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Solid Edge ST4 の新機能 Design better. www.siemens.com/solidedge SOLID EDGE 利点 高度な機械設計機能により 市場投入期間を短縮 拡張機能によりサプライ・ チェーンのコラボレーショ ンを向上 シミュレーションの機能強 化により板金設計を最適化 トップクラスの製図機能に よりエンジニアリング・コ ストをさらに削減 生産性の向上によりユーザ・ エクスペリエンスをさらに 改善 概要 Solid Edge® ST4 は、より良い製品のより迅速な開発を支援することで、 業界をリードし続けます。Solid Edge の最新バージョンを利用することで、 シンクロナス・テクノロジによる設計の改善、サプライヤや顧客とのより効 果的なコラボレーション、板金部品の迅速な検討、トップクラスの製図機能 による文書化コストの削減の実現を図れます。 高度な機械設計モデリング 高度な機械設計を実現するために、多くの機能でシンクロナス・テクノロジ が活用されています。Solid Edge は、設計および設計変更の速さ、また 2D および 3D データの再利用を新たなレベルに引き上げます。 表示性能の向上によるさらにリアルな設計 Solid Edge ST4 を使い始めれば、表示が非常に表現豊かになっていることに 気付くことでしょう。従来から、Solid Edge にはフォトリアリスティックな レンダリング機能がありましたが、この新しいバージョンでは、光の反射が

Solid Edge ST4 の新機能...リからJT ファイルをSolid Edge アセンブ リにドラッグ・アンド・ドロップするだけ で、別のファイルを作成する必要はありま

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Solid Edge ST4の新機能Design better.

www.siemens.com/solidedge

SOLID EDGE

利点• 高度な機械設計機能により市場投入期間を短縮

• 拡張機能によりサプライ・チェーンのコラボレーションを向上

• シミュレーションの機能強化により板金設計を最適化

• トップクラスの製図機能によりエンジニアリング・コストをさらに削減

• 生産性の向上によりユーザ・エクスペリエンスをさらに改善

概要Solid Edge® ST4は、より良い製品のより迅速な開発を支援することで、 業界をリードし続けます。Solid Edgeの最新バージョンを利用することで、シンクロナス・テクノロジによる設計の改善、サプライヤや顧客とのより効果的なコラボレーション、板金部品の迅速な検討、トップクラスの製図機能による文書化コストの削減の実現を図れます。

高度な機械設計モデリング高度な機械設計を実現するために、多くの機能でシンクロナス・テクノロジが活用されています。Solid Edgeは、設計および設計変更の速さ、また 2Dおよび 3Dデータの再利用を新たなレベルに引き上げます。

表示性能の向上によるさらにリアルな設計 Solid Edge ST4を使い始めれば、表示が非常に表現豊かになっていることに気付くことでしょう。従来から、Solid Edgeにはフォトリアリスティックなレンダリング機能がありましたが、この新しいバージョンでは、光の反射が

関連付けコマンドの強化 部品、シートメタル、およびアセンブリに表示されていた関連付けコマンドが専用コマンドとしてリボン・ツールバーに表示されるようになりました。加えて、それぞれの関係性について固有の QuickBarを利用することができます。このため、設計意図を定義する際にこれまで以上に簡単に関係を3Dモデルに適用できます。

キー・ポイントの表示と処理 選択肢として推測される正確なキー・ポイントを示すためにカーソルの隣に表示される “グリフ” の視認性を上げるために、白地に黒色で表示されるようにデザイン変更しました。グリフは、選択操作の間ずっと表示されます。さらに、新しい “3D位置特定機能” も追加されています。これらの機能は、エッジを選択する場合や、円錐、トーラス、球体、スプライン平面と交差する円筒部品の中心を選択する場合に使用できます。

新しい 3D幾何関係によるアセンブリ 意図定義の向上Solid Edge ST4では、設計意図を維持しながらアセンブリを迅速に構築できるよう設計者を支援するために、新しいアセンブリ関係が導入されました。

ステアリングホイールの強化 部品またはサブアセンブリを移動するときに表示されるステアリングホイールの新しい機能には、コピー/移動またはコピー/回転操作時に、新しく作成された部品にアセンブリ関係を自動的に作成するオプションが用意されています。

シャフト表面上の穴の配置方法の改善 シャフトの円筒面への穴配置が簡単にできるようになりました。設計者は、穴コマンドを使用することで、穴を円筒部品のサーフェスに沿って動的にドラッグできます。また、キー・ポイント・スナップまたは寸法を使用することで、穴の位置を正確に制御できます。

