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セッション3:将来のための改革公平・効率・持続性をいかに維持するか <コメント> 尾身 茂 自治医科大学地域医療学センター 公衆衛生学部門教授

Session 3 尾身 J表紙あり - JCIE...Session 3 尾身_J表紙あり.pptx Author Japan Center for International Exchange Created Date 9/5/2011 1:59:48 AM

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セッション3:将来のための改革―  公平・効率・持続性をいかに維持するか  

<コメント>

尾身 茂  自治医科大学地域医療学センター  

公衆衛生学部門教授

岩手県の医師数

157.3  164.2   171.3  

176.5  184.4  

191.4  196.6   201.5   206.1   211.7  

217.5  224.5  

144   149.3   154.4  158.3   164.7   168.5   168.8  

174.3   174.6   179.1  186.8   191.9  

0  

50  

100  

150  

200  

250  

S61   S63   H2   H4   H6   H8   H10   H12   H14   H16   H18   H20  

全国

岩手県

18

16

15

13

11

12

11 10

9

8

6

5

129,899 128,990 128,309 127,197 126,582

125,531 124,103 122,834 121,535 120,215 119,934

0  

20,000  

40,000  

60,000  

80,000  

100,000  

120,000  

140,000  

0  

2  

4  

6  

8  

10  

12  

14  

16  

18  

20  

医師数

人口

     増減比率  人口   △7.67% 医師数 △66.67%

•  卒後臨床研修を終了した全ての医師は、18の基本専門領域の研修を受ける  

•  かかりつけ医・総合医は19番目の基本専門領域となる      

•  養成プログラムの採用人数は19の各分野、各“地域”ごとに中立的な第3者機関(※)が決める

•  総合医は全ての臨床医の約2割~3割

•  名称:認定医  

•  運用については当分の間、弾力的に行う  

•  臨床研修及び専門研修についての最終決定を行う  

•  医師会・医学会をはじめ医療関係者だけでなく、患者団体、有識者、ジャーナリスト、高齢者、若手医師などにより構成される  

•  この機関は国民から信頼を得られるメンバーから構成される必要あり  

(1)この専門研修制度は、例えば平成27年度以降に卒後臨床研修を修了した医師に適用される  

(2)但し、(1)以前の医師に対しては以下弾力的措置を適応     “既にかかりつけ医・総合医として地域医療を実践している、或は同等の臨床経験を有する医師は、一定のセミナー等の受講により認定医の資格を得ることができる”  

(3)従って、平成27年度以降に卒業した医師で開業を希望する場合は、かかりつけ医・総合医の認定医研修プログラムを終了し、認定医の資格を取る必要がある  

•  全ての医師が Subspecialty  を選択する必要はない(各医師の任意)  

•  但し、各分野、各“地域”の枠は中立的な第3者機関(※)が決める

•  名称:専門医