○ ○ ○
4 :請求済 ○ ○ ○ ○
大 業績見込 小
小
受注確度
大
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バージョン別数値の作成方法
FULL/FULL
1/見込み案件
MAX/MAX
NONE/NONE
MID/MID
2C/商談中 確度C
MIN/MIN
2B/商談中 確度B
3/受注
2A/商談中 確度A
4/請求済
※予算/実績は全てNONEに計上
fusion_place内で自動で「集計メンバ」にて集計集計メンバのみを表示させると、バージョンとしての数値出力が可能
集計メンバ リーフ
【凡例】
ツリー設定イメージ
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レポート上でのバージョン別数値
• パラメータの切り替えでバージョン別の見込数値が利用可能
• 横軸にバージョンをもってくれば、見込把握を容易に
• 商談レベルのデータまでドリルダウンも可能
「FULL」を選択
「MAX」を選択
【パラメータ切替】
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結果、成果
• 受注情報と業績見込の連動- 売上見込データから、バージョン別業績見通しを作成- 業績見通しの確認が月次から週次へ- バージョン間の差異(MINとMIDの差異等)が明確化、注力すべき案件が容易に把握
• 集計工数の削減各部門の提出シートをボタン一つでfusion_placeにデータUP、リアルタイムで集計取締役会資料にエクセルリンクを設定、予算・実績・見込数値を即反映
• 予算番号別の費消状況を把握
• 2か月強で現状業務ヒアリング~運用開始まで完了- 週1回、1~2時間の打ち合わせ- プロトタイプをベースに、実機を基に設計- 極力現状業務フローを修正せず。現場の予算作成業務はエクセルリンク活用- CFOが打ち合わせに参加、要件確定が極めて順調に進行
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fusion_place導入成功のポイント
• ウォーターフォールで導入するシステムではない。小さく作って、要件や運用課題に応じて追加するアプローチが有効例:予算集計業務を中心にプロトタイプを作成、ある程度プロトのレベルが向上した後に実績や見通しの要件を追加
• マスタ整備は早期に解決部門間/システム間のマスタ不統一は早期に対応すべき対応できないものだけをマッピングで対応
• 他システムからのI/F要件は早めの洗い出しを
• 特に短期間導入においては、ユーザが要件を決めきることが必要後で修正することは可能なので、悩むぐらいならとにかく決めてしまうこと
http://www.fusions.co.jp/
One-stop partner, empowering your management systems©2018 fusions corporation
株式会社フュージョンズhttp://www.fusions.co.jp
〒107-0062東京都港区南青山1丁目10番2号 南青山Aビル5階℡:03-6804-6247 e-mail: [email protected]
営業統括:白石 善久
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fusion_placeは株式会社フュージョンズ及びその供給元の商標又は登録商標です。本資料(添付資料を含む)に掲載されている情報は全て、株式会社フュージョンズ及びその供給元の知的財産です。コンテンツの複製、社外への公開、社内利用への転用等の二次利用は全て、株式会社フュージョンズ及びその供給元の許諾を必要とする旨、ご理解をお願いします。