3D上の幾何形状への拘束追加による設計意図定義の向上2Dの幾何拘束と同様の 3Dの拘束追加が新しく追加されました。これにより、設計者やエンジニアは、インポートしたモデルであっても設計意図を3Dモデルへ付加していくことができます。

3Dオフセット関係機能 この関係機能は、スロット、ガイド、クリアランス用の切り抜きなど、フェイス間のクリアランスを作成および維持する場合に便利です。いずれのフェイスもオフセットを維持しながら編集できるため、設計者は設計の順番を意識する必要がありません。2Dプロファイルの作成中に定義したオフセット関係がすべて 3Dモデルに取り込まれ ます。

3D上での水平および垂直の条件設定 これらの 3Dモデル関係を使用することで、フェイス間の水平および垂直条件を作成および維持したり、キー・ポイントを揃えたりできます。また、これらの関係機能を使用して、フェイスを “センタリング” することもできます。2Dスケッチに適用した水平または垂直関係はそのまま 3Dモデルに取り込まれます。

Solid Edge ST4の新機能

表現され、影を映す鏡面仕上げの仮想の床が表示されるようになりました。また、モデルのエッジがより繊細に表示されるようになったので、リアルさが増しています。さらに、新しい自動鮮明化オプションにより、エッジの質を簡単に制御できるようになりました。このため、パフォーマンスを向上させたい場合は質を落とし、品質を向上させたい場合は質を上げるなどの質の制御を簡単に行うことができ ます。

回転フィーチャの迅速なモデリング(シャフト設計の簡略化) シャフトは、機械や装置に見られる一般的な部品です。新しいシンクロナス・テクノロジ機能は、回転フィーチャの迅速な作成および編集を支援します。回転コマンドに関連した一般的なワークフローが簡略化され、ステアリングホイールの操作で任意の軸を中心に簡単に軸形状を作成できるようになりました。角度寸法による指定、対称の回転、1回転などのオプションも用意されています。また、正確かつ迅速に編集できるように、ライブ断面が自動的に作成されます。この機能では、2Dで定義した寸法がライブ断面に反映され、3Dモデルを編集できます。

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締結部品システムの向上 締結部品システムの向上により、ボルトによる部品の締結が迅速かつ簡単に行うことができるようになりました。材質または等級に基づいて締結部品を選択できるだけでなく、サイズに基づいてフィルタを適用したり、よく使う締結部品一式を保存したりできます。また、新しい対称関係機能をスロットに利用したり、新しいフリップ・オプションを使用して向きを変更したりすることもできます。さらに、単一の引き出し線を使用して図面上の締結部品一式全体にバルーンを付けることができます。

分解図 ユーザ定義の分解中心線により、分解図をより正確かつ自由に説明できるだけでなく、後で 2Dドキュメントに記載することもできます。分解中心線の要素は、任意の主軸に沿って分割、削除、またはドラッグできます。このため、分解中心線は、使用している図面ビューを実際の分解イベントとは無関係に表示する場合に理想的です。

追加された設計機能

シンクロナス・リブおよび複合リブ 複合リブ・コマンドを使用することで、シンクロナスベースのフィーチャを Solid Edgeに追加できます。フィーチャの作成はスケッチベースで行いますが、完成した 3Dフィーチャに直接編集を加えることができます。ユーザは、リブの任意のフェイスをドラッグするだけで簡単に編集できます。影響を受ける 3Dジオメトリのみがすべての接線条件を維持しながら再生成されます。正確に制御するために、3D駆動寸法をリブの中心に配置することもできます。

編集パフォーマンス 多数の円筒部品が同心上に配置されている、または多数の寸法がロックされている、あるいは多数の軸が同一面に存在する、などといった複雑なシンクロナス部品の編集パフォーマンスの速度が向上しています。

平面センタリング関係機能 この関係機能では、部品を簡単にセンタリングできます。このセンタリングした位置は、隣接する部品を編集、移動、またはアニメーション表示するときにも維持されます。ユーザは、キー・ポイント、フェイス、エッジ、軸、または平面を使用して部品のセンタリング方法を定義できます。

範囲のオフセット値 この機能を活用することで、アセンブリ合致の範囲の限度を設定し、間隔距離を制御できます。この機能は、衝突を利用して範囲の限度を定義することができない場合に動作を制限するのに便利です。

新しいアセンブリ機能 別の便利な機能強化により、設計者は丸みづけおよび面取り操作を複数の部品にアセンブリ・レベルで同時に適用することができます。この新しい機能では、複数の部品の適合性と位置を確保するためにそれらを貫通する穴をあけるのと同じように、部品間の整合性を完全に保ちながらエッジに丸みづけまたは面取り操作を施すことができます。

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リから JTファイルを Solid Edgeアセンブリにドラッグ・アンド・ドロップするだけで、別のファイルを作成する必要はありません。JTファイルには、ジオメトリ・データが豊富に含まれているため、部品間の参照が容易で正確なアセンブリ設計を行うことができます。オリジナルの CADデータに変更が加えられると、Solid Edgeアセンブリも自動的に更新されます。

システムに依存しないファイルを使用したマルチ CAD設計 システムに依存しないファイル(STEPファイルなど)、またはカーネルのファイル(Parasolid®ソフトウェア形式など)からデータを再利用する必要がある場合、設計者はパーツライブラリからドラッグ・アンド・ドロップするだけで、モデルを Solid Edgeアセンブリに追加できます。Teamcenterを使用して管理する場合は、ファイル名およびアイテム番号の自動割り当て機能がサポートされています。この機能により、ユーザの企業標準に従って新しいデータを管理できます。

Solid Edgeからの Teamcenter Expressアイテム番号の操作 アセンブリの設計中、ユーザは 3Dまたは図面上で部品を識別するためのコンポーネント・アイテム番号を定義することができます。ST4では、これらのアイテム番号を使用して、Teamcenter内のアイテム番号を制御できるようになりました。ユーザは、どちらのアプリケーションからでもアイテム番号を指定できます。アイテム番号を指定すると、それ以降の変更が Teamcenterと Solid Edgeの間で完全に同期されます。パイプおよびフレーム・コンポーネントなどの断面派生のコンポーネントでは、コンポーネントの長さによって固有のアイテム番号を指定できるようになりました。

Teamcenter Expressを使用した検索の制御性の向上 検索の結果、大量のデータが返された場合に、それらのデータを管理するためのオプションが追加されました。それらのオプションでは、大量の結果が最初に返された場合、データのサブセット表示、検索条件の変更、検索の再実行、または検索の完全中止のいずれかの操作を実行できます。

このニュースグループには、もっと簡単にアクセスできるように、Webkeyなしでスタート・メニューから直接アクセスできるようになりました。また、母国語で確認または投稿できるように、組み込み型の言語翻訳ツールがシーメンス PLMソフトウェアから提供されています。

無料カタログ部品による迅速なアセンブリ設計 設計者による迅速なアセンブリ設計を支援するために、Cadenas社が運営するサードパーティ製の無料カタログ部品を利用できるようになりました。このオンライン・カタログには、世界中の製造企業が提供している膨大な数のサプライヤ部品が収録されており、バルブ、 U 字形ジョイント、アクチュエータなどの OEMコンポーネントがネイティブな Solid Edge形式で提供されています。このカタログは、ナット、ボルト、ワッシャ、およびその他の締結部品を含むシーメンス PLMソフトウェアの既存の Solid Edge標準部品を補完します。

コラボレーションの拡大Solid Edge ST4は、アセンブリ設計の向上、および一般的な 3D CAD形式を SolidEdgeに直接読み込むことができるサードパーティのトランスレータの機能強化を目的として、成熟した軽量 JT™形式を最大限活用した最初のメインストリーム CADシステムです。設計者は、これらの両方の機能を活用することで、顧客とサプライヤ間のコラボレーションを改善することができます。

JTファイルを使用したマルチ CAD設計 複数ソースの CADデータを使用する設計者は、自動的に作成され、かつ Teamcenter®または Teamcenter Expressに保存されたJTファイルを直接利用できるようになりました。これを行うには、パーツライブラ

プロセスに特化したアプリケーション

XpresRoute 新しい XpresRouteには、3Dパスの定義を向上し、ライブ更新を可能にするキー・ポイント曲線機能が追加されています。また、フレーム、パイプ、チューブ、およびアセンブリ・フィーチャを引きずったときの動的フィードバックが改善されています。

加えて、標準部品がさらに追加されました。同時に、標準部品、フレーム・コンポーネント、配管ライブラリの使い勝手が改善され、生産性が向上しています。

フォトリアリスティックなレンダリング 材質マッピングの向上、またリアルさが増したシーンおよび照明により、“一発”で品質の高い写真のようにリアルなレンダリングを実行できるようになりました。それらの画像は、顧客へのプレゼンテーションにうってつけです。

Solid Edgeニュースグループ Solid Edgeニュースグループ(以下の URLを参照)では、すべての製品についての幅広いテクニカル・サポートを得ることができます。加えて、質問を行ったり、アドバイスを募集および提供したりできます。

http://bbsnotes.ugs.com/vbulletin/forumdisplay.php?f=7

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まれており、フレーム・コマンドで自動的に生成された I字形ビーム、T字形ビーム、ボックス・ビーム、C字形チャンネルなどの部品のたわみや応力を調べる際に使用できます。調査の作成方法は簡単で、ユーザは解析する必要がある部品を指定するだけです。後は、Solid Edgeによってメッシュ操作中に高速解決 1-D要素が自動的に適用されます。このため、精度を落とすことなく、より迅速に解析を行うことができます。

カスタム修正用のメッシュ・オプション Solid Edge ST4 Simulationでは、精度を落とすことなく結果を迅速に得られるようメッシュ機能を向上させるために、以下の点が機能強化されています。• より規則正しい形のきれいなメッシュを作成するメッシュ・マップ・オプション

• エッジ上の要素の最小数、およびフェイスが小さい場合の要素の最大数を制御する機能

• 半径の小さい曲線の取り込みを可能にするサーフェス間のメッシュ・サイズの自動調整機能

• 応力上昇要因(穴など)の周辺など、精度が求められる場所ではメッシュ要素を増やして精度を高め、それほど重要でない場所では要素を節約する機能

序付けられたフィーチャ(中立面)を同じファイルにシンクロナス・フィーチャとして存在させ、すばやい設計修正作業中も最新の状態を保つことができるようになりました。

エッジおよびフェイスのグルー拘束 部品間の境界条件を定義するときに、サーフェス(シートメタルの中立面)のエッジを別のサーフェスまたはソリッドのフェイスに接着することができます。これにより、より現実に近いシナリオを簡単にシミュレーションできるようになりました。また、要素のサイズ調整が必要なくなったため、設計者はシートメタル部品を含むアセンブリをより迅速に解析できます。

フレーム解析用のビーム要素 Solid Edge Simulationには、フレーム・タイプのコンポーネントを解析するための新しい要素タイプが追加されています。この新しい1-D要素タイプは、フレーム環境に組み込

直接読み込みが可能な CAD形式の追加 2D AutoCADファイルに加えて、SolidWorksおよび Autodesk Inventorからも 3Dデータを読み込む必要がある設計者を支援するために、以下の点が改善されています。• AutoCADに関連した改善点:図面(複数行のテキストを含む)が保持されるようになり、ブロックおよびジオメトリの原点がより正確に維持されるようになりました。

• SolidWorksに関連した改善点:トランスレータの機能強化により、設計者は部品およびアセンブリ・ファイルの両方を Solid Edgeに読み込んだり書き込んだりできるようになりました。

• Inventorに関連した改善点:新しいトランスレータにより、ユーザは Inventorソフトウェアをインストールすることなく、部品およびアセンブリ・ファイルの両方を Solid Edgeに読み込むことができるようになりました。

3D PDFファイルによる部品およびアセンブリの表示と電子メール配信 新しい Solid Edgeでは、設計者が部品およびアセンブリの 3D PDFファイルを作成し、それらを配布できるようになりました。この形式は、顧客およびサプライヤに設計を確認してもらう場合や、Solid Edgeの PCF形式を使用してファイルを表示またはマークアップする必要がない場合に理想的です。

板金設計のシミュレーションSolid Edge ST4 Simulationでは、シートメタル部品などの設計をより簡単に“最適化”できるようになりました。設計者は、新しい機能を使用することで、より迅速に結果を得られるだけでなく、より複雑な設計の解析を簡単に行うことができます。

中立面の作成と使用 設計者は、部品またはアセンブリのシミュレーション時に、シートメタル・モデルの中立面を作成して使用することができるようになりました。中立面は、ソリッド・モデルに “マージ”、つまり結合できるため、高速解決 2Dシェル要素と高速解決 3Dソリッド要素を組み合わせることができます。この強力なハイブリッド・モデリング機能を使用することで、迅速に結果を得られるだけでなく、より複雑な設計のシミュレーションを簡単に行うことができます。ST3の統合された設計環境を活用することで、順

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表の表示方法の改善 自動的に生成される表(部品リスト、ホールテーブル、曲げ順序テーブルなど)は、これまで以上にカスタマイズできるようになりました。縦横比(文字のカーニング)を調節したり、スペースが非常に限られている場合はテキストを回転させたりして、長いテキストを自動的に狭いセルに “押し込む” ことができます。列または行の見出しのセル、または共通のデータが含まれるセルは、視覚的に見やすくなるように 1つのセルに結合されます。値を上書きできるだけでなく、値の表示形式を太字、斜体、および下線付きに変更することもできます。

テキスト・ボックスの改善 テキスト・ボックスを使用し、高度にカスタマイズした注記を追加できるようになりました。各行の頭には、番号または点を付けることができます。また、改良されたキャラクタ・ピッカーを使用してテキストにカスタム文字を含めることもできます。加えて、上付きおよび下付きの文字(商標記号など)をより簡単に付けることができます。さらに、分数表示を制御する新しい機能も用意されています。ユーザは、数字の間に割り算記号を入力するだけです。Solid Edgeによって、分母と分子を縦、斜め、または直線に配置するかを選択できるオプションが表示されます。これらのボックスを Solid Edgeライブラリに保存することで、さまざまな書式が使用された注記を簡単に再利用できます。

プロパティが含まれた、図面ビューのキャプションをカスタマイズできます。また、複数行のキャプションを表示することができるようになりました。

図面ビューの改善 破断面ビューに使用される破断線を曲線で表示できるだけでなく、モデル全体で調節できるようになりました。リブ・フィーチャが分断されないようにするオプションも用意されています。

視覚的なフィードバックの改善 後処理では、カラー・バー内の数字の書式を設定することで、結果の読みやすさが向上します。たとえば、自動オプションでは、小数点以下の桁数を設定し、先頭または末尾のゼロを省略することで、各数字を最適な書式で表示できるようになりま した。

材料参照温度 熱による材料の膨張または収縮が原因で引き起こされる応力およびひずみを求めることができるようになりました。

これまでにない使い勝手の良さ ST4では、シミュレーション全般の使い勝手をよくするために多くの機能強化が行われています。たとえば、ナビゲータからダブルクリックすることで、調査をすばやく編集することができます。同様に、フェイス間の接続方法を改善する新しい機能が追加されています。また、新しい荷重および拘束表示機能により、適用されている荷重および拘束の視覚性が増し、状況を理解しやすくなっています。

トップクラスの製図Solid Edge ST4でも、引き続きエンジニアリング・コストの削減に重点が置かれています。このため、図面作成にかかる時間を最小限に抑えることができるように設計されています。

図面ビューのキャプションの改善 ST4では、部品番号、ビューのスケール、シート番号、および特記事項などのモデルの

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2Dに関する機能強化 ST4の製図では、以下の多くの新しい機能が利用できるようになりました。• 追加的な JIS溶接記号• 単一および複数シートを印刷する際の印刷プレビュー

• 最初にペースを設定したビューからシート・スケールを抽出する機能

• シート・スケールとビュー・スケールをリンクするオプション

• ビューの位置をロックするオプション• ビューおよびテーブルの削除操作に対する取り消し機能

• 図面ビューをドラッグしたときにビューのコンテンツを表示する機能

より良い設計 – Solid Edge ST4Solid Edge ST4は、シンクロナス・テクノロジ、拡張されたコラボレーション、迅速な設計検証、およびトップクラスの製図機能によって促進される文書化コストの削減により、依然として業界をリードしています。これらすべての機能強化は、より良い製品をより迅速に開発することに寄与します。

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バルーンの自動積み上げ 締結部品一式全体に含まれるアイテム番号をクリック 1つでドキュメントに記載できるようになりました。バルーンが作成され、積み上げられます。締結部品一式に含まれる締結部品を追加または削除しても、アイテム番号は部品リストと一致します。

寸法の表示およびコピーの改善 狭いフェイスの値をよりわかりやすく表示できるように、寸法線を折り曲げることができるようになりました。設計者は、新しい寸法コピー・ツールを使用することで、属性(許容差、プレフィックス、サフィックスなど)を 1つの寸法から別の寸法へ複製することができます。

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